田渕光一 衆議院議員
26期国会発言一覧

田渕光一[衆]在籍期 : 24期-|26期|
田渕光一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田渕光一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

田渕光一[衆]本会議発言(全期間)
24期-|26期|
第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 衆議院本会議 第6号(1954/12/06、26期、自由党)

○田渕光一君 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案について、提案の理由を簡単に説明いたします。  本案は議院運営委員会において立案したものでありまして、衆議院の議長、副議長及び議員の秘書に支給する期末手当及び勤勉手当は、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律によつて毎年六月及び十二月の十五日に在職する者に対し支給することとなつておりますから、その期日の直前に衆議院が解散ざれたような場合においては支給を受けることができないので、きわめて短時日の差で所定の期日まで在職し支給を受けるものとの権衡を失するきらいがあり、また任意の退職でもありません……

田渕光一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

田渕光一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、自由党)

○田渕委員 予算を先に通してやつたらどうですか。凍霜害の問題も大事だが、一番大事なきようの予算を通すことが、なお大事じやないかと思いますか、
【次の発言】 休憩になりますと、先ほどのように十分といつて五十分も待つようになりますので、休憩にしないで懇談に移して、その間にきめていただきたい。

第16回国会 議院運営委員会 第4号(1953/06/13、26期、自由党)

○田渕委員 傍聴券を持つておらなければ、傍聴人と言えない。
【次の発言】 順番札は大体どのくらい渡しますか。
【次の発言】 開会式当日だけは、午前中も午後も、集団陳情を受けないということにしたい。当日は、首相、外相その他重要な演説をわれわれは一応聞かねばならぬ。そういうときに、集団陳情によつて呼び出されるということは非常に迷惑する。
【次の発言】 質問をする方の党においても困るだろうと思う。
【次の発言】 開会式が十一時からでしよう。すぐ一時から本会議で時間もないから、午後からの集団陳情に行くのだということで、十一時ごろがやがやされても困る。取締りの衛視さんその他を考えても、当日は、開会式と施……

第16回国会 議院運営委員会 第5号(1953/06/16、26期、自由党)

○田渕委員 今委員長が、十九日の払暁三時からということでございましたが、夜見に行つても電気があるわけじやないし、見られるわけがない。私は、大体国会開会中に委員を派遣するということについては原則的に反対して来たのです。どんな武器をどんなふうに使つて、どう訓練するかというようなことは、国会が休会中に親しくごらんになれることでございますから、この委員派遣には反対であります。

第16回国会 議院運営委員会 第8号(1953/06/19、26期、自由党)

○田渕委員 それから、この間内閣から出る法案について大体伺つたのですが、議員立法は今月一ぱい中に出さなければならぬのかどうか、これはいかがですか。
【次の発言】 たとえば、漁業法の免許許可制の取消しに対する反対の法律案を出すとか、各党に関係のあるもの、あるいは災害に関係のあるような法案を出す場合に、六月一ばいということになつてしまうと、間に合わない場合もあるかと思いますので……。

第16回国会 議院運営委員会 第10号(1953/06/25、26期、自由党)

○田渕委員 毎日新聞の三面記事を見ると、いかにも議員を誹謗するように、収入ばかりを大きく書いて支出を一つも書いていない。加うるに、料亭などに自動車があるとか―非常に議員全般が迷惑をこうむつたと思います。私は、第六国会で、自由党員でありながら申し上げたが、当時歳費が三万円であつた。選挙区から陳情に参ります者は、先生悪いことしておるんですか、三万円で食えないでしようと言うから、歳費を上げて十分議員をねぎろうて働かすべきだということを申した。われわれは良識でもつてやつおります。決して、議員だからといつて与えられた権限でむちやをやるんじやない。実際今日は四万や五万では食つて行けない。陳情団が来る。電報……

第16回国会 議院運営委員会 第11号(1953/06/27、26期、自由党)

○田渕委員 ただいま委員長は各党に持ち帰つてというようなお話がありましたが、先刻今村小委員長から申されました通り、七月七日が首都建設委員会の許可を与えなければならない日に当つておるのであります。そこでお願いいたしたいことは、委員会の審査を省略して、本日の本会議で御審議願いませんと、参議院の審議の期間を考えますと、この施行公布が七日までに間に合わないということも起るのであります。そうすると、向うでは三千万円かかつた設計についてただちに工事にかかる。国会がどうしてもほしいというのなら、設計でさえ三千万円かかつたものでありますから、その工事にかかつてさらに収用するとなれば、国会の経費はまたよけいいり……

第16回国会 議院運営委員会 第15号(1953/07/04、26期、自由党)

○田渕委員 これは大蔵委員会で行つても効果はあがらぬと思います。これは行政監察の方で取上げようという話もあるのでありますから、一応大蔵委員長に御説明を願つて、それからきめていただきたい。私はそういうことに大蔵委員会が派遣するということには反対です。効果はありませんよ。
【次の発言】 実はその点、社会党の久保田議員からも、行政監察委員会のときに、これは大蔵委員会で行くというけれども、大蔵委員会が行つても効果はあがらぬ、これは行監に取上げたい、大蔵委員会で派遣することには反対だという御意見を伺つておつたので、私どもは各党にその話があつたものだと思つたのです。

第16回国会 議院運営委員会 第16号(1953/07/07、26期、自由党)

○田渕委員 今日、予算委員会が開かれており、議運も開いておるときに、この構内の治安状況は一体何ですか。数十本の赤旗とインターナシヨナルを歌つておる。この騒ぎでは、冷静な頭で議運を進めることができない。一体どういうことになつておるか、議長に伺いたい。こういうことは、議運の院内の警察及び秩序に関する小委員会できめておるのに、何という醜態だ。これを見てごらんなさい。三十本近く赤旗を立ててインターナシヨナルを歌つておる。こういうようなことで予算委員会あるいは議院運営委員会ができますか。なぜ警察権を発動しないか。

第16回国会 議院運営委員会 第18号(1953/07/09、26期、自由党)

○田渕委員 本来ならばこれは水産委員会になるのでありますけれども、委員長のおつしやる通り、貿易でありますから通産省にある。できれば水産委員会と通産委員会の連合審査で願いたい。
【次の発言】 水産委員会の方へ……。
【次の発言】 そうです。……。

第16回国会 行政監察特別委員会 第1号(1953/05/29、26期、自由党)

○田渕委員 動議を提出いたします。この委員長の選任は、投票を用いず、吉武惠市君を委員長に御推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第16回国会 行政監察特別委員会 第3号(1953/07/03、26期、自由党)

○田渕委員 この点で私が伺いたいのは、先ほど中野委員から、半ば強制的に買い上げられたというようなお言葉があつて、絶対的に強制的であつたというような言葉が、伺ううちに出なかつたのであります。私の知つている範囲では、昭和十六年の末でございましたか、総動員法が通つてしまいまして、もう一切のわれわれの所有物はなくなつたというような観念と、当時だんだん大東亜戦争が進んで来るにつれて、供出をしなければならないということで、これを買い上げるというような言葉は一般にはあまり徹底しなかつた。これは、中央の者や、あるいは知識階級は相当知つておつたらしいが、市井一般の大衆は、いよいよ戦争が苛烈になつて来た、そこで何……

第16回国会 行政監察特別委員会 第4号(1953/07/07、26期、自由党)

○田渕委員 さつき中野委員からお聞きになつたのですが、あとで間違いのないように、伺つておきたいのです。小野事務官あるいは鈴木事務官という点がはつきりしなかつたのですが、証人は鈴木事務官だと言つておりますが、この鈴木事務官に証人は長い御面識がございましようか。たとえば、幾つくらいの人で、たしか間違いないということを、後日食い違いのないように、伺つておきたい。
【次の発言】 大体御記憶を鈴木さんと伺つておきましよう。そこで、買上げ当時に、中物と申しますか、あなたの方が地方の代行機関あるいは買上げ機関を通じて買つておりますが、その当時の地方別の買上げ人といいますか、買上げ機関のリストがございましよう……

第16回国会 行政監察特別委員会 第5号(1953/07/08、26期、自由党)

○田渕委員 私は、前田委員の御質問も中野委員の御質問もごもつともだと思うのでありますけれども、あの終戦直後の世相と天皇制がひつくり返るか、天皇が戦犯にかかるかからないかというようなことで、宮中は上を下への大騒ぎであつたと思います。加えて陛下のあの詔勅によつて、ともあれ大きな戦争が終つて間もなくであります。私たちも、あの当時を思い起しますと、あれから一週間や二週間というものは、どさくさでわからない時代であつたのでありますから、この点は、御記憶がないとか、忘れたということも、あるいはお忙しいことですから、やむを得ませんが、順序ある領収証だとか、あるいは証拠だとかというようなものは、下の方のやる人が……

第16回国会 行政監察特別委員会 第6号(1953/07/13、26期、自由党)

○田渕委員 私がまだ納得ができないのは、宮内省に持ち込んだ日はいつなんですか。もう一度再確認するために伺いますが、あなたが上司の命令で持つて行つた日はいつですか。
【次の発言】 そうすると十五日に大詔が出て、十七、十八日ごろということに大体想像がつくのであります。そう伺いますと、なるほどどさくさしていたときでありますけれども、目方を立ち会つてはかつて渡したという証人の御証言ですが、そのはかつたものは、ますでありますか、看貫でありますか、あるいはどういうものではかられましたか。それをひとつ伺います。
【次の発言】 大体何ではかつたかという御記憶は出ませんか。

第16回国会 行政監察特別委員会 第7号(1953/07/17、26期、自由党)

○田渕委員 まだ一、二お伺いしたい点もありますが、時間も時間ですので、これはまた書面等で伺つても間に合うことですから、そういう点を御了承願つて、今日はこれだけにして終りたいと思いますが。いかがでしようか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第22号(1953/07/31、26期、自由党)

○田渕委員 ただいま当委員会で全会一致をもつて可決されました各案について、この際左の決議を付したいと思います。   昭和二十八年六月及び七月の大水害の被害地域における災害救助に関する特別措置法外十五件が適用せらるべき地域にして市町村の全部又は一部が被害甚大のため復旧再建困難と認められ、その地域に居住する住民が生活不能のため他の地域に移住入植、移民等を希望する場合は、国は、これらに対する補助救済等に関し、予算上特に優先せしむべく措置すべきである。   右決議する。  以上の決議を本委員会全員一致の御賛同を賜わり可決されたく、右動議を提出いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/04、26期、自由党)

○田渕委員 私は議事進行上一つ簡単に伺つて、ぜひとも御考慮願いたい点を簡単に申し上げます。  まず参議院の矢嶋委員長に伺いたいのであります。先ほど当委員会の世耕委員から財政的な裏づけについて強い要望をいたしておるように伺いましたが、何しろ要望では聞きおくだけでありまして、あるいは決議というような式で院議を尊重するという線に持つて行かなければ、これが建設、農林、厚生あるいは文部、ここらの方面で非常に予算的に困る。これを大蔵省に言つても、出すのなら一銭でも出すのがきらいなのは大蔵省事務当局です。だから、大蔵省で出しやすいようにしてやるのには、どうしても強い要望よりも、決議において院議を尊重するとい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/07、26期、自由党)

○田渕委員 関連して。今小平君の質問に対して、あなたは七月一日とこう言つた。これは速記に載つておる。これが間違いならば八月十日と訂正なさいますか。
【次の発言】 各委員は非常に頭がよくて納得が早いが、私は「七県とする」としてこれをぶち切つてしまつておる農林省の思想を承りたい。「七県とするが奈良県其他を適用すれば」となつているが、はなはだはつきりしておらぬではないか。農林省の官房長はいくらそんなことを言いのがれたつて、下つ端の人は、はつきり七県を対象にしておりませぬかと思う。あなたがそんなことを言つたつて、各県が陳情に行けば、大体私の方は七県できめておるのですと言つて、末端の官僚は陳情をけること……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/10、26期、自由党)

○田渕委員 私は、他の方の質問もありましようから、率直に伺いまするが、ただいま小平君から、災害を経過してから十日というようなお話がありましたが、それは北海道でありまして、すでに当委員会が成立いたしましたのは、六月三十日であります。もはや今日で四十日になるのでありまするが、最も災害地に影響をしておりまするものは、大蔵当局の従来の頭の切りかえであります。これは、大蔵大臣が来ましたら後刻やりまするが、吉田内閣の副総理として、大蔵当局に頭の切りかえということを強く要望願いたいのであります。同僚吉田安委員からもお話がありました通り、議員立法と政府の予算、これは対立するものであります。すでに昨年の五月ごろ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第30号(1953/09/10、26期、自由党)

○田渕委員 北海道水害地実地調査の報告を申し上げます。  本派遣委員は自由党田渕光一、改進党田中久雄君、社会党(左)原茂君、社会党(右)伊瀬幸太郎君の各派代表四名をもつて、今次水害による被害並びにその復旧状況調査のため、八月十三日東京出発、翌十三日より五日間にわたり、北海道各地の水害地を延べ行程約三百二十里に及び実地を調査し、北海道庁、北海道議会、北海道開発局、保安隊北部総監部、札幌管区気象台等、各機関における総括的調査のほか、空知支庁、上川支庁、胆振支庁及び道各支庁管内四市五十九箇町村にわたり、その被害状況並びに要望等に関し実情を聴取し、資料を収集し、おもなる被害現場を実地に視察し、被害農作……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第32号(1953/09/12、26期、自由党)

○田渕委員 ちよつと関連して……。なお政令案ができましたならば、一応各省から当委員会に提示を願いまして、そこでお互いさらに落ちがないか、その他十分なる慎重な考えをいたしまして決定願いたい、こう思うのであります。この点について特に副総理に申し上げておきたい。これは政令をつくつていただきましても、できてしまつたというので各省できめられてしまいますと、当委員会の意思と矛盾する点がありはせぬかと思うのであります。これが一点と、それから委員長は、先ほど二十一日とおつしやつておられましたが、暦をお調べになりましたか。たぶん二十一日はお彼岸のお中日になりはせぬか、旗日でありますこと、一日や二日のことはどうな……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第33号(1953/10/05、26期、自由党)

○田渕委員 委員長、委員会の何とおつしやつたのですか。委員会は熱心にやつているのです。大蔵省が悪いんじやないか。
【次の発言】 関連質問です。私は、非常に、大蔵官僚の優越性を、ことに主計局の官僚が各省に数十年間威圧を加えて来たことに対しては、憤慨を感ずる。新憲法の四十一条における「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」ということを、はつきり諸君は認識してもらいたい。同時に、憲法七十三条の第一項にこう出ておる。「内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。」「一法律を誠実に執行し、国務を総理すること。」これは内閣の責任である。同時に、憲法の五十九条にはこう出ておる。これなど……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、26期、自由党)

○田渕委員 理事会のおきめの通りで異存はございませんが、災害のことでありますので、自由党がこの質問をするかしないかということは、私は対策委員会でもきめたいと思いますから、留保しておきます。
【次の発言】 そんなことはわれわれちつとも聞かぬ。災害を自由党でやらぬということがあるものか、留保しておきます。

第17回国会 議院運営委員会 第2号(1953/10/30、26期、自由党)

○田渕委員 わが党からは、綱島君かやることになつておりますが、これは災害ということになつておりますけれども、外交もありますから、昨日どなたか、外交を先にやる場合に、二十分でなく四十分にしてくれというお話もあつたので、私の方もそんなに時間もかかりませんから、その点一応御了承願います。

第17回国会 議院運営委員会 第5号(1953/11/03、26期、自由党)

○田渕委員 非常に短かい国会で、救農国会とも言われ、この間議案の審議を進めなければならぬときに、理事に選任され早々の椎態は、われわれ絶えず議院運営のあなたのやり方について尊敬して来ておつた。しかし今理事に選任されたばかりで、たとい何党であろうと、ここにすわつておる以上は委員に違いない。それに委員かという発言は、お取消しになつた方がよろしい。これは正論だと思います。
【次の発言】 かりにも党を代表して来ておるのに、われわれがここにすわつても、それが自由党の田渕が委員であるかどうかということを認識しなければすわれないのか。失礼なことを言うな。何ということを言うか。委員長から一つ々委員ということを何……

第17回国会 議院運営委員会 第8号(1953/11/07、26期、自由党)

○田渕委員 今、椎熊委員からの御発議で、国内の国政調査の費用について、たいへん自粛的な、いいお言葉があつた。
【次の発言】 発言中です。ちよつと待つてください。今御発言なさつた方は、議運の理事であり、ことに世界を洋行された方々である。洋行というと、七十万、八十万の金を使われるのに、国内の調査に委員会から出ることを中止させるということは、私はこの点については異議がある。私は、少くとも国会議員たるものは、国外に出て、外国の知識をとつて来ることは必要であるが、委員会の必要上、国内の調査の費用の二千円か三千円のものを自粛するとかいう点は、どうかと思う。事務当局に伺いますが、一体どういう予算を組んでおる……

第17回国会 議院運営委員会 第9号(1953/11/27、26期、自由党)

○田渕委員 そこで運営小委員のことで伺いたいのです。理事を充てるということですが、十七国会の最終日の一つの問題を例にとるわけじやないが、たとえば国鉄会館問題で非常にあと味の悪い最終の失態を残したということは議運の責任だ、議運の委員は何をしておるかということが各党から発言があつた。そういう例から見ても、運営小委員が決定したことは、議院運営委員会の委員に何ら連絡がなくても、それだけでやるというような構想で行くならば、これは、私は、要するに多数政治とかあるいは多数の意見を尊重するということではなく、これだけの委員の中から選ばれた小委員の理事だけが独断専行をやるような気分が出て来る。他の委員会の理事会……

第17回国会 議院運営委員会 第10号(1953/11/28、26期、自由党)

○田渕委員 金持はそれでいいかもしれぬが、私は、自由党に所属しておつても金持じやない。上げるとかいうことは、お互い自粛もしなければならぬ。しかし、ぼくは思うに、そういうことを新聞に書かれるからいやだというのだろうが、議員みずからが十分食べて、家族を養つて、国政のために働く程度のものを与えるということは当然であつて、この前新聞でたたかれたからといつて、決して新聞社なんかに遠慮することはない。新聞だつて飯食つておるんだから、やるべき権利は堂々やつたらいいじやないかと思う。議員が一生懸命に国家のために尽すのに、十万やそこうでやれるわけはない。そこうはよく考えて、新聞社なんかに遠慮することはないと思う……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/03、26期、自由党)

○田渕委員 議事進行について発言いたします。本日の本会議は御承知の通り三時半から開くという議運の申合せで、すでに当委員会の議案の上つて来るのを本会議が待つておる状態であります。でありますから、ただいまの提案理由の説明が終りましたら、ただちにこの提案理由の終つた法案を本会議に上程すべく、質問、討論等は省略いたしまして、ただちにただいま上程されておりまする法案を採決されんことを望みます。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 議院運営委員会 第3号(1953/12/02、26期、自由党)

○田渕委員 もう一つ。議員は、院内と自分の会館との連絡、執務の敏速化を期する上においても、あれだけ大勢来たら、われわれ出たり入つたりできない。そういう点が、議員の職務遂行上妨害になるというような理由を一つつけ加えてもらいたい。りつぱな理由だと思います。

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/05、26期、自由党)

○田渕委員 ちよつとその前に……。今の土井さんの案はたいへんけつこうですが、時詰問切れになるおそれがある場合に、そのときになつてどうのこうのということで、ごてごてすることを私はおそれるのです。要するに、申し込んだらすぐ聞いてくれるということの了解を得ておくならば、いいと思います。
【次の発言】 土井さんのおつしやることはけつこうでございます。ただ、三十分で行けるという見通しがつけば記名投票に入れますが、二十五分というようなあぶないときになつて、ああだこうだと言つておりますと間に合いませんから、そこは御承知おき願つておかないと困るわけです。

第18回国会 議院運営委員会 第6号(1953/12/08、26期、自由党)

○田渕委員 日程の一、二の裁判官の報酬に関する法律の一部改正と、検察官の俸給等に関する法律の一部改正は、昨日緊急上程してくれというのを、疑義があるのでとめておいたのですが、これは三千円上げると国会議員より多くなる。そこで、国会法の三十五条との関係はどうなるか、ひとつ承つておきたい。われわれは国会法の三十五条を堅持して行くのか、それとも、こういうふうに高等検察庁の検事、高等裁判所の裁判長というものが議員より以上の俸給をとることを認めていいか。司法は独立しておりますけれども、国会法の三十五条との関連をどうするか。
【次の発言】 国会法の三十五条は、すべてのということになつておると思う。裁判官、検察……

第18回国会 行政監察特別委員会 第1号(1953/12/02、26期、自由党)

○田渕委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いず      に、塚原俊郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第1号(1953/12/10、26期、自由党)

○田渕委員 年末賞与の所得税の臨時特例に関する法律案は、井上良二君の提案で、改進党と左右両社会党から提案されるわけですが、わが党としても一応これを聞く必要はありませんか。われわれ出先機関でありますので、一応党の幹部に諮るべきじやないかと思います。大蔵委員会に付託する前に……。
【次の発言】 これは改進党、両社会党の提案ですから、自由党もこれの提案君に加わるかどうかといつたことも留保しておいた方がいいのではないかと思います。それはかまわないのですか。――ちよつと懇談にしていただきたいのですが……。

第19回国会 議院運営委員会 第2号(1953/12/15、26期、自由党)

○田渕委員 食糧問題に文部政務次官が出るとはおかしい。それは政府側できめることで、別に私は異議は唱えませんが、これだけの決議が出るのに、政府が国会軽視という意味ではなく、忙しいからでしようが、政務次官だけでやるつもりですか。それとも、政府側から副総理かだれか出るのですか。場内でそういうことを言うのはいやだから……。

第19回国会 議院運営委員会 第6号(1954/01/21、26期、自由党)

○田渕委員 関連して……。私地方で見たのですが、毎日新聞に、千代田クラブが料亭で、その料亭を国会が買収するというように、非常に国会を誹謗しておつたのです。私は千代田クラブが料亭か何か知らぬのですが、どういうものですか。
【次の発言】 料亭じやないのですね。そうすると、ここに毎日新聞の記者もおられるだろうが、なぜ料亭と書いたのか、ちよつと聞いておかぬといかぬ。
【次の発言】 私の聞くのは、料亭を買収するということに地方人はとるから、そういう、ないことをあることとして書いたのかということを質問するのです。ことに毎日新聞ともあろうものが――近ごろ一流新聞が、絶えず国会を誹謗するようなことを書いておる……

第19回国会 議院運営委員会 第16号(1954/02/22、26期、自由党)

○田渕委員 ちよつと順序が……。

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/23、26期、自由党)

○田渕委員 できれば、あさつてに願いたいと思います。まだきめてないのですが……。

第19回国会 議院運営委員会 第18号(1954/02/23、26期、自由党)

○田渕委員 私は、国会の議案の審議の過程において、議運の取扱いにおいて疑義が生じたからといつて、あるいは法務大臣、あるいは行政府の長官を呼んで意見を聞くなんというようなことは、いかにも議院運営委員会みずからの権威を失墜すると思う。そういう意味で、私の方は反対いたします。
【次の発言】 委員長、そういう発言は、取消しをさしてください。
【次の発言】 先ほどの発言中に、くだらぬというようなことを発言したから言うのです。

第19回国会 議院運営委員会 第29号(1954/03/16、26期、自由党)

○田渕委員 今の土井さんの議論に関連して、実際に昨日と今日伺つていても、ほとんど言論界は切捨てごめんです。傍若無人な動きだとぼくは思うんです。言論は押えようがないとおつしやるんですが、報道機関は、これをもつと反省する機会があつていいと思います。ひとつ率直に阿部先生に御参考のために申し上げますが、こういうわけです。たとえば今問題になつている保全経済会の問題ですが、二十五年度に広告料六百三十万円、二十六年度に二億三千七十万円、二十七年度に一億一千五百十六万円、二十八年度に一億二千万円、合計四億七千二百十六万円というものをとつている。広告料という名前でとつたんですよ。保全経済会だけでそうです。これは……

第19回国会 議院運営委員会 第31号(1954/03/20、26期、自由党)

○田渕委員 院の規律あるいは信義を保持する上につきましては、各委員の言われる通り、まつたく委員会において無責任な発言をして他を傷つけるというようなことは、まことに見のがせないのであります。こういうようなことは、椎熊君がおつしやる通り、まつたく院の外部なら名誉毀損でやれるのでありますが、こういうことを長く放任しておいたわが党も悪い。中曽根君の懲罰をどんどんかけてしまえばよかつた。実際院の言論の自由に名をかりてやつたことに対しては、これは共産党の川上君に対してもやつて来たことです。だから、こういこと無責任な発言を将来しないようにするためにも、これはすみやかに上程すべきであると思います。

第19回国会 議院運営委員会 第35号(1954/03/27、26期、自由党)

○田渕委員 議員の身分に関することでありますので、これから私が申し上げることは、議員としては非常に心もとないことでありますけれども、去る三月二十四日に、島上善五郎君から私に対する懲罰動議が出ておるのであります。間もなく一週間にもなります。先般来懲罰動議が提出されたならばすみやかにやれというようなことで、非常に論議されたその直後でもありますので、ひとつ国会法百二十一条の第三項によつて、成規の手続を取られたような次第でもありますから、衆議院規則第二百三十六条の第二項に「最近の会議」ということまで規定されておりますので、なるべくすみやかにこれを議題にされまして、私の一身上のことでありますから御審査を……

第19回国会 議院運営委員会 第36号(1954/03/29、26期、自由党)

○田渕委員 これでこの問題を打切られるということについては、私はちよつと疑義があります。というのは、議員同士でやり合つた場合には、議員が相手の議員に対して懲罰の要求をする。この場合には、百二十一条の三項によつて二十名の賛成者を求めて三日以内に限定されておりますが、本会議場における懲罰事犯並びに当該委員会における懲罰事犯に対しては、議長、委員長の権限は期限を付されていないのであります。でありますから、これはこの国会中は永遠に生きておるわけであります。さように私たちは解釈しておるのであります。そこで、再びこういうことはないとは思いますけれども、あつた場合にはこれを発動できるのかどうか、これをこの際……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/13、26期、自由党)

○田渕委員 おまかせします。

第19回国会 議院運営委員会 第48号(1954/04/20、26期、自由党)

○田渕委員 私、実はわが党の国会対策、あるいは党の機関の御了解を得て申し上げたいと思つておりましたが、時間の関係その他で連絡ができないので、同僚鍛冶議員の了解を得て、各委員の了解を得たいことがあります。実は第三国会の昭和二十三年十一月二十八日の日曜日に当議院運営委員会を開いて、当時の山口委員長が取扱われました本院の議員芦田、北浦、川橋三議員の逮捕要求につきましては、当時の検事総長が出て来て説明しておるのであります。有田君以来、この荒木議員の四号の逮捕許諾の要求に至るまでの間において、私は去る土曜日に、自分がとの委員になつておりながら大いなる判断の誤りと過失をやつておつたということに気づきまして……

第19回国会 議院運営委員会 第72号(1954/06/07、26期、自由党)

○田渕委員 さる六月三日夜の本院におきまする本会議議場並びに当議院運営委員会等における社会党両派の集団暴行事件は、わが国憲政史上未曽有の不祥事件でありまして、民主議会政治保持上、憲政擁護上、最も厳粛に本事件を取扱わなければならないと私は思います。すなわち、翌六月四日より今朝に至る国内の輿論及び世界各国の報道機関等を通じまして、本件は非常に重大に取扱われております。わが国の敗戦後九年間つちかわれて来ました民主議会政治が、一夜にして、社会党両派の集団暴力行動によつて危うく崩壊の寸前に追いやられんといたしたのであります。われわれ議員といたしまして、現行憲法第四十一条の、「国会は、国権の最高機関であつ……

第19回国会 議院運営委員会 第73号(1954/06/07、26期、自由党)

○田渕委員 開かなければ社会党から、それ見ろ、開けないのだというように言われますから……。

第19回国会 議院運営委員会 第74号(1954/06/09、26期、自由党)

○田渕委員 私は、昨日書面によつて議長の御回答を求めたのでありますが、大体その趣旨を申し上げますと、この未曽有の不祥事は、われわれ議員がお互いに冷静に反省して、深く陳謝のまことをいたすとするならば、その具体的な現われとして、国会においてこの善後措置に全力を尽さなければならぬ。そうして一日も早く、この内外に落した国会の品位と権威を回復しなければならぬと思うのであります。そういう意味におきまして、先ほど議長のお話にもありました通り、社会党の諸君は、この当日の、つまり議長宣告が無効であるというような建前から、かつてな行動をとつております。ところが参議院でも、すでに本院の通告を受けまして本会議が開かれ……

第19回国会 議院運営委員会 第78号(1954/10/08、26期、自由党)

○田渕委員 北海道の方は何でも約七百億ぐらいの被害があつたそうです。宮崎県の方は三、四百億の被害に上つておると思います。宮崎県も相当ひどいので、この際一緒にお願いしたいと思います。宮崎県以外にはありませんでしようか。
【次の発言】 これは私御報告があるかと思つておつたのですが、御報告がありませんでした。理事会ではお話があつたかもしれませんが、右派の富吉先生、菊川先生の御遺体が収容されて死亡が確認され、明日上野にお着きになると聞いております。これに対する弔慰方法について、この機会に御相談せぬでもよろしゆうございますか。
【次の発言】 ちよつとお願いしたいのですが、朝九時二十五分に上野駅にお着きに……

第19回国会 議院運営委員会 第79号(1954/11/29、26期、自由党)

○田渕委員 これは衆議院に多く問題があると思いますが、参議院の諸公にも同調してもらいたいということもありますので、衆参両院の各党でそれをやるということにしたいと思います。

第19回国会 決算委員会 第11号(1954/02/24、26期、自由党)

○田渕委員 私はこの委員会の審議を見まして、はなはだふに落ちないのであります。少くとも衆議院規則の百二十九条をとつて、先ほど同僚藤田議員から発言がありましたが、そもそも憲法を侵している。(「ばかなことを言うな」と呼び、その他発言する者あり)憲法を侵しているということを諸君が知らなければ聞かそう。憲法第三十五条には、何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、侵されないとはつきり出ている。特にこれは少くとも田中委員長個人に出した書類であります。私有物であります。それを決算委員会の動議とかあるいは決議、採決等によつて、私有物を公文書化して、これに迫ろうとす……

第19回国会 決算委員会 第56号(1954/11/16、26期、自由党)

○田渕委員 憲法四十一条の国権の最高機関であるという点は冒頭においてまず申し上げておきます。その国権の最高機関のつまり国会を構成する委員長の権限というものは、国会法、衆議院規則で定めておる通り、御承知の通りであると思います。ことに国会法の十六条の四項並びに衆議院規則の六十六条におきましては、委員長がこの議事の整理並びに秩序保持の権限を持つておられるのであります。つきましては、私はそういう関係から議事進行でまずその点を申し上げて、議事進行に関連して、まず委員長が証人に証言を求める前に一応伺つておきたいことがあるのであります。  それは昨日の杉村議員の発言によりまして、委員長並びに杉村議員が東京地……

第19回国会 行政監察特別委員会 第1号(1953/12/10、26期、自由党)

○田渕委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、塚原俊郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第19回国会 行政監察特別委員会 第4号(1954/02/01、26期、自由党)

○田渕委員 保全経済会等特殊利殖機関に関する調査小委員会委員長といたしまして、ただいままでの調査の結果を御報告いたします。小委員会は、警視庁、法務省に出向き、また関係者の出頭を求めまして、十二月四日以来調査をいたしたのでありまするが、以下項目をわけて申し上げます。  まず第一に、理事長伊藤斗福の経歴について申し上げます。保全経済会理事長伊藤斗福は、朝鮮人を両親とする朝鮮生れでありまするが、昭和十五年四月九日岩手県岩手郡松尾村第三十二地割七番地伊藤熊の婿養子となり日本国籍を取得しております。保全経済会を創立するまでの同人の経歴につきましては、詳細は不明でありまするが、昭和二十三年日新生命保険相互……

第19回国会 行政監察特別委員会 第5号(1954/02/02、26期、自由党)

○田渕委員 証人は東本願寺の法主様でいらつしやいますか。
【次の発言】 私は、証言を伺つておりまするうちに、いろいろとあなたの御人格その他について、次に伺いますことについて、僧籍におられるあなたでありまするから、しかとお答え願いたいと思いまするがゆえに申し上げるのでありまするが、われわれよりも宗教界においては大先輩であり、ことに法主様のおじに当られるあなたであり、ことに現職の参議院議員でありまするから、努めて言葉を慎んで私も申し上げたいのでありまするが、私が先ほど伺いましたうちに、全国に八万家寺のお寺を持つておる。その一家寺がかりに百の檀家を持つているとすれば、一万円ずつ集めても百万円である。……

第19回国会 行政監察特別委員会 第7号(1954/03/09、26期、自由党)

○田渕委員 先ほど午前中に委員長がいろいろ伺つた中に、休業の宣言を発表する前日もしくは当日あるいはその後あたりの状況を詳しくしなかつたのでありますが、これをひとつ、簡単でよろしゆうございますから、かいつまんだところを、わかつている点をお述べいただいて、そうしてずつと私は質問を続けて行きたいと思います。
【次の発言】 その後です。休業した当日のことはわかりましたが、その翌日からのことです。
【次の発言】 休業宣言をする前日かその前日、高松の総支店が臨時休業をしたために、休業宣言を二十四日の一時半ごろやつた、こう言うのですが、いろいろ再建対策委員会をつくり、あるいは、また第二会社案あるいは立法化と……

第19回国会 行政監察特別委員会 第8号(1954/03/11、26期、自由党)

○田渕委員 ちよつと、証言に入る前に伺つておきたいことがあるのですが、おとといでしたか、証人の松本君の証言を求めるときに、この証人かどうかは小林進君が来るとわかるのでありますが、当委員会の入口におつて、つぶさに松本証人に対する尋問を聞いておつた、証人の記章をつけておつた人がおつたということですが、神崎君は、この松本君の証言中この委員会の入口におられましたかどうですか、ちよつと伺つておきます。一ぺん委員長から聞いてみてください。
【次の発言】 委員部のだれがそういうことをしたのですか。委員会が終つてから連れて来ればいいじやないですか。それを、六時十五分に終つたのだから、一時間以上も何しておつたの……

第19回国会 行政監察特別委員会 第9号(1954/03/13、26期、自由党)

○田渕委員 この銀行法は昭和二年の法律第二十一号としてできておるのですが、これは大正十二年の関東大震火災後におけるずつとあのパニックから来て、そうして昭和二年の大きな問題に来た、そのときにつくつた法律である。というようなわけだから、その当時の物価価値その他から見て、大体五千円というような罰金は至当であつたかと思いますが、今度三年というふうなぐあいに体刑まで科し、また三十万円の罰金として来たのですが、これだけ取締り面の罰則が苛酷になつた。つまりここまで飛躍する上においては、この保全経済会等が非常に類似機関がたくさんあるからこうなつて来たのだろうと思うのでありますが、そこまで来るまでに、たとえば私……

第19回国会 行政監察特別委員会 第10号(1954/03/16、26期、自由党)

○田渕委員 午前中私は他の委員会が二つ三つありましたので来られなかつたのでありますが、小林委員にちよつと伺つておきたいのであります。というのは、ちよつと委員長がかわられましたが、小林君が証人に求められた資料は、先ほど来の証言の通りのお言葉だけでよかつたのか、それとも、それに対する資料を提出されたいと求められたのか、これをひとつ小林君に伺つておきたい。それから質問に入りたいと思います。つまり、資料を求められたのであるか、あるいは証人の説明でいいのかどうか。
【次の発言】 小林委員のいわゆる資料の要求というものの範囲がわかりましたので、この点については私後刻伺います。  ただいま小林君からいろいろ……

第19回国会 行政監察特別委員会 第11号(1954/03/18、26期、自由党)

○田渕委員 午前中の証人の証言で、古屋委員の御質問に対してでしたが、どうも帳簿を出さなかつたから課税ができなかつたというようなお話を聞いて、私たちは非常に不可解に思つたのでありますが、少くとも、所轄税務署ならいざしらず、税務署を監督すべき地位にある国税局の調査課がみずから乗り出して行つて、帳簿を出さないから課税ができない、あるいは調査ができないというようなことで、今日国税局としての責任は果されるのか果されないのかという点に私は非常に疑いを持つたのでありますが、保全経済会のみならず、一般に帳簿を出さなければ課税ができないということをあなた方は認めておるのでありますか。これからます伺いたいと思うの……

第19回国会 行政監察特別委員会 第12号(1954/03/20、26期、自由党)【議会役職】

○田渕委員長代理 佐竹君。
【次の発言】 私は、当委員会で保全経済会の調査が始まつて証言を求めて以来、ほんとうに正しく、しかも公正な意見を伺つたのはきようが初めてです。この点については、昨年十二月四日お目にかかりました印象と今日とはちよつともかわらないので、ほんとうに感謝しております。ただ、私個人として承りたいのは、二十八年の二月十八日に正式会議をした、しかもそれは法務省の刑事局長室において平田国税庁長官、銀行局、前の刑事局長、それに津田さん、長戸さん、民事局から吉田参事官が出ておられる、最高検の市島検事、熊澤検事、高検から司波、地検から関係検事が出ておる、こういうようなぐあいの会議があります……

第19回国会 行政監察特別委員会 第13号(1954/03/23、26期、自由党)

○田渕委員 証人は益豊商事株式会社、三億昼夜金融株式会社の監査役であるというお話でございますが、さようでございますか。
【次の発言】 益豊商事株式会社は、社長が川上才助さんであつて、保全経済会の印刷等を請負う商事会社であり、三億昼夜金融株式会社は、米人のサムエル・グランドの出資にによる金融会社であるということであるが、川上才助さんを通じて保全経済会の金が動いていると、先般出ました沖崎証人からもちらとそういうことを聞いておりますし一そういうことがわれわれの調査に上つて来ているのですが、これらの関係をひとつ詳しく伺いたい。
【次の発言】 保全経済会の望月君とつまり意見が合わなかつたということは、先……

第19回国会 行政監察特別委員会 第14号(1954/03/25、26期、自由党)

○田渕委員 先ほど店の金を出したというようなお話でありましたが、大体あなたの方の資金の約七千八百万円というのは保全経済会から出ている金ですから、資金はその金から出したのじやありませんか。伊藤君に貸したというやつは……。
【次の発言】 投資であろうとも何であろうとも、保全経済会の金が七千八百万円あなたの方に行つているのであるから、なるほどそれによつて保全経済会から投資を受けたか知らぬが、帰するところは保全経済会の金なんだから、それを結局保全経済会に返したと言つても、保全経済会の金じやありませんかということを伺つたのです。
【次の発言】 保全経済会というのは、御承知の通り全国十五万の大衆から四十五……

第19回国会 行政監察特別委員会 第15号(1954/03/30、26期、自由党)

○田渕委員 先ほど能力が足りなかつたというようなお話がありましたが、その能力とは一体どういう能力が足りなかつたとあなたが言われるのか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 つまり、検察官としてこれを詐欺罪と判定する、割切る能力がなかつたように私は聞いたのですが、そういうのじやなかつたんですか。つまり、すべての能力という意味におつしやつたのですか。ちよつとここに誤解があると思うのですが……。
【次の発言】 最初に日新生命が伊藤斗福を告訴いたしました際のこの事件の係検事が平山検事、小山田検事、山岸検事となつておりまして、最後に山室検事が関係して、そのときに不起訴にしたというようにも伺つておりま……

第19回国会 水産委員会 第24号(1954/04/26、26期、自由党)

○田渕委員 私は今いろいろ伺つておつて、結局資料をいただくということになつて、それはたいへんけつこうだと思う。要は私はこう思うのです。水産庁と地方と自治庁の財政部とが緊密な連絡をとつて行かなければならぬが、それによつて出て来る方法として、今データが出て来る。出て来た結果、そこでどのくらい出しておるかという、地方のこの基金に対するつまり積極的なパーセンテージでも出して、これを具体的に効果あらしめるのには、やはり水産庁が行政的措置をして行くのがいいじやないか。君の方ではここは数字はこうだというて来るけれども、お前のところは一番大事な資金を等閑に付しておるからとか、パーセンテージがよくないところは十……

第19回国会 水産委員会 第38号(1954/10/07、26期、自由党)

○田渕委員 私は中金がお帰りにならないうちに大臣の決意を促し、同時に中金もそれにおいて御安心を願うような意味で、まことに釈迦に説法かわかりませんけれども、明日の閣議で強く石井大臣に御発言を願いたい点について、御参考に申し上げるのであります。御承知の通り北海道は来月に入るともう雪が降つて来ますから、緊急にやらなければならないことに迫られておることは事実です。そこで大蔵省にこの問題を交渉するについて、結論から申し上げますと、大蔵省のつなぎ資金の放出、つまり今までのやつて来たことははなはだ遺憾なことでありますけれども、山口県の佐波郡の出雲村、八坂村の災害の復旧に対して、何でもつなぎ資金を一ぺんに出し……

第19回国会 水産委員会 第39号(1954/10/12、26期、自由党)

○田渕委員 この前の委員会で、水産庁と北海道庁とがデータのとりかわしをして、大蔵省に当るということになつておるのであります。松田君あるいは赤路君からいろいろお話もございましたので、私は重複を避けますが、少くとも今度の北海道の災害は、非常に広汎なものであるから、まずできるところからやつて行かなければならぬ。最も重点的に行くならば、私は岩内町の被害と、漁期を控えておる問題だと、こう思うのであります。そこで先ほどからのお話を伺つてみて、まだわれわれが納得できないことは、先刻岩内町長からここで当委員会に陳情がありましたのによると、道並びに国から一銭のつなぎ資金も行つていない、救援物資が来ただけだ。二十……

第19回国会 懲罰委員会 第1号(1954/06/10、26期、自由党)

○田渕委員 この懲罰委員会は、懲罰の対象となる同派社会党の委員が出席されていないのであります。当の委員が出ておられない懲罰委員会でありますから、われわれはこの懲罰事犯を慎重に審査し、事務上あるいは手続上に漏れ落ちのないようにしなければなりません。もちろん、老練な経歴の深い委員長でありまするし、また委員諸君もその点においては十分注意されておると思います。少くとも、この懲罰の対象となる方々は、議長職権で懲罰に付された者と、高橋英吉君外三名の提案された大石ヨシエ君外四十三名、この二本になります。  そこで、一応、提案者の高橋英吉君からの昨日の本会議における提案理由の趣旨弁明でわかつておりまするし、ま……

第19回国会 懲罰委員会 第2号(1954/06/11、26期、自由党)

○田渕委員 昨日提案者から当懲罰委員会に提案されました大石ヨシエ君外四十一名の懲罰の対象となると言われた方と、懲罰委員会に付せられている人との間に多少の漏れがあるのであります。と申しまするのは、木下郁君、西村榮一君、井手以誠君、この三君が……。
【次の発言】 これは一ぺん提案者から、はつきり説明を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 それから、先ほど委員長から、社会党の土井君と松井君が議長をたずねられましたが、議長がおられないため、事務総長に、口頭をもつて、開会劈頭に委員長が朗読されましたような申出があつた、こういうお話がございましたが、私たち断じてこの申出には――申し出ることは自由であ……

第19回国会 懲罰委員会 第3号(1954/06/12、26期、自由党)

○田渕委員 中野委員の提案に対してさらに追加を願いたいのがある。ニュースを見ましても、大石ヨシエ君と萩元たけ子君が出ておるのであります。ことに大石君は洋服が破れておる。それから萩元君は、ニュースを見ましても、まるであやつり人形がひつぱられるがごとく、うしろにひつぱられておるのであります。この二人が上りましたのは、春日一幸君が指示して上つたことは、私も議場において目撃しておるのであります。これは私ばかりではありません。あの議場におつた人は、みな知つております。この大石ヨシエ君と萩元たけ子君に対して、国会職員のいすを下から取上げてあそこにすわらせておるのであります。最も神聖な議長のいすを汚した者、……

第19回国会 懲罰委員会 第5号(1954/06/15、26期、自由党)

○田渕委員 私は、自由党を代表いたしまして、討論をいたします。  去る六月三日の国会における両派社会党議員の集団暴行による大不祥事件は、わが国憲政史上空前の大事件でありまして、民主議会制度を暴力をもつて破砕し、国権の最高機関たる国会の機能を停止いたし、わが国民主議会政治の信を大下に失墜し、内、全国民に対し、外、全世界の諸国に一大衝撃と不安を与えましたことは、まことに遺憾にたえないところであります。第十九回国会は六月三日をもつて終了の予定でありましたが、たび重なる両派社会党の執拗なる審議妨害により、その会期の延長を再三いたしましたことは、諸君御承知の通りであります。本院は、この際率直に、全国民に……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 議院運営委員会 第6号(1954/12/17、26期、自由党)

○田渕委員 ただいまの山本正一君の議員辞職の件でございますが、過ぐる国会において、森戸辰男さんが議員を辞職されたことがございます。そのときに、辞職のあいさつをされた例がございますが、今回はどういうふうになりますか。

第21回国会 議院運営委員会 第7号(1955/01/19、26期、自由党)

○田渕委員 鳩山首相の身体の不自由ということにつきましては、私たちもその点については御同情申し上げておるのであります。しかしながら憲法四十一条並びに四十三条の規定に基いて少くとも全国民を代表する議員であります。また各党を代表するその首脳者の演説に対して、登壇されることは当然であります。さらに、前にはすわつて答弁をされておりまするが、少くともその座で答弁するということは、いかにも憲法第四十三条からいつても、私は不見識過ぎると思いますから、その設備をいたしましても、立つて答弁されるという設備をなさるなら異議はございません。
【次の発言】 官房長官がおいででございますから、この際ちよつと官房長官と委……

第21回国会 議院運営委員会 第8号(1955/01/21、26期、自由党)

○田渕委員 ちょっとその前に、事務総長に伺っておきたいことがあります。それは第八十三条の二の――これは二十八ページか二十九ページになるかと思いますが、「又は両院協議会の成案」を削除いたしますと、八十三条の三の「(成案を含む)」というその成案が、こちらに返ってこないのではありませんか。占領下の憲法制定のときと、独立後の憲法第五十九条は基本的な差はないが、独立後の参議院のあり方等についても、制定当時の精神と異なったあり方について、幾多の議論があったことも御承知の通りであります。あれこれ勘案いたしますると、三分の二議決という規定について、第一院たる本院の審議権が少々おかしいような感じに解釈されるので……

第21回国会 水産委員会 第1号(1954/12/14、26期、自由党)【議会役職】

○田渕委員長 これより会議を開きます。  この際一言ごあいさつを申し上げます。今般はからずも私が本水産委員会の委員長の重責をになうことになりました。ふなれでございまするが、委員各位の御協力、御鞭撻によりまして、大過なきを期したい所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)  この際理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。現在理事が三名欠員となつておりますから、その補欠専任を行わねばなりませんが、これは先例によりまして委員長において指名するに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よつて、    田口長治郎君  白浜 仁吉君    田中幾三郎君 を理……

第21回国会 水産委員会 第2号(1954/12/16、26期、自由党)【議会役職】

○田渕委員長 これより会議を開きます。  まず理事の辞任の申出の件についてお諮りいたします。理事小高熹郎君より理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて許可するに決しました。  つきましては、理事の補欠選任を行わねばなりませんが、これは先例によりまして選挙の手続を省略いたし、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは理事に松田鐵藏君を指名いたします。  午前中はこの程度にとどめ、午後は二時より再開することといたしまして、この際休憩をいたします。     午前十一時二十五分休憩

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、自由党)

○田渕委員 私は鳩山内閣総理大臣、大麻国家公安委員長、国務大臣、重光外務大臣、千葉労働大臣にお尋ねいたしたいのであります。時間の制限もありまするから、まず冒頭に鳩山内閣総理大臣に対する質問のうち、先刻大橋武夫君が述べられました冒頭の言葉を援用いたしまして時間の省略をいたします。まず時間の都合もございましようから、大麻国務大臣から伺いたいのでありまするが、その先に千葉労働大臣から伺つて参りまするから、御了承を願いたいと思います。  労働大臣は昨年以来御就任になるまで大蔵委員長をされておつたこと、本年一月三十日の衆議院の公報によりますと、改進党の中央常任委員であり、顧問であるというこの二点をまず御……


田渕光一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-|26期|

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各種会議発言一覧(衆議院26期)

田渕光一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-|26期|
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 労働委員会公聴会 第1号(1953/07/05、26期、自由党)

○田渕委員 私は石井さんにちよつとお伺いしたいのですが、たとえば憲法二十七条の権利と義務、または対等の権利というような点から考えまして、今日のすわり込み戦術に対して、一体どういう御意見を持つておられるか。(笑声)先ほど後藤公述人が申されたことく、この労働三権というものに対しては、働かすんば食うべからずというような御意見だと思いますが、たとえば漁村、山村、農村の者がすわり込み戦術をやつたのでは食えない。ところが、官庁の公務員あるいはその他の者は、休暇をとつてすわり込みをする。休暇というものは、休養を目的とするのが休暇であつて、すわり込みをするために休暇をとるのじやなかろうと私は思う。(笑声)こう……



田渕光一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

田渕光一[衆]在籍期 : 24期-|26期|
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