このページでは宇田恒衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○宇田委員 二十四年度の各省当局の要求額と、裁定されんとする五百億との差は、およそ七分の一程度に相なつておるものと思います。そうすると、実行予算に相なると七つの要求のものが一つの仕事になるということになるのでありますが、それは安本と建設の関係から申しますと、どちらの原案を主体として実行に移されるものか。從來の安本その地地方の実地調査から見ますと、必ずしもこの調査が合理的、かつまた最良のものではないとも考えられるのであります。しこうしてその仕事が緊要であり、緊急であるという実態の程度は、どちらが主体となつて御決定になるのか、さらに、もちろんこの委員会、議会において、われわれはこれを審議することに……
○宇田委員 私は地方の行政の末端に多少関係いたしておりますので、この法案ができると同時に疑義を持つたのであります。まず第一に、ただいまの鈴木さんの御質問のごとく、登録の申請書類を調査されるのが、もちろん地方の知事及び本省の二つになつていると思いますが、どういう調査をされるかということが非常に重要なのでありまして、調査がいわゆる有名無実になるということが、明らかに今から看取されると思うのであります。一例を申しますと、私廣島縣の藺製品連合会長をいたしておりますが、その藺製品の販賣売登録を受ける申請をやりまして、その申請者を調査いたして参りますと、おのおの資本金も積立てておる、書類においてはもちろん……
○宇田委員 この法案が施行されると、犯罪が防止されるというような新井さんのお話であつたと思うのでありますが、この法案ができると登録制が行われることになるのであります。私け先般の委員会で政府当局者に対して質問出したのでありますが、登録はほとんど自由に行われるという程度であつた。私はいろいろ既往の登録制度の欠陥を指摘いたしまして、一、二例をあげたのでありますが、たとえば資本の問題にいたしましても、登録をするときにおいては、たとえば銀行預金もこれは容易にわれわれは技術的にできるのであります。さらにまた倉庫あるいは設備等につきましても、また人員につきましても、技術者等は、最近における現象は技術を持つた……
○宇田委員 私は大臣が席におられる間に質問申し上げたかつたのでありますが、次官にひとつお聞きしたいと思います。さいぜんの共産党の池田君の発言に対して、共産党には敬意は表わさないのでありますが、池田君には平素から信頼を持つておるのであります。そのことはいわゆる今日の公共事業費と申しましようか、防災の費用、河川の治水費用につきましては、われわれの数年間私の縣會時代から、各府縣を單位にいたしまして全國治水同盟というものをつくりまして、積極的に全國の府縣が、それぞれ一定の必要箇所等を指摘いたしまして、当局に対して河川改修、治水問題について積極的に働きかけておつたのであります。昭和二十三年の総會におきま……
○宇田委員 実は来るべき国会は、予算案に対していろいろ仄聞するところによると、安本と建設省といいますか、特に私の申し上げんとするところは、最近における治水事業の貧困性より生ずる災害が全国的に多い。これは皆さん御承知のことと思う。それでわれわれといたしましては、今度の予算では従来のあやまちをなからしめるために、この予算を大巾に計上してもらわなければならぬという段階に至つておるのですが、安本と建設省の方の意見が一致しておるのに、大蔵省と意見が合わないということを聞くのですが、きようは不幸にして出席者が少いから、きようはいけないというなら、今度皆さんが集つた上での委員会で申し上げればいいのです。実は……
○宇田委員 第一に日鋼争議の新聞記事の問題に関してお伺いしたい。御承知のごとく廣島地方では中國新聞と夕刊廣島、これが地方新聞として特別に大きな新聞です。中國新聞の福永記者と私との対談で、福永記者の言明によりますと、たしか十五日と思つておりますが、オート三輪車で争議のある本社に向つて行つた。入つて行くと福永記者の前に中國新聞の記者と、この反動記者めが、と言つて、オート三輪を皆して手をかけてひつくり返したということをまず第一に私に言明いたしておる。そこでその問題はなぜそういう話が出たかと申しますと、その後のいわゆる知事に対して、懸廳を中心として行われましたデモンストレーシヨンでありますが、それが私……
○宇田委員 証人に二、三御質問申し上げます。第一の質問は第二の質問と、やや関連いたしておりまするので、要点を詳しく聞きたいと思います。六月の十四日に知事は賠償工場の責任者として、その保全の責を感じて、爭議團幹部へ面会を申し入れた。この申入れは、第一に幹部へ面会を申し出たら拒否された。第二に文書でもつて二、三の幹部に面会を要請したらこれも拒否された。第三に電話連絡も拒否された、かような証言でありますが、まず第一に面会を要求した幹部の名前がわかつておるかどうかということをお伺いいたします。
【次の発言】 第二の書類はだれに渡そうとしたのですか。
○宇田委員 本請願の要旨は、宮城県宮城郡多賀城村砂押川流域は、年に数度にわたる災害をこうむり、大なる被害を受けている実状にかんがみ、政府は、中小河川に指定し、昭和二十五年度により着工、目下鋭意工事中であるが、この工事が上流まで貫通しない間は、中間地は上流の流水が順調になつたので滯水量が増加し、耕地、人家の被害は、はなはだしく、本年は八月の災害のため、耕地の大部分は冠水し、收穫皆無の状態となつたのであります。ついては、昭和二十六年度においては上流砂押、勿来両川の合流点まで貫通させるとともに、予算を増額されたいというのであります。
○宇田委員 ちよつと申し上げておきますが、さいぜんの中田次官のお話の中で一つ補足したいことがあります。大体談合を二つの理由で解釈している一つは権利を保有するような形で、利権を得るために談合をする。もう一つはそうでないものもある。大体この二つの理由だというお話でしたが、もう一つあるということを御記憶なさらなければならない。それはこうした建設工事の入札のみではなくて、物品の納入、払下げの問題にも関連して来るが、設計を出したもの、予定価格をつくつたものをいよいよ入札に付する場合において、予算がないために落ちないようなことがある。その場合、平素出入している商売人や、あるいは請負人としては、利益にならな……
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