このページでは山本友一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○山本(友)委員 ただいま伺いましたので、大体農林省の御方針はわかりましたが、私ども考えますのに、今度の九州の災害で、台風第二号の災害が非常にうとんぜられるような感じが起つて参ります。重要度において、また緊急度において同様の性格を持ちながら、九州があまりにもひどいので、他が等閑に付せられるというような形に置かれるかのように見受けられるわけであります。私は、本会議におきまして、前の台風二号とそれから九州の今回の場合をあわせた対策委員を承つておりまするが、この対策委員会の運用につきまして、ぜひひとつ台風二号と今度九州において起りました災害とは切り離して審議、御処置を願いたいということを思うわけでご……
○山本(友)委員 前の委員会でも申し上げたのですが、九州の大災害につきましては、国民一人々々が心配をしている大災害でございます。これに対して政府の処置は、現在つなぎ資金で三十億出されておりますが、これは少いとは概算的には思いますけれども、当座の処置はついたと言わなければならないと思つております。これがすみやかならんことはもとよりでございますけれども、九州の大災害のために、あの第二台風の災害罹災者の方も、九州の災害があまり大きいので、端的に表現いたしますれば、遠慮いたしている。これを大蔵省なり、あるいは直接担当の農林省なりが、何と受取つているのかということを思うわけでございますが、これはすでに相……
○山本(友)委員 本問題はもうこれくらいにいたしまして、次の議事の進行を願いたいと思います。われわれの目的はおよそ今までの陳述によりまして、常識上の結論は得たわけでありますので、行政上の結論は追つて相談をすることにいたしまして、これから掘り下げましても、私の方は検事局ではなのですから結論は出ないと思います。進行を願いたいと思います。
【次の発言】 この問題は議事進行上の打切りであつて、爾後の研究は残してくれということを前提に申し上げてありますから、さようにひとつ……。
○山本(友)委員 提案者と同時に係官にお尋ねするのでありますが、この案を概念的に考えますと、運転手に非常に同情されたことでございまして、社会通念上私はこういうことを是認いたします。しかしながらこの道路取締法というものの立法の精神は、とりもなおさず大きく一般社会の福祉をねらつたものであるというように、概念的に承知をいたしておるわけでございますので、私はこの事故防止の点をいかなる観点に、御提案者並びに係官が考えておられるかということについて承つてみたいのでありますが、交通事故は今日の趨勢上やむを得ぬところにまで行つておるが、それがちよつとゆるみますと、またも増大をするおそれを蔵しておるのではないか……
○山本(友)委員 地方税の不均衡の問題について私はこう思うのであります。これはいろいろの面に不均衡が起つて来る最大の原因はどこにあるかということになりますと、私は、端的に申しますと、地方税に独立税がないからだというように思うわけであります。弾力性のある独立税がありますれば、この均衡というものがほぼ保てるのではないかというふうに思うわけでございます。私は体験上からいたしましても、今の県の税源というものは、御承知のように事業税、興業税あるいは飲食税というような税源に限られておつて、これが主たる収入であります以上、従いましてこれらの事業が税源でありますので始終平衡交付金に依存をしなければならぬという……
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