このページでは小林ちづ衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○小林ちづ君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出にかかる自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案並びにモーターボート競走法の一部を改正する法律案のいずれにも反対、わが日本社会党提出の自転車競技法等を廃止する法律案及び競輪等の廃止に伴う特別措置に関する法律案に賛成の討論を行ないたいと存じます。(拍手) まず、政府提出の三改正案につきましては、自転車と小型自動車、それにモーターボートと、競技の対象に相違こそあれ、その内容はほとんど同一のものでございますので、一括して議論を進めて参ることといたします。 そこで、第一に問題になりますのは、これらの改正……
○小林(ち)委員 私はまずわが国の鉄鋼生産の見通しについて、政府当局の見解をお伺いいたしたいと思います。 鉄鋼連盟は、さきに政府の所得増倍計画を基礎として、昭和四十五年度のわが国粗鋼生産量を四千八百万トンときめましたが、ドル防衛の問題が起こって以来、インドを初め後進国に対して、米国がひもつきで鋼材を買わせる政策を打ち出しているため、日本鋼材輸出が相当マイナスになることが予想され、また国内需要も、自動車、機械などの生産が自由化で今までのような伸びを示すとは思われないとき、このような鉄鋼業界の強気の見通しをそのまま信じてよいかどうか、お伺いいたしたいと存じます。
○小林(ち)委員 私は、中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案に関係してお伺いしたいと思います。 提案理由の御説明によりますと、今度の改正の目的は、中小企業金融公庫の業務量の増大に対処するためということでありますが、確かに中小企業向け貸し出しは今後増大の趨勢にあり、また、わが国経済の成長に即応する意味で当然であります。そこで、このような改正案を準備されます以上、実際の窓口の事務を強化するため店舗の増設とか職員の増員なども当然考慮されていると信じます。新年度には店舗をどれだけどこへふやすか、また、職員を何名増員されますか。特に職員は養成に時間がかかる関係上その増員が急がれると思いますので、そ……
○小林(ち)委員 この委員会では、一昨日いわゆる京葉工業地帯を視察して参ったわけでございますが、現地の実情を見まして感じたことは、埋め立て費用が坪あたり四千五百円と、比較的割安にできるところから、今後全国各地に埋め立てによる工場適地が急速に造成されるのではないかということです。そこでこれら新設工場地は道路、燃料、原材料の入手などのほかに、工業用水の確保ということが重大な問題になってくると考えます。幸い京葉工業地帯は今のところ工業用水は間に合っているそうですが、あのようなテンポで工場建設が進むと、早晩水不足が予想されます。農林省ではこれに備えて印旛沼の干拓を縮小する計画だと伝えられますが、真相は……
○小林(ち)委員 私はただいま提案されております商工会の組織等に関する法律の一部改正案についてこれからお尋ねいたしたいと存じます。 と申しますのも、今からおよそ一年前、この現行法が制定されました際には、私の亡夫正美が、わが党委員の方方の非常な御協力を得ましたのはもちろん、自民、民社両党の方々の御好意もありまして、十分とは申せないにしても、その成立に力を尽くすことができました、いわば思い出の法律でございまして、私もその後の成り行きについては関心を持たざるを得ませんでした。幸い過日の通産大臣の提案理由の御説明にもありました通り、当時の本院の附帯決議の趣旨が生かされまして、このたびの改正案が上程の……
○小林(ち)委員 ただいま自転車競技法等の一部改正案が議題になりましたのを機会に、私は主として競輪に関し政府のお考えをお聞きしたいと存じます。 まず最初に、今度の改正案は、さきに佐藤通産大臣から提案理由の御説明もございましたように、昨年夏の公営競技調査会の答申に基づくものであることは明らかでありますが、実はこの答申については、昨年の臨時国会で田中先生も述べておられますように、私どもはなはだ意外の感を持ちまして、当時各新聞の論調もおおむねそのように承っております。いわば世論に逆行するものでございました。ところで、さきに選挙制度審議会が出しました公職選挙法改正の答申について、これは政府が尊重すべ……
○小林(ち)委員 島田重工業局長にお尋ねいたしますが、せんだって私が質問しました中に、競輪場設置の条件についてお尋ねしましたのですが、相当の距離とは、文教上また保健衛生上著しく支障を来たすおそれのない距離というふうにお答えになったのですが、それならば施行規則第四条の三の前段で「相当の距離を有し」とわざわざ書く必要はないのではないかと思うのです。相当の距離と明文化している以上は、五十メートルとか百メートルとか、一応の基準を考えるのが当然だと思うのですが、また著しく支障を来たすおそれがないという判断はだれがどのようにして判断するのか、あわせてお尋ねしたいと思います。
○小林(ち)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております政府提出の自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案にいずれも反対、わが日本社会党提出の自転車競技法等を廃止する法律案及び競輪等の廃止に伴う特別措置に関する法律案に賛成の討論を行ないたいと存じます。 まず、政府提出の両改正案につきましては、当委員会の審議で明らかにされましたように、競技の対象が、自転車と小型自動車の差こそあれ、その内容はほとんど同一のものであります関係上、一括して議論を進めて参ることといたします。 そこで、第一に問題となりますのは、この改正案提出の基礎となりました公営競技調査会の答申……
○小林(ち)委員 私は自由民主党、日本社会党、民主社会党三派を代表して、不当景品類及び不当表示防止法案に対する附帯決議案を提出いたします。 まず案文を朗読いたします。 不当景品類及び不当表示防止法案に対する附帯決議(案) 本法は、消費者行政推進の一環として重要な任務をもち、しかも法の規制対象は極めて広い分野に亘るものであるにも拘らず、その施行に当る公正取引委員会の機能は必ずしも充分とは言えず、効果的運用を期し得ないおそれがある。 このような現状にかんがみ、政府は、公正取引委員会の機構を大幅に強化拡充するため、早急に予算措置等を講ずべきである。 以上の通りであります。何とぞ御賛……
○小林(ち)委員 私は、家庭用品品質表示法案についてお尋ねいたします。
通産大臣の任務としては、物資の大量生産、販売、消費の改善をはかることにあると考えるのですが、通産省の行政態度を見ると、生産行政には熱心でありますが、一般消費者の利益を守る消費者行政に関しては、とかく二義的であるように思われるのですが、消費者行政についてはいかなる基本的な態度をもって臨んでおられますか。また、消費者の利益を保護するため、具体的などのような施策を講じておられますか。
【次の発言】 消費者行政として、品質表示の適正化をはかることはもちろん必要なんですが、品質そのものの向上をはかることも重要であります。これに対し……
○小林(ち)委員 ただいま通産省より御説明がありました東京瓦斯の漏洩事故に関しましては、当委員会におきまして、事故発生の翌一月二十五日委員長初め十名が急拠現場におもむき、災害の実情を調査するとともに、罹災者に対しましてお見舞いを申し上げて参りましたので、以下簡単にその結果を御報告申し上げます。 まず御報告に先だちまして、今回の事故により死亡されました方々に対し、衷心より哀悼の意を表する次第であります。 被害の状況並びに東京瓦斯株式会社の緊急措置等に関しましては、通産省の御報告の通りでありますので省略いたしますこととし、以下現地におもむいて直接感じましたことについて報告申し上げます。 第一……
○小林(ち)委員 私は、ただいま議題となっております中小企業近代化促進法案を中心といたしまして、政府の中小企業政策につき、その具体的な内容をお伺いいたしたいと存じます。 まず、本法案の提案理由の御説明にもありましたように、わが国の中小企業が、国民経済の中できわめて重要な地位を占めており、わが国経済の発展のために大きな貢献をしてきたにもかかわらず、大企業との格差が是正されるどころか、むしろ拡大の傾向にあるのは、一体いかなる理由によるものでしょうか。せっかく今まで政府が中小企業対策に骨を折ってこられましたにもかかわらず、必ずしも十分な成果が上がらず、いわゆる経済の二重構造が解消されないのは、なぜ……
○小林(ち)委員 大臣がお見えにならないので非常に残念ですが、それでは質問に入ります。 私はただいま議題となっておりますばい煙規制法案についていろいろお伺いいたしたいと存じますが、まず第一にわが国の工業地帯における大気汚染度は、その降下煤塵量を調べてみても、すでに欧米先進工業国を上回る状態になっており、東京都が去る二十四年に公害防止条例を制定したのを初め、大阪府、神奈川県等各地で条例の制定が行なわれるなど、早くから大気汚染は産業公害の重要問題として注目されていたものでありまして、その点、このたびの規制法案の提出は、むしろおそきに失したうらみがあるように感じます。聞くところによりますと厚生省で……
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