このページでは中嶋太郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○中嶋委員 ただいまもちよつとお話がございましたが、今度の災害は特殊性が二つにわかれておるようで、山間僻地地帯と平地地帯とによつて、災害の状況、実情が違うようであります。多く山間地におきましては、五百ミリから九百ミリの、一時に降りました雨量のために非常にがけくずれ、山くずれ、山津波などが多い。こうした土地は、私現地に参りましてみんなから陳情を受けたのでありまするが、十五万円以下とか十万円以下の部分も非常に多い。こういう場合に補助の対象とならないということがありますので、陳情する人は多くこれを山間地帯では心配しておるのであります。この場合はそういうふうなものも特に考慮される特別な扱いができますか……
○中嶋(太)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、委員長が選任されるまで、規則第百一条第三項により、委員長の職を行いたいと思います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま島上君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて森三樹二君が委員長に当選いたされました。(拍手)
委員長森三樹二君に本席を譲ります。
○中嶋(太)委員 私は市長をやつておつたのですが、市町村の教育委員会は昭和二十七年までは処期されておつた。これをどうするかということが問題になつておりましたが、その時分に、当同においても大体これはもう一ぺん考え直そうという意向があつて、その準備をしておられたところに解散になつて、そのままに二十七年の何月何日が来て、期限が来たからそのまま発動して、今の市町村教育委員会が発足しなければならぬということになつてしまつた、そこで文部省あたりの意見をあとから聞きますと、せっかく公選になつて出た人たちがおられるところに、今これをいじるということは当局者としても慎重にしなければならぬので、言い出すことは何だ……
○中嶋委員 今日私たちかこの法案に対する態度をきめる上において、皆さん方の御意見を伺つてたいへん参考になりました。 松岡さんにお尋ね申し上げますが、地方公務員と国家公務員との区別が、先生の立場においてたいへん重要な特殊性があるというお話でございました。私の考えでは、教育の内容で地方的なことをいろいろ教えるという点については相性もございましようけれども、国民の義務教育を担当する点からいえば、公務員の別は、いわゆる給料を払うといつたような、雇い主の関係においてのみ国家と地方の区別があるのであつて、それ以外においては一般的国家の先生であるということに私は違いないと考えておりましたが、御意見いかがで……
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