このページでは田中昭一(熊本)衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○田中昭一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま提案されました電波法の一部を改正する法律案につきまして、宮澤総理並びに渡辺郵政大臣に具体的な提案を申し上げながら、幾つかの問題について質問をいたしたいと思います。 総理、今、毎日放送されているテレビ、ラジオに一番登場する人物を御存じでしょうか。かの宮沢りえさんでも、さまざまな話題に事欠かない渡辺郵政大臣でもありません。総理、あたた自身であると思います。カラスの鳴かない日はあっても、総理の発言や行動がテレビ、ラジオで報道されない日はないのであります。それもこれも電波のなせるわざであります。その電波利用者である放送事業者、電気通……
○田中(昭)委員 もう御案内のとおり、六月三十日から七月二日にかけまして、私の地元であります熊本県を襲った集中豪雨によりまして、熊本県阿蘇郡を中心に、人命を初め住宅、農地などに予想以上の被害をもたらしたわけでありまして、御案内のとおりであります。 私はここに、今回の災害でお亡くなりになられた方々に対し心から哀悼の意をささげるとともに、御遺族の皆さんにもお悔やみを改めて申し上げたいと思っております。また、被災地の皆さんにも心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復興を願うものであります。 現地は、昨日も私行ってまいりましたけれども、復旧へ向けて懸命の努力を行っておりますけれども、衆議院におかれま……
○田中(昭)委員 私は国会における質問などというのは初めてでございますし、NHK問題についても不勉強な点もございますから、どうぞひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。 午前中も提起がございましたけれども、今ここで私は深く言及をするつもりはありませんが、本委員会の所管大臣でもある郵政大臣のリクルートにかかわる疑惑の問題については、私は速やかに国民の皆さんの前に疑惑を解明をして、青天白日、郵政大臣として所管の業務に務められるように、冒頭強く要請を申し上げたいと思います。 さて私は、NHKの受信料改定に関連をして、ここに焦点を当てて少し御質問を申し上げたいと思っております。 私は大きく……
○田中(昭)委員 去る十七日に行われました郵政大臣の所信表明に関連をいたしまして、私は電気通信行政関係に絞ってお尋ねをいたしたいと思います。 まず第一にお聞きをしたいのは、当面する政治課題がたくさんございますけれども、その中の重要案件の一つであります日米構造協議との関係についてであります。所信表明では、この重要な日米構造協議との関係についてはお触れになっていないようですけれども、新聞報道などによりますと、郵政省は、日米構造協議の最終報告の焦点になっている公共投資十カ年計画において情報通信の基盤整備を織り込む方針を決定した、そして事業の選定と整備計画の策定などについて電気通信審議会に諮問をした……
○田中(昭)委員 答弁をされる方も大変お疲れのことと思いますけれども、私もきょうはずっと質問を聞いておりまして、私、七番目になります。我が党でも四番目でございますから、この円滑化法について疑問に思っておった点とかあるいは質問をしたい点などについて、かなりの部分解明されている点があります。また、中には私どもの考え方と若干違う答弁もございますようですから、そこらを中心にいたしまして少し御質問などしたいと思っております。 先ほど我が党の上田委員の方からの質問の中で、これはわかりやすい例で取り上げられたと思いますけれども、電子郵便と電報の問題が取り上げられました。また、吉岡委員の提起の中でP・NET……
○田中(昭)委員 この法案についてはおおむね了解をする立場でございますし、ミクロの問題などについておおむねレクチャーの段階でも理解をいたしております。そういう立場を踏まえまして、難視聴問題全般につきましてマクロ的に質問をさせていただきたい、こういうふうに考えております。 まず第一でありますけれども、郵政省に基本的な考え方をお尋ねいたしたいわけですが、もうこれも御承知のように、放送法の第一条では、放送を公共の福祉に適合して、そして放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障する、こうなっているわけであります。しかし、住んでいる住所によって、住んでいる町によって、またほかの他動的……
○田中(昭)委員 まず冒頭に、口火を切る意味で郵政大臣の決意などもお聞きをしたいと思うのですが、急速な高齢化社会の進展だと言われておりますし、それから国民の価値観あるいはライフスタイルの変化などなどに伴いまして、保険や年金に対するニーズも非常に多様化をしている、また、新しい商品なども次から次に出てまいりまして高度化をしていると思っております。これに敏感に対応することが今日極めて必要だと私は思うわけです。また、生命保険市場における競争はますます激烈をきわめておると思います。まさに弱肉強食的な状態だと言ってもいいと思います。 私のところにも月に何人かの勧誘の方が来られるわけでありまして、このよう……
○田中(昭)委員 新しい郵政大臣、初めてでございますけれども、まずは郵政大臣御就任をお喜び申し上げたいと思いますし、今後の御健闘をお祈り申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。 そこで、きょう私が逓信委員会で質問に立つ、こういうことでいろいろ御助言などもいただいておるわけですけれども、何といいましても今日的な政治課題の重要な問題というのは中東湾岸の戦争の問題だと思います。これは予算委員会でも集中審議をやっておりまして所管外の問題でありますけれども、しかしこの問題をやはり閣僚の一人でございますから避けて通るわけにはいかないんじゃないかな、こういう立場から、若干時間を……
○田中(昭)委員 具体的にこの基盤法の中身に入る前に一つだけ、二月十四日に大臣の所信表明に対する質疑を行いました。 この中で、電気通信事業の今後の発展に関連をいたしまして、私は、今後高度情報化社会の中における移動体通信の役割というものが極めて重要になる、こういう立場から、移動体の今後のあり方について、特に今移動体通信の中心になっておりますNTTの分離の問題などについて御質問を申し上げたわけです。 私も、移動体の分離の問題でNTTと郵政省が非常に御苦労しながらお話し合いをされておるということについては、その推移については十分理解をしております。また、移動体の分離の問題については関心を持ってい……
○田中(昭)委員 きょうは時間も少ないわけで、触れまいかと実は思ったわけですけれども、昨年、私は、このNHKの予算、事業計画の問題について、この逓信委員会で初めて質問をいたしました。その内容はたくさんあったわけですが、いわゆるこのNHKというのは公共放送でありますから、受信料で、それを基本にして経営がなされておる、受信料の収入がどうなっていくのか、これは極めて重要だ、こういう立場から当時、この受信料を拒否をする、払わない、NHKは見ていないとか見たくないとか、そういう拒否者に対してどういう手を打っていくのかという質問を実はしました。 その後、ある新聞でこの問題が取り上げられまして、私の実名入……
○田中(昭)委員 郵便貯金法の一部を改正する法律案でございますが、賛成の立場で、また私も郵便貯金の利用者でございまして、その一員として、今後郵便貯金がさらに充実発展をしてもらわなければ困る、こういう立場を前提にいたしまして、今日の郵便貯金をめぐる情勢などについて幾つかお聞きをしたいと思います。 まず、金融の自由化ということがよく言われておりまして、かなり厳しいものがあります。銀行の例えば統合であるとか併合であるとか、これはもう御承知のとおり太陽神戸三井銀行などという長い銀行ができてみたり、協和銀行と埼玉銀行の合併あるいは山陰合同とふそうとの合併など幾つか大きな新聞だねになっておるように、金融……
○田中(昭)委員 大変お疲れだと思いますが、数点について御見解をお聞きいたしたいと思います。 私はベテランでございませんで新人ですから、そういう立場から、きょうはNHKの六十一年度から六十三年度の決算を行う、こういうことでございます。これは放送法の第四十条の三項に基づいてやるわけですが、考えてみますと、六十一年度―六十三年度というのはもう既に三年ないし五年が経過をいたしておるわけです。その後、もう既に平成三年度の予算が成立をしておる。それから、平成二年度の事業計画、予算の段階では国民の皆さんがいろいろと御意見ございましたけれども、受信料の値上げが実施をされておる、経営五カ年計画が策定をされて……
○田中(昭)委員 私は、今いろいろな面で問題になっております水俣病の問題に焦点を絞りまして、環境庁、厚生省の皆さんに御意見をいただきたいと思っております。
まず環境庁長官にお尋ねをいたしますが、今月の初めにある民間放送で「ドキュメント91「くやしか本当にくやしか・三十五年目の水俣病」」というドキュメント番組がございました。これは、ごらんになりましたか。
【次の発言】 私は、あの中で、水俣病の認定を訴え続けながらついに死亡されたあの被害者をよく知っております。昨年も国会で、頑張ってくださいと握手をされました。
今、水俣病というのは御承知のとおりでございまして、世界にまれに見る大公害、そしてこ……
○田中(昭)委員 八番目になりますと二番せんじも随分あると思いますけれども、私は、きょうの議題からしましてNHK問題に絞りまして、大きく分けて二点について御質問いたしたいと思います。 先ほどからも御議論がございますように、今日、日本の知的企業の最たるNHKが名誉も権威も失墜しつつある、また国民、受信者の皆さん方の信頼、信用も失いつつある大変な時期だと私は思っております。したがって、今NHKがやらなければならないのは、国民の信頼をいかにして回復するのか、公共放送としての大義をいかに貫いていくのか、ここにあると思います。そのために二つきちんとする必要があると私は思います。 その一つは、いろいろ……
○田中(昭)委員 私は、厚生委員会の質問は初めてでございますが、かねがね厚生大臣を頂点に、厚生行政、日本の福祉の充実などについて御努力をされておることに、まず冒頭、心から敬意を表したいと思います。 いろいろ厚生行政について申し上げたいこともございますが、きょうは私は、緊急な課題であると思っております水俣病の問題、これは厚生大臣は予算委員会でも御答弁がございましたように十分御承知のことだと思いますから、この問題に重点を絞りまして幾つか御見解をお聞きをしたい、こう思っております。 一昨日の厚生大臣の所信表明でございまして、我が国は世界に誇る繁栄と豊かさを享受するようになった、国民一人一人が豊か……
○田中(昭)委員 私は、昨年議論になりました廃掃法の議論にも参加をいたしておりませんし、処理場の反対運動など笛を吹いた経験はたくさんございますけれども、ミクロのこれらの問題について、法的な問題などについてまだまだ勉強不足でございますから、そういう意味では少し素人っぽい質問になるかもわかりませんけれども、幾つかの問題について御質問を申し上げて、御見解をいただきたいと思っております。 政治的あるいは行政的には重要な課題がたくさんあると思いますし、その中には緊急を要する問題もたくさんあると思います。廃棄物の問題もその大きな一つの課題であると思っております。昨年の第百二十一回国会で、先ほど申し上げま……
○田中(昭)委員 私は、午前中はほかの委員会がございまして逓信委員会の議論を聞いておりませんが、昨日も郵政大臣の所信表明について付言がございました。まあそういう意味では郵政大臣の決意などについて受けとめておるつもりでございますけれども、しかし、三、四日前、地元の郵政職員の集会、これはパーティでございますが、ちょっと参加をいたしました。今も武部委員からもいろいろ提起がございましたように、郵政三事業、あるいは競合が激化する電気通信事業、それから公共放送を守って頑張っておるNHKの職員方、郵政大臣を頂点にして日本における情報化社会を支えて昼夜頑張っておる職員がたくさんおるわけでありまして、これはもう……
○田中(昭)委員 きょうの議題であります通信・放送衛星機構の一部改正と有線テレビジョン放送に関連をする臨時措置法の二つの法案について、私どもは原則的におおむね賛成の立場でございます。したがって、この二つの法案の中身などについてより十分に理解をし、解釈の相違などがないように若干質問をしたいと思います。さらに、この法律に関連をいたしまして、将来の展望などについてもある程度御見解などもお聞きをしたい、こういう立場で質問をいたしたいと思っております。 そのまず第一でありますが、通信・放送衛星機構が今回の改正によりますと通信・放送機構というふうに名称が変更になる。さらに、その中身についても、私はかなり……
○田中(昭)委員 私は、時間も少ないわけですが、二点について見解をお聞きをしたいと思います。 まず第一は、きょうもこのようにして平成四年度の事業計画、予算などについて議論をしているわけですが、事業計画策定のあり方などにつきましてやや疑問を持っておりますので、この点についてお聞きをしたいと思います。 平成二年から六年度にかけまして経営計画が策定をされました。これに基づきまして、毎年度、事業計画あるいは予算などについて協会の方から提供されてスムーズな形で議論がなされてきている、こういうふうに実は私は判断をいたしております。 しかし、いろいろと御提起もありましたように、ここ二、三年間におけるN……
○田中(昭)委員 日本電信電話株式会社法等の一部を改正する法律案について、私どもは、この法改正についてはおおむね賛成の立場でございますけれども、なお改正の趣旨あるいはNTT、KDDを取り巻く当面の環境などについて若干の質問をさせていただきたいと思っております。 まず第一に、私どもは民間移行の際に外資規制の問題についてはいろいろと議論をした記憶がございます。いろいろ議論のあったNTTの株式について、今回、外資規制を削除する、NTTの株式は日本国民などに限って所有することができる、これを削除するという提案でございますが、提案の説明としまして「国際化の進展にかんがみこということになっているわけです……
○田中(昭)委員 この今回新設をされる電波利用料の問題については、相当何回もレクチャーなども行っておりまして大方理解をしたつもりですけれども、大切な問題ですからさらに考え方などについて幾つかお尋ねをしてまいりたい、こう思っております。 まず、この電波利用料が制定をされますと幾ら取られるのか、それはどういう算定方式で取られるのかというのがやはり必要になってくると思います。したがって、まず第一として電波利用料の算定の方法について若干御見解をお聞きしたいと思います。 昨年三月に電波政策懇談会からこの利用料の問題について提言があったと思いますし、これを受けまして郵政省が、当初電波利用料の算定方法と……
○田中(昭)委員 私は、臨時的には環境委員会で質問をしたことはございましたけれども、正式に環境委員になったのは今回が初めてでございまして、今後よろしくお願いを申し上げたいと思います。時間がもう極めて少ないわけで、そういう意味で私もなるべく演説をしないようにしたいと思いますが、答弁も端的にひとつお願いをしたい、こう思います。 今時崎委員との間で環境基本法制定についてのやりとりがございまして、大変次元の高い議論であったと思います。今回の国会の環境委員会ないしは環境庁の最大の任務は、きちんとした環境基本法をつくることである、私もこういうふうに思っておりまして、そういう意味では環境基本法制定について……
○田中(昭)委員 まず具体的な質問に入る前に、今回のこの法案の提起については私どもは賛成の立場でございまして、積極的にこの種の問題については具体的に取り組まなければいけない、こう思っております。 そこで、長官に冒頭お聞きをしたいのですが、環境庁という庁の設置目的であるとか任務であるとか、そういうものについて改めてこの際お互いに確認をし合うことが必要ではないかな、こういう気持ちを実は持っております。 環境庁の任務としては、いわゆる公害の防止であるし、自然環境の保護、それから国民の健康で文化的な生活の確保に寄与する、こういうことが述べられておるわけであります。今、地球環境の問題であるとか公害の……
○田中(昭)委員 今も、最後に水俣病の問題についてのやりとりがあったわけですが、長官もきょうは環境庁からこちらに来たと思いますけれども、きのうもきょうも、春とはいえまだ肌寒い風の吹く中で、環境庁の前に水俣病の患者の皆さん、お年寄りばかりです、座り込みをして、何としても生きているうちに救済をということを訴えているわけです。 私は、三十数年もたってまだ水俣病の問題が解決をしない、こういう問題を解決せずして環境基本法などという極めて壮大な法律を議論をする資格が自分にあるのかないのか、そういうじくじたる気持ちを実は持っています。今度制定される環境基本法は、こういう悲劇が二度と起こらない、そういう実効……
○田中(昭)委員 前回に引き続きまして、今次提案されておる環境基本法の問題について質問させていただきたいと思います。 前回、かなりの部分について、私の考え方を述べまして御見解をいただいたわけですが、イエスなのかノーなのか、肯定なのか否定なのかわからない点もございます。したがいまして、ポイントになる点について、重複する点がたくさんあると思いますけれども、幾つかの点について、改めて環境庁としての御見解をいただきたいと思っております。 午前中も参考人の先生方からいろいろと御意見がございました。今回のこの基本法ですが、中公審やあるいは自然環境審議会答申が、重要だ、こういう指摘をした問題については、……
○田中(昭)委員 今趣旨の説明がございました臨時措置法は五十三年に制定がされまして、今日まで三回改正がなされております。今回の改正は四回目となるわけでありまして、前回改正、平成二年で、平成五年の九月三十日まで延長、こういうことになっておったわけであります。
そこで、前回の改正以降、今日までのこの措置法に基づく認定申請者の数、そのうち認定された者の数、棄却された者の数、現在の未処分者数、それから認定申請を行わない理由、この点について簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今説明があったわけですけれども、率直に申し上げますと、その実効がそんなに上がっていないわけであります。この臨時……
○田中(昭)委員 閉会中の議論も含めましていろいろ議論がなされていると思いますし、私、きょう初めて来ましたけれども、ダブる点もあると思いますが、限られた時間ですが、昨日の大臣の所信表明の中で言われたことに関連いたしまして、数点について大臣の御見解をいただきたいというふうに思っています。 少し今までの議論と趣が違うと思いますが、郵政大臣がかわられて今後の郵政事業をめぐっていろいろ議論がございます。そのように行政あるいは政治、ポイントになる方がかわられた場合にはいろいろその影響力が大きいというふうに思います。 今、日米構造協議なども含めまして日本とアメリカとの関係、非常に密接不可分、重要だと思……
○田中(昭)委員 私たち社会党は、人に優しい情報通信というテーマで、シャドーキャビネットなどを中心にしていろいろ議論をいたしておりますが、そのことを踏まえまして、あまねく公平な放送サービスの提供が果たしてなされているのかどうなのか、こういう問題につきましてまずお尋ねなり問題提起をしたいと私は思っております。 放送法の第一条では、「放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする。」また、「放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障する」、こういうふうに規定づけておるわけです。さらに第二章では、これはNHKの目的でありますが、日本放送協会の目的とし……
○田中(昭)委員 先ほども御紹介がございましたように、社会党としては、人に優しい情報通信をつくろう、こういうことをスローガンに掲げまして、いろいろと取り組んでまいっておりまして、そういう意味では、問題認識などについてそんなに大きな隔たりがあるわけでございませんから、若干ダブる点などもあると思いますけれども、数点にわたって質問ないしは御意見を申し上げたいと思います。 まず第一点は、今次、この通信・放送障害者利肝円滑法案提案に当たっての基本的な考え方について、前段、御意見などを少しお聞きしたいと思っております。 私どもも、この法案の提案がなされたということについては積極的にこれを受けとめまして……
○田中(昭)委員 電波法の一部を改正する法案ですから、できるだけその範疇の中で質問をさせていただきたいと思います。 まず第一は、提起をされている法案の改正点について、おおむね理解をするという立場でございますけれども、なお改正内容について十分に理解をするということで、数点についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず、改正の内容の第五条第二項の関係でありますけれども、「アマチュア無線局並びに陸上を移動するものに開設し、又は携帯して使用するために開設する無線局及びこれらの無線局又は携帯して使用するための受信設備と通信を行うために陸上に開設する移動しない無線局について、外国人等であることを免許付与……
○田中(昭)委員 大変お疲れだと思いますが、きょういろいろスケジュールがございまして、皆さんの質問をお聞きいたしておりませんので、ダブる点も多々あろうと思いますけれども、割り当てられた時間、御質問を申し上げたいと思います。 まず、今回の電気通信基盤充実臨時措置法の一部を改正する法案につきまして、おおむね理解ができる立場でありますけれども、五点につきまして考え方をもう少し具体的にお聞きをいたしたい、こう思います。 その第一は、今回基盤法の中に信頼性向上施設整備事業を追加する理由について、「電気通信サービスに障害が生じた場合の影響が著しく増大しているという状況にかんがみ」となっているわけですが……
○田中(昭)分科員 大変お疲れだと思いますけれども、私は、水俣病の問題について環境庁の御見解をぜひいただきたい、こういう立場で質問させていただきたいと思います。 前任者の北川長官、山内局長、最終的にきちんと合意はできませんでしたけれども、しかし水俣病問題の解決のためにそれなりに積極的な努力をされた、こういうふうに思っております。長官、局長はかわられましたけれども、この水俣病問題は世界の公害事件の原点である、こう言われておりまして、既に公式発見以来三十五年が経過をしている、今大きな節目を迎えているのではないかな、こういう立場から、何としてもこの時期に解決を図りたい、私どもとしてはこういう強い希……
○田中(昭)分科員 私は、今非常に社会的な問題になっております水俣病の問題につきまして、厚生省の御見解をお聞きをする立場で質問を申し上げたいと思います。 実はきょう、司法の側からの要請がございまして、和解の場に被害者の考え方を提起をしてほしい、こういうことで、本日、裁判所に被害者の考え方を提起をした、あすは関係各大臣にも、官房を含めまして要請行動などがなされるというふうに聞いております。きょうも四時から患者団体四十名ほど国会に来るようになっておるのですが、大きな節目を迎えております。 水俣病の国家賠償訴訟というのはもう御承知のとおり、規制の権限を履行したのかどうなのか、これを問う裁判になっ……
○田中(昭)分科員 今の小森委員の質問に引き続きまして、人権問題、差別の問題を中心にいたしまして、特にきょうは郵政大臣でございますから、議論になっておりますパケット通信の問題などを含めまして御質問をいたしたいと思います。 まず、郵政大臣とは逓信委員会では議論を交わしておりますけれども、この種の問題につきましては初めてでございますから、そういう意味で、まず基本的な問題につきまして、今最後に小森委員が問題提起をし大臣が答弁をされたわけですけれども、必ずしもきちんと合っていない、すれ違いがあるというふうに思います。 人間がこの世の中で生きていくためには幾つかの条件がございます。前提がございますけ……
○田中(昭)分科員 大変困難な問題を抱える農政に懸命に努力をされている大臣を初め関係者の皆さんにまず敬意を表したいと思います。 私は、農政から若干外れる点もあると思いますけれども、しかし、農水省としても国家賠償責任を問われている水俣病の問題について農林大臣の御所見をぜひ伺いたい、こういう立場で質問をさせていただきたい、こう思っております。 水俣病問題については、二月七日に東京地裁の判決もございまして、二月五日には福岡高裁で十九回目の和解協議、その中間総括がなされるなど、あらゆる新聞の社説などでも取り上げられておりますから、三十数年たってこの問題はやや風化をしている点も全体的にはございますけ……
○田中(昭)分科員 長官も私がここに立ては何を言うのか大体おわかりだと思いますけれども、三十数年を経ましてなお解決ができずに多量の訴訟が起こされて紛争の状態が続いております水俣病問題につきまして、環境庁がいろいろと御苦労されておる、総合対策などについても力を入れて、今平成四年度の予算編成などについても御努力をされておる、こういうことについては私は十分理解をしております。その理解の上に立ちまして、しかしこれだけやりながらなおかつ水俣病の全面的な解決ができない、そしてなお紛争状態がずっと続いていく。 特に、私が非常に心を痛めておりますのは、御承知のように六月にブラジルで地球サミットがございます。……
○田中(昭)分科員 通産大臣を初め関係各位の皆さん方が通産行政に積極的に取り組まれていることに、まず冒頭敬意を表したいと思います。 私は熊本県の出身でございまして、熊本県といえば水俣病と言われております。水俣病が発生いたしまして三十数年間を経ておりまして、県において、あるいは県議会において、今日この水俣病をどのように解決していくのか、大変苦悩の中にあります。 大臣、もう御承知と思いますけれども、熊本県知事はかつての自民党の水俣病対策委員会の委員長でございまして、労働大臣をされた福島さんでございます。また、六月にブラジルで地球環境問題を議論するサミットがございますけれども、このサミットにも水……
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