このページでは木下重範衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○木下重範君 私は、ただいま議題となりました電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案に対し、同友会を代表いたしまして、委員長報告の通り、これに賛意を表するものであります。 その理由の第一点は、本来、昨年起つた電産並びに炭労ストのごとき争議行為は、現行法でも禁止されておるものと考えているのでありますが、とかくこの解釈上疑義が起るので、本法案により、直截鮮明にして疑義を一掃し、この種の争議行為防止の処置をとられることは、まさに時宜に適した処置と言わなければなりません。(拍手) およそ労働法関係の法規は、経営者と労務者、すなわち使用者と労働組合との関係を規制するものであつて……
○木下(重)委員 これは伊藤委員からの質問に対する関連質問であります。さつきの保安電力の限界に対する解釈であります。最初の御説明によりますと、いわゆる設備それから機能の破壊あるいは損傷の起らない限度までが、いわゆる保安電力の限界だということをちよつと言われまして、別に法的な根拠は全然ないから、もしもそうしたことに問題が起きた場合は、いわゆる使用者との間の話合いで、大体の限界はきまるだろうというお話でございます。私は少くとも公共事業法関係にその規定がない以上、すべての産業関係につきましては、労調法第三十六条の規定に基く解釈が、この解釈の基礎になるのではないかと考えております。すなはち電力の保全の……
○木下(重)委員 電気及びガスに関する臨時措置法に対しまして、私は賛意を表するのであります。但しただいま各党の方々の意見も聞いておりましたが、私は無所属倶楽部でありますが、無所属倶楽部といたしまして意見を附加しておきたいと思います。御承知の通り講和条約発効と同時に、すでに公共事業令並びに電気事業再編成令の廃止になることは明らかになつておつたのであります。この間相当の期間もあつたのでありますから、なぜにかような臨時措置令によらずして、根本的な法律をつくらなかつたかということにつきまして、いささかわれわれは遺憾のうらみを持つておるのであります。しかしながらもうすでに十月二十四日から失効しておりまし……
○木下(重)委員 大臣にちよつとお尋ねいたしたいのでありますが、先般の基本方針に対しますところの説明で、国家産業の根源は、電源開発にある、従つて国家予算も抜本的に多額の国費を出資するというような御説明があつたのでありますが、これは現下の情勢に最も適応したことでありますので、われわれも双手をあげて賛成するものであります。しかし一面、今度の国会で特に取上げられました問題は、いわゆる中小企業者の救済、保護育成の問題であります。大臣はこの電源開発に対して中小企業者を活用することにより、この中小企業培が救済される方法等につきまして、考慮検討されておられますかどうか。この点について所見を伺いたいと思います……
○木下(重)委員 私は質疑の通告をいたしておつたのでありますが、今理事の方から話がありまして、時間の関係で次の機会に延ばしてくれないかということでありますので、この次の適当な機会にやらせていただきたいと思います。
○木下(重)委員 昨日、この問題につきましては政策的の面その他で有意義な質問があつたのでありますが、私はまずこの法令の改正に関する政府の説明につきましてお尋ねしたいと思います。法律家でありますからどうもりくつにわたるかもしれませんが、その点は御了解願います。この取締法の一部を改正する法律案で、第二条の輸出業者及び生産業者の部分の意義と申しますか、解釈と申しますか、こうしたものが削除されておりますが、これはどうしたのでありますか、もうすでに輸出業者、生産業者の意義については皆さんは知つているからというので削除されておるものでしようか。あるいは政府の解釈にまかせるというのでしようか、それとも解釈が……
○木下(重)委員 ちよつと大臣にお伺いしたいのですが、先般から兵器、武器の件につきまして出血受注ということが非常な問題になつておりますが、大体武器はどういう経過で日本の方に発注されるのでしようか。アメリカの方では御承知の通り工作機械も優秀でありますし、原料も豊富にありますが、あちらからわざわざこちら頼むというのは輸送賃その他を見まして、こちらに頼めば値段が安くあがるから頼むのか、好意的に日本の産業を向上させようということから、価格の点はあまり重きを置かないで日本に発注しようということになつておるのでありますか、その点どうなつておりますか。
○木下(重)委員 私は同友会を代表いたしまして、二、三要望事項を付して本案に賛成するものであります。 本案の根本問題につきまして、本案に掲げられておりますところの武器製造が、憲法第九条のいわゆる戦力に該当するのではないかという点でありますが、政府委員はこの点につきまして、戦力の構成要素の一ではあるけれども、戦力そのものではないという憲法論を展開したのであります。この憲法論には私は必ずしも同調するものではありません、別の意見を持つておりますが、ともあれ特に御留意願いたいと思いますことは、この際国際社会に何か日本が再軍備でも始めたのではないかという誤解を招かないようにということであります。現在の……
○木下(重)委員 先般大臣にちよつとお尋ねしたのですが、この法案と例の商工中金の関係であります。やつと業界が組織化されるようになつた現段階において―もちろん中小企業者に対する思いやりからこの法案の提出されることはけつこうでありましようけれども、いわゆる組織化を虐待しているのではないかと質問したのでありますが、大臣のお答えは、この中小企業金融公庫の法律案の趣旨は、いわゆる長期の設備資金の貸付とか長期の運転資金の貸付で、全然目的が違つておるのであるから、その必要はないということであつたのであります炉、その点を私は掘り下げて御質問したいと思います。それは今度できますところの中小企業金融公庫で貸し付け……
○木下(重)委員 私は角度をかえてお尋ねいたすのでありますが、先般大臣にも、特にこの点は御了解を得たのでありますが、電源開発事業の遂行と中小企業の救済対策という点であります。要するに根本的な工事、これは一流メーカーにやらせなければならないのでありますが、最近にない大事業であります関係上、とかく一流メーカーがいろいろ血眼で、あの手この手で資材の購入、工事の受入れをやろうと運動しているように聞いております。そこでこの業態のあり方は、御承知の通りまず会社の方から大メーカーに注文すれば、大メーカーは商社を使つて、商社はさらに中小企業者に、あるいは製品の製作をさせるとか、あるいは資材をとりそろえさすとい……
○木下(重)委員 先ほどから真剣な討議が行われておりますが、この際私も一言この点について申し上げておきたいと思います。商工中金の弱体化を非常にわれわれ憂えるのでありますが、局長も聞いて御存じだろうと思いますが、現在商工中金の欠陥は、窓口が少ない、結局利用者が限られたもので預貯金の吸収が非常に困難である。これは、こういうことを申し上げるとばかげたような話でありますが、どうかすると末端にあつてはこういうものがあつて利用されるものだということを知らないわけであります。そこで私はもう少し全国各市町村に窓口を拡大する方法を考えられたらどうかと思いまするが、この点について何か抱負がありますかどうか伺いたい……
○木下(重)委員 両本案の、裁判官の報酬に関する方では第九条、それから検察官の俸給に関する方では第一条にある宿日直手当、これはちよつと意味がわからぬですが、どういう意味のものですか、まずどういう性質のものか御説明を願いたい。
【次の発言】 それは今の説明でわかりましたが、私は本文を見まして奇異に感じたのですが、一般職の職員の給与に関する法律では超過勤務手当とか休日及び夜勤手当を支給しておるのに、裁判官及び検察官には支給しないというのはどういう理由ですか。何か根拠がありますか。
【次の発言】 ただいまの説明を聞きますと、仕事の性質上時間が長くなるので、それに一々夜勤手当を払うということは適当でな……
○木下(重)委員 前の質問で大体わかりましたが、そうしますと、最初鹿地瓦氏――今の御主人と一緒になつたときの主人の職業は何でしたか。
【次の発言】 作家といいましてもいろいろありますが、どういうものをおもにつくられておりましたか。
【次の発言】 そこであなたが一緒になりました際に私生活においての懇意な出入りの方々はどういう方々でしたか。
【次の発言】 お名前を覚えられておる方で、御記憶のある方をおつしやつてください。
【次の発言】 中国人と日本人いずれも。
【次の発言】 特に御記憶の方々、あるいは特別に親交のあつたと思われるような方々のお名前を……。
○木下(重)委員 私は二十四条の二の規定につきましてお尋ねしたいのであります。この法規を解釈いたしますと、再販売価格の維持制度が許されることになるものと判断いたしますが、そのようなことになるといたしまして、その結果を考えますと、非常に消費者に不利益な、消費者をいためつけるようになるのではないかということを考えておりますが、その所信を伺いまして、以下これに関連する質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま詳しい説明を聞きましたが、これはどうでしよう、よく判断しますと、むしろ逆に生産者を非常に保護することで、必ずしも小売業者を保護することにならないじやないかと思います。と申しますのは、生……
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