島田琢郎 衆議院議員
34期国会発言一覧

島田琢郎[衆]在籍期 : 33期-|34期|-35期-36期-37期
島田琢郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは島田琢郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

島田琢郎[衆]本会議発言(全期間)
33期-|34期|-35期-36期-37期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第24号(1977/05/10、34期、日本社会党)

○島田琢郎君 私は、ただいまの提案に対し、若干の質問を行うものであります。  まず第一に、その理由に、内閣委員長正示啓次郎君の、委員長として厳正公平であるべき職責に違反したとあるが、これをもう少し具体的に当時の状況を再現していただきたいと思うのであります。何となれば、今回政府から提案をされております沖繩県の区域内の駐留軍用地等に関する特別措置法案の修正案の強行採決は何としても容認できるものではありませんし、いわんや、現地の沖繩県民にとっては、いまやこの政府・自民党の暴挙に対して、県民挙げて反対の意向を明らかにしているからであります。  ただいま野坂浩賢君の質問に対して、提案者の木原実議員から、……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 衆議院本会議 第14号(1978/03/17、34期、日本社会党)

○島田琢郎君 ただいま政府より提案されました国有林野事業改善特別措置法案につきまして、私は日本社会党を代表して、内閣総理大臣並びに関係大臣に対して質問をいたします。(拍手)  まず最初に、先ほど農林大臣から提案されました法律案中「農林水産大臣」とあり、大臣もまたこのように発言をされましたが、これは内閣委員会の所管にかかわる設置法でございます。いまだ内閣委員会に提案もされておりませんし、議論されてもいないものであります。この種の提案につきましては、きわめて不当であるということを冒頭指摘しておきたいと思います。(拍手)  古来、国家の盛衰は森林の消長とともにあると言われてきたように、国土総面積の三……

島田琢郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

島田琢郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1977/05/20、34期、日本社会党)

○島田委員 沖繩北方特別委員会において北方の話題を議論するということは余りないことでありまして、しかも、いま委員長との笑い話で、私はれっきとした沖特のレギュラーでありますが、委員長から覚えもないということで大変残念なことであります。  きょうは北方問題をひとつ議論をしたい、こう思います。すでに質問を申し上げて御回答願う方方がおいででございますが、当初私の方からお話を申し上げました予定を若干変えさせていただきます。というのは、きょうは外務大臣と主として外交上の問題について議論をしようというのが私の主要なる考え方でございましたが、大臣がお見えになります時間が少しずれておりますので、最初に水産庁にお……

第80回国会 農林水産委員会 第6号(1977/03/17、34期、日本社会党)

○島田委員 私はもう五年目、農水で質問をしているんですけれども、納得できるような議論を一回もしたことがないので、本当にもどかしく思っているわけです。また三月がやってまいりますと避けることのできないのが、先ほどから議論になっております各種畜産物の価格の問題であります。  きょうは畜産局長と少し議論したい、こう思っておりますが、先ほど稲富先生はさすがにベテランでありまして、私は畜産局長とここでやり合えばいいのかなと思っていたら、五年もやっていて気づかない、政務次官がいるのになぜ出てこぬかという話が出てきましたね。なるほどなあと思っているのでありますが、その政務次官は先ほどメモによりますとまだ大分先……

第80回国会 農林水産委員会 第9号(1977/03/24、34期、日本社会党)

○島田委員 昭和五十二年の畜産物価格の決定に当たって、ことしは現地における生産乳量の実態が例年低迷を続けてまいりましたものから、少し頭が出かかるような状態も生まれている。それをとらえて、まさに酪農は安定期に向かったというとらえ方をしているということは、現場の認識と農林省当局が見ている考え方とでは大変大きな実態の相違があるということをいままで指摘をしてまいりました。私は一連の質問を通じて非常に遺憾に思っているのでありますが、どうも現場の酪農家があるいは畜産農家が大変な苦労をしているという実態を正確に把握しようとしない、こういう感じがしてなりません。極言をすれば、価格を決めたら決めっ放し、実態調査……

第80回国会 農林水産委員会 第11号(1977/03/29、34期、日本社会党)

○島田委員 私は、ただいま提案のありました日本社会党、公明党・国民会議並びに日本共産党・革新共同三党の共同修正案に対して、次の理由から賛成をするものであります。  まず第一に、政府提出の法案については、多くの国民や科学者から、特別防除すなわち殺虫剤の空中散布について、人体に対する安全性と松枯れ防除の効果について、まだ多くの疑問が出されております。われわれは国会の質疑を通じても、この疑問点が必ずしも完全に解消されたとは言い切れません。この段階において最も重要な点は、人体の安全性に対する問題と同時に、地域の自然保護の立場での問題解明が必要だと考えています。そういう観点から、ただいま提案趣旨の説明が……

第80回国会 農林水産委員会 第17号(1977/04/13、34期、日本社会党)

○島田委員 砂糖に関して質問をいたします。  まず最初に、砂糖は国際的にも国内的にも投機性があって、非常に不安定な価格が続いているわけであります。一ころのようにばか値になって三白景気の一つとしてもてはやされるかと思えば、今度はこの砂糖をしょい込んでいるがゆえに大変悲惨な末端の事情まで生まれるという、言ってみれば社会的な問題にもなりかねない砂糖の今日の状態ですが、ひとつここで政府の見解を承りたいのですが、現在の国内の砂糖市況をどういうふうに判断しておりますか。あわせて、国際的な糖価の動きについて、今後の見通しを含めて、どう判断をなされているか、ここのところをお聞きします。

第80回国会 農林水産委員会 第18号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、大変厳しい情勢の中、御苦労されまして努力をされておりますことに対しまして、心から敬意を表します。  きょう御報告をいただいて、一層情勢の厳しさをわれわれもともに認識をしたのでありますが、だからといって、これをそのままに放置するわけにはまいらない、きわめて厳しい局面に立たされている。こういう中から、若干大臣には冒頭冷たい質問かもしれませんが、われわれ日本にとって、これからさらに諸外国との関係を考えますときに、こういう例は例外ではなくて、これからも大いに試練を要求される面が多いと思います。したがって私は、前段でまず、この日ソ漁業交渉に臨む政府の姿勢はどこにあったのかという点につい……

第80回国会 農林水産委員会 第21号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○島田委員 参考人の皆さんには朝来貴重な御意見をお聞かせいただきまして、大変ありがとうございました。御意見に基づきまして若干のお尋ねをしてまいりたいと思います。発言順に、まず山口参考人にお尋ねをいたします。  日本一の水揚げ港として釧路市の当面の日ソ漁業あるいはまた新しい海洋法時代を迎えての悩みは深い、こういう御開陳がございまして、私もまさに同情を禁じ得ないわけであります。大変な御苦労をされているという実態をお聞きいたしましたが、私ども政治の場にある者は、やはり日本の新しい漁業の方向というものを的確にしっかりと方向づけをしていく責任があるわけでございます。そうした意味で、特に市長という立場で、……

第80回国会 農林水産委員会 第22号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○島田委員 竹内委員の補償の問題の続きで私はもう少し念を押したいと思うのですが、今回のこの日ソ漁業の中断、行き詰まりが非常に末端の各層にわたって大変大きな影響をもたらし、政府もやむを得ず減船を指示し、これらの最小限の補償をしなければならぬという決意に立たれたようでありますが、これを進めるに当たって特に私は配慮をすべきだと思う点が一つあります。幾つかあるのでありますが、時間の関係で一つだけ大臣の考え方を聞いておきたいと思います。  ただいまつなぎの措置であるというふうにおっしゃっているわけでありますが、減船に伴う補償の基準にしようと考えているのは、具体的に言えばどういう点なのか。というのは、母船……

第80回国会 農林水産委員会 第25号(1977/05/12、34期、日本社会党)

○島田委員 砂糖に関してお尋ねをいたします。  まず私は四月の十三日に質問をいたしました点の確認をしてまいりたいと思うのですが、一つは豪州糖についてであります。当時私は日本の砂糖をめぐる情勢の厳しさ、またその環境の中から大変社会的な問題が深刻に起こっているということを指摘をいたしました。この際、豪州糖について、国内産砂糖の現況に心配されるような波紋を起こしているので、これは政府の責任において豪州糖の長契という問題について再考をしてはいかがか。あるいはこれは外交上の問題にもなりまするから大変だろうけれども、政府はひとつ本腰を入れてこの問題解決に当たっていただきたい、こういう趣旨の質問をしたのであ……

第80回国会 農林水産委員会 第26号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○島田委員 農業者年金から質問をいたします。  昨年に引き続く改正でございますから、昨年もかなりの議論が行われましたし、また、けさからも問題になる点がそれぞれ浮き彫りになってまいりましたから、かなり二番せんじになるところもあると思いますが、多少だめ押しをする考えでお尋ねをいたしますので明快にお答えをいただきたいと思います。  魅力のない年金ではないかというのが、けさから質問に立った者の一致して指摘をしているところであります。昨年もそういう指摘をいたしました。その点については魅力がないのではなくて、われわれのPRが足りなかったのだという反省も述べられているわけです。果たしてそうでしょうか。昨年か……

第80回国会 農林水産委員会 第27号(1977/05/18、34期、日本社会党)

○島田委員 農林年金の質問をいたします。  昨日から各委員が取り上げている問題に、新法と旧法の格差の是正という問題がございます。資料によりますれば、まさに一目瞭然、この格差のひどいことが示されております。たとえば新旧対比でやりますと、退職年金と遺族年金だけを取り上げてみましても、それぞれ通年方式、共済方式、最低保障方式と三つに区分をいたしまして検討、比較をいたしますと、新法と旧法における格差というものは歴然としているわけですが、たとえば退職年金の共済方式で五十一年度の数字を見ますと、その該当者は二千六百八十五人で、六・六%の救済にしかなっていませんが、通年方式では三万一千三百七人が救われて、七……

第80回国会 農林水産委員会 第33号(1977/07/19、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、きのうから二・五%の諮問をなされて大変御苦労さんです、私はこう皮肉まじりに言わざるを得ません。というのは、大臣は過般、某新聞のインタビューに応じて、今度の米価の決定に当たって、正姿勢を貫く、こう言われました。正姿勢とは一体何をおっしゃろうとしていたのか、その当時、私は新聞の記事を見てえらくわかったつもりでありましたが、二・五%という諮問が出されて、どうもこの正姿勢がわからなくなりました。一体何を基本にして今度の二・五%という、恐らく据え置きを除けば史上最低と言われるようなこういう諮問案が出されたのか。その辺のところを、正姿勢という言葉の説明とあわせて、ひとつもう一回明確にして……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/09/12、34期、日本社会党)

○島田委員 限られた時間でございますから、全部をお尋ねすることができません。しかし、いま池端委員の質問の部分で、農林水産にかかわります大事な点をもう少し詰めておきたい、こう思って質問に立ちました。  まず冒頭、今次災害によりまして大きな被害を受けられた関係住民の皆さんに心からお見舞いを申し上げますとともに、鋭意災害復旧のために努力をしております政府関係者の御苦労を多といたしますが、私は先ほどの質問を聞いておりまして、どうもまだ全体明らかになっていない部分があるように思います。  まず、農地の関係についてお尋ねをしますが、被害面積は幾らか、その額は想定上一体幾らぐらいになるか、それから復旧を要す……

第81回国会 農林水産委員会 第2号(1977/09/12、34期、日本社会党)

○島田委員 東京湾にいま、七月からもう二カ月を超える長滞在でオーストラリアの砂糖船が浮かんでいるわけでありますが、国際的に砂糖が非常に大きな問題になりつつあり、ISA、国際砂糖協定の再締結をめぐって大変論議が交わされようとしているときに、日本がいまこうした問題で非常に苦境に立っているというのが余りにも因果といいましょうか、そんな感じがするわけであります。過般、総理からも口ききがなされて、日豪砂糖問題についての日本側の考え方というものがまとまって提示されたのでありますけれども、しかしオーストラリア側は、これに対して容認せず、問題の解決はまだかなり長引くような様相にあるというのは大変残念なことであ……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 農林水産委員会 第1号(1977/10/05、34期、日本社会党)

○島田委員 ただいま政府から説明のございましたてん菜を初めとする甘味資源作物にかかわる部分について、総合的に質問をいたしたいと思います。  その前に、せっかく政務次官がおいでなのに苦情で悪いのですけれども、大事な価格決定を前にしての農林水産委員会にやっぱり私は大臣に出席をしてほしい、こう思っておりました。しかし、諸般の事情があって本委員会には出席ができないということでありますが、それだけにひとつ政務次官、責任を持ってお答えも願いたいし、また、われわれの意見も決定に向けて十分反映するようにひとつ御努力を願いたい、こう思います。これは委員長に対して、理事会でも問題になったと思いますが、私からも大臣……

第82回国会 農林水産委員会 第3号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○島田委員 本日提案されました砂糖の売り戻し特例法案に関して若干の質疑をいたしたいと思いますが、私は、先ほどからわが党の同僚議員の質問に対して大臣初め政府当局がお答えになっている中でも、非常に心配される面が幾つか露呈をしているというふうに考えますときに、この法案の取り扱いはきわめて慎重を要する、そういう感じがしてならぬのでありますが、確かに本法案をつくられた政府当局には大変苦労の跡が見えるし、そういう意味では大変な苦心の作だ、こういうふうに思います。しかし、苦心されてつくられればつくられるほど、私どもはその裏にあるものをどうしても明らかにしておかなければならない。たとえば、当初、新聞で報道され……


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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 農林水産委員会 第1号(1977/12/08、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、このたび時局柄大変厳しい情勢の中、大臣に御就任、おめでとうございます。私は、大臣と選挙区を同じくして、ともに選挙戦を戦っている仲間の一人として、心から喜ぶものでありますし、それだけに、どうかひとつ期待にこたえて、ブルドーザーみたいな大臣でありますから、日本の農業を守るために先頭に立ってがんばってくださるように心から期待をする一人でございます。かく申す私も農民の出身でありますし、同じ国会議員の一員として、大臣が懸命におやりになる、そういうことがありますれば、私は全面協力をして、ぜひ日本の農政確立のためにともにひとつがんばりたい、こう思っているわけでございます。  きょうは、牛肉……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1978/02/22、34期、日本社会党)

○島田委員 提案を受けております沖繩振興開発金融公庫法の改正に当たりましての若干の質問を申し上げるに先立ちまして、非常にこの公庫法の改正にも大事な関連のございます点を二、三点、主として大臣に伺ってまいりたいと思います。持ち時間がきわめて制限をされております関係で、どうかひとつ大臣には生来の歯切れのよさを十分発揮願って、明快にお答えをいただきたい、こう思うのであります。  まず、振興開発計画でありますけれども、大臣はこの点についても所信でお述べになっているわけでありますが、全体的に非常に開発計画がある一定の役割りを果たしつつあると自画自賛なさっているわけであります。しかし、その中で非常に心配され……

第84回国会 外務委員会 第17号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、交渉大変御苦労さまでございました。  私どもは、特に私は大臣とは選挙区を同じくする立場から、ぜひ今回の交渉が成功してそして千秋の思いで待っております漁民の皆さんに安心して出漁願えるような、そういう決着が見られるように祈っていたのでありますが、残念ながら、昨日以来大臣からも報告があり、また農林水産委員会でこの問題に対する若干の質疑が行われました過程でも、大変心配が残る、こういう結果になりましたことはきわめて遺憾であります。  そこで、私はわずかな時間ですからたくさんの質問をすることが許されませんので、当面問題になります点二つだけお尋ねをして、ぜひひとつ沿岸におきます日本の漁業の……

第84回国会 内閣委員会 第19号(1978/05/11、34期、日本社会党)

○島田委員 通告をしておりますのは六点でありますが、先ほど同僚議員から質問のあった点、政府の考え方が明らかになったそうでございますから、その点は割愛をいたしまして、五点にしぼりたいと思います。いずれも大臣から率直、明快にお答えをいただきますれば、三十分以内に終わる案件ばかりでございますので、本来言われておりました時間帯から言うと一時間近くもおくれているので、そのリスクを私がかぶる手もないのですけれども、中川農林大臣、ほかならぬ選挙区を同じくする、そういう意味で武士の情けを加えてできるだけ早く切り上げたい、こう思いますので、簡明にしかもわかりやすくお答えをいただきたい、最初にお願いをしておきたい……

第84回国会 農林水産委員会 第1号(1978/02/09、34期、日本社会党)

○島田委員 同僚委員が、当面の農政の最大の課題であります米の生産調整の問題について、大臣のけさほど来の農林大臣としての所信表明をめぐっていろいろと議論をなされておりましたのを私聞いておりまして、中川さんが、今日の日本の農業をめぐります認識の基調において、あなたは国民党の農林議員としては最右翼をもって自認されてきた人だという認識を私どもは持っておりましただけに、私ども野党の立場から見ますと、今日の日本の農業の危機的な状態を打開していくために、果たしてあなたのお考えでわれわれがあるいは農民が手放しで安心してついていけるんだろうかという点についての若干の危惧を持たざるを得ませんでした。そうした全般の……

第84回国会 農林水産委員会 第5号(1978/03/23、34期、日本社会党)

○島田委員 畜産の大変大事な、われわれ農民にとっては序盤戦ともいいます価格の決定の時期が近づいてまいりまして、農林当局では鋭意この詰めを急いでいるところであろうと思います。  この際、審議会に諮問するに先立ちまして、考え方が政府部内ではそれぞれ相当詰められてきている段階ではないかと思います。私も、積極的にこの価格決定に参加するという意味で、意見を随時述べながら考え方を聞かしてもらって、日本の畜産、酪農がようやくいま前に進みそうなそういう気配の段階に差しかかってまいりました重要な時期でございますから、ぜひひとつ決意を持って、生産者が喜んで生産に従事できるような価格の決定に全力を挙げてもらいたい、……

第84回国会 農林水産委員会 第6号(1978/03/29、34期、日本社会党)

○島田委員 予想していたとはいえ、きわめて遺憾な諮問が引き続きけさも加工原料乳についてなされたわけでありますが、私は、いままできわめてシビアに問題をとらえて、しかも、農林省が農政の転換を図っていく、こういうことをしばしば口にされておりますし、最もわれわれが警戒している米の生産調整に対しても、そういう角度から反対をしてまいりました。その埋め合わせの乳価とか畜産価格、食肉価格等に的確に農政の転換の痕跡があらわれてくると私は期待した。まことに遺憾であります。  そのことを長々やっている時間が実はないのでありまして、第一の点は、試算内容が私の手元にも届いてまいりました。  まず第一に指摘をしたい点は、……

第84回国会 農林水産委員会 第7号(1978/03/30、34期、日本社会党)

○島田委員 委員長はまだきのうの後遺症か残っているとみえて、遅刻したりとちったりでどうも……。きのう、マル寒資金のこの制度の延長問題は緊急を要するから早くやれというお話でありましたから、私は、けさ早くから来て待機をして皆さんの御意思に沿うように努力していたのでありますが、大変時間的におくれておるわけです。したがって、政府当局からはぜひひとつ問題の本質に触れる的確なしかも率直な御答弁をいただいて、スムーズに本法案か期間内に成立ができますようにしたい、こう思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  まず、私は、五年前の法改正のときにも幾つかの問題点を指摘をいたしました。それは、法の趣旨は確……

第84回国会 農林水産委員会 第9号(1978/04/05、34期、日本社会党)

○島田委員 本法案につきましては、すでに私の方から質問の要旨について大臣の手元にも差し上げてございますから、おおよそこの順序で進めてまいりたいと思います。  まず第一点でありますけれども、私ども、四十九年の森林法の改正に当たっても、法案の一部改正で森林組合の独立を促進すべきである、こういう点について国会においての議論をしてまいりました立場から言いますと、本法案がようやく一人立ちの時期を迎えたというのはまことに御同慶でありますが、ただ、いよいよ出発に当たりまして中身を検討してまいりますと、幾つかのやはりしっかりした議論をしておかなくてはならぬ点にも気がつくのでありますが、その第一の点は、森林組合……

第84回国会 農林水産委員会 第14号(1978/04/13、34期、日本社会党)

○島田委員 午前中の馬場委員の質問に続いて、私も同様趣旨の質問を続けてまいりたい。できるだけ重複を避けたいと思っておりますが、若干午前中の質問ではっきりしない点がございますから、その点についてひとつ正確を期す意味で確かめてまいりたい、こう思うのです。  まず第一に、振動障害、つまり白ろう病対策に対しまして、幾つか考え方が述べられているのでありますが、どうも民有林の関係につきましては、この振動障害の対策というのは、私は午前中の質問を通じてだけではなくて、日ごろの対策を見ておりまして、国有林に比べて非常におくれている。そのおくれている姿勢というのは、いみじくも午前中の労働省関係課の課長の方々の答弁……

第84回国会 農林水産委員会 第17号(1978/04/20、34期、日本社会党)

○島田委員 きょう私は、大きく分けて二つの点で農林省のお考えを聞きたい、こう思っています。一つは畑作問題でありますし、もう一つは砂糖にかかわります問題でございます。  最初に、畑作問題から入ってまいりたい、こう思います。  私は、先般の畜産物価格の決定に当たっても、あるいは米の減反政策の問題についてもしばしば強調してまいりましたのが、昨今の農業総生産の異常なまでの落ち込み、このいわゆる落ち込みの部分をどう政策的に補完をし、そして農業総生産を拡大していくのか、こういうことを言ってまいったわけであります。しかし、この大事な基本にかかわる議論も、意識してかあるいは意識しないのか、政府はこの大変大事な……

第84回国会 農林水産委員会 第19号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○島田委員 いま日野委員からも、農業者年金というのは、どうも皆さんから聞かれると、そうだそうだ、こんないい年金はないからひとつ入れ、こう言って、私たちも宣伝ができる、そういう年金ではないという点については私も全く同感なんです。 実は農業者年金制度をつくれということで、私ども町村におりました段階でも、東京に幾度かこの制度をつくってもらう運動にやってまいりましたときにも、私たちはいまのような経営移譲年金といったような政策年金じゃなくて、四十年、五十年野良で働いて腰が曲がるほど苦労した、こういう人たちに対して、本当に御苦労さんでしたという意味の温かい気持ちがあらわれたそういう年金にしなければだめだ、……

第84回国会 農林水産委員会 第20号(1978/04/27、34期、日本社会党)

○島田委員 私は、日本社会党を代表して、農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する修正案の要旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付いたしたとおりであります。  修正の趣旨は、農業者老齢年金の給付額を二倍に引き上げようとするものであり、具体的には、現行法において、その年金額が「六百五十円に保険料納付済月数を乗じて得た額」となっているのを、「千三百円に保険料納付済月数を乗じて得た額」に修正しようとするものであります。  以下、修正案を提案した理由を簡単に申し上げます。  本年金制度は経営移譲をした者に支給rる経営移譲年金と、経営移譲の有無にかかわらず支給する農業者老齢年金により構成さ……

第84回国会 農林水産委員会 第23号(1978/05/11、34期、日本社会党)

○島田委員 まず私は、一昨日から継続して、当面政府側から提案を受けております国有林野事業改善法と、わが党が対案として出しました法案等の論議を通じて、かなりの部分明らかになってはいますが、まだ部分的には非常に鮮明でない部分が残されていますし、その点について、できるだけ前者の質問に重複しないように努めながら若干の質問を進めてまいりたい、こう思います。  農林省、林野庁の考え方の中でやはり一番大事なのは、国有林、民有林を含めて林野行政に対する基本的な姿勢というものが明確でないと、幾ら法律をつくってもあるいは制度をつくっても、それが機動的に機能を発揮するということに相ならない。少なくとも、政治でありま……

第84回国会 農林水産委員会 第24号(1978/05/24、34期、日本社会党)

○島田委員 質問をいたします。  第一点は、今回、ただいま政府から提案のありました農林漁業金融公庫法の一部改正があったわけでありますが、法改正の意義といいますか、きわめて初歩的な質問でありますが、一般には、農林漁業金融公庫法という法律そのものについて必ずしも農家自身がこの法律の意義等について十分に認識をしているというわけにまいらないところもございます。こうした改正を機に、法律の持っております意義など含めて、今回の法改正の点について大臣からその意義についてお話をいただくということは大変大事なことだ、こういうふうに思っておりますが、第一点、まず法改正の意義についてお尋ねをいたします。

第84回国会 農林水産委員会 第31号(1978/06/08、34期、日本社会党)

○島田委員 麦について若干の論議をいたしたい、こう思います。麦はいつ決めますか。
【次の発言】 そういう日程を前にして、すでに一部マスコミではその上げ率について報道がなされているのでありますが、昨日の米の論議を聞いておりましても、たてまえ論を繰り返すだけでありますが、たてまえとすれば、審議会にかけてその答申を得て、いま澤邊長官が言われたように決定の日程をあらかじめ想定しながらそこで決めていく、こういう作業に入るのだろうと思うのです。しかし、昨年の米麦価の決定のときもそうでありましたが、非常に早い時期から、米価はゼロ回答であるとかあるいは麦価は三%であるとかいうようなことが流れてくるということは……

第84回国会 農林水産委員会 第32号(1978/06/14、34期、日本社会党)

○島田委員 きょうは貿易に関する東京ラウンドを前にして、農民にとって、あるいは日本の農業の将来にとって重要な問題を含んでおります輸入問題に限定をして、大臣にお尋ねをしたいと思います。大臣の時間の都合があるようでございますから、十五分間だけの与えられた大臣とのやりとりしかございません。私も端的にお聞きをしますので、ひとつ例のごとく歯切れよくお答えいただいて時間をむだにしないようにしたい、こう思っております。  まず、牛肉問題でありますが、先ほども質疑の中で、ただいまアメリカで牛場、宮澤両大臣が行っていろいろ前段の話をしているようでありますが、最近カーター大統領がアメリカの牛肉輸入について九万トン……

第84回国会 農林水産委員会 第34号(1978/06/21、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、麦価はいつお決めになりますか。
【次の発言】 そうすると、あすの麦価米審を前にして、事務当局では大体諮問案がまとまっていると思います。今回、米審に諮問いたします麦価の基本的な点について、大臣から表明をいただきたいと思います。
【次の発言】 事務当局に伺いますが、五月の農業パリティ、つまり総合パリティは幾らですか。
【次の発言】 それはおかしいじゃないですか。五月のパリティがまだわからぬということはないんじゃないですか。
【次の発言】 統計情報部は、五十三年五月の農業パリティ指数をどのようにとらえていますか。
【次の発言】 あすの諮問を前にしてそういう作業がまだ済んでいないとい……

第84回国会 農林水産委員会 第36号(1978/07/06、34期、日本社会党)

○島田委員 全農民注視の、いや全国民注視の生産者米価の諮問がいよいよきょうなされたわけでありますが、すでに予測されていたとは言え、据え置きという諮問がなされたことははなはだ遺憾でありまして、まず冒頭に、政府からこの諮問に対する感想を伺いたい、こう思うのであります。
【次の発言】 まず政務次官は、大変苦悩の結果出た試算米価であるということを言われておるわけでありますが、この据え置きというのは、昨年の米価のとき以来、政府はこのことを頭に置きながら、今日まで諸般の据え置きにかかわる作業を進めてきた、つまり、据え置きをやるためにいかに上手に試算をやったか、そういう点の苦悩を承知をしているんだろう、私は……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○島田委員 沖繩の大事な基幹産業でありますサトウキビの生産者価格やあるいはできました砂糖の買い入れ価格の決定の時期を控えておりますので、サトウキビを中心にいたしました沖繩の農業問題について、持ち時間の範囲でお尋ねをしてまいりたい、こう思います。  衆議院の農水におきましても、しばしば沖繩の農業問題というものは取り上げられていろいろと議論をしてまいったところでありますが、当沖特におきましてもやはり沖繩の開発、あるいはそのほかの問題を論じます場合に、どうしても大事な基幹産業でありますサトウキビという問題を抜きにして考えることはできないわけであります。しかしながら、復帰後の沖繩農業の問題につきまして……

第85回国会 商工委員会 第3号(1978/10/13、34期、日本社会党)【政府役職】

○島田政府委員 お答え申し上げます。  今回の法律につきまして、いま中島委員から御指摘がございましたように、最近いろいろ議論が出ております。それにつきまして、私どもといたしましては、中政審、産構審――その前に小売問題懇談会で議論したわけでございますが、その後中政審、産構審でいろいろ御検討いただきまして、関係者の意見も入れて、意見をまとめていただいたわけでございます。その意見の中の重要な柱としまして、いまお話がございました店舗面積を引き下げる、その引き下げについては五百平米まで引き下げることが適当であろうという御意見をいただいたわけでございます。  私どもといたしましては、その審議会の意見を受け……

第85回国会 商工委員会 第4号(1978/10/16、34期、日本社会党)【政府役職】

○島田政府委員 お答え申し上げます。  大臣もお答えいたしましたけれども、私どもといたしましては、いま御指摘がありましたように、いろいろな要請を受けまして、最近における情勢の変化に対応した小売商業政策のあり方というものにつきまして十分な検討をしたいということで、御案内のように、昨年七月から小売問題懇談会で問題点の整理を行い、さらにその後、中小企業政策審議会、産業構造審議会合同小委員会で、その点について関係各方面の意見も聞きながらいろいろと議論をしたわけでございます。その結果、本年の四月にこの小委員会から意見具申をいただいたということでございまして、私どもといたしましては、その意見具申の示された……

第85回国会 農林水産委員会 第1号(1978/09/27、34期、日本社会党)

○島田委員 農林経済局おいでですか。――局長来ておられますね。  最初に、大臣がアメリカに行かれまして例の東京ラウンドアメリカ版が行われたわけでありますが、新聞等で報道がされておりますからかなりの部分は承知をしているのでありますが、私は、ぜひ強調したい点もございますので、簡単に農林経済局長から、今後の取り組み等お考えをお示し願って、また私どもの希望も述べておきたい、こう思うのであります。  本委員会においては、すでに、貿易に関する問題を含めて農畜産物の自由化の問題あるいは輸入の拡大、こういった点については厳しく論議もいたしましたし、それを踏まえて国際的な立場における日本の主張を繰り返しされてい……

第85回国会 農林水産委員会 第2号(1978/10/04、34期、日本社会党)

○島田委員 いよいよあと二、三日で、ことしのわれわれ農家にとって大変関心の高い農畜産物の価格決定の最終版、ビートを初めとし大豆に至ります価格の決定の時期を迎えたわけであります。先月二十七日にも一部議論をしたのでありますが、その段階で政府の考えていることが非常に疑問に思われる点なども浮き彫りにされてまいりましたので、その点を価格決定を前にしてぜひひとつもう少し細かにお聞きをして、万遺憾なきを期したい、ぜひ立法府の意見というのを十分取り入れた価格の決定をしていただくと同時に、それがひいては畑作農家の来年に向けての再生産意欲につながっていく、こういうことになりますので、通告をしていないという点につい……

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○島田委員 野坂委員の質問に続きまして、林野事業改善計画を中心にいたしました質問を続けてまいります。  最初に、九月二十三日に閣議決定を見ました国有林野事業改善計画の策定の閣議決定を前にして、わが党は九月十九日に改善計画に対する策定に当たっての考慮すべき事項を二点にしぼって申し入れをいたしました。しかし、申し入れをいたしました国有林野事業改善計画の中身につきましては、残念ながらわが党が要求をいたしました点は必ずしも明確になっていないばかりか、むしろ林政審答申の線を一層強める、そういう内容になっている。私どもは、今後の国有林の事業改善を進めていく中で、八十四国会におきましても国有林野事業改善特別……

第85回国会 農林水産委員会 第4号(1978/10/19、34期、日本社会党)

○島田委員 きょうは大臣がお見えでございますので、主として大臣にお尋ねをしてまいりますが、私の、質問通告をいたしております一、二番は時間の関係で省かせていただきまして、三番から入りたい、こう思います。  今回、閣議決定で改善計画が出されてまいりました。私どもは前国会における林野改善法の論議を通じて問題になる点をおおよそ明らかにいたしましたし、また、対案として林野再建整備法を社会党は出しました。それも十分御検討いただいたのでありますが、それでも私ども、改善計画を策定するに当たっての政府の姿勢について非常に心配をいたしておりましたから、去る九月十八日には大臣に直接、改善計画策定に当たっての問題にな……

第85回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1978/10/17、34期、日本社会党)

○島田委員 私がきょう取り上げます問題は、円高の今日危機の状況を踏まえて、本臨時国会でも、円高差益の還元という問題については各分野にわたっていろいろ議論が展開されているところでありますが、農業用の機械、特に輸入農機具の問題は、われわれ農民にとって経営の上で非常に大きなウエートを持っているわけでありまして、輸入農機具の問題の実態把握というのは、早くから私の所属する農林水産委員会でもしばしば議論になっているところであります。ところが、その実態について監督官庁である農林省自体も正確に把握をしていない、こういうふうな問題もあり、とらえづらい側面を持っているのですけれども、円高のこういう状態は一向におさ……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 外務委員会 第6号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○島田委員 懸案の日ソサケ・マスの問題が決着を見るに至りましたが、その間の関係者の御努力に対してまず敬意を表しておきたいと思います。  そこで、今回の交渉の経過を私どもずっと見ておりまして、あるいはまた決まりました議定書の中身などを見てまいりますと、ずっと私どもが指摘をしてまいりましたように、日ソ間におきます漁業の問題というのは連年非常に厳しさを加えている、こういうことがさらに本年の場合も顕著になったというふうに思うわけです。  そこで、規制の強化という問題でひとつお尋ねをしておきます。いま申し上げましたように、公海におけるサケの採捕がかなり厳しく規制をされたり、それがさらに一層強化されるとい……

第87回国会 農林水産委員会 第7号(1979/03/29、34期、日本社会党)

○島田委員 昨日の食肉部会、また本日の酪農部会、それぞれ畜産振興審議会が開かれて政府の諮問を受けて、すでに食肉の関係は答申がなされましたし、恐らくきょうの夕刻には加工原料乳の関係の答申もなされるでありましょうが、そういう経過の中で、冒頭、私は、政府の日本の畜産並びに酪農の現状認識に対して、非常に認識に欠けるところがあるのではないかという感を深くいたしておるところでございます。  豚肉の値下げ諮問あるいは答申、そしてまた本日の乳価の据え置き諮問、昨日の牛肉の据え置き答申、これらに対して、私は、前段申し上げました考え方に立ってきわめて不当であるというふうに断ぜざるを得ませんし、一体、今後の将来の日……

第87回国会 農林水産委員会 第8号(1979/04/24、34期、日本社会党)

○島田委員 審議に当たりまして、わが国の森林・林業をめぐる現下の情勢はきわめて厳しい、こういう状況の中に置かれているのは十分各位の御承知のところであります。特に、ことしの林業白書もこうした点を厳しく指摘をしているようでありますが、林業の停滞がもたらす影響というのは直ちには表面化しないわけでありますが、それが長期間にわたって徐々に進行してくる。このために、森林資源の荒廃が表面化したときにはもはや手おくれであることにもなりかねないわけであります。今日の事態を深刻に受けとめていかなければならないわけでありますが、大臣はこの現状をどう認識しておられるのか、また、国内林業振興のための基本的な考え方をどの……

第87回国会 農林水産委員会 第9号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○島田委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表して、林業等振興資金融通暫定措置法案に対する附帯決議案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     林業等振興資金融通暫定措置法案に対する附帯決議(案)   最近における森林・林業をめぐる諸情勢は、極めて厳しく、このため、国内林業及びその関連産業の生産活動は著しく停滞の度合を深めており、このような動きのまま推移すれば、将来の森林資源の整備充実に重大な影響を及ぼすことになる。よって政府は、今日の事態を深刻に受けとめ、早急に打開策を講ずることが必要であり……

第87回国会 農林水産委員会 第10号(1979/04/26、34期、日本社会党)

○島田委員 ただいま、三月三十一日付をもって告示されました牛乳、食肉等の畜産物の価格決定の経過の説明を受けたわけでありますが、きょうはその中の加工原料乳に関しまして若干の質疑と私の意見を述べたい、こう思うわけであります。  まず、ただいま説明のありました中で、決定されました価格の問題についてはちょっと置いておきまして、関連対策の部分でお尋ねをしておきます。  新たに価格決定に伴う牛乳の需給計画というものが立てられたわけであります。この需給計画表の中で従来なかった要調整乳量二十一万トンというのが新たに設定されているわけでありますが、この点に関してひとつお尋ねしておきます。従来こういう新たな項目を……

第87回国会 農林水産委員会 第12号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○島田委員 私は、日本社会党を代表して、農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付いたしたとおりであります。  その内容は、農業者老齢年金の給付額を二倍に引き上げようとするものであり、具体的には、現行法において、その年金額が「六百五十円に保険料納付済月数を乗じて得た額」となっているのを、「千三百円に保険料納付済月数を乗じて得た額」に修正しようとするものであります。  以下、修正案を提出した理由を簡単に申し上げます。  本年金制度に対しましては、制度発足以来、改善を要する各種の問題が指摘されておりますが、中でも、昭和五十六年一月から給……


島田琢郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院34期)

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第2号(1977/03/18、34期、日本社会党)

○島田小委員 先ほど局長からきょうの飼料部会に提案されました内容や審議の経過などについて報告をいただいたのでありますが、建議の中にもありますように、国内の草資源開発あるいはまた飼料資源の開発をやれと、きわめて時宜に即した建議がなされておるわけであります。また局長の飼料部会におけるあいさつの中でも、既耕地における生産対策、つまり粗飼料の生産対策というのが大変大事だ、ここに力を入れていきたい、こういうことも言っておられるわけであります。  この中で、特に緊急粗飼料増産総合対策事業について、これはことしで三年目を迎えようとしているわけでありますが、発足当初も私は原局の皆さんにいろいろ疑問点について私……

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第3号(1977/03/25、34期、日本社会党)

○島田小委員 私はきょうで四日目の質問でございまして、できるだけ重複しない質問をしたいと心がけてきましたが、どうも担当局長と私の間では基本的な認識の違いが決定的にありまして、それがなかなか詰まっていかぬので、私はここのところをもう少し話を詰めたいと思います。  それで、いまも実は自民党の今井さんとお話をしていたのでありますけれども、私が一番心配しておりますのは、北海道という主産地において経営が次第に拡大し、頭数も伸び、乳量もふえている、この実態のとらえ方について、確かにこういうふうに大きくなってきて経営も次第に大型化する、また生産乳量もふえてくる、こういう状態になっているということは、これは否……

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第4号(1977/03/30、34期、日本社会党)

○島田小委員 いよいよ畜産振興審議会の各部会の答申も終わって、四月一日告示に向けて牛乳、食肉の価格決定が行われる重要な段階を迎えました。  冒頭に、政務次官がおいででございますから、政府は四月一日告示前の日程についてはどうお考えになっておりますか伺いたい。
【次の発言】 それではきわめて重要な現段階にあるというふうに思いますが、残念ながら私は、国会もかつてない議論をいたしましたし、また国会決議も、従来玉虫色にピンクがかったような決議だと言われておりまして、大変私どももこの決議の威力というものについて疑義を感じておりましたが、今回の決議は、玉虫色が完全に具体的になったというふうなところまではいっ……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 農林水産委員会農産物の価格等に関する小委員会 第1号(1978/03/27、34期、日本社会党)

○島田小委員 参考人の皆さんには早くから大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、当面非常に重要な畜産物の価格決定に国会の私どもが政府を勉励してまいります上で多くの参考になる御意見をいただきましたことに、冒頭厚くお礼を申し上げておきたいと思います。  時間がわずかしかございませんし、後ほど芳賀委員の方からも質問がございますので、私はおいでいただきました中から、青木、大山、松川の三参考人にお尋ねを申し上げたいと思います。  まず青木参考人にお尋ねを申し上げますが、養鶏業界、とりわけ農家養鶏におきます苦衷の実態などをるるお述べになっておられまして、私も、私の選挙区という限られた中でありますけれども……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○島田分科員 運輸省所管の分科会ではありますけれども、大臣にはしばらく私の話を聞いていただくということで、私は、きょうは主として国鉄総裁にお尋ねをしたいと思っていますが、大事なことですから、大臣にも後ほど見解なり所信なりを聞かせていただく、こういうことで進めさせていただきたいと思います。  少しかみしもを脱いだ話で、余りごつい話じゃないのでありまして、しかも型破りで、きょう私は三十分間、主として総裁に陳情、要請をしたい、こんな気持ちでお話ししてまいりますので、率直な御意見なりお話を承りたい、こう思っているわけです。  ほかならぬSLの問題であります。いまさらSLについていろいろなことを申し上げ……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○島田分科員 私は、失業労務者対策といいますか、俗に言う失対の問題についてきょうは限定してお尋ねやら私の考え方を述べてひとつぜひ善処いただく、こういう点については積極的に取り組んでいただきたい、こんな願いを込めて主として大臣にお尋ねをしてまいりたい、こう思います。  この制度が始まりましてからかなりの年数がたってまいりました。法律的には制度の見直しというのを五年ごとにやる、こういうふうなことになっているようでございますが、しかし今日のように非常に目まぐるしく社会の状況、環境が変化を遂げてまいりますと、五年ではとてもこれは長過ぎるということを指摘をする向きもございますし、また事実、昨今のようなこ……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○島田分科員 自治大臣とは、御就任以来、北海道開発審議会を通じていろいろと意見を交換させていただいてまいりましたので、おおよそ大臣がお考えになっている点についても、私も理解をしつつあるところでございます。まじめに自治行政にお取り組みいただいております点を評価するものでございますが、きょうは、そういう中で特に地方の自治に対しまして十分御理解をされております大臣に対して、私は、冒頭ひとつ地方自治の原点にかかわります問題を提起いたしまして、御高見を承りたい、こう思うのでありますが、重ねて、御意見だけではなくて、ぜひこれを実行に移す、そういう考え方をお示し願いたいと思うのであります。  その第一は、昨……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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