山崎恒 参議院議員
1期国会発言一覧

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山崎恒[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山崎恒参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

山崎恒[参]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第32号(1949/05/23、1期、緑風会)

○山崎恒君 私は只今三好君より提出されましたところの農林省設置法中、資材調査事務所を存続するという修正案に対しまして、賛成の意を表するものであります。(拍手)御承知のように、資材調整事務所の廃止、或いは地方委譲は、現内閣の行政整理と、これに伴うところの財政緊縮の方針に基くものでありますが、このことは、むしろ私が次に述べるように、全く反対の結果となり、日本経済復興を阻害するものとなることが憂慮されるものであります。資材調整事務所の割当事務は、物資統制規則に基く数多い重要物資を公平迅速に割当て配給する大切な仕事であり、このためには、その事務に技術的に練達の士が当つて初めてよくその機能を果し得るもの……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第12号(1949/11/16、1期、緑風会)

○山崎恒君 緑風会を代表いたしまして二三質疑を行います。  過ぐる九月十八日ポンド切下げが突如として発表せられたところ、我が国の対米為替レート三百六十円も、当然にこれに従いまして改訂せらるべきであるという論議が相当に熾烈になつたようであります。過日の本院におけるところの総理大臣の政策方針によりまして、円レートの切下げは断じて行わないという旨の発表をせられたので、一応は納得をいたしたのでありまするが、我が国の現状から輸入が輸出の二倍にも達しておる、この際に、従来の貿易と異なりまして自主的の貿易が活溌に再開せられようとする際、我が国の主要貿易のお得意先が主としてポンド地域であり、政府の高唱するとこ……

山崎恒[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

山崎恒[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算委員会 第1号(1947/07/05、1期、緑風会)

○山崎恒君 小川さんの動議に賛成いたします。

第1回国会 農林委員会 第3号(1947/08/05、1期、緑風会)

○山崎恒君 政務次官からいろいろ説明させたのでありますが、まだ書類を以て原案を示めされたのでないので、十分私共檢討をする餘裕を持たないのでありますが、先ず只今までいろいろ各位から意見を發表された點は、今囘の供出制度に對しましても、今後改善すべき點が多々織り込まれるものと存じておりますが、私は先程來政務次官から申されました從來の食糧調整委員會を廢して、單に食糧委員會を設けるというようなことで、供出制度そのものが先程島村委員からも話されたように、果して下から盛り上つた數量によつてその全體數量を把握するか、或いは收穫高豫想を國がいたしまして、國から割當てられた國の委員會が縣の委員會に示し、縣の委員會……

第1回国会 農林委員会 第4号(1947/08/06、1期、緑風会)

○山崎恒君 今の岡村さんの意見に關聯して、新しい價格の立て方が、勿論基準年度と採用品目の加重因數によつて決定されるというようなことになるのですが、その加重因數によるところの品目竝びに當時の價格というものが非常に品物によつて甲乙がありますし、又今度の價格というものが、全然闇というものを當時のものは基準にしてないというようなことになるのですが、一應新物價體系から行くというと、物によつては〇〇倍までは上げて宜しいというようなこととなると、特に米價の……米の、主食の問題に限つては、最も重要なものであるが故に、この引上げる品目中特に米に限つては最優位の取り方を取るべきだろう、こう考えるのですが、假りにこ……

第1回国会 農林委員会 第7号(1947/08/19、1期、緑風会)

○山崎恒君 只今提案された資金融通の問題に對しまして、共同施設に對するところの二千萬圓の資金貸出しはまことに時宜に適した計畫と存ぜられるのでありまするが、只今大臣から説明されました二十一年度におけるところの四億一千萬圓竝びに二十二年度におけるところの五億何千萬圓かの中の三億八千萬圓の從來貸付けたところの金額に對して、どのくらいの開拓戸數に對してどういう状況に金が利用されておるかという點と、竝びにこの共同施設に對するところの二千萬圓は、どのくらいの施設に對して、二千萬圓を貸付けるかという點を一應お聽きいたしたいと、かように存ずるのであります。

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/22、1期、緑風会)

○山崎恒君 今日はこの程度で一つ閉會を願います。

第1回国会 農林委員会 第11号(1947/08/25、1期、緑風会)

○山崎恒君 只今木檜委員の方から附帶條件附きの御意見が出たのですが、少くとも法案として出します以上は、附帶決議でなく希望條件として、この内容については、私共も現在の農村方面における種苗の取扱については、只今木檜きんのおつしやるような、從來何代も種屋をやつておるというようなまじめな者はレツテルを持つておる。商標を持つて賣つておるというような種苗業者に限つては、發芽もよいし、又その品質も良いものを賣つておる。從いましてそのレツテルによつてもすでに相當市販を廣く求めておられるのでありまするが、最近の蔬菜、果樹類の事情からいたしまして、非常にこの種子、種苗を繞りまして不良な業者が横行しておるというよう……

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/26、1期、緑風会)

○山崎恒君 我々農民といたしましては、終戰後において農業協同組合法案の一日も早からんことを希望しておつたのであります。何となれば過去におけるところの農業會が、最近におきまして非常にあらゆる角度から怨嗟の意見が出るのでありますが、これは制度そのものが從來かようにいたしたことは申すまでもないのであります。過ぐる昭和十八年の臨時議會におきまして、戰爭目的遂行のために、いわゆる農村におけるところの各種團體を緊急統合するところの法律案を提出し、それによつて産業組合或いは養蠶業組合、或いは畜産業組合、農會というようなものが合併いたしまして、かような制度になつたのでありますが、終戰後その後二囘程の法律改正を……

第1回国会 農林委員会 第15号(1947/09/17、1期、緑風会)

○山崎恒君 第九條の「この法律において、農民とは、みずから農業を營み、又は農業に從事する個人をいう。」という定義がありますが、その農業の範團限界、この點について、最近非常に戰争後は地方に疎開者が多い。例えば一段歩作つている者も農業だ。貸して作つている者も農業を營んでいるというような傾きが多いのでありまするが、政府はこれに對して一定の農業の範團限界というものをどこに置いているかということをお聽きしたい。次は第十條の、事業における「組合員以外の者の事業の利用不量」の問題でありますが、これは「當該事業年度における組合員の事業の利用分量の總額の五分の一を超えてはならない。」ということになつておりますが……

第1回国会 農林委員会 第20号(1947/10/02、1期、緑風会)

○山崎恒君 供出問題について二、三お伺いいたしたいと思うのでありまするが、今回発表されましたところの三千五十五万石の驚異的な数字は、從來から考えておりましたところの本年度の天候から考えますれば、我々に何ら苦痛はないのでありまするが、本年度のこの最近におけるところの災害等を考えますると、並み大抵の数字じやないということは、これはもう政府も我我も等しく憂うるところでありまするが、この三千五十五万石は何としてもこれを成し逐げなければならない。敗戰國民としてどうしてもこれを出さなければならんということは、これは十分承知でありまするが、先ずそれだけ出したならば、輸入食糧がどれだけ來年度は入るかという見通……

第1回国会 農林委員会 第21号(1947/10/03、1期、緑風会)

○山崎恒君 麦の價格が大体四十八倍に決定しておるのでありますが、現在米の價格が未だに決定しないのは、新しい方策を以て少しでも幅のある價格を出したいという親心があるように私は善意に解釈しております。併しながら國家に取つて今何が一番緊急な大事な問題であるかと申しますれば、これは食糧問題が一番緊要な問題であろうと思います。政府におきましても國管問題等を繞りまして、石炭の必要性を非常に説いておりまするが、私は石炭より以上重要な問題は食糧の問題である。かように考えておるのであります。殊に今回三千五十五万石の進駐軍からの命令によるところの食糧の供出は、本年度の豊作型であつた作柄から見て、突然來たところの災……

第1回国会 農林委員会 第26号(1947/11/01、1期、緑風会)

○山崎恒君 今政府委員の御意見では今囘出された特別会計法が通過すれば奥地からの小運送の問題も解決するというような御意見であつたのでありますが、少くとも木炭の需給関係は特に三月末までの期間が非常に必需期間の時期にあるのでありますが、殊に奥地から持ち出す、搬出する小運搬の輸送力というものは、大体において木炭の産地は積雪地方が多いように考えられるのでありますが、それが特にそうした積雪の、降雪の時期に際して満足に計画通りに小運搬ができるかどうか。かような問題を、單にこれは特別会計の問題でなくして、私は非常にそうした惡條件に入るところの最も搬出に困難な時期にあろうと思うのでありますが、そうした見透しにつ……

第1回国会 農林委員会 第29号(1947/11/07、1期、緑風会)

○山崎恒君 石油問題でありまするが、安本の方にお伺いいたしますが、今度安本の方で只今構想を立てておるところの新らしい石油の配給計畫というのは、どの程度までその構想ができておるか、私缺席しておりましたので或いは御説明になつたかも分りませんが、今後の石油の配給計畫というものを一應お示し願いたいと、こう思うのであります。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 只今の御説明でほぼ分つたのでありますが、そうしますと、從来取扱つておりましたところの農業會を、先程の質疑應答の中の御意見では、販賣店に現在では指定する意思がないというような御意向のように承わつておつたのでありますが、さよう承知してよ……

第1回国会 農林委員会 第31号(1947/11/12、1期、緑風会)

○山崎恒君 第九十九條と百九條に關連いたしまして、組合の事業の運營の問題でありまするが、九十九條には共濟組合の共濟金の支拂の面におきまして、いわゆる通常管理の損害防止を怠つてはならない、或いは組合員は、損害防止のために特に必要なる指示を組合からした場合に、その指示に從わないというような場合には、組合がその支拂の責を免れるというようなことが謳われておるのでありまするが、例えば旱害地帶において、當然或る一定の地域から揚水作業をすれば、その旱害が免れるというような場合において、その揚水作業をするについては相當に費用が掛かるというような面が生ずるのでありまするが、その場合に組合が、揚水の必要性を説いて……

第1回国会 農林委員会 第32号(1947/11/18、1期、緑風会)

○山崎恒君 改正法案については別に質問もないのでありますが、念のために北海道の國有林並びに旧御料林の面積、その他推定木材の石数等お分りでしたら、念のためにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 推定木材の石数を…。

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/11/21、1期、緑風会)

○山崎恒君 私も只今羽生委員の意見と同じ意見を持ちまして賛意を表するものであります。旧來の農業保險に関する旧制度を根本的に改革されまして、新しい時代に即應したところの農業経営に安定をつけるというような観点からいたしましてこの法案が出ましたことは、農家に取りましても非常に福音であろうと、かように考えております。ただこの内容におきまして、第八十四條の共済目的の項におきまして、「水稻、麦その他政令で指定する食糧農作物」とありますが、我が國の如き非常な干害地の多い殊に畠作、なかんずく陸稻の如きものがこれから除外されるということは、甚だ遺憾に存ずるのであります。これは政令で指定するということになつており……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 農林委員会 第8号(1948/06/14、1期、緑風会)

○山崎恒君 政府は曾て指導農場を設置して日本農業の改良発達に資しようというような計画の下に、過去におきまして相当厖大な予算を計画し、これも相当進捗しておつたのでありますが、半ばにおいてこれを中止しなければならんというような状況に立至つておるのであります。その身代りとして出た法案がこの法案と解してよろしいかどうか、それが一つの質問の点でありますが、尚意見を附加えて多少質問を申上げたいと思いますが、大体におきまして今回のこの法律の内容全般から見まするというと、特にこの試驗場等を利用し、或いは試驗の結果を蒐集して、それに対する施策を講ずるというようなことも重点になつておるのでありまするが、現在まで行……

第2回国会 農林委員会 第9号(1948/06/15、1期、緑風会)

○山崎恒君 昨年度農業保險法の改正によりまして、農業災害補償法案が通過いたし、現在各府縣とも共済組合を設置いたしまして、著々その線に副つて事業を進めておるのでありますが、昨年度の旱害或いは水害地帶にそれを直ちに遡及したところは、非常に農家にとつて幸いだつたのでありますが、昨年度、この法律が出た当時、私は質問したのでありますが、今回改正される内容におきまして、まだその部分がはつきりしておらないのでありますので、その点をお尋ねいたしたいと思いますが、八十四條に共済目的がはつきり謳つてあるのでありまするけれども、特に水稻、麦その他云々、こういう規定になつておるのでありますが、昨年度、私は陸稻の問題を……

第2回国会 農林委員会 第14号(1948/06/23、1期、緑風会)

○山崎恒君 二、三質問をさせて頂きたいと思います。肥料配給公団に藥品を取扱わせなければならないというような事情の立つ至つた理由をいま少しお聞きいたしたいと存じます。これは只今協同組合法が制定されて、協同組合が円滑にこれから事業を開始しようというような状況になつておる今日、こうした事業は挙げて協同事業で農民みずからが購入して行うべき仕事じやないかと、こう思うのでありまするが、いわゆる公團組織は官僚統制であるのであつて、肥料そのものと同一に、災害の救助の場合の應急施設だというような意見があるのでございますが、民間企業を圧迫しはしないかというような点も考えられるのであります。他の協同組合等を有利に利……

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/26、1期、緑風会)

○山崎恒君 この規格の統一をするという趣旨は、十分了解しておるのでありますが、殊にこの全國的に亘る規格の統一をする場合に、このいろいろの品目があるんですが、これは北の北海道の方から、南九州まで亘る間に、おのおの地方色によるところの從來の製品規格というものがあつたと思うのでありますが、これが全國統一的の規格にできるかどうか、同時に、さようなことになりますれば、檢査をするところの官吏に対して、一定の能力を、技術を與えなければならん。それには、從來はこういうまちまちな、自主的にやつておつたものでありますが、この統一ある檢査の技術というものをやはり訓練するのであるかどうかというようなことをお聽きしたい……

第2回国会 農林委員会 第17号(1948/06/28、1期、緑風会)

○山崎恒君 大体島村さんから質問されたので、それに関連しておりますが、先程來の局長の御答弁では、先ず七割と三割を決定したのは暫定措置として、とにかく從來の業者の能力、資金の面或いは設備の面を十分に活用するのに、大体七割を優先的に認めたと、こういうようなことでありますが、配給登録の要項があるでありましよう。その要項には登録の更新についてどういうふうになつておりますか。その点拜承したいと思うのであります。
【次の発言】 登録の更新について要項があるわけですね。その要項には更新は一ケ年とか、六ケ月とかいう規定が織込まれておると思うのですが、それはどうなつておるのですか。

第2回国会 農林委員会 第22号(1948/07/04、1期、緑風会)

○山崎恒君 この法律は農民の直接の利益というものは盛られていないで、試驗研究等間接的にこの農業生産の増大、発達達というようなことを期するために盛られてあるのでありまするが、只今配付になつておりまするところの農業改良局と密接不可分な関係にあるものであります。ただ遺憾なる点は蚕糸業に関する問題が分離になるということは、如何にも日本農業が蠶糸業を重んじていないというようなことに、我々は観察しなければならないようなことになつておるのでありますが、その点は非常に遺憾と思うのでありまするが、何といたしましても今後農業に関する諸原理及びその他の科学的砂驗研究をいたしまして、日本農業を最高度に向上させなければ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 農林委員会 第1号(1948/11/08、1期、緑風会)

○山崎恒君 大臣お忙しいようでありますので、簡単に御質問いたしたいと思います。今回新らしく政府が樹立されるに当りまして、早速当面の問題として我々農業者に取つて大きな期待を持つておる問題は、米價の決定の問題であります。特に米價の決定に当りまして、我々は去る第二國会におきまして農業災害補償法案の決定を見たのであります。然るに農業災害補償法は、これはもう私が申上げるまでもなく農業者が不慮の事故によつて受けるところの損失を補填しまして、農業経営の安定を図る、而しで農業生産力の発展に資することを目的とされておるのであります。特に農業災害補償法は第二條に「農業共済組合の行う共済事業、農業共済保険組合の行う……

第3回国会 農林委員会 第3号(1948/11/16、1期、緑風会)

○山崎恒君 では私から大臣に御質問申上げますが、去る八日の委員会の折に、私は農業災害補償法によるところの消費者價格への災害補償金の織込み、これをオミツトしてあつたというような点について御質問申上げたのでありますが、当時大臣は特別会計から繰入金をいたしたい、又その一部を一般会計から繰入れるような方針を進められるというような御答弁を承つたのでありますが、今会期も余すところ日にちもないのでありますし、又勿論法律上の手続といたしましては、すでに法規に謳つてあるものをオミツトして價格が立ててありますから、これは法理的に違反行爲だというようなことにも思われるのでありますが、この問題につきましては大臣が誠意……

第3回国会 農林委員会 第4号(1948/11/18、1期、緑風会)

○山崎恒君 飼料の問題を一つ取上げて御質問申上げたいのですが、飼料政策については、すでに御説明をお聽きいたしたのでありますが、最近澱粉粕の問題をめぐりまして、今非常に澱粉を製造しておる府縣におきまして澱粉粕を、その工場を有する土地に還元して貰いたいといろ要望が非常に多いのでありますが、昨年の例を見まするというと、澱粉粕は一旦統制をするという形式になつたのでありますが、國が三分の一を買上げ、三分の一は縣の自由に任せ、あとの三分の一はその町村なり、或いはその工場のある所の地元の農家に、直接還元するというような方策を取つておつたのでありますが、今年度は、これを全部一旦統制しようという計画があるように……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 農林委員会 第閉会後1号(1949/08/18、1期、緑風会)

○山崎恒君 只今渡邊部長より肥料の生産事情が非常によろしくなつたというような御説明があつたのでございますが、事実最近の事情は生産状況はよろしいように聞いておりますが、工場の状況を考えて見ますると、すでに或る会社のごときは相当のトン数を製造する能力の態勢ができたというにも拘わらず、半分の生産ほか認められていないというような状況があるのであります。こうした面に対して政府は、一方においては生産できる態勢にあるにも拘わらず生産を停止させておつて、硝安のごとき肥料を輸入しなければならないというような状況はどこにあるか、その根幹はどこにあるかということをお聽きしたいのであります。  それから電力の問題であ……

第5回国会 農林委員会 第3号(1949/03/29、1期、緑風会)

○山崎恒君 結論的に申しますと、まあ止むを得ず賛成をいたしますが、只今板野議員、藤野議員から希望意見がありましたように、私も希望を一二申上げて賛成いたしたいと思います。大体この公團は特に一ヶ年間期限付きでいずれも発足いたしたのでありますが、発足匆々この肥料公團はすでに先程來岡村君等から話がありましたように、大体において農業が特に基礎的仕事をしておるというような状況もありますし、いずれの公團を見ましても、公團を経営するための公團であつて、殆ど消費者の利益、或いは民生の安定というようなことを織り込んだところの経営方法は、やつておらないというようなのが実情に思われるのであります。殊にこの食糧公團のご……

第5回国会 農林委員会 第7号(1949/04/18、1期、緑風会)

○山崎恒君 只今農林政務次官は第四國会において、予算上並びに法律上の措置が講ぜられたというような御説明をされたのでありますが、第四國会においてどういう措置が講ぜられたのでありますか、その点を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その点はよく分るのですが、次官の説明に、第四國会において予算上並びに法律上の措置が講ぜられたということを只今説明されたのだが、どういう法律上、予算上の措置が講ぜられたか、その点を一つお聽きしたいと思います。
【次の発言】 予算上の措置は、それは特別会計、一般予算から出たのですから分るが、法律上の措置は講ぜられないと、こう思うのですが。

第5回国会 農林委員会 第9号(1949/04/26、1期、緑風会)

○山崎恒君 只今北村さんが発言された趣旨と私も全く同感でありまするが、この区別をした理由は、農林省で大正十五年の問題ですから恐らく分ると思うのです。これは特に打撃を蒙るのは獸医手ばかりでなく、現在獸医手を採用しておる團体が非常に困るだらうと思う。これはもう恐らく我々の常識で考えまするというと、当時二つに分けたというのは、主として馬匹組合等の改正その他によつて、恐らく戰爭以前に馬の改良発達をさせるというようなことで、團体を利用しての馬の改良発達を図るというようなところからいつて、正規の獸医師というものが少いので、獸医手という制度を設けて、恐らく馬匹の改良発達の問題を強く取上げられたじやないか、そ……

第5回国会 農林委員会 第11号(1949/04/28、1期、緑風会)

○山崎恒君 この監査法はすでに産業組合当初からの大きな役割を持つて來たのでありますが、只今も藤野委員から話されましたように、現在の我が國の協同組合法から見ますと、監査法そのものは両立しないことは当然であるのでありますが、すでにこの三万になんなんとするところの協同組合が全國に発足しておるのでありますが、この発足したところの協同組合が現在非常に……、すでに一年有余を経ない今日、経理上のいざこざが多いというふうな風評が甚だ多いのであります。このままにいたしましたならば、我が國の協同組合が果して健全に発達するかどうかということは、非常に今から危ぶまれる問題であるのであります。さようなことで今後この監査……

第5回国会 農林委員会 第16号(1949/05/11、1期、緑風会)

○山崎恒君 只今ゴム製品について政府は一部統制の枠をこの十月頃緩めるという計画があるように仄聞するのですが、そうしたことについて多少の見通しでもありますか、どうですか、この点をおききして置きたい。
【次の発言】 今超過供出の特別價格の價格制度を法文化するかどうかというような問題については、これはもういろいろ技術操作の問題があろうと思うのですが、ここで十分質して置きたいのは、この超過供出の代金を課税の対象に絶対しないというようなことが長官からはつきりとお聞かせできるかどうか、その点を一つお聞きして置きたい。
【次の発言】 第八條の最後ですが、先程藤野委員からも質問されたのですが、超過供出の場合に……

第5回国会 農林委員会 第20号(1949/05/17、1期、緑風会)

○山崎恒君 一つ御質問いたします。この法案を取上げますときに、政府が今回の予算について農業方面の予算を極力心配されたことはよく承知しておるのでありまするが、いずれも農業方面の公共事業費は削減されてしまつておるのでありまするが……。速記を止めて下さい。

第5回国会 農林委員会 第22号(1949/05/19、1期、緑風会)

○山崎恒君 大臣並びに安本長官の御意見で、農業が目下の日本の再建のために基礎産業であるというところの御認識については十分我々承知したのでありまするが、特に現在の日本のあり方は、終戰直後においては、鉱工業方面の状況は三割程度に低下いたしておる。然るに最近においては戰前の六割五分までとにかく上昇して、鉱工業の六割五分に上昇したというその半面には、とにかくいずれもこの農村の人達が、陰に見えないところの農家の供出、この食糧あつてこそかような鉱工業の部門が進捗したと思うのであります。殊に農家ではがんじがらめにからめられたところのいろいろの法律によつて最近出て來たところの超過供出のいわゆる法律案等を只今審……

第5回国会 農林委員会 第26号(1949/05/23、1期、緑風会)

○山崎恒君 私はこの本法案に対して賛成の意見を申述べるわけでありますが、二、三それに対しまして希望意見を述べたいと存じます。  戰後國家再建の線に沿つて統制経済が強化され、各生産部門においてそれぞれ計画達成に努力が続けられて來たのでありますが、今日まで計画の一〇〇%以上を完遂して來たものは、農業部門を除いては他にないて存ずるのであります。特に農業がよくその割当量を確保し、更にみずから進んで超過供出を達成して來たのは、一に國家再建の成否がかかつて食糧問題にあるということを深く認識し、國民の要請に應えて來たからであります。然るに今般政府が考えておるところの食確法は今日まで続けて來たところの農家の自……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 農林委員会 第7号(1949/11/30、1期、緑風会)

○山崎恒君 芋の問題に入りましたから、芋の問題をお尋ねしたいのですが、来年度の大体予想は四億万貫、馬鈴薯一億五千万貫を買入れたいというような発表であるのでありますが、その買入れの方法及び価格の点ですが、価格は現在の価格の立て方は、米に準じた、バリテイー計算による米に準じた価格に比例したところの価格の出し方をしておるのでありますが、来年度の甘藷四億万貫並びに馬鈴薯一億五千万貫の買入れは、価格の点については、現在通りのような価格の立て方をとるのかどうかという点をお尋ねいたしたいと思います。こう思うのであります。  又従来までとつておつたところのです類の特別会計において、巷間伝うるところによると百億……

第6回国会 農林委員会 第8号(1949/12/01、1期、緑風会)

○山崎恒君 大臣がいませんので………
【次の発言】 今の問題について希望意見を申上げて置きます。昨日の安孫子長官の数字上の問題は、非常にこれは我々研究しなければならん問題でありますし、一応我々お聞きして、只今まで質問が続行されたのでありますが、尚念のために、資料として一つ御配付願いたい、こう思うのであります。

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/12/02、1期、緑風会)

○山崎恒君 この案には反対でありますが、一応お聽きして置きたいと思いますが、この競馬場に出場するところの馬の資源の問題ですが、いずれもこの四大都市に限らず公営或いは市営等の競馬の開催がいずれも接近するというような点が伺われるのですが、それに関連いたしまして、馬の資源の問題ですが、只今課長からのお話ではこの四大都市程度を許可する分には差支ないであろうというようなお話でありますが、現在大体国の経営する競馬と戰災都市の経営する競馬に、過去一ヶ年間すでに経営しておるのでありますが、それに出場するところの馬の資源の状態等を一つ御説明願いたいと思います。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 懲罰委員会 第4号(1950/04/05、1期、緑風会)

○山崎恒君 記名投票に登壇する際に白と青との札を二枚こう使い分けをして持つて行つたというときに、青札を大体左手に持つて、投票するときは正面から右から廻りますから右の方に持つておつた、それで白札はポケツトに入つておつたで出すときは白札を出して帰つた、こういうようなことを言われておるんですが、当初から、そのときの今までのいろいろの質問等を考えて一秒か二秒のときに心境の変化を來したというようなことになるんですけれども、当初から一応青札で、一般の議員には今までその討論からいつて、あなたの行動からいつてこう反対の発言をしておる、又発表も反対だということを言つておつた、で青札を見せて、そうして白札を出すと……

第7回国会 懲罰委員会 第5号(1950/04/07、1期、緑風会)

○山崎恒君 先般の委員会のこの席におきまして、小川さんから、岩男さんとお会いした折に、岩男さんが、大体百六票に九十六票でこれは負けだというようなことが話されて、急にそこで心境が変つたというような氣持を話されたのでありまするが、只今の岩男さんの説明によりますというと、そうした採算的の点について何ら触れていないようなお話があつたのでありまするが、その点今一応重ねて一つお尋ねいたしたいと思います。

第7回国会 農林委員会 第9号(1950/03/02、1期、緑風会)

○山崎恒君 紙一重の問題でありますが、こういう問題を一つ私は参考にお聞きして置きたいと思いますが、今農政の問題と農業経営の問題を捉えて羽生さんから御質問されたのでありますが、只今当面の問題で、農村がもう不況になりつつある。ところが最近の、例えば一つ食肉関係の例を、取つて見ますと、豚は百匁八十円から二百円したものが現在六十円から七十円で売られている。ところが地方ではこれを農協あたりで以て投げ売りするのはよせというようなことで抑えているのですが、まだ下るというような見通しから非常に売り方が殺到している。殊に最近の金詰りのために殺到しているというような実情があるために、これはもう非常に安く叩かれる。……

第7回国会 農林委員会 第10号(1950/03/03、1期、緑風会)

○山崎恒君 補償制度の問題に絡んで家畜の問題でありまするが、家畜保險の政府支拂が非常に遅れておる。これは定款ではそれぞれ家畜保險の支拂は二週間乃至は二十日と心得ておりますが、二十日以内には支拂うことになつております。ところが地方においてはそれぞれ定款の規定によつて支拂をしておるのでありまするが、政府の支拂が非常に遅れておるという点があるが、この問題はどうですか。又その支拂が遅延れておる額は凡そどのくらいであるか、定めし数字の上で恐らく地方からそれぞれ政府へ上つて来ておるので、数字的に統計が出ておると心得ておりまするが、その数字。又凡そ現在まで政府が当然支拂わなければならん期日以降に支拂を怠つて……

第7回国会 農林委員会 第12号(1950/03/09、1期、緑風会)

○山崎恒君 大臣の御苦労されておる点もよく分るのでありますが、この問題が解決せん場合には、これはもう次期の供出問題にも影響を及ぼす問題でありますし、先程来私申上げましたように、これはもう農村自体の経営にも、又協同組合自体の経営にも、これは二度と立上れないような羽目に陷る虞れもありますし、問題は只今大臣からおつしやられましたように、十五、六億円の問題というようなことでありますので、これはどの面からか、大臣の特に最大の政治力を発揮願いまして、ま之問題は農村の負担から免がれまして、一つ再生産にも又供出にも喜んでできる態勢を一つ特にお骨折り願いたい、かような点を一つお願い申上げたいと思う次であります。

第7回国会 農林委員会 第14号(1950/03/16、1期、緑風会)

○山崎恒君 今の農地証券の取扱いですがね。この前にもういろいろここで質疑されたんですが、あれは勧業銀行に取扱わせるというのは、別に法的の措置が講じられてあるわけじやないので、農林省としてはあれを勧銀に取扱わせるという方針は要綱で出ておるんですか。その点を一つ……。
【次の発言】 そうしますと、それは法令で決まつておるのですか。省令で、大蔵省令で……。
【次の発言】 この勧業銀行は従來の、戰前の特殊銀行の性格はもう殆んどなくて、普通銀行の性格になつたと我々心得ておるのですが、従來は勧業銀行は勧業債券を発行し、特殊銀行として農業改良、或いは農村の農地の年賦債還、長期の資金というようなものを貸付する……

第7回国会 農林委員会 第16号(1950/03/28、1期、緑風会)

○山崎恒君 緊急に解決して行かなければならん問題は例の報奨物資でありますが、これは何といたしましても議会開会中に解決して頂かないというと、これは大きな問題になる、又農協が参つてしまうということで、以前も申上げて大臣も随分お骨折りになつておつた。大臣の顔を見る度にどうもお気の毒に堪えないと、こう思うのですが、去る二十五日の日本経済新聞にも各関係の政務次官会議の席上におきまして、大体十三億なんぼかの損失を、政府が農林省のいわゆる食糧管理特別会計によつてこれを一つ補填しようというような案が出て、大体それによつて農林省は呑む肝を決めたというふうな記事が載つておつたのでありますが、この問題についてその後……

第7回国会 農林委員会 第17号(1950/03/29、1期、緑風会)

○山崎恒君 この法律はむしろ数年前に出したならば、こんな大きな被害を受けずに、又損失を被らずに済んだろうと思うのでありますが、この表から見ると昭和三年からこの松くい虫が発生しておる。而も二十年以上今日まで拠つて置いて、森林組合法によつて駆除しておつた。いわばこの日本の象徴とも言うべき松は、殆んどもう食べ盡くされておる。終熄の末期に至つてこういう法律を出さなければならないということでなく、どうしてもつと早くこうしたことをやらなかつたかという、その理由をお聽きしたいと思います。
【次の発言】 只今申されましたように、この病害は特に蔓延した原因がこの説明にも、又政府からの説明でも、戰時中に濫伐した木……

第7回国会 農林委員会 第19号(1950/04/04、1期、緑風会)

○山崎恒君 いろいろ経済関係の政務次官の方々に本問題につきまして各段の御骨折を頂いておりますことを、誠に私共感謝に堪えないのでございまするが、本問題が急速に解決を要望し、而も三月末が全国一斉にこの農協関係の決算でありますので、少くも三月三十一日までに、その大綱を御決定願いたかつたのでありますが、未だ最後の線に致達しないことを遺憾とするのであります。当初この報奬物資の趣旨につきましては、数回に亘つて本委員会で私共その苦衷を述べておりますので、十分御了承のことと存じまするが、とにかく今回一応採られた措置が十八億の資金を以て資金融通を一応して、帶貨処理方法を講ずるという線は、恐らく政府としては、先ず……

第7回国会 農林委員会 第25号(1950/04/14、1期、緑風会)

○山崎恒君 農村を予期しない不況に急速に追込んだというのは現内閣の金融政策の大失敗であるということを我我は考えているのですが、而も現政府の全般の政策の面については肯ける線もあるのでございまするが、金融面の金融政策だけは事実私は失敗だということを言わざるを得ないのであります。殊に農村の最近の状況は、申上げるまでもない事実でありますが、特に時間がないそうですから……お訊きしたいのは農地改革後にこれに対処する政策としててきたのが農業協同組合でありまするが、農業協同組合に対するところの金融の問題ですが、只今いろいろ御心配に預つておるようでありまするが、この問題は急速に一つ解決せんければ協同組合も倒れる……

第7回国会 農林委員会 第26号(1950/04/17、1期、緑風会)

○山崎恒君 只今藤野さんの質問に引つかかる問題ですが、農業手形の大体見返りが、農業災害の補償金が見返りの対象になる仕組みであるというような点ですが、農林大臣おいでですから、この点お聞きしたいのですが、最近災害補償金に対して税金をかける、この点はどういうふうなのですか一つお聞きして置きたいと思うのですが。
【次の発言】 この問題は肥料の問題と別でありまするが、折角この補償法ができて、保險金をとる目的で農家は作物を作つておるのではなくて、とにかく一ケ年間粒々辛苦して生産して、ぱつと災害のためにそれを無にしてしまう、そのためにとられる保險制度でありますので、折角保險制度が一反歩千円かそこらの金が来ま……

第7回国会 農林委員会 第30号(1950/04/21、1期、緑風会)

○山崎恒君 只今大臣おつしやられる三億四千万円だけは大蔵大臣は持つておるというのは、先般説明された織物消費税或いは物品税のなくなつたものがそれだけの大体額になる、こういうことに私共は了解しておるのですが、それと問題はこの先般来私共十三億という線を大体言い出して、それによつてまあ全国の農民も、あの当時代表者も大体その線が呑めるものだというような考え方で帰つておるのですが、今になつてこの予算的の処置が非常に大蔵省としても困るというようなことでありまするが、大体現在の在庫品に対する価格差益、価格差というものは、政府が補償し得るということになりまするというと、むしろその二十四年度の報奨物資約五十二億か……

第7回国会 農林委員会 第32号(1950/04/26、1期、緑風会)

○山崎恒君 金融問題が出ましたので一、二お伺いいたしますが、いろいろ農協の育成に対しましては施策があろうと思うのでありますが、特に、差当り急に政府で考えて貰う問題としては、やはりこの資金の融通であろうと思うのでありますが、これは先程大臣が言われましたように中央におきましても、或いは各府県ごとに只今金融対策の協議を持たれておりまして、各県ごとにその数字を大体取りまとめ中でありますが、すでにこの預金の拂出停止になつておる組合が恐らく三百組合以上あるのじやないかとこう思うのでありますが、又我々の推測では恐らく現状のままで六月を迎えたならば二千組合以上のものが拂出停止をしなければならんような状況に追込……

第7回国会 農林委員会 第33号(1950/04/28、1期、緑風会)

○山崎恒君 この益鳥でまつくい虫を食べる益鳥があるかどうか、お尋ねしたいのですが。
【次の発言】 そうしますと、現在日本の松林を非常に侵蝕されておる大きな被害を受けた、この害を多少でも益鳥が、このまつくい虫を阻止したという事例があるかどうか、その点一つ……。

第7回国会 農林委員会 第36号(1950/05/02、1期、緑風会)

○山崎恒君 農地改革の遂行によりまして、古い農地制度が改められ、殆んど大部分の農家がみずから耕やす土地を所有する、いわゆる自作農の影に進展いたしましたことは日本農業の将来のため誠に喜ぶべきことであります。併しながら現在の政府の施策は、農地改革によつて自作農の創設をしたものの、これを維持育成するところの施策におきまして極めて不完全、不十分であり、折角の農地改革も形式的なものに終ろうとしておることは極めて遺憾に堪えないのでございます。今日の改正によりまして、農地改革の制度を恒久化する、これは恒久化すると政府は申しておりまするが、その成果は一片の法文のみを以てこれを保障し得ることころではない。自作農……


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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算委員会第一分科会 第4号(1947/10/21、1期、緑風会)

○山崎恒君 この議題となつておりまする還金の問題でありまするが、小川委員から縷々その虚を衝かれておるのでありまするが、正当な理論から参りますれば、小川さんの御意見も誠に一理ある御意見と思うのでありまするが、何にいたしましても、当時を想起いたしますれば、御案内のように、敗戰の直後でありまして、殊にこの共済制度そのものが、軍部のお互いのいわゆる俸給の何分の一かを積み合つて、名前のごとく共済し合うところの團体の金で、長い間軍がこうした施設を共済的にやつて積立てた、いわば零細な金を積んでおつたものと断定するのであります。さような関係からいたしまして、特に外地方面のいわば國策会社に類するところの社債は、……



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データ更新日:2022/12/18

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