このページでは前田房之助衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○前田(房)委員 私は電力問題について、小林総裁にお伺いいたしたいと思います。 開発銀行が巨額の投資を冠力会社その他電源開発会社になさっておるのは、もとより豊富低廉なる電力を供給することが目的だと存じます。私のことを申し上げてはなはだ恐縮ですが、昭和十一年、私が逓信政務次官の当時、私どもは豊富低廉な電力を供給すべく、当時の民政党の政務調査会案を審議に付しまして、日本発送電株式会社というものができ上った。しかるに戦後独占資本の解体という意味もあったと思いますが、これが寸断されまして、現在の九つの電力会社になっておる。その上に電源開発会社ができる、こういうことになっておりますが、かくのごとく電力……
○前田(房)委員 資料の提出を要求いたします。政府は三十二年度から税制の根本改革をやるということをしばしば声明いたしておるのであります。これは税の現状から見ましても、ぜひ断行しなければならぬ問題だと思います。それにつきましては、租税特別措置法によりまして地方税、国税について千数百億円の減収になっております。この経済的効果について、その実態を知ることがきわめて必要だと存じておるのでありまするが、私は昨年党の税制調査特別委員長といたしまして、しばしば政府に対してその資料の提出をお願いいたしたのでありますが、政府も早急に調査をされたようでありますけれども、運輸関係以外の分け安易に資料が集まらぬという……
○前田(房)委員 臨時税制調査会におきまするその後の審議の経過につきまして主税局長より大要の御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 現在税金を納めておらぬ低所得階級でありますが、そういう人は何人ほどありますか。
【次の発言】 これは私の個人の希望ではございますが、所得税に対して約一千億円の減税ということは、まことにけっこうだと思います。これはぜひ実現を願いたいと思いますが、しかし同時に三千万人の国民が税金すら納めない、こういうきわめて低所得階級層と申しますか、そういう人がいる。国民全体の生活から見ますときに、所得税中心で一千億円の減税をなさることはけっこうでありますけれども、同時にこういう……
○前田(房)委員 今回政府が交際費の課税範囲を拡大されたことは、まことにけっこうなことだと思うのであります。それに関連いたしまして、旅費の問題について、大蔵大臣に御意見を伺っておきたいのであります。 現在法人、ことに大法人ですが、旅費を経費と認めて課税をしておらぬという額が相当巨額に上っておると思うのであります。そのうちには経営上必要な旅費も相当ありましょう。しかしながら、中には不必要な旅費も相当あるのじゃないかと思う。はなはだしきに至っては、脱税を目的とした仮装的の旅費も相当あるかのように推定され上るのであります。そこで私どもは、昨年大蔵委員として大阪の国税局に参りまして、この問題について……
○前田小委員長 これより大蔵委員会税制に関する小委員会を開会いたします。
本日は、相続税の問題につきまして調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。山本勝市君。
【次の発言】 横山利秋君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後一時十九分散会
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