川端佳夫 衆議院議員
24期国会発言一覧

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このページでは川端佳夫衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

川端佳夫[衆]本会議発言(全期間)
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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第15号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○川端佳夫君 ただいま上程されました国有財産総額別表につきまして、決算委員事会における審査の結果を御報告申し上げます。  本件は、国有財産法第四十五條の規定により、国会の承認を求めるために提出せられたものでありまして本院は、すでに第五回国会において議了いたしたものでありますが、参議院が審議未了に終りましたため、今回計数補正の上、再度提出せられたものであります。  今その内容の大体を申し上げますと、昭和二十三年七月一日現在、国有財産の総価額は七百八十六億一千四百余分円であり、これが一般会計、特別会計の所属ごとに、行政財産と普通財産とに分類されているのであります。すなわち、一般会計所属の行政財産の……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第18号(1950/02/11、24期、自由党)

○川端佳夫君 ただいま上程されました昭和二十三年度一般会計予備費使用総調書(その2)外三件の承諾を求める件につきまして、決算委員会における審査の経過並びに結果を簡單に御報告申し上げます。  まず昭和二十三年度一般会計予備費使用総調書(その2)について御説明いたしますれば、同会計予備費の予算額は六十五億円であります。同年度使用額は六十二億七千七百六十一万余円であります。この使用額のうち、すでに第五国会において承諾済みの五十一億一千五百六十余万円を除きました残りの十一億六千二百余万円は、昭和二十四年一月八日から同年三月二十八日までの間に使用せられたものでありまして、そのうちおもなる事項は、衆議院議……

第7回国会 衆議院本会議 第22号(1950/03/07、24期、自由党)

○川端佳夫君 ただいま上程されました持株会整理委員会令第二十三條第六項の規定に基く、昭和二十三事業年度持株会社整理委員会経費收支計算書並びに讓受財産及び過度経済力集中排除法第七條第二項第五号の規定に基きその讓受けたる財産に関する財産目録及び收支計算書に関し、決算委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本件は持株会社整理委員会の経理に関する事項でございまして、同委員会の経費は、持株会社や指定者などから徴收する手数料、あるいは過度経済力集中排除法等に基く事務処理費としての国庫からの交付金等をもつて支弁する建前となつているのであります。昭和二十三事業年度におきます前期分経費……

第7回国会 衆議院本会議 第45号(1950/04/30、24期、自由党)

○川端佳夫君 ただいま上程されました会計検査院法の一部を改正する法律案につきまして、その要旨及び委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  現行会計検査院法では、検査官は両議院の同意を経て内閣が任命することに定められております。本案は、第一、検査官の任命が国会の閉会中または衆議院の解散のために、両議院の同意を経ることができないときは、内閣はその同意を経ないで検査官任命の道を開き、この方法によつて検査官を任命したときは、その任命の後最初に召集される国会において両議院の承認を求めなければならないこととし、第二、前記改正に伴い関係條文に所要の改正をしようとするものであります。 ……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 衆議院本会議 第8号(1950/07/25、24期、自由党)

○川端佳夫君 ただいま議題となりました漁業法及び水産庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、水産委員会における審議の経過並びにその結果を御報告いたします。  まず本法律案の趣旨を申し上げます。有明海は瀬戸内海に次ぐ漁業権の複雑した海でありまして、その海区の漁業を調整するために、瀬戸内海と同様に常置の有明海連合海区漁業調整委員会並びに有明海漁業調整事務局を置いて、この海区の漁業調整を円滑にし、漁業生産の増強をはかろうとするものであります。  以上がこの法案の大要でありまして、その内容といたしましては、漁業法の第八十二條、第百九條、第百十條、第百十一條を改正いたしまして、有明海に有明海連合海区……

川端佳夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

川端佳夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 決算委員会 第4号(1949/04/05、24期、民主自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 御質問はございませんか。
【次の発言】 今日はせつかく目録をつくつて出してくれておりますのです。

第5回国会 決算委員会 第8号(1949/04/18、24期、民主自由党)

○川端委員 ただいま議題といたされました昭和二十一年度歳入歳出総決算、同特別会計歳入歳出決算並びに既往年度分未確認額中確認額につき、それぞれ左のごとく仮決議されんことを動議として提出いたします。  すなわち不当と議決すべきものは、まず特殊物件の処分に関する問題で、大藏省所管の一般会計歳入臨時部第二款臨時雑収入第三項特別雑収入のうち福岡縣ほか七地方公共團体において特殊物件(放出物件を含む)を無償譲渡したもの八件、会計檢査院檢査報告三十一ページから三十二ページ及び五十七ページ参照、二は内務省その他において特殊物件の処分による收入金の徴収措置緩漫なもの一件、同じく会計檢査院報告の四十二ページ参照でご……

第5回国会 決算委員会 第11号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○川端委員 ただいま議題となりました昭和二十二年度予備費使用総調書中、左記三件を除くほか、すべて承諾を與うべきものと議決せられんことの動議を提出いたします。すなわち  一、内閣所管 総理廳官房における総理廳火災復旧に必要な経費八百五十万円のうち、中央公職適否審査委員会用調査票、カード類の再調達費五百五十七万二千円、並びに経済安定本部における機構拡充及び地方経済安定局設置に必要な経費一億四千二百十万二千円は、その使用の実績に徴するも積算過大である。  二、文部省所管 廣島工業專門学校における機械器具類の移轄に必要な経費三十万円は、終戦処理費の支弁とすべきもので、予備費の使用を認めたことは誤りであ……

第5回国会 決算委員会 第15号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○川端委員 資金課長に伺うのは適切であるかどうかわかりませんが、地方への政府の資金や補助金はいつごろ地方へ届くか。農林省の方が見えておるというお話だつたものですからちよつとそれを聞いておこうと思つたのですが、いらつしやらないようでございますが、何かそういうことおわかりになれば……。
【次の発言】 公共事業費等ああいう関係の金なんです。
【次の発言】 そうします。

第5回国会 大蔵委員会 第10号(1949/04/09、24期、民主自由党)

○川端佳夫君 私は松山港を開港場に指定の請願の要旨を御説明いたします。  松山港は愛媛縣の中心にございまして、地理的な立地條件から言いましても、工業地帶の中心に位するという立場でもありますし、しかも戰前から港湾の設備等も相当に完備いたして参りました。その周辺には各種の大きな産業も集中されて参つたような事情でございます。從來ここが開港場に指定されておらなかつたために、いろいろとこういう工場の産業も盛んになり、生産物もここを中心にして取扱われて來たにかかわらず、地元民としては非常な不便をこうむつたのであります。御承知のように松山港の周辺には專賣局とか、あるいはタバコの再乾燥工場、明治製菓株式会社、……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 決算委員会 第6号(1949/11/19、24期、民主自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長がやむを得ぬご都合があり、欠席いたされましたので、私が委員長の御委嘱により委員長代理を勤めますから、さよう御了承願つておきます。  なお本日は文部省関係だけの審議をいたす予定でありまして、ただいま文部省から寺中会計課長、その他係官、会計検査院から小林検査第二局長、金澤文部検査課長がお見えになつております。  それでは前会に引続いて昭和二十二年度歳入歳出決算を議題とし、文部省所管について審議をいたすのでありますが、まず同省所管の決算全般の説明並びに会計検査院指摘の批難事項に関する説明を文部省当局から伺うことにいたします。寺中説明員。

第6回国会 決算委員会 第8号(1949/11/24、24期、民主自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 井之口さんに申し上げますが、運輸大臣の出席を要求して連絡済みでございますが、今運輸委員会で提案理由等の説明をやつているそうであります。そのあと参議院の予算委員会に出る予定であるが、その前にできるだけ都合して来るということでありますので、御了承願います。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 この程度で労働省関係の質疑を打切つて先に移りたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 では引続いて運輸省所管の説明を伺います。  今日は運輸省から会計課長粟澤氏、それから官房長の荒木君が見えておられます。そして検査院の方からは関係の検査第三局長綿貫謹一君、運輸検査課長田中良……

第6回国会 決算委員会 第9号(1949/11/26、24期、民主自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 これより会議を開きます。  昭和二十二年歳入歳出決算を議題とし、本日は逓信省所管につき審議を進めます。まず同省所管の決算全般の説明を伺い、続いて批難事項の重要について説明を伺いたいと思います。郵政省から本日中村経理局長が見えております。検査院からは綿貫検査第三局長、中川郵政電気通信検査課長がお見えになつております。  まず郵政当局のお話を伺います。
【次の発言】 続いて批難事項の説明を願います。
【次の発言】 承知いたしました。それでは中村政府委員に申し上げますが、大体ここに書いてございますことはできるだけ割愛していただいて、変化のあつた点とか、特にあなたの方から申し述べてお……

第6回国会 決算委員会 第10号(1949/11/28、24期、民主自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 これより会議を開きます。  本日審議の予定としては裁判所、法務庁、並びに内閣所管のうち物価庁、総理庁、経済安定本部、商工局、元内務省及び建設院について逐次説明を聽取するつもりでありまして、それぞれ関係当局の出席を求めております。  目下お見えになつている政府側の方は、最高裁判所本間事務総長並びに沖倉監査課長、物価庁から千葉説明員、法務府経理部長の岡原さん、総理府齋藤会計課長でございます。会計検査院からは綿貫第三局長、鈴木司法検査課長でございます。  まず裁判所所管の決算全般の説明及び批難事項につきごく概略を説明願いたいと思います。本間事務総長。

第6回国会 決算委員会 第11号(1949/12/01、24期、民主自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 これより会議を開きます。  本日は前会に引続きまして、法務庁並びに内閣所管の昭和二十二年度決算について審議をいたすのでありますが、委員各位の議事進行に対する御要望もありましたので、政府当局よりの説明を一応それぞれの関係官から逐次聽取した上で、一括して質疑に移る順序といたしたく存じます。それではただいまから法務庁、総理庁、物価庁、経済安定本部、商工局、建設院の順序で進めたいと思います。  まず法務庁の所管の決算全般の説明及び批難事項につきごく概略を御説明願いたいと思います。ごく概略というのは問題点のあるようなところを説明願つて、そうして説明書で事足りておる分は省略していただきた……

第6回国会 決算委員会 第12号(1949/12/03、24期、民主自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 これより会議を開きます。  本日は前会残りとなりました昭和二十二年度決算内閣所管中、物価庁並びに元内務省建設院の分に対する会計検査院の批難事項について、それぞれその概略を御説明願い、審議を進めたいと存じます。  ここでちよつと申し上げておきますが、概略の説明は、検査院の批難報告と、その後に変化を来したというような点を重点的に御説明願いたいと思うのであります。大体報告書に書いてある程度のものは割愛していただいて、その後かわつた点あたりを中心にして御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは続いて建設院関係の御説明を願います。

第6回国会 水産委員会 第5号(1949/11/10、24期、民主自由党)

○川端委員 ちよつと輸送のことについて、ただいま各委員からいろいろお話がございましたのですが、私が参るまでに御答弁があつたのかもわかりませんけれども、実は生鮮魚介類の扱いが今研究されておるさなかであるというお話でありますから、結論といたしましては、主食の米麦と同格に扱つてもらうというようなことはできがたいかもわかりませんけれども、生鮮魚介類と蔬菜類は同格に扱われるべきであるというような考え方を持つておるのでありますが、この点をよくお考えを願いたいという希望を申し上げると同時に、先ほどのお話を聞いておりますと、生鮮魚介類と蔬菜類の扱いが差別ができておるという、その理由はどういう点からそういう差別……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 決算委員会 第2号(1950/02/03、24期、民主自由党)

○川端委員 ただいま松田君からのお話もございましたので、ちようど会計検査院からお見えになつているようですから、会計検査院の御意見を聞いてからにしたらどうかと思います。

第7回国会 決算委員会 第4号(1950/02/13、24期、民主自由党)

○川端委員 今田中委員からのお話もありましたが、会計検査院が今お調べになつている方法なんです。この十三億の欠損のうちから、今あなたの方で欠損の原因として対象につかんでおられる分量が、最初は五百三車分になつておる。それがだんだん減つて百三十五車分、三百九十万円、こういうものを大体対象におつかみになつておるということなのですが、こういう輸送その他の原因の所在点をどういうふうに今取扱つて行かれておるか。この輸送の問題を原因点としてつかまえてやつおられる点もありましようし、そのほかどういう点を今お調べになつておるかということを参考に聞いておきたいと思います。

第7回国会 決算委員会 第5号(1950/02/21、24期、民主自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 ただいまから会議を開きます。  日程に掲載いたしておきました価格調整公団及び食糧配給公団の経理に関して審議をいたします。すなわち二十二年度決算報告百八十一ページないし百八十三ページに指摘されました公団の経理に関し措置当を得ないものとして、まず三八一号価格調整公団を議題に供します。初めに同公団の監督官庁よりその説明を承ります。物価庁石渡庶務課長。
【次の発言】 次に公団の当事者側から御意見がございましたら、詳細に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 以上に対して公団の会計検査をなさつた会計検査院の御意見はございませんか。――それでは、会計検査院は別に御意見がないようでござ……

第7回国会 決算委員会 第6号(1950/03/02、24期、自由党)

○川端委員 ただいま議題といたされました昭和二十二年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十二年度特別会計歳入歳出決算並びに既往年度分未確認額中確認額につき、それぞれ左のごとく議決されんことを動議として提出いたします。  すなわち議決の内容十項目につき申し上げます。  第一、左記は租税及び価格差益納付金の徴收、特殊物件等の処分並びに代金の徴收等いずれも歳入の徴收に関して、措置当を得ないものである。  政府は重ねて過誤を繰り返さぬよう適当の措置を講じ、特に多額の收納未済については、すみやかに收納の完了するよう努力せられたい。     法務庁主管  (一) 一般会計歳入第一部租税及印紙收入、第三款印紙收入……

第7回国会 決算委員会 第7号(1950/03/08、24期、自由党)

○川端委員 最初から拜聽いたしておりまして、大体議論は盡されたような感じを持つのでありまするが、最初委員長からお話のありましたように、本日は報告案件として決算を取扱うか、あるいは議決案件として取扱うかという大体の結論をつけたい。あるいはその結論の有力な参考にしたいというような意味で、私たちも最初から意見を聞かしていただいておるのであります。最初、金子委員を初めその他から、現在決算委員会において委員が割合に興味が持てないような感じがするというようなお話もありましたが、委員個人としてのことはともあれ、大体決算委員会のわれわれが、比較的熱意が盛り上りにくいと感じられるのは、報告案件的な取扱いをやつて……

第7回国会 決算委員会 第8号(1950/03/31、24期、自由党)

○川端委員 今認証制度の問題が中心になつておるようでありまして、経済安定本部の係官が御出席になつていると、多少御意見も伺いたいと思うのでありますが、ここで昨年から始まつた認証制度を運用してみての各省におけるお気づきになつた点、いい面悪い面を率直に、経済安定本部の係官が見えない前に伺つておきたいと思うのです。
【次の発言】 今率直なお話を承つたのですが、大蔵省あたりで支拂いをする場合に、安定本部でこういう認証の制度が、中間でいわばコントロールの制度があるために、特に資金の計画といいますか、大蔵省の支出の面で便利を受けるというようなことがありますか。もう一つ、会計検査院からもお見えになつております……

第7回国会 決算委員会 第9号(1950/04/18、24期、自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 これより会議を開きます。  本日は日程に掲載の順序に従つて、まず昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題とし、大蔵当局からその説明を聽取することにいたします。水田大蔵政務次官。
【次の発言】 次にただいまの御説明に引続いて一応会計検査院当局より決算検査の概況の説明を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは質疑はあとにまわしまして、昭和二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書並に昭和二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書を一括議題として審議を進めます。まず大蔵当局より説明を承ることにいたします。古田管財局長。

第7回国会 決算委員会 第10号(1950/04/21、24期、自由党)

○川端委員 私は、昭和二十三年度国有財産の増減及び現在額総計算書、並びに昭和二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書に掲載されている国有財産の件について、政府にちよつとただしてみたいと思うのでありますが、この掲載されている国有財産のほかに、実質は国有財産であるにかかわらず、単に国有財産として台帳に登載未済のために、国会提出の右総計算書に掲載せられていないものが相当あるようであります。会計検査院の検査報告を見ましても、終戦処理費で国が取得した国有財産は、昭和二十三年度末までに三百五十七億余万円であるが、本計算書の増の部に掲載されておるものは、わずかに十四億余万円にすぎないし、また財産税法及び戦時補……

第7回国会 決算委員会 第11号(1950/04/30、24期、自由党)

○川端委員 討論を省略してただちに採決せられんことを望みます。

第7回国会 水産委員会 第18号(1950/03/06、24期、自由党)

○川端委員 大体議事も終つたようでございますが、この際漁業法に伴う海区設定の問題につきまして、紀伊水道の取扱いに関する陳情を瀬戸内海の関係各県の代表がいたしたいというので、本委員会に参つておりますから、おとりはからいを願いたいと思います。

第7回国会 水産委員会 第25号(1950/03/27、24期、自由党)

○川端委員 私は今林委員からお話のような協同組合に法人を正会員としての加入の問題について内水面の増殖事業の立場から伺つてみたいのであります。御承知のように内水面関係の事業におきましては、そう大きな人員を擁するというような性質のもの、現在の段階においてはそういうふうになり得ないというふうな形のものでございます。私たちもその事業に関係をいたしておりますが、四十名の制限でも、これを越すような場合は、むしろ将来においても少ないのではないかというような感じを持つております。また本場の静岡あたりにおける実情を見ましても、法人が中に入つて、そうしてそういう小さな法人がその協同組合の力になつて行かなければ、協……

第7回国会 水産委員会 第26号(1950/04/01、24期、自由党)

○川端委員 いろいろお話を伺いまして、大分私たちもわかつたのでありますが、ここで水産庁にちよつと参考までに伺つておきたい問題があります。というのは、漁港の種類の問題でありますが、この第一種から第四種までございますが、この対象は大体どのくらいな割合になつておるかという点と一分布状況がわかりましたら、簡單でようございますが、ちよつと伺つてみたいと思います。これは他の條文との関係もありまするし、私たち理解の上に便利だと思いますから、資料がおありであれば簡單に知らせていただきたいと思います。
【次の発言】 その対象になつているようなものは、具体的にはないのですか。

第7回国会 水産委員会 第28号(1950/04/07、24期、自由党)

○川端委員 ただいま井之口委員から、ちよつと私が念のために伺いたいと思つておりましたことに触れられたのでありますが、これは四国と和歌山県の特殊な事情でありますけれども、水産庁次長のお話の、南海大震災の結果の問題でありますが、この震災のため四国、和歌山の五県にわたつて、地盤沈下という現象が起つて来ておるのであります。この災害復旧の問題が、私たち四国の方面から出ておる者としては、陳情等もありまして、悩んで参つたわけでありますが、予算的措置の面をながめて見ますと、実に心もとないような扱いを受けているように聞いておるのでありますが、いよいよ予算も通過し、具体的にこれを救済して行く措置として、どういう心……

第7回国会 水産委員会 第32号(1950/04/13、24期、自由党)

○川端委員 ただいま福田委員のお話を拝聽しておりまして、やや私は同感の気持でおりますが、この法案を見まして、確かにこの法案が規格をつくることによつて品質の向上をねらつて行くのだという意味において、私はこの法案には意義があると思うが、品質の改善、生産の合理化というようなことを、もう少し強く出して行かれておれば、納得がしやすいのであります。特に規定の面から行きますと、規格を調査会で検討して行く際に、調査会が調査をして行つて、調査及び報告ということだけは明記してありますが、この調査によつてこの基準をかえて行く点がややあいまいだと思います。あるいは同じ銘柄の中でも、水準の上つた品質のよい製品が出て来た……

第7回国会 水産委員会 第35号(1950/04/22、24期、自由党)

○川端委員 先ほど小高委員の御質問に関連いたしておりますが、この総司令部の発表の文面の中に、われわれ與党側として、ぜひ聞いておかねばならぬ点があると思うのであります。それは漁業法も施行されたわけでありまするから、長官問題その他によつて、施行されていながら、それが事務的に進捗していないのであるかどうか、どの程度にこれが事務的に進捗しておるのかどうかということを、お願いしておきたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいまの御答弁を伺つたのでありますが、この問題は実に重大問題だと思います。この問題は将来に残つて参りまして、われわれの立場としても、これはすつきりと解明せざるを得ないというような感じ……

第7回国会 水産委員会 第36号(1950/04/24、24期、自由党)

○川端委員 ただいままでいろいろ御議論を伺つておつたのでありますが、先ほど田淵君からもお話がありましたように、衆議院で決定されて一箇月以上にもなつて、衆議院からの回付された件について、なお参議院の態度が決定しておらないということで、私は非常に不可解に思うのであります。われわれは、あの法案は、すでに参議院の委員の方々も御承知のように、十分に審議されて、そうして一応大義名分の立つた理由を、われわれ独自の見解によつて――先ほど参議院の委員長からお話がありましたが、陳情その他も聞きましたけれども、委員会は是なるものとして、一応決定されたものと了解しているし、あの理由も十分われわれ了承しているのでありま……

第7回国会 水産委員会 第37号(1950/04/25、24期、自由党)

○川端委員 ただいまのこの法案につきまして、総括的に私が今までの御議論を拜聴しておりましての了解し得た点を申し上げて、これでいいかどうかの御意見を伺いたいと思うのであります。らつこ、おつとせいの取締りをやるという法案が、こうして一層強化されるということになるのでありますが、このらつこ、おつとせいの棲息地、帯と魚族の棲息地帯こういうものが、あるいはうわさに聞くと、かなり別の地域になつておるというような話も聞くのであります。将来もしこの法案が通りまして、先ほどからの議論のように、らつこ、おつとせいが魚族の繁殖あるいは棲息を著しく脅かすというようなことがあれば、将来研究の上これに対する処理を講じて行……

第7回国会 水産委員会 第42号(1950/05/02、24期、自由党)

○川端委員 それでは先ほど荒廃漁場の問題についての実地調査の承認の件についてお諮りもございましたので、遅ればせながら中間報告を申し上げます。  荒廃漁場復旧に関する小委員会は四月十二日、四月二十六日と二回開きましたけれども、この間に委員諸公は非常に熱心でございまして、そうして多大の調査研究を積んだわけであります。主として水中障害物がいかに漁業の面にさしさわりを起しているか、こういう面の調査でありますが、大体四月二十日現在の調べによりますと、少くともそれまでに調査し得た数字から申し上げましても、生産額において千三百万貫程度のものは減産をし、これを大体金額に直して、五億万円以上のものが減産になつて……

第7回国会 水産委員会 第43号(1950/06/30、24期、自由党)

○川端委員 それではあなたの書いたその原案は、上司に提出されたときに変更された例がありますか。
【次の発言】 それではその変更された箇所はどれで、たれですか。それをひとつお示し願います。

第7回国会 水産委員会 第44号(1950/07/01、24期、自由党)

○川端委員 ただいま議題になつております荒廃漁場復旧の問題につきまして、私からも二、三水産庁当局の熱意のほどを伺つておきたいと思うのであります。  前回の国会の途中から、この問題が大きく取上げられるようになつて参りまして、爾来その必要性は陸地における治山治水の問題に匹敵するものであるというようなことから、強くこの対策を要望し、そうして水産庁当局もこの具体策を早急に考えてみるようにという委員会の意思表示をしてあつたのであります。私はこの休会中にも再三水産庁え行きまして、そうして具体策の督促をいたしておつたのであります。幸いここに次長が出ておられるので、まず私がお願いした二十日の海上保安庁の審議会……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1950/07/29、24期、自由党)

○川端委員 ただいまグレース台風の被害の状況を概略承つたのでありますが、今見受けまするに、安定本部の係官も見えておるようでございますが、今年は百億の予備費もとつてあるわけでありますし、この予備費の問題については、各関係の委員会あたりでも過年度災害で追われて困つておるのだ、何かその措置に利用する方途はないかというようなこともときどき委員会へ出ておつて聞いたのでありますが、来るべき台風のためにとつてあるのだ、不幸な事態を予想して待期しておるのだということであつたのでありますが、不幸にしてこういう不幸な現象が起つて来たことに対して、この予算的措置の用意をどういうふうに敏速に講ぜられる構えをとつておら……

第8回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1950/10/17、24期、自由党)

○川端委員 私も数点お伺いする予定でおりましたが、建設大臣もお帰りになりましたので、簡單に一、二点を伺つておきたいと思います。特に委員長にお尋ねいたしたいのは、次会を近日中にお開きになるかどうかということについて伺います。近くお開きになりますか。
【次の発言】 それで近くお開きになれば、あらためてまた政府当局にも伺いたいと思つておりますが、本日は特に先ほど岡委員から御報告のございました四国地区の問題について、特殊な事情を申し上げまして、御考慮を願いたいと思うのであります。四国四県並びに和歌山地区というのは、過般終戰直後の南海の大震災の結果地盤が沈下いたしておる、こういう大きな特殊事情がございま……

第8回国会 水産委員会 第2号(1950/07/15、24期、自由党)

○川端委員 いろいろと中央漁業調整審議会の委員の問題について御議論があつたのでありますが、私たちは本日政府の責任ある委員の選考経過を聞くことを期待しておつたのでありますが、議論が非常に飛躍しておるようでありますので、この際大臣もお見えになつておることでありますから、委員選考の経過について、責任ある御説明をまず伺つてから議論を進めたいと思います。

第8回国会 水産委員会 第3号(1950/07/17、24期、自由党)

○川端委員 私は、先ほど川村委員から、りつぱな答弁をされるがその実行が危ぶまれる部面がしばしばある。あるいは先ほど松田委員から、大蔵省の銀行に対するにらみが非常に乏しいのじやないか、そういうことで金融の行き詰まりを業界に非常に及ぼしておる面があるのではないかというような御意見も出ておつたのでありますが、私は漁業手形の例をもつて御意見を伺いたいのであります。実は漁業手形の積立金が、非常に所期の目的通り進んでおらない。そうしてその三分の一程度しか進んでおらないというようなことで、先ほども銀行局長の話に、あるいはこの制度の運用の前途を危ぶんだこともあるというような話もありましたが、実際末端へ行つて見……

第8回国会 水産委員会 第4号(1950/07/19、24期、自由党)

○川端委員 せつかくの機会でありますから、長官にひとつお願いを申し上げておきます。水産委員会におきまして、第七国会から、戰災漁場の復旧の問題を大きく取上げて参つておるのであります。これは御承知のように、戰争当時あるいは終戰面後に、兵器を漁場に放棄いたしまして、それがその後沿岸漁業関係の大きな支障を来しているのでございます。もちろん当初から大きな隠れた問題にはなつておつたのでありまするが、いろいろな事情もございまして、表面化し得なかつた。これがだんだん情勢の変化もありまして、最近これを公に取上げるということになり、国会もその機運になりまして、これを問題にいたして参つておるのであります。つきまして……

第8回国会 水産委員会 第5号(1950/07/21、24期、自由党)

○川端委員 ただいまのお話では、水産庁関係が八千万円計上の見込みであるというお話でありますが、この八千万円という金の根拠は、二十五年度の四月の二十日現在調査をなさつております、あの資料を基礎にしてされたということでありまするが、この中でどの部分が対象になつて八千万円というものが計上されておるか。この八千万円の根拠についてお尋ねいたします。
【次の発言】 それでは四月二十日現在の引揚に要する金額として、三億二千万円余りのものが計上されておつたはずであります。これは聞くところによると三億八千万円になつておるのでありますから、もう少し私たちはこの問題は――先ほどもあるいは正式な発言でなかつたけれども……

第8回国会 水産委員会 第6号(1950/07/22、24期、自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 これより会議を開きます。  政府委員に一言御注意申し上げておきますが、本日は二時定刻から開く予定でございましたにかかわらず、政府の関係官の出席が遅いために、すでに三十分遅れました。今後水産委員会においては、かようなことを繰返すことのないように、猛反省を願いまして、嚴重に時間を励行されんことを希望いたしておきます。  それでは漁業法及び水産庁設置法の一部を改正する法律案に対する修正案を議題といたします。本修正案は先日の本委員会において、小委員長の報告があつたのでありますが、本日関係方面の了承を得ました。この際鈴木委員から質疑の通告がございます。これを許します。

第8回国会 水産委員会 第7号(1950/07/24、24期、自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 休憩前に引続き、会議を開きます。  会議に入るに先だつて、小委員の補欠選任の件についてお諮りいたします。去る十七日井之口政雄君、二十日に松本一郎君、二十二日に久野忠治者、五島秀次君、福田喜東君がそれぞれ委員を辞任されましたので、各小委員が欠員となつております。此の際その小委員の補欠選任を行いたいと思いますが、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、漁業制度に関する小委員に久野忠治君を、漁業経営安定に関する小委員に五島秀次君及び原健三郎君を、水産金融に関する小委員には久野忠治君、福田喜東君を、戦災漁場復旧に関する小委員には五島秀次君、福田喜……

第8回国会 水産委員会 第9号(1950/07/28、24期、自由党)

○川端委員 先刻商品取引所法の制定を見たのでありますが、これに関連いたしまして海産物取引所法の構想についてお伺いいたしたいと思います。何かお考えを持つておられれば、それを詳細に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 水産庁の方からこの問題についてお考えの点を承りたいと思います。
【次の発言】 それではただいま議題になりました漁船保険の問題について、政府当局の御意見を伺いたいと思います。  漁船保険は、御承知の通り負担の関係等にもいろいろ難点がございまするが、これをこの際拡充して、保険の利用の上に効果あらしめなければならないと考えるのであります。聞くところによりますと、政府当局では、これの拡充……

第8回国会 水産委員会 第13号(1950/08/28、24期、自由党)

○川端委員 私はただいま鈴木委員並びに先ほどの松田委員の発言に関連いたすのでありますが、今水産庁関係の要求額の内示を拝見いたしまして、私がいつも愚言を呈するのでありますが、水産庁関係は何と言いますか、非常に弱いという感じを持つのであります。その一つは、私はこの予算の編成過程のものをちよつと拜見いたしたことがありますが、先ほども松田委員から言われました沿岸漁業の価格維持の項を例に取上げましても、当初は困難な額ではなかつたと思います。少くともこれに倍する相当額のものが考えられておつたにかかわらず、これが要求額としてわれわれの前に出て来るときには、こういう程度のものになる。これは全部拾つてみても、ど……

第8回国会 水産委員会 第14号(1950/08/29、24期、自由党)

○川端委員 私もいろいろ伺いたいと思つておつた点が、先ほどから各委員から御発言がございまして、特に今の問題等についても関連しておつたのでありますが、この水産庁の予算の要求額の内示を受けまして、これを見まして感じられることは、昨日も申し上げたのでありますが、非常に心もとないというような感じを総括的に持つのであります。というのは、昨日私は水産庁自体の要求の態度を、数字の上で示してもらいたいというので、本日水産庁自体の要求額が出て来て、これを拝見いたしますると、やはりこの間に大きな開きが見られます。しかもこの水産庁の予算要求額と、それから農林省全体としての査定額とを比較してみた場合に、昨日松任谷部長……

第8回国会 水産委員会 第15号(1950/10/06、24期、自由党)

○川端委員 ただいまジェーン台風の被害について、調査のおとりはからいの結果を報告に相なつたわけでありますが、そのあと続きましてキジヤ台風がございまして、その中に漏れておりまする愛媛県の被害あたりも相当甚大なものがございます。特に四国四県並びに過般の南海大震災に原因をいたしましての地盤沈下地帯には、高潮の大きな被害が台風に併向いたしまして起つております。たとえば愛媛県のある箇所あたりは、百数十町歩のものが潮につかりまして、そうして交換分合をいたした結果、一町三反も持つておりながら、一粒も米のとれないというようなことも起つたのでありますが、これは沿岸地帯の地盤沈下に伴う工事ができておらない。護岸あ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 建設委員会 第4号(1950/12/04、24期、自由党)

○川端佳夫君 ただいま議題となつております松山国際観光温泉文化都市建設法案につきまして、百二十名各党各派の提案になつておりますが、不肖代表いたしましてきわめて簡単に提案理由を御説明申し上げます。  まず総括的に提案の理由を申し上げ、続いて各條についての簡單なる御説明をいたしたいと思います。御承知のごとく、松山市は瀬戸内海の要衝に当り、ゆたかなる温泉資源に恵まれた文化観光の都市であります。その中央には、鬱然たる老樹にかこまれ、天を摩する古典美の象徴、国宝松山城があり、ここより眺望するは、瀬戸内海を一眸におさめ、点々碁布せる大小幾多の島々の景勝あり、東に転じて四国背梁の連山は波濤のごとく、石槌の峻……

第9回国会 水産委員会 第1号(1950/11/24、24期、自由党)

○川端委員 関連して……。ただいま田口委員から今度の手数料の値上げの問題について、るる事情の御説明がございました。反対する意味の御説がございましたが、私はこの問題について考えまするに、この問題はそもそも第七国会の当初においても、中央卸市場法の問題を再検討してみなければならぬじやないかというような意見が出ておつたことは御承知の通りであります。事前にこういう問題は委員会でも話題になつたわけでありましたが、現行法は非常に古い歴史を持つておる。要する骨董的な存在価値しかないというような存在になつておつた。にもかかわらず、水産庁関係ではこれをそのままに放置しておいたというようなところから、今日のこういう……

第9回国会 水産委員会 第2号(1950/11/25、24期、自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 お答えいたします。文部省からは技術教育課長の腰原説明員と職業教育課長が来ております。
【次の発言】 ただいまの川村委員のお話、それに御答弁の水産庁長官のお話、これに関連いたしまして私も一言意見を述べたいのであります。というのは、ただいまの瀬戸内海における底びき類似船の整理の問題、これは今資源を保護するというような観点から大きな意味を持つということと、もうつは、過般の国会において問題になりました紀伊水道の問題にも大きな関連を持つて来る問題なのであります。御承知のように、紀伊水道の改正法案というのは、あの地域におきまして、無動力船を使うということを條件にいたして押し進められた。と……

第9回国会 水産委員会 第10号(1950/12/09、24期、自由党)

○川端委員 私はさきの十二月七日の新聞において、すでに御承知の外国為替及び外国貿易管理法第五十一條に基き、「中国本土(海南島および中共治下の近接諸島を含む。)」こういう地区に合わして、満洲、北鮮、香港及び澳門向けの輸出許可品目の積出しを、六日から約一箇月間通産省では全面的に停止するということになつたのでありまするが、これに伴う諸問題について質問いたしたいと思います。私は共産党の諸君の言うように、中共へ輸出を禁止されたことの善悪というような問題を聞きたいというのではない。これは政府の政策として禁止をしたが、この禁止という措置に伴つて漁業者はどういうふうな心構えをしなければならないか。この停止をさ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 水産委員会 第3号(1951/01/29、24期、自由党)

○川端委員 私は前回の委員会におきまして、永田委員からお尋ねをいたしておりました瀬戸内海取締規則の改正の問題について、二、三の点をただしたいと思います。
【次の発言】 さらに詳しく伺うのであります。
【次の発言】 それでは、先ほどの答弁に漏れておりました点について、審議の都合上、私はぜひただしたい問題があるのであります。重複することはもちろん避けたいと思います。というのは、瀬戸内海取締規則というものは、昨年来、その時期を関係地区においては非常に注意いたしておつたのでありますが、それがいまだ、いつ、どういうふうな形で出るかということが、憶測程度でありまして、地元側で何らはつきりと認識する根拠がつ……

第10回国会 水産委員会 第6号(1951/02/06、24期、自由党)

○川端委員 ちよつと関連して……。ただいま共産党の井之口委員からいろいろな掃海関係のお話がございました。終戰処理費との関連においてのお尋ねがありましたが、進駐軍関係でもこのことについてできるだけの手を用いられておることも知つております。ところが日本の方において、掃海の問題については先々国会以来あれほどまで切実な問題として水産庁当局にも十分の認識を與えておいたはずであります。しかるに二十六年度の予算においても、いまだその方向がはつきりしておらない、私はこの点においてのみ共産党とたまたま同じような主張をせざるを得ない。二十六年度の通常予算に組まないかわりに、補正予算で二十五年度に出そうということに……

第10回国会 水産委員会 第7号(1951/02/08、24期、自由党)

○川端委員 前会に質問をいたしておきました点についてただいま御答弁を伺つたのでありまするが、これはまつたく不満足なる答弁であると言わざるを得ないのであります。というのは、荒廃漁場復旧についての緊要性については、もう耳にたこのできるほどお聞き及びのことと思うし、私たちもくどく申し上げて参つたのであります。ところが、先ほどのお話を伺いますると、当初八千万円に相当する計画を考えた、あるいは保安庁において三億に近いものを考えた。これは当初考えたことはだれもが知つておる問題でありまして、これから先の水産庁、あるいは保安庁における熱意が足らなかつた、事の重要性はよくわかり、そうして最初歩み出しの考え方は持……

第10回国会 水産委員会 第12号(1951/02/19、24期、自由党)

○川端委員 ただいま議題になりました水産業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして漁業制度小委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  御承知のごとく、この法案は一月二十九日に水産委員会に付託に相なりまして、二月一日島村政務次官より提案理由の説明を聽取し、一日、三日、六日の三日間に本委員会で審査をなさつたわけでありますが、その後二月六日漁業制度小委員会にこれが移されました。引続きまして詳細にわたりまして二月八日及び十六日の両日間に、さらにこれを検討いたしたのであります。その間にこの法案は、いずれにいたしましても組合の経営に最大の負担となつております負債の金利についての……

第10回国会 水産委員会 第13号(1951/02/22、24期、自由党)

○川端委員 官房長官がお見えになつておりますので、この機会にお伺いしたい重大問題がございます。というのは、将来勧告案となるのではないかという資料を拝見いたしましても、あるいは実際に水産業の事情を見ましても、この水産業の人の問題、これが非常に重要な水産業振興の、キーポイントになつておると思うのであります。そこで私の申し上げたいのは、追放令との関係においてのことであります。先般少数の水産業界の指導者が解除になつたということによりまして、相当の活力が、大きな企業の面ではありまするが入つて来つつある。これが全般に及ぼす影響は、期してまつべきものがあると考えられておるのであります。私は協同組合の運営の現……

第10回国会 水産委員会 第15号(1951/02/27、24期、自由党)

○川端委員 それでは上田さんにお尋ね申し上げます。拿捕のいろいろの事情を伺つたのでありまするが、船業は申し上げるまでもなく平和産業であり、しかも現下非常に喫緊な食糧問題の一端を背負つておるのであります。この船業に関係いたし、しかも遠く漁業に出ておられながら、共産勢力である中共によつてかくのごとき不法なる圧迫を受けられた皆さん方に対して、深甚の同情を申し上げたいと思うのであります。  まずお伺いいたしたいのは、中共政権の船によりてこういう拿捕が行われていることは、先ほどどからの公述によりましても、赤旗を持つて来た船によつてやられておるのだということでございますので、私はあるいは中共の船の連中の謀……

第10回国会 水産委員会 第36号(1951/05/26、24期、自由党)

○川端委員 ただいま議題になりました私の紹介にかかりまする海区漁業調整委員会の経費増額に関する請願、これにつきましては、先ほど同主旨の請願が出ておりますので、永田委員の場合に大体考慮するというお話がございましたが、大体具体的にどういう計画があるか、この点を承つておきたいと思うのであります。  それから小型底びきの整備の転業資金交付に関する請願、これも永用節君と同主旨のものでございますが、この点についても、大体瀬戸内海では十五馬力を限度として考えられるのかどうかという点を、一点参考に承つておきたいと思うのであります。  それからもう一つは、漁船保険に関する請願でありまするが、これは要するに、きま……

第10回国会 水産委員会 第41号(1951/08/06、24期、自由党)

○川端委員 ただいま中村議員から陳情の件につきまして、今ちよつと数字の点の間違いがありましたから訂正いたしておきます。それは漁具の損害は実に五百三十四統、三億九千百万円でありますから、この点を訂正いたしておきます。こういう莫大な損害であります。しかも愛媛県の最も重要なる漁場の損害でありますから、早急に対策を議せられんことをお願いいたしておきます。

第10回国会 農林委員会 第24号(1951/03/19、24期、自由党)

○川端委員 ただいま上程になりました小笠原八十美君外七名の提案にかかる競馬法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  現在国営競馬は、札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、横浜、中京、京都、阪神、小倉及び宮崎の十二箇所となつておりますが、諸種の事情により、現実に使用に供せられているのは新潟、横浜、中京及び宮崎を除く八競馬場であつて、原則として年三回以内を開催することができ、天災地変その他やむを得ない事由があつて、一競馬場において年三回開催することができないときは、その隣接競馬場においてわずか年四回開催することができるようになつているのであります。しかるに地方競馬においては、全国を……

第10回国会 予算委員会 第8号(1951/02/06、24期、自由党)

○川端委員 私は文部大臣のお見えになつておる機会に、文部大臣に関する質問を申し上げたいと思います。二、三申し上げたいのでありまするが、けさほど議論になつておりました愛国心高揚の問題についてまずお伺いいたします。愛国心を高揚するということにつきましては、過般総理大臣からも、民主主義的に下から盛り上る運動にして行きたい、これを買つて行きたいというふうな御意見もあり、そうしてけさほど文部大臣の御意見を聞いておりますると、その具体的な方法としては、国旗を掲揚する、あるいは君が代を歌うという式のことをおつしやつておつたのであります。愛国心の高揚が切実に叫ばれておる現今でありまするから教育は国のものである……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 水産委員会 第1号(1951/08/17、24期、自由党)

○川端委員 関連質問をいたします。私は先ほどから川村委員と政府当局の質疑応答を聞いておりまして、はなはだ不満足に感ずるのであります。従つてここで先ほどの質疑に関連して、もう一ぺん私から確かめたい。簡単に伺います。  今、川村委員からもお話がありましたが、八十億の資金化の問題について水産庁は、あるいは資金繰りの方法等について銀行局内で考えられるのであろうというような点あたりを盛んに申しておられるようであるが、そういうことは銀行局にまかしたらいいと思う。八十億は緊要の資金である。従つてこれを証券をもつて資金化して行きたい。こういう緊要なる問題であるという点を、いかように銀行局長その他大蔵当局に認識……

第11回国会 水産委員会 第2号(1951/08/18、24期、自由党)

○川端委員 関連して……。ただいま川村委員からるるお話がありましたが、この問題は事重大な問題でありまして、影響するところ大きいのであります。従つてこれは先ほどのお話合い等から見まして、業者のみを罰するというような申合せが行われましたが、私はこれにあわせまして、監督官庁の責任が問われなければならない、こういうふうに考えられるのであります。従つてこの点もあわせてどういうふうにとりはからつて行かれるか、委員長のお考えを伺いたいと同時に、一緒に申し上げますが、この処置の問題については可及的すみやかに実施されまして、そうしてその結果を委員会に報告されんことを委員長に望んでおきます。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 水産委員会 第1号(1951/10/12、24期、自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 関係当事者としての生産部長の弁明を求めます。
【次の発言】 川村委員にお諮りします。時間の関係がありますし、あとで漁船保険のこともちよつと御相談申し上げたいので、簡單にお願いします。
【次の発言】 それでは大体御質疑も盡きたようでありますから、この問題は本日はこの程度で打ち切りたいと思います。  続いて漁船保険の問題について大蔵省から佐竹主計官も参つておりますから、御相談を申し上げたいと思います。ついてはここで散会をいたしまして、引続き懇談会をいたしたいと思いますが、いかがで、ございましようか。
【次の発言】 なお今後本会期中における委員会の開会は、基本として火木山の週三回を……

第12回国会 水産委員会 第2号(1951/10/16、24期、自由党)

○川端委員 それに関連して……。漁業法の改正に伴いまして取締りが非常に重要であるという問題から、取締りの方策ついての御議論がいろいろとあつたわけでありますが、この取締りの御議論を拜聽いたしておりまして、いよいよ焦点ははつきりして参つたことを、保安庁の長官も水産庁の長官も委員各位も大体おわかりになつて来ておると思うのであります。というのは、私は率直に申し上げまするが、今取締り強化の問題をあちらからこちらからついてみまして、結局その焦点になるのは、保安庁が漁業の取締りをしておることが妥当であるかどうか、こういう問題だと思うのであります。保安庁の任務もいろいろございます。ところが海上全般の保安、秩序……

第12回国会 水産委員会 第4号(1951/10/20、24期、自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 お諮りいたしますが、ただいま松田委員から、委員会がこの問題について強い態度をきめたい、こういう御発言でございますが、その方法等についてお諮りをいたします。何か具体的な方法があるかお諮りをいたします。それでは委員会としては一致してこの問題は政府当局の理解ある言葉を信頼いたしまして、極力推進することを申合せたことにいたします。  それではちよつと速記をとめてください。

第12回国会 水産委員会 第9号(1951/11/06、24期、自由党)【議会役職】

○川端委員長代理 ほかに御発議はございませんか――それでは次に移ります。
【次の発言】 それでは漁業損害補償に関する件を議題といたします。本件に関し二階堂委員より発言を求められております。これを許します。二階堂委員。

第12回国会 水産委員会 第15号(1951/11/20、24期、自由党)

○川端委員 ただいま議題となりました水産統計の整備の問題について、いささか当局の所見を伺いたいと思うのであります。  御承知のごとく農林、水産の統計は、日本の国において一面において弱点を持ち、かつ最も重要な立場を持つておる統計であります。今度の行政整理に関連いたしまして、この面に相当の縮減を予想されるかに聞いておるのでありますが、戦後特に生産の増強とにらみ合せまして、この基本的準拠となるべき統計が重んぜられなければならないという必然性に逆行しての整理は、いささかわれわれは考えなければならないと思つております。私は行政整理というのは、必要なものを切るということじやなくて、不必要なものを整理するこ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1952/01/31、24期、自由党)

○川端委員 先ほどからいろいろ引揚げの問題が断片的に論議されて参つておりますので、私は少しくこまかい点についてもお伺いいたそうと思つたのでありますが、大要おおまかな点二、三点を伺いまして私の質問を終りたいと思います。  第一点は、ソ連、中共地区に三十七万の未引揚者がおる。この三十七万の数字であります。巷間非常に関心を持たれておる。特に留守家族の方々には非常に重大事になつておりますが、この三十七万という数字の根拠について、しばしば論議があるにかかわらず、なお姓名の判明した人が三十四万であるという。そうすると三十七万と対比いたしまして、三万の宙に浮いた方々がおられることになるのでありまして、この三……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1952/02/05、24期、自由党)

○川端委員 ただいまいろいろ実地にごらんになつた経験談を伺いまして、われわれも硫黄島のありさまをほうふつさせられたわけであります。お話の中から四、五点拾いまして伺いたいのでありますが、まず皆さん方がおいでになつて、八時間あるいは九時間程度しか向うにいなかつたというようなお話でございましたが、これはただ仕事の上の制約があつたのか、向うで米軍等のさしずによつてその程度しか報道機関はおられなかつたのか、ちよつと伺つてみたいと思います。
【次の発言】 わずかに八時間あまりの見聞でもつて、われわれが新聞紙上であれほど厖大なありさまを知り得たことについて感謝を申し上げます。そこでさきの委員会でも、実はほか……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1952/02/13、24期、自由党)

○川端委員 私も、時間の関係がありますから数点簡単にお尋ね申し上げたいと思うのであります。  まず私たちは、この引揚委員会におきまして外地にどのくらいの方がおられるか、われわれが今まで手にしました資料によつて推定されておる数を確認いたしたい。そうして異国の空におきまして苦労をなされておるこの方々をどうすれば早く自分の国へ帰るようにしてあげることができるか、こういうことを日夜考えており、かつこれを特別委員会で研究をいたして参つておるのであります。従つて私がまず伺いたいのは、今ソ連、中共地区におきまして三十七万に及ぶ同胞が異国の空で呻吟をいたしておるのではないかということで、これをわれわれは心配を……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1952/02/16、24期、自由党)

○川端委員 ただいま南方諸地域における戦没者の一覧表をいただきまして、陸海軍合せまして百二十万ばかりになつておることをつぶさに承知いたしたわけであります。これは詳細な表をいただいておりまするので、ここでちよつとあわせて伺いたいのでありますが、南方諸地域のこの戦没者のほかに、支那大陸その他の数がおわかりになつておればちよつとお伺い申し上げたい。
【次の発言】 先ほどの南方諸地域の戦没者の件についても、遺骨の引取り状況、その他その後の遺骨の処理状況を簡単に伺つたのでありますが、あとでいただく表についてひとつ希望を申し上げたいのは、この点もあわせて御記載を願いたい、こういうふうに要望いたしておきます……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1952/02/18、24期、自由党)

○川端委員 私は先ほどから同僚各位のお話を伺つておりまして、この特別委員会が引揚げ並びに遺家族の問題につきその苦楽をともにわけ合い、その苦を少しでも救うようにして行こうという努力の委員会であると心得えて参つておるのであります。先ほどからいろいろ質疑応答を伺つておりまして、その中で特に今回の衣部隊の問題が発生いたしましたのは、留守業務の責任者が、報道機関にあまり判然としないような資料を出し、簡單にこの重大な問題の資料を公開するような機会があるということを、私は非常におかしく考えるのであります。今回こういう問題を起したのも、留守業務部で確信のない、しかも報道機関がそれを見まして誤解を受けるような資……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1952/02/23、24期、自由党)

○川端委員 私は先ほどのお二方のお話に関連いたしまして二、三点お伺い申し上げたいと思うのでありまするが、先ほど玉置委員からも、三人委員会で日本の実情をつぶさに見てもらいたい、これは私たちもひとしく希望するところでありまするが、実情を齋藤さんからも伺いまして、多少むずかしいような印象を受けたのであります。一層これはわれわれが国民運動として陳情といいますか、要請をいたすようなことをいたしても可能性がないものでありましようか、われわれはほんとうに国内の事情、これだけ引揚げを待望する同胞愛の見地からの国民の熱望を、三人委員会の方々にもつぶさに知つてもらいたい、こういうふうな感じを持つておるのであります……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1952/03/12、24期、自由党)

○川端委員 ただいまフィリピンの事情を伺いましたが、私は数点について簡單に伺います。  われわれも、神保さんのフィリピンからの通信なり新聞ニュース等で伺いまして、まず第一報ではフィリピンに千名から二千名くらいおるらしい、こういう見出しの新聞記事を拝見して、非常に注目いたしたわけであります。ただいまは五百名くらいは確かにおるのじやないかというお話を伺つたわけでありますが、あなたがちようどフィリピンに行かれてお着きになつたころだと思いますけれども、十八日の夜の六時に、マニラ放送局からは、日本の残存兵はルバング島には十名くらいしかいないらしいが、イロイロとミンダナオとには千名か二千名おるらしい、バタ……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1952/03/18、24期、自由党)

○川端委員 議事進行について……。私は簡單に委員長にお願いをいたしたいのでありまするが、この特別委員会のあり方につきまして私は当初より非常に疑惑を感じておつたのであります。今回援護法の提案にあたりまして私は一層その感を強ういたしましたので、一言この機会に委員長に申し上げたいと思うのであります。というのは、この特別委員会というのは、御承知のように引揚げの調査、遺家族の援護、こういう特別な問題についてこの会期中重要な問題であるからというようなことで、別委員会が設けられたわけであります。ところが今回援護法の提案にあたつても、これが厚生委員会の方に付託になりまして、本委員会には付託になつておりません。……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1952/04/23、24期、自由党)

○川端委員 関連して。ただいまの亘委員の質疑の中にございました五月三日の講和会議発効の記念日をトしまして、何か国民運動をしたらいいじやないかというようなお話に関連いたす問題でありますが、ドイツにおきましては、タス通信が四月の二十二日に引揚げを完了いたしたという宣言をした、あの四月二十二日を捕虜の日として、国民が黙祷を捧げ、そうして引揚げの促進を希望し、異国にある同胞の健在を斬り、あおせて戰争犠牲者に感謝の意を捧げるというようなことをいたしておるのであります。わが国においては、五月三日が戰争の問題のけりをつける記念日だというふうに一応政府の方で予定されておるのでありまするが、この五月三日をこうい……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第15号(1952/05/27、24期、自由党)

○川端委員 今回の行政機構の改革の問題にあたりまして、援護庁が局になつて、省の枢要部に入るというこの機会に、はつきりと政府当局に伺つておきたいと思うのは、先ほど政務次官のお話では、調査の事項がだんだんふえるかもわからぬ趨勢であるということでございましたが、それらもございましようが、むしろ援護の関係、あるいは強力な善後措置の問題がこれから大きくなつて行かなければならぬと思う。従来援護庁というのは、一つの独立官庁のような形をとつて、強力な態勢を整えておるかのように見えておりました。今まで幾多の庁がございますが、これは形の上では、次官を通じないで、長官が直接大臣につながるというようなかつこうをいたし……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第18号(1952/06/25、24期、自由党)

○川端委員 政務次官がお見えになつてから伺いたい問題もございまするが、先ほど北村君からお話がございましたが、海外抑留戰犯の問題についてひとつ伺いたいと思うのであります。まず濠州の関係で、死刑囚というのはありますか――これがなければようございますが、戰犯者として向うにおられまして、過般外務政務次官が、海外における死刑囚は、今後そういう判決を受けておつても、刑を執行することはないであろうということを言明いたしましたについて、海外における反響があつたとかないとかいうような話もあつたわけでありますが、あなたが向うにおられました体験からいたしまして、講和発効後において、海外の戰犯の問題を推しはかつて伺え……

第13回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第19号(1952/07/30、24期、自由党)

○川端委員 ちよつと今の御発言に関連いたしましてお伺いしておきたいのでありますが、問題は東予丸の件です。これは長官も十分に御承知の問題であります。一点だけ問題点を伺いたいと思いますが、この東予丸事件は、御承知のように復員の手続が一応行われて、それから部隊は編成された形で引率者によつて郷里まで帰つて来ている。従つて佐世保で復員を完了してばらばらに帰つて行つたとすれば、近道をとつたであろうという連中が、約三百に近いものの中で約半数以上あつた、こういうような條件下に帰途についたわけでありますが、その連中が途中の船の転覆によつて死んでしまつた、こういう事件の際に、あの中に入つておつた海軍の関係の三名と……

第13回国会 水産委員会 第9号(1952/02/13、24期、自由党)

○川端委員 私もただいまの永田委員の北洋の出漁の問題に関連いたしまして、一点念を押して伺いたいのであります。実はただいま水産長官の話を伺い、あるいは委員長のお考え方を伺つたのでありますが、この数日間業者等が集まりまして、いろいろ意見も述べておるようでありまするが、業者の話を伺いますると、相当結論に近いところまで話合いが進んでいるかのような話をいたしておるのであります。はたして水産庁の長官は永田委員が今言われましたように、この北洋出漁の件許可の問題については、事前に本委員会にある程度の成案をお示しになつて、そうしてはつきりと相談をなさるお考えか。今の水準庁部内のお話合いのぐあいはかなりまとまりか……

第13回国会 水産委員会 第11号(1952/02/18、24期、自由党)

○川端委員 明日も委員会が開かれるかもわかりませんが、北洋漁業の問題が当面の重要問題でありますから、私は二、三問題を控えておりまするが、この機会に一つだけ地元の問題を、正式にこの委員会を通じて水産庁長官に申し上げて、御考慮を願いたいと思います。それは高知県と愛媛県との県境を中心にいたしまする宿毛湾におきまする入会の紛争であります。これは期間を区切りましての契約が繰返されまして、昭和二十五年から二十七年末までの契約が正式にあるにもかかわらず、両県間におきましては、漁業法の制定を境にいたしまして、この契約の効力があるかないかというような、実に平凡な話で感情的な対立をいたしているのであります。そこに……

第13回国会 水産委員会 第17号(1952/03/05、24期、自由党)

○川端委員 漁業取締りの問題に関連して海上保安庁にちようどいい機会ですから、伺いたいと思います。愛媛県と高知県の問題になつております宿毛湾の入会の紛争にからまりまして、保安庁の出張所の取締りの状況についてお伺いいたしたいのであります。あの入会では非常に紛争をいたしておりまして、高知県にある出張所の方が、愛媛県側の漁船を不当に拿捕しているということであります。この前資料は持つて来ておつたのですが、今日は持つて来ていないのでお目にかけられませんが、具体的にあるのです。あなたの方のお手元にあるいは御報告があるのではないかと思いますが、この紛争も実は非常にわれわれが事情を見ますと、根拠のない、感情的な……

第13回国会 水産委員会 第18号(1952/03/08、24期、自由党)

○川端委員 先ほどから委員と関係当局との質疑がかわされまして、私はこの質疑応答を拝聽いたしまして、かいつまんで結論的な問題と簡單に伺いたいと思うのであります。  まず先ほどからの意見が再三出ておるのでありますが、今回のかに工船の打切り、断念ということになりましたこの経緯について、私たちも十分にこれを納得しかねる点があるのであります。私はここに今回断念をせざるを得なかつたということについては、これが情勢の急変であるか、先ほども法律的な根拠がない、あるいは漁業官の権限でもない、しかし日本政府側においては、このためにあらゆる努力を拂つて用意をいたして参つて来たことは事実である。水産庁長官はこれを急変……

第13回国会 水産委員会 第20号(1952/03/15、24期、自由党)

○川端委員 政府当局にこの問題に関連して伺うのでありまするが、先ほどから平塚氏のお話を伺つた中に、一部の業者の関税引上げ運動が奏効いたしまして、こういう結果になつておるんだというような結論的なお話があつたわけですが、水産委員会では、ここのところを重要な問題として、北洋出漁の問題がこの問題に関連をいたして論議をされて参つておるのであります。要するに関税の引上げの問題、こういうようなことの緩和策にも、今度かに工船を断念することによつて、ひいては向うの漁民の感情までもやわらげなきやならぬじやないかこういうふうなことでもつて、渦般日本政府は、かに工船の出漁の断念を一応決意したといういきさつになつておる……

第13回国会 水産委員会 第35号(1952/05/15、24期、自由党)

○川端委員 私は瀬戸内海におけるダイナマイト密漁の問題について、この際政府当局のしつかりとした対策をただしておきたいと思うのであります。かねてより重大なる問題であり、そして瀬戸内海においては非常な深刻な問題となつておるために、以前本会議場におきましても緊急質問が行われたほどであります。特に瀬戸内海でも、伊予灘海区というのが瀬戸内海の中心部を占めております。この地区が最もひどい現象を呈しておるわけでありまするが、ここはたまたま保安庁の取締りの盲点にもなつておるような所でございます。従つてここの地区におきましては、日にち毎日相当の、ダイナマイトの爆発が聞こえ、そうしてこの地区では、その密漁業者の跳……

第13回国会 水産委員会 第40号(1952/06/04、24期、自由党)

○川端委員 ただいま永田委員から、瀬戸内海のダイナマイトの密漁の問題を中心にいたしまして、取締りの実情についていろいろただされたわけであります。私どもも前から関係当局にその取締りの問題について強く要請をいたしておつたわけでありますが、最近の事情を現地に聞きますと、その後一向に特段の変化も見ておらない、要するに従前と同じような状態である、こういうことを言われるのであります。そこでこういう現地の情報に基きまして、再び御意向をただしたいと思うのでありますが、先ほど検察当局のお話により、事犯としての処置は非常に厳粛にやつておられる事情を承つたわけでありますが、この密漁の予防の問題について、水産庁を中心……

第13回国会 水産委員会 第51号(1952/07/29、24期、自由党)

○川端委員 ただいま参議院における水産委員会の廃止問題が議題になりました。学識経験の豊富な松田委員からこのようなお話を聞こうとは、私は思わなかつた。今の御議論を伺つておりますと、水産委員会は農林委員会と一緒になつて、農林省関係を一つの委員会で考えて行く形が当然の形であるというお話がありました。それは農林委員会のことも勉強しなければならぬというような趣旨のお話がありましたが、私ごときは松田委員ほどの学識経験はございませんけれども、ここに来て国政の審議をいたし、少くともここで水産問題を討議し審議するにあたつては、商工問題についても、社会問題についても、また農政関係の問題はもちろん十分に知悉した上に……

第13回国会 大蔵委員会 第37号(1952/03/24、24期、自由党)

○川端委員 ちよつと関連して、農政局長にお考え方を伺いたいと思うのでありますが、われわれは物品税の撤廃によりまして、いもが澱粉に加工され、さらにその澱粉が水あめになつて行く、こういうのが八〇%くらいになつているというように認めて参つておるのであります。今後役所の方ではこのいもが澱粉になり、澱粉が加工されて、工業用にいもがまわつて行く、こういう量が現在よりもふえるようなお見込みを立てておられるかどうか、こういう点もあわせて伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいま農政局長の意見を伺つて、われわれも一層意を強うしたわけでありますが、われわれも農村  から出ておりまして、御承知のように、永……


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第14回国会(1952/08/26〜1952/08/28)

第14回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1952/08/27、24期、自由党)

○川端委員 理事の互選は、投票を用いずして、その数を七名とし、委員長において指名されんことを望みます。


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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第1号(1950/04/10、24期、自由党)

○川端委員 関連いたしますので、ちよつと簡単にお伺いいたします。今一箇所の工事は十五万円以上というので、それ以下のものについては適用されないという基準が示されておるのでありますが、ここで私たちちよつとしろうと考えで思いついたところですが、大きな方の限界の問題であります。いろいろ予算の制約もございましようが、大きなものには一箇所当りの工費の量について制約はなくて、無制限に大きなものからとつて行くというような行き方になつておるのでありましようか。それから、もしそういう大きなもので予定されておる箇所等は、どういうところであるか、参考に聞かしていただきたいと思います。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会水産委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、自由党)

○川端委員 それでは私の話の筋さえ通れば、大臣がいなくともようございます。私は水産関係の問題について御質問申し上げます。水産業に対する附加価値税の問題でありますが、遠洋漁業等特殊な大規模の漁業までもということはむりかもしれませんが、沿岸漁業、すなわち小さな中小漁業に課税されることになつておるのは不合理かつ不均衡の感が強いように思われるであります。何となれば、水産業では九万田以上の附加価値に課税されることになつておりますので、中小漁業の相当部分、これは三分の二くらいは対象になるのじやないかというふうに言われておるのであります。一方において農業及び林業が非課税となつておるのでございまして、水産業が……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1951/02/21、24期、自由党)

○川端委員 いろいろ同僚委員より細部にわたつての御質問がありましたので、私はこの機会に、いわば廣川農政の基本的な問題ともいうべきでございますけれども、総括的に伺つてみたいと思うのであります。これは廣川農林大臣から伺いたい問題でもありますが、この廣川農政を受けた事務当局が、どういうふうに了解しているかというような観点から伺つてみたいのであります。それは将来の需給推算の考え方というか構成というか、こういう問題について伺つてみたいのであります。それというのは、すでに発表されておりますように、将来麦等の統制のわくもはずれて参るわけであります。こういう場合に、農林省としては、食糧の需給推算をどういうふう……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)

○川端委員 今後の分科会の運営にあたりまして、主査の呼び方を、平素われわれは委員長という呼び方をしているものでございますから、主査と言うのが非常に言いにくいのですが、われわれは委員長と呼んで、速記録には主査と書いてもらう、こういうふうにして、主査という言葉に速記録には統一されてもらえばいいのだから、委員長と呼んで主査と書いてもらう、こういうおとりはからいに願いたいと思います。
【次の発言】 私は簡単に五項目について伺いたいと思います。  まず第一に教職員の手当の問題と関連しまして、過般地域給の問題が勧告を見たのでありますが、この地域給について、将来も従来のように物価その他の諸條件の変遷に伴つて……

第13回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)

○川端委員 私は時間の制限もありますから、重複しないように、私の質問予定の項目についても、岡さんの質問で相当明らかになつた点もございますから、その点を省いてお尋ねをいたします……。
【次の発言】 まず私は遺家族等の実態の問題について伺いたいのでありますが、過般の臨時国会において調査費が一億出まして、調査の計画を立てたわけでありますが、この調査費の一億の効果について伺いたいのであります。実は厚生省関係のこの遺族の調査の係の方に、一億の金が実際に組みかえられておらないという話を聞いておるのでありますが、大蔵省関係の主計官に伺いたいと思うのであります。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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