このページでは松岡俊三衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○松岡(俊)委員 これはあるいは総合的に研究すべき問題かと思うのですが、海技専門学院が、終戦後ただちに神戸商船学校の施設を継承してできたのですが、その後になつて神戸商船大学ができ、大学というものが海員養成の上に十分な権威を持つものだと一般は思うであろうと思うのでありますけれども、それに航海訓練所が必要だということは別としまして、海技専門学院というものがどうしても必要なのかどうか。一方では十分に設備すべきものもできない。ちようど帯に短かし、たすきにどうというようなぐあいで、両方はんぱなものにできるようになつてもいけない。ほんとうに運輸省として、海員を養成する上についての欠陥を指摘して、こうせねば……
○松岡(俊)委員 今の質問に関連して……。今のような希望を持つておられるとすれば、その腹案を近いうちにこの委員会に内示する考えを持つておられるかどうか、これだけ伺つておきます。
【次の発言】 この会期中に間に合わせる考えがあるかどうか。
○松岡(俊)委員 私の質問は陸運行政その他のものに対する質疑でありますが、ここに幸いに木村政務次官が見えておられますから、私の言うところをよくお聞き取り願いたいと思います。木村君は岐阜県から出ていらつしやるので、かねて御承知であられましようが、私が十年かかつて日本の法律に初めて雪害問題を入れた。その当時においては北陸四県中ただ新潟県のみが呼応して東北六県だけで検討し、十年かかつてようやく雪害の二字が法律に入つた。これが今度積雪寒冷単作地帯云々というときには、木村君のところの知事さんなどは私と一緒にやつていた人だが、わざわざ出て来て、もしあ問題で岐阜県が閑却されるようであつたならば、君らは代議士……
○松岡(俊)委員長代理 楯君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十八分散会
○松岡(俊)委員 大臣はお見えになりますか。
【次の発言】 私の質問は根本的な問題に関するのですが、運輸省には大臣が二人いるというようなぐあいにいわれ、最も実力のある木村君がおられるのですから、世の中のうわさのごとく、木村君にしつかりとお聞きを願つて、あるいは私の質問に、この場合御返事が得られないようなことがありましたならば、大臣と御相談の上に、後日御返答をお願いしておきたいと思います。
私はしばらくぶりで国会に参つたのでありまするが、われわれが鉄道の予定線路を往年決定したのでありますが、この鉄道予定線路が当時着々として進みつつあつた際に、不幸にして国難に直面して、蹉趺せざるを得なくなつたの……
○松岡(俊)委員 議事進行――。先日国鉄の営業局長は、自分はこの返事ができない、いずれ総裁からというそのときの御答弁でしたが、まだ何もない。委員長からしかるべく処置してもらいたい。
○松岡(俊)委員 先般、国鉄の性格の問題について木村政務次官にお尋ねいたしまして、この問題は大臣とよく相談の上御返事を承りたいということを申してあるのでございます。 もう一つは、山形県の問題であるが、あの小さな県において新潟、仙台、秋田の管理局が三つに分割してやつている。こういこうとでやれるかどうか、さしつかえないのかどうか。青森県には港湾があり、青函連絡があるから、あそこはあれでよろしい。秋田、岩手、宮城みなそれぞれ同様ですけれども、山形県だけがああいうぐあいになつていて、あれでやれるかどうかということをお尋ねしたところが、営業局長からは、それは自分が答弁できないから、総裁から御返事いたす……
○松岡(俊)委員 前議会で国鉄総裁にお尋ねした問題が、まだ御返事をいただいておりません。それは全国で一行政管内で鉄道局が三局に分轄されて七るところがあるかどうか。山形県は仙台、秋田、新潟に三分されて、今言われるように給与の上から言うても、ちよいちよい出て行かなければならぬようなぐあいになつている。あんなぐあいにしてよろしいかどうかという質問に対して、答弁をまだ総裁から得ておりません。その後の御調査、お考えはどのようになつておりますか。あのままでよろしいかどうか。ことにあの雪のひどいようなところで、あんな小さな局を分轄して、それでよろしいと思つていらつやるのですか。これは知事以下全県から熾烈なる……
○松岡(俊)委員 ただいまの寺島君との間の応答を承りまして、実情を身にしみている私としましては、どうも感服しないところがたくさんある。私は参考人にお聞きしたいことと、当局にお尋ねしたいこととあります。 第一に参考人にお聞きしたいのであります。ただいま参考人が時間の関係上述べられなかつたのでありますが、由来東北人は、実に鈍重であきらめやすい人間で、自分の権利を主張するにまことになつていないものであります。私は雪害問題を十年かかつてようやく法律に入れたようなあんばいで、これをひつ下げたときには、まつたくこれは気違いだ、ばかだ、何もできるものじやないというようなことを言うほど、東北人は鈍重であきら……
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