このページでは藤原哲太郎衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○藤原哲太郎君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました昭和六十年度地方財政計画、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び地方税法等の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問を行います。 昭和六十年度の地方財政計画によりますと、例年になく明るい指標が目につくのであります。財政規模は四・六%の伸びを示し、一般歳出は四%の伸びと、それぞれ昨年度の伸びを大きく上回っております。地方税や地方交付税などの一般財源は昨年度に比べて一〇・五%増という大幅な伸びを示し、歳入に占める一般財源比率は六四・三%と大幅に改善されているのであります。また、昭和五十年度以来、一兆五千億から……
○藤原哲太郎君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております昭和六十一年度予算三案に対し、一括して反対の討論を行うものであります。 現在、我が国経済は、三つの課題を抱えておるのであります。対外経済摩擦の解消、急速な円高による景気減速への対応、「増税なき財政再建」の達成の三つであります。近年の我が国の大幅な貿易黒字を背景とした対外経済摩擦の激化は、諸外国における保護主義の台頭となり、我が国の国際的孤立を導きかねないほど危機的な様相を呈しておるのであります。また、最近の急激な円高は、輸出関連を中心とする我が国産業に多大な影響をもたらし、景気を急速に悪化せしめておるのであります。さ……
○藤原委員 私は、きょうは防衛庁長官と外務大臣の御出席をちょうだいいたしておりますが、主として外務大臣にお尋ねを申し上げたいと存じます。 今まで防衛論議が出ておりましたけれども、日本の平和と安全を守るという立場から将来的な考察をいたしますと、今大変重要な時期に来ておるのではないかというように思います。百一国会の外相の所信表明と申しますか方針演説の中でも、世界的な全体面を展望いたしましての所信表明があったと私は理解をいたしております。特に、外相就任以来、アメリカを初めとして西欧諸国あるいは中東、東南アジアなどいわゆる主要な国を訪問されて、それぞれの国の事情につき日本国の立場をより理解を深めると……
○藤原委員 田川自治大臣、御就任どうもおめでとうございます。初めての質問でございますので、勉強をさせていただきながら質問を展開をいたしたいと思いますので、どうぞ御答弁をいただきとう存じます。 田川自治大臣は在野時代に、大変政治倫理の必要性、また政治に対する大変厳しい反骨精神と申しまするか、私ども見ておりましても社会正義に立脚した発言が多かったということで、私は、そういう面で敬意を払っておる一人でございます。それだけに、今度の第二次中曽根内閣の中にあって、私は、一面から見れば、国民の中で新鮮な感覚を持って迎えられておるのではないかというように思います。したがいまして、その意味での自治大臣の責任……
○藤原委員 この機会に、消防行政につきましての質問をさせていただきたいと思います。 私が申し上げるまでもなく、消防行政というのは大変地味な仕事で、しかも国民生活にとりましては、この完璧を期せられるかどうかということが、そこに住む方々のいわゆる安心感と申しまするか、一面から見れば行政の信頼感と申しまするか、そういうものを決める尺度になっておるのではないかと思うのでございます。治にあって乱を忘れず、そして常に備えあれば憂いなし、そういうことで一たん有事に備えておられるわけでありまして、そういう地味な運動の累積が国民の皆さんに対する消防の信頼感となり、また地域住民にとりまして、その充実強化というも……
○藤原委員 大変御苦労さまでございます。 警察行政は、民主主義の基本であります法秩序を守り、民生を安定せしめ、社会正義があらゆる地域の中で生まれ、平和な社会を維持することにございます。 近年、経済の混迷や社会の多様化に伴って、人心の変化も複雑になっております。物質的な豊かさのみが追求され、精神的な充実感が薄れ、人々の心がすさみつつあるわけでございます。そのような心の不安定につけ込みまして、快楽を求めようとするような風俗産業の横行が社会的な問題を引き起こしておるわけでございます。特に覚せい剤等の薬物事犯の現況は、青少年あるいは婦人を巻き込みまして、史上最悪の状況と言われておるわけでございます……
○藤原委員 きょうはどうも御苦労さまでございます。財政の責任者でございます竹下大蔵大臣に対しまして、財政の基本的な問題で二つだけ伺っておきたいと思います。 ただいまも御答弁をいただいたわけでありますが、この五十九年度の予算編成は、いわゆる「増税なき財政再建」ということで相当厳しい予算編成をすることがやむなきに至っておる事情につきましては、ある程度理解をしておるつもりでございます。そういう観点に立って考えてまいりますと、中曽根総理自体も来年度もこの「増税なき財政再建」を基調にするということを言われたかに承っておりまするけれども、財政の責任者であります大蔵大臣に、六十年度の予算編成についてのお考……
○藤原委員 私ども東京に住んでおりまして、このごろ、時たま新宿などの地下道を歩いてまいりますと、浮浪者の数が大変ふえてきておる現状を死かけるにつきまして、どうもこの問題はこのまま放置しておったらば大変なことになるのではないか、こういうような実感を持っておるわけでございます。そういうことで、例えばこの間も判決が出ましたけれども、バスに対する放火事件であるとか、あるいはまた横浜等におきましては、いわゆる少年非行のグループが浮浪者に対して襲撃をかけるというようなことがございまして、これが少年の不良グループと浮浪者の対決になんかなったら大変なことでございますが、現状のままに放置してはおけないような状態……
○藤原委員 高齢社会を迎える我が国の公的年金制度のあるべき姿についての見解をまず伺っておきたいと思います。
特に、去る八日の審議では、田川大臣は年金の長期的な安定性と、それから整合性の確保とを答弁されておるわけでございますが、整合性とは各種年金間の格差の是正という意味での御発言であるかどうか、その辺のことを含めまして、大臣の見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 今大臣からもちょっとお話がありましたけれども、去る二月二十四日の閣議決定、すなわち、「公的年金制度の改革について」によれば、共済年金についても、昭和六十年度には基礎年金の導入を図る等の改革を行おうとされておるわけでございます……
○藤原委員 既に各委員からもそれぞれの立場に立ちまして御質問がございました。やや重複する部分もございまするけれども、お許しをいただきまして質問をさしていただきとう存じます。 私は前回も、実は地方財政の基本的なことについてお伺いをし、自治大臣の答弁もいただいたのでありまするが、今私どもの受ける感じといたしまして、いわゆる国、地方を通じて行政改革を断行していく、国は大きな財政赤字を抱えてこれを六十五年度までに解消をするという一つの方向のもとで、「増税なき財政再建」という基本路線に従いまして今予算編成を進めておる現状であります。しかし、こういう現状の中で私どもが大変注意をしなければならない事柄があ……
○藤原委員 各党の委員から大分お話がございましたので、できるだけ重複を避けながら御質問をさせていただきたいと思います。 今回の自民党本部の事件につきまして、本当に法と秩序を守る、こういうような見地からは、民主主義に対する大変な挑戦でございますし、これから民主国家を立派に育て上げるという見地から申し上げましても重大な事件であるというように私どもは思うわけでございます。私ども懸念をいたしておりますのは、左翼の暴力集団のこういう事件が成功をする、そうなりますと、またこれに呼応するがごとく、新右翼の暴力集団というものもどういう動きに転ずるかわからないという危惧があるからであります。場合によっては、中……
○藤原委員 今回、古屋自治大臣の就任、おめでとうございます。私ども地方自治、地方行政に携わる者といたしまして、その道のベテランでございます新大臣を迎えまして、一面ではおめでとう、こう申し上げたいところでありますが、また他面大変なときに自治大臣をやられるというようなことで、率直に申し上げまして大変複雑な気持ちもございます。 そういう意味では、先ほど来大臣からもお話がございましたけれども、民主主義政治を守るのは、地方自治の発展なくして民主主義政治は守れないんだ、このことに思いをいたしていただきまして、これからの地方自治の発展にどうぞひとつ不退転の決意で臨んでいただきたい、かように考えておるところ……
○藤原委員 青木先生、田久保先生、貴重な御意見を承りまして、どうもありがとうございました。 私はずぶの素人でありまするが、素人なりに感じたことでひとつお教えをいただきたいというふうに思うわけであります。 よく核を検証するということが言われるのでありますが、検証の仕方というのは衛星システムでやるような場合もあるし水中システムで核を検証するという場合もあると思うのですが、実際具体的にこういうことが可能かどうかということもちょっと素人なりに思うのですが、この辺のことについて御見解があればお示しをいただきたいと思うことが一つであります。 それから、日本にとりまして、米ソがいわゆる雪解け時代と申し……
○藤原委員 まず安倍外務大臣にお伺いいたしたいと思います。 安倍外務大臣の百二国会におきまする発言、外交方針、また今回安全保障特別委員会におきますお話等をお伺いいたしておりまして、日本が戦後四十年間平和憲法のもと平和国家として今日の繁栄を見てきたその足跡について外務大臣の一つの方向づけというのは私も理解をするところでございます。世界の平和と繁栄に積極的に取り組み、貢献をする外交を展開するんだ、こういうことでございまして、やはり今平和国家である以上その外交の持つ重要性というのは私は非常に重きをなしておるというように思うのであります。そういう点で、安倍外務大臣が機会あるごとに各国を歴訪されて、そ……
○藤原委員 今までの質疑の中で重複した部分もあるかとも存じまするけれども、まず建設大臣から三点にわたってお答えをちょうだいをいたしたいと思います。 東京湾横断道路の建設は、いわゆる首都圏の幹線交通体系の骨格をなすプロジェクトであるわけでございまして、そういう面では私どもも十分理解をしておるつもりでございます。しかしながら、巨額の投資を要するこの建設に当たりましては、地域に対する影響であるとかあるいは効果であるとかそういうものを十分予測することがぜひとも必要であるわけでございまして、横断道路は川崎と木更津を結ぶ計画ということになっておりまするけれども、このことについてどのように把握をされておら……
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