このページでは伊藤好道衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○伊藤好道君 私は、日本社会党を代表して、鳩山内閣の施政方針に関し、総理大臣以下関係閣僚に対して若干の質疑を行いたいと思います。 総理を初め、外交、財政、経済等に関する鳩山内閣の方針には、どうも一貫性がなく、思いつきの、出たとこ勝負の傾向がありまして、つかみどころがないのでありましてそれぞれの問題なり施策なりをいかなる順序段階を経てどう進めていくかについて具体的な根拠、筋道をわれわれに与えておりません。(拍手)第一次組閣以来依然としてやりたい希望や念願をただ羅列するにとどまっておる次第であります。(拍手) 私は、まず、こんなことでいいのかというふうに総理の所信を伺っておきたいのでありますが、……
○伊藤(好)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、昭和三十年度の特別会計予算補正(特第2号)の編成替を求めるの動議を提出するに当りまして、その趣旨を説明いたしたいと思います。 申し上げるまでもなく、今度の国会は、外交問題と中間的な報告のほかには、地方財政の救済、その他地方自治体ないし国民生活の安定に関する問題が、国会の中心的な議題でなければならないと考えるものであります。これに対しまして、政府は、地方財政の問題に対してだけは特別会計の補正の予算を提出しておりますが、予算として国民生活を救済するという問題につきましては、ほとんど何ら手を触れておりませんし、地方財政の救済についても、はなはだ私……
○伊藤(好)委員 私は本格的な質問に入る前に、一言だけ簡単でございますが御質疑を兼ねて抗議的な意味で、総理にお尋ねしたいのであります。 と申しますのは、総理はどうも私どもにしばしば食言の印象を強く与える御発言をなさっておるのであります。これは民主政治家として率直な発言をされておるというふうに聞えて、むしろ歓迎すべきことではありますが、しかしながら一たん公けに発言されて、それをしばしば繰り返し訂正されていったのでは、これは民主政治が言論を通じて運営されておる建前から申しまして、実は、はなはだ遺憾な次第でありまして、私はその意味において、総理は民主政治家として言責を強く重んじていただきたいと思う……
○伊藤(好)委員 私は日本社会党を代表し、三十一年度の政府提出にかかる一般会計予算、特別会計予算及び政府関係機関予算の編成替を求めるの動議を提出する次第であります。 昭和三十一年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算については、政府はこれを撤回し、左記の要綱により、すみやかに組みかえをなし、再提出することを要求するものであります。(拍手) まず、私は本組みかえ動議を提出するわが党の基本的な立場について、御説明を申し上げます 本動議を提出する根本的な理由は、政府の予算案がいわゆる再軍備のための憲法改正に即応して、防衛関係費を最も優先的に充実していること、また財政投融資や民間資……
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