このページでは梁井淳二衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○梁井委員 私は山の開墾のことについてお伺いしたいと思います。私は佐賀縣でありますが、その地方はもちろん、どの地方の話を聞きましても、農地調整法の規定によつての山地開墾が、ややもすれば治山、治水の見地から見まして、行過ぎになる傾向が見えておる。すでに行過ぎになつておるところもあるやに聞き及んでおります。この問題に關しましては、過日本委員會の山林小委員會において質問いたしまして若干まだ答辯が留保されましたのであります。この問題は非常に私は大きな問題と思うのであります。先月來の東北、關東の大水害の原因も、これは産地の荒廢、濫伐の結果であるということは、一般の認むるところであり、從つて植林の必要が非……
○梁井委員 このたびの米價の決定につきましては、この農林委員會におきましてきわめて激烈な論議がございました。必ず議會の意思を徴して決定するようにという申入をすることに、滿場一致できまつたのであります。昨日の當委員會における論議の意思の要否を聽いておりますと、立法府、行政府の關係などが話に出まして、いかにもこの國民の代表である議會の意思に尊重されていないかのごとき印象を與えたのであります。今後の米價決定について、當委員會の意思、すなわち議會の意思がいかに反映しておるかということを伺いたいのであります。 次に今度決定される資料となりました七十一品目の資料は、これは農業者が現實に入手するところの計……
○梁井委員 今度の水害は佐賀縣、長崎縣等の北九州の被害が非常に甚大であつたのであります。もつとも本年度過去二回にわた水害もあつたのでありますが、九月の水害は実に予想外の大損害でありまして、ただ佐賀、長崎が非常に遠隔の地であつた関係、あるいは交通、通信網の破壞によつて被害がなかなか急速でわからなかつたために、一般としては実際の損害を認識されていないように思うのであります。井上農林委員長も親しく御調査くだすつたようでありまして、災害の内容を詳細述べることは省略いたしますが、ただいま経済安定本部より説明のありました、農林漁業復興資金四十億を融資することに災害対策委員会において決定したことは、まことに……
○梁井委員 今御説明になつた中で、西九州の佐賀、長崎方面の遞信事業の災害は、やはり全般的にお話のあつた程度の復旧状況でありますか、あるいはすでにかわつたところがありますか、その点を伺いたい。
【次の発言】 この際ちよつと伺います。佐賀から有田、今井方面に來る鉄道の水害後の開通が相当時日を要しまして、地方民が非常に不便を感じておるのであります。この災害の起きた場合に、まず損害を最小限度にする鉄道職員の活動が一番大切でありますが、この損害を受けた後に、一日も一時間も早く鉄道が開通するように、復旧の実をあげるようにしたいというのがみんなの要望であります。そこで運輸当局としては、台風あるいは暴風という……
○梁井委員 内訳は先ほど説明を聞いたのですが、さらにこまかい内容をお聞きしたい。まず要求されたものに対し、内容の中のどういう点が節約削減されたかをお伺いいたしたい。
【次の発言】 そういたしますと工事箇所の選択は全然知事にまかせているのか、若干でも留保しているのか。今のお話では建設当局でする目安と、知事が取捨選択する点の限界がはつきりしていない。その点をもう少し伺いたい。
【次の発言】 府縣が仕事を進める場合、必ず配付のあるものとして工事が進められるのですが、補助が全然なかつたり、あるいは額において不足することのないようにしていただきたい。なお昭和二十三年度災害復旧費第四・四半期と合せて決定せ……
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