このページでは森山武彦衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○森山武彦君 私は、地方自治法に基いて府縣が制定実施しつつあるところのいわゆる府縣條例と憲法との間における疑義によつて、いろいろ行政の円滑を欠きおる点を指摘いたしまして、法務総裁の御所信をお伺いしたいと存じます。次に、右の結果、現に滋賀縣において、去る十月一日実施されましたところの滋賀縣水産物統制條例並びに宮崎縣において去る十月実施されましたところの牡牛去勢條例をあげ、なかんずく宮崎縣における牡牛の虚勢條例実施が、農林省当局には無関係に、しかも一万円という罰金刑の強制力をもつて臨んだことが、農産物増産計画並びに家畜増産計画に及ぼせる影響並びにこれに対する措置について、農林大臣の所信をお伺いした……
○森山武彦君 私は宮崎縣都城市今町郵便局に電話架設の請願につきまして御説明申し上げます。ただいま請願いたしておりまするところの郵便局は、このごろできたのでありますが、實はこの開局前約十數年の間、ここには電話が架設してあつたのであります。ただいまの郵便局の前の國民學校に電話が通じておつたのでありますが、終戰後の大暴風でこれが破損しまして、そのままになつておる次第であります。ここには國民學校、あるいはまた停車場、製材所、製茶の工場がありまして、市内有數の地點でありますけれども、何分市の本局から一里半も離れております。今までこの唯一の電話が、この部落の大事な機關であつたのでありますが、かような次第で……
○森山武彦君 いろいろと御説明の點はよくわかりますが、何とぞ御調査の結果、できますならば少しでも早く運んでいただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
○森山委員 先ほどからお話がありましたが、農村文化の問題であります。われわれも農村組合をこしらえておりましていろいろやつておりますが、結局は、縣廳の中に文化問題について特に興味をもつていろいろ斡旋をしてくれるような人がいないのでありまして、われわれとしては、地方自治體の特に縣廳の中に、文化部のようなものがあつてほしいと思うのであります。これに對しまして、文部大臣はどういう御意見をもつておられるか、第一點としてお伺いしたいと思います。 それから第二番目に、先ほどからたびたび話が出たところの登呂の遺跡でありますが、實は私はひじように墓掘りす上手でありまして、十數年以來古墳を發掘しておるのでありま……
○森山委員 社會黨を代表いたしまして、これに贊意を表します。従来、古代住民の遺跡は、わが日本におきましては、北日本に數箇所發見されまして、これにつきましては學者が非常な努力をいたしましたが、殘念ながら北日本の遺跡は非常に荒れておりまして、詳細なる研究ができ得なかつたということは、まことに遺憾であつたのであります。今回太平洋岸に面したこの登呂の遺跡が發見されましたことは、偉大なる日本古代史の發見であります。しかしながら、また過日來發掘されましたところの遺物の大要を見まするに、今後非常なる研究を要すると思うのであります。でありますから、ただいま竹尾議員のお話のごとく、これから全日本の學者、また民間……
○森山委員 さような取扱いをお願いするとしても、先ほどこの請願の趣旨を承りましたけれども、その機構とか、あるいは方法、時期、そういう詳細なことについて、請願者は何か持合わせがあるのでありましようか。
【次の発言】 それでは本請願者の希望というのは、文部省の案と一致しておるわけでありますか、はつきり確かめておきたい。
○森山委員 本日の議題、觀光地における諸施設對策に關し、戰災復興院總裁より説明聽取の件をお進め願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明を伺いますと、觀光地の諸施設につきましては、ゆとりがないようなお話でありますが、それはよくわかりますけれども、大事なことは、非常に貴重な觀光地の重要なものの修理とか、あるいはごく必要なものについては、何とかこれに對する對策をしなければならぬ、現在のまま放任しておくことのできないものもあると思いますが、そういうものにつきましては、どの程度のお考えをもつていらつしやるでしようか。
【次の発言】 この際文部大臣にぜひ御答辯を願いたいと存じますのは、この文化……
○森山委員 この農業改良助長法案の第一條に、「公共の福祉に増進することを目的とする。」とありますが、非常な廣範囲にわたつたおりまして、第二項の蚕糸業に関する試驗研究及び普及事業を除くほかはほとんど含まれているように考えられるのであります。特に「農民が農業に関する諸問題につき有益、適切」云々というわけでありまして、非常に漠然としておるのでありますが、この点について具体的にこれを指示することはできないものでありまするか。
【次の発言】 次に「試驗研究機関」というふうになつておりますが、その中で養蚕のことは省かれているのですけけども、飼畜に何するようなことは、この試驗研究機関の中に別にはいつてないの……
○森山委員 関連質問ですが、農政局長の話を聽いておりますと、過去において非常な弊害があつた。それでこの立法をしてこれを是正していくというようなお話であつたのであります。ところが実際問題としては、さつきから質問があるように、第八條によつて異議の申立はしたが、実際において四項によつて賣渡命令が実施されたならば皆無になつておる。伺もないというような実情に立ち至つた場合には、非常に困つた事態が起るのではないか。現実これは今まで行つてきた。農家は非常に困つて、保有米が全部なくなるまで、ほとんど暴力にひとしい状態においてこれを買上げておる。それでありますから農家が安心してこれを供出し、また異議の申請をする……
○森山委員 ちよつとお伺いいたしますが、本法は家畜の増産をめざした点において、われわれ非常に賛意を表するのでありますが、最近聞くところによりますと、國立の種畜牧場の減らすという案もあるという話であります。かように増産をしなければならない時期に、この種銅牧場を減らすことは重大なる問題であると思うのであります。これに関して政府の御所見を承りたいのであります。
【次の発言】 よくわかりました。この点について希望を申し上げておきます。この問題はぜひともただいまのお話のごとく、いい結果になるように努力していただきたいのであります。
次にもう一つお伺いしたいことは、この罰則を見ますと、非常に軽い罰金のよ……
○森山委員 ごく簡單に申し上げます。私は第一議員倶樂部同志を代表いたしまして修正案に賛成の意を表するのであります。 理由の一といたしまして、ただいま的場委員のお話のごとく、依然として食糧管理法の適用下にあるか、それとも新しくここに一定の規範を示すかということが大切なのであります。そこで私はこの観点からいたしまして、農民のために、また國家のために非常な賛意を表するのであります。およそ世上に絶対ということはあり得ないのでありまして、本修正案といえども至上のものとは考えておりません。しかしながらこの程度の修正で、一非國家の食糧確保なり、他面また農民の生産供出に関する権益が確保されますならば、まこと……
○森山委員 ただいまのお話を聽いておりますと、非常にいい指導をしたというような話でありますが、われわれの知つておる範囲では、ある縣では前農業会の役員をした者は絶対に加入してはならないという縣の達しがありまして、排撃された。ある縣は前農業会の役員でも何ら差支えないという達しを縣が出して、まちまちなことを縣がやつておるのである。ある非常に嚴重にそれをやつたところでは、前農業会関係者はみな排撃したために、人間がいなくなつてしまつた。幹部になるものがいなくなつた。ところがそこに共産党が非常に暗躍して、あれもいかぬ、これもいかぬというので、結局のところ組合長になつたのは鉄道の從業員であります。ほんとうの……
○森山委員 先ほど委員長からお尋ねがありました質問に対する御答弁の中に、各連合会はできるだけ協議してスムースにやつていくようにしたいとか、あるいは役員の費用をなるべく軽減するようにしたいという御希望のような御答弁がございましたが、これはいずれも法律上の根拠のない話でありまして、なるほどそういう希望はありましても、いろいろ利害が相反したりしますと、この協同組合が協議に應じないということも起り得ると思うのであります。また役員の費用を軽減すると希望されておりましても、すでに初めから地方役員になるものは相当その費用をとるつもりでやつておるような者もあると思います。そうしますと、そうしたようなことはすで……
○森山委員 私も並木君の意見に賛成であります。法律をもつてこれをきめるというようなことにしておかないと、過去において軍閥というものが跋扈して、たとえば何とかの記念日というものを勝手にこしらえて、國民に強要したような歴史がありますから、今後もそういうことが起らないように、國会の意思によつて決定するという根本方針を、やはりこの際決定しておく必要はどうしてもあると思います。
○森山委員 私は太用君の設に賛成であります、というのは、ただいまのお話では学者の説が二月十一日にほとんど一致しておるのかごとく聞えますが、学者の説明がそもそもまちまちでありまして、この紀元節の初めの二月十一日と決定するときに、すでに非常に議論がありまして、ほとんどこの二月十一日のことについては初めから不確実であつたのであります。そこで考えますのに、今度新しい日本の祝祭日を決定するについては、今までの考えを一掃して新しい構想のもとに新しく決定して如ら差支えないと思います。そこで紀元節を置くか、あるいは國始記念日としますか、そうしたような建國の日を置くということは私も賛成でありますが、そうしたよう……
○森山委員 地方町村長知事が推薦したとき、中央では地方の事情がわからないため、正確を欠く場合もあり、地方ごとに審査機関を設ける必要ありと思うがどうですか。
【次の発言】 戰役による勳章については、いま少し考える必要があると思うが何か考慮していますか。
○森山委員 あとから遅れて、はなはだ失礼でありますが、この前衆参両院協議会に出す前に各党の態度を決定して臨んだのであつて、しかもあそこの衆議院の態度は実に堂々たるもので、われわれは衆議院の文化委員会は、さすがに、りつぱだと思つておつたのでありますけれども、今日またこれを飜してどうかなると、はなはだ遺憾でありますから、ぜひあのままやつていただきたい。
○森山委員 生理的にきめることは困難でありますから、何才とむずかしく限定しない方がよくはないでしようか。九州の南端と北海道では成年になる日が非常に違います。
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