このページでは押川定秋衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○押川定秋君 本請願は宮崎縣東諸縣郡本庄町長川越虎雄外百四十三名の請願にかかわるものでありますが、その要旨とするところは、宮崎縣東諸縣郡は公私鐵道の敷設がなく、數萬の一般大衆竝びに通學、通勤者の困窮は非常に大きい。現在宮崎、綾町間に民營バスが運行しているが、車輛故障が續出の状態である。ついては宮崎より綾町を經て小林に至る間に國營バスを運行していただきたい、こういう趣旨であります。同所には現在宮崎バス交通株式會社というもののバスが一線はいつておるのであります。しかしこの請願に書いてありまする通りに、タイヤその他の資材が非常に不足しておりまして、一日往復六囘ほどやつておるのでありますが、ほとんど缺……
○押川定秋君 本件は宮崎縣の兒湯郡高鍋町に簡易裁判所を設置していただきたいという請願であります。請願人の理由といたしますところを續み上げてみますが、わが高鍋町は由來兒湯郡の首都として、郡の中央に位し、文化を誇り、地方事務所、警察署、郡畜産組合、縣農業會郡支部、公共職業安定所、登記所、中等學校三校その他郡の中樞機關のことごとくが設けられ、それら關係の訴訟事件も、きわめて多いのであります。 しかるに先ごろ簡易裁判所が設置されるというので、當初本町が指定されたのは、當然であつたのでありますが、その後突如郡内の山間部である妻町に變更設置されることになつた由でありますが、その理由たるや、きわめて解釋に……
○押川委員 ただいまの御請願七件は、現在の生活上の不平等を匡正しようという御請願だと思い、まことに結構だと考えます。政府がこれを取入れられるにつきまして、特に考慮を煩わしていただかなければならぬ點があることを、ここで御注意申し上げておきたいと思うのであります。現在敗戰によりまして、國民の中で一番困つている者は、教育家の諸君がお困りになるということも、過去の給料生活からよくわかるのでありますが、日清日露の戰爭において、現代のごとく侵略戰爭でなかつたという時代に相當な傷痍軍人が出ておるのであります。この傷痍軍人は今聞いてみるところによりますと、一箇月に四十圓の扶助料と申しますか、生活費をもらつて手……
○押川委員 私説明を伺つておりまして、この指令が國民のインフレ防遏に非常に影響があるということを考えるのでありまして、御當局の説明ではまだ國民の側に、この防遏の方面について十分行き渡つていないような感じがいたします。これを政府の事業、進駐軍の事業を完全におやりになるのには、このままマル公で御適用になつて結構だという御説明と考えますが、實際これを完全にやり遂げるには、國民生活に今及ぼしている私生活上の仕事がマル公で行われなければ、結局これは行われないと思うのであります。たとえば大工にしても左官にしても、これが出ます前におきましては、少くとも進駐軍と役所の仕事は値段が割合よいからというので民間の仕……
○押川委員 民主黨を代表いたしまして討論をいたしたいと思います。 本提出の追加豫算案は、御承知の通りわれわれのかつて體驗したことのない特段の時局にあたりまして、つじつまをとにかくもつけられたいわゆる政府の健全財政と言われる豫算案を御提出に相なりましたことは、少くとも當局の御苦勞を感謝しないわけにまいらぬと思うのであります。委細にはいつて相當論議を盡したいと思つておりましたが、社會黨の諸君や、自由黨の諸君がこまかに御討議に相なりましたから、民主黨といたしましては重複を避けまして、簡單に要點だけを申し上げてみたいと思うのであります。 歳出の面について考えてみますると、本委員會におきまして本日ま……
○押川委員 ただいま御討論になりました社會黨竝びに自由黨の御意見を承りまして、民主黨といたしましては、自由黨の諸君の石炭國家管理法の實施に伴う準備の費用という點を除きましては、同一な意見をもつているのであります。政府におかれて豫算の編成が國民の指導性に乏しいということや、また新施策に、將來の日本のあり方についての豫算という方面から考えまして、これらに計畫が現われていないということは、まつたく御同感であります。しかし飜つて考えてみますと、ただいまの追加豫算は本年度の當初豫算に對する追加でありまして、當初豫算が日本の將來のあり方について考えていられなかつたということは顯著な事實であります。從いまし……
○押川委員 主として運輸省のことについてお尋ねいたしたい。大分廣い範圍にわたりますから、質問の趣旨を簡單に述べたいと思いますが、御答辯はできるだけ詳細にお答え願いたいと思います。 過般のこの委員會において、行政整理の點について、行政部と現業の方とをわけて、行政組織についての行政部の方は適當な整理を行うのだということをお答えになつたようであります。そこでこの際私は行政組織の改革、結局行政整理の伴う運輸省の組織についてどういう御構想をおもちになつているか、お伺いしたいと思います。 まず第一に行政と現業の方を御分離になる御意思があるのかどうか、御分離になるならば、どういうぐあいにおやりになるのか……
○押川委員長代理 速記を始めてください。
【次の発言】 ちよつと速記を止めていただきます。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 明後十四日は午前十時より開会することといたしまして、質疑を継続いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時十八分散会
○押川委員長代理 では農林大臣に対する質疑を続けて、海野三朗君。
【次の発言】 それでは午前中はこれで休憩いたしまして、午後は一時半から開会することにいたします。
午後零時二十八分休憩
○押川委員長代理 この際委員外の北二郎君より農相に対し簡單なる質疑がありますので、これを許します。北二郎君。
【次の発言】 ちよつと申し上げますが、討論にならぬように願います。
【次の発言】 委員の質問の通告がたくさんありますから、委員外からはあまり時間をとられますと……。
【次の発言】 安本長官が見えられましたから、質疑を許します。海野君。
【次の発言】 海野君、担当の政府委員が見えでおりませんから……。
【次の発言】 この際速記を中止していただきます。
【次の発言】 本日は長時間にわたつて、熱心なる御審議をお願いいたしましたが、明日午前十時より質疑を続行することにいたしまして、本日はこれに……
○押川委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。原君。
【次の発言】 このまま暫時休憩いたします。
午後二時十五分休憩
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午後二時二十八分開議
【次の発言】 再開いたします。
○押川委員 第二分科会の審議の経過について報告いたします。 本分科会の審議は、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管の予算に関してでありますが、それぞれ各省側の説明があつた後、委員との間に熱心に質疑應答が交されました。質疑のうちおもなものを申上げますと、まず外務省所管予算については、計数上の問題と、海外在留の学生に対する補助について、若干の質疑が行われました。さらに平和会議後における外交官の配置人選並びに予算及び準備があるか否かについて、有益な質疑が行はれました。これに対する政府側の答弁は、予算計数上においては、質疑に対する必要費は、目下のところ十分組入れてあり、また將來の外交上の人選配置、國……
○押川委員 理事の補欠は委員長において指名されんことを望みます。
【次の発言】 ただいま田中健吉君から、速記録を謄写して各委員に配付した上、愼重審議をしたいという御発言でありますが、衆議院における懲罰委員の任期は今やそう長くなかろうということが確定的であります。從つて本院内において起りました事項は、その黒白をできるだけ即急に明らかに決定いたしておくことが必要であろうと思います。從つて速記録ができておりますならば、係をして速記録を読み上げさしていただいて、これによつて判断したいと考えますがゆえに、ただいまの田中君の動議に反対いたしたいと思います。
○押川委員 山下さんのは大分わかつたようでありますし、その先をいろいろ追究すると、公安にどうかと思いますから、松尾さんにひとつお聞きしたいと思います。
衆議院の廊下で八号控室の前で握手をされた。こういう簡單な言葉で、三十秒の間普通の握手よりはことさらの握手であつたというのですが、そのことさらの握手であつたというのは、どういうぐあいの握手でありましたか。
【次の発言】 醉つているということを認めただけで、それが何らかあなたに対するわいせつ的な行為というような感じはなかつたのですか。
○押川委員 私は民主党を代表して、ただいま提案されている追加予算に対する討論をいたします。 本年度当初予算の審議された第二國会の当時を回顧してみますれば、ただいまの政府與党である民主自由党の諸君から、歳入においてはなはだしい水ぶくれの予算であると、深刻痛烈な反対の御意見が連日連夜行われ、自由経済の旗じるしのもとに、予算削減、組みかえの修正意見が提案されたのでありました。本日ここに、右痛烈な御主張であつた民主自由党が政府に立つて、本件追加予算を提出されるに至つたのである。よつて本追加予算案によりますと、さきに第二國会において、水ぶくれと大きく抗議せられた、かの当初予算に、さらに数段の拍車をかけ……
○押川委員長代理 休憩前に引続いて会議を開きます。
公述人の方には御苦労様であります。たいへん時間が短く二十分間でありますがい公述人の方は、どうかよろしく短時間の中に要領をお盡し願いたいと思います。
学術経験者関係で、慶應大学教授金原賢之助君にお願い申し上げます。
【次の発言】 ほかにございませんか。――それでは次に地方財政関係で全國町村長会長の生田和平君にお願いいたします。
○押川主査 ただいまより会議を開きます。
本分科会は外務省、文部省、厚生省及び労働省所管の予算案を審議するのでありますが、本日の審査につきましては、まず外務省及び文部省所管のものを、一括審査をいたし、次にそれが終り次第、厚生省及び労働省所管のものを一括審査いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。まず外務省及び文部省所管の予算案について、審査をいたすことにいたしますが、審査に入ります前に、政府側より提案の内容説明を聴取いたすことにいたします。
【次の発言】 質疑に移ります。海野君。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。