武藤武雄 衆議院議員
28期国会発言一覧

武藤武雄[衆]在籍期 : |28期|
武藤武雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは武藤武雄衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

武藤武雄[衆]本会議発言(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 衆議院本会議 第12号(1959/11/27、28期、社会クラブ)

○武藤武雄君  私は、社会クラブを代表いたしまして、ただいま上程されました藤山外務大臣不信任案に賛成をいたすものであります。(拍手)  今回の臨時国会は、重要なる案件といたしまして、災害対策及び生活の危機にあえぐ石炭離職者の対策を中心とする補正予算案と、南ベトナム賠償支払い協定の承認に関する件の、わずか二件が中心であるのであります。しかるに、災害予算につきましては、政府の災害対策の実施内容が不明なるままに予算が成立しておるような、あと味の悪さを残しておるのでありまするが、これにもまして言語道断なるのは、南ベトナム賠償案件に対する藤山外務大臣の態度なのであります。(拍手)  すでに、わが国は、ビ……

第33回国会 衆議院本会議 第23号(1959/12/22、28期、社会クラブ)

○武藤武雄君 私は、社会クラブを代表いたしまして、昨日議員立法として自由民主党佐々木盛雄君外四名の諸君より提出されました国会の審議権の確保のための秩序保持に関する法律案について、ただいまより質疑を行なうものであります。  まず第一に、この法案は、議長が先般議院運営委員会において議長試案の形で提出をされた第二回目のA案の肉づけ案と称するものと全く内容を同じくする点についてであります。私ども社会クラブは、議長試案が示された際に見解を明らかにいたしたごとく、今回の暴力によるデモ隊の国会乱入事件の跡始末については、在任中にかかる不祥事態を引き起こした議長は、国民の国会を預かる最高の責任者として、まず、……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 衆議院本会議 第7号(1960/02/11、28期、民主社会党)

○武藤武雄君 私は、民主社会党を代表いたしまして、去る二月一日北海道夕張炭鉱に発生いたしました痛ましいガス爆発事故について、並びに、鉱山保安全般に及んで質問をいたすものであります。  冒頭に、私は、党を代表いたしまして、犠牲となられました三十五名の御遺族に対し、心からお悔やみを申し上げるとともに、いまだに生死不明のまま地底深く放置されている四名の方々の御家族の御心痛はいかほどかと、深く御同情を申し上げる次第であります。(拍手)なお、自己の生死を度外視いたしまして、同僚の救出に坑内深く突入して、ついに犠牲となられました一名の救援隊員に対し、国民代表の一人として、その御行為に深い敬意と御同情をささ……

第34回国会 衆議院本会議 第20号(1960/04/05、28期、民主社会党)

○武藤武雄君 私は、民主社会党を代表いたしまして、三井三池に発生したピケ隊の暴力による流血の惨事と、翌二十九日発生をいたしました暴力団による殺傷事件は、きわめて遺憾なことでありまして、取り締まり当局の不見識と怠慢を強く指摘いたすものであります。(拍手)特に、全国民は、テレビ、ラジオ、新聞等の報道により、この惨事については深く胸を痛めているのであります。国会は、このような不祥事に対して、単なる労働争議の問題でなく、人道上、社会治安上の問題として、重大なる関心を持たざるを得ないのであります。(拍手)  三池鉱現地の空気が非常に険悪であり、流血のおそれがあることは、事前に報道されており、第一組合は、……

武藤武雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

武藤武雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 建設委員会 第4号(1958/10/15、28期、日本社会党)

○武藤委員 災害問題について、若干質問をいたしたいと思いますが、最初に建設大臣の考え方をお尋ねいたしたいと思います。  災害発生が毎年のように行われまして、特に今年度のような集中的な災害の被害を受けますと、繰り返して治山治水その他の基本対策がいつでもいわれるのでありますけれども、実際にそれが、平常政治の面でどういうことが行われるかということになりますと、問題があると思うのであります。まず第一に、政府は、三十四年度の建設省としての治水計画をこの前新聞に発表してあります。もちろんこれは建設省として大蔵省に対する明年度予算の要求でありましょうが、その内容を見ますと、新治水事業緊急五カ年計画といたしま……

第30回国会 建設委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○武藤委員 ちょっと関連して。きのう私ちょっと触れたのですけれども、埼玉県の美笹村ですか、川口の奥で、堤防を自衛隊が直したのがありますね。決壊を始めまして、半分ぐうい決壊して、そうして自衛隊が出動して土俵を積んで直したことがありましたね。あそこなんか、完全に川底の砂をあげたやつですね。ですから、ああいう長期の雨が降ると、ぐずぐずになって、堤防の外から水が出て、決壊する。こういう点は、やはり今の質問とからんで、そういう点も考える必要があるのじゃないか。あそこが切られたら、これは大へんなことになる。  もう一つは、これは先ほどの質問の中にもあったのですけれども、日本でも例のない横堤ですか、何本かの……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○武藤委員 関連して。先ほど採取料金は二億円くらい入ると言われたのですが、それは都道府県に入るですか、国庫に入るのですか。  それからもう一つは、私特に山奥に入った方の河川に行ってみたのですけれども、先ほど運賃が九〇%と言われましたが、運賃が高く、それに採取料金がだいぶ高くて採算に合わないというので、業者がだいぶ減ってきているということを聞いた個所もあるのですが、川底が上ってしまって、それを下げるためにも当然砂利をとった方がいい、また鉱物資源の確保という点からいっても採取した方がいい。こういう状態であるのに、採算が合わないような料金がかかるという話ですが、こういうことについて、建設省なり何なり……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 建設委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○武藤委員 担当の方にお伺いしますが、先般の二十二号台風の査定の状況ですね。それらの一次査定、二次査定も進んだと思うのですけれども、その査定の状況、あるいはこの前の変則国会の途中でだれか聞いたかもしれませんが、私聞いておりませんので、重複でなかったら、どういうふうになっているかお伺いします。
【次の発言】 なお続いて質問します。この前の臨時国会の最終段階でようやく補正予算が通ったのですけれども、その補正予算通過後の実際の災害の復旧工事、仮橋とか、いろいろあったと思うんですけれども、そういう復旧状態は、補正予算通過後どういうふうに具体的に着手しておられるか。

第31回国会 建設委員会 第9号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○武藤委員 関連して。だれが考えても、あの道路はおかしな道路です。時間はかかると思いますけれども、埋め立てに要した費用、それから建設した費用、それから商店に貸し与えた権利金、そういった収入のバランスがどのくらいになっているか、一つ調査をして委員会に出してくれませんか。あれはどう考えても伏魔殿みないなものです。

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○武藤委員 最初に、くどいようですけれども、次からずっと質問していくのに関連がありますから、先ほど山中委員が質疑をいたしましたように、新しい公団の運営に対して非常に重要な、実際運営と管理の立場双方に大きな権限を使う立場にある理事長を、建設大臣が任命をするということになっておるわけであります。先ほど次官の御答弁ですと、今は考えていない、その法律が通ったら一つ考えましょうということですが、これは、大へん危ない答弁なんです。あのときは考えてなかったが、あとから考えたという理由がつくわけであります。この際私は、われわれがこの法案に賛成するか反対するかわかりませんが、採決する前に、一つ任命する責任者であ……

第31回国会 建設委員会 第15号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○武藤委員 ただいま徳安次官の方から、この前の質疑に対して統一的解釈を表明されたわけですけれども、やはり東北開発株式会社の社名変更を理由にして前例がある、こういうことであります。しかし、これはこの前も山中委員も指摘をいたしましたように、何といいましても、国会へ今回出しております首都高速道路公団の持っておる性格というものは、東京都に限るということは第一条からも明らかなんです。これは、一点疑う余地もないのであります。そういうことを考えますときに、ただいま、将来必要があれば、一部改正程度にして、そういう要望にこたえることができる、だからそれでいいじゃないかという御意見でありますけれども、われわれとし……

第31回国会 建設委員会 第17号(1959/03/13、28期、日本社会党)

○武藤委員 この前質問をいたしまして御答弁を願ったのを、多少また確認の意味で御質問をすることをあらかじめ御了承を願いたいと思いますが、まず最初に住宅政策の基本について御質問をいたしたいと思います。この前の政府の御答弁によりましても、依然として住宅問題は深刻でありまして、住宅局長の答弁によりましても、現在住宅の不足数は二百七万戸と大体推定されるという御答弁でございまして、しかも人口の新たなる増加、あるいは災害、火災等における消耗、そういうものを大体年間二十一、二万戸とふんでいるようでありますけれども、そういう依然として住宅不足の状態にあります。従いまして、東京都のような大都市になって参りますと、……

第31回国会 建設委員会 第18号(1959/03/17、28期、日本社会党)

○武藤委員 最初に、東京都の建築局長にお伺いしたいのですが、自民党さんの方はどういう見解でいるか知りませんが、われわれは都や市側の建築局長には、こちらで管理や何かについてお尋ねをしたいということで来ていただいたのですが、だいぶとうとうと賛成意見を述べられたので、どうもわれわれの要求した線とはだいぶ違っております。都の建築局長さんは、賛成意見の中で、非常に住宅の修繕やら営繕やら、あるいは新しい低額所得者の特別の住宅建設をする、いろいろなことで、用意された住宅関係の資金を使い果たして、財政的に非常に因っておる。そういうときに、政府がこういう家賃の修正、あるいは割増し家賃の徴収等のため条項をつけたの……

第31回国会 建設委員会 第19号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○武藤委員 ほんとうにしばらくぶりで大臣がおいでになりました。今まである程度次官を通じまして御答弁のあった点もありますけれども、非常に重大な点でありますと、次官は、それは総理大臣または大臣の国の根本的政策でありますからということでありますから、きょうは大臣がおいでになっておりますから、御質問したいと思います。  まず最初に、住宅政策の基本について御所見をただしたいと思いますが、先般からいろいろと住宅に入る階層別の分布について、どうも政府の調査努力が足りなかった、ほんとうにどういう階層が住宅に入っており、どういう階層がほんとうに住宅というものを望んでおるか、そういう意味のこまかい分析がなされてい……

第31回国会 建設委員会 第20号(1959/03/20、28期、日本社会党)

○武藤委員 最初に、大臣に御質問いたしますが、この前大臣は、私の質問に答えまして、今度の家賃の調整、あるいは割増し賃料といろいろ出ておりますけれども、これは新しい住宅を建てる場合の、いわゆる住宅政策の財源にするというような考えでやっておるのかと質問したら、そういう財源にする考えは毛頭ない。こういう御答弁でしたが、先ほどの局長のお話だと、三年後にこの法案の効力が実際に発生する場合に、一体年間どのくらいの家賃の増収になるかという質問があったときに、大体四億四千五百万程度の増収になる見込みだ。こういうお話ですが、これは大へんな金額でありまして、第一種、第二種の公営住宅の家賃の平均をかりに二千円と押え……

第31回国会 建設委員会 第21号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○武藤委員 私は、日本社会党を代表して、本案に対して反対の討論を行うものであります。  まず第一には、今回の改正のいわば眼目ともいうべき公営住宅入居者のうち、収入超過者に対する措置についてであります。すなわち改正案の第二十一条の二によれば、三年以上公営住宅に入居していて、政令で定める基準以上の収入となった者は、その住宅を明け渡すように努めるべきことが規定されているのでありますが、公営住宅法が住宅困窮者に対して住宅を賃貸しすることを目的としている点から見ても、家賃の滞納その他の不実の行為があった場合等において明け渡しを求められることは別として、単に収入が増加したというだけの理由をもって明け渡し義……

第31回国会 建設委員会 第22号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○武藤委員 土地区画整理法の一部を改正する法律案の中で最初にお聞きしておきたいのは、今回の改正によりまして、公共施設の用地を土地区画整理事業により造成した場合において、施行者は、その公共施設の管理者に対して、土地区画整理事業の費用の一部または全部を負担させることをできることを明文化した点は、時宜を得た点だと思いますけれども、元来、土地区画整理事業は、公共施設の整備改善及び宅地の利用の増進という二つの使命を持っておるものであります。両者がたての両面のような相互関係にあるといいましても、最近非常に地価の値上りが激しいものですから、用地取得難に陥っているところが全国的に非常に多いと思うのです。そこに……

第31回国会 建設委員会 第24号(1959/04/01、28期、日本社会党)

○武藤委員 だいぶ時間がおそくなりましたが、あと二十四日まで開かないそうでありますから、今度の国会でぜひ討議しなければならぬ重要問題ですので、長くなりましたが、一つ御答弁いただきたいと思います。できるだけ簡単にいたします。  それは、定員外職員の定員化の問題であります。今国会に当初の予算が提出されましたときに、建設省の予算化の中で、二百九十四名新しく職員を増員したという報告があったわけであります。事務当局でもいいですけれども、今建設省並びに地方建設局を通じまして、定員外職員は常勤、非常勤を合せまして、資料も私ありますけれども、どのくらいになっておるか、一つ正確な数を御報告願いたい。


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 建設委員会 第6号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○武藤委員 ずっと質問があるのですけれども、今の河川局長の答弁に関連して質問いたします。  ただいま原形復旧だけでなく、改良も含めていきたい、去年の災害でも、建設省としてはそういう方針でやられた。実際に復旧した跡を見て回ってみますと、中にはそういう形で建設省の方では一つの査定が行われた。そのあとで会計検査院の方から査定に来られて、この分はどう考えても原形復旧以外の改良分に入る、従ってこれの方はちょっとまずいというようなことで、現実に査定変えをされたところが一部あるのです。そういう点については、もっとたとえば大蔵省その他とよくそういう方針についてはっきりした連絡をとってやらぬと、実際の方針が今度……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 商工委員会 第8号(1959/12/02、28期、社会クラブ)

○武藤委員 私は社会クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました火薬類の取り締まり強化に関する決議案に賛成をするものであります。  あらためて申すまでもなく、火薬類による災害は、その被害の甚大なること、残忍なことにおいては、他の追従を許さぬものがあるのであります。特に近来相次いで続出をいたしておりまする火薬工場の爆発事故は、まことに遺憾でありまして、これは国内において大きな社会不安をかもし出しておると言っても過言でないのであります。しかるに従来までのこれらの取り締まりについては、法規上の不備はもちろん、実際の取り締まり方法等についても、いろいろ不備欠陥があったわけでありまして、たとえば主……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 社会労働委員会 第32号(1960/04/27、28期、民主社会党)

○武藤委員 冒頭に先ほど赤松議員の、私の本会議の質問の中で負傷者の数において事実に相違するというお話がありましたけれども、これは私実際に現地に行って当日の模様を聞きまして、しかも重傷、軽傷を問わずだれかれの差別なしに病院にかつぎ込んだ、実際の入院をした者、診断をした者の数字を申し上げたのでありますから、これは事実が証明するのではないかと思います。  この際私は一言重要な問題について警察庁長官に質問をしたいと思うのでありますけれども、先般の本会議の質問におきまして、赤松議員の方から四山鉱における殺傷事件について職員組合の方の出身者の中で長浜、白谷ですか、この二人の職員が暴力団に凶器を渡したことに……

第34回国会 商工委員会 第8号(1960/02/23、28期、民主社会党)

○武藤委員 団長が事故でまだ御出席ないようでありますから、かわって御報告いたします。  北海道炭礦汽船株式会社夕張鉱業所第二坑の爆発事故調査に関し、派遣委員を代表して御報告申し上げます。  爆発事故の発生した夕張鉱業所第二坑は、北海道夕張市にあり、札幌市より東北約六十キロ、石狩炭田の南端に位しております。  同二坑は、現在、わが国で最も必要とされている製鉄用炭を生産しており、炭質は、粘結性の高い良質の原料炭であります。  生産量は月産約六万トン、従業員数は約二千五百人であり、生産能率も高く坑内の機械化も進み、切羽から坑口まで、全部ベルト・コンベア・システムをとっておる等、わが国の代表的炭・鉱で……

第34回国会 商工委員会 第13号(1960/03/08、28期、民主社会党)

○武藤委員 それでは大臣が来る前に多少事務的なことについて質問をいたしておきます。  今回の重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置法の一部を改正いたしまして、三カ年延長ということと、内容においては小型ボイラーを本法の適用対象からはずすということですけれども、今回伝熱面積が五十平方メートル未満の小型ボイラーを、本法の適用対象から除外をするということをきめられました理由について説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの説明だと、ボイラー対象の率から言うと、約八割くらいは小型ボイラーだということですが、ただ消費は二割程度だ、こういうことですが、重油に切りかえた場合の、その切りかえる設備の転換の場……

第34回国会 商工委員会 第14号(1960/03/09、28期、民主社会党)

○武藤委員 参考人の方をお待たせするのもいかがかと思いますので、先に参考人の方にお伺いいたします。  石炭協会の石松会長さんにお伺いいたしますが、このボイラー規制法の延長を三年と限定いたしまして、それと今度政府が出します石炭鉱業合理化法の一部改正、合理化計画というものと関連をして、コスト・ダウンを三十八年までに千二百円程度引き下げて重油と十分競争できるようにする、こういう建前でボイラー規制法の三カ年間の延長ということになっておるわけでありますが、きのうの私の質問で、政府は大体資金の面からいっても、それから今度の特別貸付金制度の活用からいっても、千二百円コスト・ダウンすることにスピード・アップを……

第34回国会 商工委員会 第17号(1960/03/16、28期、民主社会党)

○武藤委員 大臣にちょっと質問いたします。前回の委員会で、このボイラー規制法の三カ年間延長の問題にからみまして、たとえば、特に火力発電関係で、三十八年度以降稼働する専焼ボイラーの設置について、この前大臣は、これを許可しないというわけにはいかない、法律がなくなるということが前提であるから、許可しないわけにはいかないという意味のことを言われたのです。まあいろいろうわさがありまして、どうも五十平米以下のものを解除したことによって、経済効果の観点から、それ以上のいわゆる制限内のものも、通産省令を改正をして、許可ができるようにしたいというような意図があるといううわさがあったものですから、この間特に発言を……

第34回国会 商工委員会 第19号(1960/03/22、28期、民主社会党)

○武藤委員 相当時間がたっておりますから、特に重要な点だけ御質問いたしたいと思います。  最初に、組織の問題ですけれども、これは商工会議所の方と、それから高橋貞治さんに御質問したいと思います。結局大都市の場合、先ほど全国商工会の井上さんの方からもお話があったようですけれども、特に大工業都市になってくると、商工会議所は大企業の人がほとんどである。それで、中小企業の場合をどうするかということが非常な問題だ、とこう言っておりますけれども、まず最初に高城さんにお伺いします。商工会議所とそれから商工会などを二つに分けて設立をするということに対して、非常に強い反対の意向を持っておられるのか、それとも反対と……

第34回国会 商工委員会 第21号(1960/03/28、28期、民主社会党)

○武藤委員 冒頭に植村さんに御質問をいたしますが、私は今度合理化審議会が答申をいたしました内容の中で、二、三点質問したいと思います。  答申の第十六項目に、非常に強い言葉で答申が出されておるわけですが、それを簡単に読んでみますと、「最后に政府に要請されることは、確乎たる総合エネルギー対策と、これに基く体系的な石炭対策の実施である。今次合理化の成否はおそらく石炭にとって最后の機会と考えられるので、」こういうふうに、今度の答申の内容に基づく施策が、おそらく石炭の運命を左右する最後の機会だ、これをはずしたら石炭は自滅するのだということを、はっきりこの答申でうたっておると思います。そういう重要な答申を……

第34回国会 商工委員会 第25号(1960/04/01、28期、民主社会党)

○武藤委員 この間参考人を呼んだときにも、この問題に触れたのですけれども、重ねて冒頭に大臣に質問と意見を申し述べます。  今三井の合理化の問題が大へん深刻な社会問題になっているようですけれども、これと関連して、結局われわれは前に石炭産業会議を提唱して、一つ総合的にエネルギー革命に対処してくれないか、単に合理化の首切りっぱなしというような格好ではなしに、そういう合理化される労働者の受け入れ態勢等、あらゆる角度から審議のできるような審議会を設置してくれぬか、こういうことを政府に要望し、通産大臣にも要請しておったのですけれども、慎重に検討して通常国会で協議したい、こういうことであったのです。その後、……

第34回国会 商工委員会 第26号(1960/04/04、28期、民主社会党)

○武藤委員 労働省の安定局長さんおりませんか――それではあとからお見えになると思いますから、ちょっと前会に引き続いて通産大臣に御質問をいたしたいと思います。  ただいま三池の実態等もお聞きいたしまして、この合理化の前途というものがいかに困難であり、非常な暗雲をはらんでおるかということはよく御認識できると思うのでありますけれども、もちろんこれは労働運動の行き方その他等にも問題があるのでありましょうから、単に合理化だけがこういう問題だというきめつけ方は間違いであるかもしれません。しかし少なくとも十万以上の人たちが今後職場を離れていくということになると、やはり社会情勢というのは、避けようとしても、お……

第34回国会 商工委員会 第28号(1960/04/06、28期、民主社会党)

○武藤委員 自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、ただいま通過をいたしました石炭鉱業合理化臨時措置法の一部改正法案の運用をなお確実ならしめるために、附帯決議を付したいと思います。朗読をいたします。  世界的にエネルギー消費構造が変革しつつある最近の趨勢に対処して、石炭鉱業はその合理化を徹底的に推進する必要に迫まられている現状に鑑み政府は本法の施行を通じて、特に次の諸点について万遺憾なきを期すべきである。  一、昭和三十八年度に至る石炭鉱業合理化計画を確実に達成するため、石炭鉱合理化資金の調達、配分、税制の改正、労働問題に関する計画立案、競合エネルギーとの調整、需給の安定等につき……

第34回国会 商工委員会 第32号(1960/04/14、28期、民主社会党)

○武藤委員 私は、自由民主党、社会党、民主社会党を代表いたしまして、本附帯決議案に対して賛成の意見を申し述べる次第であります。  ただいま附帯決議の提案者の説明がありました通りでありますけれども、商工会を設置するということについて、特に大都市の中小零細業者の人たちに対しては、従来の商工会議所の指導方針なり、あるいは機構等をもってしては、めんどうを見ることは困難である。従って、こういう大都市等については、特に商工会の設置を並行して認めてもらいたいという主張が強かったわけでありますけれども、これらの主張を十分考えられまして、今後商工会議所は、これら小規模事業者に対するところの有効適切な事業の指導に……

第34回国会 商工委員会 第33号(1960/04/15、28期、民主社会党)

○武藤委員 今回提案をされました割賦販売法案は、割賦販売そのものは最近非常に大幅に利用され、伸びておるわけでありますけれども、法案としてこれを保護するという立場をとることは、全く新しいことでありますから、相当内容について慎重に審議をしていかなければならぬ、重要な法案だと思うのであります。それでこの前の政府の提案理由の説明によりますと、この法案は取引秩序法であって、政策面については今回はこれに触れないのだ、こういう説明でありました。なるほど法案の内容はその通りでございますが、ただ――西独やイギリス等の割賦販売法も、なるほど取引秩序法で出ておるようでありますが、日本と西ドイツやイギリス等とは、商業……

第34回国会 商工委員会 第38号(1960/05/06、28期、民主社会党)

○武藤委員 大臣はまだいないようですが、長官の方でわかれば……。本法は第二条で割賦販売を定義し、第九条では割賦販売の標準条件を公示することになっておるが、標準条件は指定商品ごとに告示されることになっておるわけですけれども、標準条件の決定は、本法施行後になるのかどうかということは非常に重要な問題だと思うのです。標準条件が決定するまでは、本法は実際には発効しないことになるのか、それとも標準条件がきまらなくても本法は発効することになるのか、その点を一つお聞きします。
【次の発言】 ただいまのような御説明だと、本法が施行されて実際にやってみて、非常に過当競争等が激しくなり、いろいろの問題が起きて混乱を……

第34回国会 商工委員会 第42号(1960/05/17、28期、民主社会党)

○武藤委員 最初に田和参考人にお伺いをいたしたいのでありますけれども、今度設立されました紡績安定協力会ですか、これの設立の目的を少し詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 われわれは情報程度でよくわからぬですけれども、協力会は相当の資金が集まるような工合になっておると聞いているのですが、大体どのくらいの会費で……。
【次の発言】 今全部の紡績業者の中で、大体どのくらいの参加者がおありですか。
【次の発言】 それは今までの紡績業者の協会に入っておる数だけですか、それとも入っていないものも……。
【次の発言】 紡績協会以外の業者というのは、大体推定でどのくらいございますか。

第34回国会 内閣委員会 第27号(1960/04/12、28期、民主社会党)

○武藤議員 私は提案者を代表して、民主社会党立案の石炭産業会議設置法案の提案理由を説明します。  最近の石炭産業が不安定な状態に陥りましたのは、単なる景気変動などによる影響だけによるものではなく、エネルギーの消費構造の変化に基づいていることは言うまでもありません。従って今後の石炭産業対策は、一時的な応急対策によって処理がつくものではなく、石炭と競合する他のエネルギーに対抗できるようなコストを実現し、石炭の需要を確保し、あるいは拡大していく抜本的な対策を確立しなければなりません。この間、炭鉱労働者の雇用と生活の保障をはからねばなりません。政府並びに石炭産業経営者が今日までに適切な措置をとってこな……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 予算委員会 第1号(1960/10/23、28期、民主社会党)

○武藤委員 私は先般九月二十日福岡県の豊州炭鉱で起こりました六十七名死亡の大惨事発生の根本原因につきまして関係大臣の答弁を願いたいと思うのであります。時間がございませんから、最初に要点を申し上げまして、答弁をあとから願いたいと思います。  第一、この大惨事発生の根本原因について、通産当局はどういう原因であったかということをどういうふうにつかんでおるか、答弁を願いたいと思います。  それから次に豊州炭鉱での災害は古洞の存在と密接な関係があるということは明らかでありまして、この周辺は最も古洞の多いところで、これはもうすでに有名であります。中元寺川の河床にある古洞の存在を当局は一体知っていたのかいな……


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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 社会労働委員会商工委員会連合審査会 第1号(1959/12/03、28期、社会クラブ)

○武藤委員 いろいろ御質問がありましたから、私はできるだけ重複しないように質問いたしますが、当面緊急の問題として炭鉱離職者臨時措置法案が出されているわけですけれども、これはあくまでも当面の現われて参りました現象に対するごく消極的な対策でありまして、基本的には石炭産業をどうするかということが問題でなければならぬと、こう考えておるのであります。そういう建前に立って考えてみますと、先ほどからいろいろ御意見がありましたけれども、今日の石炭の不況といいますか、需要の減退というものは、一体どのような背景でどういうふうに進行しているかということを的確につかんでいなければ対策は出てこないのではないかと思います……



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データ更新日:2023/02/05

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。