このページでは中居英太郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○中居英太郎君 私は、国会の会期を三たび延長せんとしておるところの、ただいまの議題に対しまして、社会党を代表して反対の意思を表明ぜんとするものであります。(拍手) その理由とするところは、先般来、二度にわたる会期延長に際しまして、すでに同僚わが党の議員から討論において言い尽されておるところでありまして、あえて私は再びこれを繰返そうとするものではないのであります。ただ一言申し上げておきたいことは、政府並びに与党の諸君が、会期延長の唯一絶対の理由として、その成立に血道を上げて懸命になつているところの、いわゆる重要法案なるものは、わが国と勤労国民大衆にとりましてはまことに危険きわまりないところの、……
○中居委員 私は社会党両派を代表いたしまして、ただいま議題と相なりました昭和二十八年度一般会計予算外二件に対しまして、政府はただちにこれを撤回し、以下申し述べます両社会党の立場に即しましてこれを組みかえ、すみやかに再提出すべきであるとの動議を提出いたしまして、その趣旨弁明を行わんとするものであります。 顧みますれば、終戦以来今日まで八年間、かけがえのない時間が経過したのでありますが、この間にあつて吉田内閣はその政権を担当すること五たび、五符年有余にわたりましてわが国の政局の衝に当つて参つたのであります。私はその施策の個々の業績につきましては、すべてこれを否定せんとするものではないのであります……
○中居委員 川島議員の質問に関連いたしまして、私もお伺いいたします。昨日来の委員と当局側の質疑答弁を聞いておりますと、仲裁裁定の認識についての大きな相違があるのじやないか、こういうふうに私感ずるわけであります。当局側は、口では仲裁裁定は守るべきものであると言いながらも、また財政上予真上の余裕がない場合には心ずしも守らなくともいいのだ、こういう解釈をしているようでありますが、これもまた法の定める例外的な解釈としては合法であるかもしれません。従いましてそのような解釈に基きまして、今回の補正予算は一月から実施するのが当然である、やむを得ない措置である、当局の答弁はこういう一点ばりであります。しかしな……
○中居委員 実は私運輸大臣に陸運行政についてお尋ねしたかつたのでございますが、予算委員会に出席の模様でありますから、政務次官に質問いたします。先般来当委員会におきまして、陸運行政全般につきましての当局の説明がありました。これに対する質疑応答を私開いておつたのでございまして、それによりまして陸運行政の微に入り、細に入り私了承できるように思われるのでありますが、二、三私の了解に苦しむ点があるのでございまして、重複する点があるかもしれませんがお尋ねしたいと思うのでございます。最初に政務次官を通じまして、今日の政府の国鉄に対する方針をお尋ねしたい、こう考えておるわけでございます。具体的に申し上げますと……
○中居委員 関連して……。交通公社と国鉄との間の切符売上げ代金の納入に関連いたしましてちよつとお尋ねしますが、国鉄の全国四千ある駅の窓口で販売しております切符代金は、大体何日くらいの日数を経て国鉄の経理に入るものでしようか。それをちよつとお伺いします。
【次の発言】 交通公社が国鉄から依頼されて販売する切符代金は、交通公社自体が東京の国鉄公社に納めるのですか、それとも仙台の交通公社が仙台の鉄道局に納めるのですか。
【次の発言】 そこで私はお伺いするのでありますが、国鉄の窓口で売る事務も、交通公社の窓口で売る切符売上げの事務も、大体事務上大差がないと思つておるわけであります。ところが鉄道の窓口で……
○中居委員 先ほどの楯君の質問に関連いたしまして、ちよつと発言いたしたいと思います。先ほど楯君が、決算委員会における森脇証言と申しますか、これについて、国鉄の物資納入についての質問をいたしたのでありまするが、これに対して鉄道局は知らぬ存ぜぬの一点張りであつたのであります。しかしながら私どもは運輸委員会といたしまして、この点はどうしても究明して参らなければならない一点だろうと思うのであります。しかも現在政局を動かすほどの問題になつております造船疑獄にいたしましても、あるいはまた当委員会において今日まで論議せられました日本公通公社の経理の問題あるいは日本通運の延滞の問題等、大きな問題が当委員会にお……
○中居委員 正木さんの質問に関連しまして、お伺いしたいと思います。まず第一番に伺いたいことは、国鉄が国鉄の切符を交通公社に依頼して売却させて、そうしてこの切符代金を最低三十日、最長六十日後に支払えばいい、こういう契約になつておるようでありますが、一体この切符代金というものは、交通公社の手に入つて国鉄当局に納入するまでの間、その金は交通公社にある限り会社の金と思いますか、それとも公金だと思いますか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 国鉄に納入するまでは会社の金だ、こういうことですね。私は別な観点を持つておりまして、会社が国鉄に納入するまでの間会社に保管してあつてもそれは公金だ、こういう……
○中居委員 昨年の当委員会におきまして、交通公社の経理の内容に関連いたしまして私が質問したのでありますが、この内容は御存じの通り国鉄から依頼せられて販売しておる切符代金が公金であるか、ないしは公社のいわゆる礼金であるか、この性格について私は当局側にお尋ねしたのでありますが、これについて明確なる回答がなかつたのでありますが、この点について国鉄は昨日からきようにかけてどのような結論を出されたか、重ねて私はお尋ねしたいと思うのであります。
【次の発言】 了承いたしました。
○中居委員 ただいま交通公社の国鉄乗車券の販売代金は、国鉄に納入するまでは、契約に基いて期間までに納入する間は、交通公社のいわゆる社金である、こういうような御説明があつたのでありますが、しかしながら私はそのような説明についてとうてい了解することができないのであります。御承知のように、国鉄と交通公社との間に結ばれております契約書によつて見ますと、明らかに国鉄は交通公社に対して業務の一部を委託する、代行せしめる、こういうことが契約書に書いてあるのであります。すなわち国鉄は交通公社に対し摂して、国鉄の乗車券の販売を委託しておる、こういうことになつておるのであります。ところがただいまの説明によりますと……
○中居委員 関連して一言お伺いします。今の運輸大臣の答弁は、もしも国鉄が資金的に困つた場合に、金繰りの面で融資をするという意味ですか。それとも国鉄会計に政府資金を繰入れて援助するという意味ですか。その点がはつきりわかりませんので、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 総裁にお伺いします。大体一人五十万円で、千数百名の死亡者に対して弔慰金を支給するといたしますと、その面だけでも五億円以上の金になると思います。さらに沈没しました輸送船のこれにかわるべきところの新造であるとか、あるいは破損した船舶の改造であるとか修理であるとか、こういうもので伝えられるところによると百億になんなんとするところの国……
○中居委員 提案者にちよつとお伺いします。今回の日鉄法の一部を改正する法律案を見ましたが、この改正案の改正せられた部分だけをながめてみますと、現在議員をやつておる者のみに限つての改正であるように私見受けられるのでありますが、現在議員でない国鉄職員が新たに立候補したいという場合の処置はどういうふうになるのですか。
【次の発言】 そうすると、現在議員ではない者が新たに立候補する場合には、この改正案が適用になるわけですか。
【次の発言】 わかりました。
○中居委員 私は右派社会党を代表いたしまして、三木新運輸大臣の就任に心から祝意を表する次第であります。と同時にこの際一言お伺いいたしたいと思いますのは、先ほど大臣があいさつの形式で述べられました今後の運輸行政に対する所信と申しますか、抱負を申しますか、とれに対しまして先ほど来正木、高橋兩委員等から質問があつたのでありますが、この質問に対する大臣の答弁の中で、私はこの際さらにただしておきたい点がございますので、お尋ねする次第でございます。と申しますのは、先ほどあげました七つの大きな方針のうちで、国鉄運賃を値上げしない、こういう一脈がございました。私どもこの点非常に同感にたえないのでございますが、……
○中居委員 私は住宅の問題について簡単にお伺いしたいと思います。政治の目的が民生の安定にあるといたしましたならば、衣食住の問題は、政治の集約されたものであると私は考えておるのであります。しかしながら、食の問題は漸次好転良好に向いつつありまして、また衣類の問題も、むしろ戦前を凌駕しておるのではないかと考えるのでありますが、住宅の問題は依然として解決の方向をたどつていないのでありまして、むしろ深刻の度を増しておるのではないかというふうに考えられるのであります。そこでお伺いしたいことは、住宅問題解決にあたつて、当局としては原則的にどういう方針をとつておるか、すなわち住宅を国家の公営という方向に向つて……
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