森八三一 参議院議員
2期国会発言一覧

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森八三一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森八三一参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

森八三一[参]本会議発言(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、緑風会)

○森八三一君 私は、只今議題に相成つておりまする昭和二十七年度一般会計予算補正外二件につきまして、以下申上げる要望を附しまして、政府の原案に賛成の意を表明するものであります。  従来も、予算の議決や法律の議決に当りまして、いろいろの決議や要望が附せられて参つたのでありまするが、ややともいたしますると、この種の附帯決議とか要望が、単なるその場限りのものとなつて、何ら顧みられておりませんような事態がしばしばあつたように思われまするのでありまして、私はかような事態に対しまして、非常に残念に存じ遺憾に思つておりまするのであります。この議場を通じまして表明されまするこれらの意見は、いずれも大なり小なり、……

森八三一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

森八三一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 大蔵委員会 第2号(1950/07/18、2期、第一クラブ)

○森八三一君 理事の互選は成規の手続を省略いたしまして、委員長の指名に一任することの動議を提出いたします。

第8回国会 大蔵委員会 第閉会後5号(1950/10/23、2期、第一クラブ)

○森八三一君 旅費というのはどういうものですか。
【次の発言】 検察庁の旅費なんかも入つているわけですか。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/09、2期、第一クラブ)

○森八三一君 大体意見は出盡しておるようでありますが、所属しておる会派が違う関係上簡單に意見を申上げます。  私は原案に賛成するものであります。資本の蓄積が急務である我が国の現状において、現在の方法がより直接的に国民の各階層における資本の蓄積を促進するものであるという意味において、又現在の税負担があらゆる階層において堪え難い点にまで到達しておる現在において、できるだけ減税を速かに実行するということは、我々為政者のとるべき急務であると思いますが、この意味において、まだこの程度の減税では甚だ不十分であると思いますが、併し政府の労を多としまして、不満足ながら、この現在の段階においては、この程度の減税……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 決算委員会 第4号(1951/02/12、2期、第一クラブ)

○森八三一君 四百九十五号につきまして、検査院のほうの一つお考えをお伺いいたしたいと思います。この問題は公定価格の改訂をめぐつて、特定の業者に対して不当の利益を與えたのではないかというような御指摘であるのでありまするが、公定価格の改訂については政府当局、関係当局が一番早期にその事情を御承知になるわけでありますので、この批難を逆に考えて見ますると、そういう事例は実際問題としては極めて僅少であろうと思いまするが、逆に公定価格が下がるというような場合には手持の食糧を早く処分をして、国に損害をかけないようにすべきではないかというような意図も含んでおる御指摘のようにも伺われるのでありまするが、若しそうい……

第10回国会 決算委員会 第6号(1951/02/16、2期、第一クラブ)

○森八三一君 五百二十六号について政府当局の御意見を伺います。検査院の御指摘はこの事の可否を御指摘になつたのではなくて経理の面についての御指摘と思います。只今御説明によりますと昭和二十四年度以降は、輸送を一切やめてしまつたという御説明があつたように承わつたのでありまするが、航海訓練のかたわら他日に備えて荷役等の実務を実習させるということの必要を痛感せられ、なおその当時における船腹の不足等の実情に鑑みましてこういう行為が行われたと思うのでありまして、それをやめてしまうということでは他日に備えて実習させるという点に欠ける点が起きて来るのではないかと考えられますことと、それから最近における海運界の実……

第10回国会 決算委員会 第7号(1951/02/19、2期、第一クラブ)

○森八三一君 五四九号につきましてお伺いいたします。五四九号の問題は政府の御説明がありましたように、その当時、非常に混乱をいたしておりました逓信省の重要な仕事を遂行するために、職員の給与関係を作為を以て支出したというようなことにつきましては非常に遺憾でございますが、その内容については了承したのであるというような御説明に承わつたのでありますが、若しそういうようなお考えであつたといたしますならば、検査院で指摘されました保安部だけにこういう事件があつたのでなくて、逓信省全体を通じて同様の問題があつたのではないかというふうに思われますのでありますが、他の部局におきましても同様な実情であつたのか、保安部……

第10回国会 決算委員会 第10号(1951/03/05、2期、第一クラブ)

○森八三一君 五百五十九号におきましては、これは只今郵政省のほうからの御説明によりますると、この所得税の未徴収額については、その後徴収をして整理をしたというお話でありまするが、その徴収整理をされましたのは、源泉課税をすべき当初の額だけであつたのか、延滞による関係における追加部分までも含めて処置をざれたのであるかどうか。これが一般会社民間等でありますれば、こういう事件が起きたときには、税務当局から極めて厳格な処置を受けておるのでありまするが、その関係をお伺いしたいと思います。  それから五百六十一号について報告されておる検査院の調書によりますると、この犯罪者からの回収金が極めて少額のように相成つ……

第10回国会 決算委員会 第11号(1951/03/07、2期、第一クラブ)

○森八三一君 四百四十号でございますが、お伺いいたしたいと思いますのは、検査院の御指摘に対しまして、印刷庁のお答えは、集荷の場所の関係から出荷の事情に相当の変化があつた。それから場外工場への製紙の割当量について契約をしたあとで、輸送ルートの変更があつたので、プールしたためにこういうような六百万円にも上る。結果においては過払いを生ずる非常に遺憾な結果が生れているというお話でありますが、大体みつまたにいたしましても、こうぞ、或いはパルプのようなものにいたしましても、殊にみつまたのようなものでありますれば、こんなに一朝一夕にすぐできるものではない。大体どの町村、或いはどの郡、若しくはどの駅を中心とし……

第10回国会 決算委員会 第12号(1951/03/12、2期、第一クラブ)

○森八三一君 今カニエ委員の資料の提出でありますが、途中から参りまして、どの程度までの内容までかわかりませんが、関係者だけの調査というのでなくて、関係者……退官等ありますれば、その後そのかたがどこに勤務しておるかということまで調査をした資料があればお出しを願いたい。
【次の発言】 こういう問題につきましては知識がありませんから、技術的に間違つておるかも知れませんが、先刻特調の御説明では、特別な工作施設はしなければならないというようなことで、需用電力の実費というものでは何か計算が取れないと、そこで或る程度特殊施設に対する損耗といいますか、よくわかりませんが、そういうものを附け加えたのだと、だから……

第10回国会 決算委員会 第15号(1951/03/19、2期、第一クラブ)

○森八三一君 先刻官房長官からもお話がありましたが、非常に終戦直後の混乱のときでありまして、二十三年度は比較的こういう事件が多かつたと思います。その後だんだん一般的な社会情勢も安定をして参りましたので、漸次減少はしておると思いますが、といつてこういうような不正事件が絶滅になるというような情勢ではありませんのでありまして、御心配になつていますように、何らかの方法によつてこれがあとを断つようにして行かなきやならん。そのために一つの方法としては、厳重な処罰を加えまして再びそういうような犯罪不正が起きないように、一罰百戒と申しますか、戒をとるということも一つの方法であると思いますが、長官もおつしやいま……

第10回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1951/07/24、2期、第一クラブ)

○森八三一君 調査に参りましたときに問題がたくさんありますが、主たる問題だけを御報告かたがた局長にお伺いしたいと思います。勤労控除の問題は、只今松永委員からもお話がありましたように、強い要望がございましたが、これは努めて社会政策的な見地からも考慮しで頂きたいと思います。同時に保險料の控除の問題でございますが、現在は二千円ということになつておりますが、これもやはり同様な見地から一万円程度に引上げるべきではないかと、安くなるほうは不賛成はございませんので、一般的なことでございますが、保險料の問題は、特にその他の要望事項と同様に考うべきではないので、特に考慮する余地があるというようにも思われますが、……

第10回国会 大蔵委員会 第閉会後3号(1951/08/08、2期、第一クラブ)

○森八三一君 只今小林委員から九州方面の御調査の結果、要望のあつたところの点について当局の御意見を伺われたのでありますが、私清沢委員と一緒に北海道のほうに参りまして、いろいろ調査をいたしました事項について御報告を申上げたいことがありますが、只今の問題に関連いたしまして一、二お伺いいたしたいと思います。  その一つは中小企業金融の問題であります。おおむねの府県に県内の施設として信用保証協会の制度があつて、これが相当活発に動いている県があることは御案内の通りであります。そこで今度の国策による保険制度とこの信用保証協会の関連ということでお伺いをいたしたいと思うのでありますが、中小企業者は非常に金融に……

第10回国会 大蔵委員会 第15号(1951/03/06、2期、第一クラブ)

○森八三一君 中小企業者、農民、漁業者などの経済振興を図りますことが非常に重要でありますことは、今更申上げるまでもありません。で、この問題に関連いたしまして、特に金融の円滑化、金融の疎通を図るということが、非常に重要であるということで、政府当局におきましても、いろいろの施策を進められておるのでありまして、今日の状態で十分であり、満足であるというわけではございませんが、いろいろの方途が講ぜられておるということは十分に私どもも了承し、認めるところでありますが、その一環といたしまして、特に商工中央金庫、農林中央金庫などに対しまして、先に政府が優先出資をされまして、債券発行の限度拡大に資せられたのであ……

第10回国会 大蔵委員会 第16号(1951/03/07、2期、第一クラブ)

○森八三一君 先刻の御説明によりまするというと、これらの資金は、入植者に対しましては公平、平等に貸付けをするというように承わつたのでありますが、それは勿論予算の範囲内で行われることになるのでありまして、そういたしますると、実際の営農なり住宅なり、それぞれの用途につきまして、所用とする実額と、貸付けをせられる額との間には開きがあるように思われるのであります。その実際の所用額と、この制度によつて貸付けを行われまする額の比率が大体どれくらいになつているのか。それからそれが非常に開きがありといたしますると、その不足部分というものは、一体どういう方法で調達をされておるのか、或いは入植している諸君は、非常……

第10回国会 大蔵委員会 第17号(1951/03/08、2期、第一クラブ)

○森八三一君 各條別の説明の際に、原則として担保をとる。その担保には物的の担保と人的の担保とある。こういうお話でありましたが、これは絶対的の條件としてお考えになつておりますか。必ずしも絶対的のものでないのかどうかということを先ずお伺いいたします。それから第三の点は、今大矢委員の御質問に対しまして、農林中央金庫、その他一般市中銀行を通じてこの貸出の趣旨に副うものについては委託をして取扱をせしめるというお話でありまするが、その場合の資金の限度は六十億ということに一応現在はなつておりますので、各取扱機関別に限度をきめておやりになるのか。各機関がそれぞれ申込を受けて、銀行が二割の負担を最後には持つ場合……

第10回国会 大蔵委員会 第19号(1951/03/12、2期、第一クラブ)

○森八三一君 この法律案によりますると、借入金の返済に関しまする必要な事項を、この次に召集される国会に提案をするということと、更に二十六年度中に返済の事務を開始するということと明記されておりまするので、一応臨時国会が年度中に約束ぜられておるようにも考えるのでありますが、特別委員長からお話がありましたように、この問題を中心にいたしましていろいろの問題が捲き起つておりますることでもあり、問題の性質上極めて急速に処理をすべき内容もあると思いまするし、双方考えまする場合に、すでに昭和二十四年度に法律が制定せられまして、数万件の審査も完了しておるというような事実を考えまする場合に、この国会も会期終了まで……

第10回国会 大蔵委員会 第22号(1951/03/15、2期、第一クラブ)

○森八三一君 先刻大蔵省の御説明によりますると、本法と現在の制度と変りまする点は、預金部預金法を廃止して新たに資金運用部資金法を制定したという形式的な一つの変化と、更に運用に関しまする運用先が拡大をせられたというような点が取上げられまする大きな点でありまして、実質的には大して現在のそのものと重要な変更はないというような御説明であつたと伺うのでありまするが、そういたしますれば、郵政関係からいろいろ陳情やら意見を述べられておりまするような問題を惹起することはなくして済むようにも思われるのでありまするか、どうか非常にこの問題が発表せられましてから大きな問題を捲き起しておるのでありまして、ただ形式的に……

第10回国会 大蔵委員会 第23号(1951/03/19、2期、第一クラブ)

○森八三一君 非常に小さい問題でありますが、農地改革の最後の仕上的な一つの考慮としまして、御承知の土地の交換分合を推進して行かなければ、更に一層生産を高めて行くということが、労力的にも関係いたしまして非常に困難であるということで、政府のほうもこの問題につきましては、かなり農林省を中心として積極的に推進をされておるという状況にあるのでございます。これは非常に細分化された農村の実情から申せば、非常に大切な問題だと思うのでございます。その場合に等価の交換のときには課税の対象にはなりませんのでありますが、不等価の交換の場合には、その超過部分に対して所得の課税があるというような話を聞くのでありますが、そ……

第10回国会 大蔵委員会 第28号(1951/03/27、2期、第一クラブ)

○森八三一君 本年の四月一日に公団が解散になりまして、清算に入る関係上、当然清算の費用が要ることは理解ができますが、剰余金予定額十四億をその一部に充てるというのでありますが、今政府のほうで立てておられまする清算経費というものにつきまして、大体の見込を伺いたいと思います。
【次の発言】 法律の九十九條によりまして開港の具体的な地域が規定されているわけでありますが、今度の改正に関連いたしまして別表が改正になつていると承知をいたすのでありますが、改正になりました……廃港になつたもの、それから新らしく指定せられたものありといたしますれば、それを具体的にお示し頂きたいと思います。  なお今度の法律が成立……

第10回国会 大蔵委員会 第32号(1951/03/31、2期、第一クラブ)

○森八三一君 杉山さんの附帶決議がありますが、あれはどうなさいますか。

第10回国会 大蔵委員会 第35号(1951/05/16、2期、第一クラブ)

○森八三一君 第一にお伺いしたいのは、中小企業の特に疎通の円滑を図りますことは非常に大切な問題であつて、いろいろ施策をやつておりますが、特に金庫につきまして将来格別に政府としましても保護、助成、発達を講じて行かなければならんと思いますが、その場合に、御説明によりますと、この金庫は営利をも目的としているというような御説明であつたのでありまするが、農業協同組合等の例に見まするごとく、特別に政府がこの制度の発達を図ります場合に、明確に営利をこの観念のうちに包蔵しておらないというような規定をすることが妥当のように思うのでありまするが、その点に関しまして特に営利をこの観念のうちに含めさせなければならんと……

第10回国会 大蔵委員会 第37号(1951/05/18、2期、第一クラブ)

○森八三一君 先刻の提案者の御説明によりまして、当初本法を構想せられたときの意図は十分わかりましたが、ここに具体的に現われておりまする條章から考えまして、既設の信用協同組合は施行法の三條の手続をとらなければならんという規定ではなくて、手続をとりますれば信用金庫に移り得るという規定と存じます。その場合は信用金庫に移りました場合と、従前の信用協同組合で現存しておつた場合と、事業上実質的にどういうような変革がございますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 業務上の変化はお話のように極く特殊なものについてはございますが、本質的にはないといたしますと施行法の三條の手続をあえてとるというようなことに……

第10回国会 大蔵委員会 第38号(1951/05/21、2期、第一クラブ)

○森八三一君 先刻の御説明で非常に疑問に思いますのは、地方庁の監督である、帳簿も見ることができないというようなことで、監督が非常に徹底をしない憾みがある、大蔵省直属の監督であれば非常に精密な検査監督が徹底して、債権者等に対する十分な保護が行き届くというところで、残される信用協同組合と新らしく組織替えをいたしまする信用金庫とは相当の区別が考えられるというような御説明があつたように承わりつたのであリますが、若しそういう観念がこの改正と申しまするか、法律に含まれておるということになりますれば、これは残されて行く、この新らしい法律に適合いたしません信用協同組合は、その存立を根底から破壊されて行くという……

第10回国会 大蔵委員会 第41号(1951/05/25、2期、第一クラブ)

○森八三一君 信用金庫は、第一條によりまして「協同組織による」中小企業者に対する金融機関であるとはつきりいたしておりますが、そういう観点から考えますると、信用協同組合について中小企業等協同組合法に規定されておりまするように、剰余金の配当等については、当然非営利的な性格を発揮するために、制限せられるべきものと思われますが、金庫に制限を特に設けられておりませんのはどういう理由でありますか。
【次の発言】 信用金庫の行いまする業務は、この原案によりますれば、信用協同組合の場合と殆んど内容的には差異がない。本質的にも信用協同組合も信用金庫も協同組織による中小企業金融機関であるという点で本質も違つておら……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 決算委員会 第1号(1951/08/17、2期、第一クラブ)

○森八三一君 決算委員会として付託されておる仕事の任務を達成するために、現地について十分調査をいたしますことの必要なことは異論はありませんが、ただ今御説明になつたような税の関係についての調査ということになりますると、参議院としては、私の承わつておるところでは予算委員会の関係におきましても、予算の関係からこういう問題について調査に御出張になつておる、大蔵委員会でも当然税の関係の立場において国税局、財務局、或いは税務署等についてこの調査を進めておる、決算委員会も角度は違いまするが、同様の内容の調査に出かけて行く。それがいずれも相手方が同じ国税局なり、財務局ということになるので、受ける側から見まする……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 決算委員会 第2号(1951/10/19、2期、第一クラブ)

○森八三一君 只今のカニエ委員の動議に賛成いたします。

第12回国会 決算委員会 第6号(1951/11/08、2期、第一クラブ)

○森八三一君 (七)の分でお伺いしますが、検査院の報告によりますると、宮城刑務所の鴫原との間に立木の買受に関する契約ができておつたというように示されておるのであります。鴫原とその次の間にどういうことがあろうとも政府と関係があるのでございまして、鴫原との契約であれば鴫原に当然立木代金は支払つて然るべきものと思われますのに、全然実態はどうあろうとも形式的に全然関係のない人に金を支払うということが行われておるように只今の説明では伺えるのでありますが、かように理解してよろしいかどうか、これを先ず一点……。
【次の発言】 鴫原に小切手を切つて支払うということでありますれば、当然その際に鴫原から徴收すべき……

第12回国会 決算委員会 第7号(1951/11/15、2期、第一クラブ)

○森八三一君 この問題は委員会の決議に基いて委員長が要請をされておる事項であるので、委員長としては委員会にお諮りならなくても、非常に澁滞をしておることについては促進を常時おやり願うということにお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 総括的な問題でお伺いしたいと思うのですが、二十四年度の検査院の決算報告により薮すると、徴收不足のものが一億八千万円是正され、源泉徴收の関係におきましても一億一千余万円が是正をされておるというような、非常に厖大な数字の報告があるのであります。これは只今汚職事件に関連して、長官からお話がありましたように、この仕事に携わつていらつしやいまする多数の職員の素質が十分でな……

第12回国会 大蔵委員会 第4号(1951/10/30、2期、第一クラブ)

○森八三一君 中小金融につきましては、非常に御努力になつておることは結構なことであります。更に拡充して頂きたいと思いますが、ここで一つお伺いいたしたいことは、まだ具体的に提案になつておりませんが、提案になりましても非常に問題が複雑でありますので、どういう結果が生れて来ますかは予測はできませんことでありますが、すでに政府の示されておるように、この際何がしかの行政整理が行われるという状態になろうと思うのであります。その場合に被整理者のうちには、恐らく相当数の受恩給者という部類が含まれると思うのであります。こういう人に対しましては、政府当局は相当力を入れて就職の斡旋等に尽力をするとおつしやつてはおり……

第12回国会 大蔵委員会 第5号(1951/11/01、2期、第一クラブ)

○森八三一君 今度の改正の関係で退職所得につきましては、他の所得と分類をして特例を設けられたという点忙つきましては、私どもかねての希望が一部通りましたことで非常に結構と思いますが、ただここで退職所得と申しましても、相当長年月就職いたしまして、本当に老後のために取得するような退職所得と、そうでないような意味における退職所得、内容にはいろいろあろうと思うのであります。そういう場合に今度の特例におきましては、一律の、一定の方法で計算をするというような建前になつておりますが、これは恐らくこういうような改正案を、お考えになる際には、一般の勤労者のようなもので相当長年月、二十年、三十年就職いたしまして、本……

第12回国会 大蔵委員会 第7号(1951/11/07、2期、第一クラブ)

○森八三一君 只今先生から税の捕捉歩合をもつと上げて行くということのためには、むしろ納税義務者の数を整理して行くというような方向に行くべきではないかというお言葉があつたと思いますが、観点を変えまして、そういうふうに仮定して、現在の社会情勢なり経済情勢からいたしまして、どの程度までの所得者が直接国税の負担者ではないというのか。その限界があるのか。額の点から申しますとどうお考えになつておりますかを一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その次に法人税のことについてお話がありましたのでありまするが、そのお話の中に、個人事業所得の関係における政府の計算を例におとりになりまして、法人の中にもいろいろ……

第12回国会 大蔵委員会 第8号(1951/11/07、2期、第一クラブ)

○森八三一君 二、三の点について大臣の御所見を伺いたいと思います。その第一は、先日も主税局長にお尋ねしたことでありますが、最近の経済情勢、物価の値上り等に伴いまする生活の負担を今度の減税によつて吸収するというお話につきましては、非常に感謝をいたしまするのでありまするが、ただ従来課税を受けておつた人は今度の減税によつて吸収されんという結果になる。私はこれは間違いないと思いますが、今まで課税を受けておらなかつた階級、これはお出しになつておる諸般の報告によりましても相当多数存在をしております。そういう人は鉄道なり、その他の物価の改訂に伴う値上りというものをどこで吸収されるかということについて非常に不……

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/14、2期、第一クラブ)

○森八三一君 條約局長に一点だけお伺いいたしますが、先刻の小林委員との質疑応答によりまして、條約局長のお気持は十分わかりましたが、今後結ばれるであろういろいろの協定につきましては、国民の権利義務に関するような問題には触れないというように十分に努力をし、そうあるべきであるということについては十分理解できますが、同時に又国会の予算なり法律の審議に関する権限には何らの掣肘が加わつて来るようなことはあり得ないというようなふうにお話になりました。一応理解はできるのでありまするが、そういうように考えて行きますると、この提案されておりまする補償法の中の百億というものについて国会の審議権が自由に発動をしてよろ……

第12回国会 大蔵委員会 第14号(1951/11/15、2期、第一クラブ)

○森八三一君 これを以て私打切りますが、企業庁長官もお聞きであつたと思うのですが、先ほど主税局長の答弁の中にもありましたように、昭和二十五年度の所得税制度の改正によりまして、御承知のごとく青色申告をするその際に、今のようないわば電力の不足のために非常に生産が落ちたというような事態を証明すべきものがあれば、その欠損分としてこれをみなすということをはつきり言つておるし、又法規にも出ておるんですから、あなたの企業の操業度の増進、資金の点、そういう点についての御心配、御配慮を願わなければなりませんが、一段とこういう面の折衝もして、幾分でもこういう災難と言いましようか、生産減退をした中小企業者に対して負……

第12回国会 大蔵委員会 第15号(1951/11/16、2期、第一クラブ)

○森八三一君 十九条で百億円というように会計年度の限度がきまつておりますが、恐らくこの法律が発効すれば請求権者は請求を行うと思いますが、その査定の結果が百億円を越えるというような事態が発生した場合における実際の支払順位はどうなつておりますか。

第12回国会 大蔵委員会 第16号(1951/11/17、2期、第一クラブ)

○森八三一君 私は以下申述べまする二、三の希望も附しまして、本法案に賛成をいたします。  その第一は、すでに小林委員からも御指摘がありましたし、木村、菊川委員からもお話があつた通りでありまして、この法律は平和條約の十五條に基礎をおいて制定をせられるということに相成つておるのでありまするが、審議の過程におきまして、政府当局も十分明らかにいたしました通り、すでに十五條におきましては国民の負担すべき経済的な限度について約束がなされておるのでありまして、政府委員もこのことに関する限りは明確に国会の審議を無視するような結果に相成るということを認めておるのであります。他面国会の審議については十分尊重すると……

第12回国会 大蔵委員会 第17号(1951/11/20、2期、第一クラブ)

○森八三一君 農業の共済保險といいますから、今いろいろ率の問題で御議論があつたのでありますが、この際一つ私はこの問題につきまして基本的な考え方をお伺いいたしたいと思います。と申上げますのは、農業の災害を補償するということが趣旨であるわけでありまして、結局野溝委員からもお話がありましたように、米麦等の主食を生産するということが日本の国情から考えまして如何に重要な問題であるかは、もう今更申上げるまでもございません。更にこれを拡大いたしまして、国内自給が完成するような程度にまで推し進めて行かなければならんという、極めて切迫した必要に追られておることも申述べる必要はないのであります。而も日本の農業は気……

第12回国会 大蔵委員会 第19号(1951/11/22、2期、第一クラブ)

○森八三一君 農林委員長にお伺いしますが、今の特別会計のほうにつきましては只今御説明がありまして、いずれ文書を以て御配付を願うということでありますのでお願いをいたしまするが、基本の繭糸価格安定法案のほうの修正が基礎に及んでおると思いますので、先刻司令部のほうに云々ということもあつたんでありますが、基本である繭糸価格安定法案の修正点についても同時に一つ参考としてお示しを願うことをお願いいたします。
【次の発言】 参考のために……。

第12回国会 大蔵委員会 第21号(1951/11/26、2期、第一クラブ)

○森八三一君 経済の自立を完成いたしますることにつきまして必要であるということは今更申上げるまでもないことであります。特にいよいよ平和條約の発効を控えましてこのことを急速に完成して行かなければならんということにつきましては、しばしば大臣も要請されている点でありまして、同感でありまするが、そのために置かれている国情から考えますると、特に農業生産の飛躍的な進展を図るということが非常に大切じやないかと、こう思うのであります。それに関連いたしましてお伺いいたすのでありますが、先日田村委員の物価政策に関する質問に対しまして大臣の御答弁は、米麦のような主食は非常に国民全般の生活にも関係のある重要な関係に置……

第12回国会 大蔵委員会 第22号(1951/11/27、2期、第一クラブ)

○森八三一君 私は提案されておりますこの法案には原案通り賛成をいたすのでありますが、ただ物品税全体を通しましてこの委員会でしばしば各委員から質問もあり当局からもそれぞれ御答弁があつたのでありますが、物品税の内容におきましては勿論当然我々首肯し得るものもありますが、中には大衆課税というような形においてこれを軽減すべき必要のあるものも多分にあるわけでありまして、当局におきましてもいろいろ御考慮願つておる答弁があつたのでありますが、当委員会におきましても請願陳情等につきましては、愼重に審査をいたしまして、それぞれ政府に意見を具申いたしておるのでありますが、これらの決定につきましては然るべく早急に当委……

第12回国会 大蔵委員会 第23号(1951/11/28、2期、第一クラブ)

○森八三一君 今の政府委員の答弁でありますが、起訴をされたときには本人は勤務をしないと、だから休職の処置をとる。そこで或る一定給與を減額するというのは当然であるというお話であつたように伺いますが、起訴をされたから勤務をしないということは絶対的なものではない。これは事例がたくさんあります。刑事事件によつて起訴をされましても、不拘束のままで起訴されており、通常の執務に堪え得るという場合は例証いたしますれば幾らでもあるので、そういうものを無理に休職せしめてしまうということは、その本人の精神的な打撃というものも非常に大きいと思うのであります。而もそれがまだ白とも黒とも決定をしておらないというときに、強……

第12回国会 大蔵委員会 第24号(1951/11/29、2期、第一クラブ)

○森八三一君 継続審査ということになりますれば、次の通常国会までの間に審査をして報告をする義務が発生するやに思つております。それですから今の予定通り参りますれば、明日で十二国会は終るのでありまして、そこで十三国会との間に審査をしたという形にならなければならんと思いますので、一日の日にでも継続審査を一通りやりまして、それで更に審議が済まなくて十三国会に入つて行くということにしなければ手続上困りはしないかと、こう思いますが。(「賛成」と呼ぶ者あり)


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 決算委員会 第2号(1951/12/13、2期、第一クラブ)

○森八三一君 一つ大蔵省にお伺いしたいのは、法務府の解釈は如何ようでも別にいたしまして、法務府に照会する前に大蔵省内部ではすでに同様の見解を持つておるというお話でございましたが、払下をするその払下条件に違反をした目的に使つておるという場合でも、そのまま契約を変更することは法的にできん、こういう見解を承知してよろしうございますか。
【次の発言】 先刻検査院の契約書に関する条項の御説明では、とにかく司令部の意向がどうあつたかなかつたか別問題で、政府と当事者との間に交わされた契約には客船には使用いたしません、使用してはならぬという条件が明確についておつたように伺つたのであります。そういう条件で払下を……

第13回国会 決算委員会 第6号(1952/02/13、2期、第一クラブ)

○森八三一君 今のお話で、前のカニエ委員の御質問と今長谷山委員の御質問に対するお答えが少し建つてお話になつておるように思うのでございますが、関連してもう一遍お伺いいたしますが、覚書によりますると自動車の売却代金は、それが七十万円に売れようと百万田に売れようと、成るべく高く売つてもらつて、その全額を特別調達庁に入れるということになつておると思うのでありますが、その売れたお金を更に利殖をして、運用をして、もつと多くして払うということについて了解をされたかどうか、その点を明確にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 私の聞き方が惡いのかまだはつきりいたしませんが、覚書によりますればいろいろの物件が……

第13回国会 決算委員会 第9号(1952/02/22、2期、緑風会)

○森八三一君 今のカニエ委員の質問に関連いたしましてお尋ねしたいと思うのですが、或いは私今日出席が遅れましたので、御説明があつたとすればお許しを頂きたいと思いますが、建設部関係の事件も、研究所関係の事件もいずれも工事の年度としては二十五年度に端を発しておると存じまするのでありますが、それが昨年の秋頃になつて司直の手を煩わすというような事件に発展しておるわけでありますが、その間新聞記事として世間に現われて参りまするまでに、この建設部関係、神戸、下関、秋田の工事の関係、研究所の工事の関係等について内部監査を行われましたことがありましたのかなかつたのか。更に検査院におきましてこの会計検査をおやりにな……

第13回国会 決算委員会 第12号(1952/03/05、2期、緑風会)

○森八三一君 この五百五十六号の事件について、調査不十分で、こういう結果になつたというように報告されておりまするが、或る程度事業を遂行して、二十四年二月に予算が不足のために解約した当時には、事前における抽象的な調査ではなくて、すでに相当の事業が具体的に更質的に進行せられたわけでありますので、その成果というものについては十分わかつておつたはずだと思いますが、更にそれを四月になつて再契約し、而も更に工事分量、事業分量を増大して契約されたということは、一体どういうことなんだか、その辺のいきさつを十分御説明願いたい。
【次の発言】 私のお伺いしておるのは、一部それで了解しましたというのは追加した部分に……

第13回国会 決算委員会 第16号(1952/04/01、2期、緑風会)

○森八三一君 四百八号の問題でありますが、支払に当つてその査定が甘過ぎたという点が、まだ問題として残つておるということを、実地調査の結果指摘がされておるのでありますが、国が事業に対する請負代金を払うときに甘過ぎるとか、から過ぎるとかいうことの存在することは、実に不可思議なことに思いますが、一体この甘過ぎるということはどういう内容を持つておるのか、その実体を一つ御説明を願います。
【次の発言】 去年も問題になり、只今も御説明のあつた四百十七号のウオータープルーフイングでありますが、特調の実地調査のときの説明によりますと、横浜と仙台でこのものは使うのだ、それを大阪で購入したということでありまするが……

第13回国会 決算委員会 第17号(1952/04/17、2期、緑風会)

○森八三一君 四百二十八号の案件でありますが、冷蔵庫ほか八品目を売却することに決定をいたしまして、その代金徴收前に引渡しをしたというのでありまするが、その代金徴收前に現品を引渡しするに当りまして現地調査の報告によりますと、借用証というものを取つて渡したというのですが、これは一体売却が決定したものに対して借用証を取つて渡すという行為は、財産の処分に関しまする規定に照してどういうような規定に当てはめて取られたのか、その辺を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 こういうような措置は実際これ一件だけであるのか、特調でこういう事件を扱われまする場合に、たまたま会計検査院が発見されたのはこれ一件である……

第13回国会 決算委員会 第20号(1952/05/07、2期、緑風会)

○森八三一君 カニエ委員の御発言に私も賛成でありまするが、一点伺つておきたいと思いますのは、検査院の御説明は、作業に要した費用は国庫の負担で全額認めたんだと、それが妥当か妥当でないかは別問題にして全額認めたと、だから松庫商店からこの附属書類によつて入つた金は国庫の收入にすべきだという御主張のように思いますが、そういうことでございますか。
【次の発言】 そこで検査院にお伺いしたいのは、八百五十万円というのは二千七百六十五トンに対する実際支出の作業費であると、それから四百九十三万円という額が出て来ておるのは、一万三千五百トンという数が基礎になつて出て来た数字だと、そこに基本的に元のスクラツプの数量……

第13回国会 決算委員会 第25号(1952/05/21、2期、緑風会)

○森八三一君 今郵政省の御説明で、払込む金と払出す金とを差引きしてネツトだけが上つておる、未計上ではない、未記載でもない。案質的には記載されておるんだということの意味はよくおかりました。わかりましたが、そういう計理では、私は郵政事業特別会計の計理形態というものを詳細に承知いたしませんので、了解いたしませんから間違つた質問を言うのかも知れませんが、計理の通念から行けば、これは差引きネツトを計上するということは、その事業の実質を物語らないということになるので、この計理としては非常にまずい計理だと思う。かようなことでは不正があつてもはつきりせんために非常に困難な問題が巻き起つて来るという危険があるよ……

第13回国会 決算委員会 第26号(1952/05/23、2期、緑風会)

○森八三一君 余り大きい問題ではありませんが、一応当局に御質問したいと思いますことは、例の財産税等の納付が非常に困難で、当時非常に物納があつたと思います。その後同様な納税の関係で、物納ということがしばしば行われていたと思いますが、そういう物納財産につきまして、どういうふうに整理が進んでおりますですか。又その処分についての御方針なりを一応伺つておきたいと思います。
【次の発言】 検査院の批難事項のなかにも見えておりますので御承知と思いますが、そういうような処分の場合、換価の場合に、特定の会社等を利用してその実施に当つておられる。これは役所のほうの機構なり或いは人的な整備の関係、そういうものの処分……

第13回国会 決算委員会 第27号(1952/05/27、2期、緑風会)

○森八三一君 非常に小さな問題ではありまするが、五百四号の場合において、四十万円を付掛けをして定員外に雇用した職員の給與等に流用した、この場合に不正流用の資金でありますので、被用者に対する給與の所得税等の処理がどうなつておるのか、恐らく不正の金でありますので、源泉控除等の措置は行われておらんのではないかと思います。
【次の発言】 源泉でそういう控除の措置が講ぜられ、所得税が税務署に納入されておるとすれば、こういう事件はその当時すでに明確になるべき筋合のように思いますが、その当時発見されなかつたというのはどういうところに基因しておるのか。

第13回国会 決算委員会 第29号(1952/06/04、2期、緑風会)

○森八三一君 検査院の山名次長に一つお伺いしたいのですが、総括的に指摘されておりますたばこ事業の第一の問題ですが、勿論公社の事業は国が行います専売の仕事であると申しましても、独立採算制をとつております企業体であるということ等の本質からいたしまして、その経営が経済的に効果を挙げて行くという線を十分に打出して行かなければならんということについてはお話の通りでありまして、殊にこの専売公社事業が国民の負担、生活に密着をしておるというような点から考えまして、お話の点は全く同感であると思いますが、それに関連していろいろ指摘されておつた製造数量が販売数量と比べて非常に多く、而も年度末殊高が大体二〇%程度にな……

第13回国会 決算委員会 第31号(1952/06/10、2期、緑風会)

○森八三一君 本件に関しましては、カニエ委員から詳細な御質問もあり、建設省、検査院からもそれぞれ詳細な御答弁があつたのでありまするが、検査院が批難し、指摘されております要点は、本件に関しまして、こういうような工事をやることがよろしいとかよろしくないとかということとか、或いはこの工事の結果、技術的にこれが非常に成功であつたとか、なかつたとかということを指摘されているのではなくて、災害復旧という観念から、これが逸脱して行われているということではないか。若し今後国費の使い方がこういうような考え方の下に進められて行くとすれば、それは法規なり規定なりに違反をするという結果を招来し、予算の執行にまずい結果……

第13回国会 決算委員会 第34号(1952/07/22、2期、緑風会)

○森八三一君 国鉄のほうにお尋ねするのでございますが、六百四十四、六百四十五との調定が遅れておるという点が第一点批難事項と思いますが、これはどういうわけで遅れたのか。現在の国有鉄道の人員配置の実情ではこの程度の調定が遅れておることは止むを得ない当然のこととして扱われておるのかどうか。  それから徴収時期は最近は四期に分けているというお話がありましたが、これは四期に分けることによつて一回の徴収金額は小さくはなるでありましようけれども、前段申上げますようなことになれば、結局合計して見ればやはり徴収の期間が遅れておるということと同様になつて行く、こう思うのでありますが、実情はどうなつているのか、この……

第13回国会 大蔵委員会 第3号(1951/12/13、2期、第一クラブ)

○森八三一君 議事進行について。非常に重要なものでございますので十分意を盡したいと思いますが、大蔵当局に対しましては質問することがしばしばあると思いますので、折角会計検査院長もお見えになつておりますから、この機会に会計検査院の見解を伺うというように御進行を願いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 質疑じやなしに御見解を、継続費に対する見解を聞きたい。

第13回国会 大蔵委員会 第9号(1952/01/31、2期、第一クラブ)

○森八三一君 今の大臣の御説明で減額修正は可能である、増額についてはまだ保留されておりまするが、政府のほうは予算提出権があるのでございますから、一旦継続費を国会で議決いたしまして、それを次年度で政府が予算を提案する際に減額提案するという権限を與えられるかどうか。国会が修正することは可能であるという御答弁でございましたが、政府が積極的に、前国会で議決した年次割の次年度分を減らして提案をするということは可能かどうかという点をお聞きしたい。

第13回国会 大蔵委員会 第18号(1952/03/04、2期、緑風会)

○森八三一君 第十二国会に今度提案になりましたと同じような趣旨における税法の改正が行われておるのですが、その際の説明にありました言葉は、郵便料金、鉄道料金等いろいろ価格の改訂に伴いまして国民の負担が殖える。その殖える部分を放置することは民生を圧迫するので、税法の改正でこれを救済したいというような御説明かあつたと記憶いたします。そういうような御説明に関連いたしまして、その当時税を全然負担しておらん者は減価の処置が講ぜられましてもその恩典には浴し得ない。価格の改訂による負担の増だけはこれをどういうふうに救済して行くかという問題が非常に大き仏問題であるし、是非とも急速に解決をしなければならん問題であ……

第13回国会 大蔵委員会 第21号(1952/03/11、2期、緑風会)

○森八三一君 今木村委員の割増課税というのですか、割当課税と言いますか、そういうことに関連する問題でありますが、そういうような事実がないんだ、又そういうことがあれば当然納税者としては異議の申立てもできるのだから、法的にそういう措置をとらるべきであるというような御説明であつたのでありまするが、もう少し私は実際の実務をおやりになつておる職員の立場からお聞きしたいと思うのでありますが、まあ農村の課税の事例で申上げますと、水田は一反歩はどの程度の所得であるか、畑はどうだとか果樹園はどうだとか、或いは家畜はどうだとかいうような基準を一応その県なりその郡なりの、それぞれの農業関係の機関なり役場等と相談して……

第13回国会 大蔵委員会 第22号(1952/03/12、2期、緑風会)

○森八三一君 只今の御説明で砂糖の関係で先ず第一にお伺いしたいのでありますが、砂糖の関税と消費税の増徴を合して約七十億円程度の收入増を見込んでいるというようなお話がございましたが、そのうちこの関税につきまして数量的にはどの程度計算されておりまするか、それを先ず一つお伺いする次第であります。
【次の発言】 粗糖で四十万トン、その他の精製糖等において約十万トンが、本年三月までにすでに見越し輸入等もあるので、税の関係で計算になつている内容のものとしてはその一割引のものを計算をしているということになりますね。
【次の発言】 その次にお伺いいたしたいのは、本年の三月三十一日まで、前回の改正の際に関税率を……

第13回国会 大蔵委員会 第28号(1952/03/24、2期、緑風会)

○森八三一君 今の問題に関連しまして匿名供出と超過供出の区別をつけていらつしやる問題でございますが、これは十分愼重に御研究になつておると思いますが、日本の食糧事情の現況、特に根本さんが使節米を買いに行かれるというような現況から、たとえ少量でも自家保有米を割いて出してくれというのが国の要請だろうと思うのでありますが、その要請に応えて匿名供出があり超過供出がある、その匿名供出のほうはおり話のように然るべき措置を以つて課税の対象に差額をしない。超過供出はそういう御通牒が出ておらんということはどうしても私には納得ができないのでございますが、自家保有米を割いて匿名という名称を用いた場合には特典があり、超……

第13回国会 大蔵委員会 第30号(1952/03/26、2期、緑風会)

○森八三一君 只今の大蔵当局の御説明の砂糖の統制が廃止になると、おおむね小売価格が八十円くらいになるので、その程度であれば統制中における一般砂糖の配給価格に対比いたしまして、国民生活を圧迫するとか、国内における砂糖を原料とする各種の工業に重大な影響を與えないであろうというような前提に立たれまして、統制廃止後における海外の砂糖市況と対比して関税定率法を一部改正いたしまして、一〇%なり一五%の関税を高めて行くというような施策、更に砂糖消費税一千円を一千七百円にするということによつて、そういう結果が大体生まれるであろう、今度の衆議院の修正されましたものによると、二百五十円上る程度であるから大して影響……

第13回国会 大蔵委員会 第31号(1952/03/27、2期、緑風会)

○森八三一君 この同一人につきまして五万円という限度をきめたということの趣旨、それによつて生ずるであろう影響等につきましてどうお考えになつておるか御説明を願います。
【次の発言】 もう一つお伺いいたしたいのは、現地通貨表示金額を本邦通貨に換算をいたしましてそれの三割増しにする。その三割増という根拠はどこにおかれておるのか。
【次の発言】 そうしますと、現地通貨を本邦の通貨に換算をするという換算率は、いつの時期をとつて基準とされるのか。これは公館が借入れるときの基準で換算をするのか。その後貨幣価値の異動もありますので、現在の価値に換算してそれに三〇%、利息程度を付加えるということになるのか。その……

第13回国会 大蔵委員会 第34号(1952/03/31、2期、緑風会)

○森八三一君 農業共済再保險特別会計の問題につきましては、同様の措置がこの前の国会におきましても付議せられまして、その際に農業災害につきましては、日本の農業それ自体の本質から考えまして、私は殆んどその大部分が異常災害に属するものではないかというような考え方に立ちまして、災害補償法に基く共済組合の制度があるので、一応組合員の農民の掛金という問題が起るわけでありますが、本来的には全部政府が負担をして、農民の負担というような問題をなくするように考えるべきではないか。それが更に及んで米価等の問題にも及ぶわけであつて、建前上そういうようにいたしますことが妥当と思うような意見を申げたのでありまするが、それ……

第13回国会 大蔵委員会 第42号(1952/04/17、2期、緑風会)

○森八三一君 岡崎国務大臣に一点だけお伺いしたいと思いますが、それは行政協定の実施に伴いまして、いろいろな国内法の臨時特例に関する法律案が提案せられまして只今審議中になつておりますが、この大蔵委員会にも六つの法律案が出まして審議中であるわけでありまするが、先刻の御説明によりますると、これらの法律案はいずれも独立国家の立場に立つて必要な措置と考える、それを提案して審議を求めているという御説明であつたのでありますが、そこでお伺いいたしたいことは、今そういう問題が具体的に考えられておるということではありませんが、そういう立場に立つて提案をされておるということは当然であつて、そうだと思いますが、若しそ……

第13回国会 大蔵委員会 第45号(1952/04/22、2期、緑風会)

○森八三一君 今の質問に関連してお尋ねいたすのですが、業務遂行に支障ない範囲で員外貸付はできるというように拡大をするという、それに対して無條件で拡大をいたしますれば、却つて信用金庫本来の業務を遂行するのに支障を来たすような心配があるのではないか。そこでそういう心配があるとすれば、提案者といたしましてはコールと公共団体に対する貸付というように拡大する範囲を一応制限を考えておるのではなかろうか、そういうふうに内容を修正せられることも結構だろうというようなお話に……又あつたのであります。そこで銀行局にお伺いいたしたいのは、そういうような制限が若し仮に明確に規定されるように修正されるということになりま……

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/05/08、2期、緑風会)

○森八三一君 塩専売法の一部改正につきまして、提案の理由を拝見いたしますると、特定の漁獲物の塩蔵用の塩を引下げて、塩蔵関係のこれらの食品を低廉なる価格で供給して、一般庶民大衆の生活の向上に資するということが目的になつているようでありまして、この措置によつてそういうような目的が実際的にも具体的にも達せられるということでありますれば非常に結構なことではありまするが、昨日波多野委員からも御質問がありましたように、現在政府が構想されている程度では、実際そういうような効果をもつて来るのかどうか、非常に疑問があるようにも思われるのでありますので、塩専売法の建前からいたしまして、そういうことが実際に言えるの……

第13回国会 大蔵委員会 第51号(1952/05/14、2期、緑風会)

○森八三一君 一点だけお伺いしたいと思うのですが、最近の一般庶民大衆、中小企業者は非常に金詰りで困つておるという実情はしばしば国会でも各委員から御発出苗があり、更にそういうことが国民金融公庫に対しまして非常に大きな期待を関係者が持つておるゆえんであり、それが具体的に金庫に資金の申込みが非常に多くなつておるという事実に現われておる、こう思うのでございます。そこでその希望に一歩でも二歩でも近寄つて行くということが好ましいと思います。ところが、これはしばしばおつしやいますように、資金量が如何にも少いので、心は焦つておつても実際の行動はそれに伴わんので非常に残念と思うというお話、非常にこれは御尤もと思……

第13回国会 大蔵委員会 第57号(1952/05/27、2期、緑風会)

○森八三一君 この措置によりまして政府と府県との間の関係は一応わかりますが、これは更に下部の市町村に関連を持つて来ているということになると思いますが、その場合に府県と市町村との関係はどういうふうに調整して行くのですか。その点をお伺いいたします。
【次の発言】 政府の指導方針は提案理由の説明にも述べられておりますので、よくお話の通り了承されますが、結局政府と府県との契約でありまするので、政府と府県の間はこれで解決いたしましても、政府の指導方針で指導されましても、関係の都道府県がその政府の指導方針通り実行しないという場合に、府県と市町村間におけるいろいろな問題が起きる。それを矯正するという途がある……

第13回国会 大蔵委員会 第58号(1952/05/28、2期、緑風会)

○森八三一君 私は、最近具体的に進行を見つつありまする一点についてお伺いをいたしたいと思います。それは先刻来いろいろ御質問がありまして、諸般の協定なんかで当然認められておるごとすら管理会等によつて制限をしておるということはおかしいじやないかというようなお話、非常に御尤もと思いますが、同時にそういうような協約なりその他で当然認められておる範囲のことでありましても、そのことによつて国内産業が圧迫されるとか、国民の生活水準が非常に危殆に瀕する、低下して行くというような問題については十分考慮されなければならんことであり、先刻局長のお話にもそういう点について触れた御答弁があつたようにも思うのであります。……

第13回国会 大蔵委員会 第66号(1952/06/12、2期、緑風会)

○森八三一君 お話がありましたように、塩は非常に大切な必需品であり、見方によつては国民の生命を繋ぐ貴重な資材でありますることは申すまでもありませんが、そこで、この食用塩を大体七十万トンというふうに見込んでおられるというのは、一体基礎はどういう計算で七十万トンという推定をされたのか、その内容を一つお話願いたい。
【次の発言】 過去の配給の実績等から積み上げて七十万トンというような実績が出ておるので、一応の国内確保量を七十万トンというふうに押えておるのだということになりますると、これは如何にもその見通しが極めて非科学的であつて、何としても確保しなければならんという目標として考えまするのには余りにも……

第13回国会 大蔵委員会 第69号(1952/06/18、2期、緑風会)

○森八三一君 各委員からいろいろ質疑がありましたので、一、二の点についてはつきりさしておきたいと思います。  私のお伺いいたしたいのはこの提案を見ました場合に、いろいろの外形上の法規の観点からこれを眺めた場合、更に他の農作物との均衡上の問題からこれを見た場合、いろいろ議論はあると思いまするが、とにかくたばこの耕作は主として山村地帯における零細農家の唯一の耕作物でありますので、その連中の非常に困難をしておる現在の経済事情を考えまするときに、この施策は非常に結構であり、速かに実施をいたしたいと存ずのではありまするが、この提案の趣旨に述べられてありまする、又法律の中にも書かれておりまする品質を向上し……

第13回国会 大蔵委員会 第70号(1952/06/19、2期、緑風会)

○森八三一君 昨日本案について質問の途中で散会になつたわけでありまするが、当初に申上げましたように、山村地帯において非常に零細な耕作者の主要な生産品でありますので、これが育成と申しまするか、更によりよく生産されるような方途を講ずる点においては極めて関心を持たなければならん問題であり、ここに提案されていることについては別に異議はありませんが、更にこの趣旨を徹底せしめるためには、御説明にございましたような植付検査が終了したあとでやるというようなことではまだ十分ではないのではないか、耕作反別がきまつたときに資金を出してやるというように、もつと資金を出すときを繰上げて早くやらなければ、この法律に示して……

第13回国会 大蔵委員会 第71号(1952/06/20、2期、緑風会)

○森八三一君 私は本案に賛成をするものでありますが、賛成に当りまして一言希望を申添えまして、その実現を強く要請いたすのであります。法案の審議の過程におきまして、塩は国民生活の上に欠くことのできないものであり、極端に考えまする場合には、或いは食糧以上に大切な生理的な関係からいたしまして役割を持つておるというようにも思われますのでありまして、さように考えて参りますると、如何なるときにおいても国民最低需要を絶対に確保しなければならんと存じまするのであります。つきましては、その数量を明確に把握されまして、その数量を確保するためには万難を排して積極的な施策が取進められなければならんと思いまするのでありま……

第13回国会 大蔵委員会 第77号(1952/07/28、2期、緑風会)

○森八三一君 最近非常に食糧事情が好転したというように言われておるのでありまするが、海外から仰いでおりまする、年によつて多少の増減はありまするが、三百万トン以上の供給があるということによつて、一応量的に最少限度の数量が確保せられておるという意味が、まあ食糧事情が非常に好転したということであろうと思うのでありますが、翻つてその内容を見ますれば、今申しまするように、相当多くの数量を海外から補給をされなければ安心ができない、かような事態を根本的に考えますると、必ずしも食糧事情が非常に都合よく順調に行つておるということではなくて、更に根本的に国内の増産を図つて行くという必要が痛感されると思うのでありま……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/07/24、2期、緑風会)

○森八三一君 ちよつともう一回。

第13回国会 農林委員会 第9号(1952/03/04、2期、緑風会)

○委員外議員(森八三一君) 山崎委員その他から詳細な御質問もあり、農林行政には特別に御精通になつておられます政務次官から非常に詳細な御説明までありましたし、貴重な時間でもありまするので、二、三の点について希望を述べて政務次官の御所見をお伺いしておきたいと思います。  最初に現在の食糧事情、更に非常時を考えますることはどうかと思いますが、そういうような場合を考える場合に、いもの持つ役割は非常に大切だからこのいもの生産増強については全力を挙げて善処をしたい。その一つとしていもの価格については、十分生産が可能であるがごとき姿にこれを対処して行きたいという御見解の表明がありまして、甚だ意を強くし、感謝……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 大蔵委員会 第29号(1953/03/06、2期、緑風会)

○森八三一君 最近非常にたばこの売行きがよくなつておりますことは、又見ようによつていいか悪いか、いろいろ議論があると思いますが、そういうような情勢でありましても、なお且つ相当の外国たばこが間に流れておるというような状況でありますのは詐常に残念であると思います。こういうような状況を解消して行きますために、いろいろ公社としても御苦労を願つておるとは思いまするが、私考えまするのに、やはり外国たばこに比べて品質的にいいものを経済的に安くということでなければならん、これはまあ常識的にそうなると思うのでありますが、そこでその目的を達成いたします一つの重大な要素としては、原料である葉たばこの優秀なものが低廉……

第15回国会 大蔵委員会 第34号(1953/03/12、2期、緑風会)

○森八三一君 先日副総裁に質問をいたしたときに、そういう点については公社の事業の運営上十分考慮すると申しますか、善処をするというような御答弁があつたので、気分の上では一応了承したわけでありますが、実際予算というものを立てて仕事が進められて行く程過において、そういう善処ということがどういう形において行われるかという具体的な問題を一つお伺いしたいと思います。それは勿論益金は殆んど大部分が税金であるわけでありまするが、非常に多くの益金が上つておるということは、必らずしも税金だけではなくて総裁以下公社諸君の非常な努力に負うところがあるわけであると思いまするが、更にこの非常に好調な情勢を将来に向つて進め……

第15回国会 予算委員会 第閉会後2号(1953/03/20、2期、緑風会)

○森八三一君 私は以下申上げまする二、三の点につきまして政府に対しまして厳重な注意と留意を喚起いたしまして、只今議題となつておりまする予算案に対しまして政府原案に賛成いたすものであります。  去る十四日に衆議院は不信任を議決いたました。こういうようなことが起因となりまして総理を初め、閣僚各位におきましては非常に精神的な動揺を感じられておるように思われるのであります。昨日と本日の当委員会における質疑の状況を見ましても、そういうような模様が看取せられると思います。こういうようなことで政府首脳部が精神的な虚脱状態が若しあるといたしますれば、この空気はおのずから及んで多数の公務員に及んで行くものと思わ……

第15回国会 予算委員会 第9号(1952/12/06、2期、緑風会)

○森八三一君 只今決定いたしました四つの小委員会の委員長の互選の件でありまするが、これにつきましては、成規の手続を省略いたしまして、委員長において指名せられますることの動議を提出いたします。

第15回国会 予算委員会 第11号(1952/12/15、2期、緑風会)

○森八三一君 第四小委員会の審議の経過につきまして、簡単に御報告申上げます。  第四小委員会に付託せられました案件は、昭和二十七年度予算補正中、法務省、外務省、建設省及び自治庁の各関係予算に関するものでありました。  本委員会は、これら各省庁の関係予算につきまして、十二月九日から十二日まで四日間に亘り政府当局から説明を聞き、質疑を行なつたのでありますが、なおその間特に地方財政の重要性に鑑みまして、参考人として全国市長会代表宇都宮市長佐藤和三郎君並びに全国町村会代表の津田沼町長白鳥義三郎君の出席を求めまして、意見を聴取いたした次第であります。  以下簡単に本小委員会で問題になりました主なる点につ……

第15回国会 予算委員会 第16号(1952/12/21、2期、緑風会)

○森八三一君 給与の問題と地方財政の問題につきましては、いろいろ質疑がありましたので、対策の第三点でありまする中小企業の金融問題につきまして、大臣に一点だけお尋ねをいたしたいと思います。中小企業が日本の産業経済の上で果しておる役割が非常に大きいことは、大臣しばしばお話の通りでありまして、この中小企業の浮沈が日本経済の、産業の発展に非常に重大な関係を持つて参るわけでありますので、最近におけるこれが非常に沈滞しておる状況を、一刻も早く振興、打開をしなければならない。そのために金融の問題が非常に大きな問題に登場しておるわけであります。そこで示されておりまする案を見ますると、当面の応急対策と将来に向つ……

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、緑風会)

○森八三一君 私はこの際大蔵、農林、運輸の関係につきまして、数点の御質問をいたしまして所信をお尋ね申上げます。時間が大分遅くなつておりますので、要点だけ簡明に申上げましてお答えを頂きたいと思います。  最初に大蔵関係につきまして向井大臣の御所信を伺いたいと思います。いろいろ政府が施策を立てて進められて参りまする過程におきまして、まあ平たく申しますれば、勘でものを進めるとか、まあこのぐらいならばといつたような腰だめでいろいろな案が立つて行くということでは、必ずしも本当に国民の了解し、納得するような立派なものは打ち出されて来ないのではないかと思います。こういうような観点から、どうしても間違いのない……

第15回国会 予算委員会 第19号(1952/12/24、2期、緑風会)

○森八三一君 この際昨日決定されました小委員会の結果を報告いたしたいと思います。  昨日本委員会の決定に基きまして、設置せられました、衆議院の予算委員会におきまする付帯決議に関係いたしまして、公務員等の給与の政善に関する問題に関しまして小委員会は本日開会をいたしまして、直ちに委員長の互選を行いましたのち引続いて検討協議に入りました。その結果本問題の重要性に鑑みまして、政府の善処を要望する決議案を提出することを、共産党が態度を保留せられましたが、他の会派全員を以ちまして決定をいたしました次第であります。決定されました案を朗読いたします。    公務員等の給与改善に関する決議案   今回の補正予算……

第15回国会 予算委員会 第21号(1953/02/16、2期、緑風会)

○森八三一君 問題は非常に予算の審議に関連しまして重要な事項であると思います。今委員長のお話のように衆議院では決定されましたから、日数の関係もあるというわけでありまするし、予算委員会の建前上総合的に審査ができるということからいたしまして、連合審査の前例はあるようでございますが、如何かというような御意見もあるように思いますので、予算委員会として早急にこの問題を取上げて頂きまして、そこで何か一致する方向でもありますれば、それを予算委員会の意見として主管建設委員会のほうへ申入れをして建設委員会における審議の重要な資料にして頂くというようなことで御進行願うことも一つの方法だと思うのですが、如何でしよう……

第15回国会 予算委員会 第24号(1953/02/26、2期、緑風会)

○森八三一君 今の御説明に関連しまして資料を要求しておきます。肥料の生産方法によつて勿論違うと思いますが、その生産方法別に安定帯価格等について指示をされました基本的な調査として、当然生産費の御調査があると思いますので、生産費の調査の資料、結果を御提出頂きたいと思います。
【次の発言】 十二月十九日のこの委員会で、通産大臣に対する他の委員からの御質問に関連して、大臣は、速かに生産費の調査をするという答弁をされておるように記憶をいたしておりますが、その答弁に関連をして、その後どういうように進捗されたのか、今委員会を作つて、そつちのほうでやるんだということでは、この席で大臣から言明のありましたことと……

第15回国会 予算委員会 第28号(1953/03/04、2期、緑風会)

○森八三一君 今日の委員会は非常に開会の時間が遅れたとは言え、総理が御出席になつておりませんことは非常に残念であり、遺憾に思います。内村委員は先刻総理が御出席でなければ質問を展開して行くわけには参りかねるというような御発言もあつたわけでありますので、本日はこれを以て散会されんことの動議を出しますと共に、非常に二十八年度の予算は厖大な予算でありまして、ややともいたしますれば、この予算を通じて或いはインフレになるのではないかといつたような国民全体の心配もありまするような情勢でもありますので、本院としましては、十分に審議を尽さなければならんと思います。こういうようなことで御出席がないために審議の時間……

第15回国会 予算委員会 第29号(1953/03/05、2期、緑風会)

○森八三一君 関連質問で……只今の内村委員の御質問はあの当時あの附帯決議をいたしました趣旨を述べてお伺いになつておると存ずるのであります。と申上げますのは、この委員会で年末におおむね〇・二五に相当する公務員の給与を増額する、それについては取りあえず五十億の金融措置で当面を切り抜けて行くのであるが、他日それは財政措置を伴うというような結果にならなきやならん、その意味は平衡交付金等を増額するなりというような方法において、非常に枯渇している地方財政に圧迫を加えないような措置が当然講ぜられるべきであるというような意図を持つておつたわけであります。ところが今お話を聞きますると、すでに年末も経過いたしまし……

第15回国会 予算委員会 第37号(1953/03/14、2期、緑風会)

○森八三一君 重要法案関係の予算の審議に当りまして、主務大臣なり、当委員会の要求いたしまする関係の大臣が出席されませんことは非常に遺憾であります。と同時に、そういう姿では委員会の審議を進行して行くことは困難と思いますので、只今理事会のお話の報告があつたのでありますが、本日はこの程度で散会されたらと思います。なお今後審議の日数も非常に迫つておりまするわけでありますので、委員長におかれましては、委員会の要請する関係大臣の御出席につきまして十分督励せられまして、この委員会の審議に支障を来たしませんように御配慮を願いたいと考えるのであります。


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第1号(1950/12/15、2期、第一クラブ)

○森八三一君 一つだけ、証人の話を聞いておりますと、この問題の解決のためにかなり積極的に当事者との間に立つていろいろ行動されたというように伺つたのでありまするが、証人は監事という地位にあつたのでありまするが、監事当然の職分としてそういう行為をおやりになつたのでありまするか、どうであるか、その点はつきり一つ。
【次の発言】 次長から特に依頼があつて、監事の職員を離れた別個の人格において行動されたと理解していいですか。
【次の発言】 只今証人のお話の中に監事としてはそこまで行くべきものじやないというように考えておいでになつて、あえてそこまでおやりになつた何か理由がありますか。

第10回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第2号(1950/12/18、2期、第一クラブ)

○森八三一君 証人のお話によりますると、稀にはある例でありまするが、普通の取引としては、今お話になつたような、何と申しまするか、三者契約とでも申しますか、といつたような形の取引はないと思います。稀にはこういう例もあるので扱つたというお話であつたのでありまするが、そのお取りきめになる際に、この預金の性質と申しまするか、性格と申しまするか、そういうようなものについて何かお話があつた記憶でもありまするか。ただ預金をするというだけであつたのか、その預金の性格についてのお話等でもその間にありましたが、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今の証人のお話は、一応銀行としては御尤もだと思いますが、稀……

第10回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第3号(1951/02/20、2期、第一クラブ)

○森八三一君 二、三お伺いいたしますが、二十二年八月から二十四年の三月まで、証人は足利工業会社の庶務的な仕事に関係を持つておつたというお話でありまするが、その庶務的な分担をせられておつた業務の範囲についてもう少しお話し願いたいのですが……。
【次の発言】 庶務の仕事の範囲として、製品ができ上つた場合、その請求並びに代金の受領等をやつておつたというお話でありまするが、そういう事務の内容が、いわゆる庶務の内容であつたといたしますれば、原料の購入だとか工員の給料の支拂だとかいうような関係のことについても、庶務の範囲として一応高橋証人の手許で処理されておつたというように、足利工業会社の事務の内容から想……

第10回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第5号(1951/05/23、2期、第一クラブ)

○森八三一君 今の点で一つお伺いしたいと思いますが、十二月十六日の日に増額に関する文書の決裁が行われた。それに対しまして経理局としては先刻お話のありましたようにLD三十五の関係における書類では適当ではないという意見を付けられた。そこで問題が進行しなくなつたので、証人お話のように十二月二十八日でありまするか、御用納めの日にエレベーターの中で経理局の意見と、契約局でありますかの意見と相違をいたして参りましたので、それを調整するために打合せの会議でも持たなければならんというような話が他の局長からお話があつた。そのお話のあつた直後に、証人は病気後であつてお帰りになつた。そのお帰りになつた直後に疑問と思……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第閉会後1号(1951/08/20、2期、第一クラブ)

○森八三一君 只今の小峰局長の御説明でちよつとお伺いいたしたいのでありますが、第四の保管料、運賃、諸掛は過払いになつていないか、これは結果においてはそうであろうというように推定し得るというお話から、第五の保管に関しての責任はないかということは、当時の状況から止むを得なかつたのではないかというように考えられるという御説明がございましたが、この関係で野積みにしておつたものであれば、保管料の料率というものについて相当考慮しなければならんと思われますが、保管料の計算としましては、検査院の検査の結果は、正規の屋根のある倉庫等に保管しておつたという計算になつておりましたが、野積みにしたということで、特別料……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第閉会後1号(1951/12/01、2期、第一クラブ)

○森八三一君 この事件に関連して四万五千石を発注して実際政府が買上げをしたのは三万五千石前後の数量であつた。代金はその実納入数量と改訂された新らしい公定価格の関係において清算をされたということになつておりますが、四万五千石の発注に対する割当手続と申しますか、割当証明書切符というようなものはその差額に相当する部分だけが内務省に引受業者から返還されておるのか、それはそのままになつたのか、その辺のお調べがありますか、ありませんか。あつたすれば経過を一つ御説明願いたいと思います。

第12回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第2号(1951/10/24、2期、第一クラブ)

○森八三一君 お伺いしますが、現在はどういう職場におられますか。
【次の発言】 先刻来の委員長の質問にお答えになつたところで、マル公が改訂になつたからむしろ国のほうには利益を與えたというようなお話があつたように思いますが、契約にはマル公が改訂になつた場合には新マル公で計算をするというような規定があるのでありますか、どうなつていますか。
【次の発言】 契約の内容にそういうものが明記されておるのかどうか。
【次の発言】 そうしますと検收が済んで支拂済ということであれば、その取引はすでに完結を形式的には遂げておるはずと思います。それに対してマル公が変つたからと言つて、新マル公で計算をするという考え方……

第12回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第3号(1951/11/16、2期、第一クラブ)

○森八三一君 この事件の契約の当時と只今の証人、支店長は変つておりますので、或いはその当時の記憶ということは、直接に伺うことはできぬと思いますが、会社の記録を通じてそれぞれ引継ぎなりいたされておると思いますので、そういうことで一つお伺いしたいと思います。先回御提出をお願いいたしまして、本日配布されておりまするこの事件に関連いたしまする政府との間における契約書によりますると、毎月末、会社は保管をいたしておりまする木材についてその出納の状況報告書を政府に提出をするということに相成つておるのでありまするが、この報告書の提出につきまして、どういうように履行されておりましたか、その状況をお伺いいたしたい……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号(1952/03/19、2期、緑風会)

○森八三一君 大蔵委員会のために中座をいたしましたので或いは他の委員の諸君から御質問の点と重複してお尋ねする結果になる問題もあるかと思うのですが、端的に二、三をお伺いしたいと思います。先刻来聞いておりますというと聖十字学園の直接監督につきましては、東京都でお当りになつておるというように拝承いたすのでございますが、そこで民生局長に先ず最初にお伺いいたしたいのは、現在聖十字学園のやつておりますこれらの事業が、真に財団法人聖十字学園の趣旨を十分に達しておるというようにお考えになつておりますかどうかという点でございます。  その次にその行なつております事業が、真に聖十字学園の責任において行われておると……

第13回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1952/06/03、2期、緑風会)

○森八三一君 厚生省にお伺いしますが、東京都と合同で聖十字学園の監査をなさつたというのでありますが、それはいつでありますか。
【次の発言】 先刻小峰局長のお話もあり、検査院が報告されておる報告書によりますれば、すでに事件は二十五年の二月に指摘をされておる。このことは厚生省もすでに当時御存じでなければならんと私は理解をいたします。検査院の指摘は、国有財産の売渡しに関しまして処置当を得ないということで、直接には大蔵省関係のほうに批難がなされたと思いますが、その事業の内容は厚生関係の事業でありますので、当然これは厚生省でもその当時御存じであつたはずと理解をいたします。にかかわらず今年の二月まで検査を……

第13回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第4号(1952/07/25、2期、緑風会)

○森八三一君 只今朗読報告のありました聖十字学園に関する小委員会の結論は、これを以て承認をいたしたいと思います。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 予算委員会第四小委員会 第1号(1952/12/11、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(森八三一君) それでは只今から予算委員会第四小委員会第三日を開きます。  本日は地方自治関係の審議であります。かねて御了解を頂いておりまする地方財政に関連いたしまして、市の関係並びに町村の関係から意見を聴取をすることに相成つておりまして、本日は佐藤宇津宮市長と白鳥津田沼町長の御出席を頂いておりますので、只今から御両君の意見を聴取いたしたいと思います。  御両君には、非常に公務お忙しい中を繰合せ頂きまして当委員会のために御出席を頂き、それぞれの立場から御意見を承わることを得ましたことに有難く御礼を申上げまする次第であります。大体二十分間程度のおつもりでお話を頂きまして、委員の御質問にお……

第15回国会 予算委員会第四小委員会 第2号(1952/12/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(森八三一君) それでは只今から予算委員会第四小委員会の第四回を開きます。  本日の議事は自治庁関係の審議であります。只今政府委員として出席されておりますのは、鈴木次長、武岡財政部長、後藤税務部長であります。御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 三輪君から委員外発言を求められておりますから……。
【次の発言】 念のために政府委員に申上げますが、先頃三輪議員から要求の府県別、市町村別地方公務員の学歴別、勤務年数別給与と国家公務員の同様の資格におる者との給与の比較表、それから中田委員からお話のありました国家公務員の給与の実態について調査をされておる資料、西郷委員からは平衡交付金の中に見……



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データ更新日:2022/12/18

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