このページでは高橋定一衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○高橋(定)委員 本請願の要旨は、武豊線は、名古屋市と半田港を結ぶ重要な鉄道で、沿線地帯は商、工業が盛んであり、また風光明美なので、観光客の往来がはげしい、しかるに現在該線の運行回数が少いため、多大の不便を來している状況でございます。從つて浜松、米原間の電化と同時に該鉄道も電化されたいというのであります。政府委員の御説明を願います。
【次の発言】 次は実線の複線化及び電化の請願でありますが、本請願の要旨は、山陽本線の支線である実線沿線は、單に廣島縣の最重要地帯であるばかりでなく、呉港の発展、附近観光資源及び工業地帯の開発に寄與するところきわめて大であるにかんがみ、國家的見地から、地方失業者救済……
○高橋(定)委員 六月一日から日本國有鉄道が発足するにあたりまして、この鉄道法の三十六條の「鉄道事業の高能率に役立つような公共企業体の会計を規律する法律が制定施行されるまでは」という問題に関連しまして、目下公共企業体の発足に間に合うように、大藏省とある部面の改正について折衝中のように聞いておりますが、その経過をちよつとお話願いたい。
【次の発言】 万一間に合わぬといたしましても、現在までの審議の状況を次の委員会に説明していただいて、あらかじめ当委員会においても、次の國会まで持ち越すか、あるいは強行突破するように持つて行くかということを考えたいと思う。
○高橋(定)委員 大臣に特にお伺いしておきたいことは、監理委員会の委員及びこれらの委員によつて推薦される國有鉄道の総裁を指名せらるる手続は、大体五月の十六日の会期ぎりぎりくらいに、これが問に合えばいいというふうにお考えになつておりますか、あるいは本施行法は特に急いで審議して、監理委員会の委員あるいは総裁を早目に選考されることが、六月一日からの日本國有鉄道の出発に都合がいいというようにお考えになつておりますか、その点をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その御趣旨は大体わかりました。この施行法が早目に審議される必要があるように考えますが、この施行法を審議すると同じ程度に、現在の日本國有鉄……
○高橋(定)委員 今の柄澤さんの御提案はその通りでよいと思うのですが、先の尾崎委員からの、合同審査会で質問したものは、同時に本運輸委員会で質疑をしたと同じように取扱われたいということは、重複を避けるためにそういうように取扱いを願いたいと思います。
【次の発言】 施行法の十五條に、國有鉄道運賃法についての改正があるようです。この九條の二の、定期旅客運賃、小口扱貨物運賃、手小荷物運賃、旅客運賃及び貨物運賃の最低運賃、寝台料金、この五項目については國会に出す必要がないという御意見のように思いますが、國会の承認を求めないで、運輸大臣の認可だけで、こういう事項の運賃の改正をされることを予想せられておるの……
○高橋(定)委員 理事の追加選任は、互選の手続を省略して、委員長において御指名あらんことを望みます。
【次の発言】 現在は、まだ民間に拂い下げよというような地方の要望は現われていませんが、もし將來、民営に移した方が、サービスの点からもよいということになつて来るかも知れない。現在の所は國営自動車存置の請願が非常に多いが、國営自動車として経営して行くことにのみ氣を奪われてサービスの改善とか、経営の合理化を怠るようなことがあつては、主客を轉倒したものというべきであり、この点当局としても十分留意をせられて、遺憾なきを期せられたいのであります。
○高橋(定)委員 本請願の要旨は、長野縣北安曇平における要術であるとともに、日本アルプスの観光基地であるが、信濃大町駅は旅客の多いときには、待合室が狭小のため旅客は寒暑風雪にさらされ、駅事務室も能率に支障を来し、かつ駅舎が腐朽して危険な状態にある。ついてはすみやかに該駅改築を実現されたいというのであります。政府委員の御答弁を得ますと同時に、委員各位の御賛同を得たいと思います。
○高橋(定)委員 私も田中委員と同意見です。
【次の発言】 明日の合同審査会には、これと密接な関係のあります運輸省及び大蔵省の政府委員にもご出席を願いたいと思いますから、そういうようにおとりはからいを願いたいと思います。
○高橋(定)委員 私は本法案に対して疑問がたくさんあるので、一括して私の疑問なり、私のそれに対する意見なりを申し上げますから、提案者の方で反対の御意見があるならば、御答弁願いたいと思います。 まずこの第一條におきまして、第二項に「この法律のいかなる規定も、鉄道國有法第一條の趣旨を変更するものと解釈してはならない。」ということがありますし、第四條の第二項の國有鉄道の譲渡審査会において審議すべき事項の第一号に、この線を「譲渡すべきかどうか」ということが審議されることを予定しておられるのでありますので、先ほどから問題になつておりますように、昭和一八年、十九年に買収いたしましたこの線が、はたして地方……
○高橋(定)委員 戰時中政府が買收した鉄道の譲渡に関する法律案の一部修正案につきまして、その要旨を御説明申し上げます。まず修正案を読み上げます 戰時中政府が買收した鉄道の讓渡に関する法律案に対する修正案 戰時中政府が買收した鉄道の譲渡に関する法律案の一部を次のように修正する。 第一條中「関係のある会社」を「関係のある会社等」に改める。 第二條に第四号として次の一号を加える。 四 その他の会社であつて鉄道事業経営の能力があり、且つ、その経理的基礎が確実なもの 第四條第二項中「國有鉄道讓渡審査会」を「運輸審議会」に改め、同條に次の一項を加える。 4 運輸大臣は、当該鉄道……
○高橋(定)委員 陳情書の取扱いについて動議を提出いたします。本委員会に送付になつております陳情書は全部で七十二件の多数に上つておりますが、これらは大体において今までの各請願の趣旨と同様であると思われますので、これらの陳情の趣旨は十分に承りおきまして、今後の運輸委員会の審査に、十分それらの趣旨を反映せしめるように努力して行かれることにして、これらの陳情書は、委員会において了承することにしていただきたいと思います。
○高橋(定)委員 七月一日大阪を振出しに、十日の下関の港湾施設まで十日間、近畿、中国の鉄道敷設に関する状況、鉄道電化に関する状況、国鉄自動車に関する状況、港湾施設の状況を調査いたしましたが、時間の都合で、ごく簡略にその状況を御報告申し上げたいと思います。 大阪地区におきましては、鉄道関係といたしまして城東線の複線化の問題、これに関連いたしまして、東京における山手線、環状線のごとき環状鉄道をつくりたいという大鉄局及び大阪府の希望がありまして、現在燒野原になつておるこの時期をはずすと、この環状線はできないというような時期的な問題がありますので、これはいろいろ予算の関係がありまして、当局において御……
○高橋(定)委員 日本国有鉄道会計及び財務に関して、公共企業体の能率的運営を目標としての改正案として、今回提出されている各條項を通覺いたしますると、第一に予算の編成及び運用においても、第二に資金の調達及び現金の取扱においても、第三に運賃の決定に関しても、従来の国有国営としての鉄道特別会計の運営と、ほとんど進歩の跡が見られないように考えられますので、この改正の程度をもつてしては、せつかく公共企業体として独立採算制を標榜して、有能なる総裁以下の幹部がいかに努力をされても、所期の成果を上げられることは、期待し得ないと考えられるのであります。以下順を追つて政府の所見を承りたいと思います。 第一に質問……
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