このページでは長井源衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○長井委員 私わからぬので、実はお尋ねするわけなんですが、第三国人中、特に韓国人民の在留者に対する生活扶助の問題がどうなつておるか、こういうことなのでございますが。
【次の発言】 生活扶助を与えますことはけつこうでございますが、ただ一般の日本の国民とともにということになりますと、例の市町村、府県等の割当分担があるわけでございます。これは当の市町村では非常に困つておるのでございます。こういう特殊の外国人に対する扶助であるからして、これはひとつ国家で一手に持つてもらえないものか。私は三重県の松阪でございますが、ここは各種の問題がある所でございますけれども、二割ですか、市町村の負担をする分があるので……
○長井委員 これは私の要求しました資料と少し趣旨が違つているのです。私が要求しましたのは、各府県の在日朝鮮人と、それから被保護者との数字並びにパーセンテージがほしかつたのです。それは私の申しましたように、パーセンテージが出ておりませんでも、同じような状況の県、たとえば三重県と愛媛県とを比較してみますと、この三月を見ても、三重県は四百八十五世帯になつているのに、愛媛県は四十七世帯になつている。なおその上にパーセンテージを加えますと、そういう数の多いところほどよけい被保護者のパーセンテージが出ているであろうということが想像できるのであります。その費用を地方に二割負担せしめることはなはだしい不公正で……
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