小笠原二三男 参議院議員
2期国会発言一覧

小笠原二三男[参]在籍期 : | 2期|- 3期- 4期- 5期
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このページでは小笠原二三男参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

小笠原二三男[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は日本社会党を代表し、只今議題となりました地方公務員法案修正案に対し賛成いたすものであります。以下その理由を申しますが、その前に先ず私は本法案を今臨時国会に提出せられました政府の意図並びに立案経過について考えて見たいのであります。御承知の通りに、地方自治法に基きます本法案が国会に提出せられなければならない時期は昭和二十三年十二月末日であつたのでありまするがその期限を過ぎること二年、今春漸く試案らしいものを得たのでありまするが、その後遅々として当局の作業が進まず、去る参議院選挙後の第八臨時国会にも突如上程の噂さえあつたのでありますが、沙汰やみとなつたのであります。あの当時にお……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第41号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は只今の木村君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の木村君の動議に賛成いたします。

第10回国会 参議院本会議 第46号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は只今の木村君の動議に賛成いたします。

第10回国会 参議院本会議 第47号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は、国会法第八十四條第二項の規定により、教育公務員特例法の一部を改正する法律案について両院協議会を求めることの動議を提出いたします。

第10回国会 参議院本会議 第52号(1951/06/04、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の常任委員長の補欠選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 参議院本会議 第1号(1951/08/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私はこの際、電力問題に関する調査のため三十名から成る特別委員会を、在外同胞引揚問題に関する調査のため二十名から成る特別委員会を、公職選挙法改正に関する調査のため二十五名から成る特別委員会を、それぞれ設置せられんことの動議を提出いたします。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第6号(1951/10/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私はこの際、電力問題に関する調査のため三十名から成る特別委員会を、在外同胞引揚問題に関する調査のため二十名から成る特別委員会を、公職選挙法改正に関する調査のため二十五名から成る特別委員会を、それぞれ設置せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、この際、内閣から予備審査のため送付された平和条約の締結について承認を求めるの件及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約の締結について承認を求めるの件を審査するため、三十五名から成る特別委員会を設置せられんことの動議を提出いたします。

第12回国会 参議院本会議 第15号(1951/11/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は只今の江田三郎君の動議に賛成いたします。

第12回国会 参議院本会議 第22号(1951/11/26、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 私は只今の門田君の動議に賛成いたします。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は只今の金子君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の中田君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第24号(1952/03/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事進行。先ほど来、相馬君から総理大臣の出席について議長に取扱い方を要求したのでありまするが、総理大臣が本日のこの重要案件の本会議に出席せらるることについては各会派了承しておるところであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)而も本朝の議運の小委員会におきましては、総理大臣は予算委員会に、十一時から一時間、午前中御出席になるということでありましたが、その点についても、本会議の権威保持のために、了承するということではなく、その場合退席することもあり得るだろうということを聞きおいたに過ぎないのであります。然るに十二時過ぎましてから予算委員会は休憩に入り、未だに休憩をしておるのでありま……

第13回国会 参議院本会議 第43号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は松浦君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第44号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、両院協議会協議委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。(「反対」と呼ぶ者あり)

第13回国会 参議院本会議 第55号(1952/06/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本案の審議はこれにて延期し、明日その審議を継続せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今の常任委員長の選挙は、成規の手続を省略し、その選任を議長に一任(「認めない」「駄目駄目」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)することの動議を提出いたします。
【次の発言】 本法案の審議はこれにて延期し、明日審議を続行せられんことの動議を提出いたします。

第13回国会 参議院本会議 第56号(1952/06/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の議長の答弁は、速記録が未だできないということが主な理由としてこの動議を取上げられないということでございますが、これは、次に行われる討論の前提となる重要な、発議者の重要な点が、いろいろ明確になつておらないために、暫時の間、速記録ができるまで休憩の動議を提出いたします。(拍手)

第13回国会 参議院本会議 第59号(1952/07/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 咽喉を痛めておりますので、簡單に御質問いたしたいと思うのでございまするが、(「水を飲んで」と呼ぶ者あり)一昨夜我が会派において議長不信任案を出しましたゆえんのものは、国会法、参議院規則に基きまして、我が会派からすでに通告してあります大屋晋三君に関する懲罰の動議が、衆議院と違つて、直ちにかけられなければならない規定があるにもかかわらず、本会議の議場における動議を取上げてその決定があり、この懲罰動議の上程が阻止され、その他一切の議場における動議が上程を否定せられるというような、参議院規則に根拠のない、異例な措置が議長職権において行われることに対しては、参議院の権威保持のために、参……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 懲罰事犯の一人の容疑者として訴えられておりますのでありまするが、(笑声)一身上の弁明をなすに当つて先ず申上げたいことは、裁判所におきまして容疑者が起訴せられました場合には、起訴状が明確になつておらなければならんのであります。而も、検事がこれを追及し、我々は弁護人を以て弁論し、他の客観的な裁判官によつて判定を下されるのでありまするが、本院においては多数の会派において検事ともなり裁判官ともなつて判定を下す。そういう形において懲罰が行われる限り、このことは客観的には、感情を交え或いは憎しみを持ち、僻みを持つて行われては断じてならないと考えます。(「その通り」と呼ぶ者あり)この点につ……

第13回国会 参議院本会議 第69号(1952/07/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の木村君の賛成討論の中に、この本会議場において議場の権威のためになすべからざる発言があつたやに伺うのであります。(「ノーノー」と呼ぶ者あり)議長においてこれが速記録について調査の上、善処せらるることを希望しますと共に、特に我が社会党は、荒木君の法案提出、修正案の提出につきまして、共産党と同時にこれを論じ去り、そうしてこの議員の本法案に対する修正案の提出権にまで誹誇した言論がなされたのでございます。併しながら、この修正法案は、荒木君ほか一名とありまするものは、社会党第二控室の棚橋小虎君でございまして、何ら共産党において修正案を提出しておらんのでございます。(「そうだそうだ」……

第13回国会 参議院本会議 第71号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は只今の木村君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の木村君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第73号(1952/07/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は只今の松浦君の動議に賛成いたします。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第31号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は只今の小林君の動議に賛成いたします。

小笠原二三男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

小笠原二三男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1950/11/20、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の官房長官のお話を聞いているとどうもおかしいので、確かに通常国会における二十六年度の予算等においても長い目で対策が立てられるという、その通りでしようが、長い目で見るうちの一部分である臨時国会において、今質問にあつたような点がどういうふうに現われているか、もう少し丁寧な説明をお願いしたい。
【次の発言】 そういうことになりますね。

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 どう処理するかという問題は、政府側のその間の事情を聽かなければならないと思います。先程の小委員会では官房長官が見えられて一応の経緯についてのお話がありましたが、やはりこれは政府側の責任として考えて貰わねばならん。総理大臣なり或いは副総理なり、或いは官房長官の出席を求めてその間の事情をお伺いしたい。そうしてその後において態度を決定したい。
【次の発言】 どうも納得のできない点があるのですが、と申しますのは三大臣出席要求は本日ではなく事前にしておるのであつて、而も本日もしておる。而もこの三大臣のうちの総理大臣の御出席できないことは承知しておつたのですが、大蔵大臣と通産大臣のお二人……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 山本議員のお話はなかつたことにして置く方が却つて通りがいいので、これがあつたということになれば、委員の性格からいつて問題が却つて起ると思うのです。これは山本議員に何とかこの発言は善処して貰いたいと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/07/31、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 長官の只今のお話では比較検討してこつちのほうがいいという結論を得たからしたんだということですが、比較して見たところがどういうところがどういうふうにいいわけですか。私個人的に知つておる方があるので比較したところをお聴きしたいのです。宮原さんという方と伊藤さんというう方がどういう関係で参議院側の希望というものが否になつたのか、お伺いして置きたい。
【次の発言】 どうもそうなるとお話がおかしくなつて来るので、伊藤氏という方もこれは一県の漁業協同組合の連合会長であり、或いはその他の理事でもあり、東北ではこのほうにおいては有名な知名な方です。衆議院議員と県会議員の差はあつても漁業関係で……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1950/09/20、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の災害に関しての応急な措置として、将来特別平衡交付金でこれはカバーして貰うということは第一点でありますが、緊急なこの事態において、地方の現在の財政收入、或いは支出を、地方財政委員会が緊急に見てやらなくちやならんというこういう一つの面があろうかと思います。この二つの面で考えて行きますと、今まで第一点でけはいろいろお話が出ておつたところでありまするが、この点についても今の奧野課長なり野村委員長の話ですと、将来において調査の上で、平衡交付金が予算の範囲内において超過の場合、比例配分になるかも知れんというような話でありましたが、これは逆に言えば手ぬるいかも知れませんけれども、手ぬ……

第8回国会 地方行政委員会 第3号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは私等初めてですから、教えて貰うためにお聴きして置くのですが、申出がある連合委員会は、こつちの自主的な決定で、どのようにでも、二つと連合してもよし、三つと連合してもよろしい。そういうような子ものですか。
【次の発言】 連合としてはなんらそういう法則はないのですか。
【次の発言】 それで予算、大蔵と連合委員会を持つ、或いは農林、通産と連合委員会を持つ。その性格によつて連合委員会の持ち方があると思いますが、要するに日程の上で、農林にしろ、予算にしろ、全体の日程としては同じだというような場合であれば、全部引つくるんでいいけれども、全部引つくるんだために日程が縮まつて、愼重な審議……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1950/09/21、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の方にお伺いしたいのですが、この二十三年度以降本年の何月になりますか、今のところ入場券、車券の総売上高、それの国、地方団体、それから振興会の分け前、これを一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 先程からの御説明をお聞きすると、競輪を行う、而も現在のようにいろいろな不祥事が勃発しながらも行うという目的といいますか、趣意がどうもはつきりしない。競輪を健全娯楽として発展させたいという話もあれば、地方財政に寄與しているから止められないという話もある。又このことは自転車産業の振興に厖大な寄與をしたものである、こういうことを言つておるのですが、この競輪……

第8回国会 地方行政委員会 第4号(1950/07/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これも大臣に対する質問になるかどうか分らんですが、昨日も聞いたのですが、第七国会で廃案になつたあとの暫定的な臨時措置については、一般地方自治団体はいろいろ疑義を持つて、この責任の所在について喧々囂々たるものがありました。そういう場合に行政府の長官であるものが、地方の責任ある自治団体長に対して、この地方が困つている、財政が枯渇して困つている責任は、これは野党にあるのだとか、参議院にあるのだとか、こういうようなことを或る席上などで言うたというようなことを聞くのでありますが、まあそれはそれとしまして、実際現在までにいろいろな政府が緊急措置をした点については、地方財政委員会に対して自……

第8回国会 地方行政委員会 第8号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の中田君以下の質問に関連してたつた一つお聴きしたい。来年はともかくとして、これが本年実施になつたとしても、市町村税において固定資産税の最終的な決定が来年の二月なら二月に越されて行く、そういうことになつて最終的に財政需要に鑑みて地方財政平衡交付金を決定して渡してしまう時期はいつになるのですか。
【次の発言】 その形式上のことは分るのですが、本年は飽くまでも第一年度のために暫定的な地方税收というものが、途中の四半期四半期ごとに行われて行くわけで、最終的な調整をして、取るものは取り、與えるものは與えるということで、始末のつくのはいつかということであります。

第8回国会 地方行政委員会 第9号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 新らしい定置漁業の発見に件なつて、それに対して何年間かは免税する、そういうような点の御考慮はないわけですか。
【次の発言】 奨励のために……
【次の発言】 終るようですから前にどなたかが御質問なさつたのなら結構でございますが、そつちこつちに出ておる徴税吏員の質問検査権という問題ですが、質問に対してただ答弁をしないというものを單に体刑に処する、こういうことにつついてのもう少し他の法律関係と比べてお考えになられた点について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これは結局は徴税吏員の資質の問題にもあると思うのですが、国税を扱う税務署の訓練せられた徴税吏員と違つて、地方自治団体……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後9号(1950/10/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この案文が決定になれば、宛は総理大臣になつて文書の提出をするというのでありますから、文書の体裁から言えば、要望事項は要望書という形式になるほうがよいのではないかと考えますし、次に小委員長にお伺いしたいのですが、前例によつて委員会の決議をつきつけるということは、関係方面のお話があつてまずいということでありましたが、要望するという段取りの前提には、どうしても委員会の決定を見て要望するということになるんじやないかと思うのでありまして、強くこの要望をするならば、文章表現上、若しも満場一致の議を経ることができるならば、右要望する。という所は、地方行政委員会の委員の満場一致による意思とし……

第8回国会 地方行政委員会 第10号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 衆議院の修正によつて固定資産税が幾ばくか減になつた。それから附加価値税は将来の問題でありますけれども、附加価値税なるも  のは流通税だという点から前にも御質問しましたが、この市町村民税自体についても、負担の均衡の上から修正を  加える必要があるのじやないかというような点を申上げておつたのですが、計数的にそうなつても均衡は各階層において取れておる。即ち法人或いは個人においてのバランスが取れているのだということについて御説明願いたいと思います。前の資料とは違つて来ると思うのですが……。
【次の発言】 固定資産税の方から来る影響はないのですか。

第8回国会 地方行政委員会 第11号(1950/07/27、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して、今国鉄や專売公社の場合が出たのですが、まあ現状無理がないとしても国鉄や專売公社は家賃を取つておらないのが建前で、ところが公営の庶民住宅は最近の建設であるが故に、非常にまあ一般から言えば不当と思われる家賃を取つておる。にも拘わらず又固定資産税を取る。而も固定資産税の建前は所有者から取るのが建前になつておるにも拘わらず、公営のものであるが故に税をこれに課けるということは不当でないかという声が強い。で若しも取りたいならばそれは所有者が使用料として、その税負担分を加算して使用料を上げたらいいじやないか。所有者が拂つたらよいじやないか。例えば東京都において都営の戸山ハイツと言……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後11号(1950/11/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の答弁のようになると、聞いてもどうもはつきりしないかと思うのですが、保護立法であると言われるが、人事委員会がいろいろの権限を持つのですが、その人事委員会並びに地方議会が各種の條例を決める権限を持つておる。そうすると、交渉ができ得る範囲であつたものも面倒くさくなるというと、理事者側では條例でストツプさせるという問題が起らないだろうかという点が一つ。それから人事委員会は條例を以て決めておる。それから不満であれば、その意見を取上げて裁定をするようになるわけですが、人事委員会がお手盛でいろいろのことを決めて、それで文句があれば、又人事委員会がそれを裁定するんだということであれば、初……

第8回国会 地方行政委員会 第12号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この脱税の場合のことですが、三年以下の懲役、百万円以下の罰金ということに市町村民税はなつているのであります。従来の現行法であれば、罰金は五倍というふうに決まつておつて、大体の目安がついておるのですが、余りに広範囲に亘る税金額があるにも拘わらず、それを一本の罰則で百万円以下というふうに大掴みな法律規定をするということは、形式上からいうとどれ程の罰金を科せられることがあつても、裁判官自体の決定で仕方がないというふうな結果を生むのじやないかという慮れがあるのであります。こうしたものは法律上から言つて脱税額の何倍というふうな規定か、或いは税額何円から何円までにおいては何円の罰金という……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後12号(1950/11/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 その予算上の問題にも関係があるのでお伺いするのこですが、装備の点で先程の江口次長のお話ですとどうもはつきり分らない。第一はこの予備隊の使命を果たすために装備の目標はどの程度のものを川考えでさおられたのか。それがもう結論として確定しているか、どうかという点と、現在には自動車その他設備がないにしても装備の計画内容というものは決定していなくちやならんと思うのでその装備の内容について御説明願いたい。
【次の発言】 七月に発足して十二月になろうとするときに襲備の点の限界も明らかにならんということであれば、改めてもう一度この前聞き直した点をお聞きするのですが、予備隊の使命はどこにある。そ……

第8回国会 地方行政委員会 第13号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先程から水産委員会、農林委員会或いは運輸委員会の決定であるやの各委員長の申入れをお聽きしたのですが、私新米議員としてこれを取上げて質疑するに当つて、岡本委員長に伺つて置きたい。と申しますのは、各委員会が、各会派の集まりでこれを決定しているということは、全参議院の各会派が、この修正案に同意しているということになるのではないかと思う。そうだとするならば、我々地方行政委員会は、やはり各派を代表してこれらを全面的に取上げて、参議院各会派の全部の修正意見として、これは出さなければならないような義務さえも、負うのではないかという感じがするのであります。ただ聞いて置くという程度のことである……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後13号(1950/11/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 どうもはつきりわからんのですが、そうすると二百六十八億の大蔵省の計算によれば、年末手当の部分に要する経費は幾らと見ておるのですか。
【次の発言】 これは平衡交付金のほうで賄うということにはきまつているんですね。
【次の発言】 そうすると必要経費としては認めるけれども、出す分は別だということは従来通り変りない、そういうわけですか。
【次の発言】 教職員の待遇改善費は、国家公務員の給與改訂の法律の場合に教員のために別表を作ることができるという理由から、これは推定表が別にできて、それに要する差額の経費になるのかと思つているんですが、その意味のものですか。

第8回国会 地方行政委員会 第14号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 文部大臣お忙しいようですから簡單に昨日の速記を見て食違つている点と、確認して置きたい点についてお答え願いたいと思います。 昨日新制大学の設置費に関する寄付金の問題で、西郷委員からの質問がありました場合の文部大臣の最初の御答弁は、大学経営維持のために、地方から寄付を求めるということは、教育上差支えないやの御答弁がありましたのに対して、重ねて岡野大臣にお伺いしたところ、岡野大臣の答弁は、文部大臣には気の毒であるけれども、地方財政法にこういう禁止規定のある限りはこの法を考えて頂かなければならんというような所見の御発表がありました。それについて文部大臣、重ねての御答弁では、甚だ申訳な……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○委員外議員(小笠原二三男君) 関連して、私は地方行政委員の小笠原であります。一般的な質問をしたいのですが、それは保留しまして、今の問題に関連して、非常に重要ですから、お伺いして置きたいと思いますが、官房長官は只今各方面から教員の政治活動について論議があつたので政府は調査をしておるというのが事実である、その後の質問に答えて調査しなければ考えを決めることができないから調査をさせておるのだと、こういうことを明言せられておるのであります。で、一般に選挙活動に対して検察当局以外の政府が調査する場合には、各地方団体の選挙管理委員会なり、地方課の選挙事務を担当しておる者に対して、統計的な資料調査はこれはあ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/21、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この申合せは議運だけの問題でなく、それぞれ議案審議の関係もあるでしようし、どういう最惡な事態が起るかも知れないので、條件なしに同調するということで一つ決めて頂きたい。   (「異議なし」「何でもいいよ」と呼   ぶ者あり)
【次の発言】 間に合いますか。

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先程の総理のお話の中に、マ書簡の内容として政令その他何らかの方法で、こういうふうにあつたので……。
【次の発言】 ですから、その点を明らかにしたいのですが、政令を以て出す途だけが示唆されたのではなくて、その他の方法もある中に政令を出したのは、政府の撰択決定なのであると、こういうふうに承知してよろしいか。
【次の発言】 総理大臣にちよつとお聞きしたいのですが。
【次の発言】 そういう問題は至極尤もな点もあるのですがその前に、この委員会を開くに当つては午前中の委員会の休憩になつた理由があるのであつて、それで開く場合には開くだけの理由がなくちやならない。従つて委員長としては何の趣旨……

第9回国会 議院運営委員会 第4号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 我々も大体それでいいかと思いますが、そういうことが分つておつて、尚、文部委員長からの強い要素だということであれば、何らかそれには聞くべき理由もあるのじやないかと思いますので、でき得るならばここに出席を求めて、その趣旨だけでもお聞きして、そうして決定するというのが、穏当だと思います。

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私も地方行政委員会の委員会の委員の一人としてこの問題に携わつたのですが、誤解があるようですので、私の了解している線で、委員長に御質問を申し上げて皆さんの参考になるようにしたいと思います。  この問題は衆議院においてもやつておるということが、行政委員会で決議したというような情報が伝わつた後に、衆議院と同じようにやるという意味合いで、私から議院運営委員会の委員長宛並びに予算委員長宛に出すべきだということを提案して、その線で内容を審査しておつたのですが、自由党のかたがたにも全会一致にして貰うためには、いろいろ折衝もあろうということで、保留して時日をかしておつたのであります。然るとこ……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 木村さんが今まで委員長のとりなし、とりなしとりなしと言うのはですね、総理の出席要求を全会一致で認め、ただ明日病気その他で出られないという事情などは、誰にもあることだから出られないかも知れない場合があつても差支えないように了解を得ておる。そういうことだけの話なんですよ。代理のかたが出て来てもよろしいということはとりなしの中に入つていない。
【次の発言】 何も官房長官の出席は要求しておらなかつたことなんです。委員長が一人でそういうことをやつて、そうして皆に押付けようたつて、それこそ却つて紛糾しますよ。

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 木村さん、話の行きがかりをどんどん言つて、そうして時間をとることは、次々の議題が上らんことなんですから、委員長はやはりあなたのほうの党に属した立場もお考えの上で、こうやつたらという折衷案を出しておるのですから、私たちはそれに同調するのに皆さんのほうでこだわる必要がないので、すぐ休憩して、おいで願つて頂きたいと思います。(「進行進行」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 さつきから話を聞いておりますと、どうも前に二週間でいいとか、何とか主張したときの理由とぴつたりしないように考えるのでお伺いするのですが、八日にして、いわゆる一日だけは残そうじやないかという最後のぎりぎりの話が皆さんから……

第9回国会 地方行政委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私のほうでも協力するつもりで、こういう案を作つておるのですが、併しここで一応申上げて置きたいのですが、地方公務員法案の内容を見る場合に、このままで進捗するかどうか。これは單なる予定であると思われるほど重要な又複雑な問題があるわけです。ですから我々としては法案を愼重に審査するということを建前にして進みたい。こういう意味でこれでよろしいというふうにも考えられるわけです。
【次の発言】 その前に本日の日程についてお伺いして置きたい。と申しますのは本日の本会議は社会党の河崎さん、緑風会の堀越さんがあるわけです。我々地方行政委員会の立場に関する質疑を行わんとするかたに堀越さんがあるわけ……

第9回国会 地方行政委員会 第3号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 明日一日、單独で地方公務員法を審査できるだけの時間がありますから、又二日の土曜日の午後もありますし、三日も全日あるので、この期間中の一部を削いで、財政問題について関係当局と質疑を交わし、我々の考えを確実なものにして、地財委の意見書に対する態度を決定し、一応衆議院の万での地方行政委員会がやりましたように、議院運営委員会、予算委員会に、当委員会の希望を申出、議院運営委員会においては、本会議における決議等の問題について考えて頂き、予算委員会にはこの意見書の要望が通つて、予算修正ができるように希望するという手続をとる方向に、この財政問題の当委員会における処理の方法問題を決めたら如何か……

第9回国会 地方行政委員会 第4号(1950/12/01、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 マ書簡の説明はあとにして……。
【次の発言】 國務大臣に提案理由の説明について御質問申上げる前に、総括的にこの法案の根底にある問題や、それから法案御提出の意図等について政府の見解を質して置きたいと思うのであります。第一に、提案理由の説明によれば、緊急にこの近代的な公務員制度を確立するがために急いでおるということで御提案になつておるのでありまするが、本國会は、政府の決定では会期が二週間であつて、召集日或いは開会式、施政方針等の日程を除くならば、僅々十日間ぐらいのことでこの法案を上げなければならない事態なのでありますが、地方公務員制度が國家公務員法に伴うて実施されなければならない……

第9回国会 地方行政委員会 第6号(1950/12/03、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 提案者並びに自治庁も賛成しておるようでございますが、お二人に極めて素朴な質問ですが、行政書士法が必要だ、必要だというお話を聞いておるのですが、そうしてそれが國民の利益だというように言われるのですが、非常に不便を感ずる場合も多く出て来ると思われる点がある。と申しますのは、村などで書類を整えることのできない者は、役場吏員であるとか、或いは都市から帰農しておる者、そういう方に頼んでやる。又その人たちが正業としてそれをやつて行くのには仕事の量が少い。片手間仕事にやつておる。非常に便利に重宝がられておるというような場合が多いので、こういうやかましい法律が出ると、村のものは町或いは市まで……

第9回国会 地方行政委員会 第7号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 公聴会は十五分でしたね。
【次の発言】 それでまあ質疑等が出て予定はいつ頃終るような予定ですか。專門員のほうのかたにお伺いします。
【次の発言】 行政書士法案、それから公務選挙法に基く選挙期日の改正の法案、それと今のものを、大体委員長として、本國会どういうふうにお運びになるもくろみであられるか、お伺いします。
【次の発言】 あの法案の内容を見ると、十二月十一日以降それぞれのことがあつたものは、もうその期日までは補欠選挙その他を行わないというふうになつておるのですから、今度の國会で成るべくあれについてやらないで、ただ流すということで、若しも通常國会召集後、直ちに休会、それで本年……

第9回国会 地方行政委員会 第8号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 町村の団体で職員の不利益処分その他を防止するために公平委員会を置くことができ、又は共同でやる、こういうような点について町長或いは村長さんの立場としてですね事務上煩鎖であるのかないのか、或いは又補助機関として公平委員会に事務員を置くようになつておりますが、そういう費用等の問題をどういうようにお考えになつているか。それからこれはやはりこの法のことく單独に或いは共同で或いは委託してというような場合、上級の機関に委託するというような問題は例えば村長がやつたことについてその異議を県の人事委員会に委託している場合には、県の人事委員会が扱うというようなことについて不都合を生じないかどうか、……

第9回国会 地方行政委員会 第9号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほど私休憩中にも申しましたが、今鈴木委員からお話のあつたような方法以外には適当な手続はないのじやないかと思います。ただ議運として好意的に我々委員会の委員長に希望してよごされた点は、重要な本会議の問題になるというような場合に、それぞれ検討の必要もあろうというような極めて当委員会の行き方について好意的であつたがために一応こういうふうにやつて来たのであつて、地方行政委員会が全会一致で議決して議長に提出するとはけしからんと、そういうような違法であるときめつけた意味で差戻すというようなそういう考え方では議運としてはなかつたわけなんです。それで私もう少し話を進めるためのことを申しますが……

第9回国会 地方行政委員会 第10号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 それに関連してお伺いしますが、三十六條の政治活動の禁止或いは制限の條項中に、こうしてはならん、こうしてはならんということを決めたあとに、その他條例を以て如何ようにも制限乃至禁止ができるように法案がなつておる。まだ聞いてみませんけれども、政府の理由は、地方自治の特殊性とか多様性とかいうことを強調するあまり、條例に任せるというふうになつたのかどうか、まあ推測しておるわけでありますが、憲法上の基本的な選挙の権利を市町村の條例等で如何ようにでもできるのだと、こういう立法について如何お考えになるか。却つて市長なら市長、或いは市会なら市会が困り、或いは紛糾させられる、摩擦を生ずるというよ……

第9回国会 地方行政委員会 第11号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 社会党も異議ありません。
【次の発言】 内容としては、大体社会党もこれで持つて帰つて異議がないかと思いますが、前後の書出しですが、私たちは地方財政委員会ではないので、要望書を、意見書を受取つたほうの側に立つておるのであります。従つて地方財政委員会委員長が増加交付方を要望したという表現の用い方はちよつとおかしい、その要望を、国今に要望して来たというような事実を明らかにすれば、前文はいいと考えられるので、御考慮願つたら……。
【次の発言】 これは今までの地方財政に関して検討を加えて来た本委員会の決定の立場を主張するという意味合い、並びに先ほどの一般施政方針の演説等においてこの点に……

第9回国会 地方行政委員会 第12号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 こういうふうになごやかになつておるときに言いたくないことを言わされるような結果に陥ることは、委員長の不手際であるとは言いませんが、全く以て困る次第であります。この点は各会派の意思の決定をしまして、本国会が召集になりました場合には、九日一杯まで会期を持つことが至当であるということを慎重検討の結果結論を出しておつたにもかかわらず、政府与党である自由党のほうにおいて八日という御決定があつた。それで十分行けるものであるという確信のほどを示されたので、あえて友好的に同調をしたという建前になつておるので、審査ができないというようなことの責任は一方的に、政府与党のほうにありますので、審査を……

第9回国会 地方行政委員会 第13号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の岡野大臣のお話は非常に重大で、同僚議員である吉川君、或いは相馬君、中田君の話を私は心底から賛成なんです。繰返して再三申すようで恐縮ですが、前戦争中の日本において、軍閥或いは官僚、こういうものが如何なる過誤を犯したかということは、先ほども御指摘の通りマ書簡で指摘されておるところであります。而もアメリカのような単なる事務官僚というようなものではなくて、日本の高級官僚は、得てして権力を背景として政治勢力の実体を握つておつたことは間違いないのであります。それで、一般公務員として政治的な中立性を保持させる。非常に結構だということでありますが、吉川先生のお話のように、やはり上級官僚は……

第9回国会 地方行政委員会 第14号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 たくさんの方がこの問題については申上げて論議になつておる点でありますから、私は簡單に一つお伺いしますが、法律は、やはり国民の常識と申しますか、民主主義の過程における一断面を現わすものであるであろうと思うのでありますが、日本の民主主義が前進して行く可能性のある限り、この三十六條における禁止的な制限というものは、公務員であつても逐次解けて行く面があるであろうということを考えるのでありますが、この点政府として御承認しますか。又どうしても憲法上の全体の奉仕者であるという建前で憲法の動かざる限り動き得ない面、極小限はこれこれであるという点が政府の見解としてあるならば、この際この点をお伺……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1951/08/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この前の議院運営委員会で、社会党としましては、今回の国会召集の問題について疑義があるので官房長官の出席を求めた次第ですが、そこで改めてお伺いいたしたいのですが、八月六日付の内閣総理大臣吉田茂より参議院議長佐藤さんに宛てた文書によりますと、政府は講和会議に派遣すべき全権委員の任命について国会の議決を求めるの件の審議を求めるために臨時国会の必要を認めて云々ということで、臨時国会召集の通知があつたわけですが、ところが御承知のように社会党の金子洋文ほか七十五名の署名を以て講和問題、或いは補正予算等幾多の問題を内容とする臨時国会の召集について書面で政府に要求しておつた部分につきまして官……

第10回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1951/08/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 「平和條約会議」のそれを削除というのですがね。平和條約ということは、その会議における條約に対する日本側における名称をどうするということで、その名称を統一する意味で、政府側の考えでは講和條約とか何とか言わないで、平和條約に統一するということなんだから……、私はそう聞く。そういう意味は、ただ日本側がこの会議を指して、そういう統一した名称にしたいという主観だけの問題であつて、客観的には平和條約会議とかいうようなものは、向うの原語においても何においてもないわけです。それは客観的に言うと講和会議以外の何ものでもないわけです。だから前段において講和会議が開催される。それに招請を受けておる……

第10回国会 議院運営委員会 第5号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 原則として議員派潰はしないというのだが、特例が、それぞれ必要な特例ということになれば、これは原則として云々なんということはやめにして、出て来るものは許してやるということが原則になつてしまう、実際上は……。それで原則が正しいというならば、それぞれ必要があつてもやらないということが含みになるでしようから、一切そういうことはやめる、こういうことになるだろうとつ思いますし、これは特殊な事情だからやらなければならんというなら、次々と特殊な事情が出て来るから、これはりとつ払つてしまつたほうがいい。私としては採決の場合には意思表示をしますが、そういうところからはつきりしつなければ、十日を少……

第10回国会 議院運営委員会 第6号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今かかつている参議院規則一部改正の件をですね、御決定の上で、今の意見を取上げるならば取上げるとして……。

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/19、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 では御静養のために委員長はどこにおられたか。
【次の発言】 そこでは事務局の方にお伺いしますが、委員長の所在を確めることについては再三お願いしたことがあつたのですが、その当時会館等も一切調べても所在不明であるという御報告があつたように私たちは聞いておるのですが、而も巷間伝えられるところによりますと、見たかたは会館の女の詰所におつて談笑しておつたというふうに我々は聞いておるのですが、余計なことを言うことはこの際、差控えますが、もう少し卒直に委員長としてはその間の事情についてお話を願わなければならんのじやないか。而もあの晩のあの雰囲気、又そのために議運を開かなければならないという……

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちよつとお聞きしますが、佐野農地局長は委員になられると同時に退官の予定だということですが、そういうことも交渉済みになつておるわけですか。
【次の発言】 何かそのお話の裏を推察すると、佐野局長はやめるような時期にもなつておるので、委員のほうに加えるというような形になつておるようにも聞えるのですが、その点も少しはつきり……。
【次の発言】 そうしますと、手続上これが仮に承認にならないという場合には、農地局長として佐野さんは今後職責を続けられると了解してよろしいのでございますか。
【次の発言】 先ほど農地局長の問題を聞いたのですが、法律又は経済に関する学識経験を有する者の中から選ぶ……

第10回国会 議院運営委員会 第15号(1951/02/10、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この期日をもつとはつきりさせないで、国会開会中というようなことで承認を與えておいて、我々の責任として、国会の審議上必要なときだけ出て来ればよいのだというようなことでは……。

第10回国会 議院運営委員会 第17号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは次の議運の機会に訂正して又提案するということであれば……。今月中できないという欠陥もありますし、その金と期間の問題を修正して、そうして議運の承認する條件の範囲内であれば、直ちにこれは実行に移してもいいという了解を與えられるものならば……。手続上は私知りませんけれども、そういうことであれば、こうした了解を與えて、議運では承認したというふうにしたら如何かということを提案いたします。

第10回国会 議院運営委員会 第24号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 では自由党のかたがたに伺いますが、参議院議員から一人指名するという場合に、自由党側としては、非公式に我々は伺つたのですが、安井議員を推薦指名したい意向のようであつたようでありますが、そういうことが一部でも、又噂程度にでもある場合に、我々の側としては非常にこの点も疑義を抱く点があるわけなのです。と申しますのは、速記に載せてかれこれ言うことは如何かと思いますが、安井君は、我々地方行政の同僚として非常に立派なかたであると思いますし、確かに適任者として推薦するにやぶさかでないかたであると考えますが、都知事との関係等から考えて、公けの、こうした委員会構成に一抹の不安を与えないでもない。……

第10回国会 議院運営委員会 第33号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 履歴書は頂いておりましたけれども、この説明は本日して頂きましたので、一応本日は留保して、次回に決定いたしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この際一つ論議を紛糾させないように、一つ政府与党である自由党のかたがたは、一致した意見を持つて、同じ態度で一つ我々に話をして頂きたい。いろいろなことを言われては困ります。(「了承」と呼ぶ者あり)理窟を言うなら幾らでも言うことがある。

第10回国会 議院運営委員会 第43号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは前回に官房長官が御出席願うとして資料を各会派に配付になつておりますので、こうした説明のあとで各会派に持ち帰つてやつておつたのが先例でありましたけれども、これは各会派御検討済みのことと思いますので、本日即決して頂くようにお願いいたします。
【次の発言】 先ほど事務総長の小委員会において本日の日程にすべく挙げておつたのを私は自由党も了承しておるものと考えて申上げておるわけであります。
【次の発言】 端的に言いますが議題としてはどういうふうになるわけですか。
【次の発言】 深甚なる弔意を表するという意味から、手続は十分愼重にという意味で特別委員会を以て起草する……。

第10回国会 議院運営委員会 第45号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 大変恐縮な話でありますが、一昨日の読売新聞の夕刊三面のトツプ記事として、参議院に関する問題が掲げられて、社会に一種の疑惑を抱かせたということは否定できないのではないかと思うのでありますが、私は新米議員として、参議院での経験は僅かでありますけれども、あの記事内容について如何かと思われる点については考えざるを得ないのでありますが、この際事、参議院に関する重大な問題でもありますので、国民にこの間の記事の実情について明らかにする意味から、参議院の予算執行上の問題、或いは綱紀の問題、或いは喫茶部等の状況等について調査をする必要があると考えるのであります。併し議院運営委員全体における大掛……

第10回国会 議院運営委員会 第47号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の議事部長の御答弁が、正確を期してあとで、というようなことであつたので、あいまいであるから、矢嶋君も会派の立場から私はそういう申入れをしているのだと思いますが、先ほど中村君が言われた通り、三十九条の問題には明らかに羽仁さんの場合と関係がなかつたということだけははつきりなさればそれはもう切り離して問題になると思うので、もう一度御答弁を願いたい。

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これだけですか。
【次の発言】 それでいいと思いますが、緑風会の今のお話は、手続上会派に帰つて相談をしなければならんというようなことを成るべく尊重してそういうふうにやりたいから、まあ一つこの際、ここで議決することは控えて置こうじやないかということが第一点、その前提となるものとしては、参議院としては会期延長の必要を認めないということは、内閣として了解しておる。で、この状態で進行したい、こういう前提の下にそういう話があるのだということで私は了解してもいいと思うのですが、それがあとで又ぐらぐらといい加減な話になることであれば、これははつきりして置く必要がある。

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第閉会後1号(1951/07/10、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私が参加いたしましたのは第一班でありまするが、六月二十日栃木県宇部宮市、二十二日に岩手県盛岡市、二十三日青森県青森市、二十五日北海道札幌市において、各道県選挙管理委員会の主催の下に会議を開催して頂きまして、各党の道県連合会の支部代表或いは道県議会代表、道県庁、地方検察庁、国警札幌方面本部或いは各県本部、道県庁所在地の自治体警察、地方事務所、市町村管理委員会連合会代表、市町村議会代表、市町村長会代表、新聞関係者、商工会議所、婦人会、青年会、各種労働組合等の代表或いは各界の代表の参加を得まして、その熱心な意見を聴取して参つたのでありまするが、その報告の詳細は、鈴木委員の先ほどのお……

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 社会党としてもいろいろ研究を加えておるのでありまするが、今の研究の段階において或る程度まとまつている意見を申上げて、御参考に供したいと思うのですが、第一には戸別訪問を禁止する。二としては連呼を禁止する。三、立会演説は公営とし、回数を多くする。又この場合、国会議員、府県会議員、百長、これはもう必ず公営の立会演説をやらなければならないと規定し、その他の市区町村会議員は任意に公営ができるという措置を講じたらどうかというのであります。次には選挙運動員及び労務者の制限を行うということでありまするが、この点はまだ議論の最中でありまして、最終的に結論を得ておりません。それから屋外演説会は候……

第10回国会 地方行政委員会 第1号(1950/12/11、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 特に私のお願いですが、訓練している部隊と、地方本部といいますか何といいますか、駐在して行政的に仕事をやつているところがありましたら、そういうところも見せて頂くようにお願いいたします。これはそのときのついでにおいてそういつた個所に当るような場合には考えて頂きたい。

第10回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1951/07/11、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちよつとこつちの問題を区ぎり付くまでは少しやつて、それから説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 この委員会は明白もあるようですから報告書についてはもつと検討して明日も質問したいと思うのですが、今日は思いついている分についてお尋ねいたしますが、去年来、平衡交付金を増額しなくちやいかん、起債も増額しなくちやいかんというとを再三言われ、国会でもいろいろ考究したわけですが、この報告による二十六年度の地方財政のことをお述べになつておる最終の結論としても改善方策としてはやはりこの二点を挙げられておられるのですが、そこでお尋ねしたい点は率直に平衡交付金を現状より以上、国の財政から見ても……

第10回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1951/07/12、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 あの警察法の審査の場合、あれだけ国会で重要な論議が交わされて、一部改正法が成立したのですが、一般に他の法律案でも成立し、公布されますと、それぞれの所管官庁が地方において説明会とかというようなことで指導をするということが普通のようでありますが、あのときも論議したように啓蒙が足りない結果、いろいろ批判があるということも言われておつたのに、今度こういうふうに法改正がなつたのに、地方の関係団体にどういう啓蒙をしたかということが私たちには地方を歩いて見てさつぱりわからないわけです。どうもやつておるらしくも見えない。国警長官の廃止になつた暁における温かい心遣りで警察官を吸収して行くという……

第10回国会 地方行政委員会 第3号(1950/12/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さつき杉村先生は、この原案のように議員が先になろうが、首長があとになろうが、議会優先という考え方からすれば一向差支えないんだろうと、こういうお話があつたのです。それでここは非常にこの委員会としては審議のキー・ポイントなんで、議会優先だからもう先でも構わぬということでなくて、現在の地方自治法で執行機関を大統領選挙のように選んでおる建前と考え併せてですね先生の意見をはつきりお聞かせ願つて置く。これが非常に動向を決するポイントになりますから……。そういうことを先に伺わなかつたものですからポイントを外したような……。
【次の発言】 どうもはつきりしないのですよ。今のこともいいと言つて……

第10回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1951/07/27、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この報告はほんの中間的な報告にとどまるものと思いますので、この形において部外にそのまま何らかの意思表示をするというような必要は現在の段階においてないと思います。ただ私の考えますところは、結論的には先ほどの御報告にもありました通り、平衡交付金の増額、起債の枠の拡大の必要というものはもう認めておる次第なのでありますから、我々としましては、大蔵省と地財委との交渉の経緯というものが重視されなければならんと考えるのであります。従つて小委員会の意思を地方行政委員長において十分御考慮の上、この交渉が円滑に、又所期の目的を達成できるように側面的に何らかの措置をとられるということについては、一……

第10回国会 地方行政委員会 第5号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 我が社会党の意見は中田委員から申上げましたので、これ以上申上げる必要はないと思つて差控えておつたのですが、自由党のほうから思わざる反対の意見が開陳せられましたので、これはやはり一応言うべき点は言うて、誤解を解いて置かなければならんと考えますので、重ねて只今の反対意見に対して疑義のある点、又社会党として誤解を受けている点についてはつきり表明したいと思う。先ず第一に事務上の煩瑣に堪えないという点でありまするが、地方公共団体の議員並びに首長の選挙そのものの本質は、地方の民主的な政治の発展のためにあるのであつて、その本質的なものが、事務上の煩瑣であるが故に歪められるという点があります……

第10回国会 地方行政委員会 第10号(1951/02/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して質問したいと思うのですが、先ほどの岡野大臣の御答弁では単純労務に関係する法律を出さなくちやいかんと考えて立案中であつたが、時間的に間に合わなかつた。従つて政令を以てその範囲だけは云々という話で、なせ間に会わなかつたかという理由は一切おつしやられなかつたので、この際施行法が公布され二カ月後施行になることがわかつて、その期間は法律で出て来ることを予想して、我々もそういう猶予期間を賛成しておつたわけなのです。これが法律として出ないという点は誠に我々としては遺憾であると考えたわけなので、この際大臣の詳細な御説明を願つて置きます。

第10回国会 地方行政委員会 第11号(1951/02/12、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ずこの教科書の問題は、文部省自体の問題でありますけれども、これが直ちに地方財政に影響する部面がありますので、そういう点から文部省側の意向をお聞きしたいと考える次第ですが、憲法上義務教育の無償が謳われておるという根本原則から、教科書の一部分にそれを実施しているという大まかな考え方は私たちもわかるのですが、今回小学一年にだけ教科書無償配給をしよう、而もそれを地方と国で半分ずつ負担しようという考えを持つたその考え方について詳しく御説明をお聞きしたいのであります。
【次の発言】 そうすると今年度は一応の経過措置として小学一年、或いは盲聾学校の義務付けられておる一年生にだけ実施すると……

第10回国会 地方行政委員会 第12号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 どうもさつきから文部大臣のお話を聞くと奇怪至極な話なのですが、根本的な原則からお聞きしたいのですが文相談として小学一年或いはもうろう一年の子供に教科書を無償配給するということは再三発表されておる。而も最近は全国町村長会の総会に行つて、文相は一年生ばかりでも本年は教科書を無償配給するという義務教育制度にとつては画期的な事業を行う決意を持つておるということを御披露があつた、その際の文部大臣の心境は、金が足りなかつたら一部分だけやるんだという意味で無償配給を言うたのであるか、一年生だけでも無償配給するということは、我々としては常識として一年生の教科書全部を無償でくれる、こういうこと……

第10回国会 地方行政委員会 第14号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 こうした貴重な研究に基いて勧告がされても、大体実現については従来の例に見て容易でない点があろうかと思いますが、政府のほうと非公式でも御連絡になつた結果、二十六年度から成るべくは実施したいという勧告の希望は、現状においてはどういうふうになつておるものか、法律案の関係もあるでしようから、この点調査委員会議として非公式に考えられる点をお答え願いたい。
【次の発言】 もう一点現在具体的に勧告されてある事項に関係のある法律の一部改正案なるものが、農林その他相当数勧告が行われた後に政府提案となつて出ておるのですが、これらを調査委員会議として検討を加えて、この勧告の趣旨に副つて履行して行く……

第10回国会 地方行政委員会 第15号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどお話のように、中小弱体な自治体警察の財政的にも弱体な部面に抱き合わせて、国際環境から来る治安上の問題とからめて明らかに国家警察的な方向に行こうとする改正を政府並びに与党が考えているということは、我々社会党としては誠に遺憾でもあり断然反対しなければならんという立場を持つているので、先ほど来の御説明は我々一々尤もな次第と聞くわけでありますが、ただ細かいことでありますが、我々が地方に行つて自治体警察の当事者のかたがたの訴えを聞くと、大きな問題は人事上の問題と財政上の問題、即ち人事については国警が優秀であり、自治体警察が傷秀でないような世間の何と申しますか、取り沙汰を受け、人事……

第10回国会 地方行政委員会 第16号(1951/02/21、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 固定資産税の敗り正が出るんだからそのときに……。
【次の発言】 社会党として修正案を出そうと考えております手前、地方財政に関連する部分がありますので、この際地方行政委員会の各会派の委員のかたがたに事情を私から申上げまして、誤解のない、真実の上に立つて一つ御判断の上、相成るべくは同調して頂きたいという考えを持つて発言する次第であります。  第一点の職員組織の問題でありますが、これは地方行政調査委員会議の勧告等もあり、或いは市町村まで教育委員会が下つて来るというようなことが、二十七年度から教育委員会法においても実施されるように定めてありますが、そういうことのない、当分の間、各府県……

第10回国会 地方行政委員会 第17号(1951/03/01、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この法案の審査の方法について、一つできるならば委員長に希望いたしたいのすが、この法案は政府提出の法案と違つて、衆議院の同じ性格の委員会の委員の諸君が、超党派でいろいろ御研究になつて出た法案であるそうですが、そうであれば、我々としても必ずしも野党だ、與党だというような観点だけで、この問題を問題にしたのではない。併し私聞きますと、消防議員連盟とかという関係議員のかたがたの積極的な要望なり、努力が実を結んで、一応法案になつて出たという話を承わつておるのですが、私一議員の立場から言いますと、今日初めてこれを見せられ、もう衆議院はきまつておるのだから、お前たちも一つ賛成してくれ、これだ……

第10回国会 地方行政委員会 第18号(1951/03/02、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 第九條についてですが、修正のほうと原案とどういうように本質的な差違があるのか、御説明願いたい。
【次の発言】 事実上においてしなければならない、設けなければならないという規定を法律にしなくても、もうそうなつておる、現実がそうなつておるものを、あとから法で裏打ちをするという程度のことではないかと考えられるのですが、どういう必要があつて、こういうふうに必置を義務付けようとするのかお伺いしたい。
【次の発言】 その趣旨を生かそうとするならば、市町村の希望によつて類別して、ここに該当する部面に全部又は一部を置くというふうにさせなくちやならないのじやないか。この法律そのままであれば、地……

第10回国会 地方行政委員会 第20号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前回の臨時国会におきまして地方財政委員会からの意見書があり、政府予算案と大きな食い違いがあつた場合にも、この問題を取上げてああいう本会議の決議とし、予算委員会の考慮を積極的に促したのですが、私はその後この意見書の取扱いについて参議院自体がどういうあり方であればいいのか、根本的には国会法なり参議院規則等において考慮すべき点があろうという意見を持つておつたのですが、それもない今日においてはやはり実際上の問題として、この委員会が是を是とし、非を非として結論を出して決議したというこの行為は重大な問題であつたろうと思うのであります。従つてとういう問題が今日において、或いは将来において次……

第10回国会 地方行政委員会 第21号(1951/03/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今までの御説明で経過はよくわかつたのですが、ちよつと質問して置きたいことは、未だ政府案というものは、手続中でないのだということでありますが、先ほど来たびたびの御説明によりますと、地方の警察長は政府案に副うて、而も紛争の生じないような調整の方法をとるように考える方向になつたとか、或いは中小都市の公安委員会側では、大体政府案に賛成のような意向もあつたというような御説明があつたのですが、その場合の政府案というのは新聞或いは非公式に我々が事情をお聞きしております警察法改正の要綱というものを法務総裁は承知いたしておつしやつておられるのかどうか、お伺いいたします。

第10回国会 地方行政委員会 第22号(1951/03/12、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ないわけじやないのですが、言われたからすぐ質問する、そういうことは困るわけなんで、その点委員長において十分御考慮願います。
【次の発言】 この附加価値税については、岡野大臣再三の御答弁で、最善にして最良なるものであるということがあつたわけですから、我々はそれを信ずる限り岡野大臣にこの点はよくお聞きして置く必要があると思うので、この程度で保留して置きます。
【次の発言】 あと大臣がおいでになりましたら、お伺いしたいのですが、この際当局者に伺いたいのですが、入場税、遊興飲食税というのは、根本的に法の改正をする必要がある段階ではないかというふうにも考えられる各種の陳情、請願等があつ……

第10回国会 地方行政委員会 第23号(1951/03/13、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 提案理由に対しての質疑はもう行わないで、逐條の質疑をやるというのですか。
【次の発言】 只今の第八十九條の三号、五号でありますが、政令で指定するものの範囲について、この法律が通過した場合にはどういう点をお考えになつておられるか、政府側のお考えをこの際お聞きしたいと思います。
【次の発言】 従来と変るべき点があれば、嘱託員等について……。
【次の発言】 そうしますと、この法律が通過すれば、二十日から施行になるわけですが、同日くらいにその政令は出る用意があるのですか。
【次の発言】 次にこの第二号でありますが、地方公務員法の特例のほうに属する單純労務関係の公務員が、この技能者のこ……

第10回国会 地方行政委員会 第24号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今説明のようにこの趣旨を取入れて過般本委員会が修正案を通過させましたのですから、事後ではありますが、採択と決し、但し内閣に送付せずとしたら如何か、提案いたします。
【次の発言】 これも只今の御説明のあつた通り請願四十九と同様の趣旨と考え、採択することに決し、但し内閣に送付することを要しないというふうに決定することを提案いたします。
【次の発言】 成るほど、では取消します。
【次の発言】 これも前回同様採択と決し、内閣に送付するを要しないと決定して頂きたいと思います。
【次の発言】 只今の請願の第一点、並びに第二点についてその請願の理由を御説明願いたいと思います。又専門員とし……

第10回国会 地方行政委員会 第25号(1951/03/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 修正案(2)における第八十九條第一項第二号中「技能者、」を削りました趣旨が、地方公務員法における單純労務に従事する者の特例に基き、この單純労務者を指定した政令内容である職種、業種の範囲を狭めることなく立候補制限が同様に緩和せられるということを趣旨とした、この技術者の字句の削除である点を確認して、我が社会党は本案を発議するに決定しましたので、賛成であります。
【次の発言】 それでは只今本委員会において多数の同意を得ました公職選挙法の一部を改正する法律案中、技能者の事項を削除したことによつて、政令で指定される者の範囲というものが大体想定せられるわけですが、この際関係当局から内容に……

第10回国会 地方行政委員会 第29号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この問題は前国会において生々しい記憶のある問題なのでして、私たちとしては初めから大賛成で、こうやろうと考えておつたのがならなかつた。ならない問題をこの際採択し、内閣に送付するということで、ならせようとするならば、内閣に送付することを要せず、緑風、自由各会派で賛成して下されば、議院提出の法案を以て直ちにこれを修正するように努力すべきであろうと私は考えておる。従つて各会派がこの問題に同調下されるならば賛成ですが、ただ紹介の労をとられるだけであるならば反対します。
【次の発言】 私も鈴木委員のお話のように、請願というものは扱わるべきものであろうと考える。併し私委員としてこの請願を扱……

第10回国会 地方行政委員会 第30号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今のお二人の委員のかたの質問、私たちも賛成なんでありますが、提案の趣旨並びに先ほどの御説明にもある通り、市町村における保険料の徴収成績不振ということから、この税の問題を考えられたものではないかという感じを持つのでありますが、そうしますならば、根本として、問題として、こういう健康保険の制度そのものが、市町村の一つの規模として行うということについて、大臣は現在どういうふうにお考えになつておるか、先ずこの点をお伺いしたい。
【次の発言】 そういう場合には、先ほどもお話があつたような社会保障制度審議会等の答申で見ても、単位は市町村となる場合にも條件がある。例えば医療給付の三割は国が見……

第10回国会 地方行政委員会 第31号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 従つて近く警察法の改正のために、政府側でいろいろ検討を加えられておるというので、この際十分考究して頂くという意味で、当然警察関係の請願、陳情等は考慮を払うべきだと思いますので、この際一括して御説明を願いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 専門員に伺いますが、只今の請願、陳情者はどなたですか。
【次の発言】 早く早く。
【次の発言】 国家消防長官もお見えになつておりますから、この四件の請願並びに一件の陳情について御所見があつたら伺いたいと思います。
【次の発言】 消防大学。
【次の発言】 それを具体的に請願番号によつて採択するように願います。

第10回国会 地方行政委員会 第32号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 異議ありませんが、その前に私も一つ岡野大臣にお聞きしたいと思う、たつた一点です。いいですか。
【次の発言】 この法律案は、結論から言うてですね、今の段階では時期尚早でないかということを思うわけです。と申しますのは、先ほどから西郷委員も言つておられますか、七十を八十にして、この自由財源を少くするというのは、それは理論的には、平衡化という点からいえば、そう進んで行くのがいいでしようが、その前提としては基準財政需要を算定する單位費用の見方等が真に適正なものでなければならんじやないかと思う。それがなされておらないために、去年来各地方では地財委の見積りに対して自由財源というものを注ぎ込……

第10回国会 地方行政委員会 第33号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 相当質疑も繰返されたのですか、大体現在の予定では日程としては今明日しかないわけですが、従つてこの際只今審査中の二法案に関してその審査の進行方については十分各会派相談の上意向を取りまとめて進捗するほうがいいのじやないかと思うので、この際理事会を開いて頂くように動議を出します。
【次の発言】 我が社会党としては以下述べるような幾多の主張があつて、それとの関係から考えると非常に遺憾な改正法律案であるというふうに考える次第でありまするが、衆議院においていろいろ努力の上修正せられて回付せられた本法案には賛成いたすものであります。いろいろ申上げたいのですが、結局社会党としては、自由党内閣……

第10回国会 地方行政委員会 第34号(1951/05/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 そうしますと今国会に警察法の改正法案が提出になるかならないかというポイントは、一つは警察官等の人員にからまる予算措置の問題、一つは一般的にリツジウエイ司令官の政令改廃を考慮されるという根本的な問題にからんで再検討される、こういうような点からなのですか。
【次の発言】 そうしますと一両日と申しますから十日前後には出るか出ないかは確定すると考えてよろしうございますか。

第10回国会 地方行政委員会 第35号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 異議はないのですけれども、そのやり方、方法等についてはあんまり何と申しますか、こつちの委員会が主体制を失わないように委員長において御考慮願いたい。

第10回国会 地方行政委員会 第36号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 逐次これから提案理由について、御説明のあつた点に関しまして質問したいと思うのでありまするが、先ず昨日の提案理由の説明におきまして、今回の警察法の一部を改正する法律案が出た根本的な趣旨としまして、現下の治安の実情に鑑みこの際警察力を強化し、その上更に能率化したいということが根本の趣旨であつたように承わつておりまするが、過般来非公式には治安の状況については承わつた点もあるのでありまするが、その当時の警察強化のための人員の増員、その他から見ますと、非常に考え方が違つて来ておるような面もありますので、これらは当時の治安状況と又考え直さるべき状態が起つておるのかどうか、この点はつきりし……

第10回国会 地方行政委員会 第37号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 実は法務総裁には、この警察制度の底を流れる精神についてまだ疑問のある点をお伺いしたいのでありますし、特にこの定員の国家警察、地方警察における増員等の問題については、根本的に国の経済施策から発する民生の安定の問題と関連して政府側の所員を伺いたいのでありまするが、本日は時間がはんぱになりますので、昨日自治体警察側の意向を聞いたうち、この定員と平衡交付金に絡まる問題一つ、それから警察制度の基本的な地方分権のこの考えから来る組合警察の問題について伺いたいのでありまするが、委員長におきましては、予定の時間が来ましたら途中でも切つて頂いて結構ですから、明日続けたいと思うのであります。で、……

第10回国会 地方行政委員会 第38号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 皆さん本日法務総裁に特に御質問がない場合には、私、地方財政委員会、自治庁のほうにお伺いしたいのですが、よろしゆうございましようか。
【次の発言】 昨日法務総裁に自治体警察に関する財政的な裏付けの問題について伺つたのでありまするが、それと関連しまして地方財政委員会にお伺いしたい点があるのであります。  先ほど竹中委員から御質問があつたのでありまするが、昭和二十五年度の平衡交付金配分におきまして、警察吏員一人当り仮決定においては十八万二千八百円とされておつたものが、その後の本決定において十六万三千五百円というふうに減額を見たわけであります。そこで国家地方警察のほうは一人当り十九万……

第10回国会 地方行政委員会 第40号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この地方自治法ですが、議会関係の職員について第百三十八條の四項ですか、それから地方公共団体の職員に関しては、百七十二條の第四項に施行法との関係の改正案があるのですが、その中に、「この法律に定めるものを除くほか、地方公務員法の定めるところによる」というのでありまするが、そうしますると、地方公務員法が原則として適用になり、地方自治法に特にこの関係の部面について法律規定がある場合には、その特例が認められるとこういうような解釈になるように思われるのですが、そこで質問は、地方自治法でこうした職員に関して地方公務員法以外に特例的に任用、職階制、給與、勤務時間その他の勤務條件、分限及び懲戒……

第10回国会 地方行政委員会 第41号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 そうしますと、府県公達の意思としましては、今でも自治体警察が機能を失つたとき知事の認定権を與えると、こういう主張をお持ちになり、そういう修正が望ましいとお考えになつておられるかどうか、お伺いしたい。
【次の発言】 制限付でですね。
【次の発言】 次に府県公達の代表として兒玉さんから、府県公連のこの警察法改正法案に対する態度をお伺いしたい。
【次の発言】 次にもう一点。各都道府県公案委員会の管内ではないですけれども、県内にある自治体警察を持ち得る町村が、自由意見で廃止して、これを皆さんの公安委員会の管轄する地方警察の中に吸収するという点については、どういう御意見をお持ちになつて……

第10回国会 地方行政委員会 第42号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほど来の公述におきましては、兵頭さんを除いて公述なすつたおかたがたは、第二十條の二の都道府県知事の、治安維持上重大な事案についての認定権なり或いは公安委員会に対してそのことから要求する点について御意見をお述べになつておられるのでありますが、そこで私は田中さんがおいでになりませんから高辻さん、塚本さん、田畑さんのお三人のかたに同じ内容の質問をいたしたいと思います。それで高辻さんは、府県知事に対してもつと自由裁量で警察に対する権限を認めたらどうかという御意見があつたのでありまするが、どういう理由でどういう内容の権限を希望せられるのであるか、もう少し詳しくお話を願いたいのでありま……

第10回国会 地方行政委員会 第43号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 教育委員会法の一部を削除される条項があつたように思うのですが、教育委員会の職権のうち、教員を以て組織する労働組合に関することが削除になつているようですが、大体はわかつておりますけれども、その理由についてお伺いしたい。
【次の発言】 それで一通りわかりましたが、この際、私たち地方公務員法を審査した建前から、この関係法律の修正、改正に伴う法律案に附帯しまして、少し文部当局にお尋ねしておきたいと思う点があるのですが、委員長少しお許し願いたいと思います。それは御承知のように、地方公務員法は一貫してできたけれども、そのうち教育職員の特殊なる性格と申しますかに鑑みて、教育公務員特例法によ……

第10回国会 地方行政委員会 第46号(1951/05/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 事案のある自治体警察が都道府県公安委員会の運営管理に服するという場合には、その事案に限つては当該自治体警察の公安委員会は機能を停止するわけですか。それとも又その公安委員会も独自な考えでその事案に協力すべくいろいろな運営管理に当ると、いわゆる共同にそれをやるということになりますか。又この都道府県公安委員会が指揮命令するのは自治体警察の公安委員会に対して指揮命令するのですか。直接警察長ですかそのほうを指揮命令し、公安委員会は除外するのですか。
【次の発言】 そうすると、数個の自治体警察に関連する事案についてこの条項が発動された場合には、この数個の当該自治体警察の公安委員会が連合し……

第10回国会 地方行政委員会 第47号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは只今から審査します警察法とは関係のない問題でありまするが、私は地方行政委員会の同僚委員の御賛成を得たい一つの提案をしたいと思いますので、暫らく容赦願いたいと思うのでありますが、それは今国会始まつて地方財政の問題について各種の調査もし、又行政事務の再配分等についてもいろいろ研究を加えて他の委員会に提案されておりますこうした問題に関連する法案については、それぞれ連合審査を申し入れる一致した意見を以て地方行政委員会としては連合審査をやつて行くし、特に最近におきましては運輸委員会にかかりました道路運送法案乃至その施行法案等につきましても、地方行政委員会としては事務の配分の建前か……

第10回国会 地方行政委員会 第48号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 速記をとめて頂きたい。
【次の発言】 いや、討論……。
【次の発言】 討論の過程の中で議事進行もかねて発言をいたしたいのですが、こういうふうにこの修正案が出ておりますし、この修正案の提案の御説明を伺い、又それに附加えてこの修正案の実施に当つての法解釈まで具体的に伺つた以上は、いろいろ疑問が浮んで来るものがあるのでありまして、この際修正案に対する質疑をほんのちよつとでございますけれどもさせて頂くわけには行かないか、私不馴れで議事手続がわかりませんので、委員長のほうでお調べの上一つ合法性がありましたら是非お許しを願いたいと思います。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の会期によつて、明日、明後日と二日間午前中、まあ延びる部分も考えまして、総体の質疑並びに答弁時間というものを大体どれくらいに事務局のほうで準備せられているか、ちよつとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そうですか。一昨日簡單に各会派の質問所要時間などの御発表がありましたが、本日それを各会派から伺つてみて、そうして大体のめどになる総時間数にはまるかはまらないかということについて折合を付けて行くというふうに一つ諮られたいと思います。
【次の発言】 只今の中川さんのお話はですね、一応事務的な私の申上げることを聞きとつた上で、そうして改めてしぼる場合の動議としてお出しにな……

第11回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の御説明のうちの條約関係の承認を求める案件をいつ御提出になるのでしようか。それから補正予算のほうはいつ御提出になるおつもりでありますか。
【次の発言】 補正予算案は総理大臣の施政方針演説のときまでには出るのでしようか。又その後になつた場合には、大蔵大臣の財政方針演説が、総理のそれとは切離して次の機会にするという、その程度にも遅れる場合があるのですか。その点を……。
【次の発言】 次にお伺いしたいのですが、ポツダム政令関係の法律的な調整措置については、でき得るならば今国会に出せるものは出したいというようなお話ですが、これは時期的に見て、今国会を何日間と仮定した場合に、その後……

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 両君とも緊急質問をやることに対しまして、時間は前側もありましようから統一してやつて頂くようにしたらいいと思います。
【次の発言】 殊に特段な御質問がなければ、恒例によつて会派に持ち帰つて打合せの上、明日の議運において審査するように進められたいと思います。
【次の発言】 鈴木さんのお話もありますけれども、中川さんのおつしやるように、全権承認に関する案件の提案説明はちよつと待つて頂いて、その他の議事を進められて、一応この会を休憩して、各会派にこれを伝えて、そうして或る時間を切つて議運を開くということにしておいて、その間、連合審査の申入れがあるところはして頂いて、そのときに提案して……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/08/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 社会党も同様であります。
【次の発言】 日本社会党も異議ありません。
【次の発言】 共産党からの今朝の申入れは、当事者の議長が今御出席がありませんので、又商品取引所のほうの問題もその他の案件も又あろうと思うので、これは午後の議運に廻すことにして一時休憩するよう動議を出します。
【次の発言】 ほかに商品取引所審議会委員の承認の件があるのですが、その他承認を求めるというふうな案件がありましたらそれも出して頂いて、そうして全権関係以外のものを先に御審議願うように取扱い願いたいと思います。
【次の発言】 昨日から案件になつております商品取引所の委員の任命については、社会党として異議が……

第11回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第閉会後1号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 質問がありますが、実は、私昨日これを小委員会で配付を受けて、これは私も小委員として参画した小委員会の当時の結論であろうと思つて承認したのでありました。ところが只今の御説明を伺いますというと、その後において修正を加えられておる事実を発見したのであります。これは小委員長も御列席のありました先月の二十九日以前における小委員会において、一応終末までの部分について討論をしました結果、結論を得たのであつて、その得た結論が松原小委員長代理によつて逐次駄目押しをせられて、この程度で一応のことがものになつたのだが、さて、そうすると次の二十七日頃からもう一度小委員会を開き案文を整理して、そうして……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 昨日の議運でも話合い、常任委員長懇談会の一応の結論がありますので、会期は四十日と決定せられるよう願います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私も参考までに伺つて置きたいのですが、式辞の内容に触れてお話申上げるのではございませんけれども、今までの事務総長のお話も、その話としてはその通りでいいと思いますが、腑に落ちない点があると思います。国会の開会式に衆議院議長が式辞を読まれるということは、これは別個に式辞の内容に関する問題の前に、これはきまつておるのでありまして、併しこのことは衆議院議長が自由に、或いは衆議院側がウエイトを持つて式辞を作つてよいということではないと思う。国……

第12回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1951/12/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大変迷惑をおかけするようでありますが、先きの名称はお互いの間で協定をして届けたものであります。ところが先ほど事務総長のお話になつた日に、我々全然知らないうちに一方の届出があつたわけであります。従つてそうなればやはり私のほうも届出をし直さなければならんということで突如届出をしたような次第であります。大変皆さんに御迷惑をかけると思うのですが、私のほうは何ら下心があつてそういうことをしたのではありません。
【次の発言】 今日出ておる公報等を見ましても、日本社会党(第三控室)というふうに出ておるようですね。ですから私それは私のほうの会派ではありませんが、私のほうの限りでは、そういう括……

第12回国会 議院運営委員会 第2号(1951/10/11、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほど理事会でこの問題では論議があつたので、相当披露もしているわけでありまするから、結論的に申上げまするが、前回理由を附して申上げている通り、これは慣行上そういう結果を来しておる今日、特段に自由党が第一陣を承らなくちやならんという理由も認められないので、この際は従来の慣行のごとく野党第一党に第一陣を承わらせるようにすべきであると主張したいところでありまするが、そういうところで一つこの話はまとめて行こう、こういうふうに考え直しを願いたいと思います。
【次の発言】 私は先ほど申上げたことで意は盡していると思うので、申上げようとは思いませんでしたが、新らしい提案でありますから、お答……

第12回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/12、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 理事会で三日間いろいろ話合いをした結論といたしましては、第一に條約承認に関する特別委員会を、名称は正式にきまりませんけれども、設置すること、第二点その構成人員は三十五名し、各会派の振合いを一応自由党十一、社会党八、緑風八、民主党四、第一クラブ二、労働農民党一、共産党にも振り当てまして一とすること、第三には、この特別委員会と、先ほど決定を見た電力、引揚、公職選挙法に関する三つの委員会と合せて、社会党、緑風会、民主党の順序を以てこの委員長を選定して行くと、以上のような一応の取りきめがあつたと考えますので、社会党としましては、この案に賛成いたします。

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 御質問がなければ、これによつて各会派に持ち帰つて、相談の上決定せられるよう願います。
【次の発言】 最後のほうの営繕工事に必要な経費というのですが、希望したらこれは相当切りのないほどありましようが、その中からこれは相当縮めてこれだけをきめたという経過になつているのじやないかと思うのですが、生のままの希望ですと、これはどの程度の金額になつたものか、これまでに縮められたものであるかというのが第一の質問です。  第二の質問としては、議員会館の煖房装置の新設とか、或いは地下道の開鑿とか、相当厖大な金額でありまするが、この必要は我々にもわかるのですけれども、今の各種の情勢から言つて、こ……

第12回国会 議院運営委員会 第5号(1951/10/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは一応官房長官の御出席を願つてその間の事情をお伺いしたいと考えますので、官房長官の御出席をお計らい願いたいと思います。と共にその間事務当局は政府に対してどういう連絡をとつたか、その経過について報告を求めます。
【次の発言】 官房長官の出席を求めます。
【次の発言】 この文書を以て議長から厚生大臣に対して出席要求を手交したのは誰に対して手交したわけですか。第二には、厚生大臣から議長宛出席不可能の、困難の文書が来たと言いますが、内容とする理由はなんですか。この二点を伺います。
【次の発言】 本会議終了の時刻はいつですか、衆議院の……。

第12回国会 議院運営委員会 第6号(1951/10/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 総理の演説とは違いますから、衆議院優先とか何とかいうことでなしに、定例の十時からやつて頂くようにしたらいいのじやないかと思います。財政演説でもありますし、又総理大臣の出席等の都合も考える場合には、衆議院で先に演説をやらせるというようなやかましいことを言わんで、定刻である十時開会で財政演説をやるというふうにしたら如何かと申上げておるわけであります。
【次の発言】 私のほうは大して固執いたしませんが、今日條約の特別委員会が発足しただけで、多分明日から本格的なことになるのじやないかと思いますが、そうしますと、総理の出席の都合等から見れば、私は午前中のほうが総理も出席が恐らくできると……

第12回国会 議院運営委員会 第7号(1951/10/19、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私のほうの会派に帰つてもいろいろ言われたのですが、大体今までの恒例では、九州、北海道行きは十日間となつておりましたから、この部分だけは一応修正して、九州も十日とする、こうしますと四国のほうへ行くほうも、五県廻るのですからこれも十日、そうしますと裏日本の島根まで廻る第二班のほうも、これも熊本まで入つて行くので十日間となるので、私は十日を限度にするというふうに修正するほうがいいし、おいでになるかたの不満を解消することになるのじやないかと思います。
【次の発言】 我々は十日という限度で、その限りにおいて調査見舞をして来て頂くこととして、日数が足りないとか何とかいう御不満も一つ辛抱し……

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 社会党も、民主党、労農党の意見に同様であります。
【次の発言】 江田君、小林君の緊急質問は、通告順で岩木君が前に立つておやりになれば、それで緊急質問の内容が、質問の意味が解消すれば、それはその事態において考えます。
【次の発言】 岩木さんの時間が問題になつておりまするが、大体四十分という大きな時間の要求ですから、十五分というのは御無理でしよう、従つて二十分程度にして頂くようにお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 総理が非常に御出席がないし、御答弁がないからまだ解消しないのであります。併し前の保留は小委員会か議運で御了解が得てあるわけでありますから、御了解願いたいと思いま……

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 大蔵委員会の委員長代理の大矢さんにお伺いしますが、専売公社は大蔵省の所管であるから大蔵委員会にせよというのであるか。大蔵委員会は実際の財政的な経理を担当しているのであるから、専売公社の経理内容も熟知しているので、大蔵委員会にかけよというのでありましようか、この点をお伺いしたい。即ちそれをお伺いする前に、同じ公社としての国鉄と専売とは、大蔵委員会として同等に扱われる理論的な根拠があるのか。あるとすれば、それはその内容は何であるかということをお伺いしたいのであります。
【次の発言】 専売公社が大蔵省の所管であるから大蔵委員会にかけよということではなくて、専売公社の経理状況その他も……

第12回国会 議院運営委員会 第13号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは若し明日の本会議における緊急質問となるのでありますならば、一番の椿氏のものは重ねて留保をお願いいたします。
【次の発言】 その次のいつかの本会議にという意味です。
【次の発言】 ではサンフランシスコのほうとルース台風のほうの報告は準備のでき次第、でき得るならば二つ一緒に本会議でやつて頂きたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第14号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 所管の委員会と申しますが、国会の審議権尊重に関する決議は所管といつても、農林なら農林の常任委員会にあるとは私は考えません。事は統制撤廃に関する問題でありましても、その議決する内容は、これは参議院自体の問題で勘案する問題であろうと思いますので従つて私は常任委員会の各委員の賛成あるなしということは問題でないと考えます。又第二に、加藤君の御意見では、各会派の同調を得られたものに限つて委員会審査省略を許容して本会議に上程をしておつたのが慣例だということを申しますが、そうしたいということで仕組んでおることは事実でありますけれども、そのことの通りそれだけで今まで実施して来ておるのではない……

第12回国会 議院運営委員会 第15号(1951/11/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この際本日の本会議に関係する緊急性を持つ御提案があれば、それだけかけて、そうして公報に載つておる部分については議事散会後にやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 本会議を開く時間もありますので、私はその当該班のどういうかたがたの御同行で御報告になられたか、御視察になられたかという本会議の御報告を聞いた上で、この問題が若しも又問題にする点がありますならば、議事散会後の議運でやることにいたしまして、この程度にして頂きたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第17号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の緊急質問、時間は二十分となつておりますが、先例もありますので、十五分にして頂きたいと思います。
【次の発言】 この際この議運のひとりとしてお願いがあるわけでございますが、今朝の公報を見ますと、定員法のかかつておりまする内閣委員会においては、農林、運輸、労働等各種の連合審査を行うようであります。ところが従来、昨日までのところでは個別的に各省関係の連合審査を行なつて来ておつたのでありまするが、それがたたみ込んで、本日各種の連合審査をするということでは、これは私想像でありますが、会期が今週一ぱいで切れるというところから、内閣委員会においてお急ぎになつて、そうして各種の連合審査……

第12回国会 議院運営委員会 第18号(1951/11/15、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 委員長懇談会の経過についてはわかりましたので、議事を進めて頂きたいのですが、その前に事務的な議事がありましたら、先にお取上げ願いたいと思います。
【次の発言】 それは発議者について会派の連絡が不十分であつたのではないかと思いますので、後刻そのほうでも発議者のほうにお廻り頂けるならば御署名頂けることとして、各会派の御賛成があるようですから、小会派のほうにおいても考慮せられるということで、これは賛成したほうがいいのじやないかと思います。
【次の発言】 これは何かの間違いだろうと思いますが、十五分ということになつております。

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 なお事務総長のお話ですが、それは公式的にはいいことと思いますが、湯沸器が股ぐらのなかに入つているなどということはあり得ないことでありますから、やはりその使い方にあると思います。まあ適宜……。了解します。
【次の発言】 官房長官にお伺いしたいのですが、これは私改まつて責め立てる意味で申上げるのではございません。会期の初めにも再三要望しましたのですが、会期半ばを過ぎて、法案の提出等についてはそれぞれ十分な連絡が当該委員会宿にもなされるように常任委員長の一部からも要望があつたわけで、又議運でも再三官房長官にもお願いしておつたのですが、それについてどうなるものやら、当該委員会にも連絡……

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/17、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 事務のほうでも事務の事情があるのでしようから、変なことは申上げませんが、事務的なことの手違いから、内閣の番頭が今間違つたということで委員会の審議に重大な錯誤を來たしたというようなことは誠にうまくないことだろうと考えます。これ以上申上げません。
【次の発言】 政治結社の届出はいたしておりません。
【次の発言】 どういうことを木村さん言つているのか私にはさつぱりわかりませんが、参議院の前例になるという考え方は私聞きとれないのですが、誰も強いて好んでそういうことをやるものではないのですから、一時限り起れば起ることだということで、何も前例として次に例となつてこういうことは起る問題では……

第12回国会 議院運営委員会 第21号(1951/11/18、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 いろいろの観点から明日の本会議は招集しないようにお運び願います。
【次の発言】 ちよつと相談したいことがありますので、懇談会に移して頂きたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/21、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 これは他会派に何ら関係のないところですから、異議のないことでございましようが、併し当事者の立場に立つというと必ずしも異議がないでは済まない問題なのであります。多数の練達なる事務当局者がおられて、こういう間違いがあつたということは、これは間違いだということですから、止むを得ないことですけれども、今後気を付けて頂くことについては私は特段と事務当局のほうにもお願いしておきたいと思います。この点第二控室におきましては、党内のいろいろの事情について相当この問題は深刻に揉んだ問題でありますが、今の理由を了といたしまして、了解いたします。

第12回国会 議院運営委員会 第23号(1951/11/26、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 質疑もございませんから、各会派に持帰りまして、次の当委員会で諮られたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/11/27、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 そういうことを言つて言質をとられんようにして置いたほうがいいよ。
【次の発言】 その意思は尊重する。
【次の発言】 それは会期延長の場合の議運の取りきめとして、固く官房長官に問い質した上決定しておる事項でありますから、特段にそれを本日出して來なくちやならん緊急な理由等が内閣にあるならともかく、そうでない限りは困る、よつてまあ官房長官にどういう理由か質したらどうかと思います。
【次の発言】 そういうことを言うて來るから話に角が立つのであつて、それを議員の義務とか、務めというようなことを木村君は言いたがるようだが、何にも政府に迎合する必要のない国会の立場で、我々の自由な取りきめに……

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 その前に、許可することはいいですが、今の報告に基いて議題とすることはないのですか。
【次の発言】 委員長懇談会をどうして開いたのか……。
【次の発言】 それならそれでいいです。報告の聞きつ放しなら聞きつ放しでもいいので、ただけじめをつけてお伺いしておるようなわけです。
【次の発言】 この問題は一昨日から起つておる問題ですが、これは赤木さんのほうから御発言があつて、実は議運として取上げる問題であるかどうか疑義がある問題である、或いは違法でないかと思うことなのですが、併し議運の一人として赤木さんが御発言になつたことだから、我々も個人的には好意を持つてこの法案を本会に上程することを……

第12回国会 議院運営委員会 第26号(1951/11/29、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 了解いたしました。

第12回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1951/10/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 本委員会の理事の数はこれを五名とし、これが各会派への割振りは、自由党二、社会党一、民主党一、小会派即ち労農党、第一クラブ、共産党から一とし、互選については成規の手続を省略し、その指名を委員長に一任する動議を提出いたします。

第12回国会 地方行政委員会 第1号(1951/10/12、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 その前にちよつと専門員室のほうにでもお尋ねしたいのですが、本臨時国会で本委員会関係の法律案の提出見込その他についておわかりになつている点について御説明願いたいと思います。

第12回国会 地方行政委員会 第2号(1951/10/29、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 私も国警長官並びに自警連の代表のかたがたにお伺いしたいのですが、私たちが国会で過般警察法を改正した結果、住民投票が行われて、今日のような事態になつたわけですが、私は第一点としまして、この今回の選挙が真に民意を反映して公正に行われたかどうかということについて幾多の疑問を持たざるを得ないのであります。この点はこういう場合私申上ぐるのは誠に遺憾でありますし、又お聞きになられる国警側といい、自警連側といい、遺憾千万な質問であるとお考えでございましよう。併し数の上から見ましても、千二十八の中の千二十四が廃止に決定し、存続がたつた四つであるということが、真に現在の警察法の精神がわかつて、……

第12回国会 地方行政委員会 第8号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 まだ岩木さんのほうで、民主党として附加えて自由党さんのほうにお伺いしたい点があるだろうと思いますけれども、発言の機会を頂いたわけですが、これは民主党さんは民主党さんの立場でそうおつしやることは、それはそれなりに私は一つの主張として成り立つと思いますし、政府與党である自由党さんは自由党さんとして、今の高橋さんのお話のような主張も成り立つと思います。結論はこの決議を上げるということは、何らか実効の上る方法を政府並びに国会が総力を挙げて図つて行く、実現を可能ならしめて行く一つのステツプとして、こういう決議を上げるものだと私は考えます。で、社会党は社会党でどういう方途を以てこれを実現……

第12回国会 地方行政委員会 第9号(1951/11/13、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 只今の公述について、御主張はよくわかりましたが、そうして而もその実態としてもその通りであろうということがわかるのですが、公述の中にもありましたが、結論としてこういう地方財政の状態で、今回の補正予算にも百億の増額しか見られないという状態において、実際給与については地方自治庁から、十一月八日附で各都道府県知事宛に、地方公務員の給与改訂について閣議決定の通知があるのですが、実際上の措置としては、神奈川としてはどういうところに追い込められて給与改訂をせざるを得ないのか、はつきりこの点をお伺いしたい。即ち閣議決定とか、或いは地方自治庁の助言とか、指導とかがあろうとも、地方公務員の東京な……

第12回国会 地方行政委員会 第10号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の参考人のかたがたの御意見に対して重ねて御意見を伺う前に、地方財政委員会から出ておる資料の説明を一、二願いたいと思うのですが、よろしうございますか。
【次の発言】 ではお尋ねいたしますが、この配付になつております昭和二十六年十一月十四日の調べによる警察費並びに消防費に関する起債の統計について、二三御説明を願いたいのであります。第一は、両方共五大市並びに市町村に分けまして、申請の何%が承認されたものであるか、そのパーセントをお知らせ願いたい。それから第二には、この警察消防共にでございますが、申請されたものの施設の内容を類別します場合に、どういう結果が出ておつて……、そのうちど……

第12回国会 地方行政委員会 第11号(1951/11/15、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 実は自治庁なり大蔵省のほうの関係から計数的に聞き出してから大臣にお尋ねしたいと思つておりましたのですが、そういうことになりませんので、計数には亘らないで実は大臣の見解を二、三お尋ねしたいと思います。  閣議決定の事項については触れたろうと思うのですが、これは地方に対して具体的な措置を強要したものではなくて、中央政府における財源措置の方向として考えられたものであるというふうな政府の見解というものを、ときどきお伺いするのであります。併しそれは、地方財政を担当する地方財政委員会が配分等においてそういう考え方を持つということもあり得るでしようし、又財政全体を預かる大蔵省として、その心……

第12回国会 地方行政委員会 第12号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 岡野国務大臣から提案説明聞くということについては異議ありません。ただ聞いたあと、どういうふうにこの案件を取扱つて行くかということは問題は別であります。それから八幡浜市の警察に関する件について全警察に申入れをして、趣旨の徹底を図るということについては至極同感であります。ただここで私希望を申上げたいのですが、当委員会が八幡浜市における警察関係の証人を呼んで、その証言をとつた趣旨は、民主警察の意義を闡明して、警察行政の行過ぎのないように、又言論等に関する基本的人権は飽くまでも尊重さるべきだという前提に立つて、ああいう措置をとつたのでありまして、我々は警察或いは検察庁或いは裁判所とは……

第12回国会 地方行政委員会 第14号(1951/11/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その前に大臣がお見えになつておりませんから、その間行政改革に関する一般方針について地方自治庁、地方財政委員会等の職員についても影響があるようでありまするが、その点関係者からどういうことになるのか、その根拠を、理由等も明らかにして説明を願つておきたいと考えるのですが、如何でしようか。
【次の発言】 地方財政委員会のほうについても次長は御答弁できますか。
【次の発言】 結論としては、自治庁のほうは極力事務の合理化ということでやらなくちや容易でないだろうというような御意見があつたのですが、地方財政委員会十四人整理せられて、それでなお従前通りやつて行けるかどうかということを端的に伺つ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の兼岩君の言つておる各種委員との兼合いということは、常任委員のことを指して言われるのであろうと思いますが、そういう意味合いに立つてお話になるとしますと、実は昨日議運の小委員の決定について、理事会にお委せするということにしたのは、議事の都合から、便宜上そういうことをしたのであつて、その場合の我々の前提というものは、従来の議院運営委員会の委員の割振りというものがあつて、それの上に小委員の問題を決するということであろうと考えて異議ないとしておつたものなのであります。それが理事会において前提となり、議運の委員そのものの変更を来たすというようなそういう取決めがなされて、その上に小委……

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 一昨昨日は五つの委員会のうち議運の関係だけを取上げて議題としておつたのでありますが、他のほうにも関連を以て検討を加えなければならん部分もありますので、この際予算、決算、議運、懲罰、図書五つの委員会を一括して議題にせられんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私の提案いたしますことは、一昨昨日理事会決定の申合せとしてお手許に資料を配付しておりましたうち、予算、懲罰、図書は原案のままでございます。個々に申上げますが、予算は四十五名の構成とし、その各会派に対する割当は自由党十五、緑風会十、社会党第四控室六、社会党第二控室五、民主党五、第一議員クラブ二、……

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 後任か、おかしいな、所属会派が変つてしまつているから消滅しているのに……後任か。
【次の発言】 相馬君その他のかたから発言があつて、このきまりをつけることは非常に愼重を要するかと思うのです。で、ちよつと速記をとめて懇談して頂きたいと思います。
【次の発言】 開会式の件につきましては、もう一度委員長において衆議院の議院運営委員長と御相談になつて、公式に明日お返事を頂くようにして、明日決定することにして頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 今朝ほども小委員会で懇談的にお話があつたのですが、衆議院側としては明日を以て自然休会に入るというような状況にあるよう……

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 再三議長にお願いして御報告を得たのですが、我々の意思と合致しておる点が多々ありますので、この報告を諒として開会式の問題は打切りたいと思います。
【次の発言】 このことについてそのままとして、ちよつと事務当局にお伺いしますが、公益事業委員会の所管を通産のほうに廻した場合、電力ということではなしに電源開発の総合的な法律案が出て参りました場合には、それはこの所管の関係として通産のほうに行くのか、経済安定のほうの委員会に行くのか、或いは建設のほうに廻るのか、それを伺つておかないと、その特別委員会を潰してしまつた後に、又問題が起つて来るので一応お尋ねしておきます。

第13回国会 議院運営委員会 第6号(1952/01/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 例えば質問者について二つの提案がありましたが、人数の点については時間の制限の範囲内で各会派の自由としていいであろうと考える。(「異議なし」と呼ぶ者あり)而も順序となりますと、同一会派から一名以上出ます場合には、従来の手続による順序で、二番目はあとへ廻すということで……。それから第二番目の今の御意見にありました会派の質問の順序でございますが、私はやはり従来の慣例通り内閣に関係のないものは一応野党でありまするから、この野党側の質問を第一陣として逐次展開して行くというのが望ましいと考えるわけであります。而も討論と違つて質問は與党、野党の色彩は薄いものであるというような議論がありまし……

第13回国会 議院運営委員会 第7号(1952/01/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつとお尋ねしますが、従来政務次官がその省所管の常任委員会の委員を兼ねるという、こういうような前例がございますか。
【次の発言】 今の段階では、自由党さんの御意見は自由党さんだけの御意見として限られているのですから、従つてこれを取りきめた場合は、これは将来の前提になろうとなるまいと、事実として考慮されることは当然な問題で、我々今後もこの行き方を考える前提の下にやつているわけですから、赤木さんの言われるように、閣僚を出さない場合に、協力する形をとらないものは、これは一応野党側と見て、それで野党第一という順序をきめる。従つて中村君の言うところはどこにあるかわからんが、社会党第四……

第13回国会 議院運営委員会 第8号(1952/01/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは法律案ならばこつちで予備審査だとかなんとかあつて、それで今のような議事部長の話のように取扱つてもいいでしようが、こういう同意を求める案件は長官の提案説明もなくてその前に手続上のことを決定することができますか。
【次の発言】 ですから同意を求める案件が参議院のほうに正式に廻つて来ておるのですか。
【次の発言】 只今の御説明について二、三村に持つて帰る都合上質問いたしたいのですが、戰時中警保局外事課長をやつておりました当時の警保局外事課長の任務というものはどういう任務を持つておられたのであるか、その問題が一点であります。第二点としましては、海軍司政長官としてどこにおいでにな……

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/02/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そうするとまあ堂森君のやつの内容、それから山田君の内容、曾祢君、これらは今懸案になつている事項で、予算委員会等でも質問でき又それまで延ばされても、そう申すと大変失礼ですが事態さえ或るときまでに明らかになればよい問題でもあるように考えられますが、六の棚橋君の質問については私は緊急性があると考えます。又この井上さんのこういう独立した具体的な問題はやはり緊急性があると考えますので、それでできるならば社会党第二でずつと申出ていますから、それは同じ日に重ねてずつとおやりになる分にはどういうように、全部おやりになつても私は差支えないと思いますけれども、特にこの際あとで速記もとめて私御懇談……

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それで、中村君のお話や矢嶋君のお話で兼岩君も御了解になつたならば、この問題を議題として討議して欲しいというふうに正規におやりになるのか、先ほどの御意見だけでとどまるものか、その点はつきりして……。
【次の発言】 一応そういう決定でいいと思うのですが、先ほど兼岩君と議長との間の質疑の応答の中に、緊急質問で不満足であると認定するものは質問者であつて、その質問者の属する会派であるというお話でしたが、私は形式上は一応そうであろうと思う。併しその会派或いは個人の議員が、答弁が満足である、不満足であるということを決定する、意思決定することで本会議の緊急質問というものが考えられるということ……

第13回国会 議院運営委員会 第13号(1952/02/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今日、理事会というものでもないでしようけれども、特別委員会等の問題で各派代表のお打合せがある予定になつておりますが、正式に本日理事会がやつて頂けるような運びになるならば、この問題はやはり理事会に移して、それぞれ意見を持寄つて、調整ができるならば調整した上で一つの案をここへ出して検討して行くというふうにしたほうがいいと思います。今本会議が開かれようとするのに、そうでもないああでもないという論議が長引くことは避けたいと思います。
【次の発言】 先般来行政協定に関する緊急質題が行われ、又本日も総理大臣が出席の場合は波多野君がこれを行うということになつており、又我が党でも次会にこれに……

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事に入る前に、議院の運営の問題で自由党さんのほうに緊急にお伺いをしたいことがあるのです。暫時許して頂きたいと思います。
【次の発言】 御承知の過般の決算委員会におけるトラブルでありまするが、この点は事務当局にもお伺いしたいところでありますが、形の上では理由の如何を問わず、自由党として動議を提出し、その動議が否決せられて、そして自由党の委員において自由意思を以て退場をなされ、退場なされた結果として定足数を欠くという事態になつて、その定足数を欠いたことについても慣例上着席せる委員の中から異議の申立のないために、退席した自由党の側のかたが委員長に対して、定足数を欠く、証人の証言は……

第13回国会 議院運営委員会 第16号(1952/02/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 四番目の須藤君の緊急質問については、行政協定等、今問題になつている諸般の事項に関連がありますから、これは今日総理の出席もありますし、こういう機会に重点的に緊急質問を扱うのがいいと思うので、追加でありますが、承認したいと思います。五番目の岩間君のあれですが、これは須藤君のほうに相談したいのですが、米人ギヤングに関する緊急質問というけれども、ギヤングは白人であるもののいることはわかりますが、米人であるか、何人であるかわからん点もあるのでしようし、それから調査の段階ですから、これは事務当局に緊急質問が出ているという状態にしておいて、本日の緊急質問には載せないということにお願いできな……

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今兼岩君、矢嶋君から話がありましたが、参議院は未だ曾つて衆議院がこうこうであるから参議院もこうこうだという決定ではなくて、参議院は参議院の自主的な考えで結論を出すという行き方で行つておつたわけでありますから、多分昨日の各派交渉会めいた懇談会のようなものでの話合いも、それは赤木さんのお話のような印象等があつて誤解を與えたという点があるかも知れないにしても参議院自体の受入態勢を善処しておきたいという自主的な見地から結論を出したものと私は心得ておる。従つてこれは参議院全体の運営上惡例になつたというような考えとは、又考えが別にあつてもいいのじやないかというふうに考えます。私は結論的……

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日の本委員会で行政協定に関する質問は各会派の終了するまでの間に決定すべき事項を保留されておりましたので、これを取計らつて頂きたいと思いますが、昨日も論議がありましたように、行政協定に関する本会議における一般質問が行われましたが、第二の動議として私提出しました爾後外務委員会に付託するという問題に関しましては、自由党のほうから行政協定の性格が明らかでない今日において、その付託の方式等に疑義があるという意見があり、又社会党第二のほうからは、これは可否を決定する審査案件として付託すべきであるということで、この案件の内容が不明であるという論議があつたのであります。そこで行政協定の性格……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今の問題は当事者と申しますか、関係会派と申しますかから質問等があつたようですが、そのほうの会派において釈然とせらるるならば異議ありません。
【次の発言】 北海道の地震災害についてでございますが、各関係常任委員会等が決議等をなさる前に、参議院の運営上、議運として御相談しておくことが却つて事がスムーズに行くのではないかと思うので、簡單に意見を申したいと思うのですが、この際、多分或る時日が経過するに従つて関係常任委員会等から議員派遣に関する要求が逐次出て参ろうかと思うのであります。それが出て参つてから議運としてそれを抑えたり修正したりするというようなことでは、これは常任委員会も面白……

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日各般の論議が行われた次第でありまするが、続いてこのたび先般議員派遣をいたしましたものと同様の理由のあることを認めて、この際承認することに願いたいと思います。
【次の発言】 中村君の御意見については、賛否を私決するまでに会派として心構えができておりません。で、中村君のおつしやることはわかることでありまして、又そういうふうに枠を外して手放しにすること自体は、常任委員会の職務執行上その限りにおいては当然だろうと考えております。ただ中村君のおつしやるように、国会の運営上差支えない範囲においてはという限定は、実際適用する場合に何らの物差もないことであつて非常にむずかしい。結局はそう……

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 念のために伺つておきますが、羽仁君の緊急質問の内容の意図するところはどういうところでしようか、それから松浦君の場合ならば漁業問題という一般的なもので特に問題とするのは何でしようか、ちよつとお聞きいたします。
【次の発言】 羽仁君の緊急質問は、行政協定に関する報告を受ける前から出ておる緊急質問でありまして、内容としましては行政協定に関しての総括質問において十分な答弁を期待した点もあつたろうと思います。それは便宜上緊急質問を省略してもいいという観点に立つておつたろうと思うのですが、やはり既定方針通り緊急質問を行いたいという必要があつて今日まで撤回にならない限り、行政協定の総括質問……

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これについてはいろいろ会派で話がありまして、もう一度政府側から出席を求めて質問したいことがありますので、保留して頂きたいと思います。
【次の発言】 文書函に入れるときに理由書が附くのだけれども、それが附いてなかつたから、それをガリで刷つて一緒に配付したいということです。
【次の発言】 只今の二十四時間と申しますのは、そうしますと、向うの執務時間を大体算定してのことであろうと思いますが、これは一日八時間労働であれば、三日間くらいは余裕を見るというのが実際上の内容でございますか。
【次の発言】 そうしますと、ことごとに二十四時間直前において、こちらからも連絡する必要がある、こうい……

第13回国会 議院運営委員会 第31号(1952/03/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は法務総裁の出席を要求しておりましたが、事情も大体判明いたしましたので、法務総裁の出席要求は撤回いたします。論議は盡きたものと考えますので、採決して頂きたいと思います。
【次の発言】 その日程に入る前に、私議運としてでも、又北海道方面の災害に関する慰問並びに調査の派遣議員について、ちよつとお伺いしたいことがあるのですが、事務当局のほうに、この災害調査報告をしたいという議員団のほうからの要請がございましたでしようか。
【次の発言】 そうでありますならば、前のルース台風の例等からも考えまして適当でなかつた時期に報告が行われたと考えますが、院議を以ていたされましたものですから、帰……

第13回国会 議院運営委員会 第32号(1952/03/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 予算は昨日通過しましたのですが、正式のものではございませんが、衆議院においても何らか議院の運営上考慮せらるるやのことも承わつているのですが、それとは関連ないものとしましても、今後の法案の提出の見込その他について、日程の関係から政府側に尋ねたい点がございますので、官房長官の出席を得て、本日適当な機会に議運を再開せらるるようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 昨日各派交渉会において下打合せいたしました常任委員長の懇談会もやつて頂くように議長にお取扱い願つて、それと同時に合同で政府側から意向を聽取したいと考えます。時間は議長に……。

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/03/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 秘書手当に関しまして、一般公務員の給與の現況等に鑑みたと言われるのでありますが、その一万三千五百円が一万五千円となつた基準根拠が、一般公務員の給與と比較対照されてどういう関係になるのか、御説明願います。
【次の発言】 だからその落ちついた結論が法律案になつたことはわかりますが、どういう科学的な根拠があつてこういう決定になつたのか、お伺いいたしたい。
【次の発言】 一応了解しましたが、関連して庶務小委員長に伺いますが、一般公務員の給與の現況に鑑みるならば、秘書の場合においても、一般公務員に行われておる共済組合の制度とかいう福利厚生の部面で、実質的にカバーして行く方途もあり得るよ……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 緊急質問をやるやらないで荒立つて話をするつもりはないのですが、加藤君も人事委員会のエキスパートであるのだから、今緊急性云々ということですが、公務員の給与ベースの改訂云々の問題ですけれども、給与準則の問題なり、或いは寒冷地給の問題なり、今公務員の問題として作業が進められているのでありますから、又機構改革についてはこれは新聞紙等において発表になつて、人事院を解消するということは決定になつているように伺つている。これらの諸点について本会議において真相を明らかにするという緊急性がないということは言えない。そういう議論を繰返して申上げたくありませんから、この程度の異論があつたということ……

第13回国会 議院運営委員会 第37号(1952/04/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今副長官がおいでになるそうですが、念のために一言だけ伺つておきたいので、暫時の間、その時までお待ちを願いたい。
【次の発言】 昨日剱木副長官から御説明は伺つたのですが、念のためにお伺いしておきたいのですが、この委員の職責と、このかたの前歴である外交官というのとはどういう関係があつて、どういう点で御任命になろうとしたのか、御説明を伺つておきたい。
【次の発言】 渉外的なということは、戰犯に対する恩赦とか、その後の事業とか、そういうことでしようか、若しもそうだとするならば、一応その計画等についても政府としてどうお考えになつておるかを伺いたい。

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 お尋ねですからお答えいたしますが、総理大臣の出席が本日得られないそうでございますから、先ほど議長の御答弁もありましたように、最近の機会において、保留してある答弁方を特に政府に申入れるそうでございますから、総理出席なしとしても、本日この緊急質問は行ないたい考えでおります。  又緊急質問をいたします趣意は、騒擾事件等の場合の質問もございましたんですが、その後においてデモ行進の取締法とか、警察法の抜本的な改正とか、或いは労働立法についての具体的な内容が新聞記事等で発表になり、或いはなりつつあるのでありまして、この点の中核となる諸点について質疑を交し、国民の疑問とする点を解決したいと……

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の加藤君のお話、前に質問しているんだからということを聞きますが、早大事件については何ら質問しているものではないのであります。一般的な論議ではなくて、あれだけ治安関係或いはそれに関連する立法について質問しておるにもかかわらず、早大事件のような不祥事件が生じた。而も政府においては警察法の改正を企図せられておる。そして早大事件は巷間伝えられるところによると、職権濫用の疑いが濃厚である。こういうような事態において各会派がこの問題を取上げて、真に警察権の運用について過ちなからしめるがために、又各般の治安に関する警察権の行使という広汎な問題について考慮を促すという意味で、各会派がそれ……

第13回国会 議院運営委員会 第47号(1952/05/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 加藤君の言われようとする気持はよくわかるのでありますが、常任委員長に注意を與えるなどということは、それは穏当ではないので、常任委員会が決定した限りにおいては、常任委員会は各種法案の審査の見通しをもつて、なお議員派遣可能としたのであろうと思うのです。この点まで私たち、会派から出ておる者が付度して、あれこれ推量することは、常任委員会に対して、やはり如何かと思われるので、そういうことをかたくなに言わぬで、もう前回以来議員省遣が行われている状況においては、常任委員会の責任において先ずやつて頂くことを可とし、いろいろ問題があるという点は、その都度加藤君のような御意見で議運で決定されるも……

第13回国会 議院運営委員会 第48号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この際委員長にお願い申上げたいと思いますことは、過般来うちの会派等で聞きますというと、参議院文部委員会で先議になつておりまする教育公務員特例法に関する改正を参議院側で以て満場一致議決をして衆議院に送り込んだものについて、政府或いは与党等において、いろいろ事情がおありになつて、如何相成るものやら結論を得ない状態にあるということを伺つておりますが、この問題は五月十日を以て教職員で構成する団体が、何と言いますか、法律上の団体でなくなる。現になくなりつつある段階であつて、非常に法律的に地方の実情において問題が生ずるであろうということで、危惧されておるようであります。ところが文部委員会……

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 文部委員長から、そういう訂正が来たことは理由は何ですか。個人的な事情であるならば、補充をしてやつて行つたならばいいのじやないですか。
【次の発言】 それでは、これは確定しておるわけではありませんから、補充するなり、或いは議員の派遣をとりやめるなり、文部委員長に善処して頂くようにして、それまでは保留しておくというふうにして頂きたいと思います。ところがそれが次回の議運できまるのに、派遣期日等の関係があるとしますならば、補充がなされたならば、その補充の人名については事後承認をここで与えたこととして、事後ですか事前ですか、承認したこととして有効になるように、一つ、手続して頂きたいと思……

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 たまたま中村君が委員長として出られておるから、議運でこれだけ詳しく実質的な内容を聞いたわけです。それにしましても、結局は準備の期間を要するということと、再度会期が延長になる時期というものとを考え合わせたときに、加藤君の言うような意見が実際上実現できるかどうかということも、疑問が起るのです。その土壇場になつて認めたからといつて、実現不可能なことを認められてもそれはどうにもならんだろう。それで、いろいろ中村君が話したことを聞いたから実質的な内容に触れて論議になつたのですが、従来とても議員の都合その他によつて或る認められた話が取りやめになつたりするような場合はあつたとしても、形式上……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 両院協議会は、各派各派の内部的な事情もございましようが、公式的には参議院対衆議院の問題になると思いますので、仮に自由党なり、緑風会なりが多数委員を出しておるからといつて、会派の悪意、自由を以て、それぞれ両院協議会において何らかやつて、参議院の決定そのものについで、とやかくしようというならばいざ知らず、そうではない。全体の問題として参議院を代表して出て頂くのですから、私は会派の割付けでいいと思うのです。ただその場合において、小会派等における人事委員会等の委員がおつて、その法案審査に関係せられているかたも多いのでありまするから、従つて参議院側の委員各位におかれましても、交渉の過程……

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 異議ないのですが、中村君にちよつとお尋ねいたしますが、福岡行きの三班、片道だけ航空で、帰りは汽車旅行ですから四日間ということですか。
【次の発言】 そうきまつたのですが、費用の点については、この前申合せた通り取計うように願います。
【次の発言】 待つこともいいんですが、五月三十一日にこれが日切れと申しますか、この次というと、月曜日の二日になるわけでございますが。
【次の発言】 その要らないという考えは、それは電波監理委員会設置法が廃止されまして、郵政省設置法の一部改正案が成立されれば、要らなくなる結果になるのですが、要らないという会派の態度だけでは、法律上の手焼きとしては、こ……

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私のほうも大体異議はないと思いますけれども、この問題は、まだ衆議院では決定になつておらないようでございますね。それならちよつと保留して頂きたいと思いますが。
【次の発言】 休憩もいいことでしようが、戦争犯罪者の釈放に関するというのを、ただ同情を求めるのであるということで割り切つて出されたところで、どういう趣旨、どういう内容か話合いもない。うちの党としても、希望も意見もあるのだが、そういうことは、各会派でよく話合つてこれはおきめになつていられるかどうか。案文等についても、これでよしとしているのかどうか。お互い成り立たせるために、一つ希望等も斟酌して成案を得られるようにして欲しい……

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私もその責任の一端を負わなければならないと思うのですが、最近の新聞紙上等で参議院本会議の記事等を見ますと、わざわざ括弧書きを以て、議員数三十六名とか二十何名とかいうふうな記事が出たりする場合があるのですが、委員会の忙しいために本会議出席が少いという状況にあることが真相なのであつて、議員の登院が少くて本会議の出席者か少いということではないのですが、一般国民は、そうは考えないのです。これは私は相当重大な問題だと考えますので、議院の運営上、この点について議運として考慮する必要があるのではないかと考えるのです。本会議の場合における委員会の開催等については、会期末でございますからいろい……

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 運輸審議会の委員の任期は十二日で満了になつておるのでありまするが、その後何日かをおいて任命されて、空白ができても差支えないものでございますか、又どうして明日日切れになるものがこんなに遅くお出しになられたのですか、念のために伺つておきます。
【次の発言】 会派に持帰つて相談の上、次回の議運で決定せらるるように願います。
【次の発言】 只今の加藤君の発言を許したわけは私わからんのですが、委員長が採決に入つて、異議なしとあつて、その採決の完了を待たないで加藤君の発言を許しておるようですが、こういうことは私は遺憾であります。今劔木さんのお話も十分伺つた上で、やはり前例等を動かすわけに……

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 口頭による申出の参考までの御報告でございますから、私どももあえてこの問題に触れて申上げようとは考えませんが、将来正式に、議員派遣の問題が出て参りました場合には、我が会派としては、このままの形における議員派遣には承諾することができないという決定をいたしておりますので、念のためにその点を申上げておいて、郵政委員長に対して、口頭の御報告でございましたならば、その旨を郵政委員長に申し伝えておいて頂いて、全会派納得した形で議員派遣がなされるように、御考慮願つておきたいと思うのであります。私の会派としましては、趣旨にはこれは養成でございます。ただ相馬君のおつしやるように、どういう手続を以……

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今会期延長の問題は、議題にしたわけでございますか。
【次の発言】 その諮ることは、どなたの御意思でそういうことをこの議運にお諮りになるのですか。どなたの御意思で常任委員長懇談会の御報告をするということになるのでございますか。
【次の発言】 私はそれを聞くことについては反対いたしませんが、そういう手続を以てそれを聞いたあとにおける、この議運における議事の進行というものを考え合せるとき、そういう手続を以て会期延長を云々して来るということは、私おかしいと思うのであります。これでそういうことにまで運んで行くものであれば、私は賛成することはできない。常任委員長懇談会によつて、客観的に会……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先般来、質疑の過程でも明らかになりましたが、衆参両院における協議の手続の過程において遺憾な点が多々あると考えますし、又、議長職権で参議院が運営されておる最中に行われた衆議院議長の協議後の参議院における取扱いについても、誠に遺憾な点がございまするので、手続上から言つても、会期延長は承服することはできません。而も会期の延長の必要は、この際我が会派としてはないということを認めておりますので、会期延長には反対いたします。
【次の発言】 私は、決議の概略趣旨には賛成いたしますが、案文を回付して頂いて、確認した上で決定せられるようにお願いいたします。(「同感」と呼ぶ者あり)

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この在外同胞引揚促進並びに留守家族援護に関する決議案の趣旨弁明をおやりになる予定のかたはどなたですか。又は発議者の意向としては、いつこれを本会議に上程して欲しいというお考えであるのか、念のために伺いたいと思います。
【次の発言】 委員会審査省略については賛成でございます。時期等は発議者と議長の御相談の上御決定になるようにして、次回においてはつきりして頂きたいと思います。本日は上程だけは留保せられるように願いたいと思います。
【次の発言】 入れる場合には、そういう取扱を願いたいということは、できない。その場合には、又議運を開いて、正規に決定の上、本会議に持つて行くようにお願いし……

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 内容としては文部委員各会派の御賛成を得ておられるか。それから第二点としては、積雪灘潤地ということですが、雪の降つている所と灘つている所ということですか、寒冷は雪のあるなしにかかわらず寒冷地帯ということが、普通言われることなんですが、どういう意味で新らしいそういう言葉が出て来たのか。どなたか関係しているかたがあつたら明らかにしてもらわないと、該当区域がどこかということで私は問題が起ると思う。
【次の発言】 濕潤地帯というのは……。
【次の発言】 木村君の御解釈の趣旨について決議案が出るということがですね、みんな。認めであれば、私はそれで結構だと思います。あとで文句がないように。

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 各会派が、その題目による決議案には御賛成頂き、内容の表現上の修正ということは御考慮願える向きはお互いに考慮する。共同提案できるようにしたいという趣旨と感じますが、さよう了解してよろしうございますか。
【次の発言】 例としては、法案が現実に通らないが、通るであろうことを前提として、各種の決議に基く関係法律の或いは承認を求めるというようなことがあるようでございますが、ここで一般的にお尋ねいたしますが、この内閣から出ているこの問題に関して承認を求める件というのは、新らしく改正せられる通商産業省設置法実施の暁に、こうするのだという意味合いで、求めて来ておるんだと思いますが、それらに対……

第13回国会 議院運営委員会 第75号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 古池さんのほうから御意見があるようですから……。
【次の発言】 只今の古池さんの、我々の出しております決議案文に対する修正案文には、私たち同調いたします。
【次の発言】 恒例によつて、会派に持帰つて相談の上決定したいと考えますが、(「異議なし」と呼ぶ者あり)ただ総括的に念のために一、二お伺いしておきたいと思いますが、第一点は、委員長並びに委員に関しましての選考の基準はどこにあつたのか、概括的な御説明を願いたいと思います。  それから内容に入りまして、第二点としまして、今大蔵官僚、或いは内務官僚、或いは裁判官或いは弁護士、新聞人等々の経歴、官歴等を考えますと、各種多様に亘つてお……

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それでよい。
【次の発言】 結論はどうなるのですか。
【次の発言】 これは緑風会と自由党との話合いということになるでしようが、私はこの上、この法の成立に関係した者といたしましては、できるならば三、三と、自由党、緑風会から出られたほうが望ましい姿じやないかと考えます。
【次の発言】 自由党さんのほうにお伺いしますが、本日農林大臣は御出席になられますか。
【次の発言】 それでは日程も、明日になれば混んで参つて、最終日になるので、この問題でごたごたしたくございませんから、実は小委員会で申上げることですが、この際懸案になつております我が党の小林君の緊急質問を本日やらせて頂くようにして……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつと休憩の前に……、国会法が参議院のほうを通つて向うへ行つております。それが衆議院で通つてから相当の手続がこつちも必要だから、最終日だから、議長並びに委員長においてそれぞれ当該の衆議院議長或いは議院運営委員長に、表玄関から、これができるならば、成るべく早い機会の本会議で通過せられるようにお手配頂ければ幸甚であるという旨をおつしやつて頂きたいと思います。(「賛成」呼ぶ者あり)
【次の発言】 こういう形で両院協議会を求められる、即ち六十日経過しても参議院の議決がない場合これを否決とみなすということでやられますと、内容としては、実は各会、派の意見を仮りに投票して見れば、原案に賛……

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/07/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 結果としては、衆議院側の議決による先例通りとするならば、本日三十一日の会期延長は、公報を待たずして延期せられたものと考えられることは私認めますが、併し一日、二十四時間延長されているにもかかわらず、今暁零時五分より地方行政委員会が開かれて、或る種の法案を可決すべきものと決定した。  こういう状況を私聞いて、各般の情勢から言つて誠に愕然としたのであります。それほど参議院側において法案が山積し、渋滞しているという状況であるとも考えられないし、どういう理由を以て、どういうところに根拠を求めて、ああいう委員会が行われたのか。一応事務当局側においてその開いた経過並びにそこにおいて委員会が……

第13回国会 建設委員会 第2号(1952/01/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほどの大臣の御説明の中に、電源開発を一会社のやる事業として、多目的ダムの発電はこの会社でやるのだというふうに聞きとつたのですが、それは建設省の直轄工事になるような大規模のダムにだけ限る問題ですか、その点はつきり御説明願います。
【次の発言】 今度は別なことをお伺いしたいのですが、今、余り包括的な質問もないようですから、地方において問題になつている点についてお伺いしたいと思います。それは昨年も請願書が出、今年又請願書が出た。今の多目的ダムの一つである岩手県猿ヶ石川のダム建設事業の計画に関する部落民の離作の問題について、これは当委員会においても是非取上げて御検討を願いたいと私希……

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほどの赤木さんの御質問に関連する簡單なことですが、特定地域総合開発事業調査費補助金の千二百万円というのは二分の一というのですが、十九地域、三十五県に跨るそれは二千四百万円の調査費を以て十分な調査がなし得ると、こういう計画の下に置かれておる予算と考えてよろしうございますか。
【次の発言】 その一億五千万円というのは、十九地域に対してだけのものですか。
【次の発言】 別な観点からお伺いしますが、一億五千万円の、それぞれの事業に伴う調査費が出ているにしましても、先ほど説明員からお話もありましたような審議会或いは企画課等において、1人件費その他相当額かかるのですが、それだけでも二千……

第13回国会 建設委員会 第8号(1952/02/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは先般、一般的な質問を河川局次長にいたしましたが、諸般の事情等がありまして、御答弁を頂けなかつた点もあるのでありますが、従つて内容は各委員御了承のことでありますが、この請願に出ております事情は、簡單に申上げますと、家屋その他の物件の移転料の補償、その他の土地に関する損失の補償、それから生業に対する補償、墓地改葬料補償と、或いは家屋移転に伴う電力需用者に対する電力導入の問題、或いは水没する既存の道路の切替えの問題等々各般に亘つております。建設省のほうに関係しない部分もあるのでございましようし、或いは県自体ででき得る部分もございましようから、これは速記に上ります程度のことはそ……

第13回国会 建設委員会 第17号(1952/03/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 だんだん聞けば聞くほど問題になるような点があるのでございますが、(笑声)要するに私たち地方におつて、條例が一昨年ですか出て以来、それが守られているかどうかということについては、これは相当疑義がある。法律が出たらそれが実行されるようでなくちやいかんと思うのです。ところがそれが空文化して、そうして実態としては旧態依然、広告その他が氾濫する、違反広告が氾濫するというようなことではいかんと思います。やるならばしつかりやらなくちやいかんと思うのですが、先ほどの御答弁では、やはり費用もかかるようであります。その場合に、例えば東京都は大きいでしようが、地方の中小都市においても専任のそういう……

第13回国会 水産委員会 第16号(1952/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 どうぞよろしく……。

第13回国会 電気通信委員会 第19号(1952/05/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その前に、この本日提案になりました関係法案について、專門員室に私素人ですからお願いしおきたい。專門のいろいろな機関雑誌に発表せられている関係法案に対する問題点、その他世論等についての賛否の両論等を收録して、問題点を明らかにして出して頂きたい、以上お願いいたします。
【次の発言】 端的にお伺いいたしますが、先ほどからの御答弁では、私素人でちつとも了解しないのですが、ラジオ聴取機に課税するという理由は、財政的な理由からですか。入場税を取るに値いするような娯楽的なものを聞く機械だからかけるというお話もありますし、それならどうも納得できない点がある。課税の趣旨は何ですか。

第13回国会 電気通信委員会 第21号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の説明でも一時間を超えるのですが、施行法はまだ、頁数が多いようで、これはどうか簡單に要旨を言つて貰つて、何とか委員長において考慮願いたい。
【次の発言】 ではその要点をつまんで御説明頂くこととして本日はこの施行法だけの説明でとどめて頂きたい。とてもこれはかかります。
【次の発言】 それでも結構です。
【次の発言】 山田委員の質問に関連して、資料と申しますか、お願いしたい、と申しますのは、公社になつてから、会社のほうに分離されて行く資産ですね、推定される資産、それがまあ時価において評価せられた場合、どれくらいのものになるか、又それらを中心とするこの会社の資本金というようなも……

第13回国会 電気通信委員会 第22号(1952/05/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その前に私大変浅学非才を暴露するようなものでございますが、今の電波法の一部改正に関する法律案の説明を聞いても何もわからない、どこを何を説明したのか全然わからない、私も気を付けてこの法案を見ておりましたが、次は何條、次は何條というのが、全然わからんのですが、何か新旧対照表だり何だりで内容を読んで、内容に触れて説明してもらわないと、ただ理由だけを列挙されて、原稿を読んで、そつちはそつちで説明され、こつちはこつちで探して歩いて廻わるということでは一向に頭に入らんのですが、私はどうも皆さんはもうすつかりわかつたかも知れませんが、私はわからんのですが、何とかわかるように説明して頂ける方……

第13回国会 電気通信委員会 第23号(1952/05/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私人の質問に対して啄を容れる筋ではございませんが、今の答弁、質疑のことを聞いてちよつと疑問に思つたので、簡單にお尋ねしますが、先ほど公社の機構はどうなるかという問題の場合に、大臣はそれは公社の責任者がきまつて、公社自体でで考えられることで、そのほうが望ましいという御答弁があつた。ところが今の質疑では、会社の略号については、大臣はKDDとすると考えである、こう言つておられる。ところがこの会社法を見ますと、役員或いは定款その他は郵政大臣の許可事項になつておりますので、このKDD、ITTなりというのは、これは定款によつて定められて、郵政大臣の許可認可事項になつておるというなら、あな……

第13回国会 電気通信委員会 第24号(1952/05/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して伺いますが、外国資本のことは、いい資金のことはお話で事情御尤もだろうと思いますが、少くとも公社には設備資金の相当額を民間から仰ぎたいということは私は強く望まれておるところだと思う。ところが私詳しいことはわかりませんが、民間の資金といつても、結局は政府が考えておられる金融を含む経済政策の一環によつては、その限度なり或いはどれだけこの部門に集中できるかという見通しは、公社ができようが、できまいが一般の今の財界の状況において政府としては予想されるものがあると思う。そういう部門から考えますと、電話会社とか、或いは今審査されておる電源開発の促進法案とか、そういうもので出て来る相……

第13回国会 電気通信委員会 第25号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今から私質問したいと思うのですけれども、前提になつておる今までの論議が私わからんので、重複する等のことがございますでしようから、連合審査の委員会もございますから、その場合に私は譲りたいと思いますが、そのためには速記録を連合審査のあるときまでには編集して配付して頂けるように、委員長において御努力願いたいし、連合審査で聞き得ない点については、適当な機会に野田行政管理庁長官に都合のよいとき御出席頂く場合があるかと思いますので、今から長官のほうはよろしいとは申上げられませんから、その点だけは留保させて頂いて、そういう手続に一つお願いしたいと思います。

第13回国会 電気通信委員会 第26号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連してお尋ねいたしますが、現在の段階では、この公社でいいのじやないかということは、結局国内の電信電話関係の公社と国際関係の公社と二本建で行くという公社案でございますか。それとも現在の総合的なものをそのまま移行された一つの公社という意味でございますか。この点お伺いいたします。
【次の発言】 もう一点お伺いいたしますが、機構として会計監督というような内部的な統制のために副総裁を一名殖やせという御意見でございますが、副総裁を一名殖やして、内部機構はどういうふうにしてこの監督をして行かれようとするのか。その殖やされた副総裁御一名はやはり特別委員として経営委員会のほうに参加されるかた……

第13回国会 電気通信委員会 第27号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 なかなかお見えにならないようですから、この程度にするなり、休憩するなりして頂きたいと思います。
【次の発言】 私は都合がありましてしまいまで質問をすることができないので、途中で切れると思いますが、切れる部分の質問は後日にやらせて頂くことにして、保留しておきます。それから又病気のために思考能力を失つておつて、誠に素人流の質問をするので、議論に亘りますが、大臣は一々御丁寧な御答弁のようですが、私は議論のほうが聞きたいのでして、事情のほうはまああと廻しでもようござんすから、お尋ねいたしますが、一般に自由党並びに吉田内閣としまして、国家機関のうち、公社経営なり、会社経営なりに移らして……

第13回国会 電気通信委員会 第28号(1952/05/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 では昨日に引続いて大臣の提案理由について質問したいと思いますが、この第二章のほうの関係に移りまして、提案理由を読んでみますと、「経営委員会は公社の経営管理の基本政策を決定いたす機関でありますので、」とございますが、その次には「公社の業務執行の責任者たる総裁及び副総裁のほかに、」というふうにございまして、経営委員会と総裁との権限乃至その公社自体における対外的な責任云々の問題が、私にはどうもはつきりいたしません。この際これらの点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 経営委員会は意志決定したことについてその決定がいけないという場合にだけ内閣に対して責任を負うということで……

第13回国会 電気通信委員会 第29号(1952/05/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日は経営委員会、役員等について一般的な質問をいたしたのでございますが、本日は職員のほうについて一応お尋ねしたいと考えるのですが、高能率、高賃金制ということをどう政府においてお考えですか、お尋ねいたします。
【次の発言】 提案理由の説明の中にあります能率給を加味した特殊の給与準則を定めることになつておるがということですが、これは定めるおつもりなのですか、又能率給を加味した給与そのものは、今の現業庁において実施されておるのでございますか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 私は今行われておるような報奨制度そのものを、いわゆる賃金体系において能率給であるというふうには一概に……

第13回国会 電気通信委員会 第34号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 当委員会の法案審査の日程についていろいろ御計画がきまつておつたように今承わりましたが、私としましては、この法案が衆議院に出ていることも不敏にして知りませんで留守しておつたようなわけでありまして、突然今朝帰つてから、党でまあ話合が進められたのでありますが、それらの事情等から申すと、あとで私各委員のかたがたに我が党の立場上お願いしなければならん点もあるか意いますが、本日はずるずる質問はできない状態にあるようですが、大体何時頃までやるのでしようか。
【次の発言】 提案者のこの提案理由については、同僚委員から或いは質問があつて重複しておるかも知れませんけれども、再三申上げますように、……

第13回国会 電気通信委員会 第35号(1952/06/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今山田さんも御質問になりましたが、私提案理由に照らして具体的に二、三お尋ねした上で、電波監理委員会のお考えを承わりたいのですが、この放送法の改正の提案理由並びに提案者の審議の過程における答弁から見ましても、テレビ放送の許可をいずれかにせんとする意図のないことは明らかであつて、單に電波監理委員会が制定を下す資料として、公正な取扱を受けるようにさせなければならんと、こういうことに重点があるわけであります。私たち国会の立場において電波監理委員会の権限というものを仮に一応括弧の中に入れまして国会においてテレビ放送を如何なるものにやらせるかという意思を決定するというような、そういう内容……

第13回国会 電気通信委員会 第36号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 討論に先立つて念のために二点だけ電波監理委員長に伺つておきたいと思います。一つは全く形式的なことでございますが、この改正案文である標準放送の標準を削除したということでNHKがテレビ放送が実施される段階においては受信料を取る途を開くということは、これはただ單に解釈、その法文から来る解釈として、そういう解釈を与えるだけにとどまるものかということを伺いたい。なぜそれを伺うかと申しますと、仮に放送法を改正した場合に、次にNHKにはテレビ放送を許さないという次第になつた場合に、又標準の文字を入れる改正が必要であるかどうか、こういう問題から念のために伺つておきたいのであります。

第13回国会 電気通信委員会 第37号(1952/06/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その付託された予備審査の法案ですが、念のために伺いますが、これは内閣提出はいつでしたか。
【次の発言】 そうするとこの法案は国会が再延期になつてからの法案でございますね。
【次の発言】 筋では、我々はこれまで審査することを何というか、道義的にも強制される何らの筋合いはないと思います。だから政府のほうでどういう意図を以てお願いして来るか、それによつての話だと思います。
【次の発言】 だから当面のテーマになつている範囲の問題について、質問があつたら質問をし、それがなかつたら水橋君の言われるような一般的な問題を、経験者である立場から個人的に見解を表明して頂く、こういうことは、中山氏……

第13回国会 電気通信委員会 第38号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 第三章の二十八条について、この「町村の議会の議員であるものを除く。」というふうになつて、職員で町村の議会の議員たることは認められておるというのですが、この理由は何ですか。
【次の発言】 それならなぜ都道府県、市の議会の議員たることを認めなかつたのですか。
【次の発言】 国鉄、専売の公社のそれに倣つてやるということについては、必ずしも納得できない。なぜならば過去における公社の基盤の上に立つて新らしい公社経営を考えるというようなものが、そういうことだけを踏襲して来るということは、それだけの理論を以て踏襲して来るということは納得できない。又そうかと言つて町村は知識階級が少いから、知……

第13回国会 電気通信委員会 第39号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 併し聞いていることと聞いてないこととありますから、それだけは念のために申上げておきます。時間も相当たつていますし、先ず併しながら進めたらいいと思います。
【次の発言】 いろいろ同僚委員の質問に対する説明を承わつてわかつたのでございますが、第四章の財務及び会計については私総括的に質問しておらなかつたので、ありきたりのことからお尋ねしたいと思いますが、今だんだんの御説明のあることのような財務会計制度が公社たるにふさわしく、その公共性に鑑みて第一条の目的を達成するのに十分であるというふうには思われない部分が、今の監督の場合のこともそうでございますが、一般的に郵政大臣に拘束を受ける、……

第13回国会 電気通信委員会 第40号(1952/06/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 山田君にちよつと伺いたいが、山田君の簡単にというのは、内容が相当あるし、三十分が簡単なのか、二十分が簡単なのかわからないからね。この今の時間で見ていつ頃までに終りますか。

第13回国会 電気通信委員会 第42号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 前の公社法案の御説明を伺いました場合に、国際電信電話事業は公社自体がやるようになつているのですが、それを第二条のこの法律によつて、郵政大臣の認可を受けると会社がこれをやることができるということは法律的にはどういう訳合いになるわけですか。これは公社のほうに、会社にやらしたらどうだというふうに、公社自体に認可を与える。そういうことではいけないものでしようか。要するに一切の電信電話事業を公社が権利として持つている。それを政府がその一部を会社のほうに法律で分けてある。それが公社には何ら関係なく法律的に行われるということが私にわからん。全くの素人流の考えなんでお教えを願いたいと思います……

第13回国会 電気通信委員会 第44号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本日は附則の項を追つてお伺いしたいと思いますが、附則の設立委員でございますが、郵政大臣の任命になつておりますが、このかたがたは何と申しますか、任命されて役人になるわけですか。
【次の発言】 公務員であるかどうかははつきりしない、併し責任という問題になつて来ると法的に追究されて来る、公務員一般が負うべき責任を負わせられる、こういうふうな御説明のように伺つたのですが、そうすると、そういう責任のある設立委員が郵政大臣に任命されまして、給料と申しますか、報酬と申しますか、これは郵政大臣がくれるわけですか。
【次の発言】 今の点ちよつと私聞きとれなかつたのですが、まあそれはそれとして、……

第13回国会 電気通信委員会 第45号(1952/06/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私たちのほうでは本日委員会を開くことについては、かようかくかくしかじかということでさまざま議論があつて、実は私はそういうことを言いたくないのでありますけれども、諸先輩のいる中で……、昨日の今日ですから冷却期間を置いて頂いて論議を蒸返ししないということで、時間も時間ですから本日は散会して頂きたいと思います。

第13回国会 電気通信委員会 第47号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私施行法で質問が留保されておりましたし、締めくくりとして大臣に質問したいことはございましたけれども、私のはうの他の委員会の都合上無断で欠席しておるというようなことになりますので、私この際自戒しなくちやならん立場にあるのだと思います。私の質問は省略させて頂きます。

第13回国会 電気通信委員会 第48号(1952/07/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 新谷委員から我々の意見も勘酌せられて修正案を提示になりましたが、特に私お尋ねしたい点は、第七十二條に但書を加えた点でございますが、この但書の内容といたしまして「経済事情の変動、その他予測することのできない事態に応ずるため」とは、物価の騰貴その他によるいわゆる一般的な従業員のベース・アツプの問題、或いは天災、地変等による深夜をわかたぬ労働の強化、或いは又年末年始等に輻湊した業務を遂行し、相当の労働をオーバー・ワークにやつたというような点等々に鑑みて臨時的な、適切な措置が行われるような方法として、こういう趣旨があるもののように了解するのですが、大体そういうふうに了解していいのです……

第13回国会 電気通信委員会 第53号(1952/07/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間も時間ですから、この程度にして頂きたいのですが、別の問題でございますが、国会法の改正が成立して通信委員会ができるとなりますと、そのほうの関係で継続調査或いは地方への議員派遣等が起つて来る場合に、この委員会が決せられたことを有効としてやるように議運のほうに諮ることにきめておかなければならんわけなんですから、何かここでそういう事務的なことを諮つておかないと、散会するとやはり全部終りになつてしまいますから、念のため申し添えておきます。

第13回国会 郵政委員会 第3号(1952/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の提案理由となりました琉球臨時中央政府との取極めをするということ等を外国との間の条約と同様なものとして扱うということは困るという意味合は十分わかるところでありまするが、さればといつて国内法を以て、その特例を以てこれを措置することができるとした根拠についてお伺いしたい。政務次官から伺いたい。
【次の発言】 取極めをする根拠としての特例を設けたいということでありまするが、これは南西諸島と日本との関係をどう把握せられて、これでよろしいとお考えになるのか、その根拠を承わつておるわけであります。
【次の発言】 そうしますと、この議案は琉球政庁との間にこういう方法でよろしいという了解……

第13回国会 郵政委員会 第4号(1952/03/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その関係の答弁を求める前に、郵政に関連した法律案が他の委員会で昨日通つたのですが、それについて当委員会はどういうふうにタツチしたのか、又政府側としては、この委員会に対してどういうお考えを持つておつたのか、委員長並びに政府にお聞きしたいのですが、郵政事業特別会計法の一部を改正する法律案が大蔵委員会にかかつて通つたのですが、この問題についてお伺いします。
【次の発言】 政府側の所見を承わりたい。
【次の発言】 大臣がお見えになつたから重ねて申上げますが、大蔵委員会にかかるのは予算上の問題があるために形式上大蔵委員会にかかるのでありますが、その法による運用、運営は、これは郵政省とし……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律案特別委員会 第閉会後1号(1953/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は直ちに質疑に入るためには官房長官その他主管大臣の出席を求めたいと思いますので、それは困難だと考えますが、少くともそういう内容の質疑でなくて、この法の体裁上から来る各種の疑義については法制局次長もおいでのようですから、皆さんに許して頂けるならば、前提となる点については質疑をして明らかにしにおきたいと思います。
【次の発言】 実はこの法案の体裁につきましては、先ほどの議院運営委員会においても政府側にその所見を質したのでございまするが、私の疑点といたしました点は、各法律が幾多一本の法案として提案になつて来たものについて、参議院が一部否決或いは修正等を行なつて衆議院に廻した場合、……

第15回国会 期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律案特別委員会 第閉会後2号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日林政府委員からいろいろ法案の提出の仕方、或いは衆議院における同意不同意の関連について伺いましたが、改めて私の了解した点を確認し申上げますと、議院運営委員会では佐藤法制局長官は、不正競争防止法というような初めから一案であるものの中で、一部不同意、他は同意というようなことはあり得ないだろうという御答弁があつて、昨日の特別委員会になりまして、林次長からは、そういう場合でも、この点ははつきりしませんが、可分なものは一部不同意、他は同意ということもでき得るという御答弁があつたのであります。そこで各種の論議を交したわけですが、念のにめに確認したことの中で、一つ伺つておきたいことは、昨……

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今お諮りになられた諸案のうち、通商産業委員会、経済安定委員会の所管になるであろうと予想せらるる電源開発促進法に基く各種の関係法或いは事業の調査というような諸問題は、どういうふうに分割して運営されるものであるか。この際疑点を清すために、事務当局から御説明を願つておきたい。
【次の発言】 一応只今の御説明を了承しまして、今後具体的に出て来るであろう関係法案が出る場合に摩擦を生じないように、どちらかの委員会に付託するということは議運として愼重に決定すべきであろうと考えますが、又調査案件としての場合においては、これはもう分別することができない包括される問題があろうと思いますので、こ……

第15回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1953/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の議長の御報告を我々感謝して了承するものであります。従つて只今からの緊急集会の各派の手続というものをおきめ願いたい。  そうして今の段階では、法律案はまだ提出になつておりませんけれども、それによつて予想せられるもの等、委員会の構成等について考えておかなければならないというようなことがあるならば、予定される当該法律案を委員長から御報告頂いて、それによつてかねて噂されておる案を、決定して頂くようにお願いいたします。
【次の発言】 只今議事部長から報告があつたので明らかになつたのですが、そこで今報告をかねて提案せられるような意図のあつた、期限等の定のある法律につき当該期限等を変……

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/10/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三君 衆議院は如何ようなことを一応内定せられておられても、参議院としては、先ず一応参議院として六十日の会期をどう使つて行くかということを考えなくちやいかんと思います。それで私は衆議院側としても、少くとも三十日くらいの審議期間は欲しい。こういう前提に立つて日程をお組みになられたようですが、参議院側としても補正予算が出て来ることを前提として六十日の期間を考えておるのですから、従つて衆議院側が全力を挙げて三十日かかるとすれば、参議院がそれにプラス・アルフアーの日にちは必ずかかる。従つて私たちとしては、実は四十日も五十日も審議期間が必要であるかと思いまするが、年末になつて、結局日詰りになつて……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 日本社会党としましては、一昨日の衆議院側のほうの議運における審議の経過をうちの会派で聞いてみますと、開会式の日どりの八日は、参議院もそういう意向にあるという報告を受けたので、衆議院側もそれに異議がないと、こういう経過で決定を見たように、私、今朝聞いたのであります。その間衆議院側から、参議院の意向というものを、非公式にでも参議院側に聞いて来ておられたのか、又聞いて来ておられた場合に、前回の議運における私たちを初めとする会派の、それぞれの意見というものを向うにお伝えになつたか。この点、ちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 了解いたします。そこでうちの会派としましては、開会式八……

第15回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1953/03/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ついでだからお伺いいたしますが、今日何時かで、政府から出た法案が可決になつた途端から、緊急集会はないということになりますか。今晩の十二時までは、緊急集会があるという解釈でございますか。
【次の発言】 それでは、これは各会派の都合があることでしようが、うちの会派でも常任委員の入れ替をしているわけでございますから、予算委員会が上つたら、議運において正常な状態に常任委員の変更ができる機会を与えて頂きたいと思います。
【次の発言】 私、ちよつとわからんのですが、前回の例と言いますと、前回は任期切れで、そのときの例で、今回の一ヵ月猶予、任期のある場合とは、大分事情が違うのではございませ……

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 各会派に対して比例配分で割りつけるなどというやかましい問題でもないと思いますので、自由党、緑風会、右派社会党、左派社会党、民主クラブ、改進党、以上のところまで各一名ずつ指名いたしますならば、六名になつて好都合じやないかと思いますが、小会派においては大変気の毒だと思いますけれども、オミツトという意味合ではなくて、事務的なものですから、形式上それで成り立たせたら如何かと提案いたします。
【次の発言】 今日のことは、議長一任で日程に組まれているわけですから、これはここで議することはないだろうと思われるので、御報告を聞くにとどめるということだろうと思います。それであと、演説のことは今……

第15回国会 議院運営委員会 第8号(1952/11/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それで事務当局からの案件がないようでございますが、先ほどの小委員会でも、議長から特段に、各会派に本会議出席を慫慂せられましたが、又この頃の新聞等において、出席がまばらだというような批評もあるということで、国会の重要な審議に入つて、そういう批判を受けることは、議院として好ましくないと考えるのですが、次回の本会議のことでございますが、定例の月曜日、一日の本会議において審議すべき案件等がない限りは、却つてそういう日程はなくしておいて、次回の本会議は、水曜なら水曜の十二月三日なら三日と、はつきりきめておいたほうが、土曜、日曜をかけて、それぞれ議員の所用も果せるだろうと思うので、次回の……

第15回国会 議院運営委員会 第12号(1952/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 我々、産金政策というと、この頃初耳みたいに、どこに緊急性があるのかと思うのですけれども、たつての相馬君のお話であるから、どういうふうなことを聞きたいのか、相馬君御被露願いたいと思います。
【次の発言】 それまでに及びません。
【次の発言】 それで社会党の二控室が、役員会なり、国会対策委員会なり、党議を以て決して、緊急質問をせしむると、こうなつておるのでありますならば、それは社会党二としては責任を持つていることでしようから、我が会派においては賛成いたします。ただ問題は、こういうふうにいろいろ論議があることは、速記を付けては言えない問題があつて、皆やはり考えがそれぞれあつて、ぐず……

第15回国会 議院運営委員会 第13号(1952/12/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 縷々経緯並びに法案の内容等について事務当局の御説明がありましたが、これで見ますと、発議者は各会派を網羅しておりますが、まあ緑風会はともかくといたしまして、他の会派においては、党議等で決定されて発議されることになつている向も、党の構成上多かろうと思います。これだけ発議者が多いということは、この法律案を成立させたいという向については、何ら異存がないことであろうかと思いまして、この所管がどつちでなければならぬというようなことは、我々としてどうこう言いたくない。併し法の建前から言つて、本法の運用に関する改正案としての案があり、それで附則を以て他の法案を改正するというような場合の事例は……

第15回国会 議院運営委員会 第14号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 異議はございませんが、ちよつと会派に行つて報告の都合上、どういう点を御質問になるのか、おわかりになつておる範囲で結構ですから、お示し願いたいと思います。
【次の発言】 緊急質問ですから、いまいま問題になつていることでなくて終戦以来の、或いは独立国家になつて以来の基本的な政策上の問題なら、丁度折よく予算委員会が開かれているのだから、そこで徹底的につくべきで、予算委員会があるのに予算委員会を活用することがなくて、本会議のほうで緊急性ありということで緊急質問をすることは、どうもうまくないと思われる。今世上問題になつておる緊急的な事態についてと言われるならばいいけれども、今後余ほどそ……

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 衆議院側から協議を求めて来た三月三十一日までの大幅会期延長のことに関しましては、その理由が明白でありません。で、このことは、本日議運の理事会で自由党からの申出で等もあつて、各派の論議は尽されております。従つてこの際、私はこの問題について、反対のための討論をあえてやる煩を避けたいと思います。事理は明白であります。で、常任委員長懇談会等の意向に見ましても、或る委員会等においては継続審査なり、或いは或る委員会においては日限のきまつた範囲内において善処をし得る段階にあるものがあるというような程度で、あえて何日会期を延さなければならんという特段な要望はないようであります。  そこで参議……

第15回国会 議院運営委員会 第16号(1952/12/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今期の問題に関係してございますが、昨夜一応の申し合せをしましたが、たまたま衆議院の議決が来年の三月三十一日までとなりまして、参議院の意思とは一致を見なかつたので、従つて参議院は、今後の運営をどうして行くかという点については、昨夜の議運の懇談会の申合せの通り、院議によつて決した通り今日、明日と、二日間において重要議案の審議が終了し、本会議の議決ができるように、各委員長に取扱い方については御協力を願うこととし、それでなお且つ本会議上程の運びに至らない案件については、その後委員会の審査を続行しても、二十五日以後の本会議は、大体来年の一月二十一日に、通常国会に代るものとしての今期の延……

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 速記を止めて、懇談会にして話がまとまるようにして頂きたいと思います。
【次の発言】 異議なし。但し、本会議を直ちにして頂きたい。
【次の発言】 運輸の関係でございますが、飛行機を使うということについての通例のやり方と、今回のこの問題とを併せて考えて、適法になつているかどうかという点を伺いたい。それから労働委員会の二万円というものは、これは補填できるものであるかどうかを伺いたい。それから厚生委員会におきましては、不足額がありますが、これは保留分を以て賄うということで、他の委員会に影響があるのかないのか伺いたい。
【次の発言】 従来のあれは、緊急なる措置として北海道、九州に行くた……

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 委員長が、委員長として我々議運にお詫をするということは少し筋違いだ。お詫をする程度のものではない。却つて政府、官房長官くらいが出て来て、えらいお手数をかけましたくらいの御挨拶があつて然るべきだ。まあ追い追いこういう段取になつて議事が進行せられるようになることを……。
【次の発言】 異議ありませんが、こういう事態になりましたことは、衆議院のたつての希望で、昨日法案はこちらに回付になつて来ておるはずと思うのですが、それが来春まで延びることは、ひとえに自由党の実情によつて延びたことだけははつきりして賛成いたしておきます。
【次の発言】 私、これは前にたびたび各会派で御相談になつてお……

第15回国会 議院運営委員会 第19号(1953/01/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今朝の新聞等によつて政府の予算の進捗状況を見ますというと、何か最初に政府が予定しておるように二十六日再開、予算提出ということが困難なような様子も窺えますので、結局は政府当局を呼んで真意を質して、参議院の再開本会議をきめべきであろうと思いますが、その他又再開国会に備えて、参議院は参議院独自として事務的に打合せておく点もございましようし、この自然休会中のいろいろなことで事務当局からも報告を受けることもございましようから、一旦この会議は休憩いたしまして、理事会を開いて、そこで一応の段取りを付けて、議運を再開して頂くように進行して頂きたいと考えます。

第15回国会 議院運営委員会 第20号(1953/01/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この際、施政方針演説と確定しておるのは、何々を用意しておられますか。
【次の発言】 前回の議院運営委員会の理事会で、一応会期問題は論議したところでございますが、本日二十三日から大体本委員会に上程して、地方に帰られている議員等にも連絡してなお上京等が可能であるという時期は、偶然に政府のこういう御用意になる時期と合つて、国会としてもやれるように考えるが、ただ問題は、昨年末の官房長官の御答弁の予定日よりは何日か遅れたということは、新聞で承知しておる通りと官房長官はおつしやいましたが、その点、我々もこれは政府並びに与党との間に、いろいろな意見の食い違いを調整するために、時間がかかつた……

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1953/01/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の議員派遣の件に関しましては、国会も再開された当初でもございますので、出発の日時等、はつきりして頂いて、もう一度お諮り願うようにして頂き、本日は保留して頂きたいと思います。
【次の発言】 記録をとつてこれを議論するということですが、外務委員会のそれらに真意を歪曲して感じとられることは議事の運営上まずい。本日これを直ちに決するというわけには参りかねる問題かと思います。一応各派へ帰つて相談してみる必要があると思いますし、理事会等で関係常任委員長等もおいでになつて、よく全体の運営上先例となつても差支えないような方法を考えて行くべきだと思います。  本日は留保して頂きたいと思いま……

第15回国会 議院運営委員会 第24号(1953/02/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 人事官の承認については、会派に持帰つて相談しましたところ、衆議院側のほうの人事委員とも協議をしなければならないということでしたが、その協議ができないために、今朝の国会対策委員会にも諮ることができなかつたわけであります。  これは昨日、多分どなたか御意見があつたかと思いますが、各種の意見があること、今回の人事官はどういうかたであればいいという意見のあることと、もう一つは今度承認を求めて来られている人事官そのものの調査が行届かないということで、本日の決定は留保してほしいという希望が、うちの会派であつたわけでございます。それで本日の決定は、非常に私のほうとしては困るわけでございまし……

第15回国会 議院運営委員会 第25号(1953/02/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 我が会派では、本日まだ態度を決定いたしておりません。よつて更に留保せられんことを……。

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この二つの緊急質問でございますが、明日は時間もあることですから、これは異議がなければ十分認めて行つたらいいんじやないかと一般的には考えます。  そこで私は特に共産党のほうの岩間君から出ている緊急質問に関連しまして、法案の扱い方を、考え方如何によつてはその時まで待つてもいいのじやないかという気持もありますのでお話合いしたいのですが、いわゆる従来も寄りよりそういう話もありましたし、衆議院においても、成るべく第一読会を本会にて行うようにという希望も強いということで協議中ということを聞いておりますが、政府の施策の根幹をなすような重要法案については、本会議で提案説明がなされて質問が行わ……

第15回国会 議院運営委員会 第28号(1953/02/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 二、三お尋ねしたいのでありますが、今日まで重要法案、或いはその他予算等と関連する法案等々は、やはり搾つて百三十九件というものが、出て来なかつた理由はどこにあつたのか。これを明らかにして頂きたいと思います。
【次の発言】 政府としてはこういう状態を、法案の提出は遅れつつあるというふうにやつぱり御自覚になつておられるのですか。これが普通のこととお考えになつておられますか。
【次の発言】 法案提出が政府部内の事情から遅れて相済まんというお気持のように、私は汲み取つたわけですが、さてこの法案自体の成立を、この会期即ち三月三十一日までに期待するということは当然のことでございましようが、……

第15回国会 議院運営委員会 第29号(1953/02/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 意見として伺つておくということではなくて、先ほどの理事会において、名委員長において取計らわれたような結論もあるのでございまするから、各会派で諮つて次会において結論を得る。そういうふうでこの話は打切つて頂きたいと思います。
【次の発言】 関連いたしまして私希望しておきたいのですが、国会法改正の小委員がそれぞれ挙げられておりますが、今日までに具体的な活動はいたしておりません。然るところ衆議院においては、研究課題を掲げて研究中である趣を聞いておるのであります。そうして又一応の案として、それぞれ出ているものがあるやに聞いているのでありまするが、参議院のこの方面の小委員においても、衆議……

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は、本日から予算委員会が始まり、総括質問、一般質問等が始まりますので、懸案になつておる常任委員会を中心にして問題となつて来ておるような緊急質問は、でき得べくんば委員会の総括質問等においてなされればよろしいかと思いますが、その会派において、本会議において質問したいという意向がある限り、私は必ずしも、我が会派もそういう事態の場合もございますので、反対ではございません。で、率直に申上げますと、これは言い苦しいことでございますが、私の会派で出ておる緊急質問も認めて頂ける限り、小林君のほうの緊急質問のほうも賛成するのであります。(笑声)それが認められない限りは、論理整然とやはり反対を……

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この点は昨年十二月二十四日に政府の一応の公式の答弁があり、二十五日の晩には、都道府県知事に対して、それぞれ通知が出ておるのでありますが、今日に至るまで、この問題の結論ははつきりと出ておりません。そこで昨日予算委員会のほうでも質疑を願つたのでございますが、やはり明確でございません。ところが三月三十一日で年度が替つてしまうのでありまして、緊急な措置を願わなければなりません。併し問題の性質上、予算委員会が開かれておりまするから、予算委員会でこの結論が得られるならば、私の緊急質問は無用のものになるわけでございます。今その段階にあるわけでございますから、一応緊急質問としては出しておりま……

第15回国会 議院運営委員会 第38号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 要は、法案の審査の都合上緊急止むを得ないということでしようから先ずそれはそれとして、緊急的な問題は、前の航空賃というものも、あとでそれぞれ見合つて善処するというような建前で話もついたことでありますし、年度末として保留分もあることであるならば、この際は、ここでお認めになることでいいのじやないかと思います。
【次の発言】 この際、休憩になるようでございますが、私官房長官の出席を求めたいと思います。理由は、官房長官が先般御出席の場合、法案の提出見通しについてお伺いをして、長官の言明があつたわけでございまするが、最近三月を越えて法案がばらばら出て来ているのでございまして、どういう考え……

第15回国会 議院運営委員会 第39号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 まだ本日中に登院しない者がありますので決定しませんが、常任委員の変更を或いは申出る場合があるかと思いますので、議運休憩については、そのことを御考慮の上、お願いしたいと思います。  明日、明後日の予算委員会との関係で、委員の振替があるかと思います。

第15回国会 地方行政委員会 第1号(1952/10/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 委員長指名に御一任したいと考えます。 委員長(油井賢太郎君) 御異議がありませんようですから、私から理事を指名することにいたしますが、ちよつと速記をとめて。 委員長(油井賢太郎君) 速記を始めて。西郷吉助君を理事に指名いたします。 吉川末次郎君 申上げる必要もないのじやないかと思いますが、私のほうは理事を実は出しておらんわけでありますが、従来の慣例によりまする、と理事会は委員会における会議の円滑を図るための下打合会のようなものでありますので、他の委員会においても同様にそうした例がとられておると思いますが、私のほうの会派その他の理事を出しておらないところの会派も理事会にオブザー……

第15回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 このプリントについて質問してようございますか。
【次の発言】 今頂いたばかりで、ちよつと眼に触れたのですが、一、二、三の中の二の三行目「やや疑問を存する向もあるが、違反になるものとは考えられないといわざるを得ない。」こういうことで実際各関係当局の取締りなり選挙執行に紛らわしさをもたれてはいかんから、文書で何とかということになつたのじやございませんか。未だに「やや疑問を存する向もあるが、」というようなことでは、これではどうも困ることなんで、ここを抹消して処断することができるかというと違反になるものとは考えられないとなぜ言えない、この「やや疑問を存する向もあるが、」というようなこ……

第15回国会 地方行政委員会 第3号(1952/11/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本日の委員会を進めるに当つて、都合を聞きますと警視総監は公務で長時間取れないような様子でございますから警視総監に先ずお尋ねしたいと思います。ここに提出されましたこの警視庁管内における選挙違反の傾向として掲げられたものは私たちとして非常に参考になる重要な、特異な傾向であると考えますが、これの具体的にこの違反として現われた一、二のやり方についてお伺いしたいのですが、今送検前の者等については、或いはこういうところでも言えない部分があるかと思いますけれども、一応新聞紙上を賑わせている大久保氏、或いは前田氏、この両氏の違反の傾向というものは、買収、饗応が最も大きなもので、大規模に行われ……

第15回国会 地方行政委員会 第8号(1952/12/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その発言の前に委員長に一言お尋ねしたいと思う。各種団体等からこういう陳情書が出ます場合に、無論理事会では承認せられて本委員会を開いたわけでありますが、今後においても優先的に取上げて特に時間を割いて頂いて陳情ができるように開いて頂けるかどうか、念のために伺つておきます。
【次の発言】 主計局長の出席のないのは誠に遺憾でありますが、そうであればあるなりに、主計官の只今の説明も懇切であるべきはずだと考える。誠に簡単な話で、要点が聴取れなかつたので重ねてお尋ねしますが、只今までの地方市町村における消防経費について十分であると大蔵省は考えておるのかどうか、端的にお話願いたい。  それか……

第15回国会 地方行政委員会 第9号(1952/12/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この前も私は念晴らしに委員長にお尋ねしておいたと思うのですが、こういう法案は理事会等でそれぞれ日程を組んでかけられると思われるので結構ですが、それと同様に陳情、請願とか、或いは岩木さんのような、特に委員会として重要な問題であるということの調査、質疑等も、これはまとめてどういうときにやるということを各委員の了解の下にやれるようにして頂きたい。どういうことで御調査になるのかということが、議員一人々々が、自分の都合上聞いておかなくちやならないということで委員会で時間を取るということだけではいかんので、その時間を取る個人の問題でなくて、委員会全体の問題であるという立場で相互の連帯責任……

第15回国会 地方行政委員会 第10号(1952/12/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 前回この問題については、主として谷口政府委員と質疑を交わしたのですが、時間切れになつて問題を残しておいたのですが、谷口次長は再三国警側の考えていることを述べられていましたが、この国警側の考えというものはイコール政府の法解釈であるのかどうか、政府委員である立場に立つて一応御答弁願つておきたい。
【次の発言】 私は警察を再び維持する或いは廃止するということを決定する最終的な意思決定は住民投票によつて行われる。その場合に方法が二つ規定されておる。住民みずからの数によつてその意思を発議して住民投票に付する場合と、町村議会において発議して住民投票に付する場合と二つある、こういふうに一般……

第15回国会 地方行政委員会 第11号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 休憩もいいが、先ほど来理事会等である種の成案を得て、党としてお互いの立場で了承し合つていることを又この段階になつてどうにかしようということなどでの休憩であれば、お互い委員会における委員同志の信義に悖ることなので続行して頂きたい。この期に及んで何をやろうとしておるか。事務的には、手続ははつきりできているはずです。このことで若しもこういう小さな法案そのもので紛糾するようなことがあれば、他の一切の関係の法案についても円滑な審議はなつて行けない。大局的な立場に立つてです。お互いに折れ合つてある種の措置をしているものを、尚又多数をかりて何とかしようというようなことであれば我々としては断……

第15回国会 地方行政委員会 第14号(1952/12/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その問題は、岡野文相との間にも十分な連絡の上それぞれ手落ちない措置がとられることを希望し期待して措置されたことであるかどうか、簡単なところで一つ……。
【次の発言】 別な問題だけたつた一つ私お尋ねしますが、それは、もう一般的に抽象的にめくら滅法の直感として単位費用の法案についてお尋ねするのですが、結局単位費用そのものの金額がここに殖えるということで、一つ一つの行政項目における基準財政需要額というものは筋が通つて殖えては行つても、それを適当な財源になるように調整を加えるために補正係数というものが使われるという状態になるのではないか。もう一度申しますと、個々の問題はそれぞれ筋が立……

第15回国会 地方行政委員会 第17号(1953/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 午後からやることも結構ですが、この衆議院側の改正要綱そのものだけ受けて、そうしてそれに諾否を、或いは意見を向うに申上げるということ、或いはその他参議院として附加される、意見をつけて向うのほうに申上げるというような行き方は、必ずしも私は望ましいとは考えまん。私はこれは、衆議院は衆議院として考えられたものですから、私たちとしてはこれを参考として、参議院は参議院としてその他にもあるわけですから、その他の問題点を掲げて一応検討をして行くうちに、結果としてこういうものに対しての参議院としての回答が出て来る、こういう形で衆議院のほうに意見も述べ、協調できるところは協調してこの改正案の成立……

第15回国会 地方行政委員会 第20号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 急ぐことでないんですから、責任者が出てから理由はお聞きすることがやはり建前上正しいと思いますので、非難するわけではありませんが、本日は上程しないように望みます。

第15回国会 地方行政委員会 第22号(1953/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この法案は、大体各会派共同して発議者となつておるようでありますし、我々としてもその趣旨には賛成でありますが、なかなか意見もあるようでありますから、更に各会派で意見を取まとめ、又無理のない法律にするために国警の意見も十分聞いてから重ねて審議することとして、この件については本日はこの程度で如何ですか。
【次の発言】 まだ私十分この法案を検討してないので体系的に質問できないのですが、思いついたままお尋ねします。自治大学校という名称でございまするが、何か大学校と付けることが権威でもあると思つてこういう名前をお用いになつたのかどうか。大学校らしくない内容ですが、どういうものですか。

第15回国会 予算委員会 第35号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して……只今矢嶋君の質問に答える文部大臣のお答えは、我々誠に不満であります。少くとも今日、四月一日から発効せられるものは義務教育費半額国庫負担法であります。而もその法律によつて地方の二十八年度の予算というものが今日組まれつつある。二月各都道府県会において当初予算を策定するに当つて、教育委員会と都道府県側といろいろこの種の問題で紛争を起しているのであります。法律的には、二十八年度は平衡交付金を以て教員の給与が支給せられる形ではなくて、財政需要のうちの半額はこの義務教育の半額のほうで見る、こういうことになつておる限りは、これによつて地方はその定員なり或いは定額なりというものを……


小笠原二三男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院2期)

小笠原二三男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 建設・地方行政連合委員会 第1号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 それで段々話が分つたのですが、これは結局口汚い話になるとお叱りを受けるかも知れませんが、第五條、第六條によつて国からの金の援助が欲しいという限りのこれは法案であるというふうにも考えられるのですが、この点如何でしよう。
【次の発言】 それでは逐次伺いますが、行政措置の上でも手続きですか、内閣総理大臣が国会に報告をしなければならないということになつておりますが、この内閣と京都市長との関係、京都市長と京都府知事との関係、これらはどういうふうになつておるのですか。
【次の発言】 そうなるだろうと思つて伺つたのですが、京都府知事が財政的に援助しなくちやならない部面において義務を負うとい……

第8回国会 厚生・文部・地方行政連合委員会 第閉会後1号(1950/11/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 市川さんにお伺いしたい。先ほどからお聞しておりますと、特殊な営業は一般の営業と違つていろいろ弱味のあるように聞き取れるのですが、例えばあなたのほうの地域で、こういうことを終戰後再出発される場合に、建築の願いを出し、或いは営業の願いを文書で出せば、そのまま文書上手続が成立てば許可、認可になるというようなことではなくて、いろいろ警察或いは当局、或いは区の理事者と或いは地域の方々の了解を求めるというようなことをしなければ、なかなか目的達成ができないというふうに考えられるわけですか。市川さんのほうで終戰後再出発されます場合に、やはりそういうようないろいろな了解を得るようにお話になつた……

第8回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して事務的なことをお伺いしまするのですが、資料の(2)の二十三頁、今夜で先渡しした平衡交付金は二十四年度の配付税額と、それから従来の国庫補助金の全額を渡したということにたつておるのですが、これは二十四年度に渡した通りなまのまま各府県に渡したのでしようか。
【次の発言】 そうしますと、今後あと残つた四百幾億という残りの部分は税の状況を見て、財政委員会でそれぞれの予算費目で單価を出して交付する、調整するための金に充てるというふうに考えていいのですか。
【次の発言】 その最後の言葉でございまするが、従来ならば比例配分でもよかつたでしようが、今度は全体配分になるわけで、やり過ぎて……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第1号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は地方行政委員の立場から連合審査の場合には成るべく発言を控えるということで自粛自戒しておつたのですが、その地方行政委員会のほうの取決めの内容についてだけ事実を卒直に他の委員会のかたがたに申上げて御了解を得ておきたいのですが、委員長の押付けであるとか、或いは堀先生の今の話であるとか、こういうふうな点は少しく経過としては違つておる、そういう強硬なものではないのであります。と申しますのは連合審査をします際に飽くまで原案として委員長から諮られたものは、二日くらいにもう切上げたいということであつたのであります。それを少し話合つた結果二日半、まあ半くらいということだつたのであります。そ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これからお尋ねいたしまするのは、全く素人でありますので、認識を深めたいと考えて質問しますのですから、関係当局から率直な御答弁を願いたいと思うのであります。それはこのモーターボートに関する各種のエンジン等に関するいわゆる造船という方面における工業において、実験研究は国においてどういうことをやつておるのであるか、又当該会社等においてはどういう向上のための実験研究をおやりになつておるのであるか、この施設、年間における予算等を承わりたい。それと関連しまして、第一章の総則第一條にある目的が、或る種の賭の形で賭博の形式でこういう競走を行わせることが、こうしたことの向上になるということが私……

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第2号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほど来お伺いしていますというと、なかなか政府委員は専門的な知識を傾けてと言いますか、非常に断定的な結論的な御意見の御発表があつたのでありまするが、少くともシヤウプ勧告に基く地方行政調査委員会議の結論というものは、内閣或いは国会に対して勧告されておる案であつて、これについては我々関係大臣から承わつておりますと、慎重検討の必要があるというので、研究中であり、未だ結論を得ないという非常に慎重な御答弁があるのであります。然るに政府委員である皆さんがたから、非常にまあ何と申しますか、強い、聞いておりますと印象的には反撥的な御意見を承わつておるのでありまするが、これは只今まで承わりまし……

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第3号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私はこの前の連合審査の場合も地方行政の立場からいろいろ質問をしたのでありまするが、本日は大臣、神戸委員会議長等の御出席もありますので、繰返し基本的な問題について御質問したいと思うのであります。即ちシヤウプ勧告に基いて神戸委員会ができまして、この国と地方との事務の再配分に関して多大の日数をかけて勧告があつたわけでありまするが、政府は今国会提出の法案等については事務再配分の問題は現状のままとして、内閣における基本方針の決定を待つて次国会以降漸次勧告を活かして行くやに伺つておるのでありまして、その点は我々も一応了とするものでありまするが、併しもう明らかになつておる、もう自明の理であ……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 昨日も地方行政委員会におきまして法務総裁に対して質疑をしたわけでありますが、私昨年当選して参つた議員で、第一回国会における警察法の審査の過程について十分承知しておりませんので、警察制度の根本的な当時の考え方と、今回警察法の一部改正をするに当つての考え方とが変つておるのかおらんのか種々説明をお願いしたわけでありまするが、そのあとで第一回の国会における警察法の改正にからむ委員会の審査記録を見てみますと、やはり昨日私のみならず同僚議員も疑問をしました警察の民主化そのものが地方分権にあるという趣旨に基く自治体警察を中心とする問題がどうもはつきりしておらんのであります。そこで今回当時の……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第1号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 それに関連してですが、これは専門員にちよつと見解を伺つて置きたいのですが、私たち国会の委員会が意見書を受取つた。それでこういう数字を、正当性を主張せられる。ところが国会の予算審議の裏付けとしての資料は、大蔵省から出た資料である。それで大蔵省から出た資料が正しいものだとして国会に押付けられるわけでして、この場合に地方財政委員会のこの意見書はいわゆる意見書なので、第二義的なものです。国会において正規に取扱う段になれば、第二義的なものであろうかと思う。そうすればこういうふうなもう一つの問題について、西郷委員が指摘するように数字が違つており、而も地方財政委員会は政府の一機関であるはず……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後1号(1951/07/23、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 選挙の手続を省略して仮委員長において指名せられんことの動議を出します。
【次の発言】 資料の問題とは少し違いますが、全国の町村長会或いは市長会、知事会等、各地方団体関係の機関で、財政上の諸問題を決し、陳情請願等をしておる向きもあるやに考えておるのですが、従つてこの関係機関の事務当局者くらいにはこの期間中自分たちの言わんとする資料を持つて、ここに出席するように御手配をお願いしておけば、問題は具体的な問題に発展するのではないかと考えますので、そうお願いしたいと思います。
【次の発言】 その御説明に関連しまして、内閣を通じ参議院のほうに出ている五月二十八、九日頃もらつています地方財……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後2号(1951/07/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどの山本さんの御説明ではどうもわかりかねる点があるわけです。地方税の方が二百億も殖え、雑收入が百億も殖えておるわけですが、修正後におきましては……、それで相馬君の質問に答える場合に、3の歳入に関する調べの中の、どの項目、例えば都道府県税における事業税でもよければ、市町村の普通税における市町村民税でもいいのですが、当初推計額というのはどういう基礎数字を以て捕捉したのであるか。それが修正されも場合には中間的な統計等の資料を集めて考えたら考えたというようなモデル的な計算の方式について一つ的確に御説明願つておきたいと思うのです。ただ数字だけ並べられても全然どうして出て来たかわから……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後3号(1951/07/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 都道府県をどう見ておつたか、その資料が出なくちやわからん。
【次の発言】 先ほどから白石さんにお伺いして、大蔵省が出した問題点というのを考えて見ますと、結論としては千百億円という平衡交付金で財政収入から睨み合せて行けば平衡交付金は間に合うのだと、ただそれを府県、市町村の配分の仕方を操作すれば大体行くんじやないかと、こういう結論になるようでありまして、而もその前提となるものは、税収が増になつておる部分の比較だけが多い。支出のほうでは地方公務員の給与が国家公務員より多過ぎるようだからこれを何とかしなくちやならん。それから警察関係において、何か余計な支出をしておるようだからこれを何……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後4号(1951/07/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 昨日白石主計官からお伺いした程度を越える本日の御答弁というものは今後如何ほど御質問申上げても私はそれ以上に出ないだろうと思う。と申しますのは、先ほどから水掛論になるということを肯定するといつた向きの御発言もあつて、何か率直に聞いておりますと、数字、計数等を十分に知らすことなく、一、二の例を挙げて検討を要するということは、持てるものの強みで、持てないものに文句をつけておるというふうにも私ども聞こえるのです。それは無論主計局長としては中央の財政と地方の財政と見合せて、国のそれを見ておる責任者として全体の上に立つてあるべき対策というものを考えて、その考慮の上に御発言になつておると思……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後7号(1951/08/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 午後に文部大臣に質問する都合から国庫課長と地方財政のほうを扱う白石さんのほうに技術的な質問をしておきたいのですが、それは六三の学校建築の問題ですが、先ほどからお話のあつたような点から、今起債のほうで申しますと、前の單価通りで地方が計画中のものを実行して行くにしても起債そのものが六五%で切られる、その差額の部分が補正で欲しい、追加して欲しいという強い要望が出たように思うわけです。それでこの点はどういうふうに今の場合お考えになつておるのかという点が第一点。  次には、この單位が低いそのために地方は今の補助金や起債や地方財政の状態では到底これを実施して行くことができないということで……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第1号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 昨日来地方行政の委員のかたから質問したのでありますが、それに関連して質問したいのでありますけれども、地方財政委員会のかたが未だ出席がないようですから、一般的に長官にお伺いしておきたいのですが、実は過般の選挙中において吉田総理、或いは増田さんもその例から逃れるものではないのでありますが、政府の閣僚のかたがたや政府與党の幹部のかたがたが、地方においての発言等において、地方の首長が政府與党と同一であることが、公共事業費の配分、或いは事業の認証、或いは平衡交付金の増額配分等に関して都合いい点かあるのじやないかと、私はまあぼんやり申しておきますが、いろいろそういうことを地方民に話をされ……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどから地方行政調査委員会議の勧告に基いての御答弁を承わつたのでありまするが、この勧告は成るほど昨年の十二月になさいましたが、国会に対してもこの勧告があつたのであります。国会法の手続上どこでその勧告を処理するかということについて疑義があり、はつきり明文化されたものがないので、地方自治に関連しております我々地方行政調査委員会議においてこれを取上げて、いろいろ政府側の意見を伺つて今日に至つておるのでありまするが、再三に亘る自治庁側の政務次官その他責任のあるかたがたに一般的にこの行政調査委員会議の勧告を政府側がどう処理するかという質問を再三したのでありますが、その場合におきまして……

第10回国会 内閣・地方行政・農林・水産・建設連合委員会 第1号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今のお話は内閣委員会の一応議事進行上の打合であろうかと思うのでありますが、私たち連合審査をお願いする側から申しますと、大臣の提案理由の御説明がありますならば、初めて聞きます問題でもありまするから、十分これについては或る程度の時間もとつて思考した上で質問しなければならない問題もあるのであつて、一応連合審査の目安を二日間とおきめになつたということについては何ら異論はないのでありまするけれども、大方の連合審査をお願いしている委員において質問が残つておるというような場合においては、再度この連合審査の時間的な関係というものは検討をして頂きたいということをお願いして、その程度のことでこ……

第10回国会 農林・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 本日は地方行政委員会の連合審査をお認め頂いて貴重な時間を拝借する点大変恐縮でありまするが、時間の関係もありますので、卒直に御質問申上げますので、一つ簡明な御答弁を願いたいと思うのであります。まあモーターボート法案等も出て、隅田川でちよつと競走の恰好というものも見たのですが、このドック・レースは大変たくさんの発議者もおられるようですが、私も田舎者でどんなものであるか見たこともない。何にも見たこともない者に本案を審査させて、責任を持つてこれが成立を図るということはなかなか考えなくちやならん点があるわけでありますが、卒直に申しまして、提案理由の説明等も伺つてはおるのでありまするが、……

第10回国会 法務・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 委員長、答弁の前に委員長にお願いがあります。只今の問題が私たちの関心の的でありますから、地方財政委員会の責任者を是非ここへお呼び寄せ頂くようにお手配願いたい。
【次の発言】 地財委のかたや岡野さんかおいでになる前に、今のことについて私も疑問がありますので、伺つておきたいのですが、大体これが国の固有事務であつたのが、委託事務ではなくて市町村の固有の事務に移したのだから、国は財政的にも、却つて金がかかるという意向の市町村もあるが、何ら考慮する必要がないやに聞かれる点があるのでありますが、又そうでない、考慮するということであるならば、私の聞き違いでありますから、この点ははつきりして……

第10回国会 法務・地方行政連合委員会 第2号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前回提案者にはいろいろの質問をしましたので、或る程度の認識を得たのでありまするが、ただ今回のこの住民登録の事務が、市町村の固有の事務であるような建前になつたのでありまするが、これが実施について市町村が現実にどういう必要性を感じているか、又事務上の便宜という点を中心にしていろいろ本法案を考えてみなければならんと思うのでありまするが、発議者におかれましてはこの法案を立案いたします過程において、地方市町村団体との間に意見を徴するようなどういう手続をとり、地方の意向をどういうふうにこの法案に汲み入れたものであるか、この点指摘して頂きたいと思うのであります。

第10回国会 労働・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今官房長官は、従来のようなメーデーは山花さんの言われるような労働祭として考えるだけのものではない。單に、まあ率直に言いますと、政治的な要素が強いということになるでありましようが、そういうようなものであつたならば、即座に今回はいろいろ考えることなしに禁止する考えであつた。こういうことを言つておられるのですが、それは皇居前の広場を使用するということを禁止する、一言にして拒絶するということでありましようか。それともどこの地域においてもそういう意図によつて行われる集会メーデーは禁止するのか、こういうお考えであられたのか。この点簡單なことでありまするから、はつきり御答弁願つて置きたい……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 議院運営・人事・法務・外務連合委員会 第1号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 休憩するかしないかということですね。お互いに論議を重ねるなんということはまあ相当暑いせいもあるかとも考えますので、やはりちよつとお休みになるように、委員長においてすぐお諮り願います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 相当時間も経過しておりますので、本日はこの程度にして連合委員会を散会し、明日は本会議後午後二時頃から連合委員会を再開して頂くというふうにお倣いしたいので動議を出しますが、而も明日の連合委員会中には或いは時間の制約がありましようとも、大かたの委員のかたがたの総理大臣出席の要望が強いので、総理大臣の出席を要求して頂きたい。而も実際上の問題としては、政府与党並……

第11回国会 議院運営・人事・法務・外務連合委員会 第2号(1951/08/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 時間も相当経過しておりますし、その後において議運で承認するかしないかの本審査をする時間も頂きたいと思いますので、この程度で連合委員会を閉じることの動議を出します。(「異議なし」「ちよつと質問がある」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 未だ連合委員会では採決を以て議事進行をしたことがないので、これは各会派において一応の御了解もあるものでありますから、一、二のかたがたの御論議は何とか一つ御容赦願つて、この程度にして頂きたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今入つて来たばかりで前後のいきさつはわかりませんが、先ほどの田縁君の供述について警察署長にお尋ねして置きたいのですが、一つは捜査課長なるものが、田縁君の勤務校まで出掛けられ、而も地区署と連絡されて出掛けられたということですが、どういう根拠によつて地区署と連絡をしたものであるか、お伺いしたい。又その点は或る事犯として連絡があつたものでなければ、私的な連絡であつて、自治体警察と国警との公式の連絡という問題とは問題は別ではないかと想像せられるのであります。従つて若しも公式な情報交換等の連絡であるとするならば、この問題は捜査課長を指揮する警察署長として、その当時どういう事件であるとお……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設・運輸連合委員会 第1号(1952/04/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今日は大臣が出席するのですか。

第13回国会 電気通信・大蔵会連合委員会 第1号(1952/06/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大蔵委員会のほうの方々であと御質問することになさつておられるかたは幾人ございまして、どの程度の時間がかかるか、見計らつて進めて頂きたいと思います。昨日も我々の委員会は定足数のないままに六時までもやらせられた結果になつて、私、疲労困憊しておるわけでございますが、五時頃になつておりますので、大蔵委員会のほうの御意向等もあれば御意向を伺つて、そうして多数の御質問があつて適当な時間内ではできないならば、明日にも又延期してやるならやるというおきめをして、そうして逐次質問を願つて行くというふうにでもしたほうが、私は予定がたつてはつきりしていいと考えます。ただ、だらだらと、こう申上げたら失……

第13回国会 電気通信・大蔵会連合委員会 第2号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は電通委員である立場から、大蔵委員のかたがたの御発言に讓つて控えておつたのでありまするが、最後に、この連合委員会が行われて、主なる討論の内容を聞いておりますと、連合委員会を持つた趣旨が那辺にあつたのかということが相当明らかになつたようであります。私はこれについては、連合委員会でございますから、希望意見にとどめますけれども、以下述べることについて委員長において政府側に要望して頂きたい。実は私は動議としてさえ出したい点なのです。  先ほど結局公社法の四十一條の修正にからんで論議の重点があつたことは間違いないのですが、先ほどの木内委員からの河野政府委員に対する質問の中に、大蔵大臣……

第13回国会 内閣・郵政・電気通信連合委員会 第1号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 散会することは賛成でございます。ただこの連合委員会はどういう段取りで、どういう段階まで進められるものかということについて何ら予備知識を持たないので、その都度、その都度ぱつと出て来ることは私は非常に迷惑だ。そうした問題については別途の方法を以て計画が立案されるというのならば、それでも結構でございますが、委員長においてどういうお考えがあるかお伺いしておきたいと思う。
【次の発言】 私の質問はそういうことではないのです。今日逐條審議なり、総括質はなりの割愛されることは私は賛成でございますが、ただ次回と申しまして、いつのことになるのか、或いはどういう段取りで関係の法案を各種委員会が持……

第13回国会 内閣・郵政・電気通信連合委員会 第2号(1952/05/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 実は山田さんの強い発言は本日初めて聞いたのではないので、電気通信委員会におきましても再三我々聞かされておるところなんで、その答弁を聞きましても、新米の議員である私にはさつぱり事情が飲み込めない。それで電波監理委員会の設置法なるものがいつ出て、どういう経過で今日に至つておるか。第七国会の速記を見て、その提案理由の説明を見ますというと、本日なり、或いは前回以来、今回改正しようという趣旨とは真向百八十度違つた理由を以て委員会を設置をせられようとされておる。同一内閣で途中においてたまたまこういう百八十度方向転換というようなことは、どういう考えから起つて来るものかお伺いしたいので、少し……



小笠原二三男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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