川端文夫 衆議院議員
32期国会発言一覧

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このページでは川端文夫衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

川端文夫[衆]本会議発言(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 衆議院本会議 第22号(1970/04/24、32期、民社党)

○川端文夫君 私は、民社党を代表いたしまして、中小企業白書を通して、政府の中小企業政策全般に関して、御質問申し上げます。  白書では、一九七〇年代の中小企業は労働力不足、経済の国際化及び高度化等の、経済環境変化のきびしくなるこの情勢の中で、そのためには、労働力不足等に対処して生産性の向上をはかり、さらに経営の質を高めて、需要の多様化、高度化に急いで対応していかなければならないなどの、一般論としては何人も肯定せざるを得ない方向を示しています。そして、経済環境の変化が激しくなるのであるから、この変化に対応できる適応力を強めなければならないとも強調しています。  しかしながら、中小企業白書の説明はい……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第19号(1972/04/03、32期、民社党)

○川端文夫君 私は、民社党を代表いたしまして、政府提案の昭和四十七年度一般会計予算案、同特別会計予算案並びに政府関係機関予算案に一括して反対いたしまして、日本社会党、公明党及び民社党共同提案になる予算組み替え、編成替え動議に対し賛成の討論を行ないたいと思います。(拍手)  佐藤総理に申し上げたいことがございます。  本日、三野党が反対いたしておりまするこの本会議場において、この予算案がかりに採決、通過いたすといたしましても、これから参議院の審議が残されておるわけであります。本予算案の成立は、例年に見ない長い時間をかけて今日におくれておりまするこの原因に対し、責任をお感じにならなければならないは……

川端文夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

川端文夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第19号(1970/09/08、32期、民社党)

○川端委員 あとにまだ質問者も大ぜいいらっしゃるようでありますし、時間もだいぶん過ぎていますから、おもに山中長官に聞いて方針だけを明らかにしていただく、こういう立場で簡潔にひとつ要点を御答弁願って、できるだけ時間の節約に御協力願いたいと思うわけです。  そこで、御存じのように七〇年代は、都市問題と公害問題をどのようにわれわれが解決していくかという大きな課題であることは言うまでもない。その意味を含めて私はひそかに、佐藤総理が公害対策本部長になられて、山中長官が副本部長になられたことに対して拍手を送ろうとする気があったわけでしたが、どうも最近になってくると、拍手をどこへ送っていいかわからなくなって……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1970/09/09、32期、民社党)

○川端委員 政界では私の大先輩であろうと思うのですが、きょうは知事さんという立場で御出席いただいておるわけですから、多少聞きにくい点がありましても、ひとつわれわれがお聞きしたいという気持ちでお聞きしておるという点でひとつ御理解願いたいと存じます。先ほどから聞いておりますと、知事さんの気持ちの中に、どうも政界の先輩という気持ちがひらめいておるのじゃないかというような感じもいたしてしようがないわけです。  そこで、私はまず、八月の十一日でありましたか、山中長官とお会いになって、先ほどからのお話を承っても、それまではそれほど詰めた考えはなかったのだが、きょうここですぐ即決をしようではないか、こういう……

第63回国会 商工委員会 第5号(1970/03/11、32期、民社党)

○川端委員 この法案に対してはかなり詳しい質疑が行なわれているので、角度を変えて一言お尋ねしてみたいと思うのですが、この法案を提案されておる海部さんをはじめ賛成者は、全員私は自民党の所属の人々であるように見受けておるのだが、それに違いありませんか。
【次の発言】 目下の日本の政治は政党政治下であって、口を開けば自民党の人々は、われわれは責任政党である、こういう意味において、政府と一体感を訴えて今日までこられておるはずです。にもかかわらず、政府提案を行なわないで、自民党だけでの法案提出ということに対して、どういう理由があったか、その内容を少しお聞かせ願いたいと思うのです。

第63回国会 商工委員会 第7号(1970/03/18、32期、民社党)

○川端委員 大臣がせっかくお見えになったから、ひとつ大臣に先に承っておきたい。  ガス事業法のこの法文を見ておりますと、業者を規制するという立場に立っていろいろな条文が書かれておるわけですが、その中において、公共性というものと私企業、いわゆる株式会社との関係の問題でかなり問題があるのではないか。そこで、政府の責任というものが、こういう公共性の問題に対して、ただ監督しておればいいのか、この点に一つ疑問があるわけです。  その一つは、たとえば最近大都市に起こっておるガス事故の原因の中に、都市の交通問題の結果から出てきておる問題がかなりある。従来、このような大型の自動車があまり走らない時代に、一メー……

第63回国会 商工委員会 第11号(1970/03/25、32期、民社党)

○川端委員 関連質問。これに関連して、通産省の通産行政に横のつながりのないために犠牲が行なわれている実例を一つ申し上げて、これの運営に対してひとつ十分な関心を持っていただきたい。  さきに、たとえば地方の産業都市の開発の問題なり団地造成等で、近代化を適用して、クリスマス電球等のためにかなり近代化を進められたことが、七、八年前にあるわけです。しかし、輸出の額は総ワクでそう大きく伸びる条件がないのに、国内というか、品川でおもに行なわれているこの輸出電球に対して、一方においては、近代化という意味において増産計画を政府が奨励された。そういう結果生産過剰になって、いわゆる過当競争によってえらいダンピング……

第63回国会 商工委員会 第15号(1970/04/03、32期、民社党)

○川端委員 参考人の方々には、時間もだいぶんおくれて、たいへん引き延ばしているようでまことに申しわけないわけでして、先ほどから同僚の委員から、いろいろな角度からの御質問もあったわけですから、私は重複を避けて二、三お尋ねしたいことを確かめておきたいと思うんです。  そこで、久村さんにちょっとお尋ねしたいんですが、先ほども話ありましたように、全繊同盟の会長の滝田さんが総理にお会いになって、総理は、自主規制を絶対やらない、こういう強い方針をお答えになったと承っておるんですが、にもかかわらず、昨日から百万人集会とか――きょうも四千人ばかりですか、陳情、請願運動に見えられた。しかもその中に御婦人が大多数……

第63回国会 商工委員会 第18号(1970/04/09、32期、民社党)

○川端委員 ことしは一九七〇年代の幕あけといわれている年でありますが、特にこの七〇年代の特徴として、情報化時代に入った、入るのだという世論が多いわけでありまして、その点に関して、きのうからの論議の中にもあるように、情報化時代に備えるためには、単に一部だけ取り出した法律でなく、情報化に備える基本的な法律が必要でないのかということに対しては、必要を感じている、こういうお答えもあったから、これ以上追及しませんけれども、ともかくこういう新しい開発されていくであろう産業に対して、一部の者で考えたように考えられる法律のつくり方はいかがなものか。言うならば、国民に大きくPRして世論を喚起して、多くの人々の協……

第63回国会 商工委員会 第21号(1970/04/17、32期、民社党)

○川端委員 たいへんどうも、参考人の方々には、食事もとらないで長い時間御迷惑かけておるわけですから、先ほどからの質疑の内容と重複しないように、できるだけ私のお尋ねしたい一、二点を申し上げて、簡単にお答えいただければけっこうだろうと思います。  午前中からの質疑をいろいろ承っておりますると、まだ完全なベストのものではない、情報産業の将来に対してはまだまだ変化を遂げつつ進歩するであろう、したがって、基本法の問題に対しても定義を下す段階ではないような気がするとおっしゃったように承ったわけですが、にもかかわらずいま情報化時代という時代を迎えて、一歩前進をさせなければならぬ時期だ、こういうところにやはり……

第63回国会 商工委員会 第22号(1970/04/23、32期、民社党)

○川端委員 せっかくお忙しい総理が見えたのですから、重複を避けまして、一、二点お尋ねしまして、お答えいただきたいと存じます。  特にことしは、七〇年代といわれる情報化時代に踏み出したわけですか、この法案の審議を通じて見出した道の中に、二つの面で必ずしも明確になっていない論理が行なわれているように考えるわけです。その一つは、新しいこの情報化時代への踏み出しにあたって、いわゆるソフトウエアの活用が人間性にどう影響を与えるかということを十分配慮すべきだという、この一面であったと思うし、これを生かしていかなければならぬという立場に立っても、委員会は一致している意見であったように思うのです。ただ、取り残……

第63回国会 商工委員会 第23号(1970/04/24、32期、民社党)

○川端委員 大臣の時間がないようでありますから、私、重複を避けて簡単に一、二点だけお尋ねしておきたいわけです。  今回の、昨晩ですか古井代議士がお帰りになって、細い綱ではあっても日中覚書協定が継続されたということは、私はやはりここで心から歓迎すべきではないか、こう考えておるものでありますが、きのうの総理の発言から見ると、向こうのことばが強いからおれも言わなければ損だという、目には目、歯には歯という感じを受けてならないわけです。この点に対しては、通産大臣が言われたわけではないから、ここで攻撃しても始まりませんけれども、私どもは遺憾だと考えておる。日中の外交のあり方に対しては、私ども民社党は、  ……

第63回国会 商工委員会 第24号(1970/04/27、32期、民社党)

○川端委員 最初に、この特許法の百七条の特許料の問題、これは品種別の差はないのか、あるのか。ちょっとお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 そういたしますと、たとえば、製品化されたもので市価五千円か一万円の商品でも、一つの商品が百万円の特許の内容のものも、差はないという解釈でございますか。
【次の発言】 この問題は後ほどまた意見を申し上げたいと存じますが、今日、科学技術の奨励という意味においての発明奨励を今回の法案はブレーキをかけようという一つの法令の趣旨になるわけですが、この問題の矛盾に対して、この法律から受けるメリットは何か、この点をひとつ最初にお聞かせ願いたいと思います。

第63回国会 商工委員会 第32号(1970/07/21、32期、民社党)

○川端委員 先般行なわれました日米繊維交渉に対してたいへん御苦労をいただいたわけですが、私はこの問題を通じて、今後予想される新しい日米関係というものに対してどのような準備をなすべきかという立場から、二、三問題をお尋ねしてみたいと思うのです。  午前中からたくさんな同様な質問が行なわれておりましたけれども、私の民社党という立場でお尋ね申し上げることを御理解いただきたいと存じます。  特に目下米国の下院におきましてミルズ法案が審議中でございます。先般伝えられるところによれば、委員会を通過いたし、下院にいま持ち込まれているようでありますが、このことは後ほどお尋ね申し上げるとして、日本のほうでも、これ……

第63回国会 商工委員会 第33号(1970/08/20、32期、民社党)

○川端委員 最近、公害の問題が非常に世論を高めておることは、もっともな条件であるし、喜ばしい一面であるとして、私ども歓迎いたしておるわけですけれども、政府もまたこれにこたえて、非常に熱心にやるというような声明をされて、今日まで幾多の試案を発表されてきたわけですけれども、昨日の政策審議会長会議においての自民党さんの態度なり、けさからの大臣の御答弁を聞いておりましても、やはり何となく、単にことばでその場合を逃げようとする、このような感じを受けてならないわけです。国民一人一人が悩んでおる問題でもあるし、次々と公害病が発生しているし、言うなれば一億総ノイローゼぎみ的な条件の中に、いろいろ研究なり調査と……

第63回国会 商工委員会 第36号(1970/10/13、32期、民社党)

○川端委員 佐藤訪米まであと十日ほどでありますが、六月決裂いたしました繊維問題が、また再燃しておることは御存じのとおりであります。けさからもその問題に対して質問が行なわれているわけですが、そこで私はひとつ冒頭に聞いておきたいことは、外交問題ではないとも言えるし、あるとも言える繊維交渉の問題に対して、佐藤・ニクソン会談が当然行なわれるであろうと予想できるわけですね。この場合において、佐藤さんがニクソンさんともし宮澤通産大臣と違った取りきめをされた場合に、宮澤さんとしてどういう処置を考えなければならないかということ。あるいは、そういうことはあり得ないということをここで言いきれるかどうか、ひとつお聞……

第63回国会 商工委員会 第38号(1970/11/19、32期、民社党)

○川端委員 先ほどから同僚議員からいろいろ御質問がありましたので、数繰り返すことは必要ないと思いますか、ただ一つ、今日このように国会でこの問題にこれほど時間をかけなければならなくなった原因の中には、いわゆる不正仲買い人なり勧誘員のギャンブル的な勧誘行為か原因になっているものと考えなければならぬと思うのです。この点に対して、先ほどからの質問の中にいろいろ御答弁もありましたけれども、どのような自粛と決意を持っておいでであるか。たとえば、仲買い人の外務員を全部なくするわけにはいかぬでも、勧誘員を、勧誘的な仕事をしなければならぬような人の置き万をこの際はやめるというぐらいな御答弁があっていいように思う……

第63回国会 商工委員会 第39号(1970/11/20、32期、民社党)

○川端委員 時間がおくれておりますので、一、二の問題だけ重点的にお尋ねして私の質問を終わりたいと存じます。  まず第一番に、今年の年末の特に中小企業の置かれている立場というものを、どのように御理解願って年末金融の対策を立てられたのか。もう大蔵省との折衝済みの数字があらわれておるわけですから、本年の年末金融に対する企業庁の心がまえというもの、長官の心がまえというものが、どのような立場でものを考えられておったのか。いま金融引き締めによる影響がだんだん深刻にあらわれてきておる。さらに加えて、日米繊維問題に見るがごときいろいろな市況の問題も深刻になろうとしているやさきに、単に従来のような年末金融だけで……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1970/12/07、32期、民社党)

○川端委員 山中長官にまず最初にお尋ねしたいと思いますことは、民主主義の政治は世論政治だと思うわけです。今国会、二十四日から開会されて、私ども民社党としては公害国会をもっと早く開会すべきだといって要求してまいったわけでありますが、しかしながら、とにもかくにも政府は公害基本法の一部改正及び十三法案を出されて公害国会は開かれておるわけです。本会議の質疑あるいは連合審査会の質疑を通して、毎日、新聞及びテレビに報道されて、その多くはこの国会に大きな失望を感じているのが大多数ではないかと思って見ていいのではないか。私もそのことが心配になりまして、地域の各方面に一応この国会をどう見るかという立場を聞いて回……

第64回国会 商工委員会 第1号(1970/12/03、32期、民社党)

○川端委員 時間がないようですから、一、二点だけお尋ね申し上げて、明確なお答えをお願いしたいと存じます。  六月に宮澤通産大臣もアメリカに出かけられて、決裂してお帰りになったときの決意も、この委員会等で聞いたわけです。しかし、今度の再びの交渉の中には、やはりニクソン・佐藤会談の中から生まれてきている政治的な問題もあるわけです。しかし、先ほどからお話がありますように、業界の合意を得ないまま見切り発車というか、見捨て発車というか、そういうことばも出るくらいな、かなり譲歩する立場に立っての交渉を始められておる現実をわれわれは知っておるわけです。この現実の上に立ってなお心配になるのは、もし、大臣なり総……

第64回国会 商工委員会 第4号(1970/12/10、32期、民社党)

○川端委員 ただいま提案されております下請中小企業振興法案の問題について、最初に大臣に承りたいわけですが、この法案が前国会に提案されて以来、私どもの疑問というか、不安がつきまとっている一つは、いわゆる大企業の従属化になるのではないか、こういう心配と、もう一つは、大企業がはたしてこれに協力の体制を整えることができるのかどうかという疑問、この二つの問題点が、きょうまでいろいろな問題として、提案されながら継続審議になった一つの要素であろうと思うわけです。  中小企業庁の努力もありまして、今日、中小企業の法律というものがかなり整備されておりますことは、お互いに認めざるを得ないと思うのですが、現実の社会……

第64回国会 商工委員会 第6号(1970/12/16、32期、民社党)

○川端委員 きょうは食糧庁長官と通産大臣がおそろいのところで質問したかったわけですが、長官の都合がつかないという知らせがありまして、いま業務部長が見えております。そこで、大臣も時間がおありのようで、あとの予定もあるようでありますから、大臣に先に、これは質問というよりは希望を含めた意見を申し上げて、ひとつ大臣に御活躍、御活動願いたいという問題点が出てまいっておるわけです。  御存じかもしれませんが、いわゆる米を入れる麻袋が、食糧管理法のあの赤字補てんのために、いろいろなものにかわりつつあったり、食糧が減ったりするという姿において、現在、年末において大体三千袋の在庫ができてしまった。そういたします……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 建設委員会 第13号(1971/04/28、32期、民社党)

○川端委員 先ほど同僚からいろいろ質問が出たわけでありますが、基本的には、この宅建業法だけで土地問題を解決しようとするのは愚かな行為ではないかという考え方を持った上に立って私どもは今日まで検討させていただいておるわけでございます。そこで、先ほどからの質疑を受け継ぐわけではないが、土地政策の貧困が今日の国民的、国家的な大きな問題であるということは大臣もおっしゃっておるわけですけれども、大臣の答弁の中に、世論を聞いてということがあったように承っておるわけです。しかしながら、一国の建設大臣ですから、そういう意味において、国家として将来の土地政策に対してはこうあるべきだという方針を立てておるということ……

第65回国会 商工委員会 第4号(1971/02/26、32期、民社党)

○川端委員 まあきょうは本会議もありますし、時間がないようですから、大臣、要点だけ明確にお答え願って、説明はあまり長くならぬようにまずもってお願いしておきたいと思います。  私は、昨年の十月に第二回目の金融緩和を行なわれて、自来、日本の経済の動向がどう変わっていくのか、よくなるのかと期待をいたして、今日まで見守ってまいったわけですが、通産省の調査された中において、非常によくなるという調査の実態動向が出ていないことは御存じだと思います。まあしかし、四月、五月にある程度在庫調整も終わって、経済の動向が変わるのじゃないかという見通しをもされておるようでありますが、私はそうは思わないのですが、大臣はど……

第65回国会 商工委員会 第8号(1971/03/09、32期、民社党)

○川端委員 この中小企業信用保険法の一部を改正する法律案の中身に入る前に、一つ問題点をお尋ねしておきたいと思いますが、先ほどからの質疑の中で、信用保証協会の体質は非常に強化されてきた、こういう長官からのお答えがあったわけですが、はたして強化されることが好ましい姿かどうか、こういうことをまずもって考えてみる必要があるのではないか。終戦直後、保証協会を再建する当時、私が東京都議会におりました当時に、信用金庫なり信用組合の関係者からは、これは蛇足である、いわゆる中小企業専門店が十分中小企業の金融に対しての努力をいたすのであるから、保証料をとる保証協会という機関をつくることはむだではないかという鋭い議……

第65回国会 商工委員会 第10号(1971/03/12、32期、民社党)

○川端委員 きょうは午前中から御多忙の四人の参考人に長時間いろいろ有益なる意見を聞かしていただいてありがとうございました。そこで私は、重複しないように二、三の問題をお尋ねしてみたいと思うのです。  出光さんにひとつお尋ねしたいのですが、午前中から承っておりますと、いわゆるOPECの値上げに伴うメージャーのこれからの交渉の幅というものはかなり小さいものである、こういうふうに承って理解さしていただいておるわけですが、かりに成功したとしても、値上げ分から見ればそうたいした金額にはならぬであろう。そういう一面のお答えの中から、なお午前中から、日本が現在とっている低物価政策に私どもも協力したいとする意思……

第65回国会 商工委員会 第12号(1971/03/17、32期、民社党)

○川端委員 本日、いま審議されております中小企業特恵対策臨時措置法案に関しての質問を申し上げるわけですが、午前中から相当長時間にわたってそれぞれの質問がございましたから、できるだけ重複を避けて、私の聞きたいことだけにしぼって質問をいたしたいと思います。  言うならば、この問題で午前中からの質疑の中にあります、日本として利益があるのかないのか、メリットがあるのか、デメリットが多いのかという議論でございますが、長期の問題はわからないにしても、当面の問題は、やはりデメリットがあるからこそ臨時措置法案をつくらざるを得なくなったのではないか、こういうふうに本考えながら、御質問申し上げたいと思います。  ……

第65回国会 商工委員会 第13号(1971/03/19、32期、民社党)

○川端委員 先ほど来、特に三宅さんの団体である日本軽工業品団体連合会は、従来は特恵供与に対しては反対の立場をとっておったけれども、世界の大勢なり日本の国策に順応して、最近は反対ではなく、これに対応できる条件をつくっていくというお話があったように承ったわけですが、まことに賢明な対策だと敬意を表したいわけです。  そこで、私どもこの法律案を審議する過程において、一番気にしている問題点の一、二を申し上げて、皆さんの対応策というものがどのようなものであるかということをお尋ねしてみたいと思うのです。  繊維製品の問題は、日米関係の波紋の中から出てまいっておる影響の問題は、別に大きく問題点の消化をしよう、……

第65回国会 商工委員会 第14号(1971/03/23、32期、民社党)

○川端委員 総理に、先ほどからの質問にできるだけ重複を避けた御質問を申し上げて、お尋ねをしておきたいと思うことがあるわけです。  いま私どもがこの委員会で審議している特恵供与の問題、今年実施するということは、日本の経済が大国になったと国際的にも認められている中からは、当然の義務でもあろうと存じます。しかしながら、現下の日本経済は、いま総理も言われたように、非常な深刻な不況下にあって、毎月、倒産件数がふえている事実があらわれておるわけです。したがって、少しのデメリットが出てもいろいろな影響が深刻に出てまいる、しかもそれは中小企業に大きな影響を与えるというこの特恵の問題に対して、われわれが、経済大……

第65回国会 商工委員会 第15号(1971/03/24、32期、民社党)

○川端委員 時間がないようでありますので、私は資料の要求をいたして質問にかえたいと思うのですが、先ほどからいろいろ同僚議員の質疑の中で明らかになったような気がするのは、いわゆる石油パイプラインの法案作成にあたっていまだに各省間の意見が一致していない、それぞれの主張もあるし意見もあるということで、調整中であるということであるわけですが、その調整がどうなるかは別として、当商工委員会において地下資源やエネルギー問題に対する小委員会も設置いたしておるわけですから、このパイプライン法作成に対して、私どもに通産省からいろいろの質疑を通じて意見を聞くことはできるが、建設省なり運輸省なりの主張と、その功罪とい……

第65回国会 商工委員会 第22号(1971/05/18、32期、民社党)

○川端委員 二時からの本会議の時間も迫っておりますし、あとになお質問者もおいでになるわけでありますから、要点だけ先にしぼって一括して質問をいたして、一問一答はできるだけ避けたい、時間の節約に協力したいと思っておりますことを、まずもって申し上げておきたいと存じます。  そこで、提案者である吉田泰造さんに、最初に三点にわたってひとつ御意見を承っておきたいと思います。  物価とは、上がるものもあるし下がるものもあって調和がとれていくものであるということは、いままでいわれていることであるし、当然だと思うのですが、いま問題になっている寡占価格の規制の問題は、当然値下がりしなければならない大企業の製品が値……

第65回国会 商工委員会 第23号(1971/05/21、32期、民社党)

○川端委員 企業庁長官が見えたから、さっそくお尋ねしたあと、政務次官にまたお尋ねしたいと思うのです。  現下の日本経済の状況を見ると、外貨手持ち、ドル手持ちが六十五億ドルをこして、ある程度日本の経済が安定というか、豊かになったような印象を毎日の新聞等が伝えております。昨年以来のいわゆる景気過熱抑制のあとに金融緩和措置をとられて、ある程度景気を浮揚させようとされておる政策もわからぬではないけれども、特に金属工業界等は現在は深刻な状態におちいっておる。マクロ的には、経済は、外貨も豊かになったように見えるけれども、中身としては、先行き全く暗黒な状態に追い込まれておる中小企業が多いように思うのだが、そ……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 商工委員会 第1号(1971/07/23、32期、民社党)

○川端委員 大物大臣といわれる田中通産大臣を迎えていま質疑することを非常に喜びとするものでありますが、きょうは時間の制約もありますので、二点にしぼって質問してみたいと思うのです。  まず、対米経済の改善の問題と、もう一つは大臣が就任直後に新聞記者発表において国際調整法をつくっていきたいということを発表されたと伝えられておる問題について、大臣から答弁をいただきたいと思います。  そこで、私ども民社党としましても、いたずらにアメリカ帝国主義なんというような非難をしないで、できるだけ友好を深めながらアメリカとも仲よくする、どこの国とも仲よくしたいという党の方針の上に立って今日まで努力しておるわけです……

第66回国会 商工委員会 第2号(1971/07/24、32期、民社党)

○川端委員 大臣が十二時までという時間のようですから、できるだけ問題をしぼって、きのう御質問申し上げた質問から残った問題を一、二お尋ね申し上げたいと存じます。  そこで、きのうの通産大臣の御答弁の中に、中国の問題解決の一歩前進として、輸入事前許可品目を減らしたりあるいは税制の処置に対して前向きに輸入を拡大していく努力をするという御発言があって、まことに田中さんならばこそと私どもも心から敬意を表したい気持ちでありますが、もう一歩前進できないかどうかということをお尋ねしたいわけです。  輸銀の使用の問題に対して、たびたびの国会論議の中では、このことは政府はケース・バイ・ケースで、輸銀使用を禁止して……

第66回国会 商工委員会 第3号(1971/09/20、32期、民社党)

○川端委員 大臣に御質問いたす前に、一つ貿振局長からでもお答え願いたいわけですが、私どもが輸出産業の工場へ行きますと、一番先に目につくのは輸出貢献企業として通産大臣の表彰状がりっぱな額に入れられてかかっておるわけです。したがって、本年まで輸出のために通産大臣の表彰状を与えた企業数がどれくらいあって、その中に中小企業がどれくらいおるかということがおわかりになれば、局長からお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そういたすと、大体四千八百なり五千近い中小企業の輸出関係業者がおる、こういうふうに理解できるわけですね。――そこで皆さんの、皆さんと申しますか通産大臣の表彰した企業と、その企業につながる……

第66回国会 商工委員会 第4号(1971/10/09、32期、民社党)

○川端委員 先月の二十日の日に、田中通産大臣とも質疑をいたしまして、かなり歯切れのいい御答弁をいただいて、私が聞かぬでもいいくらいとうとうとお答えになっていたと思うのですが、けさからの答弁を聞いておりますと、あっちに行ったりこっちに行ったりはなはだあいまいで、何とかして今回はほおかぶりで通したいという、何か通産大臣が人変わりされたのじゃないかという印象を受けてならないのです。  そこで、たとえば今度の繊維問題の日米交渉の問題は、単に日本だけではない、世界各国にも影響があると言いながら、片方においては、日米間の意思疎通が欠けておったから、意思疎通を十分にすれば日米間の経済関係は円満に解決されると……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 商工委員会 第3号(1971/11/10、32期、民社党)

○川端委員 きょうは法案の質疑が中心になっているわけですが、大臣に、その法案を審議するもう一つ以前の問題として、昨年来の不況の関係がよくなってきたとお考えかどうか。さらに現在の問題はドル・ショックといわれておるけれども、日本も円高経済に変わらざるを得ないという必然性も一面考えなければならないというこの時点に立っているのではないか。当面の問題としてのドル・ショックの法案を出されようとしているわけでありますけれども、この二つの問題、不況をどのように浮揚化、打開するかという問題と、やはり円高経済という、このどれくらいかということは先ほどからの質疑の中にいろいろ、数字の問題は私は触れませんけれども、何……

第67回国会 商工委員会 第4号(1971/11/12、32期、民社党)

○川端委員 高橋長官にちょっとお尋ねしたいんですが、一昨日、田中大臣に御質問申し上げておったわけですが、今回のこのドル・ショックといわれておるものに加えて、一昨年来の不況の中にダブルパンチ的な影響を受けているのが中小企業ではないか、そういう意味において、このドル・ショックだけの法律では事足りないんではないかという立場で御質問申し上げておったわけですが、これらの嫌気の浮揚策に対してどのような対策を具体的に立てられておるか。中小企業対策として私どもは先々月商工委員会の決議を行なって、「不況を早急に克服するため、強力な景気浮揚策を講ずるとともに、中小企業者に対する官公需の増大に努めること。」等を決議……

第67回国会 商工委員会 第7号(1971/11/30、32期、民社党)

○川端委員 先般来いろいろ大臣にも政府委員にも質問をいたしておりますから、一点にしぼって質問申し上げて、大臣の明快な御答弁をいただきたいと思います。  そこで、昔から商売は元手次第ともいわれておるわけでありまして、中小企業対策のためには政府の政策金融として二本の柱がありますことはいまさら言うまでもない。一つは政府系三機関における金融であり、一つは信用保証協会を通じての信用補完制度ではなかろうかと、こう思うわけであります。今回の提案されている国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置に関する法律案においても、貿易関係に対しては、金融政策としていわゆる信用保険に大幅な資金を出して、従……

第67回国会 商工委員会 第11号(1971/12/08、32期、民社党)

○川端委員 私が聞きたいことに対して、前の委員より聞かれておることとかなりダブっておりますので、できるだけ省略して時間の節約をしながらお尋ねしたいと思うのですが、第一点は貿振局長に承りたいのだが、この法律がいまの時点で一番いい時期であるのかどうか。この点は、制度自体の問題以前の問題として客観的に考えた場合に、いまが一番いい時期であると考えられて法律を提案されておるのかどうか。こういうことを前提にお尋ねしてみたいと思うのです。  その理由は、私は先に申し上げれば、どうも日本の政治というものが、民間の自主努力というか、経済の発展にあとから何かついて歩いているように思えてならない。やはり政治は政策の……

第67回国会 商工委員会 第16号(1971/12/22、32期、民社党)

○川端委員 四人の参考人の皆さんには、理事会では四時半を目途にしてきょうの委員会の御参考意見を承るという申し合わせをしてきたのですが、もう四時四十五分も過ぎております。したがって、私は重複を避けて、われわれの不手ぎわでおくれておることをおわびしながら、もうしばらくおつき合いをいただきたいということをお願いいたしたいと存じます。  そこで、二つに分けてものを現時点で考えられるのじゃないか。一つは円高というか、先日の円の切り上げによるきびしい影響下にあって皆さんがお困りになっている問題と、安定需給の立場から、海外に対して安定需給を強化していけば日本の国内に影響を与える結果が出てくるのではないか、こ……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 商工委員会 第5号(1972/03/21、32期、民社党)

○川端委員 通産大臣が見えているから、最初に二、三承りたいと思うことがあります。  御存じのように、昨日か一昨日ですか、ソ連のブレジネフ書記長が労働組合の大会において演説した中に、今後アジアに対して積極的な経済外交を推進していく、特に日本に対しての積極姿勢を持っていくというようなことを発言したと伝えられておるわけですが、最近、ソ連の外務大臣も日本に見えておることであるし、これらの問題を通じて、日中国交の機運が高まれば高まるほど、やはりソ連としては非常な関心を日本に持ってくるのではないか。巷間伝えられるところによれば、米中接近に伴ってのいろんな対応策が、ソ連をアジアに目を向けさしているのだという……

第68回国会 商工委員会 第9号(1972/04/05、32期、民社党)

○川端委員 きょうは私の都合もありまして時間を短く質問申し上げて、後日にまた質問を残したいと思いますけれども、理事会の決定というものが守られていないことに対して、私は委員長に強い要請を申し上げておきたいと存じます。  私の都合で短い時間だということで申し上げるわけでありますからきょうは質問いたしますが、今後はこういう状態ならば質問を取りやめさせていただきたいことをあらかじめ御理解おきを願いたいと存じます。  そこで、長い時間公団の総裁にお待ち願ったわけでありますから、とりあえず公団の総裁に先に質問申し上げて、時間の許す限り他の質問をいたしてみたいと思うのであります。  この公団法の一部改正案は……

第68回国会 商工委員会 第10号(1972/04/07、32期、民社党)

○川端委員 貿振局長と通産省のお願いした局長が来ていないようですが――貿振局長の代理を山下通商局長がやっていただけるそうですが、本来ならば、時間があれば、大蔵省の金融局長も来てもらってもう少しお尋ねしたいことがあったわけですが、きょう短い時間でありますから、ことさら大蔵省からの出席を求めなかったわけです。そういう意味において、大蔵省関係の問題にもわたると思いますけれども、それを含めてお答えできなければ、後日また御質問申し上げることで、お尋ねしたいと思います。  そこで、最近の傾向の中に、二月も輸出減少の傾向が明らかになっておりますし、今後の輸出の傾向としては鈍化の傾向にある、こういうことがいわ……

第68回国会 商工委員会 第12号(1972/04/12、32期、民社党)

○川端委員 大臣がお見えになっておりますので、冒頭にちょっとお尋ねしてみたいことがあるわけです。  きょうの新聞報道によりますと、先日OPECの事務総長が見えておったし、あした何かOPECの経済部長との話し合いで日本側から提案するように書いてあるわけです。そこで、OPECとの包括協力に対する協定という大局的な問題に対しては、いたずらに反対とか賛成とかという軽率な議論はいたしませんけれども、とにもかくにもOPECに対して将来協力できるという問題の中から、三十億ドルばかり開発基金制度をつくって、将来OPEC産油国に対しての経済援助をするという方針も含まれていると伝えておるわけです。これが真実である……

第68回国会 商工委員会 第14号(1972/04/18、32期、民社党)

○川端委員 最近文明国にはだんだんと割賦販売が普及されておるし、日本にも耐久消費財の普及に伴って割賦販売がふえているけれども、最近、外国系の百科事典等の訪問販売についての攻撃的な販売方法について問題を起こしておるわけですが、通産省の指導はこれに対してどういうふうにやっておるのか、キャッチセールスというか、こういう業者というものに対してどういう指導をしているか、ひとつお答え願いたいと思うのです。
【次の発言】 セールスマンの中には、いろいろ人によって違う場合もあろうけれども、ことばと現物が全然別ものであったり、詐欺的な商業方法でやっている販売員もかなり多いように思うのですが、クーリングオフだけ、……

第68回国会 商工委員会 第15号(1972/04/19、32期、民社党)

○川端委員 午前早くから、三人の参考人の先生方にはたいへん長時間にわたってこまかい質問をされておりますので、重複を避けて簡潔にお伺いして、お昼にしていただきたいと思うわけです。  そこで、まず第一番に竹内昭夫先生に一つお尋ねしたいことがあるのですが、この法案の審議会の準備期間中に、通信販売の問題が話に出なかったのか。通信販売を入れるとすればむずかしいという面があったのであるならば、どういうことが問題点であったのかということをお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 その御意見はわからぬわけでもないけれども、もう一つの問題点として、この割賦販売の中に、信用取引に関する問題と販売方法の問題と、二つ……

第68回国会 商工委員会 第17号(1972/04/26、32期、民社党)

○川端委員 中小企業の問題に対して企業庁長官に最初にお尋ねしたいことが一つあるわけです。今回、小規模企業共済法の一部改正案を提案されておるわけですが、日本に小規模企業は六百万もあるといわれておる。この小規模企業に対しての対策は、いかなる将来の見通しを持って政策を考えられたか、その方針をまず承りたいのですが、お答え願いたい。
【次の発言】 私は、そういうことをお尋ねしているわけじゃないのでして、お経読みのような御答弁をいただいてもぴんとこないのです。言うなれば、今日の小規模事業者の置かれている立場から考えて、特に工業面で考えた場合に、二次下請どころか三次、四次下請になってだんだんしわ寄せを受けて……

第68回国会 商工委員会 第23号(1972/05/19、32期、民社党)

○川端委員 いま提案されておりまする繊維の構造改善の二年間延期を中心とするこの法案の問題に対しては、多くの同僚からかなり詳細に質問が繰り返されてまいって、お尋ねするほどの問題はもう残っておらぬようにも思いますけれども、大臣がお見えでありますから、ただ一、二点お尋ねして、この質問の締めくくりをいたしたいと私は思うわけです。  そこで、先ほどからいわゆる政府間交渉をいたした繊維の問題に対しては、これが一番よかったという大臣のお話であり、民間がこれに対して行政訴訟を起こすのはどうも納得できないということでいろいろお話がありましたけれども、まずもって、どうもこれは長いものに巻かれるという考え方のように……

第68回国会 商工委員会 第26号(1972/06/02、32期、民社党)

○川端委員 大臣がお見えになっておりますので、最初に大臣にちょっとお尋ねしたいのですが、政府はこの国会末期にあたって、対外経済関係調整特別措置法案を国会に提出されております。この法案の審議は、この委員会でいま内容に対してとやかく質問しようとしているのではありませんけれども、この法案の基本発想は、法案の有無にかかわらず政府自身の方針を示したものとしてきわめて重大だと私どもは考えおるわけであります。この観点に立って若干伺いたいのでありますが、報道機関の伝えるところによりますと、大蔵大臣と通産大臣のいろいろ折衝の結果、妥協の産物として大蔵大臣が所管になっておる大蔵委員会に提案しようとしている。したが……

第68回国会 商工委員会 第27号(1972/06/05、32期、民社党)

○川端委員 時間もだいぶ過ぎてまいりましたし、欠食児童のような残酷物語になってはいかぬから、重複を避けまして一、二点を承っておきたいと思います。  そこで前田参考人にちょっとお尋ねしたいのだが、先ほど冶金技術の進歩によって非常なハイテン鋼管ができて強度が非常に進歩しておる、したがって安心だと言われておるわけですが、先般、大阪瓦斯の爆発事故を私国会から派遣されて調査に行ったのですが、問題は圧力、強度だけではないように思うのですね。言うならば、あのような事故は特殊な工事によっての、先ほどからお話しあった強度によっての問題ではあったのだが、しろうと考えですが、あれがもう少しパイプに伸縮の問題が与えら……

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/03/15、32期、民社党)

○川端委員 質問に入る前に一言、都民にかわって感謝を申し上げたいことがあります。  去る二月二十九日の八丈島付近の震源による強震が出たときに、いち早くラジオを通じて初期防火、いわゆるガスの元せんをとめろ、火を消せという報道をしていただきまして、大事に至らなかったことに対しての処置は、いいことはいいとして私は敬意を表しておきたいと存じます。  しかしながら、震災等の経験を持ったり空襲等の経験を持っている私どもから考えると、初期防火だけでは解決ができない幾多の問題がありますことをこれから御質問いたして進めていきたいと存じますが、特に最近ロサンゼルスのあの大震災以来、地震の周期説というものが河角博士……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 商工委員会 第2号(1972/08/22、32期、民社党)

○川端委員 私の質問予定も時間的に制約を受けておりますので、きょうは一、二点だけ重点的に中曽根大臣に御質問申し上げたいと存じます。  まず最初に、最近新聞等に伝えられていることでありますが、中曽根通産大臣が、田中総理大臣が日中国交回復の話し合いができれば中国に行きたいという意思を発表されているやに伝えられているのですが、それは真意であるかどうか、あるいは真意であるとすれば、どういうことを当面しようというお考えで中国訪問を考えられているのか、この点も承りたいと思います。
【次の発言】 大臣のいまの御答弁では重ねて質問するほどのことはないのですが、しかし新聞の伝えることやうわさ話ではありますけれど……

第69回国会 商工委員会 第4号(1972/10/03、32期、民社党)

○川端委員 大臣がお見えになっておりますから大臣にお尋ねしたいのですが、目下、四十八年度の予算編成期を前にして、通産省は通産省なりの概算要求を出されて折衝されているやに承っておるわけですけれども、この四十八年度予算における通商行政における基本的な問題点は何かということと、特にもう一つは、日中国交回復後における日中関係に対する予算措置も何か準備されようとしているのか、その点をまずもってお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 一応は中国との関係に対する予算的な準備はこれからだ、こういうことと承ったわけですけれども、もう一つの問題は、やはり今年のこれからの通商行政の中における、先日終わりました……


川端文夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院32期)

川端文夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1970/03/18、32期、民社党)

○川端分科員 きょうは通産大臣に日中貿易の将来に関しての問題の二、三をお尋ねしてみたいと思うのですが、その前に、佐藤総理は、昨年の暮れの総選挙中、中国問題に前向きに努力するとして、特に日中問題は七〇年代の課題であるという発表をされているわけです。しかもそのことばのあとに、私はこの点が気になるのですが、先方が希望するならば、双方合意をし得る場所において大使級の政府間接触の道を開く用意があると発表されているのです。しかし、今国会が始まって以来の予算委員会等の質問、答弁を聞いておりますと、どうしても後退されたと思うのは、私一人ではないように思うのです。二月十七日の西村委員長の質問に答えて、近く開始さ……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1971/05/13、32期、民社党)

○川端小委員 ちょっと関連して。  大体、質問は重複しないように、一つの見方を資料的な意味でお話ししておきたいと思うのです。  国内に資源がないということで、海外依存度は年々ふえていくであろう。この考え方の基本になるものに、安定供給というものと価格の問題があると思うのです。そこで、それらの見通しについて、現在の時点において、何か具体案を、ねらいを持っておいでになるか。  私は、昨年十月にオースリラリアへ行ってみて、なかなか国際資本の力が強く、これから開発をしてみても、奥地になったり、荷積みをする場所がなかなか容易でないという現実を聞かされたり見たりしてきたのですが、価格の点ではかなり困難じゃな……

第65回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1971/05/18、32期、民社党)

○川端委員 企画庁長官に御質問申し上げたいのですが、何か御用がおありのようですから、最初に一、二問、全部質問申し上げますから、それでお答え願って御退席願ってもけっこうじゃないかと思います。特に私は委員長にも御理解願いたい、委員の各位にも御理解願いたいのは、重複を避けて簡潔に質問を申し上げますから、お答えもひとつその要領で、なるべく時間の節約をして効率的な御答弁を願いたい、このことをまずもって申し上げたいと存じます。  そこで長官、これまでに農村に工業導入については、地域開発立法として、三十六年の低開発地域工業開発促進法なりあるいは新産都市法なり工特法などのこの三つの法律が出されておるわけです。……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1971/02/25、32期、民社党)

○川端分科員 企画庁長官にお尋ねしたいわけですが、物価の問題を基本にいたしまして少しお尋ねしてみたい点があるわけです。  そこで数ある大臣の中で、その問題に対してはかなり熱意をお持ちであると信頼しておる企画庁長官であるが、先日の委員会の所信表明においても四十五年度は七・三%の値上がりを認めざるを得ない。四十六年度は五・五やむを得ないというような数字が所信表明の中に入っておったわけですけれども、七・三といえばわれわれの預金、いわゆる一年ものの定期にしても五・五の利子しかつかないわけですから、七・三というのは異常な値上がりではないかというふうに私どもは言いたいわけです。そこでこれらの値上がりの原因……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1971/12/15、32期、民社党)

○川端小委員 長い時間慎重に、いろいろ貴重な意見を参考人の皆さんから出していただいて、まことに感謝にたえない次第でございます。先ほど話がありましたように、食事もしないで残酷物語のようなかっこうになっておるわけですから、重複を避けまして……。  従来から出されておる意見はほとんど、それほど大きな違いではないのではないか。言うならば、たとえばコストの問題に対しても、安定供給か価格の問題か、こういうように二者択一的な議論では解決のつかぬ問題もあって、いろいろ先ほどから島田総裁と滝口さんの話が食い違いもあるようですが、それはそれとして、局長にひとつ承っておきたいのは、四十七年度における価格の見通しの問……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1972/10/04、32期、民社党)

○川端小委員 私も多少の所用を持っておりますので、同僚諸君の御理解をいただいて先に御質問申し上げたいと存じます。  まず新井参考人にお尋ね申し上げたいわけですが、日本国内鉱業のきびしい状況は私どもも理解いたしておるわけです。先ほどからの御陳述の中に、四十六年度のいわゆる景気長期低迷の中に需要低下を来たした、そこで予定計画が百一万トンであったものが八十三万トンと十八万トンのマイナス面が出てたいへん供給先に迷惑をかけておる、こういう御意見だったと承ったわけです。そのことは日本の四十六年度までのあのドル・ショック等の景気不況であったことは理解するわけですが、一八%に近い需要減になったということは、何……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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