小玉治行 衆議院議員
24期国会発言一覧

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このページでは小玉治行衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
小玉治行[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

小玉治行[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第49号(1949/07/04、24期、民主自由党)

○小玉治行君 花村委員長がさしつかえのため、私がかわつてこの委員派遣について説明を申し上げます。  すでに新聞などでご承知のように事件が発生いたしておりますが、法務委員会としては、福島縣平市の警察署占拠事件について、事実の眞相をまつたく公平の立場から、国政調査の一端として調査したい。かような趣旨から行つてみたいというのでありまして、御了承を願いたいと思います。

第5回国会 考査特別委員会 第1号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○小玉委員 私は法律家だから法律的に考えますと、政治的に言う超党派という言葉は、法律的に言えば各委員が独立でその職務を行うのが超党派的の意味だろうと考えております。だれが出たからと言つていることがすでに数にこだわつている。これが超党派的ならば、結局各委員、理事は独立して自己の党派を超越してやるのでありますから、それでよろしいと思います。

第5回国会 考査特別委員会 第2号(1949/04/20、24期、民主自由党)

○小玉委員 共産党やいろいろな方から理事会の決議か、あるいは申合せかということをいろいろ言われておるのでありますが、会議であれば、会議体の方式は当然とるべきものだと思うのです。それが法律的に効果があるのかどうか、事実上の問題は別として、理事会である種の問題を取上げなければならぬといつた場合に、もしこれが満場一致をもつて決するのなら聞えるけれども、そうでない場合は、事実上であるかあるいは法律上であるか多数決できまるということはおよそ、会議体における常則だと思つております。これは普遍的な原則だと思います。そういう意味において、私は理事会の権限はやはり一般の会議体に基いてやるというのがよろしいと考え……

第5回国会 考査特別委員会 第5号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○小玉委員 あなたの青果組合は浦和青果物組合ですか。
【次の発言】 組合員は何人ですか。
【次の発言】 二十二年度の税で幹部が集まつたという時期は四月ですか。幹部が集まつて序列をつくつたというのだが、それは四月ごろですか。
【次の発言】 石井竹次郎という人は、八百屋の取引高は別として、個人的に非常に資産を持つているというようなことはないのですか。
【次の発言】 何か人柄が人から憎まれるというか、何かそういうような人がらでもないですか。
【次の発言】 組合全体に対して、昭和二十二年度どれくらいの額の割当があつたのですか。
【次の発言】 今は税の折衝をしているのですか。

第5回国会 考査特別委員会 第6号(1949/05/24、24期、民主自由党)

○小玉委員 寄合いに行つたそうですね、税のことで……。
【次の発言】 それはだれが呼びに來たのですか。
【次の発言】 そこには何人くらいおつたのですか。
【次の発言】 七、八十名ですか。
【次の発言】 ほかの人は大体個人折衝ではなくて、團体折衝、皆でまとまつてだれか代表幹部の方にやつてもらうということになつたのですね。
【次の発言】 そうしてあなたも言つた。南さんとあなたと二人ですか。
【次の発言】 個人折衝で税務署で折衝すると言つて、幹部の方にまかせなかつた人は何人くらいですか。
【次の発言】 あなたは、どういうわけで自分は個人折衝をするという氣持になりましたか、その場でみんなにそういうこと……

第5回国会 考査特別委員会 第7号(1949/05/26、24期、民主自由党)

○小玉委員 中野民主商工会というのは、中野区全体のものですね。
【次の発言】 これと同じような組織というか、会が東京都にはどれくらいあるのですか、あなたのお知りのところで。
【次の発言】 各会は横の連絡をとつているのですか。
【次の発言】 それから、あなたは減税について税務署と交渉したことがあるそうですね。
【次の発言】 それでもよろしいが、交渉したことがありますか。
【次の発言】 どのくらいの回数ございますか。
【次の発言】 記憶はないくらい多いのですか。
【次の発言】 大体何回くらいか、常識的に覚えているはずだと思うのです。一回とか、二回とか、五回とか、十回とか、数十回とか……。

第5回国会 考査特別委員会 第8号(1949/05/28、24期、民主自由党)

○小玉委員 所得を押えるのに一番むずかしいのはやみ所得だと思うのです。脱税問題は経済九原則でも非常にやかましく言われますが、このやみ所得を抑えるために、大藏大臣としては有効適切なる案があるでしようか。どういうふうな対策をもつて臨まれておられるかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 脱税問題については、檢察当局と協力されておるやに承つたのでありますが、それはどういうふうになさつておるか承りたい。
【次の発言】 もう一点、ある地方では、税務署の徴税成績について、自分の方は全國で何番であるとかいうようなことをよく言つているようですが、何かそういう番付みたようなものがありまして、番付によつて競争させ……

第5回国会 考査特別委員会 第13号(1949/06/29、24期、民主自由党)

○小玉委員 私は考査特別委員会に今年初めて出席したのですが、この委員会は超党派的に公平にやるべきものである。証人の申請の順序等もこの前理事会で山田某をきめたのですけれども、理事会以上にこの委員会は権威があるわけで、この委員会がきめたことを今さら変更して、また理事会の方に引きもどすという神山君の発言は、ことの本末を誤るものではないか。共産党の神山君がいつも議事進行に名をかつて、まず長時間雄弁を振われておるわけでありますが、これは遠地から呼んだ証人に対しては非常に御迷惑なことだと思います。われわれは協力してこの議事を円満に進行しなければならぬ責務がある。これは証人に対しても考査委員会として特別の配……

第5回国会 考査特別委員会 第14号(1949/06/30、24期、民主自由党)

○小玉委員 あなたの先ほどからの証言をお聞きしておりますと、村政について、たとえば物の割当、米供出の割当であるとか、あるいは報奬物資の分配であるとかいう点については、組合員以外の反共派ないしは非組合員については組合側が実験を握つておつて、いわゆる鉄のカーテンを下げておつて、その中を反共派、非組合員には一向のぞかせない、知るによしなしというような村政になつておるわけですね。
【次の発言】 それから鈴木調査員があなたの家へ行かれたというのですが、夜遅くまでおられたのですか。
【次の発言】 ところが神山君がこの間からこういうことがあつたといつて調べたのですが、そういうことがあると、共産党の方が夜も寢……

第5回国会 考査特別委員会 第15号(1949/07/01、24期、民主自由党)

○小玉委員 あなたは完納用の物を預つてるそうですが、それはいつごろ來た品物ですか。
【次の発言】 何に対するものですか。じやがいもとか、麦とか、いろいろありましよう。
【次の発言】 それはどこからですか、役場から受取つたのですか。また品物の数量、品目等は大体どれくらにありますか。今現にあずかつておるものが……
【次の発言】 現実にどういう品物をあずかつており、またあなが現にあずかつておる品物の種類、量等は大体わかりますか。
【次の発言】 それはあなたの家に保管してあるのですか。
【次の発言】 そういうものは完納前にすでに役場からもらつて來て、あなたが保管するような方法ですか。その配給の仕方は………

第5回国会 考査特別委員会 第16号(1949/07/04、24期、民主自由党)

○小玉委員 私は六月三十八日付をもつて本委員会に國鉄労働組合中央委員会の実力行使決議について調査要求を求めたのであります。その要求の理由といたしまして、國鉄労働組合中央委員会は熱海市において六月二十五日から二十六日にわたり討議の結果、その鬪争方針として、最悪の場合はストを含む実力行使を行う、最悪の場合の判定は本部團体交渉が決裂したときであり、集約は中鬪において行うとの決議を採択したと傳えられる國鉄労働組合は公共企業体労働関係法によつてストが禁止されておるのであるから、右決議は法律を無視し不法に労働争議を挑発しもつて暴力手段に訴えて目的を貫徹しようとするものであつて、法治國としては断じて許しがた……

第5回国会 考査特別委員会 第17号(1949/07/08、24期、民主自由党)

○小玉委員 あなたは國鉄労働組合の中央委員は百三十名あるとお答えになりましたね。
【次の発言】 そのうちの党派別というか傾向というか、それは新聞等にある民同系が五十五名、革同系が二十四名、共産系が三十九名、中立が十名、かように私はある調査の情報によつて得ておるのですが、あなたはいかようにお考えになつていますか、大体でよろしいから……。
【次の発言】 それではせけんに言われておる民同というものの組合内部における思想的立場というか、これはいかなる傾向を持つておる党派ですか。(「あまり民同の肩を持つなよ」と呼ぶ者あり)肩を持ちはせぬ、聞いておるのだ。

第5回国会 考査特別委員会 第18号(1949/07/11、24期、民主自由党)

○小玉委員 あなたは信念に從つて決議に反対された。その信念というのは共産党の方はいわゆる議会主義を認めない、ほんとうに定員法を認めないでストなどの実力行使をして、結局吉田内閣を倒す方向に行くという。あなた方はどこまでも議会主義で行くという。この二つの考え方がこの決議をする際に根本的にあつて、それがあなたがその決議の際に信念をもつて反対されたという根源になつておるようなことはございませんか。
【次の発言】 しかしあなたは先ほど一項から五項までの鬪爭をやつてみて効果なく、ぎりぎりの場合になればいわゆるストをも含む第六項を実行に移すというのでなければこの決議が無意味になるとおつしやつたでしよう。

第5回国会 考査特別委員会 第20号(1949/07/15、24期、民主自由党)

○小玉委員 六月の五日ですか、多数の人が入つて、十一時十五分ごろから十六時三十分ごろ、遂に旧交番でやろうということをあなたが承諾しなければならぬような立場に置かれたわけですね。
【次の発言】 しなければならぬような状態に立ち至つた。まあ疲労困憊の結果精神ももうろう状態になつた、こういうのですね。
【次の発言】 その間飯も食わなかつたのですか。晝飯も……。
【次の発言】 便所には。
【次の発言】 便所にも行かない。行きたくても行かれないような状態……。
【次の発言】 あなたが下に下りればとりまく、二階に行けば二階に行つてやる、こういうのですか。

第5回国会 考査特別委員会 第22号(1949/07/19、24期、民主自由党)

○小玉委員 六月十日に暴行を受けたのですね。
【次の発言】 その際は何人くらいであなたに暴行を加えたのですか。
【次の発言】 げんこか何かでなぐつたのですか。
【次の発言】 鉄棒で……。
【次の発言】 どこをやつたのです。うしろからですか前からですか。
【次の発言】 突いたのですか。
【次の発言】 それで負傷しましたか。
【次の発言】 休んだか。
【次の発言】 医者の手当を受けましたか。
【次の発言】 出血はしましたか。
【次の発言】 皮下溢血はあつたか。
【次の発言】 とにかく背中の骨にひびが入つていはしないかというくらいに、ひどく突かれるかなぐられかしたか。

第5回国会 考査特別委員会 第23号(1949/07/21、24期、民主自由党)

○小玉委員 議事進行について‥‥。これから平事件を本委員会において調査するかどうかという点について、各委員の討論があると思いますが、本日はこれから國電スト問題について五人の証人を呼び出しておるのでありますから、各委員の討論の時間を五分間ぐらいに制限して、そして討論を進めるようにしていただきたいと思います。
【次の発言】 議事進行に関して動議を提出いたします。本議題についてはこれにて討論を打切り、ただちに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 実は私先ほど途中から参つたのでありますが、公共企業労働関係法の十七條で公共企業体の組合員はストを禁止せられておるということは御存じですね。それあるにか……

第5回国会 考査特別委員会 第34号(1949/08/10、24期、民主自由党)

○小玉委員 私はこの三君を偽証罪として告発することに賛成をいたします。告発するについての理由というものは、先ほど委員長が御説明になりましたが、それで盡きておると考えるのでありますから、さらに告発すべしというところの理由の説明は詳しくはいたしません。ただ、反対ないし留保せられる委員の御意見がありましたから、その御意見について少し私の考えておることを申し述べたいと存じます。  まず石田委員のお話ですが、これは全部の調べが終つて、そして結論が出てから後にしかるべくやるべきではないかという御意見でありますけれども、ここに一人の暴行をしたという証人がある。ところが、暴行しないという証人がおる。ないしは平……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○小玉委員 関係筋との話合いの際に、衆参両院の選挙法改正特別委員会関係の連中が懇談するようにということを言つておりましたが、そういうふうにお取扱いになつたのいですか。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1949/07/20、24期、民主自由党)

○小玉委員 特に研究もしておりませんけれども、大体現行法の欠格條項でも相当研究して、厳重に、不適当のものを排除しておりますから、現行法通りでよいのじやないかと考えております。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第9号(1949/07/21、24期、民主自由党)

○小玉委員 私は衆議院議員選挙人名簿の登録に必要な六箇月の住所要件、この点につきまして実はこういう考えを平素持つておるのです。職業の性質したびたび住居の移転をするような者、たとえば官公吏であるとか、会社の社員であるとか、そういう人は、私も経験したことですが、たとえば今年の衆議院議員選挙の眞近に転任する、六箇月住んでいないから選挙人名簿に登録されてなくて選挙ができない。ところがまた次の総選挙の際に、折悪しくまたその六箇月以前に転任していなかつたために選挙権を行使できない。二回も三回も総選挙の際に総選挙権を行使することができないという実例が多々官吏、公吏等にあるのであります。こういう点については六……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第10号(1949/07/22、24期、民主自由党)

○小玉委員 私遅れて参りまして、皆樣の意見を全部拜聽しなかつたのですが、この第三者の選挙運動あるいは戸別訪問をどうするか、自動車の点をどうするか、また物資の面を緩和するかというようないろいろの御議論を承りました。私は戸別訪問の点につきましては、無制限に戸別訪問を許すということに反対であります。もし戸別訪問を許すといたしましたならば、候補者だけに戸別訪問を許して、あとは認めないということに考えておるのでありまして、選挙の実際から申しますと、私が申し上げるまでもなく、演説会等で声は聞いた、ラジオ等で声は聞いたけれども、しかし候補者というものは全人格を見なければ、安んじて投票できないという空氣が、実……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第15号(1949/10/24、24期、民主自由党)

○小玉委員 この第五の「管理」ということは「管掌」という文字に置きかえになるわけに行きませんか。「官理」というと、何だか形式的な言葉のようですが、実際は選挙事務を管理し掌握するというのがこの選挙管理委員会の仕事ではないかと思います。で、この「管理」という言葉を「管掌」という文字にかえる点については、いかがでしようか。
【次の発言】 ちよつと一点お尋ねします。第九の第三項の「選挙管理委員会にその旨の申出をすることにより」とあるのですが、これは口頭の申出と書面その他の申出とがあるので、これは届出というような何か厳格に書面によつて申出をするというふうに訂正された方が、実際の取扱い上便宜ではないかと考……

第5回国会 法務委員会 第8号(1949/04/19、24期、民主自由党)

○小玉委員 ちよつと私は檢察廳側にお聞きしたいのですが、最近こういうことを私はある所で聞いたのです。共同被告人がある場合に、檢察廳で調べておいて、その共同被告人の一人を捜査の過程において、判事の方で証人として宣誓をさせて調べております。公判にまわつて、檢察廳で述べたことと違つたことを言うと偽証罪になるということで、公判における供述を縛ると申しますか、ひつくり返せぬようになつている。そういうことが今度の新刑訴でできるのだという見解で、さような捜査方法をとつておるということをある所で聞いたのですが、現在さようなことを檢事捜査上やつてやられるかどうか、その点について檢察廳側の御見解を承りたいと思いま……

第5回国会 法務委員会 第11号(1949/04/26、24期、民主自由党)

○小玉委員 下級裁判所の管轄等に対する法律案について、一、二点お伺い申し上げたいと存じます。この法案によりまして六箇所簡易裁詞所が増設されることになりましたことは、まことに國民の喜びといたすところであります。それに関連しまして、第四國会におきまして岐阜縣関町、鳥取縣浦富町、栃木縣上都賀郡の栃木簡易裁判所、この三箇所に簡易裁判所を設置してもらいたいという請願並びに陳情等が出ておつたのでありますが、これはいかように処理されたかという点をまず第一にお聞きしたい。  それから今度の法案では全國に六箇所増設されることになつておりますが、この六箇所以外にも請願、陳情等が出ておつたのではないかと思います。政……

第5回国会 法務委員会 第35号(1949/08/30、24期、民主自由党)

○小玉委員 あなたのお話を伺つておりますと、眼瞼内部の皮下溢血が三鷹事件の解剖例であつたということから、下山総裁も死後轢死じやないと断定なさつたようですが、たとえばのどを急激に絞めたり、窒息死の場合に、眼瞼内出血のような徴候が現われることはありませんか。
【次の発言】 そうしたような殺し方の場合、他殺の場合は手の甲、足の甲あるいは局部の鬱血というものは絶対にありませんか。
【次の発言】 今まであなたがお取扱いになつた他殺死体に、三鷹のいわゆる轢死体と同じような兆候をした皮下溢血したものを、お腹扱いになつた例ありませんか。
【次の発言】 あの下山事件の最初の新聞では局部をけつた。そこで死んだので……

第5回国会 法務委員会 第39号(1949/10/11、24期、民主自由党)

○小玉委員 小委員長といたしましては、角田幸吉君にお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 林君のお話は、公務員である大学の先生の首切りというか、退職という問題が中心のように承りましたが、犯罪面とどういう関係があるのですか、現在犯罪か何か起つており、その解釈問題というならば、当委員会で適当ではないかと思うけれども、まだその問題が起つていないのに、すぐ取締りの方から先にきめるというのは本末顛倒であつて、むしろ人事委員会の方からただして行くという筋が正しいのではないかと思うのですけれども……。
【次の発言】 ちよつと問題所在を確めておきたいと思うが、行政処分が起つて、その後に現在検挙とか起訴とか……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会 第10号(1949/11/30、24期、民主自由党)

○小玉治行君 私ははなはだ僭越ではありまするが、このたび議員提出法案として、別府国際観光文化都市建設法案を提出いたしましたにつきまして、提案者一同を代表いたしまして、ごく簡單に提案理由を御説明申し上げたいと存じます。  わが国は、敗戰後新憲法によりまして、わが国のこれからの進む方針として、文化国家、平和国家ということを基本原則として、戰争を永久に放棄いたしたのであります。この新憲法の見地に立つて、われわれがわが日本国土をながめまするとき、戰前におきましては、わが日本国土は、あるいは要塞、あるいは高射砲というように、あたかもはりねずみのごとく武装をしていた国土であつたのでありますが、敗戰の結果、……

第6回国会 考査特別委員会 第3号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○小玉委員 この油糧公団には労働組合はあつたのですか。
【次の発言】 今はありますか。
【次の発言】 この五百七十万円の金を経理部長の個人の名で預けてあるというのですが、その経理部長はどういう経歴の方ですか。
【次の発言】 経理部に来るまでの……。
【次の発言】 経理の面では多年経験のある方ですか、いかがですか。
【次の発言】 労働組合の委員長が経理部長になるということは異例ではないかと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 これは労働組合の方からの推薦あるいは要求によつて任命したというような……。
【次の発言】 名前は……。
【次の発言】 その程度でいいです。  それから五百七十万円のうち……

第6回国会 考査特別委員会 第5号(1949/11/14、24期、民主自由党)

○小玉委員 ちよつとお聞きしますが、この分解硬化用油脂価格格差益金及び大豆増産奬励金というものは、販売価格に織り込んで売られた。こういうのですね。
【次の発言】 大豆もだね。
【次の発言】 分解硬化油川油脂価格差益金はどうですか。
【次の発言】 そこで大豆増産奬励金は、大豆の販売価格のうちに織り込んであるというのですね。そうしますと、公団の方に入つて来る金は、大豆の代価として入つて来る金なんですね。
【次の発言】 そうしますと、その金は結局公団の所得というか、所有に帰するわけですね。
【次の発言】 大豆増産奬励金というものについては、そのうちからどういう取扱いをしておるのですか。一応公団の所得……

第6回国会 考査特別委員会 第8号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○小玉委員 大豆協会に公団の方からまわした金は、大豆の最終販売価格に織り込んであつた。そうして公団に納めた金を大豆協会にまわしたということに相なつております。これは間違いございませんね。
【次の発言】 そうしますと、この金は大豆協会に来る以前においては国家の金と申しますか、国庫に帰属すべき金という性質のものであるように、あなたは理解されておりますか。
【次の発言】 もう一度お聞きしたい。
【次の発言】 よろしゆうございます。そこで大豆協会の性格は組合的のものだということですが、公の機関でもなければ、いわゆる地方公共団体あたりの公法人でもない、まつたく私の団体にすぎないわけですね。大豆協会は社団……

第6回国会 考査特別委員会 第9号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○小玉委員 中途から参つたので、あるいは重複するかもしれませんが、大豆奨励金を価格に織り込む。そうしてそれが最終販売価格として油糧公団から消費者に売られるということはおわかりですね。
【次の発言】 そこで大豆の最終販売価格によつて売られた大豆の代金、これは公団が売主、消費者が買主として公団の所得になるわけですが、そこで所得の帰属ですが、それはあなたが物価をきめる際には、そうして得たところの金は全部油糧公団の所属に帰するというようなお考えでしようか。
【次の発言】 油糧公団の金と言えば、すなわち国家の金――国家の代行機関だからそうなりますね。それはあなたもそういうふうに御解釈でしよう。

第6回国会 考査特別委員会 第11号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○小玉委員 もし小林君は、著書にさようなことが書いてなかつた場合にはいかなる責任をみずからとられるかということを表明していただきたいと思います。
【次の発言】 小島さんにちよつとお尋ねしますが、途中から参つたので、あるいは重復するかもしれませんが、私「この子を残して」という木を読みまして、永井博士が孤兒を救済する精神的な問題としては、孤兒院とか育兒院で、院主、経営者をお父さんとかお母さんと呼ばして、それによつて子供に対して父性愛、母性愛というような結びつきをしようというようなことをやつているが、これはまことに浅薄なことであつて、そういうことで父性愛や母性愛を感じさせられるものではない。究極にお……

第6回国会 法務委員会 第1号(1949/10/31、24期、民主自由党)

○小玉委員 理事はその数を十名とし、委員長において御指名あらんことをお願いいたします。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 考査特別委員会 第5号(1949/12/21、24期、民主自由党)

○小玉委員 本件でこれが違法であるかないかという分岐点は、公団法十五條のいわゆる附帯業務に属するかどうかという点にあるようでありますが、この公団法の十五條を見ますと「物価庁の定める価格による国内産油糧及び輸入油糧の一手買取及び一手売渡」、二が「油糧の保管、輸送、加工及び検査」、三が「油糧取扱業者の指定」とあつて四が「第一号及び第二号の事業に附帯する業務」となつているのですが、あなた方の御見解というか、あなた方、または政府あたりとの連絡の際の附帶業務というのは、第一号の附帯業務というような御見解でございますか。「物価庁の定める価格による国内産油糧及び輸入油糧の一手買取及び一手売渡」というこの公団……

第7回国会 考査特別委員会 第15号(1950/03/31、24期、自由党)

○小玉委員 今の岡田君や小平君が、証人喚問前に証人の経歴等を知らせてくれということに、委員長はどういう約束をされたか知らぬが、絶対反対である。と申しますのは、この経歴等は、実は宣誓をした上で聞くべきことでありまして、これは証人調べの普遍的原則であります。ここで事務当局の方が調べた結果を知らせろというのですが、もし宣誓した後に証言が食い違うといつたような場合には、またその点について調査当局の責任を問うとかいうような問題にも発展すると思うのでありまして、さようなことになりますると、事務当局としても責任をもつてそういうことを言うわけに行かぬと思いますから、これは呼んで、しかるべく宣誓をした上でそうい……

第7回国会 考査特別委員会 第16号(1950/04/01、24期、自由党)【議会役職】

○小玉委員長代理 それではただいま委員長不信任の動議が提出されましたので、私が指名によりまして委員長としての職務を行います。まず石田君より委員長不信任の動議の趣旨の説明を求めます。
【次の発言】 本件について討論を許します。西村直己君。
【次の発言】 梨木君。
【次の発言】 討論は終局いたしました。それではただいまより採決いたします。石田君の委員長不信任の動議に賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立少数。よつて不信任の動議は否決されました。
【次の発言】 それでは本席を委員長と交替いたします。
【次の発言】 ちよつと一点だけ……。あなたは肉体的、精神的、あらゆる迫害にあつても民主化さ……

第7回国会 考査特別委員会 第19号(1950/04/05、24期、自由党)

○小玉委員 あなたは先ほど日本新聞の記事に、反動は帰すな、つるし上げてしまえとかいう記事がしばしば載つておつた、それをごらんになつたとおつしやいましたね。それは間違いないですか。
【次の発言】 そうしますと、そういうことはあなたが上級将校から問題になつておる言葉を聞いた昨年の九月十五日以前において、たびたびそういう記事は新聞に載つておつたのですね。
【次の発言】 それから反動の帰国を拒否することを上申する……。
【次の発言】 九月十五日以前に、そういうことはたびたびごらんになりましたね。
【次の発言】 その日本新聞というものは、俘虜收容所の者はみな読んで知つているわけですね。

第7回国会 考査特別委員会 第20号(1950/04/06、24期、自由党)

○小玉委員 あなたは、今ちよつと言いかけてひつ込めたのですが、野坂要請というか、野坂が帰すなと言つたので、帰つて来たら野坂に、自分と同じように、そんなことを言つたのはけしからんと詰問される人が出て来るじやないかと思つたけれども、出て来ないということをちよつと言われましたが、そうですが。
【次の発言】 そうすると、あなたがスーチヤン地区でそういう話を聞いた際に、相当野坂に対して反感を持つており、けしからんやつだ、われわれの帰国の妨害をするけしからんやつだというような話合いが、あなた方会つた者の間で行われたようなことがありましたか。
【次の発言】 その際に、野坂がわれわれの帰国を妨害するのはけしか……

第7回国会 考査特別委員会 第22号(1950/04/08、24期、自由党)

○小玉委員 あなたは前衛の四十七号の論文中、在ソ民主運動の特質としていろいろあげておるうち、反ファシスト的意識変化、または民主的人間変革というものの意義を申された。その際にいわゆる将兵が精神的に非常に荒廃しておる、兵隊の気持を失わない。だからして真人間に帰ることがこの民主的変革の意義であるというふうに申されましたね。
【次の発言】 それでは真人間に帰るという、真人間とはいかなるものをさすかということについて御証言を願いたい。
【次の発言】 そうしますと、資本主義を奉じて千利的な民主的な生活を営むという者も、あなたの言う真人間というものの中に入るかどうか。

第7回国会 考査特別委員会 第23号(1950/04/10、24期、自由党)

○小玉委員 私はちよつと簡單にお尋ねいたしますが、あなたは日本新聞の宣伝部長をされておつたというのですが、その日本新聞を編集される上において、日本から入る文献ではどういうものがありましたか。お聞きしたい。
【次の発言】 アカハタは……。
【次の発言】 雑誌類では……。
【次の発言】 改造、中央公論は……。
【次の発言】 それはどういう径路を伝わつて入つておつたのですか。
【次の発言】 日本内地から送つたものと思われるのですが、一般的にさような文献があの遠隔な地まで参るについては、これは非常に手続がいろいろあると思いますが、着いたときには、どこが発送先になつておつて発送されるのですか、そういうこ……

第7回国会 考査特別委員会 第24号(1950/04/12、24期、自由党)

○小玉委員 今安部委員から言われた通り、ソ連の鉄道建設、森林伐採というようなことは、結局はソ連の戰力の拡大に役立つのである。そういう仕事に四年間も五箇年間も日本人捕虜が心から喜んで働けるか。あなた方はスターリン元帥に感謝文を書いて帰りたが、かりに戰力の増強にならなくても、ソ連を強化することになる。聞くところによると、ソ連は非常な労働不足だそうですが、労働不足のソ連において、日本人捕虜の何十万、何百万が働くということは、ソ連の戰力増強は別として、国力の増強になる。そのソ連の国力を増大せしめるということについて、日本人捕虜がはたして心から喜んで自由意思で働けるかどうかどいうことを、われわれは非常に……

第7回国会 考査特別委員会 第25号(1950/04/13、24期、自由党)

○小玉委員 あなたは今ソ連で強制労働に服した、そう申されましたね。
【次の発言】 それは結局あなた方の自由意思に基かずして労働さすという意味に承つてよろしゆうございますか。
【次の発言】 ところが今までの証人の中には、ソ連においては自由意思に反して捕虜に対しては労働をしいないのだという証言をした者があるのですが、それは事実と相違いたしますか。
【次の発言】 それから私中途で参つたので、あるいは重複するかもしれませんが、スターリンへの誓い、いわゆる感謝文ですが、それが日本新聞に載つ」たということはあなた御存じでございましようか。
【次の発言】 何かその感謝文というものを、ごらんになつたことはござ……

第7回国会 選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1950/02/02、24期、民主自由党)

○小玉委員 この百四十八條は憲法違反ではないか、今共産党の土橋君は、憲法違反論を言つておるのですが、申すまでもなく、近代思想における権利というもの、その中には義務を含むのです。その権利を濫用してはいけないということは、争うことのできない事実であり、権利の濫用は権利の行使にあらずということは、明白な事実であります。ここにフランスのある所有権に関するりくつを持つて来るのも変でありますけれども、簡単に私は御説明したい。自分の所有地の隣に飛行場ができた。朝晩飛行機をあげられて、やかましくてしようがないから、飛行機を妨害してやろうというので、自分の所有地に高い柱を立てた。そしてそれに飛行機を引つかけて落……

第7回国会 選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1950/03/08、24期、自由党)

○小玉委員 地方財政も非常に困つておりますから、平衡交付金を交付するとして、選挙は始まる。金はどんどんいる、地方にはないといつた場合に、その交付の時期ですが、選挙が始まれば、すぐ平衡交付金を交付されるということになりますか、あるいは終つてから清算して出すというふうなことになるのですか、その点ひとつお伺いしたい。
【次の発言】 私は動議を提出いたします。今日はいわゆる正誤の点でありまして、内容に入る必要はない。内容についてはすでに論議を尽しているのでありまして正誤をするのに、当局を呼び出して聞く必要はありません。ゆえに私は本日は閉会していただきたいと思います。

第7回国会 法務委員会 第11号(1950/03/02、24期、自由党)

○小玉委員 私は簡單に猪俣氏の提案に対して反対理由を申し上げます。吉田内閣は御承知の通りに、政界、官界、財界の浄化ということは、内閣成立の当時の基本綱領の一つになつているわけでありまして、かかるがゆえにこの粛正の本元でありまするところの法務総裁というものは、党籍を持たせずにいたしまして、嚴正公平に粛正をやらせるという建前をとつているのでありまして、昭電事件であるとか、あるいは石炭国管問題であるとかいうような問題につきまして、嚴正公平、與党と言わず野党と言わず、疑惑のある者は爬羅剔抉して参つたのが、これが吉田内閣の検察行政に対するところの根本的なやり方であつたのであります。今日問題になつておりま……

第7回国会 法務委員会 第19号(1950/04/04、24期、自由党)

○小玉委員 私は本法案についてまず総括的にお聞きしたいと思います。今中小企業が仕事がなくなつて非常に苦境にあることは、法務府当局もよく御認識のことと思うのでありますが、この法建を施行する段階になりますと、いわゆる官公需の仕事はまず優先的に刑務作業にとつてしまうという結果になりますために、民間の印刷業でありまするとか、木工であるとかいつた部面の仕事を非常に圧迫する結果になるのではないかと思います。むろん法律で、懲役に科せられた者については国家においてこれに職業を與えなければならぬということは当然のことでありますけれども、一面その結果非常に民間企業を圧迫して、失業者が続出するという結果に相なります……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 考査特別委員会 第2号(1950/07/26、24期、自由党)

○小玉委員 私は初めて出ましてよくのみ込んでおらぬのですが、今お話を承つておると、百四十円かに処分したころは、価格裁定委員会とかいうのがあつて、あなたもその委員であられたように承つたのですが、さようでございますか。
【次の発言】 それは配炭公団が解散になつて、清算に入つた後ですか。
【次の発言】 そうすると、その委員にあなたが経済安定本部を代表して入つたわけですか。
【次の発言】 本式の委員会ではないというと、どういう委員会ですか。
【次の発言】 そうしますと、これは公式なものでないけれども、事実上はその価格裁定委員会に諮問して、清算人が価格をきめて販売しておる、こいううことになるわけですか。

第8回国会 考査特別委員会 第7号(1950/09/18、24期、自由党)

○小玉委員 今、猪俣君の緊急動議の説明が中途で終つたのでありますが、その言い出しを聞きますと、日発問題について正式に委員会に取上げるように理事会できめてもらいたいというふうな発言があつたけれども、それはおそらく猪俣君の誤解ではないかと思う。去る十三日の理事会に、私ほか三名のわが党の委員をもつて、日発問題を考査特別委員会で取上げてもらいたいという調査要求を正式に提出し、その理事会において、これは従来の当考査特別委員会の取扱い方に従つて、事務的に命じて調査員をして下調べさせるということに決定しておる問題であります。でありますから、猪俣君の仰せられるような理由によつて理事会を開く必要はないのであつて……

第8回国会 考査特別委員会 第14号(1950/11/13、24期、自由党)

○小玉委員 あなたの、局会議の終つたいつかの座談会の席でおつしやつたことが、誤解を生むのは、私はそういう点にあるのじやないかと思いますが、毎日あるいは読売の記事に、日発が工事を請負わせた請負人から金の融通を受けているという記事があつた。その記事のことが、たまたま座談会の席上で話題に上つた。そこであなたが、そういうことを考えれば考えられるかもしれないけれども、しかしそういうことは考えられない。そういう言葉であなたが述べた。そこがそもそも誤解を招くもとになつたのではないかと私たちは思うのです。そこで、そのあなたの言葉を分析して私考えてみますと、あなたのおつしやつた趣旨は、新聞人あるいはジヤーナリズ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政委員会 第5号(1950/11/28、24期、自由党)

○小玉委員 政治活動に関連しまして、ちよつと私一点お願いいたしたいのですが、この法案の第三十六條の第一項の第五号でありますが、「前各号に定めるものを除く外、條例で定める政治的行為」かように相なつておりまするが、この「條例で定める政治的行為」ということは、やはりこの三十六條の一項のような制限列記的な方法による政治活動を禁ずるような方式によるのか、ないしほかの追放令の違反者が、ちよつとした政治活動をしてもやられるような包括的にすべての政治活動をすることを禁止することを條例では許すようなこともできるのか、これは実に私は重大な問題と考えるのでありまして、もしすべての政治活動を條例で禁止するということま……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 地方行政委員会 第59号(1952/06/02、24期、自由党)

○小玉委員 その区分の点が不明瞭のようでもありますが、太政官あたりも元来これは現行犯か準現行犯の場合を予想したのであつて、その以外に広げるということはちよつとおかしいのじやないかとぼくは思う。現行犯もしくは準現行犯ならば、一般人が逮捕の権利――義務はないけれども逮捕の権利がある。義務はないけれども逮捕の権利があるといつた状態のもとに協力援助したという場合にこれを局限いたさないと、人権の蹂躙という問題も起つて来る。警察官は逮捕の権限を持つている。あるいは家宅捜索、押収等の権限を持つている。しかし、現行犯以外の押収捜索、あるいは犯罪捜査等に一般人民を使うということは嚴に禁止しなければならない。本法……


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データ更新日:2023/02/05

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