工藤良平 衆議院議員
31期国会発言一覧

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このページでは工藤良平衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

工藤良平[衆]本会議発言(全期間)
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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 衆議院本会議 第9号(1967/08/07、31期、日本社会党)

○工藤良平君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国務大臣木村俊夫君の不信任決議案に対しまして賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  本不信任の理由につきましては、その趣旨の説明並びに中谷、千葉両議員の質問を通じまして明らかにされたところでありまして、真に当然であり、これを何人も否定するものはないと信ずるのであります。  木村官房長官は、ごらんのように一見まことに紳士に見えるのであります。福永官房長官のあとを受けての就任でありますので、さぞかしりっぱな人格を持った方であろうと私は信じていたのであります。自由民三党の中にも一片の良心があることを私は期待をいた……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第33号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○工藤良平君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公害防止二法案に対して、反対の討論をいたします。  近時、わが国の経済は、名目的には世界最高の成長をいたしておりますが、無計画な産業の発展が、人口の都市集中化、交通機関の高度の発達と相まって、必然的に公害の発生をもたらし、広域にして、かつ深刻さを帯び、いまや社会問題として重大な関心を払わなければならない事態に立ち至っているのであります。  産業とは本来、利潤追求を目的とするのではなく、人間の福祉を増進することを目標としなければなりません。その生産性がいかに高まり、国民所得がどんなにふえたとしても、産業のもたらす公害が国民……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第9号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○工藤良平君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和四十三年度農業の動向に関する年次報告並びに昭和四十四年度において講じようとする農業施策に関して質問をいたします。  「いまわれわれは何をすればよいのですか、米がつくれないとすれば、これからの進むべき道を示してください」これは、いまわれわれ政治家に求められている最も率直な農民からの質問であります。(拍手)  ここ二年間、米の生産は千四百五十万トン台の生産を記録し、政府手持ち米も本米穀年度末には六百万トンに達すると見られています。米のみの需給から見た現況は、確かに過剰の傾向にあることは事実であります。しかしながら、現在食糧の総合自給率からするな……

第61回国会 衆議院本会議 第64号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○工藤良平君 私は、日本社会党を代表いたしまして、国有林野の活用に関する法律案に対し、反対の立場から討論をいたします。  日本農業は、戦後の農地改革によりまして、農村の民主化とともに、農業生産力はかなりの高まりを示してまいりました。しかし、この農地改革も山林解放に手をつけず、山村における山林所有の形態をそのまま取り残すこととなり、今日に至っておるのであります。山村の支配関係は、その山村における周囲の山林所有と利用関係をだれが握り、だれのために利益しているかによって決定づけられるとさえいわれているのであります。今日なお山村の封建制は温存され、旧態依然たる山村支配が持続していることは、私どもの十分……

工藤良平[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

工藤良平[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 建設委員会 第3号(1967/03/29、31期、日本社会党)

○工藤委員 建設大臣の所信表明に対しまして若干の御質問をいたしたいと思います。  まず第一番は、いま福岡委員のほうからも御質問がありましたが、特に社会開発を政策の基本として、豊かな住みよい国土の建設をはかる、したがって農業あるいは都市等、産業人口の適正な配置等をはかるということをうたわれているわけでありますが、特に本年度最重点とする建設省の施策につきまして、きわめて簡単でよろしゅうございますが、御回答いただきたいと思います。
【次の発言】 四十二年度の予算その他を検討してみますと、いま建設大臣が説明されましたように、主として住宅あるいは道路関係、その中でもとりわけ密集をしております過密地帯に対……

第55回国会 建設委員会 第5号(1967/05/08、31期、日本社会党)

○工藤委員 ダムの問題につきまして、関連をいたしましてお聞きをいたしたいと思います。  下筌・松原ダム建設に関する基本計画の変更について近く公示をされるというお話を聞いておるわけでありますけれども、基本計画変更のおもな内容はどういうものか、お聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、基本計画のおもな変更は、当初百十七億八千万という計画は二百二十億に大きくなった、こういうことのようでございますが、そのほかに工期の一年間延長、それからいまお話しの高取発電を柳又に変える、こういうような内容のようでございますが、そういうことでございますか。

第55回国会 建設委員会 第12号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は先般下筌・松原ダムの計画変更の問題について若干質問を申し上げましたが、その際に問題点を幾つか残しておりますので、その問題の追及と同時に、筑後川の総合開発の問題についてすでに調査が実施されつつありますので、それらの問題に関連をいたしまして、本日若干御質問をいたしたいと思います。  先般、補償の問題について御質問をいたしましたが、計画変更によりますと補償額が二・七倍にふくれ上がった。その原因についてどのようなことがその中心なのかということをお聞きいたしましたが、その点について当初の三百四十世帯から四百八十四世帯に増加をした、この内容について、まずお答えをいただきたいと思います。

第55回国会 建設委員会 第14号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○工藤委員 いま佐野委員のほうから相当詳細に質問がありましたから、私はなるべく重複を避けて質問をいたしたいと思います。  先般福岡委員のほうから質問の際に、奥地等の産業開発道路の問題について国として百三十路線、二千九十四キロを指定して整備をはかりつつある、こういうようなお話でございます。今回期限を四十七年度まで延長いたしまして整備をはかるということでございますが、この点について、この百三十路線というのは奥地等産業開発道路整備臨時措置法に基づいたこの開発道路全部路線になるわけでございますか。四十七年度の間にさらにその路線の指定が拡大されて整備をされるということになるわけでございますか。その点をお……

第55回国会 建設委員会 第15号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○工藤委員 それではただいま議題となりました土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、若干御質問をいたしたいと思います。時間がございませんので、あるいは全部質問できるかどうかわかりませんけれども、もしできない場合には、次にぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  今回の土地収用法の改正の趣旨でございますが、その中に、このたびの改正が行なわれました理由といたしまして、特に地価対策の一環としてこれが考えられる、こういうように御説明がなされているわけでありますが、はたしてこの収用法の一部改正によって現在の土地騰貴という問題が解決できるかどうか、非常に大きな疑問が持たれるわけであります。もちろん……

第55回国会 建設委員会 第16号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○工藤委員 それでは先般の質疑に続きまして若干御質問をいたしたいと思います。  この前の質問の中で特に土地収用法の第一条の目的とそれから第三条の関係についていろいろとお聞きをいたしたわけでございますが、この第三条を適用させる場合に、この前も若干申し上げましたけれども、具体的な幾つかの事例を見ますと、土地所有者を十分に納得させるだけの起業者としての計画あるいは起業者としての事業実施計画の条件を備えていなければならない、こういうことになっておりますけれども、その点について大きな欠陥があるのではないだろうか、こういうことが指摘をされるわけであります。  そこで私は一、二の問題についてその点お聞きをい……

第55回国会 建設委員会 第24号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○工藤委員 時間がありませんので、簡単に質問をいたしたいと思います。  いろいろと建設行政の重要な問題をかかえておりまして、道路、住宅、河川非常に重要な問題でございますが、このような重要な建設行政を推進してまいりますためには、建設省当局と職員との間の融合ということにつきましては特にこれから配慮を払わなければならないと考えるわけでありますが、私聞くところによりますと、建設省の共済運営の問題につきまして若干組合との間に問題もあるようでございまして、その関係について官房長から事情をお聞きいたしたい。
【次の発言】 官房長にお伺いをいたしたいと思いますが、現在運営審議会の中に建設省労働組合の代表の方が……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○工藤委員 ごく簡単に二、三の問題について御質問をいたしたいと思います。  まず第一点は、岡本委員あるいは島本委員のほうからもお話がありましたが、私、もう少し明確にしておきたいと思いますのでお聞きいたしたいと思いますが、これから出されてまいります公害対策基本法案について、その所管が厚生省ということなのか、これからの全体的な行政について厚生省が主としてその所管をやって、各省にまたがっておる公害問題を統括するのか、そこら辺をひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、第七章でいう対策会議は、いわゆる各省の調整をはかるという程度で、基本的に、非常に大きく問題になってき……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、ごく部分的な問題でございますけれども、文部省、厚生省、通産省あるいは科学技術庁の問題について、ごく問題をしぼりましてお聞きをいたしたいと思います。  まず第一番に、公害が非常に局地的な問題から一般化をしてまいりました。したがって、住民が自衛のためにみずから自主的な調査とかあるいは研究を行なうという傾向が非常に顕著にあらわれてまいりました。特にその中でも、極端に言いますと、町内会の人たちまでもが公害のための調査を行なうというようなことが行なわれているわけでありますが、そうなってまいりますと、おのずから国なりあるいは地方自治体の調査研究機関に対して非常に大きな期待を持っていたわけ……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は社会党の島本委員の質問がございましたので、なるべく問題を集中いたしまして、特に責務の問題について、あらゆる角度から検討してみたいと思います。  まずこの基本法の第一条の問題でございますが、この中にそれぞれ、「事業者、国及び地方公共団体の公害の防止に関する責務を明らかにし、」ということがうたわれているわけであります。特に第六条の中には、住民の項が一つ置かれているわけでありますけれども、これと第一条の関係はどうなりますか。当然これは住民の責務ということもうたわなければならないと思うのでありますけれども、まずその点をお伺いいたしたいと思います。


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 災害対策特別委員会 第4号(1967/10/06、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は最初に、先ほど各県の代表の方から被害の状況について御説明がありましたが、ちょうど四日のなまなましい被害を大臣にぜひ見ていただきたいと思います。  これは水稲の関係でありますが、すでに出穂前に枯死したものと、これは九月二十日以降に雨が降らないために、相当充実をしておりましたものが、こうしてほとんど枯死の状態で被害が非常に大きく拡大をしておるという事例であります。  それから果樹の問題について、これは後ほどいろいろ意見を聞きたいと思いますけれども、こういう三つの種類があるわけであります。  これは傾斜地に栽植してありますかんきつでありますが、すでにこれは十五年ないし二十年の成木がこ……

第56回国会 商工委員会 第2号(1967/10/09、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は鉱山保安局長に若干質問をいたしたいと思います。  それは、先般大分県の津久見市で石灰石の採鉱所の事故が起こりました。この問題について詳細にお聞きをしたいわけでありますが、時間の関係もありますから、きわめて要約してお尋ねをいたしたいと思います。  この採石の爆破事故につきましてはすでに詳細に御承知と思いますが、十二名の死亡を出しております。さらにその後徳浦石灰の貯積場におきまして、また事故が二週間後に起こっておるという、こういう問題でありますが、特にこの中で事業場の監督不行き届きの点がずいぶんあったんではないだろうか、こういうように考えるわけでありますが、その点に対してまず考え方……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 建設委員会 第3号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、時間がございませんので、きわめて端的に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一番は、いよいよ四十三年度の予算編成につきましても最終段階を迎えておるようでありますが、特に本年度後半に至りまして、財政硬直化の名のもとに公共事業に対する繰り延べ等が相当政府のほうから要請されたようでございますが、特に建設行政の場合にどのような影響があらわれてきたか、まずその点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この財政硬直化の原因の問題について私はここで追及する考えはございませんけれども、しかし、私どもが判断をいたしますところでは、たとえば民間の設備投資等につきましては、昨年の年度当初……

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、全国でもたいへん珍しいと思いますが、現在大分の九重町というところで地熱発電をいたしておりますので、この問題について、最初にお伺いをいたしたいと思います。  実は、ことしは九州地方はたいへんな干害でございまして、七十数年ぶりの干害でありました。台風の常襲地帯でありますけれども、ことしは台風がございませんでしたので、この被害が実は表面に出てきたわけであります。いま、大岳というところに、九州電力の、一万キロワットの規模で、地熱発電が行なわれているわけでありますが、実はその下流地域に、本年度、稲の収穫皆無を中心といたしまして、相当な被害があらわれてまいったのであります。特に地元民とい……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 建設委員会 第14号(1968/04/11、31期、日本社会党)

○工藤委員 きわめて簡単に申し上げたいと思います。  これは特に農業団体のほうから修正の意見も出ておるようでございますので、その点から若干確認をしてみたいと思うのですが、安井参考人にお伺いいたしますが、特にこの市街化区域の中の農業の位置づけという問題、税金の問題、あるいは農地の転用を制限するというような意見が出されておりますから、それを裏づけるためにも、この市街化区域の中における農業の位置づけ――これはさっき磯村先生が公害なりあるいは緊急事態に対する農業の位置づけという点を若干御説明になったわけですけれども、私はその点についても非常に同感ですし、そういった意味から、特にその問題について安井参考……

第58回国会 災害対策特別委員会 第2号(1968/02/27、31期、日本社会党)

○工藤委員 きわめて簡単に警察庁に御質問をいたしたいと思います。  私も二十四日に現場に入ったわけでございますが、特に二百六十八号線をめぐりまして、交通がすでに非常に混雑をいたしておるようでございます。この報告によりますと、宮崎県で延べ千名、それから鹿児島二百六十四名、熊本五十名ということで、おそらく延べ人員だと思いますけれども、警察の動員がなされておるようでございます。この点について、これで万全なのかどうなのか。もちろん交通、さらには盗難予防等に対する警備というのは、住民が疲れてまいりますから、私は非常に重要な問題だと思いますが、これで十分なのかどうかまずお聞きをしたいと思います。

第58回国会 災害対策特別委員会 第13号(1968/07/18、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は先般の委員会でも、今度の九州をはじめといたしました田植え時期の干害問題について若干御質問をいたしましたけれども、念のためもう一回、若干詳細な面についてお聞きをいたしたいと思います。  今度の田植え時期におきます干害につきましては先般も御報告をいただいたわけでありますが、現在の時点で大体被害応急対策事業を実施いたしました県並びにその応急対策事業費の額について把握した点がありましたら、把握した点についてまずお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 該当県は何県ぐらいありますか。
【次の発言】 本日この陳情に出ております九州の総計を見ますと、応急対策事業費で約十四億七千万です。先……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、本日は特に、先般の公害対策基本法ができましてから今日までの、具体的な公害対策に関する立法措置の問題について、すでに閣議等でもほぼ決定をしておるようでございますので、その点に関連いたしまして、御質問をいたしたいと考えておるのであります。  先日、イタイイタイ病について、厚生省の委託いたしました研究班の最終報告がまとめられた、こういうように報じられているわけでありますが、きわめて概要でけっこうでございますから、一応報告をしていただきたい、こういうように思っております。
【次の発言】 本日は、その内容そのものについては、一応報告書が出た段階で論議を進めたいと思いますが、ただ、私がき……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○工藤委員 私も、この二法案につきまして、若干御質問をいたしたいと思いますが、すでに島本、河上両委員のほうから詳細に御質問がありましたから、なるべく重複を避けてまいりたいと思います。  まず厚生省にお伺いいたしたいのでありますが、この両案は当然、先般の国会できまりました公害基本法に基づいてなされたと考えるわけであります。当然、人間の健康を守るという立場というものが第一義的に取り上げられているだろうと思いますが、その点について、まず冒頭にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、大気汚染防止法案の第一条の「目的」、この中にあります「大気の汚染に関し、国民の健康を保護し、あわせ……

第58回国会 内閣委員会 第24号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、農林省設置法の一部改正につきまして若干御質問をいたしたいと思います。  農業の基本的な問題については、先般の農林水産委員会で大臣にいろいろお聞きをいたしましたので、本日は、若干断片的になるかもわかりませんけれども、基本的な問題について一、二質問をしながら具体的内容に触れてみたいと思います。  まず第一番は大臣にお伺いいたしますが、きょうの新聞によりますと、昨夜農業協同組合中央会の役員との会合の中で、米審に対する問題について若干意見の交換をなされたようでありますが、大臣としては二十二名の米審の委員の任命については基本的な方針は変えないということを、一昨日ですか、大体表明しておっ……

第58回国会 農林水産委員会 第6号(1968/03/27、31期、日本社会党)

○工藤委員 私も、午前中の質問に続きまして南九州畑作営農改善資金の問題につきまして、若干御質問をいたしたいと思います。  まず最初に、この問題を論議する前に、農林省としてのこれからの畑作営農の問題について、特に全体的な畑作振興の問題についての姿勢というものを伺っておく必要があろう、こういうふうに考えておりますので、今後の農業の方向として畑作振興に対する基本的な考え方を、まずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 先ほど赤路委員のほうからも御意見がありましたが、現在の日本の食糧需給体制の中で、米に対する依存度というものが非常に傾向的に変わってきておるということが言えるわけであります。したが……

第58回国会 農林水産委員会 第17号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○工藤議員 ただいま議題となりました小規模ため池等整備事業に関する緊急措置法案について、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、昨年七月以降九州全域並びに四国及び中国地方の一部に七十数年ぶりといわれる激甚なる干ばつが発生いたしました。このため、水稲、果樹を中心とする被害は実に一千億円に達し、被災農民の生活と経営は重大な危機に立ち至ったわけであります。  このように干ばつによる被害が、広範囲にまたがり、しかも激甚化した原因の一つは、被害地域の大部分が天水、ため池にたよっている地域であり、その上現在あるため池は老朽化して漏水が激しく、干ばつに対して有効な機能を発揮できな……

第58回国会 農林水産委員会 第19号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、農業振興地域の整備に関する法律案につきまして質問をいたしたいと思います。  まず第一番に、本法案が出てまいりました背景と申しますか、特に、農業が年々過疎地帯を生じているというような状況の中で、この農業振興地域の整備に対しましての関心というものが高いわけでございまして、したがって、この法案が出されてまいりました背景について、まず大臣からお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣から御答弁をいただいたわけですが、一つには、高度成長政策の中で非常に都市集中という現象があらわれてきた。それに伴って、必然的に都市近郊の農業というものが漸次後退をしていくといいますか、壊廃……

第58回国会 農林水産委員会 第24号(1968/07/12、31期、日本社会党)

○工藤委員 私も干害の問題について、若干重複をいたしますので、きわめて簡単に御質問をいたしたいと思います。  ちょうど六月二十日の懇談会の際にも、九州の干害の実態については口頭で申し上げたわけでありますが、ここに陳情書も出ておるわけでありますが、農林省のほうでは、干害の応急対策として実施をいたしました額についてどの程度把握しているか、御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、相当な被害になっているわけでありまして、私どもも当初水稲の作付の可能な期限というのを、大体七月五日か十日程度と見ておったわけですが、幸いにして後半に入りまして雨も降りましたから、一応水稲の作付につい……

第58回国会 農林水産委員会 第26号(1968/07/20、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、春野鶴子先生にお伺いをいたしたいと思いますが、この文章にもありますように、米がたいへん余って、古くてまずいお米が配給されているということでございます。確かに、昨年のお米につきましては、史上最高の生産高があったわけでございますが、この点、過去五、六年の米の需給関係から見ました内地米の手持ち米というのを、どのように御理解なさっているか、その点をまずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 もちろん、専門家ではございませんので、一般的な消費者の感じからの御発言だと、私はそのように理解をいたしているわけであります。しかし、お米が余る、余るということは、ただ、昨年の非常に大豊作であ……

第58回国会 農林水産委員会 第27号(1968/07/23、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、農林大臣に対しまして若干御質問をいたしたいと思います。  昨日と本日、米価審議会に諮問がなされているようでございますが、私は、まず冒頭に大臣に、審議会の諮問につきましては、これを尊重するというのが大臣の一貫した考え方のようでございましたが、その考え方は今後も、また今回の米審についても持ち続けるわけでございますか。
【次の発言】 今回出されたこの諮問の内容というものは、需給関係を第一義に考えた、農民の食糧の再生産ということを第二義的に考えた諮問の内容ではないだろうかというように、私は率直に判断をいたすわけでございますが、この点に対して農林大臣の考え方を明らかにしていただきたいと……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/09/10、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、大分の奥岳川という川の上流にあります鉱山の鉱毒の問題について、若干質問をいたしたいと思います。  この奥岳川の上流には、従来、ちょうど戦時中でありましたけれども、尾平鉱山の三菱鉱業所というのの採鉱が非常に降盛をきわめた時代かあるわけでございますが、その当時、これは亜鉛、すずを主として採鉱しておったわけでありますけれども、当時これがその地域の水田に非常に影響いたしまして、一時は不毛の地といわれたくらいのたいへんな被害が出まして、当時、国と三菱鉱業所のほうから若干の補償金も得まして、天地返しとかあるいは客土をやりまして、対策を講じたわけでございますが、その後この尾平鉱山が廃鉱にな……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、厚生大臣に若干御質問をいたしたいと思います。  実は、九月十日の本委員会におきまして、私どもの河上委員が、水俣病の問題についていろいろと御質疑をいたしたわけでありますが、九月二十六日に、水俣病の問題につきましては政府の見解が出されまして、公害病としての認定をいただいたわけでありますが、それらと関連いたしまして、いま水銀の問題あるいはカドミウム、こういった重金属の公害問題が非常に大きな問題として取り上げられているわけであります。先日私は、大分県で発生いたしました奥岳川の鉱毒問題について質問をいたしました。当時はまだカドミウムが含まれているかどうかということは明らかにされていなか……

第59回国会 農林水産委員会 第1号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、まだ生産者米価が決定をいたしておりませんので、この問題に関連をいたしまして、特に食糧管理制度の問題について、以前からの論議の中でまだ釈然としない面がたくさんありますので、その点について、本日はぜひすっきりとした農林大臣の考え方を伺いたいと考えているわけであります。  まず最初に、米価決定にあたりまして、現在、政府のほうから自由民主党に対しまして、幾つかの問題が提起されておるようでございますが、その中で、食管会計から出荷調整対策費の名目でおそ出し奨励金六十億円、総合農政推進費として財政投融資から百二十億円を支出するというような案が出されておるようでございますが、その真偽について……

第59回国会 農林水産委員会 第3号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○工藤委員 時間がありませんので、簡単にお聞きをいたしたいと思います。  実は、ことしの干害の対策につきまして、すでに七月十八日の災害対策特別委員会でお聞きをいたしたわけでありますが、昨年に準じて補助金その他の問題については対策を講ずるという御回答をいただいていたわけなんですけれども、その後の経緯、そして大体いつごろにそういう見通しをはっきり立てられるのか、お聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、昨年に準じてということでございますけれども、ことしの被害がどの程度最終的にまとまっておるか、私、判断できないわけでありますが、激甚の指定という範囲に入るかどうか、その点をひとつお聞き……

第59回国会 農林水産委員会 第4号(1968/11/12、31期、日本社会党)

○工藤委員 委員長からの要請もありますので、私もポイントをしぼりまして御質問をいたしたいと思います。  すでに御承知と思いますけれども、現在大分を中心にいたしまして官崎あるいは高知、愛媛、鹿児島、こういった地域でシイタケの不良種こまの問題が非常に重要な問題になってきているわけであります。特に農林大臣にお伺いをいたしたいと思いますのは、現在シイタケは、特に農村部でも山間部に位する地域での主要な農産物として全国的に普及をしつつあるわけでありますが、このシイタケ産業に対する農林省の基本的な考え方をまず冒頭にお伺いをして本題に入っていきたい、こういうように思いますので、まず農林大臣からその点お伺いをい……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 農林水産委員会 第2号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○工藤委員 最初に、一点だけ農林大臣にお伺いをいたします。  先ほどから、総合農政なり食管の問題についていろいろと見解が述べられておりますが、四十四年度の予算編成にあたりまして、特に補助金の打ち切りの問題が出ておるようでございます。その中で、農業改良普及事業に対する補助金の問題も一応爼上に乗っておるようでございますが、今日まで農業改良事業が果たしてきた日本農業の中における役割りは、きわめて重要であったと思うわけでありますが、この点について、農林大臣の確固とした考え方を伺いたいと思います。
【次の発言】 まことにそのとおりでありまして、特に、多様化してまいりますこれからの農業に対処していくために……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、カドミウムの問題につきまして、後ほど山口委員のほうから御質問がありますから、関連のほうが先になるわけでありますけれども、先般からの問題を取り上げまして、その後の中間的な問題の取り上げ方になりますけれども、一応お伺いをいたしたいと思っております。  実は、厚生省からカドミウムによる環境汚染に関する見解と今後の対策というのが出まして、実は地方紙には大分県の奥岳川の問題が出ておりませんでしたので、何かそでにされたような、たいへんこの地域では心配しておりまして、来週知事が直接厚生省のほうに上ってくるそうでありますから、あらかじめ厚生省のほうでも、その点については、県側に対して十分その……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、たいへん貴重な時間でございますので、簡単に御質問をいたしたいと思います。  先般から本委員会でも取り上げていただきました大分県の奥岳川の問題に関連をいたしまして、特に水質汚濁の問題について御質問をいたしたいと思います。  最初に、厚生省にお伺いをいたしたいわけでありますが、先般、奥岳川のカドミウム汚染の報告がなされておるわけでございますけれども、これにつきまして、特にその実態と、それから今後の対策について、これから具体的にお聞きいたしたいと思います。  最初に、この報告によりますと、分析資料が四十三年の十月−十一月に採取をいたしました工場廃液をはじめとして、水等の調査が行なわ……

第61回国会 農林水産委員会 第3号(1969/02/18、31期、日本社会党)

○工藤委員 私も、食管の問題につきましていろいろ具体的にお聞きをいたしたいと思います。ただいまの討論の中でまだ非常に不審な点もありますから、これから逐次御質問をいたしたいと思います。  まず、この自主流通米を実施する目的でございますが、先ほど大臣から一応お聞きをいたしましたけれども、この問題について私たいへん疑問を持ちますので、もう一回大臣のほうから、その目的について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 さっぱりわかりませんけれども、この趣旨を読みますと、消費の傾向が良質の米を求めている、したがって、それにこたえていくために自主流通米を行なうんだということが書かれているわけでありますが……

第61回国会 農林水産委員会 第7号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○工藤委員 関連して、一つだけ資料要求を兼ねまして申し上げます。  いま、柴田委員のほうから資料の要求がありましたが、この自主流通米の問題について、特に自主流通の仕組みの中の第一、政府買い入れのところですね。「生産者の生産した米穀をその保有限度をこえる数量の範囲内で無制限に買い入れる。」こういうことになっているわけでありますが、食糧管理法の第三条の解釈については、従来からもいろいろと論議をしてまいりまして、これについては長官のほうから、政府は一定の量を、結局必要な量を命令でもって買うのだ、したがって、政府が農家の生産した米を全部買うという義務規定ではない、こういうことを統一見解として出されてこ……

第61回国会 農林水産委員会 第8号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○工藤委員 私はごく簡単に、短時間で御質問をいたしたいと思います。  実は、先般シイタケの不良種こまの問題についてこの委員会でも取り上げまして、その後対策をいろいろとお願いしてまいったわけでありますが、その後さらに新たな被害も発生をしておりますし、すでに相当な期間も経過いたしておりますが、これは被害の対象地域も増加をいたしておるようでございますので、被害の状況について、林野庁で把握しておれば報告をしていただきたいと思います。
【次の発言】 活着不良状況が二〇%ですか。そういう非常に微々たるもので、金額的にはどのような報告がきておりますか。

第61回国会 農林水産委員会 第14号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、先般の国会でこの問題をいろいろ取り上げて質問をいたしておりますから、できればもう少し小まめに掘り下げてみたい、こういうように思っているわけです。  ただ、先般もこの点はずいぶん議論をしたところでございますが、この農業振興地域の法律を制定しようとする目的が、都市との競合という問題について、必要に迫られてこの法律が出されるのではないかということを、ずいぶんこの前議論したわけでありますが、そうではなくて、やはり農業全体の大きな視野に立って、農業振興地域の整備という問題が論議されなければならない時点に来ている、こういう議論も先般ずいぶんかわしたわけでありますが、その点について、ひとつ……

第61回国会 農林水産委員会 第22号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○工藤委員 いまの兒玉委員の質問に関連をいたしまして、ちょっとお伺いをいたしたいと思います。  朝鮮に対する米の貸し付けの問題でございますが、食糧庁長官、この金利を計算をした場合に、三十年間で幾らになるか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 四百五十五億を、現在の日本の価格を対象にして三十三万三千トンに持っていった場合に、幾らで売れることになりますか。
【次の発言】 正直に申し上げまして、そのような負担を三十年間やるということになりますと、この四百五十五億は食管の赤字に直ちにはね返ってくるわけであります。しかも、食管の赤字がとやかく言われておるときに、日本の生産者米価を押えるし……

第61回国会 農林水産委員会 第25号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、園芸局長にミカンの問題でお聞きをいたしたいと思います。  実は、特に昨年のミカンにつきまして、非常に価格の下落というものが起こっておりまして、農林省がいう選択的拡大の一つの大きな柱であります果樹、その中のミカンの栽培という問題が、非常に大きな問題として提起されております。したがって、このミカンの下落の原因といいますか、そういう面についてまずお伺いをいたしたい、こういうように考えます。
【次の発言】 特にその中で、具体的に、さしあたって改善できるいろいろな対策というものも確かにあろうと思います。御指摘のように、一昨年は干害でありまして非常に生産量が少なかった。したがって、昨年は……

第61回国会 農林水産委員会 第27号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、農地法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたしたいと思います。  まず、農地法の一部改正案が昨年国会に提出をされたわけでありますが、廃案になりまして、あらためて出されてきているわけであります。そこで、この農地法の一部を改正する法律案が提出される過程の中で、特に、その必要性についてどのようなことが主として検討されてこられたのか、これは内容に入ります前に、きわめて重要な問題でありますので、大臣の考え方をまずお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 この提案理由の説明あるいは補足説明にもありますように、農地法の改正の主としたねらいというものは、農地の流動化によって――いま非……

第61回国会 農林水産委員会 第28号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○工藤委員 昨日の続きで、農地法の問題についてお聞きしたいと思いますけれども、その前に、これは大臣にお伺いをしたいわけであります。  けさの新聞によりますと、米審の委員の内命みたようなものが出ておるようでありますが、この点について、大臣、いつ決定をなされるのか、内容はけさの新聞の内容のとおりでございますか、その点をまずお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 すでに内示をしておるということでありますから、これは、おそらく想像かもわかりませんけれども、あまり大差のないものが出るのじゃないかと思いますが、その場合に、消費者の代表について、いわゆる一般的な消費者の代表というのは二名しか入っていないよ……

第61回国会 農林水産委員会 第34号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、ただいまの芳賀委員の質問に関連をいたしまして、少し具体的に、このたびの諮問の法律違反の問題についてただしてまいりたいと思います。  まず大臣にお伺いをいたしますが、このたびの諮問にあたりまして、政府買い入れ価格の試算が出されているわけでありますが、これを見ますと、これは明らかに据え置きということでございますが、なぜこのような措置をとらなければならなかったのか、具体的に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この点は大臣に明らかにお答えをいただきたいと思いますが、この生産費・所得補償方式の中で、昨年もたいへん問題になったわけでありますが、それは標準偏差の問題であります。……

第61回国会 農林水産委員会 第42号(1969/06/26、31期、日本社会党)

○工藤委員 関連で、ごく簡単に一、二点お伺いをいたしたいと思います。  きょういただきましたこの資料の内容についてでございますが、外国産麦の売却価格を値上げをするということが出されているわけでありますが、私、一つ疑問が出てまいりますから、これを解いていただきたいと思います。  それは、外麦の輸入価格の動向を見てみますと、四十一年をピークといたしまして、四十二、四十三年と、だんだん下がっているわけであります。それが一つ。それから、麦の輸入の状況を見ますと、本年度の輸入見込みは、四十三年、その前の四十二年、と比較をいたしまして四十四年は、その三年間のうちでは量が最高のようであります。  そういうよ……

第61回国会 農林水産委員会 第43号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、先ほどの質問と関連をいたしまして、国有林野の主として林業経営の主体につきまして、いろいろとお聞きをいたしたいと考えるわけであります。  現在の国有林野の経営というものが、独立採算を迫られるあまりに、国有林経営の最も主要な役割りであります国土の保全、あるいは国民の生命や財産を守るという重要な使命というものが、侵されてきつつあるのではないかということを実は心配をいたすわけであります。したがってきょうは、それらの問題に論点を集中いたしまして、長官にお聞きをいたしたいと考えているわけであります。  過去の災害の実態というものを見ますと、特に二十八災といわれる二十八年の災害前後までは、……

第61回国会 農林水産委員会 第47号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、真珠養殖の暫定措置法案に関連いたしまして、ごく短い時間でありますけれども、若干変わった角度から御質問をいたしたいと思います。  今度のこの法案が出されました背景というものは、すでに大臣のほうからもその趣旨の説明の中で明らかにされておりますし、また、いろんな問題点については、同僚議員のほうからも御質問があったわけであります。そこで、私はこの真珠の不況の原因というものを、もう少し幅を広げて見ていきたいと考えているわけであります。  まず、現在の真珠のこの不振の最も大きな原因といわれる点については、先般から再三御説明をいただいたわけでありますけれども、これは話の糸口でありますし、一……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 産業公害対策特別委員会公聴会 第1号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○工藤委員 たいへん時間が迫りましたので、私一つだけ経団連の専務理事の古藤さんにお伺いしたいのであります。それは企業の秘密主義ということについてどのようにお考えになっているかということであります。  このたびの基本法を見ましても、先ほどから再三議論がありますように、経済の健全な発展との調和ということが問題になっているわけでありますが、企業というものは組織を持ち資本を持っております。被害を受けるほうは全くの個人であり、裸であります。したがって、やはり基本法の立場というものは、そういった被害者の健康を守るということがまず大前提であるということについては、皆さん方も変わりないと思うのであります。ただ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○工藤委員 私は、ただいまの点と若干重複すると思いますけれども、建設、農林両大臣に対しまして若干御質問をいたしたいと思います。  まず第一番に、この都市計画法案はすでに通過をするという状況のようでございますが、特に農業地域の問題とは非常に重要な関連もございます。したがって、この法案の通過にあたりましては、十分なる農林省との間の調整というものが行なわれているだろうと私ども判断をするわけであります。しかし、これに関連いたしました農業振興地域に関する法律あるいは農地法の改正等につきましては、まだまだ審議の段階に至っていないという状況でございますが、この点について、建設大臣、農林大臣、それぞれ十分なる……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○工藤分科員 私も、ただいまの質問と関連をいたしますが、特に重症心身障害児並びに国立療養所の統合問題等についてお聞きをしたいと思います。  先ほどから厚生大臣の決意につきましては、私お伺いいたしたわけでありますが、特にたった一人の不幸な人がいても、やはりそれをみんなの力で救ってやるということがほんとうの厚生行政であるし、政治の姿だ、こういうように考えているわけであります。したがって、これから具体的に端的にお伺いをいたしますので、率直な考え方をお聞きをしたいと思います。  まず、重症心身障害児の問題につきましては非常に深刻でございまして、たとえば私どもの大分県のようなところでは重症心身障害児を収……



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データ更新日:2023/02/05

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