このページでは吉田吉太郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○吉田吉太郎君 ただいま議題となりました町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案につき、地方行政委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。 まず本案の提案理由及び内容の概略を説明いたします。昨年警察法の改正によりまして、住民投票の結果、警察を維持しないことと決定し、十月三十一日までにこれを内閣総理大臣に報告した町村は、翌年四月一日にその警察維持に関する責任の転移が行われることとなつたのであります。ところが、右の報告が手続その他の事情により昨年十月三十一日までに完了しなかつた町村は、たといその以前に警察責任の転移の運びをなしていても、その効果の発生するのは来年の四月一……
○吉田吉太郎君 ただいま議題となりました地方公務員法の一部を改正する法律案につき、地方行政委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知の通り、地方公務員法は、一昨年十二月、第九回国会において成立し、昨年二月から施行せられているのでありますが、政府においては、地方行政簡素化の線に沿い、また同法実施の結果等にかんがみまして若干の改正を加えるため、本法案の提出と相なつた次第であります。 まず本法案の内容につき簡單に御説明申し上げます。 いわゆる地方行政簡素化の趣旨による改正といたしましては、第一に、現在五大市以外の市は一様に人事委員会を置くことができることとなつておりますの……
○吉田吉太郎君 ただいま上程せられました消防法の一部を改正する法律案の、地方行政委員会における起草の経過並びにその大要について御説明申し上げます。御承知の通り、消防法は昭和二十三年七月成立公布せられ、昭和二十五年五月一部改正が行われまして、現在に至つておりますが、その完璧を期するため所要の改正を行う必要を認めまして、地方行政委員会においては、昨年十二月十五日、消防に関する小委員会を設け、消防組織法の一部改正の法律案に対する修正案の審議とともに、鋭意消防法の改正案の起草に当つたのであります。小委員会は四回開会して調査審議を重ねました結果、五月三十一日、小委員会において、賛成多数をもつて小委員会の……
○吉田(吉)委員 それでは私紹介議員といたしまして、農林省資材調整事務所の存続につきまして、請願の要旨を一應紹介いたしまして、各位の御審議を仰ぐ次第であります。この案件につきましては、数件同一案件の陳情書が出ておるそうでありますが、便宜上私から御説明申し上げます。 農林省資材調整事務所を存続することについての請願書の理由でありますが、統制経済のもと、われわれ業者がいかなる方式で資材の割当を受けておるかということは、われわれの生産に及ぼす影響はまことに重大でありますので、戰時下における國家総動員法に基く方式が改められ、敗戰日本再建に役立つ新しい方式がいかに採用されるかというので、待望久しいもの……
○吉田(吉)委員 私は自治体警察の定員の配分の点につきまして、樋貝国務大臣に簡単に御質問申し上げます。本問題はたびたび前国会におきましても論議された案件でありまして、私が今さら喋々と申し上げるまでもないのであります。自治体警察の定員の配分は、御承知の通り人口の動態の定まらなかつた昭和三十年の十月一日の人口統計によつて配分せられたのであります。その後戰災都市の復興、並びに疎開等から帰つて見えて、非常に人口動態に変更を来たしておるのであります。特に大都市の周辺にある衛星都市等には非常な人口の膨脹を来たしまして、この定員の不足を非常に憂慮いたしておるのであります。この意味におきましても、中島委員長か……
○吉田(吉)委員 簡準に二、三点御質問申し上げたいと思います。今回の地方税法の改正は、七百三十九條にわたりますところの画期的なる改正でありまして、しかも前年度よりも四百億に近い増税を断行しなければならぬ税法であります。従つてこれが完全実施には、相当努力を要すると思うのであります。これを完全に遂行するためには課税の適正を期することと、事務の円滑なる遂行にまたなければならぬことは申すまでもないのでありますが、この点につきまして、現在の事態で、はたしてこの税法の精神に即して完全なる徴税の事務の遂行を果すところの態勢ができるかどうか、またそうした線において、どういうふうに方途を立てておるかというような……
○吉田(吉)委員 ただいま立花委員からの質問にもありましたことく、過日この問題につきましては、阪神間の四市の市会の諸君が陳情に参りまして、本多国務大臣にも、また荻田次長にもお会いいたしまして、るる意見を承つたのであります。先般の委員会で私この点につきまして質問申し上げまして、先ほどの消極的な御意見の御回答を得たものだと思うのであります。それによりますと、均等割も所得割も適当な制限を越さない範囲内においては、等差をつけても大体違法にはならない、さしつかえなかろうというような御意見を承つたのであります。従つて四市の方々もそうした方向に進んでおるだろうと思います。今日国務大臣からの説明を承りますと、……
○吉田(吉)委員 ちよつと法文の解釈についてお尋ねしたいのですが、七十六條の法文でありますが、入場料金または利用料金の全部、あるいは一部を支拂わないで入場した者に対して、入場税を課することができるという七十六條の場合、これはどういう具体的な場合がありましようか、一応お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それはどうも失礼いたしました。この前どういうような御答弁があつたか准じませんが、大体入場料金を支拂わないような場合、すなわち納税義務者と特別徴収義務者とおのずから立場が違うわけであります。納税義務者が拂わないものを徴収義務者がこれを支拂う。こういう建前になるわけですか。
○吉田(吉)委員 ちよつと関連しまして、ただいまの地方財政法の問題でありますが、平衡交付金の場合は標準税率が下まわつてもさしつかえない。これは平衡交付金法にあるわけでありますが、今の起債の面であります。現在の市町村の地方税法の実施状況を見てみますと、住民税が勤労階級に非常に多額であるという見地から、勤労階級の多い都市等におきますと、今の財政法によりまして、標準税率を下げては起債ができないという見地から、課税標準、つまり所得税額そのものに免税点を設けるとか、あるいは一定の所得税に対しては幾らかそれに対する免税あるいは控除を認める、こういうようなことで課税標準にすでに段階をつけて、実際の標準税額は……
○吉田(吉)委員 自治庁にお尋ねしたいのでありまするが、今回の大阪、尼ケ崎並びに阪神地方を中心といたしました近畿一円を襲いましたところのジエーン台風による災害につきましては、大体御了承の通りでありまするが、自治庁といたしまして、これらの自治体の財政、行政を主管されておりますところの立場から、一応災害地の災害状況並びにその程度、こうしたことを現在どの程度御了承されておりまするか、この点を承りたいのであります。と同時にこれらの自治体に対しますところの財政需要に対して、この災害の復旧並びに民生安定の意味におきまして、円滑なる地方行政を遂行せしめるためには、もちろん国庫の補助並びに起債等の関係もありま……
○吉田(吉)委員 九州班につきまして私から簡単に御報告を申し上げます。 前の二班と同様に、調査の詳細は委員長あての報告書を速記録にお載せ願つて、それによつてごらんをいただきたいと存じます。ここでは二、三気づいた点を申し上げるにとどめたいと思います。 今回私どもがまわりましたのは北九州でありまして、一週間にわたつて福岡県、長崎県、熊本県、大分県の四県について、それぞれ県庁をたずねまして、県財政の調査を行い、市は八幡市、福岡市、大牟田市、長崎市、熊本市の五市について同じく主として財政税制の調査を行い、この間随所で警察問題にも触れて参つたのであります。 御承知のごとく北九州はわが国でも有数の工……
○吉田吉太郎君 尼崎市の電話網拡充の請願でございますが、非常に貴重な時間でありますので、ごく簡単に請願の要旨だけを御説明申し上げまして、事務当局並びに委員各位の御協力をお願いする次第であります。 尼崎市は、御承知の通り三十万の人口を擁しまして、しかも扶桑金属、大同製鋼、神戸製鋼、その他大小工場が枚挙にいとまがない状態であります。その工場数を算定いたしますると、おそらく八百に近い工場を擁しております全国有数の生産都市であるということは、何人もいなめない事実であります。この生産大都市の尼崎市が、最も劣悪なる電話機構である現在の状態は、もう私が説明するまでもなく、事務当局は十分御了承いただいておる……
○吉田(吉)委員 私から第三班の御報告を申し上げます。第三班は大矢委員と私とで長橋専門員を伴いまして、一月十一日から愛知県、名古屋市、愛知県愛知郡の天白村及び幡山村などを調査し、次いで三重県、津市、鳥羽町などを順次調査したのであります。 まず愛知県では、税収は本年度は昨年度より二十二億二千万円増の七十九億九千万円であり、国庫支出金は昨年度より二千五百万円増の十九億円でありますが、平衡交付金の方が昨年度十五億円であつたものが約十一億円の激減で、わずか四億一千万円という次第でありますことと、ルース台風の被害が約二十億円あるのにかかわらず、起債の認証が昨年度の五億円に対し、本年度はわずか三億円にす……
○吉田委員長代理 ちよつと立花委員に申し上げますが、まだ改進党、社会党の質問がありますので、なるべく簡單にお願いいたします。
【次の発言】 門司委員。
【次の発言】 佐藤親弘君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後一時四十九分休憩
○吉田(吉)委員長代理 佐藤親弘君。
【次の発言】 立花敏男君。
【次の発言】 できるだけ能率よくやつていただくようにいたします。自由党はたくさん出ておりますが……。
【次の発言】 一応理事会に諮つて、適当に審議を進めることにいたしたいと思います。
【次の発言】 御意向の点はよく理事会に諮りまして善処いたします。
【次の発言】 その点はひとつ当局に申し入れて……。
【次の発言】 いずれ当局に申し入れますから……。
【次の発言】 ちよつと立花委員に申し上げますが、逐條審理はこの程度にして、ただいま御質問のような内容は、いずれ総括的にまた質問をやりますから、そのときに言うていただきまして、できるだ……
○吉田(吉)委員長代理 これより会議を開きます。委員長の指名により、私が暫時委員長の職務を行います。
地方自治法の一部を改正する法律案内閣提出第一七五号を議題として質疑を行います。本日は岡野国務大臣の出席を求めておりますので、総括的に御質疑をお願いします。大泉寛三君。
【次の発言】 立花君。
【次の発言】 御意思はよく尊重して善処します。
【次の発言】 立花委員に申し上げますが、今岡野国務大臣は本会議に出席の要求がありますので、今説明をされてすぐ……。
【次の発言】 本法案に関する質疑は、これをもつて一応終了いたすことにいたします。
暫時休憩いたします。
午後一時三十一分休憩
○吉田(吉)委員長代理 本日はこれにて散会いたします。 午後四時四十八分散会
○吉田委員長代理 次に、参考人長谷部儀助君。
【次の発言】 この際委員各位に申し上げます。参考人の長谷部儀助君は、所用のためにお帰りを願わなければなりませんので、さよう御了承いただきます。
次に参考人吉田資治君にお願いいたします。
【次の発言】 なお本日おいでいただくことになつておりました石坂洋次郎君よりは、出席いたしかねるとの書面が参つておりますし、眞杉静枝君はお見えになつておりませんので、以上をもちまして参考人の方の陳述は全部終りました。
これより各参考人の各位に質疑があればこれを許します。なお各委員の質疑の時間は、議事の進行上、なるべく五分間くらいで、お願いいたしたいと思います。
○吉田(吉)委員 私は自由党を代表いたしまして、本案に対しまして賛成の意を表する次第であります。 本案は民、警協力の実をあげる上におきまして、最も適切なる法案であると信じまするために、本案に対しまして、簡単でありまするが、賛成の意を表する次第であります。
○吉田委員長代理 委員各位に申し上げます。ただいま上程になつております両法案に関しましては、来週の火曜日の本会議に上程できるがごとく、それまでに本委員会で採決を終了いたしたいという申合せになつておりますから、さよう御了承願います。 暫時休憩いたします。 午後二時二十五分休憩
○吉田委員長代理 橋本参考人に対します質疑はこの程度にいたしまして、両法案について政府委員に対する質疑を続行いたします。質疑があればこれを許します。
【次の発言】 午前中はこの程度で、午後は二時十分から再開いたします。
暫時休憩いたします。
午後一時十一分休憩
○吉田(吉)委員 私は自由党を代表いたしまして、本法律案に対しまする修正案の趣旨弁明を簡單に申し上げます。 本修正案は第三条一項中「七十二時間前」の下に「行進を伴わないものについては四十八時間前」を加えるという修正であります。 御承知の通り本案の第二条においては「集団示威運動又は道路、公園その他の公共の場所における集団行進若しくは屋外集会を行おうとする場合には、あらかじめこれらを実施しようとする場所を管轄する公安委員会に届け出なければならない。」ということになつているわけであります。わが党といたしましてはできるだけこうした届出は、主催者の便宜をはかるために、できるだけ短かい時間にして便宜を……
○吉田委員長代理 これより会議を開きます。委員長の指名により、私が暫時委員長の職務を行います。
地方公営企業法案を議題として質疑を行います。質疑を許します。立花君。
【次の発言】 簡単に願います。
【次の発言】 立花委員に申し上げます。まだ質疑の通告がありますので、大体あなたは一時間以上おやりになつておりますので、簡単に願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後一時十八分休憩
○吉田委員長代理 ただいまの現地報告に対しまする御質疑やら、またさつき立花委員さんからも御要望の、外務省政府関係に対する質疑は、午後の委員会に送りたいと思います。
【次の発言】 この際閉会中審査の件についてお諮りいたします。閉会中審査の件につきましては、去る六月二十八日の委員会において委員長に御一任を願つておりましたが、閉会中もなお審査をいたしたい事件といたしまして、一地方財政法の一部を改正する法律案(鈴木仙八君外十一名提出、衆法第七一号)、二地方自治に関する件、三地方財政に関する件、四警察に関する件、五消防に関する件の五件を議長に申し出たいと存じますが、御異議ございませんか。
○吉田(吉)委員 辻原さんに一点だけお尋ねしたいと思います。公述中の辻原さんの御意見を承つておりますと、過去の教職員組合の活動の過程において、多少の過誤があつたことを認めるということをおつしやつておりますが、多少の過誤というのはどういつた点をおさしになつておりますか。
【次の発言】 なおその点につきまして、今日の段階におきましては、多少そういう過誤も減少しつつあるというふうにお考えになつておると思うのであります。そこで現在の段階において多少減少しつつある、しかしながら完全にその過誤は払拭されていない、こういうふうに受取つていいわけですか。
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