このページでは鴨田利太郎衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○鴨田委員 初めに第一問といたしまして、今後の中小企業の金融政策につきまして、この金融公庫法の改正に対しましての私の質問をしたいと思います。 御存じのごとく、国民の経済をどのようにするべきか、これが国家経済政策の目標でありますならば、九九・五%の中小企業に生きていく目標を提示するのが国家の政策になります。しかし、現実をながめるときには本音とたてまえがありまして、わが国の経済政策の戦後から今日までを振り返りまして見たときに、国家意思はいわゆるアメリカの戦略的な必要性からか、わが国の国家目標でありましたそれまでの富国強兵主義をすっかり壊滅させてしまいまして、それのかわりといたしまして富国一本化、……
○鴨田委員 電気料金の制度につきまして、大変国民の公共料金に対する不安が起きておりますことは、いまここで討議なさっていることでわかることでございますけれども、その中に原料とそれから利益の保証、こういうふうなことを下積みにしてから電気料金を出したというふうなのが、今度の六四・四二%の皆様方の要求じゃないかと思います。これは独占企業でございますから、まあこれができるのでありまして、中小企業だったらこんなことはとてもできない。社長がみんな首ですよ。それをやらなかったのは、それは、まあおっしゃって、どうにかしてくれ、こういうような状況なんでございますけれども、私は思いますが、責任者の立場としてはどうい……
○鴨田委員 鴨田でございます。よろしくどうぞお願いいたします。 八〇年代の通商産業行政の課題は、天然資源小国の克服、頭脳資源、多角経営への飛躍、国際社会への貢献、活力とゆとりの両立であるということでありますけれども、中小企業の面について、矢野公述人にお尋ねいたします。 五十五年度の予算を見るとき、果たして活力ある中小企業の育成がこの予算で達成できるかどうかということでございます。私たちを取り巻く環境は、昨日の新聞報道によりましても大変厳しい現状である。そしてまた卸売物価を見ますと、前年対比一九・三%と上げ足を速め、消費者物価上昇率は、目標が六・四%でございますけれども、この目標達成が大変む……
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