このページでは橋本正之衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○橋本(正)委員 去る八月一日より七日間にわたりまして、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島各県下におきまする建設省関係公共事業、特に道路、河川事業等につきまして調査いたして参ったものであります。そのすべてを御報告申し上げますことは相当の長時間を要しますために、要点のみを御報告いたすこととし、あわせて関係当局のこれに対する明確なる御答弁を期待いたすものであります。 まず第一に、一級国道三号線について申し上げます。本線は、今春開通を見ました関門トンネルを起点とし、九州西部を経て鹿児島市に至る総延長四百キロにわたる九州最重要の幹線道路であります。その改修率は、昭和三十二年度末におきまして、改良率四七・……
○橋本(正)委員 去る九月十九日から四日間、石川県奥能登地方の災害状況を調査して参りましたので、その概要を御報告申し上げますとともに、現地における要望等に基きまして、所見を申し上げたいと存じます。 このたびの奥能登の災害は、八月二十六日同地方を局地的に襲いました集中豪雨によるものでありまして、日本海中部の低気圧から南へ伸びる前線が二十五日夜、輪島―前橋の線で停滞し、同日夜半から未明にかけまして、北から冷たい気流、南から暖流が押し出しましたため、二十六日午前三時ごろから豪雨となり、午前九時には降りやんだのであります。その間わずか六時間でありますが、雨量は二百六十ミリにも達し、六時から七時にかけ……
○橋本(正)委員 台風十五号による被害状況調査のため、第五班として派遣されました、山梨、長野両県下の状況について御報告申し上げます。 私どもは建設、社会労働、農林水産、文教、商工の各委員の参加のもとに連合調査班を組織いたし、十一日から三日間にわたり、被害地をつぶさに視察調査いたしたのでありますが、山梨、長野の両県は、去る八月十四日の七号台風によって未曽有の大災害を受け、さらに十五号によって追い打ちをかけられ、その被害は深刻なものがありました。すなわち、山梨県下におきましては、七号台風による被害額三百十余億円に加えて、十五号台風は百億円、都合四百億円余の大被害を見たのであります。雨量三百五十ミ……
○橋本(正)委員 私は今回のチリ津波災害視察のため、建設委員会から北海道に派遣を命ぜられまして、六月二日出発、北海道庁に急行いたしました。大体の日程を申し上げますと、北海道庁で、副知事並びに土木建築部長、課長より説明を聴取し、同夜釧路に急行いたしました。釧路支庁管内の浜中村、厚岸町、釧路市、白糠町、十勝支庁管内の浦幌町、豊頃村、広尾町、日高支庁管内の幌泉村、様似町、浦河町、静内町、以上を順次視察して参ったのであります。 被害状況の概況を申し上げますと、六月一日現在死者九人、行方不明六人、負傷十五人、計三十人の人的被害を受けております。 また家屋住家の全壊五十七戸、流失百五十三戸、半壊百二十……
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