武藤嘉一 衆議院議員
24期国会発言一覧

武藤嘉一[衆]在籍期 : 23期-|24期|
武藤嘉一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは武藤嘉一衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院24期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
武藤嘉一[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院24期)

武藤嘉一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/15、24期、民主自由党)【政府役職】

○武藤(嘉)政府委員 御請願の簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用再開の問題につきましては、先ほど小澤大臣から相当詳細な説明がございましたので、私から蛇足を加える必要はないと思いまするが、まだその筋の意向その他におきまして、申し上げておいた方が太いかと存ずることがありますので、申し上げる次第であります。
【次の発言】 皆様の御助力によりまして、この逓信委員会で可決されましてさらに大藏委員会においても、この問題が取上げられて、もしも大藏委員会においても同様な議決が行われるようなことが万一にもありまするならば、さらにこの問題の解決は促進されると考える次第でありますので、どうかこの点につきましては当……

第5回国会 逓信委員会 第12号(1949/05/11、24期、民主自由党)【政府役職】

○武藤(嘉)政府委員 ただいまの請願はまことにごもつともだと思います。またこの地帯には、急激に大阪市の復興が行われると思いますので、ぜひ御要望に沿いたいと思いますが、何分にもただいま行政整理を実行しなければならない途上におきまして、この御請願を実行いたしますと、大阪福島局から八十九名という人を引抜きまして此花局をつくることになりまして、勢いここにどうしても百十五名という必要なる定員を設けなければなりません。従つて差引二十六名という國員を来しますので、現在の情勢においては、早急には実現困難であるのであります。しかしながら行政整理が済んでしまいましたあとにおいては、十分請願の御趣旨を体しまして、將……

第5回国会 逓信委員会 第15号(1949/05/19、24期、民主自由党)【政府役職】

○武藤(嘉)政府委員 永田局及び栗生局に集配事務を開始するとしても、逓送便の関係、上郵便物の速度は現在と大差なく、施設の効果がないばかりではなく、両局ともさらに二名の増員を必要といたしますために、さしむき実現は困難であるとお答えを申しあげます。なお口ノ永良部局に集配事務を開始するとすれば口ノ永良部島内相互間に到着するわずかの郵便物は、多少早く到着いたしますが、島外との通信は現在と同様でありますので、これもお気の毒ながら実現困難であります。但し小瀬田、湯泊両局の間の電信電話事務の開始については、ただいま実地調査をいたしておりますが、早急には困難であると思われるので、これもあわせてお答えを申し上げ……

第5回国会 法務委員会 第11号(1949/04/26、24期、民主自由党)

○武藤(嘉)委員 ただいま議題に出ております下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案の中で、岐阜縣の裁判所を岐阜裁判所並びに関裁判所に変更増設の件でありますが、お尋ねしたいのは、岐阜縣では昔から関町と美濃町という二つが政治的にも経済的にもほとんど互格でありまして、本員はこの原案に賛成する者ではありまするが、美濃町とほとんど互格でありまする関係上、関町に置くことに対しましては、美濃町側の意向がはたしてこちらへどんなふうに傳わつておりまするか。美濃町側においては反対がありはしないかどうか。この辺をひとつお伺いしたいと思います。


■ページ上部へ

第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 法務委員会 第11号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○武藤(嘉)委員 紹介議員岡村利右衞門君がおられませんから、私からかわつて請願の趣旨を説明申し上げます。  中津町は岐阜県のうちで一番大きな郡にあります。ことに裁判所は多治見裁判所があるたけであります。従いまして中津町と多治見市との間は相当の距離がございます。のみならず鉄道もきわめて運転回数が少いところであるのに、ただいま申しました通り、中津町は非常に大郡でありますから、事件の件数も非常に多いと思いまするし、非常に地域的に偏したところに裁判所があるのみでありますので、地方の町村長その他から、何とかして中津町も簡易裁判所のほかに岐阜地方裁判所の支部並びに家庭裁判所の岐阜の支部を中津町にも併置せら……

第6回国会 法務委員会 第14号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○武藤(嘉)委員 私はただいま上程されておりまする刑事補償法について希望を申し上げたいと思います。  私は本案に賛成するものではありまするが、この不拘束であれば全然補償をしなくてもいいというところに、私は多少疑問を持つておりまするので、御意見を伺いたいと思います。それは実は岐阜県に起りました知事並びに土木部長等に対しまする事件でありまするが、この事件によつて被告四名が受けましたところの有形無形の損害は非常に大きいのであります。幸いにしてこれは第一審において無罪の判決を得まして被告は非常に喜んでおりまするし、裁判所、検事局に対して何らの惡感情を抱いていないのではありまするが、私として申し上げます……


■ページ上部へ

第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 法務委員会 第21号(1950/04/06、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 私は刑政長官にお尋ねしたいのは、婦人の受刑者の矯正保護作業の問題に関連しまして、岐阜県にありまする笠松女子学院、これはもつぱら女子の受刑者を收容いたしまして、織物工業をやつておる工場だと思いますが、最近新聞紙の伝えるところによりますと、女囚の脱走がひんぴんとして行われておる。この地帶は織物の中心地でありますので、かような工場ができた当時におきましては、民間の企業を圧迫するというようなことはお考えになつて、この学院を設立されたものであろうとは思いますが、その辺の御考慮が十分なされたものであるかどうか。大体これは相当大きな工場を、女囚さんによつて、毛織工業であるか、綿工業であるか……

第7回国会 法務委員会 第34号(1950/04/26、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 この新しい商法の改正法案について意見を申し述べたいと思います。この内容が大きな株式会社と小さい株式会社両方に向くような考案になつておるのではないか。いろいろの規定が非常に大きな会社を目標にしてできておるようであるかと思いますと、小さい会社もその中に入つておる。ことに統計を見ますと、日本の株式会社は資本金の十万円であるとか、五万円であるとか、小さな会社の方がほとんど過半を占めておりまして、資本金一千万円以上の大会社というものは、きわめて低いパーセンテージであるようであります。しかるにこの改正法案を見ますると、どうも大会社を目標にしておられるようでありますが、一体どちらに原案の意……

第7回国会 法務委員会 第35号(1950/04/27、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 ただいま議題になりました中津簡易裁判所に岐阜地方裁判所支部及び家庭裁判所支部併置の請願でございます。この岐阜県中津附近は、人口では県下非常に多い所であり、面積も非常に大きいのでございますが、御承知のごとく交通機関は中央線一本しかないところであります。しかも民事、刑事とも事件は相当多いにかかわらず、中津というところと、もう一個所多治見というところと、これよりほか間には裁判所らしいものはないのであります。これは汽車で約二時間半くらいかかるところでありまして、交通の非常に不便なところであるのであります。従來中津は相当大きな町でもありますのに、裁判所は少しも設けられておらなかつたので……

第7回国会 法務委員会 第36号(1950/04/28、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 私は業者の一人として、この法案に賛成をいたしかねますから申し上げます。酩酊とはどういう程度であるか、提案者の趣旨がきわめて明瞭でございません。一ぱい飲んでも醉う人もあれば、一斗飲むか五升飲まなければ酩酊しない人もありますから、酩酊の定義を提案者の武藤運十郎君に出してもらわなければ、これは重大問題だと思います。もしこの法を強要することになると、家庭で一ぱい飲んだ人が戸外へ出て、バスもしくは電車にたまたま乘つたといたしますと、すぐこの罰則に触れることになります。これははなはだ重大な法案であつて、人権をややともすると蹂躙するのではなかろうかと思います。なおこの酩酊という定義でありま……


■ページ上部へ

第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/24、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 私は今まで直税でありましたが、間税の大宗をなしておる酒税について、総務部長並びにきよう御列席の間税部長さんに少しお尋ねいたしたいと思います。  第一は、今大分酒税の滯納が珍しくできて来まして、今までほとんどないような酒税の滯納が、しかも五億数千万円の滯納がある。かくのごときことは酒税始まつて以来おそらくないであろうと思いますが、かようなことが始まつて来たことと思い合せて、非常に購買力が低下していることから、第一に総務部長から国税庁を代表してお答え願いたいのは、政府は酒税を引下げる用意と言いますか、心構えをお持ちになつているかどうか。もしあるならば、なるべく近い機会にそれを実行……

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/26、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 国税庁の方の間税部長がおいでになつておりますから、お伺いしたいと思いますのは、租税滞納が最近になつて五億とか六億とかありますが、最近部長さんのお知りになつておる滞納の額はどのくらいありましようか。それに対する処置はどうなされましようか。ひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 たいへんできるだけ御尽力願つておることは、感謝しなければならぬ点であろうと思いますが、しかしよく掘り下げてみますと、事ここに至つた原因は税の比率が非常に高いということであります。それからまた同時に、大蔵省の当事者は非常にお考えになつていらつしやいますが、どうも最高幹部においては理解がないのか、統計上……


■ページ上部へ

第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵委員会 第50号(1951/05/16、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 私は最近の大蔵省の酒類についての御方針を伺いたいので、特にきよう一日だけ委員をさしてもらつているわけでありますが、国税庁でもよし、あるいは主税局でもよろしいが、ひとつ御答弁願いたいのは次の点であります。  御承知のない方もありますが、最近まで酒類については配給という制度があるのでありまして、これは普通の価格よりも安く、農村であるとか鉱山であるとかあるいは工場であるとかいうところへ、税を幾分低目に出しておつた。その理由は、要するに工場の能率を上げる、あるいは農業の増産意欲を高める、あるいは炭鉱の出炭率を高めるという意味において、戦時中から行われている制度であります。これについて……

第10回国会 法務委員会 第13号(1951/03/23、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 少年法と少年院法との関係をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 さようであります。
【次の発言】 提案理由のうちに入つておりますように、在院の期間を六箇月から一年に延長されるという案になつておりますが、矯正教育の方は六箇月でどのくらい成績が上るとおぼしめすか。その辺をお答え願いたいと思います。
【次の発言】 私の選挙区でこの間少年院におります子供が――年齢を記憶しませんが、子供といいましても、十七、八歳だろうと思います。同じように入つている仲間を、ナイフでたしか二名ぐらいさし殺した、死んだのは一名だと思いますが、一、二名を殺傷した事件があるのです。こういうのは、そう……


■ページ上部へ

第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第5号(1952/02/02、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 三宅委員の関連質問ですから……。三宅君の質問の酒税に関連して一つ平田局長にお尋ねしたいのは、どうも大蔵省方面は、酒が非常に年末に売れている。この勢いでは、今年も消化が十分できるようなお見通しであろうと思うのでありますが、どうも農村は、どこもほとんど資金が枯渇して、農民の協同組合の引出しは非常にはげしく行われておりますし、ことにいも類なんかを扱つておりました畑作地帶は、非常に澱粉の値下りで打撃を受けておりますので、お考えのように、今のような勢いで酒が売れるのだとお考えになつていらつしやることは、かなり楽観し過ぎるのではないかと思います。むしろこれは私は、今急遽実行なさいとは申し……

第13回国会 大蔵委員会 第12号(1952/02/14、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 所得税に間接関係がありますから、池田大臣がいらつしやいましたので、伺つておきたいと思います。二十七年度において七百五十八億の減税だとおつしやつたと思うのであります。減税をなさつていらつしやることはたいへんけつこうでありますが、実は税の二十何パーセントを占めておりまする酒税が、一向に下らないということについて、業界が非常に不安を持つておりますので、特に池田大臣の御意見を承りたいと思うのであります。内部で廣川農政では、酒はいくら増産しても売れるというような御意見であるようで、どんどん酒を増産なされておるようであります。去年に比べますと、おそらく百五十万石以上の増産になつておるので……

第13回国会 大蔵委員会 第13号(1952/02/15、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 今三宅委員から相続税に対する質問がありましたので、関連して大蔵省にお伺いしたいと思います。過去におきましては法人組織になつておりましても、その株式が取引所で上場されないような株式につきましては、個人と同一の扱いになつておつたようであります。そこでたとえば財産を相当持つております場合に、一流株あるいは二流株、たとい三流株でありましても、とにかく上場されておりますれば、取引所で公定相場が立つておりますので、それに準拠しておる。ところがそうでないものは資産内容が相当よいものも悪いものも、取引所に名前が出ていないというだけの理由でもつて、片方はその取引所の相場表で資産の詳価をなされる……

第13回国会 大蔵委員会 第18号(1952/02/21、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 私はきようの提案になつております所得税法のうちの法人税について局長にお伺いしたいのであります。それはこの三法律案提案の理由に書いてありまする退職給與引当金を損金に算入するという、これについての御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 それでお尋ねしたいのは、労働協約、言いかえてみますと――私はその辺もよくは存じないのでありますが、労働組合を結成していないところでは、この制度は絶対に認められないのか。あるいは大蔵大臣だとか税務署長などでもつて、労働組合を組織してないところでもこれは認められるものであるか。これをお伺いしたいのであります。

第13回国会 大蔵委員会 第22号(1952/02/27、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 ちようど大臣がおいでになりましたので、私の質問は銀行局の所管に属するかもしれませんが、ほんのわずかの時間でありますから、お許しを願いたいと思います。  実は最近名古屋市、三重県、岐阜県方面におきまして、いろいろな形で無盡類似、いわゆる相互銀行に類似の形式のもので、百貨店の月賦販売というような形式のものがたくさんできておりまして、私のおります岐阜附近等も二十数社できております。これは愛知県、三重県、おそらく大阪、全国であろうと思いまするが、最近これらのインチキと申しますか、かような業態において非常にたくさん不正事件が起つて参りまして、最近では三重県、名古屋市、岐阜市等非常に多い……

第13回国会 大蔵委員会 第23号(1952/02/28、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 私は、今の川野委員の密造対策に関連してちよつと伺いたいのであります。川野委員は密造対策はまだ非常に緩慢だと言うております。私と同じ党派でこういう同士打ちのようなことを言つてははなはだ悪いのですが、漸次対策は強化され、成績を上げておるのであろうと思うのであります。また話によると神奈川県あたりでは、昨年でありましたか密造対策のために、税務署の間税課長が殺傷された。その他相当に危險を冒してやつておることは事実でありますが、何と申しましても金が十分ありません。予算が十分ありません。またその金も、私の聞くところでは、最近立会い検査とかいう方面に使われたり何かして、真に密造対策のために使……

第13回国会 大蔵委員会 第31号(1952/03/12、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 ただいま議題となつておりまする二法案のうち、農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案につきまして、すでに質疑も盡されたと思いますので、この際質疑を打切り討論を省略し、ただちに採決に入られんことを望みます。

第13回国会 大蔵委員会 第32号(1952/03/13、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 総裁を煩わすのははなはだ恐縮千万ですから、販売局長から承つておきたいと思います。先ほどの内藤委員の話がもうすでに具体化して、農協の方でタバコを取扱うことをあつさり御許可になつたようでありますが、先ほど大阪選出の淺香委員も申しておりますように、地方の実情を聞いてみますと、タバコの小売の指定を受けることが非常に困難である。私なんかもときどきそれを聞いておるのであります。従つて、その受けられない人のひがみかもしれませんが、どうも非常に運動が行われておる。それで私どものように金がない者は、とてもタバコの小売の指定を受けることができない。いわゆるボスが介在して、非常に残念だが私どもはで……

第13回国会 大蔵委員会 第40号(1952/03/27、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 今松尾委員から酒の税の問題が出ましたから、きようは国税庁長官と主税局長と二人ともいらつしやるので伺いたいのですが、最近非常に問題になつているのは、酒の販売のびん付の問題であります。これは一年以上も業者の間でいろいろ議論百出の結果、大蔵省で最近容器付販売ということになされたようでありますが、実際これは大都会においては、これでけつこうな方法であろうと思います。ことに今日では、ガラスびんというものが非常に出まわつているかのごとく思われますが、しかし地方の山間僻地では、まだ非常に戦争当時の慣習が残つておりまして、びんを非常に貴重なものだと考えているのであります。ことに農村の人たちはそ……

第13回国会 大蔵委員会 第57号(1952/04/24、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 先ほどの長期信用銀行についてちよつとお尋ねしたいのでありますが、局長は、強力でかつ少数の銀行で長期金融の銀行を設立したい、こういうお話でございます。実は従前地方では、勧業銀行あたりがほとんど府県に分散しておりましたが、戦争中に併合されて、勧業銀行も一本になつておるのであります。また不動産金融については、日本勧業銀行がなくなりましてから、不動産金融はほとんど行われない。市中銀行へ不動産を持つておる者が参りまして、不動産担保で貸出しを要求いたしましても、これは許されない。日本はほかに財源がない国でありますので、土地は少くともこれは相当価値ある物件と思おなければなりません。それは担……

第13回国会 大蔵委員会 第79号(1952/05/29、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 話は少し前にもどるかもわかりませんが、この前に関税引上げのところで、まぐろのほかに陶磁器の問題が非常に重要化しているという問題が出まして、その陶磁器の関税に関連することでございますが、実は陶磁器に使いますのに金液というものが必要なのでございます。金を溶解いたしまして茶わんやディナーセットに塗りつけるのでございますが、この金液の値段が非常に高いので、何とか金液の値段を低めてほしい、安くしてほしいというのが業者の要望でありますので、この機会に、もしお係が違いましても、御連結くださつてお骨折りをお願いいたしたいと思います。

第13回国会 大蔵委員会 第82号(1952/06/03、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 先ほど緊要物資輸入資金特別会計の問題で承つたのですが、ニッケルは先ほど二百十六トンIMCから割当てておるとおつしやつたのですが、値段あるいは実際日本ではどのくらい需要があるのか。必要なものをお漏らし願えばけつこうです。
【次の発言】 私の申し上げたいのは、仏領のニユーカレドニアに相当ニツケル鉱がたくさん出る。向うでも非常に輸出をしたがつておるそうでありますが、どうも船がないということ、もう一つは為替資金がないから買えないということ、そこで向うの方ではたいへん日本側に売りたい。ところがニツケルは御承知の稀少物資でありますので、英米方面からも来て手を延ばして、ニユーカレドニアの原……

第13回国会 大蔵委員会 第83号(1952/06/04、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 この問題はすでにお尋ねした問題で、あるいは重複するかもわかりませんが、特に私どもの東海地方においては非常に重要な問題でありますので、重ねて通産省の政府委員にお伺いしたいのであります。  それは陶磁器に用います金液でありますが、この金液は、御承知の通りに陶磁器の生産費の中では、相当重要な要素になつておるのでありまして、この金液がコストの約三割を占めておるという状況でありますが、この金液につきまして、最近役所の方では値上げをおやりになるように聞いておるのであります。ところがただいまの値段は、聞くところによると、一グラム四百九円くらいで払下げをなさつていらつしやるようでございます。……

第13回国会 大蔵委員会 第97号(1952/06/25、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案について、御意見を承りたいのであります。御承知のように、いろいろ飼料の輸入及びこの問題については、最近与党野党を問わず、飼料需給調整法と申しますか、これは提出されませんでありましたが、それについて相当に賛否両論あるように承つておるのであります。この食糧管理特別会計法の一部改正によりまして、資金の面が潤沢になるということは、まことにけつこうでございますが、その場合において、その資金の融通を受けられるものは、たとえば農協あるいは一般商人、そういうようなものに政府においては区別されるようなお考えは絶対にないものかどうか。これらについて、御承知……

第13回国会 大蔵委員会 第102号(1952/07/01、24期、自由党)

○武藤(嘉)委員 この質問は畜産局長には前にお伺いをいたしましたので、非常にくどいので恐縮でありますが、東畑長官にもひとつお願いしておきたいのは、飼料需給調整法が提案される前後から、非常に商業者の方面からはげしい反対が出て来ておつたことは御承知であろうと思います。商業者の言い分を聞いておりますと、今度の需給調整法によつて、全面的にこの輸入の麦、ひいてはふすまの扱いの、ごときは、商業者は全部オミツトされる、全面的に遮断されてしまうというので、非常に商業者の方ははげしい反対をしておつたように聞いておるのでありますが、今度のこの食糧管理法の改正によりまして入つて参ります場合、ただいま三宅委員がお尋ね……


武藤嘉一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院24期)

武藤嘉一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 外務委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1949/04/02、24期、民主自由党)【政府役職】

○武藤(嘉)政府委員 國際郵便業務に関しまする條約といたしまして、一九四七年七月五日にパリで成立いたしました條約がございます。從つてこの條約の中で、万國郵便條約、小包郵便物に関しまする約定につきましては、前前國会におきまして各位の協賛を経て、また連合軍のあつせんをもつて、これはパリの方へ通達され、この條約は成立しておるのであります。しかしながら價格表記の書状及び箱物に関する條約、代金引換郵便物に関しまする條約、郵便為替に関する條約、郵便振替に関する條約の四つは、この基本的國際郵便業務の中に含まれてはおりまするが、わが國におきまする國会の承認、またひいては連合國のあつせんによりまするフランス國に……



武藤嘉一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

武藤嘉一[衆]在籍期 : 23期-|24期|
武藤嘉一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 24期在籍の他の議員はこちら→24期衆議院議員(五十音順) 24期衆議院議員(選挙区順) 24期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。