このページでは村尾薩男衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○村尾薩男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、委員長の報告に反対し、修正案に賛成の意を表するものでございます。(拍手) ただいま自由党を代表して種々な御議論があつたのであります。顧みますと、炭鉱國家管理法案が提出されるということが明らかになりまするや、東京の一角に、ただちに反対同盟本部なるものが結成されて、その後ずつとあらゆる方面に猛烈なる活動をしていたことは、全國民が知るところでございます。(拍手)また私どもは、鉱工業委員といたしまして、実に今日に至るまで二十六回の討論質疑を繰返したのでございますが、この討議たるや、あるいは十分な意見も、りつぱな御意見もあつたのでありますけれども、しか……
○村尾委員 原案に賛成の意見を表したいと思います。もともと通信料金の値上げということは、國民大衆に与える影響が非常に強いのでありまして、決して好ましいことではないのであります。しかしながら戰爭によりましていろいろ施設も痛んでおります。その他の諸般の事情からこの値上げはある程度やむを得ないということを認め、かつまた今日日本が当面しております現状からしまして、今日予算を通さなければ、予算が成立しないということになります。そうなりますと、非常な影響を國民生活に及ぼすわけであります。殊にそれが勤労大衆にもさまざまな形において、直接間接に生活その他に影響を与えるわけでございます。さような意味におきまして……
○村尾委員 ただいままでの委員会で質疑は大体終了していると思いますので、この程度で打切りを願います。
○村尾委員 病気で休んでおりまして、あるいは質問が重複するところがあるかもしれませんけれども、簡單に二、三点お伺いします。最初の目的から第二條にかけましての、この法の根本的な点ですけれども、私どもは國家というようなものはゲゼルシヤフトだ――利益團体だというふうに考えております。從つて何か特殊なもの――なるほど公共的機関と言えば、意味がわからないことはないけれども、しかしやはり一つの利益團体だ。鉄道とか、あるいは專賣局というようなものと、他の大きな企業体、あるいは電氣産業とか、その他のそういうような企業体というものと比較して、そう本質的な差異はないのではないか、從つて何も今ここに特別な公共企業体……
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