このページでは島津幸広衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。
○島津幸広君 私は、日本共産党を代表して、パリ協定について関係大臣に質問します。(拍手) パリ協定は、産業革命後の地球の平均気温の上昇を二度未満、さらに一・五度に抑える努力を行い、今世紀後半の温室効果ガスの排出を実質ゼロにするために、先進国も途上国も参加し、法的拘束力を持つ、これまでにない取り決めとなりました。深刻化する温暖化への危機感を共有した世界の脱炭素化の流れに逆らい、批准が大幅におくれた安倍政権の責任は極めて重大です。 ことし四月には、国連本部においてパリ協定の署名式が行われ、日本を含む百七十五の国とEUが署名しました。各国が一斉にスタートラインに立っていたのに、なぜ日本は出おくれ……
○島津幸広君 私は、日本共産党を代表して、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案、いわゆるカジノ解禁推進法案の回付案に断固反対の討論を行います。(拍手) この法案は、刑法で禁じられている賭博を合法化するという、国のあり方を大転換する法律です。どの世論調査でも反対が賛成を大きく上回り、マスコミ各紙も拙速な審議に反対、批判している中、会期延長のどさくさに紛れ、衆議院内閣委員会に突如持ち出されてきました。 議員立法であるにもかかわらず、与野党合意のないまま委員長職権で強引に審議入りをし、衆議院ではわずか五時間三十三分という短時間、十分な審議がなされないまま強行されたのです。 こうした強……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 松本理事長におかれましては、忙しい中、本当にきょうはありがとうございました。 私からも、理研の問題とともに、日本の科学研究をどう発展させていくかについて質問させていただきたいと思います。 STAPはストップと言われているわけですけれども、やはりこの事件というのは科学研究に対する社会の信頼を裏切る行為であり、それが日本を代表する研究機関で起きたという衝撃は非常に大きいものがあります。 今回の事件で、政府が研究不正を監視する機関をつくればいい、こういう意見もありますけれども、私はそれは正しくないと思うんです。研究とは、あくまでも政府などから独立して、……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 地球温暖化対策は、待ったなしの課題です。本法案では、開発途上国の温室効果ガス削減と気候変動の影響への適応を支援する基金、緑の気候基金、GCFに対して、我が国が最大で十五億ドルを拠出することになります。 地球温暖化に伴い、世界各地で激しい気候変動が引き起こされています。途上国が海面上昇や気象災害の増加といった気候変動に適応するために必要な費用は、毎年数百億ドルから数千億ドルと見積もられています。 これまで、多くの途上国、とりわけ後開発途上国、島嶼国などから支援の要望が出され、GCFの早期稼働が期待されています。国連気候変動枠組み条約第二十一回締約国会……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 私は、比例東海ブロックの選出ではありますが、住まいは望月大臣と同じ静岡市です。だからというわけでありませんけれども、ぜひ真摯な御答弁をお願いしたいと思います。 環境行政にとって、産業廃棄物とリサイクルの問題は重要な課題です。きょうはこの問題を取り上げさせていただきたいと思います。 初めに、基本的な認識について伺いたい。 大臣は所信表明で、国民の健康と良好な環境の確保が環境省の原点であることを強調して、循環型社会の実現に向けて、産業廃棄物処理業の高度化や適正処理、高度なリサイクルの推進への決意を述べられました。 廃棄物はできる限り排出を抑制し、ま……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 今JR東海が進めているリニア中央新幹線は、そもそもの必要性、経済性、採算性、環境問題など、多くの問題を抱えています。きょうはこの問題を取り上げさせていただきます。 今進められようとしている東京―名古屋間のリニア新幹線は全長二百八十六キロメートル、そのうちトンネルは二百四十六キロメートルです。このルートのうち、静岡県は十・七キロメートル。これが、昨年六月にユネスコのエコパークにも指定された南アルプスの下をトンネルで通過します。 まず、望月大臣にお聞きをしたいと思います。 リニアの建設に当たって、環境影響評価書に対する環境大臣意見があります。この中で……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
水銀に関する水俣条約を担保する二つの法案について質問いたします。
水銀は、微量でも生物の体の中に蓄積、濃縮され、食物連鎖の中でさらに濃縮されます。水銀条約の目的は、「水銀及び水銀化合物の人為的な排出及び放出から人の健康及び環境を保護すること」とされています。
まず、望月大臣に基本的な認識についてお伺いしたいと思います。
今回審議する二つの法案も、この目的を国内で達成するために制定するものですね。
【次の発言】 それでは、具体的なことをお伺いいたします。
まず、水銀による環境の汚染の防止に関する法律です。初めに、定義について伺いたいと思います。
……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 きょうは、お二人の参考人の皆さんに貴重な御意見をいただきまして、私からも感謝申し上げます。 お二人に質問させていただきたいと思うんですが、まず御両人に、水銀は環境中に排出されると回収が難しいわけです。ですから、やはり排出量を減らすということが重要です。ですから、新規に水銀鉱を開くことや、今ある水銀鉱も期限を区切って閉山する、代替可能なものは水銀フリーにして水銀需要を減らしていくという取り組みがなされるわけです。しかし、不純物としての水銀は閉山しても関係なく出てきます。 そこでお聞きしたいのが、石炭火力についてです。発電という技術は石炭に頼らずとも可……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 十五日にも質問させていただきましたけれども、引き続き質問を続けさせていただきます。 初めに、参考人質疑で大塚先生が述べられていましたが、水銀条約というのは地球環境条約ということで、世界で水銀の排出が多くなることで極地のアザラシにも水銀がたまる。特に、大気に放出された、排出された水銀は地表に落ちてくるまでの間に移動しますので、日本が出した水銀が日本以外の地域に落ちることもある。また逆に、ほかの国が出した水銀が日本にやってくることもあります。 過去に日本が排出していた水銀がなくなってしまったわけではなく、世界のどこかに存在しているわけです。地球温暖化問……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 きょうは、これまでも議論がありましたけれども、地球温暖化対策の問題について質問いたします。 最初に、望月大臣にお伺いしたいと思います。 安倍首相は、今国会の施政方針演説でも、「世界の温暖化対策をリードする。」こう述べました。 きょう報告があった気候変動に関する閣僚級会議の報告でも、望月大臣の直接の言葉はありませんでしたが、温室効果ガス削減目標について、国際的に遜色のない野心的な目標の考えを首相が説明すると報告されました。 年末にはCOP21が開かれるわけです。政府のこの姿勢は変わりありませんね。確認です。
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 私からも幾つか質問をさせていただきたいと思います。 今回の法案提案趣旨説明では、東日本大震災を初めとする最近の災害の教訓を踏まえたとしています。しかし、最大の教訓の一つである原子力災害を受けた対策が触れられていません。大規模災害の場合、当然、原発事故も想定しなくてはなりません。 これまでの質疑の中でも、福島第一原発事故に伴う放射性物質に汚染された廃棄物の処理はまだ途上だ、ですから今回はそれは脇に置いて、今やっている処理を見きわめて、教訓、問題点を踏まえて対策を講じるという旨の答弁がありました。 見きわめた上で、この問題については別法をつくるのか、……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 先日委員会で視察いたしました琵琶湖の問題について、私も質問させていただきたいと思います。 これまで議論があったように、琵琶湖は、国際的にも学術的にも貴重な湖です。また、水資源という意味でも重要な役割を果たしています。 そこで、望月大臣にお聞きしたいんですけれども、将来、どのような琵琶湖にするのか、どういう琵琶湖を残していくのか、その理念についてお考えをお聞きしたいと思います。あわせて、近年、琵琶湖が変貌しつつあるわけで、自然環境、景観の破壊、生態系の変化、水質汚濁、漁業への影響等々、琵琶湖の現状の認識ですね。別々に通告してあったんですけれども、時間……
○島津委員 おはようございます。日本共産党の島津幸広です。
初めに、記録的な大雨で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。日本共産党も、救援と復旧に向け、これからも全力で頑張る決意です。
さて、議題となっている改正案について伺いたいと思います。
最初に、瀬戸内海の環境が悪化した、さまざまな原因が複雑に絡み合って起こったものであると思いますけれども、発議者はこの原因をどう見ているのか、先ほど趣旨説明もありましたけれども、改めてお聞かせください。
【次の発言】 ありがとうございました。
今回、法案の基本理念に、生物多様性が保たれた豊かな海とあります。
今回初めて入ったわけですけれ……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
COP21が終わったわけですけれども、百九十六の国が参加し、そろって温室効果ガスの削減に取り組むことを確認したわけです。これは一九九七年の京都議定書以来の成果だと言えると思うんです。
丸川大臣も会議に参加されて、いろいろな思いを持ったと思うんですけれども、改めて、このCOP21の成果、意義について、報告でもこれまでの答弁でもありましたけれども、簡潔にお聞かせください。
【次の発言】 パリ協定の具体的な内容にかかわってお聞きしたいと思うんですけれども、何より、パリ協定では、法的拘束力を伴う国際条約として合意されました。今も答弁があったわけですけれども。……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。どうぞよろしくお願いいたします。 最初に、野党が憲法五十三条の規定で要求した臨時国会の開会を政府・与党が拒否しました。そのために、人事院勧告に基づく本法案の審議が大幅にずれ込んだわけです。 本来なら昨年中に審議し、年末のボーナスにも反映できたわけですけれども、年明けの通常国会になったわけです。しかも、補正予算とは直接関係のない本法案の審議を予算委員会の審議日程に合わすために、短時間の非常に窮屈な審議になりました。国家公務員の給与の改定とともに、フレックスタイムの問題も含まれています。当然しっかり時間をとって審議すべきところをわずか二時間、与党は質問を放……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
初めに、大臣に伺いたいんですけれども、保育というのは単に子供を預かるだけではないと思うんですけれども、保育とは何かということについて、大臣の見識をお聞かせください。
【次の発言】 全く同感なんです。
保育所というのは、単に子供を預けるだけじゃなくて、社会福祉のための施設でありまして、全ての子供が健やかに育つ権利を満たす、そして働く保護者の権利や保育士の皆さんの権利も満たす、いわゆる国民の生存権を定めた憲法二十五条だとか、働く権利を定めた憲法二十七条に基づいて、国がつくることを決めた施設なわけです。
それでは、今回の企業主導型保育とはどういうものか、……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 提出された法案について幾つかお尋ねをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 成年後見制度は、精神上の障害により判断能力が不十分とされた高齢者や障害者の法律行為や財産管理について、高齢者、障害者の権利擁護のために役割を発揮してきました。 しかし、この間、障害者の権利に対する認識は国際的にも深まってきています。特に、二〇一四年、我が国も批准した障害者権利条約は、個人の自律の尊厳を基本原則として掲げて、その第十二条で、障害者が生活のあらゆる場面において他の者と平等に法的権利を享有すること、締約国は、障害者がその法的能力の行使に当たって必要とする……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 初めに、行革担当の河野大臣にお伺いしたいと思います。 私は、先日の予算委員会分科会で雇用促進住宅の問題を取り上げましたが、二〇二一年度までに全廃という国の方針のもと、これから先どうなるのかと入居者の方々の不安は募るばかりです。 雇用促進住宅はもともと、行革、特殊法人改革の中で、当時住宅を管理運営していた雇用促進事業団を解散して、新しい特殊法人、雇用・能力開発機構から、後に独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営することになりました。問題は、この特殊法人改革の中で住宅部門を切り離していったことなんです。ここから雇用住宅をめぐるさまざまな問題が……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
まず確認をしたいんですけれども、法案の提案理由で言っているサイバーセキュリティーに関する重大な事象、これはどういう事態なんでしょうか。
【次の発言】 あってはなりませんけれども、個人情報での、今回の年金の流出のような重大な事象などの際、こうした場合には国民に説明する規定というのはあるんでしょうか。
【次の発言】 年金の個人情報が流出したわけです。これからマイナンバーも万全のセキュリティーが求められているわけです。万が一こうした個人情報が流出してしまえば、その方の権利侵害の可能性は将来にわたって残り続けていくわけです。さまざまな形で未来にわたって悪用され……
○島津委員 私は、日本共産党を代表して、特定国立研究開発法人による研究開発等の促進に関する特別措置法案に反対する討論を行います。 本来、科学技術の発展は、研究者の自主性、創造性に委ねられるべきものです。それを安倍内閣の科学技術振興策に丸ごと動員し、その司令塔である総合科学技術・イノベーション会議直轄の実施機関に改変しても、成果が得られるとは考えられません。 本法案は、総理を議長とし、財界、大企業の代表者が直接参加する総合科学技術・イノベーション会議のもとに、物質・材料研究機構、産業技術総合研究所、理化学研究所の三つの研究機関を置き、産業界が目先の利益につながる研究に予算、人材等を集中させよ……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
きょうは、地域間格差と最低賃金の問題について質問いたします。
初めに厚労大臣に確認したいんですけれども、最低賃金の本来の役割というのは、貧困をなくして格差を是正する、そのことによって地域の雇用や経済の活性化を図る、このように理解しているんですけれども、大臣の認識はどうでしょうか。
【次の発言】 地域的な問題についてはこの後質問いたしますけれども、最低賃金の引き上げが必要だということは、認識は一致すると思うんです。
二〇一〇年六月に、政府、労働界、経済界の代表などでつくる政府の雇用戦略対話においての合意で、最賃引き上げの二〇二〇年までの目標と達成に向……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
きょうは、鶴保大臣に、日本の科学の現在と将来について質問をしたいと思います。
最初に、マスコミ報道によりますと、大臣は、ことしノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典さんの記者会見や講演での発言に対して、去る十月四日、次のように述べています。「社会に役立つか役立たないかわからないものであっても、どんどん好きにやってくださいと言えるほど、この社会、国の財政状況はおおらかではない」、これは、十月五日、朝日新聞に報道されています。
大臣、この発言についての真意をお聞かせください。
【次の発言】 まあ、補足があるわけですけれども。
もう一つお聞きしたいん……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
私は、まず、近年各地で大きな問題になっている海外FXの詐欺被害についてお聞きいたします。
FXとは、円やドルなどの通貨を売買して利益を出す投資で、投資金額よりも多額の取引ができるレバレッジという仕組みで、少ない資金で大きな利益ができる、こういうふれ込みで、インターネット上でも投資の勧誘が盛んにやられています。
金融庁にお聞きしますけれども、日本国内ではどのぐらいの人がこの海外FXの取引にかかわっているんでしょうか。
【次の発言】 いずれにしても、相当な人数がかかわっていると推察されるんですけれども。
警察庁にお聞きします。
この被害の実態という……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 今回提出されている両法案は、その趣旨説明で、宇宙基本法の基本理念にのっとりとされています。そこで、まず、宇宙基本法と宇宙基本計画についてお聞きします。 宇宙基本法に基づき、宇宙基本計画が第三次にわたって立てられています。この宇宙計画を見てみますと、かなり変遷しているのがわかります。例えば、昨年一月に発表された第三次基本計画。この計画には、安全保障という言葉が至るところで出てきます。これまでも使われていたんですけれども、非常に多くなっている。 例えば、見出しだけを見てみましても、第一章の(二)で「宇宙空間の安全保障上の重要性の増大」、あるいは第二章の……
○島津委員 おはようございます。日本共産党の島津幸広です。 人事院は、官民較差が生じているとして、三年連続して、月例給について七百八円、〇・一七%の給与引き上げを勧告しました。一時金も、民間支給月数を〇・一二カ月下回っているとして、こちらは〇・一カ月の引き上げを勧告したわけです。 俸給表の改定では、初任給を千五百円に引き上げ、若年層も同程度の改定を行うなど、昨年同様、初任給と若年層に重点を置いた改定となっているけれども、中高年はどうでしょうか。 全ての号俸で引き上げるとしていますけれども、高位号俸については四百円の引き上げとなっています。中高年層の多くは、給与制度の総合的見直しの経過措置……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 民間企業が保有するデータを民間同士で流通することについては、個人情報保護法などの現行法で制度化されています。 本法案の真意は、官民データといいつつも、国、地方公共団体、独立行政法人が保有する個人情報を民間企業が利活用できるようにし、イノベーションを起こし、利益を上げられるようにするところにあります。 確かに、行政機関が保有するデータは膨大で、かつ多様です。適切に活用することで国民が享受するメリットが大きいことは否定しません。 問題は、どれだけ個人情報が守られるかです。 行政機関が保有する個人情報は、行政事務を執行するために収集しており、非常にセ……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 まず、本日の委員会ですが、会期延長を決めた昨日の本会議直後に理事懇談会が急遽開かれ、与野党合意のないまま、委員長の職権で立てられました。 今国会では、TPP特別委員会での強行採決、年金カット法案の厚労委員会での強行採決など、異常な運営が非常に目に余ります。 TPP特の異常事態の際、本委員会の理事懇談会で私が、内閣委員会ではこうしたことがないように求めたのに対して、委員長は、円満公正に努めると明確にお答えになりました。それに反して、このように強行し、しかも、実に乱暴な運営が行われています。 最初に、委員長、そして職権での開催に同意した会派に厳しく抗……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 きょうは、貴重な意見、お話をありがとうございました。 核融合の話を聞きまして、私は、若いころに見た映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」というのがあるんですけれども、あれを思い出したんですよ。車型のタイムマシンで過去、未来を行き来する映画ですけれども、最初の燃料はプルトニウムだったんですよね。ところが、未来から帰ってきたら、生ごみだとか空き缶だとかを入れてエネルギーにしている。身近なものがエネルギーになるという点で、非常にそういうことを思い出したんです。 きょうも話されましたけれども、先生も、二〇〇八年十月のプラズマ・核融合学会誌で、宇宙に高度文……
○島津委員 私は、日本共産党を代表して、国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の改正案に反対する討論を行います。 小規模保育事業所の対象年齢の拡大は、保育の質を後退させるものです。 事業主の判断で五歳児までの受け入れを可能にすれば、保育条件は大きく変わる一方、保育士の増員はほとんどなく、しかも、認可基準に基づく条例委任では、参酌基準とされている保育所の面積は確保できません。 待機児童問題を解消し、連携施設を確保する道は、公営保育所を中心とした保育所増設です。財政措置の強化を初めとした国の支援こそが求められているのです。 また、農業支援外国人の受け入れを派遣労働のスキームを使って行うと……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
きょうは、初めに成年後見制度についてお聞きしたいと思います。
初めに加藤大臣にお聞きしますが、所信で大臣は、成年後見制度の利用促進をお述べになりました。なぜこれは促進なのか、成年後見制度の利用促進の意義は何なのか、簡潔にお答えください。
【次の発言】 今お答えがありましたように、判断能力が不十分な高齢者や障害者の皆さん、これは虐待を受けていたり、あるいは財産管理の被害、守っていく、こういう権利を守る上で、この制度というのはこれまで役割を果たしてきたと思うんです。
そこで、この制度を利用している件数についてお答えください。
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
午前中に随分議論がありましたので、私の質問は重複するところもあろうかと思いますけれども、確認の意味で、ぜひしっかりお答え願いたいと思います。
最初に、今度の法案の目的に、「健康・医療に関する先端的研究開発及び新産業創出を促進し、もって健康長寿社会の形成に資する」、こうあります。これは具体的にはどういうことでしょうか。
【次の発言】 具体的に、ここにある先端的研究開発及び新産業の創出を促進とは、これは具体的にどういうことなんでしょう。
【次の発言】 いずれにしても、先進医療や革新的な医薬品の研究開発、こういうことで長寿社会に資するための産業の創出、活性……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。
きょうは、高齢ドライバーの交通事故とその対応についてお聞きしたいと思っています。
最初に、幾つか確認をいたしますけれども、運転免許を持っている人のうち満七十五歳以上の方の割合、そして直近と十年前について教えてください。あわせて、今後の推移の見通しもお示しください。
【次の発言】 次に、交通事故のうち死亡事故の件数、直近と十年前はどうなっているのか。そのうち、満七十五歳以上のドライバーの件数と全体の事故との割合はどうなっているかを教えてください。
【次の発言】 今お答えしていただいたように、全体の死亡事故は減少しているけれども、満七十五歳以上のドライバ……
○島津委員 日本共産党の島津幸広です。 きょうは貴重な御意見ありがとうございました。 私からも公述人の皆さんにお聞きしたいと思います。 時間が限られていますので端的に御質問させていただきます。 最初に、水野公述人にお聞きします。 私も「資本主義の終焉と歴史の危機」を読ませていただきました。資料の中にもあります、富を周辺から中心へ集中させる、グローバル化と格差の拡大、中間層の没落など、興味深い御指摘が多々ありました。 今、大企業は空前の利益を上げる一方で、実質賃金が十九カ月連続マイナスになっています。きょうのお話でも、年収二百万以下の給与所得者の急増、金融資産なし世帯の増加が指摘され……
○島津分科員 日本共産党の島津幸広です。
私は、比例東海ブロックから、浜岡原発の再稼働反対をオール静岡、オール東海の声にと訴えて国会に来ました。
あすは、東日本大震災から四年目を迎えます。福島第一原発事故はいまだに収束されず、十二万人が避難生活を続けています。
福島第一原発事故の後、経済産業大臣が中部電力社長に浜岡原発の運転停止を指示しました。全国の原発の中でも大地震の発生の確率が高く、特別の対策が必要だと判断したわけです。
経済産業大臣に伺います。この認識は、今も変わりありませんね。
【次の発言】 きょうお配りした資料の中に、その当時の文書が入っています。この中に、今大臣もおっしゃっ……
○島津分科員 日本共産党の島津幸広です。
塩崎大臣とは、先日、最低賃金の問題で議論させていただきましたけれども、きょうは、雇用促進住宅の問題について質問させていただきたいと思います。
最初に現状についてお聞きしますが、厚生労働省の資料によりますと、昨年末現在で、住宅所有戸数は十一万八百五十七戸、実際に入居しているのは四万四千九百五十戸となっています。推定では十万人近い人が住んでいると思いますけれども、これは間違いありませんね。
【次の発言】 二〇〇八年当時と比べると、約八年間で入居者数だけでも二十万人減っています。中堅都市が丸々一つ消えたことになるわけですけれども、ここには数字以上に大きな……
○島津分科員 日本共産党の島津幸広です。
東日本大震災での福島第一原発事故から既に、もうすぐ丸六年がたとうとしています。
もともと技術的に未完成な原発が地震が多発する日本の各地に建設されていますが、その中で、二〇一五年八月に鹿児島の川内原発が再稼働する、そして現在は愛媛伊方原発、合わせて二基の原発が稼働しています。加えて、佐賀県にある玄海原発、福井県の大飯原発も再稼働に向けて動き出しています。
まず大臣にお聞きしますが、なぜ原発再稼働なんでしょうか。
【次の発言】 今るる述べられましたけれども、コストの問題については後で議論したいと思うんですけれども、安全性の問題一つとってみても、福島の……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。