苫米地義三 参議院議員
3期国会発言一覧

苫米地義三[参]在籍期 : | 3期|- 4期
苫米地義三[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは苫米地義三参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

苫米地義三[参]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第6号(1954/01/29、3期、改進党)

○苫米地義三君 私は改進党を代表いたしまして、一昨日行われました政府の施政演説に対する若干の質問をいたしたいと思います。質問の最も重点は経済問題でございます。  そこで先ず吉田総理に対して御質問を申上げたいと存じます。吉田総理の演説を拝聴いたしますというと、そこに経済政策に対して大きな転換の様相が感ぜられるのでございます。即ち経済問題に関しましては、第一に国家経済の自立達成、第二には労使の協調、第三には国民の耐乏生活、こういうことを中心にして言われております。終戦以来すでに九年半を経ております。その今日に至りまして、政府が初めてこの政策を打ち出したことは、誠に遅きに失していると私は考えます。私……

第19回国会 参議院本会議 第20号(1954/03/18、3期、改進党)

○苫米地義三君 私は改進党を代表いたしまして、以下五つの点について極めて簡単に御質問を申上げたいと思います。私の質問は他の同僚諸君の質問と相当ダブるかも知れませんが、事重要な法案でございますから、政府側におきましても、どうぞ御迷惑ではございましようが、懇切明快に御答弁をお願いしたいと思います。  先ず第一点でございますが、自衛軍問題に対する我が党の基本的態度というものは決定いたしておるのでありまして、その態度と申しますことは左の四点に帰する次第でございます。その一つは、独立国として自衛軍を持つということは当然必要であること。その二は、自衛権に基く限り現行憲法に抵触するものではないということ。そ……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第5号(1954/12/06、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 私は日本民主党を代表いたしまして、本案に賛成をいたすものでございます。併しながら本補正予算の内容につきましては、必ずしも満足するものではございません。即ち本年における災害は、総括的には例年に比較いたしまして軽微であるとは申しながら、局地的には誠に深刻な被害をこうむつておりますので、これが対策費として本案に計上されました金額では、到底満足ができないのでございます。又社会保障費の増額につきましても、今日の厳粛なる社会情勢に照らしまして、この程度を以てしては、何人といえども十分であるとは思わないでありましよう。(「反対しなさい」と呼ぶ者あり)天災は不可抗力な国家災厄でありますが、社会……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第27号(1955/06/24、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 私は農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件に関し、日本民主党を代表いたしまして、賛意を表するものでございます。  すなわち、本件協定は、わが国が食糧需給上ぜひとも必要とする農産物絵入のうち、一部分を円をもって購入することでありまして、そうでなければ、わが国は貴重な外貨を支払って輸入しなければならない立場にございます。わが国の食糧の輸入及び貿易収支の見地から、これはきわめて望ましいことであると存ずるからでございます。この協定によって輸入される農産物は、いずれもわが国にとって欠くべからざるものであり、かつその輸入値段は、世界市場における競争価……

苫米地義三[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

苫米地義三[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1953/08/18、3期、改進党)

○苫米地義三君 私は極めて簡単な点を二点だけ。只今県側及び市町村側から有意義な御意見を承わりまして、これを要するに地方制度改革を必要とするという点については一致しておるようであります。ところが現在政府においては行政整理の大幅な実行をしようという計画がある。これが自然地方制度及び地方財政についての関連を持つであろうと思いますが、前田さんのやつておられる調査会が十分結論が出ない。併し次の国会には恐らく出されるだろうと思うのであります。それまで前田さんのところの調査は完了して、政府との間に十分な連絡をとるようなことになつておられるか。そうして政府側はそういう構想の下に、地方制度並びに中央の政府の行政……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 地方行政委員会 第1号(1953/10/31、3期、改進党)

○苫米地義三君 今の問題についてもう少し私も質問したいのですが、事が平和条約に根本があると思うのです。でありますから、外務大臣にこの次の機会に一つお出でを願つて、私も御質問申上げたいと思います。

第17回国会 地方行政委員会 第4号(1953/11/05、3期、改進党)

○苫米地義三君 外務大臣にもちよつと簡単なことでありますけれども、どうしても外務大臣から伺わなければならん点がございますので御迷惑をかけたのであります。その前にこの間外務政務次官等からお話がありましたが、ダレス声明のあつた後すでに三カ月、地元の方々のお話でも御心配があり、又国民待望のこの件がどうしてそんなに遅れておるかという点について明瞭に御説明はなかつたんですが、外務大臣からその点を一つ詳しく御説明願いたい。
【次の発言】 そういたしますと、重大な支障が起つたわけじやなくて、ただ事務的なそういう折衝に時を費やしておると、こういうことに伺いますが、そのうちで返還した地域の変更があるかも知らんと……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 経済安定委員会 第3号(1954/04/05、3期、改進党)

○苫米地義三君 この輸入の価格、これは価格ですけれども、数量が出ていると思いますが、その数量は二十八年度と比較してどうなるか、又価格の、単価が二十八年度と比べて、どういうふうになつているかという点について、ほんの代表的なものについて伺います。
【次の発言】 いや、それはここで伺いますと大変御迷惑でございましようから、何かあとで又資料を頂きます。ただ値段が諸外国と幾らか下向きになつて行くのじやないか、それが去年と比べてどのくらいの単価になつておるか、大掴みでいいのですよ、何%くらいか、或いは安くならんというのか、平年度と同じに見たのか……。

第19回国会 水産委員会 第閉会後2号(1954/07/08、3期、改進党)

○苫米地義三君 簡単に安藤国務大臣に伺いたいのです。最初に爆発したのは三月一日ということになつています。ところがそれから後に続いて実験をされたという噂がありますが、どれくらいやつたのか、そういう点はお調べになつておりましようか。
【次の発言】 それは一番近いところは三月一日から、それから何月までやつたのですか。
【次の発言】 その試験をした爆弾は水素爆弾のみに限つておりますか、ほかの爆弾もやつておりましようか。
【次の発言】 この放射能の強い爆弾はいろいろあるのですね。だからそのうちのいろんな種類のものについてやつたと考えていいわけですか。例えばコバルト爆弾のようなものか、そうですね。

第19回国会 水産委員会 第閉会後7号(1954/08/09、3期、改進党)

○苫米地義三君 私は簡単に二点だけ伺いたいのですが、それは水産委員会としては或いはちよつとふさわしくないかも知れませんが、今当面の処置、こういうことはお話の通りできる限りこれを緩和してやつて頂きたいということに対しては、私は楠見委員と同意見です。ところが業者が出漁の意欲を失うというようなお話がありましたが、私は全くそうだと思うのです。それはこの間のビキニの実験があれだけでもう終るものならよろしいが、これが繰返されるということになれば、こういう問題が絶えず起ることになるわけです。そこで安藤国務大臣としては外務大臣その他と連携の上で再び原爆の実験をやることに対してこれはやるということは米国の側から……

第19回国会 水産委員会 第閉会後8号(1954/08/12、3期、改進党)

○苫米地義三君 今の問題は、この前国会から委員長初め二名の委員が出て行つて大蔵大臣に面接したそのときに、はつきりと静岡、神奈川は一億五千万円、その他の県に対しては一億五千万、それだけは出すという言明を得たのでありますから、あとは事務当局を幾ら責めても、それを覆えすわけにはいかんと思うので、ただ分配の上において公正を期しなければならんから、そういう立場におきまして両当局が事務的に確認する、そういうふうに理解して私は差支えないと思うのですよ。それはそれでいいと思いますが、今の一億五千万円とかいうことは、実は応急の処置なんですね。而も根本的それを解決するという意味でなく、僅かに一部に融通をしようとい……

第19回国会 水産委員会 第閉会後17号(1954/11/08、3期、改進党)

○苫米地義三君 私一点伺いたいのですが、吉田総理が現在アメリカに行つておられるのですね。この賠償問題については事務的な交渉をやつておられますが、併し事柄が将来に亘ることであるし、賠償さえやれば実験はどんどんやつてもいいのだ、それに協力するんだというような意味にも岡崎国務大臣から言われているよへ、ですし、けれども事が非常に大きな問題でもあるし、又国際道義の点から考えて、これは非常に大きく扱つてもいい問題だと思うのです。従つて総理大臣が丁度行りている際ですからこういう問題に触れる予定でございましようか、全然総理大臣としては無関心に通るつもりでございましようか。

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後3号(1954/07/21、3期、改進党)

○苫米地義三君 私たつた一言先ほど中川委員からお話のあつた石炭化学に関する関連した問題であります。これは一つ政府側の御注意を喚起し、なおお考えを伺いたいと思います。と申しますことは、今アメリカから非常に高い石炭、強粘結炭でありますが、大量に輸入しておるわけです。これを如何に日本で供給するかということが一つの科学的な課題です。幸い北松炭が僅かに出ますけれども、これは量が少い、その他は弱粘結があるだけです。この弱粘結を利用して強粘結に変える化学的な措置というものはあるのであります。それは低温乾溜をやつて、そうしてエクス・コール、エクス炭と称しておりますが、これを弱粘結に加えてコークスを作れば外国の……

第19回国会 予算委員会 第23号(1954/03/30、3期、改進党)

○苫米地義三君 時間も大変遅くなりましたし、私の持時間が少いものですから、極く簡単にお尋ねをして見たいと思います。ただ遺憾に思いますことは、吉田総理が本日おいでにならんことであります。と申しますことは、私が伺いたいことは、吉田総理の信念について伺いたい。従つて吉田総理の心の琴線に触れて見たいと考えておつたからであります。不幸にして病気である。而もその御病気は神経痛だ。私も実は神経痛の体験を持つております。痛むときには堪えられないほど痛みますが、命には別にかかわりはないと思います。今日吉田さんは国民に耐乏生活を訴えている、耐乏生活ということは、苦痛を我慢してくれということなんであります。それであ……

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/04/22、3期、改進党)

○苫米地義三君 私の質問は二点あります。一つは、この提案されております予算に関する件、もう一つは、政治道義に対することについて御質問を申上げたいと思います。  先ず最初の予算に対する関係でありますが、昨年総理大臣の特使で派遣されました池田氏が、経済援助ということを非常に強く期待して行かれたようでありますが、その現実は一千万ドルのお土産になつたと思うのであります。極めて少額でございますけれども、アメリカの好意ある贈与であります。この贈与を最も有効適切に使用しなければならないと思うのでありますが、従来工業助成とか、或いは経済力の増強とかいうような漠然たる目的でありますというと、とかく分散助成になり……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第9号(1955/06/13、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 私は観点を変え、商売上の点から二、三御質問したいと思うのですが、藤岡団長を中心とした欧米視察団がおいでになり、その際にアメリカの原子炉、技術等を日本に提供しようというような問題になった。世界的に見て進歩したものですかどうですか。せっかく提供を受けても、それは一年や二年ですぐ廃棄されるようなものなら、そんなものは問題にならない。そういう点に対して視察の結果どういうふうにお考えになりましたか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 私の言うのはそういう意味ではない。一国のレベルが、その程度の実験炉が、ほかの国の同じ程度のものに比較してそうおくれているものではない、むしろ進歩したもので……

第22回国会 外務委員会 第11号(1955/06/17、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 はい。

第22回国会 外務委員会 第13号(1955/06/23、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 私はこの協定の承認に賛成するものでございます。  その理由は、わが国の農産物は自給の程度に達しておりませんので、その一部を海外よりの輸入に仰がなければならない実情でございます。本協定はそのうち一部を輸入するということでございますし、その内容につきましてもおおむね妥当なことかと存じておりますから、本協定を承認することに賛成するのでありますが、ただ本委員会にも現われましたようないろいろな疑点、あるいは注文、あるいは勧告等がございまして、それは一々ごもっともな点があると思うのでございます。それゆえに、贈与を受けたものの使用と、あるいは借入金の使用方法については、その実施については十分……

第22回国会 外務委員会 第18号(1955/07/19、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 ちょっと私一点だけ。このガットの問題と、各国にこれがあるのですが、いわゆるダンピングの問題ですね、これが最近出血輸出なんということがありまして、日本にもそういう点がありますが、ほかの国にも実はあると思います。そういう場合にはガットとの関係はどうなりますか。
【次の発言】 そのダンピングの裁定はどういうことできめるわけですか。

第22回国会 外務委員会 第20号(1955/07/23、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 この目論見書を拝見しますと、資本金は初年度は一億五千万円、次年度から三億ぐらいという予定になっておりますが、この目論見書の損益の表を見ますと、三年度において早くも資本金の二割の収益がある。四年度は三割の収益がある。五年度は四割に相当するような収益があるように見えますが、そういうわけですか。
【次の発言】 私の伺う趣旨は、それほど利益があるならば、この会社の目的が移民ですし、しかも農民の移住ということが眼目でありますから、農民は御承知のような工合に定着するまでどんなにしても四、五年はかかるわけです。それが五年たって四割上るような余裕があるものなら、そういう定着農民に対して、もっと……

第22回国会 商工委員会 第閉会後2号(1955/09/16、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 私一点だけ伺いたいのですが、その前に希望を申し上げますが、財政投資の希望者が非常に多いわけです。そうして財政資金が足らないわけですね。これを国策上の必要度に応じて活用するということが要点だと思う。先ほど河野君の言われたような、ある会社の化成肥料を作るために財政投資をするというようなことは非常に邪道だと思うのです。それはやりたかったら、民間資金を融通してやるべきで、財政投資を用うべきものではないと思う。そういうところにチェックの仕方が、ものさしが違うと思う。ですから今後財政資金が不足して財政の投資を要求する需要が多いのですから、そういう点について十分注意をしていくことを私は要望い……

第22回国会 商工委員会 第閉会後4号(1955/11/09、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 今材質の問題が出ましたけれども、日本の自動車というものはまあ後進産業でありますから、どうせ従来の大量生産におっつくわけにはいかない。だからそれを避けるには、日本独特の、どういうところに特色をおいた自動車を作るかということが一つのポイントじゃないかと思う。たとえばヨーロッパの車、イギリスの車でも、ドイツの車でも相当堅牢で、そうしてアメリカの車に対しては優秀だというような評判があるわけですわ。それはどこにあるかといいますというと、私の聞くところによれば、まあ設計や加工の差もありますけれども、材質の点にあるというふうにも伺っているのです。そういう面からいいますというと、日本には日本独……

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/05/19、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 この法案につきましては質疑及び討論を省略いたしまして、直ちに採決することの動議を提出いたします。

第22回国会 商工委員会 第13号(1955/06/02、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 一点だけ伺います。先ほどリンク制が大へんよかったというのですが、この場合は、たとえば肥料を輸出する、この肥料の輸出は国内価格より安くやる。そしてこういうものを持ってきてそれで埋め合せるといろのが従来の常套であったわけですね。ところがこっちの方からいくのは出血輸出をやるんだが、向うから入るものは輸出価格はわかっているけれども、向うの市価は幾らであるかということはわかっていない。この八ページの表を見ますというと、二十七年、八年、九年とどんどん上っているのですね。それほど向うの市価が上っているのかどうか、その点を資料でもありましたら伺いたい。また輸出肥料がこの二十七、八、九の間に国内……

第22回国会 商工委員会 第17号(1955/06/14、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 今の砂糖の問題と油の問題ですね、これの重要な点は国内生産がないということ、砂糖にしましても九割ぐらいは輸入に仰がなければならぬ、しかも生活の必需品である。それから油の問題も国内の生産はきわめて微々たるものである。そこでこれを国としてどういうふうに考えたらいいかということが大きな問題点であろうと思うのです。砂糖に対しては河野農林大臣が何だか就任早々専売にするというような構想を述べたことがある。それも一つの考え方かもしらんと思うのです。もう塩が御承知のように専売をして長い経験を持っておる。国内生産が不可能だ、将来とも不可能だというふうな見地に立って考えれば、特に国家的な施策として何……

第22回国会 商工委員会 第22号(1955/06/24、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 価格の安定帯を作るということは、農林省管内の仕事だと思いますが、ところが価格の決定を作るのは通産省の関係だ。由来この通産省、農林省との共管の問題は常におもしろくない摩擦も起れば、その点について弊害も起っておることがあるんですね。今度の砂糖の問題でもそういう点が原因しているのではないかと思う。所管行政が両方にまたがっているというところに何かの支障が起っているのではないでしょうか、その点を最初にお伺いいたしたい。
【次の発言】 この砂糖業者が莫大な利益を得ておるということは、これは事実なんであります。このことは少牧の人が利益を得て、そして大衆がこれを負担するということになるわけであ……

第22回国会 商工委員会 第27号(1955/07/14、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 このエネルギーの問題でちょっと質問したいのですが、今のあがっているエネルギーというのは、電力、石炭、石油と、この三要素だけなんですね。将来は当然原子力のエネルギーが加わるわけです。ところが、日本では地熱の問題が相当に有望だと思う、火山国である限り。イタリーが実行しておるような地熱の研究というものは考えなきゃならぬ。もう一つは、潮流の日本海と太平洋との落差を利用する力の応用という問題も当然考えなければならぬ。そういう点については何かお考えになっておるでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 新しいものですから、相当研究と努力をしなければならぬわけですね。ところが、地熱の問題は、……

第22回国会 商工委員会 第32号(1955/07/25、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 私は簡単なことを伺いたいのですが、品質表示ということは、品質保証ですか。品質を保証するという意味を含みますか。
【次の発言】 表示即保証みたいなことになると思います。その保証というものはですね、同一に表示をされ保証すれば値段が大体同じだということを意味するだろうと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 その単純な純綿とか純毛とかいう種類のものは簡単ですからいいですが、混紡製品というものは、混紡が非常に複雑に行われておるその場合に、表示ということは非常にむずかしいと思います。そして、同じ表示のもとに、これは同品位のものだから同じ値段だというふうに消費者は通常考えると思うのです。……

第22回国会 商工委員会 第35号(1955/07/28、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 だいぶ長時間にわたって熱心に質疑応答が続けられましたが、ほぼ尽されたような感じもいたしますので、この辺で質疑を打ち切りをしていただいたらどうかと思いますので、私から質疑打ち切りの動議を提出いたします。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会 第33号(1956/05/22、3期、自由民主党)

○苫米地義三君 二、三点だけちょっとお伺いしたい。この特定物資輸入臨時措置法というのは今どうしても必要なんですか。もし必要だとすればどういう目的で必要なのか、すなわち国内経済の立場からか、あるいは外貨の節約か、もしくは大蔵省の財源のために考えるのか、どちらなんです。
【次の発言】 特定物資の臨時措置法を出すならばもっと早く出すべきであった。大きな魚は皆逃げてしまった。すなわち砂糖であるとか、大豆であるとか、あるいは石油であるとかいう非常な大きなものは逃げてしまった。そうしてその結果として、国内には相当大きな財閥ができてしまった。そういう当然やるべかりしをやらないで、今日になって、そうしてちょう……

第24回国会 商工委員会 第35号(1956/05/24、3期、自由民主党)

○苫米地義三君 この一点だけ伺いたいのです。それはアメリカの繊維業者が日本の繊維製品の廉売について非常な物議を起しているということでありますが、国内における機械の過剰によってストックができた、そのストックのダンピングというふうな一時的な問題であったのか、あるいは恒久的に日本の製品は安いということであるのか。その原因と、それからあのトラブルの見通しをちょっとこの機会に伺いたいと思います。

第24回国会 商工委員会 第38号(1956/05/28、3期、自由民主党)

○苫米地義三君 ちょっと伺いたいのですが、今の電力の行政の機構ですが、九電力会社という制度は占領政策の最後の段階できまったわけですが、それ以来数年たっておりまして、公益事業の関係が今の機構で完全だと思いますか、あるいはこれを再編成するといった方がより以上国家のためになるというような、経験上そういうお考えが出ると思うのですが、この点どうですか。
【次の発言】 もう一点だけ伺いたいのですが、今後の電力の問題は、原子力発電ということに一つの大きな課題があるわけですね。その場合には、やはり国家資金を相当投入しなければならないと思うのですが、その場合には電源開発会社にやらせるのが妥当だと思いますか、ある……

第24回国会 内閣委員会 第15号(1956/03/16、3期、自由民主党)

○苫米地義三君 村営技術庁は今度初めてできる組織であり、これに特許局というものが除外されておるわけです。科学技術の発明奨励及び推進をするわけですが、特許審査を通してかなりそれが行われるわけだと思うのですが、将来特許局をも科学技術庁の方へ加えた方がいいか、あるいは今のままでおった方がいいのか、御批判がございませんか。
【次の発言】 もう一点伺いたいのですがね、今御説明もありましたから、大体わかりましたが、研究の組織といいますか、総合的な国の研究体制をどうするかということがやはり一番重要だと思うのですね。大学はたとえば基礎研究をやる、国の研究所はこれが応用の面に対するある程度の研究を進める、いよい……

第24回国会 内閣委員会 第16号(1956/03/20、3期、自由民主党)

○苫米地義三君 関連してちょっと。ちょうど正力国務大臣が見えておりますからお伺いしたいのですが、この法案は衆議院で付帯決議が提出されているのですね。その付帯決議の趣旨を考えてみますと、将来特許庁や何かのことも包含して、今後は省に昇格しようと言っている意味が暗黙のうちに加わっているように思うのですが、もしそうだとすれば暫定的に局を特例で置いたということもわかるのです。ですから国家行政組織法を直すという根本的な問題もさることながら、科学技術庁を省に昇格するという案があるのじゃないですか。その点を一つ伺いたい。


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣・商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/10、3期、日本民主党)

○苫米地義三君 私、一点だけお伺いしますが、先ほど海野委員からお話のあった原子力の条項がここにぽつんと出ている、その「原子力の経済的利用」というようなことは、現在のところでは及びもつかない点なんですが、むしろ今の日本の原子力の範囲では科学技術の研究段階というべきである。しかも科学技術の研究及びそれの助成ということは目下の急務である。長期計画を立てる上においてどうしても必要なものである。その点から考えてみて、この第八条の第五号にある「原子力の経済的利用」ということは、ただ動力源としての原子力だけ考えているようなものですが、ところが原子力というものはそういうものではなくて、もっと応用面の広範なもの……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第4号(1956/04/27、3期、自由民主党)

○苫米地義三君 ちょっと質問を申し上げたいのですが、この法案の中に、「国会ノ議決ヲ経タル金額ノ範囲内」としてありますが、この金額の範囲という予想金額は幾らでしょう。
【次の発言】 国会の議決を経るのですから、これは当然この国会の承認を経ることになると思うのですが、それはそういうふうに解釈していいのですか。
【次の発言】 東北振興の事業範囲がかなり広いと思うんですが、その程度の金額で東北振興の事業の目的が達成される予想ですか、あるいはただ一部分の事業のためにそれを計上したんですか、どっちでしょう。
【次の発言】 そこに問題があると思うんですが、東北興業の性格からいいまして、東北には非常に広範な開……



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データ更新日:2022/12/18

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