このページでは木間章衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○木間委員 ただいまから、二点にわたりまして一般質問を申し上げたいと思います。 今日ほど公務員を初め公団、公社の粛正が問われておるときはないと思いますし、また関係省庁におかれましても、また議会そのものも、一日も早く国民の信頼を回復するために鋭意努力をされておるところであります。そういった中で、建設省の直轄事業の中にも少しばかり行き過ぎが見受けられますので、具体例を申し上げながら関係者の所見をただしたいと思っております。 第一点は、飲食物を伴う問題についてであります。御案内のように、建設行政は、土地の提供やあるいは物件の移転など、地域住民の協力がなければなかなか進まない実態を伴っております。……
○木間委員 まず国土庁長官と関係の皆さんに二、三点質問を申し上げたいと思うところであります。 まず長官に決意をお聞かせいただきたいのでありますが、国土庁ができましてからすでに六年を経過いたしました。そういった中で年々御努力をされておるところでありますが、国土の利用形態でも、既存のものと新しい利用形態の中にいろいろ競合も生んでおるところであります。ですから国土庁といたしましては、省庁間の調整役だけではなくて、りっぱにひとり立ちをされているわけでありますから、国土庁設置の原点に立ち返っていただきまして、国土を利用するという立場でこれから各省庁間をむしろ指導するようにお願いをしたいと思いますが、そ……
○木間委員 私は、ただいま提案されております国土調査促進特別措置法に賛成する立場で二、三疑問点を持っておりますし、国土庁の見解を賜りたいと思うのであります。 本論に入る前に、この法案はすでに戦後間もなくその必要性が重んぜられ、限られた国土の中で、限られた資源の中で、一億一千八百万人が生活をし、さらに発展を求めていくということで、きわめて重要な事業であったでしょうし、国土庁が昭和四十九年六月に発足いたしまして、本格的論議を迎えるのがこの国会でありましょうし、加えてこの事業の達成は国の根幹事業の中でも最大の事業であるという認識の上に立って、私たちも精いっぱい達成のために努力を惜しまないものであり……
○木間委員 いま中村委員の質問の中で私のお尋ねしたいことも幾つかはわかったわけでありますが、なお明らかにしておきたい点、さらに不明確な点もありますので引き続き、関連する事項にも入るわけですが、お願いを申し上げたいと思います。特に、先ほどからの建設当局の御答弁で三局長がそれぞれ述べられておりますように、この法案は住民生活にきわめて重要な中身を持っておるだろう、このように理解をしておりますので、徹底的に論議をさせてもらいたいと思うのであります。 最初に、車社会に対応して住民生活を守るんだ、こういうことで騒音を取り上げられております。なお、大気汚染なり振動も、この車社会をこれから乗り切っていくため……
○木間委員 ただいまから、いま議題となっています公営住宅法の一部を改正する法律案について、意見を交えながら幾つかの質問をさせていただきたいのであります。 まず、渡辺建設大臣にお尋ねをするわけでありますが、住宅基本法の今日の進捗状況はどうなっているかということであります。 健康で文化的な生活を保障するために、住宅に困っている低所得者層に安い家賃の賃貸住宅を給付しようと戦後間もなく全国の市町村で取り組まれてきましたし、また昭和二十六年に公営住宅法も制定されたのであります。自来三十年の変遷を経てまいりました。その間、住宅問題をめぐる諸課題が惹起いたしましたし、また、その都度政府におかれても国会に……
○木間委員 おはようございます。 明日香保存法案の審議もきょうで三日目を迎えたわけでありますが、先日は憲法、文化財保護、そういった諸問題について学者の方々からの貴重な御意見も伺いました。これまでの委員会審議を伺っておりまして、私は、明日香村の遺跡や遺構などの保存には住民の方々の自主性を尊重し、その発意で保存をすることがきわめて重要だと思いました。そこで、この法案の目的でもある住民対策、強力できめ細かい住民の生活安定とその向上のための施策が実施される必要があると思っております。その必要性については昭和四十五年九月に出された歴史的風土審議会の答申やその後の答申の中にもしばしば指摘されていますので……
○木間委員 おはようございます。 再開発法の一部改正で、私なりに考えを述べながら、皆さんの所見をぜひ賜りたいと思っておる問題を幾つか持っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 まず初めは、この法律そのものは、土地を立体的に活用して都市の環境の改善、 都市機能の増強、都市防災の確保、そして良質な市街地住宅の供給をしよう、こういうことで、昭和四十四年から法を制定されて取り組まれてきたところであります。この十年間の経過の中でどのように評価をされておるのか、まずお伺いをしたいと思います。そしてそれは勤労住民のためになったと思われておるのか、あるいはこの開発事業そのものが企業ベースで進ん……
○木間委員 都市再開発法が提起をされまして、本委員会でもそれぞれ論議を行ってきたところであります。私は、この都市再開発法の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党を代表して反対の立場で討論を申し上げたいと思います。(拍手) わが国は、これまで著しく不均衡に国土を利用してきたことから、今日、地方圏では過疎化現象が進行し、大都市圏では人口、産業の集中化が進み、加えて計画的な都市建設が行われなかったため、都市の生活環境はきわめて劣悪となり、とりわけ住宅問題は深刻となっています。 このような現状の中で、都市に改造を加えて勤労者にゆとりと生きがいのある生活環境を保障しようと行われたのがこの再開発……
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