このページでは武知勇記衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○武知委員 この際ちよつとお尋ねしたいと思うのですが、国立国会図書館の本建築に関して簡単に二点だけお尋ねしたいと思います。 それは、建築を一日も早く完成する必要があると思うのですが、図書館側の御意見はどうであろうか、これが一つ。いま一つは、建設費は幾らに見積つておらてるのか。今建設費が相当に高井と聞いておるのですが、図書館側のこれに対する御意見、この二つを説明していただきたいと思います。
○武知委員 委員長の非常なお骨折りで、文部省の科学振興費ですか、あの原子力資料購入費の一億円を図書館の方で使うようにたいへんなお骨折りをいただきまして、まことに感謝いたしますが、あのいきさつをちよつと説明してもらいたいのですが……。
○武知委員 先刻金森館長の説明を承りまして、また庄司、神近両委員の御発言を承りまして、三人の御説明あるいは御意見を勘案しまして、これに対して当委員会としても何らかの意思表示をいたしたいと思いますので、これについて委員長はお諮り願いたいと思います。
【次の発言】 神近さん、案文についてはひとつ委員長に適当に一任なすつたらどうでしようか。
○武知委員 ただいま議題になりました城北地区に無集配特定局設置に関する請願の要旨は、文書表にも書いてありまするが、松山市の城北地区は戦後、都市計画によりまして、非常に復興をいたしておるのであります。現在中学校、小学校あるいは愛媛大学などが設置されており、また日本赤十字病院も設置されております。善通寺にありました郵政職員の訓練所も、近くこの地域に移転して建築することになつております。かようなふうで、郵便局のないことが非常な不便を来しておりまするので、この際無集配特定局を設置していただきたいと思います。何とぞ御採決をお願いいたします。
○武知委員 私は去る八月十三日より一週間、松山、大阪、名古屋三郵政局管内におもむきまして視察、調査をいたしました概要を御報告申し上げたいと存じます。 顧みますと今から十五年以前に、私は逓信省に政務次官としてごやつかいになつたことがありましたが、その当時地方逓信局へ出向きましたときと、十数年を経過した今日、今度郵政局に出ましたその感じを申し上げますと、十数年の歳月は必ずしも無意味に経過しておるのでないということが発見されたのであります。端的に申し上げますと、逓信省時代と比較して今日の郵政事業は、事業そのものに民主的のかおりが高い。従業員諸君も民主主義を身につけられておりまして、私は非常に感慨を……
○委員長(武知勇記君) ただいま諸君の御推挙によりまして不肖私が委員長の重責をお受けすることになりましたが、まつたく身に余る光栄に存じます。委員諸君の御支援と御協力を得まして、大過なくその任を全うしたいと念願いたしております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
引続いて理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの高橋君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは佐瀬昌三君、高橋禎一君を理事に指名いたします。(拍手)
本日はこれにて散会いたします。
午後三時二十二分散会
○武知委員 私も神近さんの御意見と同じような気持をもつて賛成をいたします。
【次の発言】 国会の休んでおる間、他の委員会などもいろいろ調査に出かけるのですが、この委員会でもひとつ御相談願つて、そういう必要がありとすれば、そういうおはからいを願いたいのですが、委員長からひとつ御相談してくれませんか。
○武知国務大臣 この機会にごあいさつを申し上げたいと存じます。 御承知のような浅学非才の身をもちまして、今回はからずも郵政大臣を拝命いたしました。しかるに日進月歩の勢いをもって発展いたしております電気通信事業及び電波行政等を担当いたすことになりましたので、その責任の重大さを痛感いたしております。私はかつて電気通信事業が逓信省の内局にありました時分に政務次官をいたしておったことがございまするが、その当時と今日とを比較いたしてみますると、まったく、隔世の相違でありまして、当時わずかばかり得ました私の知恵をもってしては、とうてい今日はおしはかることができてないのであります。いわんや電波行政は新しい……
○武知国務大臣 昨日の御審議の状況を承りまして、この際政府として所信を披瀝いたしたいと思います。 政府といたしましては、日本放送協会の年度予算を特別国会に提出いたしたいと考えておりますが、昨日の委員の御意見のように、特別国会召集より三月三十一日までには、十分なる期間がない場合を予想されますので、そうした短期間でNHKの年度予算の承認を求めることは困難であることも予想されますが、政府といたしましては、今日までお示し下すった通りの御理解と御熱意をいただいて、何とか御承認を願いたいと存じておりますが、もし年度内に予算の御承認が得られないような事態になりますれば、日本放送協会の業務の継続に支障を来た……
○武知国務大臣 お許しを得まして、この際ごあいさつを申し上げたいと存じます。はからずも私このたび郵政大臣の大任をお受けすることになりました。しかるに省みて自分の浅学菲才であることを考えますと、この大任をはたして全うし得るやいなや、内心非常に怩怩たるものがあるのであります。御承知のように現在の郵政事業は、かつて逓信省の所管であつた時分に一度は経験した行政ではございますが、七箇年間における不学、空白、このために、その間に研究いたしましたり、習い覚えましたことは、もうほとんど役に立たないようになつておりましたので、昨年五月政界復帰後も郵政事業に非常なあこがれといいますか、親しみというかを持つておりま……
○武知国務大臣 韓国が竹島を表示した切手を発行したことは、ただいま御指摘の通りでございますが、この切手を貼付した郵便物が、国際信義に反する不当なものであることは当然であります。これを返還するかどうかということにつきましては、デリケートな日韓関係全般の立場から考慮せねばならぬことでありまして、内閣としてはそうした関係の筋を考慮して、善処いたしたいと考えておるのであります。なお、取扱いその他のことにつきましては、郵務局長からお答えいたします。
【次の発言】 実はこの問題につきまして、重光外務大臣とも御相談をいたしましたが、今申し上げましたような日韓関係全般の立場から考慮しなければならぬから、法律を……
○武知国務大臣 お答えいたします。いやしくも公務員がその地位を利用して事前運動にまぎらわしいような行為をいたしますことは、断呼としてこれは排撃せなければならぬと思います。御指摘の前田郵政局長の問題ですが、私も新任日浅きがために実情をつまびらかにいたしておりません。かようなことがうわさに上るだけでもほつておけないわけですが、いわんや一昨日国会の論議になつたということで、ただちに大阪に手配しまして、本日本人を本省に呼びまして本人の意見も徴し、監察局に命じましていろいろ取調べておりますから、この問題につきましては綱紀粛正の意味からも、適切な処置をとる覚悟でおります。
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