このページでは米山隆一衆議院議員の49期(2021/10/31〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は49期国会活動統計で確認できます。
○米山隆一君 それでは、提出者として、藤岡隆雄議員の御質問にお答えいたします。 本法案で新設する加害目的誹謗等罪は政府の侮辱罪厳罰化に対する対案ですので、御質問にお答えする前に、まず、政府案の問題点について簡潔にお話しいたします。 政府案は、従来あった侮辱罪の構成要件を変えずに、拘留又は科料だけであった法定刑に一年以下の懲役若しくは禁錮若しくは三十万円以下の罰金を加えることで、現在多数の人が苦しんでいるSNS、インターネット上の誹謗中傷に対処しようとするものです。 しかし、これは、そもそも論理的でなく、有効でありません。侮辱罪の保護法益は外部的名誉であり、公然と侮辱することを要件とするた……
○米山隆一君 ただいま葉梨法務大臣より趣旨説明がありました民法等の一部を改正する法律案について、立憲民主党・無所属会派を代表して質問いたします。(拍手) まず、葉梨法務大臣におかれましては、先般の法務委員会において、御自身の後援会幹部が葉梨後援会ゴルフ大会、主催葉梨康弘後援会なるビラを作って後援会会員に参加者を募って開かれたゴルフ大会において、会費二千円からは到底考えられない高額賞品が提供されていたことが公職選挙法第百九十九条の五に、この会の収支が後援会の政治資金収支報告書に記載されていなかったことが政治資金規正法第二十五条に反するのではないかとの私の質問に対して、後援会員がアドホックに集ま……
○米山委員 それでは、立憲・無所属会派を代表して、米山から御質問させていただきます。 実は予定していた質問じゃないんですけれども、今ほど神田委員からの御質問で、効率化、安全への取組の評価、また原子力発電の位置づけ、また人材の確保ということについて、山口委員、竹内委員のみから御意見を伺ったんですが、せっかくですので私は木村委員、大島委員から伺いたいということで、木村委員、大島委員それぞれ簡潔に、規制基準の適合性審査を効率化することについての意見、また今までの安全の取組への評価、また、カーボンニュートラル等も含めて、原子力発電の国の政策に対する位置づけ、また人材確保に対する意見をそれぞれお伺いで……
○米山委員 それでは、私から御質問させていただきます。 まず、冒頭ですけれども、お配りした資料、大変恐縮ながら、私書式をよく分かっておりませんで、これは厚労省発出の平成十七年七月二十六日の通知であるということを下に記載しておりませんでしたが、お許しください。こちら、上にもありますとおり、厚労省が平成十七年七月二十六日に各都道府県知事向けに発出しました通知でございます。こちら、参考資料としてお配りさせていただきました。 それでは質問に移らせていただきます。 まず冒頭、ロシアからの侵略に対して全力で戦っているウクライナの方々に心より敬意を表させていただきます。そして、我々日本は、国際社会と連……
○米山委員 立憲民主党・無所属会派の米山です。質問させていただきます。 まず冒頭、改めて、二月二十四日のウクライナに対するロシアからの侵略に対して、一週間以上もの間、命の危険にさらされながら全力で戦っておられるウクライナの方々に、心より敬意を表させていただきます。また、そのウクライナにおいて、民間人への無差別攻撃や禁止兵器の使用が取り沙汰されていることに、強い抗議の意を表させていただきます。 我が国政府は、当初より、自由主義陣営各国と連携して、ロシアに経済制裁を科すことを表明し、また三月二日には、岸田総理がウクライナからの難民受入れを表明したところでございます。また、大臣からも度々前向きな……
○米山委員 立憲民主党・無所属の会派の米山と申します。 大変すばらしい御意見、大変ありがとうございました。早速御質問させていただきます。 今ほど、IT化ということで、非常に、アクセスを拡大していくということが重要だと。またIT化は、単にITツールを使うということだけではなくて、そこから更に踏み込んで利便性を高めていくことが重要だというお話がございました。 その中で、すぐにということではないんですけれども、せっかくIT化するのであれば、裁判管轄というものも、もう一から考え直していいのではないかと非常に、私、弁護士なんですけれども、思っております。 特に、私は医療訴訟をよくやるんですけれど……
○米山委員 それでは、立憲・無所属会派、米山から質問させていただきます。 法定審理期間訴訟手続についてお伺いしたいんですけれども、まず、私、裁判官、職員定員法の審議におきまして、民事訴訟における平均の期日回数と平均の期日間隔というのを御質問したところ、平均期日回数は四・七回、おおむね五回ということで、また、平均の期日間隔は二・一か月であるとの御回答をいただきました。 法定審理期間訴訟手続におきましては、条文を見る限りということですけれども、まず、法定審理期間、この手続に移行する旨の決定があった場合には、二週間以内に次の期日が決まる、また同時に六か月以内のところで最後の期日を決めるということ……
○米山委員 それでは、立憲・無所属会派を代表して質問いたします。 昨日の本会議に上程された政府提出の刑法の一部を改正する法案、私からは侮辱罪厳罰化法案と呼ばせていただきますけれども、これについて御質問させていただきます。 こちら、政府からの私に対するレクでもあったんですけれども、そもそものところでちょっと確認させていただきたいんですが、侮辱罪を厳罰化する、一年以下の懲役若しくは禁錮若しくは三十万円以下の罰金を追加したのは、これは、SNS、インターネット上の誹謗中傷に対処するため、立法事実はSNS、インターネット上の誹謗中傷だということでよろしいでしょうか。確認をお願いします。
○米山議員 時間が足りなさそうなので、早口でお答えさせていただきます。 加害目的誹謗等罪は、近年におけるインターネット上の誹謗中傷による被害の実情に鑑み、現行の名誉毀損罪や侮辱罪では処罰し難い誹謗中傷行為を正面から処罰の対象とするものです。すなわち、現行の名誉毀損や侮辱罪は、外部的名誉を保護法益とするのに対し、加害目的誹謗等罪は、内面の人格を保護法益とする新たな構成要件を定めたものです。 また、処罰の対象となる行為も、他人を低く評価する価値判断を表示することである侮辱と、そのような評価の要素を含まないものもある誹謗中傷とは、重なる部分もありますが、異なる部分もあり、概念として別のものです。……
○米山委員 それでは、立憲・無所属会派を代表して御質問させていただきます。
今ほどの山田委員からの質問の中で、侮辱罪認知件数、一年間で九十五件ほど、検挙件数六十一件ということがございました。
二之湯国家公安委員長にお尋ねしますけれども、告訴状の受理件数、これは年間何件でございましょうか。
【次の発言】 それでは、認知件数でも結構なんですけれども、認知件数、検挙件数、それはこの侮辱罪厳罰化法案が成立した後、増えるとお考えでしょうか、それとも減るとお考えでしょうか、根拠とともにお示しください。また、何にも想定していないということでしたら、その旨もお答えください。
○米山議員 ただいまの質問にお答えいたします。 まず、構成要件というものは、単に明確に定められることが重要なのではなくて、処罰の対象とするものをちゃんと網羅的に対象とできる一定の広さと、その上で、処罰されるものと処罰されないものが明確に区分けされるということが重要でございます。 誹謗というのは、そしること、悪口を言うことであり、中傷というのは、事実に基づかないことを言って人を傷つけることを言い、これは、つまり、人を傷つけるような言葉を発することということでございまして、これ自体は一定の広さのある言葉でございますが、その言葉について、人の内面の人格を加害する目的というものが加えられております……
○米山委員 それでは、会派を代表して質問させていただきます。 今ほども話題になりましたけれども、犯罪であることが明白ということは、違法性を阻却する事由がないことも明白ということであり、侮辱罪については、表現行為という性質上、逮捕時に、正当行為でないことが明白と言える場合は、実際上想定されないという政府統一見解が示されたわけなんですけれども、また例を言うと言わないのかもしれませんが、例えば、道でたまたまぶつかった相手に対して、ぼけっとするな、このばかといったような言論は、法令上の根拠があるわけでも業務によるものでもないことは一見して明白であると思います。 ちなみに、三十五条、正当行為というの……
○米山委員 それでは、立憲民主党・無所属会派を代表いたしまして質問させていただきます。 まずは、防衛費の増額についてお尋ねさせていただきます。 先ほど鈴木大臣もおっしゃられましたけれども、総理が二〇二三年から五年間の防衛費を四十三兆円とするように指示して、二〇二七年度に現在の水準でGDP比約二%の約十一兆を目指すとされたというふうに報道されております。 また一方、同時にということですけれども、財源確保については、木原誠二官房副長官が、二〇二七年以降、安定財源を確保すると言ったと、これは報道というか、言っております。 さらに、鈴木大臣も先ほど言いましたけれども、年末に向けて、いろいろ、何……
○米山委員 それでは、立憲・無所属会派を代表いたしまして質問いたします。 私は、今ほどの時間が多分四分ぐらいですので、四分減らして四十一分でお話しさせていただきます。 まず、葉梨法務大臣、御就任おめでとうございます。 まず、統一教会との関係について御質問いたします。 先般、我が党の打越議員が山際大臣に信者かどうかということをお尋ねしましたが、これについては、御党の世耕弘成参院幹事長が記者会見で、公人とはいえ信教や内心の自由は保障されるべきで、適切でなかったと批判されております。 私も、憲法二十条で定める信教の自由は極めて重要な人権であり、その一内容として、自らの信仰表明を強制されない……
○米山委員 それでは、会派を代表して御質問いたします。 まず、国籍法第三条第三項の規定についてお尋ねいたします。 せっかくですので、これは事例ということでお伺いしたいんですけれども、まず、アメリカ国内で、ちょっと事例で恐縮ですが、結婚していない日本人の父Aとアメリカ人の母Bとの間に子供Cが生まれました。日本において日本人の父Aがこの子供Cを認知したといたしますと、アメリカは属地主義で日本は血統主義ですから、子供Cは自動的に二重国籍を有します。そして、その上で、この子供Cが国籍法第十四条の義務を履行するためにアメリカ合衆国の手続で国籍離脱をした場合に、この子供Cは日本単独の国籍になります。 ……
○米山委員 会派を代表して質問させていただきます。 まず事実関係を整理させていただきますけれども、大臣、十一月九日の武井俊輔外務副大臣の政治資金パーティーにおいて、前段として、法相になり三か月になりますが、大体、法相というのは、朝、死刑の判こを押しまして、それで昼のニュースのトップになるというのはそういうときだけという地味な役職なんですが、今回はなぜか旧統一教会の問題に抱きつかれてしまいました、ただ抱きつかれたというよりは、一生懸命その問題解決に取り組まないとということで、私の顔も幾らかテレビに出るようになったということでございますと言い、後段として、外務省と法務省、票とお金に縁がない、副外……
○米山委員 それでは、立憲民主党から、米山から質問いたします。 今ほど時間がオーバーしていますが、それは私の時間を削らせていただきます。 まず、齋藤大臣、まずは御就任、大変おめでとうございます。 私、実はといいますか、知っている人は知っているんですが、自民党に所属しておりまして、二〇〇九年の政権交代選挙では共に一回落選経験のある新人として立候補しておりまして、そのとき大臣は当選されて、私は落選して、今に至っております。その間、大臣とは地元の会合などで何度かお会いしているほか、私の友人が奇遇にして大臣の、農林大臣だったときの部下であり、その御人格、御見識は聞き及んでおり、畏敬の念を抱いてい……
○米山委員 御指名ありがとうございます。立憲民主党の米山です。 先ほど我が党の階議員が言ったとおり、この審査会で憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案について審査するということは、何も、何でもかんでも憲法改正に入れ込むということではなくて、現行憲法をよく調査し、憲法上の問題点があるものの立法で解決すべきものについては、この憲法審査会において、憲法上の論点をきちんと議論した上で立法的解決の方向性を提示して、そして、どうしても立法で解決できない、そういった立法事実が残った場合には、それを憲法改正案にするということだと思っております。 その典型が、今般、立憲……
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