島田琢郎 衆議院議員
33期国会発言一覧

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島田琢郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは島田琢郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

島田琢郎[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第31号(1973/05/08、33期、日本社会党)

○島田琢郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま政府より説明のありました昭和四十七年度の漁業白書について、田中総理並びに関係大臣に対し質問をいたします。  白書は、ことしもまた漁業をめぐる現状のきびしさを訴え、その中で幾つかの課題を示していますが、漁業発展を阻害するこうした条件を排除する具体的な姿勢に欠け、国民の期待する良質な動物たん白資源の安定的供給という面に依然多くの問題を残していることを、私は、まず強く指摘をしたいと思います。(拍手)  すなわち、白書では、九百九十万九千トンと昨年に続きその生産量がふえ、世界第二位の漁業国としての面目を維持しているとしていますが、漁業を取り巻くその環境……

島田琢郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

島田琢郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 災害対策特別委員会 第7号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回の根室沖地震に関しまして、政府側としては、直ちにかなり大型の調査団を派遣をしてその実態の把握に努力をされた、こういう報告でありますが、この際、限られた時間でありますからすべてを質問申し上げることはできませんけれども、主として総理府並びに気象庁、運輸省に関係ある事項につきましての質問を中心的に行ないたい、こう思います。  まず第一点に、副長官は、今回団長として現地を調査されて、その調査の感想といいますか、地震に対する将来の教訓なども含めて、どのようにお感じになったかを簡単に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま、訓練の充実ということをお話の中に出されておるわ……

第71回国会 災害対策特別委員会 第11号(1973/09/11、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 鈴木、町田両参考人には、けさから貴重な御意見をいただきましてたいへん参考になりまして、ありがとうございました。限られた時間でございますが、若干の御質問を申し上げたいと思います。  最初に鈴木参考人にお尋ねをいたしますが、先般、六月の十七日に根室沖にたいへん大きな地震が起こりました。私は、この地域に生まれて、今日までずっと地震に脅かされて育ってまいりましたが、今度は東京に参りまして、またこの東京のおそろしい地震地帯に住んでいるというようなことで、地震と聞きますとたいへんいつも、何となしに不安がつきまとっている一人なんであります。先般のこの根室沖地震の中で、私どもも、長い間、北海……

第71回国会 災害対策特別委員会 第13号(1973/09/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 総理府の防災会議のほうにお尋ねをいたしますが、第一点は、根室半島沖地震がありまして、その際私が緊急質問に立ったのでありますが、その際、根室半島沖地震の最終結果がまとまればその資料を提出してください、こういうお願いを申し上げましたのに対して、結果がまとまれば直ちに資料を差し上げます、こういう約束をいただいておったのでありますが、残念ながら今日に至るもまだ、その最終結果が私のところに報告されておりませんが、まだ最終結果がまとまっていないのでしょうか。
【次の発言】 どうも私は残念でありますが、もう三月もたっていまだにまだ私のところにその資料が来ない。これは一体どのように地震という……

第71回国会 農林水産委員会 第2号(1973/02/22、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 まず最初に飼料問題についてお尋ねをいたします。  昨年の暮れから非常に飼料が高騰している。この間の経過については、私がいまここで触れる必要がないほど、政府当局もこのことについては十分おわかりをいただいていると思います。したがって、端的に御質問いたしますけれども、ひとつこのよって来たった原因と、さらにまた、これからの見通しなどを含めて、政府が取り組もうとしております考え方について大臣からまず承りたいと思います。
【次の発言】 またいまの答弁の中で、先ほどの馬場委員に答えられたと同じように、天候の責任であって政府の責任でないという意味の御発言があったわけでありますが、いまの海外市……

第71回国会 農林水産委員会 第10号(1973/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょう私が質問をいたしますのは、昨日の美濃委員に続いて保証乳価の関係についてお尋ねをするわけですけれども、私はまず、ぜひ大事な政府の政治判断を仰ぎたいという気持ちから、大臣の出席を実はお願いしていたわけですけれども、畜産局長もお見えになっていないのですが、私のこれからお尋ね申し上げることについて的確にお答えいただけるでしょうか。
【次の発言】 決して政務次官でだめだということを申し上げているのでありませんけれども、私も、ことしの乳価は、日本の酪農の将来をきめる非常に重大な時期に立っている、こう思っております。したがって、相当な決意を私は要求をしたいわけですし、政務次官、将来の……

第71回国会 農林水産委員会 第12号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 われわれが夜を徹しての国会における論議を通して、置かれております日本の酪農の将来を憂えるという立場から論議を繰り返し行ないました中で、特に大臣から、前向きに保証乳価決定にあたっては取り組む、しかもかなり具体的に、大幅な考え方を持っている、こういうふうに明確に答弁がなされた経過があり、さらにまた審議会も、ただいま大臣からも説明があったように、今回の値上げにあたっては、置かれている現状のきびしい酪農情勢を考えて、諮問の三円三銭にさらに上積みをする考え方を出すべきである、こういう意味を含めて答申がなされた。こういう経過の中できまった保証乳価というのは、われわれにとっても非常に憤りを……

第71回国会 農林水産委員会 第14号(1973/04/05、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 最初に統計部長に、今朝私どもの手元に出てまいりました四十七年産のてん菜生産費の関係についてお尋ねいたします。  その第一点は、調査対象農家の選び方はどういう選び方になっているか、それが一つであります。  それから、これを見ますと、昨年に比べて肥料費の値上がりはあるけれども、全体としては収益性が高まってきた、したがって所得がふえた、実はこういうふうな報告内容になっておりますが、こういう中で一つ疑問に思いますのは、平均収量のとり方でありますが、五千三百七キロの十アール当たりの反収というのが、私ども実情を承知している中では、どうも一実態と合わないという気がいたします。この説明をひと……

第71回国会 農林水産委員会 第15号(1973/04/12、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょうの私の質問は、労働災害補償法に基づきます農業労働の災害の関係について、特に労働省を中心にしてお尋ねをしたいと思います。  過般一月二十九日にわが党の辻原議員が労働省に対しまして、労働災害補償法の適用を一そう拡大する必要がある、これは農業労働災害に補償の適用の拡大を質問しましたのに対しまして、加藤労働大臣からきわめて明快に、今後検討して大いに拡大したいと思う、こういう答弁がなされております。その後労働省は、この大臣答弁をどのように省内において進めてこられたか、それをまず第一点お尋ねをいたします。
【次の発言】 いまのは大臣の答弁を復唱したにすぎませんね。大臣がそのように、……

第71回国会 農林水産委員会 第16号(1973/04/17、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 まず第一点としてお尋ねをいたしますが、すでにこのマル寒法につきましては、あるいはマル南法につきましても、参議院において先議が行なわれ、附帯決議がつけられております。この附帯決議に基づきます大臣のこれからこの両法案に取り組む考え方の具体的なものをひとつお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 今回の私の質問は、マル寒法に重点を置いての質問にいたしますし、わが党の見玉委員がマル南法の関係を分担するということで、これからの質問を進めてまいりたいと考えております。いま大臣からお話がありましたが、これからの検討の中で、ぜひひとつこの法案が事実上実のあるものとして今後さらに一そう運用……

第71回国会 農林水産委員会 第17号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 農業金融四法でありますが、限られた時間内において聞きたいことをすべてお尋ねするということは技術的に非常にむずかしいわけです。しかもまた、いままであるいはこれから先も、各党からそれぞれの分野にわたってこまかい質問も出されると聞いておりますから、私はごく限られた部面についてのみの質問にいたしたいと思います。  まず、どうしてもこの機会に明らかにしておきたいのは、日本農業の置かれている立場あるいは内容、こういうものが依然国会の論議を通しても明らかにされないというもどかしさを、私は国会開会以来強く持ち続けてきている一人であります。特に、先日農業白書が出されるに及びまして、それぞれ各党……

第71回国会 農林水産委員会 第25号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 ただいま政府から提案のありました開拓融資保証法の廃止に関して若干の質問を申し上げたいと思います。  この提案理由の説明の中でも、すでに開拓者の果たした役割りについての社会的な一定の評価というものがなされているわけでありますが、その前段で、昭和四十四年度において、いわゆる開拓者の終息を想定してつくられました開拓三法と称するものがありますが、この時点における開拓者の負債といいますか、この総額は大体どれくらいになっていたのか、さらにまた、債権債務の農林漁業金融公庫への移管の際の額はどれくらいになっていたのか、その点をまず第一点にお尋ねをいたします。

第71回国会 農林水産委員会 第26号(1973/05/31、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょう私は大豆問題を中心にして質問をする予定で通告をいたしておきましたが、たまたまけさの読売新聞紙上で一面トップで米の問題が出てまいりました。したがって、この時間を若干さいて、ひとつこの新聞の記事を中心に質問をしたい、こう考えていたわけでありますが、いま話に聞きますと、肝心の中野長官が病院に行っていて十二時まで来れぬということであります。それではどうも私のほうも都合が悪いわけですけれども、当面、次官がお見えですから、次官も読売新聞の記事をごらんになっていると思いますが、この新聞記事は非常に重大な意味を持つわけです。ひとつ考え方をまず次官から聞きたいと思います。

第71回国会 農林水産委員会 第32号(1973/06/14、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 通告しましたが、そのときの予定では一時間にわたって御質問申し上げたい、こう思っておったのですが、時間が半分になりましたので、通告をしてこの席にたいへんたくさんの方がおいでになっているのですが、場合によって質問を保留するあるいは取りやめるという方もおられるかもしれませんが、これはひとつあらかじめ御容赦をいただきたいと思います。  ただいままでそれぞれ代表が質問をいたしました中でも、お聞きをしておりまして、麦に対する考え方というものが、私どもがいままで言ってまいりました麦の生産振興対策と比較いたしましてもたいへんな違いがあって、はたしてこれで大事な穀物政策の主要な位置を占める麦類……

第71回国会 農林水産委員会 第33号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 水産三法の質問に先立ちまして、一昨日根室沖に起こりました地震の関係で、急遽関係政府側の御出席を求めましたので、しばらくの間この地震の関係についてお尋ねをいたしますので、通告をいたしましたすべてを質問申し上げることは、時間的に許されませんが、あるいはせっかく用意をされておいでの皆さん方にも、御迷惑をかけるかもしれませんが、当初にお断わり申し上げておきます。  一昨日の昼に、かなりの震度を伴う地震が根室沖に実は発生いたしました。けさほどわが党の米内山委員からも、この地震の被害の状況の資料提出を求めていたところでありますが、私のところには警察庁の関係の被害状況が届いておりますので、……

第71回国会 農林水産委員会 第34号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 畑作地帯におきます農民の皆さんの長い間の待望であります畑作共済が、試験実施とはいえ、今回日の目を見よう、こういうことで本日提案になったわけでありますが、私どもはこれら畑作共済制度の問題につきまして、長い間政府当局にも農民の立場でお願いをし、また相談もしてまいったわけでありますけれども、今回出されてまいりました実験共済の内容を見ますと、私は非常に多くの失望を禁ぜざるを得ないわけであります。  現地におきますそれぞれの畑作農民の期待というのは、今日のように非常に災害のひんぱんに起こる状態の中、さらにはまた農薬の制限の中で病虫害の発生など、なかなかにしてたいへんないわゆる経営上のネ……

第71回国会 農林水産委員会 第35号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 一昨日麦類の答申が出まして、昨日は自民党においてもこれを受けて麦価の決定を見たところでありますけれども、この際、櫻内農林大臣は、これら米価審議会の答申を尊重して具体的に誠意をもって麦作振興をはかりたい、こういうことを新聞記者会見の中でも話をしておるわけでありますけれども、特にこの中で新たに特別作付奨励金、これは仮称だそうでありますけれども、特別作付奨励金制度をつくりたい、その財源措置は一般会計の予備費を流用したい、こういう発言があるわけでありますけれども、この大臣のお考えについて次官としても十分御承知をしている点ですか。

第71回国会 農林水産委員会 第39号(1973/07/03、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょうは大豆問題について質問をいたします。  たいへん大事な問題でありますから、大臣の出席を要請していたところでありますけれども、参議院との関係でそれが許されないそうでありますから、ひとつ局長中心に御答弁をいただきますが、置かれております天下の情勢については的確に把握をしたいというのが国民の熱望している点でもありますから、洗いざらいきょうは御表明をいただいて、ともにわれわれもこの対策、どうしなければならないかを考えてみたい、こういう趣旨で発言をいたしたいと思います。  まず、六月二十七日に起こりましたアメリカの大豆輸出禁止をめぐります問題は、国内において非常に大きな衝撃と、か……

第71回国会 農林水産委員会 第42号(1973/07/10、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 ただいま新聞発表の点について竹内委員から話が出ましたが、きょうの朝日の朝刊によれば、牛乳の生産が非常に低迷をしていて、この分でいくと秋には品切れになる心配があるということが農林省当局の発表として報道されております。私は関連で飼料の問題をまず質問する前に、酪農のこうした現況をどういうふうに分析し、とらえておられるか、あるいはまた対策としてどのようにお考えになっているのか、きわめて限られた時間でありますので、端的にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 農林省の見解として示されているのは、一つは飼料の値上げである。これが昨年の暮れから比べまして二〇%高になっています。それ……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 大臣は出席されないわけですか。――それでは長官にまずお尋ねいたします。  長官、米は余っているのですか。
【次の発言】 私は、米が余っているのかという質問をしましたのは、非常に政府部内でもいろいろな意見があるようであります。いわゆる米は依然として過剰基調である。これはこれからの米価決定にあたって非常に重要なウエートを持つから、私は、その政府部内における統一見解として、代表して長官から、米は依然過剰の気味にあるのかどうかということを明らかにしてから議論をしたい、こう思ってお尋ねしたわけであります。いまお答えになったのは、ややニュアンスとしては、まだ米が余っているほどではないが、……

第71回国会 農林水産委員会 第48号(1973/08/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 参考人から陳情も交えてたいへん参考になる御意見をたくさんちょうだいいたしまして、ありがとうございました。  私は北のほうにおります関係から、北のほうの森林を頭に描きながらの質問に限定をされると思いますが、お答えいただきます参考人の皆さん方には、北海道の森林の状態というものを十分のみ込んでいらっしゃらない向きもあろうかと思いますけれども、その辺はひとつ御容赦いただきまして、基本的な問題をお尋ねしてまいりたいと思います。  先ほど船越参考人から、大学の森林技術の立場から御意見があったわけでありますが、特にフランスの例を引かれて、日本の森林のあり方について言及をされておったわけであ……

第71回国会 農林水産委員会 第49号(1973/08/29、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 大臣にまずお尋ねをいたします。  再び九月以降の飼料問題の危機を迎えて、大臣は、こうした事態に対処してまずどのような責任をお感じになっているか、それをお尋ねいたします。
【次の発言】 なぜ私が責任を問うたかというと、これは責任の所在が明確でありませんと、これから対策を進めていく上に非常に手抜かりが出てくるから、私はあえて大臣の責任をお尋ねをしたわけであります。というのは、私どももこの春の飼料の問題につきましては最大限の協力と努力をいたしまして当面この危機を回避することができました。その際、四月十七日にこの特別立法を通すにあたって、わが党の角屋委員から大臣に対して、かなりしつこ……

第71回国会 農林水産委員会 第50号(1973/08/30、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 長官、北海道の知床を御存じですか。
【次の発言】 十五号台風のときのことだとすれば、ずいぶんもう昔になったわけですけれども、そのころの知床は秘境といわれてまだ世間にその全貌をさらすような時期ではなかりたと思います。そのころはまだ、知床といいましても、そういうふうなぐあいであまり多く知られていなかったわけですが、最近は「知床旅情」なんといって加藤登紀子あたりが歌ったり森繁久彌なんかが宣伝したりするものですから、最近の知床はたいへんなブームを呼んでいるわけで、おそらくいま長官が行かれたら、あのときの知床と比べてみられて別な感慨をお持ちになるのじゃないか、こう思うわけです。  この……

第71回国会 農林水産委員会 第54号(1973/09/18、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 関連して御質問申し上げますが、特に全農の井田常務さんにお尋ねいたします。  先ほどもお話の中にありましたが、来年度以降の見通しについて触れていらっしゃる中で、必ずしも楽観が許されない、こういう結論であったようにお聞きをいたしました。特に本日の日本農業新聞の一面見出しで非常に大きく報道されておりますが、「エサは下がらない?」これは先ほど井田参考人がおっしゃった点でありますけれども、われわれ非常にいま期待をしておりますのは、アメリカが大豊作である、それからソビエトも小麦の増産が大体軌道に乗った。国際的に見れば、そういうプラス要因というものがあるというふうに一般的には受け取られてお……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、沖繩の開発問題について主として大臣にお尋ねをしたかったのでありますが、きょうは大臣がお見えでありませんので、政務次官を中心にして議論を進めてまいりたい、こう思います。しかし、中身が基本の問題に触れることが非常にたくさんありますので、きょうは大部分保留をいたしまして、後ほど大臣がお見えになったときに基本の問題をやりたいと思いますので、少しばかり具体的な問題でお話を進めてまいりたい、こう思います。と申し上げましても、実は私自身沖繩の土を踏んだことがございません。北海道におりまして、早くから沖繩の問題については、われわれの仲間のうちでもたいへん議論が多かったのでありますが、実……

第72回国会 建設委員会 第11号(1974/04/05、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 たいへんわれわれ農業者にとっては重大な関心を持っておりますこの生産緑地法案が、この建設委員会で進められてまいりましたその審議の過程を見てまいりますと、非常に急いでこの法案が取り運びされているように思います。私どもは農林水産委員会においても、こうした問題について非常に大きな関心を払いながら、この成り行きを実は見守っていたわけであります。しかしながら、この際、われわれ農業者を代表する立場から、この法案の中身についてもう少し掘り下げて政府当局のお考えを聞いておきませんといけないという立場から、きょうは差しかえで私が農林水産委員会を代表してこちらに伺った次第であります。時間がきわめて……

第72回国会 農林水産委員会 第4号(1973/12/13、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 美濃委員の質問の中で、政府側の答弁を聞いておりますと、私は、いま農家が置かれている危機感というものが、解消されるどころか、一そうその不安が高まっていくという感じがいたしてなりません。 こういう重大な時局に直面して、抽象的な考え方や答弁ではもはや相済まぬわけであります。特に、熊谷部長の説明を聞いておりますと、いままで、通産省は、石油に対して本気になって取り組んできたのかどうかということについては非常に疑問があります。もっと真剣な受けとめ方をしてもらわないと、石油というよりも、さらに深刻だと言われている今日の食糧問題の解決はとうていおぼつかないという感じがいたします。特に、渡辺政……

第72回国会 農林水産委員会 第9号(1974/02/15、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、櫻内大臣にかわって四度目の農林大臣になられた倉石さんとは、実は初めてきょう議論をするわけであります。したがって、中身につきましては、若干事務当局から答弁をしたほうがいいというような場合も出てくるかもしれませんが、しかし、全体について大臣からお答えを願うということをまず約束を願いたいと思うのであります。よろしゅうございますか。
【次の発言】 農林大臣で間に合わないなんというようなことじゃ、大臣、きょうひとつ辞表を出していただかなければならぬと思うのでありますが、なぜ私がそういう念を押すかというと、従来、倉石農林大臣には一つの定評があります。数字的なことになると全く答弁をし……

第72回国会 農林水産委員会 第10号(1974/02/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 限られた時間でありますので、通告をいたしました部分の半分ぐらいしか、この時間内に消化をすることはおそらくできないと思いますが、要領よく質問を申し上げてまいりますので、どうか端的な御答弁をいただきたいと思います。  主として、私は、今回わが党から出しました国営分収造林法を中心にして政府の見解を聞いてまいりたいと思うわけでありますが、まず、最初に、前二者の質問に対して、提案者からきわめて明快にこの法案に対する精神とか目的というものが明らかにされておりますが、たいへん重複して申しわけないのでありますけれども、この法案を出すに至った経過と、その意義について、提案者からもう一度御説明を……

第72回国会 農林水産委員会 第11号(1974/02/20、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 関連して御質問を申し上げますが、ただいま竹内委員の質問の中で、輸入の関係が出てまいっております。そこで、平松部長のお話しだけでは私もちょっと内容がわかりかねます。端的にこういうことをおっしゃっているんだと思うのですが、非常に関心の高い価格問題について、輸入の関連によって、いわゆる外材との見合いによって、国内の木材あるいは製材も含めてでしょうか、大体価格が高くなれば高くなる、安くなれば安くなるというふうに非常に関連が深いということを言いました。これは、わが国の輸入の、特に農産物なんかの場合から言いますと、外国から入ってくるものが非常に安くて、国内の農業というものが非常に苦しい状……

第72回国会 農林水産委員会 第12号(1974/02/21、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、先週の農林大臣の所信表明に対する質問の際に、具体的ないろいろな話をいたしましたが、時間の関係で十分意を尽くしておりませんので、きょうはもう少しその話を詰めるという意味で政務次官と議論をいたしたいと思います。  そこで、冒頭に私の期待を申し上げたいと思うのでありますが、これは、ひとり私の期待ばかりではありません。渡辺農林政務次官は、いまを時めく青嵐会の大御所であり、あばれん坊では天下に勇名をはせている一人であります。しかも、あなたの政治手腕は、そのよしあしは別として、非常に一つの評価を受けている。おそらく、渡辺次官なら、この今日置かれている農業の窮状は救ってくれるであろう……

第72回国会 農林水産委員会 第17号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 提案をされております農用地開発公団法の関係で御質問を申し上げてまいります。  第一点は、大臣から、提案理由の説明の中で、「国民食料の安定的な供給の確保を基本とした諸施策の展開」云々と述べられておりますが、特に、今回の公団設立の趣旨はここにあるのだ、目的をここに置いているのだというふうに強調されているわけでありますが、私は、この「安定的な供給の確保」という問題についてきわめて疑念を持っている一人であります。何となれば、自給率の問題一つ考えてみましても、非常に落ち込んでいる状態で、それが回復しないばかりか、年々さらに自給率が低下していくという心配が、いろいろな統計の数字によっても……

第72回国会 農林水産委員会 第23号(1974/03/20、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回政府側から提案されております水産三法について御質問を申し上げてまいります。  きょうは大臣がいらっしゃいませんので、大部分を保留することになると思いますが、委員長よりよろしくお取り計らいをお願いいたします。  最初に漁災法の関係についてお尋ねをしてまいりますが、いままでの質問の中でほとんど出尽くしているという感じがありますから、重複している部面をできるだけ省きたいと思います。しかしながら、非常に大事な点がたくさんありますので、御答弁はできるだけ簡潔にお願いをいたしますが、重複する部分についてはお許しをいただきたいと思います。  今回の漁災法の改正にあたりまして、一つの考え……

第72回国会 農林水産委員会 第25号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 先週質問を保留いたしました部分について、きょうは大臣がお見えでございますから、主として大臣にお尋ねをいたします。  その一つは、私の地元の問題についてお話しを申し上げたわけでありますが、大臣御承知と思いますが、サロマ湖がございます。サロマ湖は非常に古い歴史を持っているカキの生産地帯でありまして、古くは、養殖カキではなくて、自然なカキといいますか、特にイワガキのような種無のものが非常にたくさん生息をしておりまして、このサロマ湖からとれるカキというのはたいへん食味もいいし、非常に喜ばれておったわけであります。しかし、その後水面あるいは水温等の変化等もありまして、養殖のカキにとって……

第72回国会 農林水産委員会 第26号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 もう間もなく畜産審議会の答申が出ると思いますが、けさほど来のやりとりを聞いておりますと、政府の諮問案というものは、かなり固執をしておられるだけに、審議会としても、おそらく、まず、諮問案どおりの答申ということになるだろうというふうに私どもは予測をいたしております。しかしながら、いままで芳賀、美濃両委員からも指摘がありましたとおり、非常に問題の多い試算結果であるだけに、これでこの危機状態におちいった経営を立て直して、真に政府側が期待をしているような日本の酪農の振興と確立というものが一体できるかどうかという点については、私はたいへん危惧するものであります。  私は前者の質問になるた……

第72回国会 農林水産委員会 第29号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 限られた時間でありますから、効率よく進めていく意味で、私も端的な質問をしますから、お答えくださる場合も簡潔にお答えを願いたいと思います。  大体昨年以来ビートの問題につきましては、おりあるごとに私の考え方を申し上げてまいりましたし、またことしの二月以降も、かなり詰めた話をここでもしてまいりました。いよいよ近く四十九年のてん菜原料価格の決定の時期を迎えているわけでありますが、あらためて総洗いする意味で、美濃委員と重複しないように努力をしてまいりますけれども、多少いまのやりとりの中でも明確にならない点もありますから、若干その点を繰り返して当初お尋ねをしてまいりたいと思います。  ……

第72回国会 農林水産委員会 第30号(1974/04/09、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 林野庁長官にお尋ねをいたします。  この法案の中身につきましては、十年間の三たびの延長というものが中心の法案の内容になっておりますけれども、いろいろ見てまいりますと、この機会に保安林というもののあり方を十分検討しなければならぬというふうな部面もあるようでありますから、限られた時間ですから十分な意は尽くせませんが、若干の問題点についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  その一つは、今回の法案の改正にあたっての最も大きな柱が指定施業要件の見直しということを言われておりますが、見直しをするにあたって、どういう点をさらに重点としてとらえていこうとお考えなのか、この点をまずお尋ねいた……

第72回国会 農林水産委員会 第36号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回の法改正にあたって問題になる点が、昨日からの議論を通してほぼ明らかになってまいりました。限られた時間でありますから、総体的な問題について、重複することを避けて、ごく二、三点に限定して、特に局長を中心にお尋ねをしてまいりたいと思います。  一つは、いま柴田委員から指摘がありましたが、この農林漁業団体職員共済組合法という法律の複雑さについては、実は私も辞易している一人であります。どうしてこんなにむずかしいのだろうか。あるいは、むずかしくなくて、私の頭が悪いのかもしれませんけれども、どうも理解しにくい法律であるという感じがしまして、私は、先般連休を利用してくにに帰りましたときに……

第72回国会 農林水産委員会 第39号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回の法案につきましては、提案されている内容は単純なものとされておりますが、従来から、肥料、特に化学肥料と言われているこの問題については非常に大きな関心を払っていかなければならない部門であるとされているわけであります。この法律は、昨日からの政府側の説明によって明らかなごとく、内需を確保し輸出を円滑に行なうというたてまえによってつくられているのだというふうに強調されているわけでありますが、私は、まず、昨年の暮れ以降起こりました肥料の確保という問題について末端においてたいへんな混乱が起こったという事実は、はたして本法が正しく機能しているということが言えるかどうかということについて……

第72回国会 農林水産委員会 第40号(1974/05/16、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 まず、最初に米価問題についてお尋ねをいたします。そのあと養鶏の問題について質問をして、きょうはこの二点の質問をしてまいりたいと思います。  まず、米価問題でありますが、政務次官が久しぶりに顔を出されたので、主として政務次官と、食糧庁長官にもお尋ねしますが、昨日の本会議において、各党から、米価の早期決定の問題と追加払いの問題が出されておりました。総理以下各大臣とも口をそろえてこれを否定された。私は、今日の状態を考えるときに、農業団体があげて米価の早期決定という問題に取り組んでいることについては、それなりの大きな意義と目的があると思うのであります。本来政治は世論によって十分方向を……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 わずか十五分でありますから、きわめて単刀直入に大臣の見解を伺っておきたいと思います。  まず、ただいま上原委員から、沖繩開発の基礎となる産業、とりわけ農業の位置づけ、そしてまた沖繩の持っております特殊性の中から歴史的に経過をしてまいりましたサトウキビ、パインの問題についてお尋ねがあった中で、所信を伺ったのでありますが、大臣はそういう決意をお持ちであるとすれば、現在サトウキビの置かれている状態というのは、問題点が非常にたくさんあると私は考えているのですが、昨年は要求一万三千円に対して、千三百円の奨励金で、含めて一万円、こういう価格決定で、沖繩の農民の皆さん方の期待を大きく裏切り……

第73回国会 農林水産委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょうの私の質問は、先ごろきまりました消費者米価についてが第一点であります。そして、次に、当面緊急な対策が迫られております牛肉の問題について触れまして、さらに牛乳の問題に対して御質問を申し上げてまいる予定にいたしております。  最初に、きょうは大臣も政務次官もお見えでありませんが、食糧庁長官がお見えでありますから、主として長官にお尋ねをしてまいります。  消費者米価の審議会における決定は、私がここであらためて申し上げるまでもありません。いろいろな意見が出たわけでありますが、特に、米審の小倉会長が記者会見の席上、今度の消費者米価決定にあたって、会長としては物価等を考える場合に極……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 農林水産委員会 第4号(1975/02/13、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 大臣の所信表明の質問に入ります前に、昨日から当委員会においても大変問題になっておりますソ連のスケトウ船団の漁場踏み荒らしの問題についていろいろ御答弁がございましたけれども、被害を受けている漁民の立場から言いますと、いま一つ釈然としない政府側の答弁で、そこをひとつきょうは明らかにしていただきたいと思って緊急に質問に立ったわけであります。  さて、昨日からのいろいろな答弁を聞いておりますが、大臣初め水産庁長官、さらにまた外務省当局も、ソ連に対するこの問題に当たっての処理の仕方がどうもまずいという気がするのでありますが、きのうの復習みたいな点もあるかもしれませんけれども、第一に、現……

第75回国会 農林水産委員会 第8号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 畜産物価格安定法の一部改正に対する質疑を申し上げたいと思います。  午前中、わが党の畜産対策特別委員長であります角屋委員から総括的にこの法案の中身についてただしながら、社会党としての考え方も明確にいたしたところであります。そこで、私は、通告をいたしております部分がそういう意味で角屋委員との重複がかなりあると思いますので、時間をむだなく使っていくという点から、若干角度を変えた質問になるかもしれません。したがって、用意されている答弁の要旨と全く違った質問が飛び出すかもしれませんが、その点はひとつあらかじめ御理解をいただいておきたいと思います。  何といっても、今日の日本の牛肉にか……

第75回国会 農林水産委員会 第11号(1975/03/06、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、上原委員の質問に関連して、もう少し農林省と通産省の考え方をただしておきたいと思います。  そこで、これは局長で結構ですが、先ほど来政務次官の御答弁の中にもありましたが、今日の事態を招いている大きな原因は需要量が急速に落ち込んだことであるということが言われておりますが、さすれば、このパインについては、いつから目立って需要が落ち始めたのか、そして、現在はピーク時に比べてどれくらいの需要量になって推移しているのか、この点をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 昨年の後半から目立って需要が低下し始めた。それで、先ほどの政務次官のお言葉の中の、でき得るならばという言葉は私は非常に……

第75回国会 農林水産委員会 第13号(1975/03/13、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回、七十二通常国会から引き継ぎになっております農振法の関係について若干の質問をいたしたいと思います。  大臣がお見えでないようでございますので、政務次官並びに局長にお答えをいただいて、あと大臣にどうしても質問しなくてはならぬ部分もございますので、その部分は残させていただきたいと思っています。  まず、政務次官、この法案の趣旨について私どもも承ったのでありますが、従来、この農業振興地域というものの取り上げ方については、末端にはかなり浸透はしてきておりますものの、農業振興地域というものは一体何なんだという点が必ずしも農家の個々によく理解されているとは言えない部分があるようであり……

第75回国会 農林水産委員会 第16号(1975/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 先ほどに引き続き若干の質問を申し上げますが、これまた大変時間が限られておりますので、簡潔に御答弁をお願いいたします。  まず、労働単価の問題で先ほど質問いたしましたが、これは審議官で結構ですが、四十八年、四十九年、そしてことし、この労働時間について、どういう推移をしているかという点をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 あわせて、牧草の関係の労働時間もお示しください。
【次の発言】 これはどういう要素に基づいてこのように労働時間が短縮されているのですか。
【次の発言】 つまり、農民の努力によってこれが短縮された、もっと裏返して言えば、そのことによって政府側で言う合理化がされた……

第75回国会 農林水産委員会 第21号(1975/05/27、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回出されました法律の一部改正法案について質問いたします。  今回、従来の「飼料の品質の改善に関する法律」というのを題名を変えて、「安全性の確保」という一項を特に加えて新しい法体系を持たせたという説明でありますけれども、私はまず冒頭にこの一連の法案を見ますのに、安全ということが盛んに強調されているわけであります。この「安全性の確保」ということについては法律の中でもうなずき得る部分があるわけですけれども、しからばえさの安全とは何なのかということ、ここがいま一つ明確でないという気がいたしますので、畜産局長から、えさの安全というものの一つの基準をまず明示していただきたいと思うのです……

第75回国会 農林水産委員会 第22号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 先ほどの竹内委員の質問の中にありました免税輸入トウモロコシの問題について、若干関連してお尋ねをいたします。  一つは、この免税トウモロコシはいま一年間に何トン入ってきていますか。それから、先ほどの御説明にもあったように用途が明らかになっているわけですが、そのための措置として魚粉添加をしているが、この魚粉は何%加えているのか。その場合の魚粉の種類は何なのか。さらに、これは二種混というわけですけれども、トウモロコシの性質がかなり変わってくるわけですが、その場合の養分にしても、あるいはたん白質にしても、相当の変化を来していると思われますが、これらについてはどういうふうに調査をしてい……

第75回国会 農林水産委員会 第24号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 先ほど、石油たん白について、小山水産技術会議事務局長から、一般的にはこれを普及するという立場では一切研究をやらぬというお話しがありましたが、その前段では、SCP等の研究の比較から言って石油たん白についても研究をやらなければならないという意味の発言があったように思いました。この点については、大臣からも、先般の私の質問に対して、国民的合意が得られなければという趣旨の、石油たん白の研究あるいは開発についての明確な発言があったので、私はそれをある程度了解をいたしておりましたが、先ほど大臣から盛んに国民的合意ということを言われるわけであります。しかし、国民的合意とは何かという点になりま……

第75回国会 農林水産委員会 第27号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 皆さんそろっておられるのですか。大蔵省も厚生省もおいでですか。――皆さんそろっておられるようですから、今回出されました法案に対して若干各省庁の考え方もお聞かせいただきながら質問をさせていただきたいと思います。  けさから同僚議員や他党の委員の皆さんからも法案の中身についてはかなり突っ込んだ質問がなされておりますので、なるべく重複しない範囲でお尋ねをしてみたいと思っているのでありますけれども、大事な点については念押しで政府側の見解を重ねてお聞きする場合もありますので、どうかよろしくお願いをいたしたいと思います。  まず、ことしの二月に社会保障制度審議会の答申が出されております。……

第75回国会 農林水産委員会 第30号(1975/06/24、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 限られた時間でございますから端的にお尋ねをいたしますので、なるべく簡潔にわかりやすく御明示をいただきたいと思うわけであります。  ただいまの角屋委員の質疑の中にもありましたように、食糧管理法という法律の精神から言って、政府としてはまさに法律違反を犯しておるんではないかと私は考えている一人であります。つまり、食管法第四条では明らかにパリティ方式を用いるとはなっていますが、後段においてこれを下回らない価格で再生産を確保するんだというふうに明記されているわけです。政府はいつの場合もそうですけれども、どうも法律を都合のいいように解釈して、本当に法のねらいとする精神にのっとっておやりに……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 農林水産委員会 第3号(1975/11/06、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 最初に、郵政省の皆さんにまずお尋ねをしたいと思います。  特に私はこの場で郵政省の考え方をぜひ明らかにしてもらいたいと思っておるのでありますが、郵便料金をめぐります問題は、ただいま参議院が舞台になってこの問題についての議論が交わされているところでありますが、私はこの席では、第三種郵便物の問題を中心にして皆さんにぜひひとつ私どもの考えております考え方を理解してもらいたいし、また今日の置かれているこの第三種郵便物をめぐります農村地帯における状態というものをしっかりと理解をしてもらいたい、こういう考えがあってこの問題を提起するのであります。  申し上げるまでもなく、今回の郵便料金の……

第76回国会 農林水産委員会 第6号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 余り時間がありませんので、通告をいたしました半分くらいしか質問ができないと思いますけれども、いずれ残りました分は次に譲っていくことにして、時間が参り次第私の質問は打ち切らせていただきますので、ひとつ手際よい答弁をお願いしたいと思うわけであります。  きょう私が質問をいたしますのは、先月酪農近代化基本方針の第三次計画策定に当たって現状置かれている問題点を幾つか提示をして、それらを踏まえて第三次計画に盛るべきだ、こういう考え方を被露したわけであります。その後開かれました畜産振興審議会の懇談会におきまして出されました第三次計画を見まして、私が指摘をしました点が必ずしも的確に盛られて……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 農林水産委員会 第6号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 参考人の皆さん、御苦労さまです。限られた時間でございますので簡潔にお尋ねしたいと思いますので、参考人におかれてはぜひひとつ簡単明瞭にお答えをいただきたいと思います。  私は植田参考人に対して林業、森林の問題について四点ほどお尋ねをしたいと思います。  まず第一点は、先ほどお話の中で非常に低迷する国内の木材を中心にした、そのほか製材等を含めた苦悩についてるる御披露がございました。私も全くこの木材の今日的な状態というものは胸を痛めている一人であります。それだけに植田参考人のお考えについて私はもう少し聞きたい点が実はあります。たとえば価格政策について触れられたんですけれども、輸入外……

第77回国会 農林水産委員会 第7号(1976/05/06、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 まず冒頭に、本法案にかかわる各種資金の性格についてお尋ねをいたしますが、その第一点は、林業生産高度化資金でありますけれども、今日の間伐材の用途とかあるいは加工に関しての開発が非常におくれていると言われております。この総合的な施策というものを一体政府としてはどのようにお持ちになっているのか、その点ひとつ簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 間伐材に限らず北海道におきましてはカラマツの造林が大変なシェアを占めて、また一時期造林の中心に据えられて今日までこれが促進されてまいりました。もう間もなくこれが需要期に入る。つまり伐期にかかるということになります。そういたしますと……

第77回国会 農林水産委員会 第11号(1976/05/18、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私の今回の質問は、砂糖についてであります。  まず、質問の第一点は、沖繩砂糖についてでありますが、五十年産サトウキビの収穫も終え、また砂糖の製造も終えておるわけであります。沖繩のサトウキビは、沖繩にとってはほとんど唯一に近い大事な地場産業であり、農業も大半がこのサトウキビに主力を置いて進められておるのはいまさら言うまでもありません。したがって、サトウキビを日本の砂糖産業の中で占める重要な作物の  一つとして、政府もまた農業基本法第八条で重要農産物の指定を行うなど、あらゆる諸般の施策を進めてきた点について、私どもは、沖繩の産業のあり方について幾つかの提言をしてまいりましたが、過……

第77回国会 農林水産委員会 第12号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 昨日に引き続いて、甘味作物の中の特にビートの問題について質問を続けてまいりたいと思います。  昨日はてん菜の今日置かれている状態を考える中で、政策的にも非常に不備な面が幾つかあるということを指摘しながら、所管の食品流通局長の考えを聞かせていただいたり、あるいはまた生産振興にかかわる部局の責任者の御答弁をいただいたのであります。昨日の今村局長答弁の中で、特に畑作関係の振興はビートを含めて、これは私の方の所管じゃないので、私の方は砂糖の問題をどうするかということなんだからという趣旨の答弁があったのでありますが、私はそういう御答弁についてはどうも承服いたしかねる。そこが今日のビート……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 農林水産委員会 第2号(1976/10/07、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私に与えられた時間が大分制限を受けておりますから、肝心なことだけ三つほど大臣にのみお聞きをいたしますので、ひとつ明確にお考えを述べていただきたい、こう思います。  今次東北、北海道を襲っております冷害は、四十六年を上回ると言われる大災害であります。私どもはともすると冷害というと米の方に大体主力が集中していきがちであります。ところが、私は北海道網走の出身でありますが、大臣と初めてこうやって議論をするわけであります。私は畑作農民の一人でありますから、今回は畑作の問題もぜひひとつ、もちろん認識の中にないというような失礼なことを申し上げるつもりはございません。ただ、ややもすると大きな……

第78回国会 農林水産委員会 第3号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 大臣にお尋ねをいたしますが、現時点における砂糖の国内自給率は幾らですか。――いや、私は大臣に聞いているのです。局長になんか、もうようわかっているんだから……。
【次の発言】 局長、悪知恵をつけたらだめです。私はきょうは大臣とお話がしたいのです。  それじゃもう少し質問をしたいと思います。
【次の発言】 大臣にまたお尋ねします。  現在国民は一人どれだけの砂糖を食べていますか。
【次の発言】 大臣、さらに重ねてお聞きします。  北海道がいま大変だと言われているビートは、ことしの作付面積は幾らですか。
【次の発言】 大臣、私は大変失礼なことをお聞きしました。大臣は腹の底から、何言……


島田琢郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第2号(1973/10/12、33期、日本社会党)

○島田(琢)小委員 私は、主産地の関係から、きょうの質問は、原料バレイショとバレイショでん粉の関係に限りまして質問いたしたいと思います。  まず、この価格決定にあたって常に議論されるわけでありますけれども、農安法の精神というのを完全に生かし切っていないではないかという議論が毎年繰り返してなされておりますが、その点について、まず、昨年の価格決定にあたって、この点がどのように配慮がなされたのか、その辺をお聞かせいただいて、そこから議論をしてまいりたいと思います。
【次の発言】 私は、価格決定のパターンを聞いたのではなくて、毎年議論になっているけれども、そういう議論が生かされるような価格の決定をしま……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○島田(琢)分科員 私は、北海道の北見から出ているわけでありますが、きょう大臣以下政府の皆さんにお尋ねをいたします点は、ごく具体的な二、三の点でひとつ見解を示していただきたい、こう思っているわけであります。  まず最初に、大臣にお尋ねをいたしますが、きわめて端的な質問でありますけれども、今日の北海道の総合開発は新全総、あるいはまた道第三期総合開発計画によって進められているわけでありますが、大臣、北海道の開発がほんとうに進んだというふうにお考えかどうか、まず最初にそれをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 開発が進んだかどうかという議論をやりますと、いろいろな見解の相違が出てくると思います……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1974/04/08、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、五日の日にも、建設大臣を中心にこの法案の問題になる点をただしたのでありますが、きょうは連合審査ということでございますので、せんだって言い残しをいたしました点や、さらにまた私なりに明らかにならないと思われる点について、数点を御質問申し上げてまいりたい、こう思います。  まず建設大臣に対してお尋ねをいたしますが、昨年の四月に地方行政委員会において、みなし課税の問題につきましての附帯決議がそれぞれなされております。この付帯集義の趣旨から見ますと、私なりの理解でありますけれども、今回の緑地法案なるものはかなり後退しているという印象をぬぐい去ることができないのであります。  この……

第72回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第3号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○島田(琢)小委員 まず、先ほど竹内委員からも話がありましたが、私どもが一昨日、農林大臣、大蔵大臣等、それぞれ政府に対して党としての考え方をまとめて要求書を出しました。  ちょっと文章を読んでみますと、     畜産危機打開に関する申し入れ書   我国の畜産農家がかってない非常事態を迎えたことは政府の農政の失敗に起因するものである。政府は畜産の危機を打開し、畜産農家が安心して経営に取り組めるよう、国民食糧の自給体制を確立し、緊急に次の措置を実現することを申し入れる。       記  一、牛乳をはじめ主要畜産物については、国民食糧としての位置づけを明確にし、その自給率確保のため、具体的措置を計……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○島田(琢)分科員 ただいま横路分科員から、物資の流通という問題の中の、特に倉庫という問題についての質疑がありましたが、私は、同じような物資流通という問題の中の、特に国民の食料の安定供給という立場から、ひとつこの輸送関係について、昨年から今日までのいろんな事態が起こった中から、少しばかり具体的にお話をしたいと思っておるわけであります。  きょうは特に国鉄の輸送という問題にかなりウエートを置いた質問をしてまいりますが、運輸省、特に大臣にもこの機会に御認識を、まあ認識を持っていらっしゃると思いますけれども、現場に起こっておりますこまかなミクロな問題までは御承知でないと思いますから、そういう実態をひ……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第1号(1975/03/17、33期、日本社会党)

○島田(琢)小委員 一昨日から、新しい年度の畜産問題に対しまして、政府の諮問機関であります畜産振興審議会に諸問題が提起されているようでございますし、きょうは飼料部会が開かれているそうでありますから、そちらの方に大臣も局長も出ておられて、審議官とのやりとりということに相なるようでございますから、政策的な面等につきましてはきょうはおきまして、主として当面の技術的な分野で若干の質問をしたいと思います。  最近の畜産の動向について、先ほど概括的に審議官の説明がございましたが、そういう中で、非常に総需要抑制等の影響を受けながら、消費面における伸び悩みということが強調されていたようであります。しかし、最近……

第75回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第2号(1975/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)小委員 私の質問時間がなくなってしまったのですけれども、三時になったら大臣はどうしてもだめなんですか。――それじゃ、いま小委員長からの注意もございましたから、私は簡潔に質問いたしますので、大臣初め政府側も要領よく、わかるように御答弁をいただきたいと思います。  まず、いまわが党の美濃委員からも厳しい指摘があったのでありますが、私はけさほど審議会に出されました資料を手にして、実は唖然といたしました。これで一体日本の酪農を守れるのか。大臣、私は率直にあなたのお考えをお聞きしたいのでありますが、いま美濃委員が申しましたとおり、との諮問案でもしも政府側が乳価決定を強行されるなら、日本の酪農……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○島田(琢)分科員 私は、電気、電信電話の電柱の敷地の借り上げの問題について若干の質問をいたしたいと思います。  まず電信電話公社の関係でお尋ねをいたしますが、いま全国で大体どれぐらいの電柱があるのですか。そして、それに支払われている敷地料はどれぐらいになっていますか。
【次の発言】 通産省、この電気の関係の本数と借り上げ料はどれくらいになっているのですか。
【次の発言】 電電公社それから通産省両方にお尋ねしますけれども、そのうち農地にかかわる部分はどれくらいになりますか。
【次の発言】 そうすると、電信電話の場合五分の一強が農地に建っている、こういうふうになるわけですね。これは金額にしますと……



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データ更新日:2023/02/05

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