このページでは柳原三郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○柳原委員 輸出国において行つておる不足物資の輸出制限の期限というものですが、今国際会議と言われましたが、そういう会議でいつまでこういう不足物資の割当を続けるのか、法案と申しますか、規則と申しますか、そういうものの期限はあるのですか。
○柳原委員 私は岡野通産大臣に、主といたしまして朝鮮動乱と特需の関連性並びにアジア、太平洋諸国のMSA援助と日本の産業との関連性につきまして、時たまたま武器製造法案も出ておりますので、二、三質問を行います。 わが国の国際収支財政経済というものが、日本の敗戦以後対日援助資金と、朝鮮動乱勃発以後におきましては特需という臨時的な不安定な収入のもとに、ようやくつじつまを合せ、ささえられて来たのは残念ながら事実でございます。せんだつての十六日の本会議におきまして岡野大臣は、朝鮮の動乱の解決もようやく近づいたようでございます、もしかりに解決いたしましたならばという、朝鮮動乱の解決を想像と仮定のもとに世界……
○柳原委員 私はごく簡単な質問であります。この中小企業の定義が今回かわりまして、中小企業のわくが広がつた。今までたとえば開発銀行を通じて中小企業に融資が行われておる。あの開発銀行の貸出しの規則の中にうたつてある中小企業と、こういう法案の中の小企業の定義というものは、従前は同じ解釈であつたはずでありますが、どうですか。
【次の発言】 そうするとこういうことですね。開発銀行を通じておつた中小企業の定義とこの保険法にいう中小企業の定義とは、前はおのずから違つておつたわけですね。
【次の発言】 今開発銀行が貸し出す中小企業の定義らしきもの、そういうものについて資料がないと思うのですが、たとえば今度の中……
○柳原委員 愛知通産大臣は経審長官を兼務されておりますので、両大臣に質問することになりますが、ひとつ御答弁をお願いいたします。
最初に輸出入の問題でありますが、一月二十七日の本会議で大臣が演説されたこと、それからこの通産委員会におきまして、二月一日に通商産業省の施策大綱について説明をされたのでありますが、そのときに輸出と輸入とのいわゆる金額において、二つの演説の間に食い違いがあるのでありますが、どうしてそういう相違が起つたか御説明が願いたいのであります。
【次の発言】 輸出総額幾ら、輸入総額幾ら、その総額について数字が違つておる。差引するといわゆる国際収支の赤は一億九千万ドルであるこれは合 ……
○柳原委員 関連して。きのう永井さんか触れられ、今また長谷川君が触れられたが、その人たちは主として砂糖を中心に、人絹を中心に外貨の問題に触れられたのでありますが、私はこの問題について少し抽象的でありますが、愛知さんの見解を伺いたい。 いまさら言うまでもなく、一ドル三百六十円というものがむずかしい段階にあることは、愛知さん御承知の通り。この一ドル三百六十円というもので輸入して、これが極端な例をとりますと、砂糖のように全部が国内消費にまわるものをつくるメーカーでは、今長谷川君が申した通り、八割かあるいは十割の厖大な利潤を上げておるわけなんです。一ドルについて、外貨割出を受ければ百円というプレミア……
○柳原委員 私はガス事業法案とガス事業五箇年計画に関連しつつ、質問をいたしたいと思います。 わが国の燃料資源の有効利用と木炭資源確保の観点から、燃料政策について長期の対策を立てようとする政府の態度には賛成でございますが、それについて、いろいろの疑問があるがゆえにあえて質問をする次第でありますが、現在石炭ガス、天然ガスの供給事業を行うところの株式会社で、ありますがその数は六十七社となつております。その資本金はあなたの方の資料によりますと、全部で八十八億である。そのうちで東京ガス、大阪ガス、東邦ガスが八五%の資本を占めておる。それからまたこの三大会社によつて全国のガスの供給料の八二%を占めておる……
○柳原委員 関連して、ごく簡単に質問いたします。今ガス工事と抱合せの質問を伊藤さんがされたのでありますが、ガス供給事業者が供給事業以外のガスこんろとかガス・ストーブ、ガス冷蔵器等に出資しておるかどうか。出資しておつたら、それらの会社の名称、資本構成の資料を出していただきたいと思うのであります。
○柳原委員 簡単に質問いたします。現在市場で販売されておるコークスの中で、ガス業者が副産物としてできたコークスを売られておる率はどのくらいですか。
【次の発言】 要するに市販のうちの六〇%はガス業者がコークスを供給しておる、こういうことになつて参りました。そこで私はせんだつて尋ねたのですが。これらの大きなガス会社、つまり東京瓦斯、大阪瓦斯、東邦瓦斯等でありますが、その一つの例をとりますと、東京瓦斯の子会社といつた方がいいでしよう、傍系会社というのかもわかりません。それが東京コークス株式会社というものに、これは資本金が二億円であるが、全部東京瓦斯が株式を持つておつて、しかも役員、取締役を五名も送……
○柳原委員 私は今加藤君が質問しましたのに関連するのでありますが、ガス会社の支払い利子と、五箇年計画による増資と、その会社の配当に関連して簡単に質問いたします。せんだつてのお話では、これから五箇年計画をやつて行くのには五百億程度の金がかかる、あるいは社債あるいは市中銀行あるいは開銀等々によるが、自己資本によるものが大体二百六十億と見ている、こういう説明がありました。そこで今支払い利子が一割を越えておると言われますけれども、現在までのいわゆる借入金の中には、相当額の開発銀行、興業銀行、長期信用銀行の借入金がある。そういう借入金を入れて、一割を越える金利を払うということは、常識をもつて判断できない……
○柳原委員 私は簡単に、主としてこの法律の第二条の問題について質問をいたします。 この二条の法文を読みますときに、競輪の施行者の納める納入金の受入れとか、あるいは機械工業の振興に必要な融資のための銀行その他の金融機関に関する資金の貸付、機械工業の振興を目的とする事業に対する補助金の交付、その他機械工業の振興をはかるために必要な業務等、相当広汎にわたる業務を、自転車振興会連合会が主務大臣すなわち通産大臣の定める計画及び指示に従つて業務を行つて行く、こういうことになつておりますが、また第二条の四項を見ますと、前項の業務は商工組合中央金庫が主務大臣の定める計画及び指示に従つて委託業務を行う、こうい……
○柳原委員 小型自動車競走法の一部を改正する法律案について質問いたします。オート・レースの運営の概況というプリントをいただいておるのですが、それの第二ページの中央どころに大阪市は体止中と書いてありますが、大阪市の開催した回数を見ますと、昭和二十六年二回、昭和二十七年一回となりまして、二十八年には休止してしまつた、こういうことになつておりますが、フアンもふえ、だんだん盛んになつているということから見ると、大阪市は逆コースをたどつておるのですが、これはどういう理由なんですか。
【次の発言】 振興会はまだあるのですか。
【次の発言】 大阪府という団体の中にその連合会というのがあるのですか。
○柳原委員 簡単に質問いたしますが、中小企業の育成に関連いたしまして、最近の行き過ぎた広告宣伝に関しまして公正取引の問題について二、三質問をいたします。 最近われわれが歩くところ、昼夜の別なく広告と宣伝の氾濫であります。そうしてわれわれの目も耳もその広告宣伝のために疲れ果てると言つても過言ではない現在の情勢でございます。現在日本の国で広告について使われる金――広告宣伝費と言うてもよいかもわかりませんが、これがどのくらいだろうかという計算を、私はいろいろ興味を持つてやつておるのであります。あなたの方でもいろいろの統計をとつておられますので、資料があると思いますが、この広告のためにどのくらい消費……
○柳原委員 関連してごく簡単に、中小企業金融公庫と商工中金の方にお尋ねをいたします。デフレがだんだん浸透して参りまして、各メーカーと申しますか生産者におきましては縮小生産の段階に入つて参りました。最近中小企業の公庫の資金を利用せんとするもの、借入れをしたいというものの性格が、設備資金からようやく運転資金を必要とする段階に入つて来たと思います。今後ますます中小企業におきましては、設備資金よりも運転資金の方が必要であるという傾向がはげしくなつて来ることは必至だろうと思います。そういうときにあたりまして、先ほど公庫の中野さんから、長期の運転資金についての解釈はなかなかむずかしいものであるが、最近です……
○柳原委員 私は不二ドロマイト工業株式会社と磐城セメント株式会社の関連性について、二、三重工業局長、軽工業局長に質問をいたします。終戦後一時製造を中止しておりましたドロマイト・クリンカーが、わが国の製鋼業の飛躍的発展とともに、必要不可欠なものとなつて、昭和二十六年十二月に至りまして資本金が一億円で不二ドロマイト工業株式会社というものが設立されたのであります。その資本構成は磐城セメントが七千万円、それから製鉄会社数社によつて三千万円、すなわち七対三という比率で設立されたのであります。鉄鋼の合理化の一環といたしまして、政府でも大いにこれに力を注ぎまして、閣議でも決定して、鉄鋼融資のわくからこれに融……
○柳原委員 関連して一つだけ質問いたします。長期運転資金なんですが、この前も中野さんにいろいろただしてみたのですが、運転資金のいわゆる定義というものが中小企業庁でも今聞いておつてもできておらないで、各銀行の窓口では長期運転資金の解釈には非常に苦しむわけです。あなたの方から、公庫ができてから一年になんなんとするのに、長期運転資金の定義というものを示してやつて、この限界までは長期運転資金と解釈してよろしいということを示してやらなければ、運転資金の借りようがいなわけなんですよ。その辺は順次これから指導して行くというお話ですが、そんな生ぬるい運転資金の利用なんというものはありつこないのです。窓口で受付……
○柳原委員 私は通商産業省関係の二点についてお尋ねいたします。 自転車競技法と小型自動車競走法が第十七条、第十八条で当分の間停止されるということになつております。そうすると、今御説明のように、国庫の歳入歳出の面には無関係になつて参りましたが、依然として小型自動車競走も自転車競走も施行されているのであります。そういう場合になりますと、地方財政についてはどういう影響を及ぼして来るか。またこの収入をどういうふうに地方財政に組まれているのか。またそれをどういうふうに使われようとするのか。私が再び質問しなくてもいいように、自治庁の方ではわかつていると思いますから、この際御説明を願いたいと思います。
○柳原委員 中小企業につきましていろいろ御説明がありました。その中で二、三質問をしたいと思います。私は形容詞を抜いて質問をいたしますので、あなたの方も率直に簡単にお答え願えればけつこうであります。 説明の中で、人絹会社の問題に触れて為替に関連して御説明がありましたが、私は非常に重大な点に触れられたと思います。しかしその表現がきわめて微妙でありまして、もう少し聞きたいと思うのでありますが、あなたの説明によりますと、要するに人絹会社はたいへんもうけておる、中小企業の織物屋に出す糸の値段について将来指定がしたいというような御意見でありましたが、もう少しその辺について率直なあなたの意見を承りたいと思……
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