このページでは実川清之衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○實川清之君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案された地方住宅供給公社法案につき、その背景をなす基本問題に触れて、総理大臣以下関係各大臣に御質問いたします。 総理はただいまお見えになっておりませんが、後日機会を得て御答弁をいただきたいと存じます。 今日、住宅、宅地事情は極度に悪化いたしておりまして、しかも、日を迫っていよいよ複雑深刻な様相を帯び、重大な社会問題となってまいっておるのであります。勤労大衆の多くが各自の努力の限界を越えた絶望的な住宅難に苦しんでいる現実を見るにつけ、われわれは、戦災復興の往時にさかのぼって、あらためて政府の責任をきびしく追及せざるを得ないのであります。 ……
○實川委員 建設省にお伺いします。利根川の河口堰の問題ですが、昭和三十三年ごろだったと思うのですが、旱害がございまして、両総用水塩害の問題が起こったことがございます。その当時、両総用水の地元の諸君から、利根川に河口堰をつくって塩害を防止してもらいたいという話が出まして、私たちも関係官庁にその問題を持ち込んだことがございますが、それからまあ七、八年たって、ようやく調査が進み、ことしから実施されるということになったようです。この問題は、最近の建設省の計画を拝見いたしますと、農業用水の塩害の防除の問題もありますが、同時に工業用水あるいはまた下水道用水というような目的も持ってつくられておるようです。こ……
○實川委員 住宅局長にお伺いいたします。この法律案につきましては、すでに各委員の方々から、いろいろの御質問があったようでございますので、簡単に御質問申し上げたいと思います。 今度、住宅金融公庫法の一部を改正して、民間の個人あるいは法人にも、アパートを建設する融資をするということになったわけでありますが、いまの住宅政策を遂行いたします場合に大きなネックになっておりますのは、申すまでもなく、敷地、住宅用地の確保という問題が大きな問題でございますが、この法律改正によって、ある程度そういう隘路の一部も打開できるのではないかと思います。ただ問題は、この法案のねらいが、個人の持っておる土地を提供さして、……
○實川委員 地方住宅供給公社法案が今回出されましたのですが、ただいま西宮君の御質問に対する政府側の答弁を聞いておりますと、この法律をつくられましても、あまり住宅事情は改善されないんじゃないか。量的な面では大蔵省の規制が相当あるでしょうし、質的な面、つまり家賃とか、そういったようなコストの面から見て逆に高くつくんじゃないか、若干量的にふえましても質的に逆に低下するんじゃないか、こういうような懸念が持たれるわけですが、大体この法律をつくらなければならなかった積極的な根拠というのはどういう点にあるか、その点を大臣からまず御説明願いたい。
【次の発言】 お話はわかるのですが、それならば従来の住宅公団な……
○實川委員 だいぶ時間が経過しましたので簡単に二、三点、小林さんに御質問いたします。
さっき小川委員の質問の中にございましたが、小型の木造船業者が、利根河口ぜきの問題が出ましてからほとんど発注がゼロ近くになっている、こういう実情について御存じになっておりますか。
【次の発言】 この前、当委員会の質問で、小林理事から、関係漁民あるいはその他に被害の問題等が出た場合は、最大限これに対して賠償その他の措置をとりたい、こういうことをおっしゃっておりますが、この木造船業者に対しては賠償の対象になるかならないか、この点をひとつお伺いしたいと思います。
○實川委員 去る八月二十三日より七日間の日程をもちまして、九州地方における建設省関係公共事業のうち、特に道路関係、河川関係を中心にして調査いたしてまいりましたので、この際その要点について御報告申し上げ、あわせて関係当局の御見解を承りたいと思うのであります。 最初に道路関係について申し上げます。 まず、第二関門連絡施設について申し上げます。 本連絡施設は、現在の関門トンネルが最近の交通需要の増大に伴いまして、一日平均約八千台にも達するに至り、昭和四十二、三年度には完全に限界に達し、交通麻痺が予想される状況にあり、また近い将来建設が予定されております中国、九州それぞれの縦貫高速道路が真の機能……
○實川委員 昭和三十八年の九月に、新東京国際空港の問題が出されまして、千葉県の富里村、八街町、山武郡の山武町、この二町一カ村が候補地にあげられたわけでございます。それから現在まで約二年半余り、相当この問題につきまして運輸省あるいは千葉県、地元民の間に折衝が行なわれ、地元民の強い反対があったわけでございますが、去る六月二十二日に従来の富里案を撤回いたしまして、隣接の成田市に新国際空港をつくるということが内定をいたしたわけでございます。その後、七月四日に閣議決定を見まして、この問題が最終的に三里塚を新東京国際空港にするということに方針がきまったわけであります。 御案内かと存じますが、富里の場合に……
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