羽生三七 参議院議員
5期国会発言一覧

羽生三七[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期- 9期-10期
羽生三七[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは羽生三七参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

羽生三七[参]本会議発言(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 参議院本会議 第7号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私は、この際、議事進行について発言を求めます。
【次の発言】 これから、ただいま議長が諮られました院の役員の選任について議事に入るわけでありますが、この機会に、私は、この問題に関する社会党の考え方を表明いたしたいと思います。  今次参議院の選挙において、半数改選の結果、周知の通り、自民党は安定過半数を獲得いたしました。そうして、その結果、自民党は、にわかに高姿勢になり、さきに正副議長の党籍離脱問題を拒否し、さらに常任委員長の独占に近い状態を今や現出しようとしております。この機会に私どもは、あらためて参議院のあり方について、御同様十分な検討を試みる必要があると思います。(拍手)  ……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 参議院本会議 第4号(1960/02/03、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私は、日本社会党を代表して、岸内閣の施政方針に関し、岸総理並びに関係閣僚に質問を行ないます。  昨日の施政方針を総括的に批判いたしますと、第一に、外交にあっては、依然たる力の政策の過信と緊張緩和に対する具体的方針の欠除、第二に、経済にあっては、手放しの楽観論と日本経済の現状認識の不足、第三に、民主政治のあり方については、少数意見を軽視する独善的解釈、以上の三点に尽きると思いますが、以下順次具体的にお尋ねいたします。  私がここにあらためて言うまでもなく、今日の世界情勢は、かつてない大きな転換期に直面いたしております。久しきにわたって原子兵器等を含む軍備競争を続けてきた世界の大国は……

羽生三七[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

羽生三七[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 外務委員会 第閉会後1号(1959/07/08、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。  今の森委員の質問に対する外務大臣の答弁に関連してですが、この日本の区域以外の所で紛争が起った場合、その場合に中立の立場をとるかとらないかというときに、外務大臣は、自由陣営に属する日本としては、森君の言うことと同じ意味ではないが、しかし戦争に関連しては介入することはない、こういう御答弁であります。それはそれでいいと思うのです。だが、われわれの言う、今まで中立と言っていることは、岸内閣や、あるいは外務大臣や自民党がアメリカの考え方とときに同じであっても、そんなことに私は反対するものではない。人それぞれおのおのの考え方を持っているのは、これは御自由です。共産党の諸……

第32回国会 外務委員会 第閉会後3号(1959/09/02、5期、日本社会党)

○羽生三七君 総理の長い間にわたる外遊に敬意を表しながら、これから主として安全保障の問題について伺いたいのでありますが、必ずしも条約の条文に問題を限定するわけではありません。私がしばしば触れる問題でありますが、一国の安全をいかにして維持するかという、この基本的な問題から、最初若干抽象的なことになるかもしれませんが、意見を述べて、総理の見解をお尋ねしたいと思います。  今、井上委員からもいろいろお話がありましたが、どんな政党でも、これは私がしばしば申し上げることでありますが、どんな政党でも、またどんな議員でも、だれであろうとも、一国の安全をないがしろにするものはないと思います。皆祖国を愛しておる……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第5号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○羽生三七君 この国際小麦協定について、すでに他の委員会から前に御質問があって、ダブることになれば私は取りやめをいたしますが、お尋ねいたしたいことは、前にこの協定を結んだ際、当委員会で十分論議された点は、通常のコマーシャル・ベースで輸入する場合と協定価格の場合との利害得失、さらに、日本が協定を結んでおった今日まで、過去において通常の商業べースと協定価格の実施との間にどういう利害得失があったか、この問題であります。従って、最近の世界の食糧事情等から見て政府として、この協定を引き続き継続していくことが、今後とも日本のために、また日本の食糧事情からいって有利なのか。その見通し、つまり過去の利害得失と……

第33回国会 外務委員会 第7号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○羽生三七君 これは、今各委員からお話しのように、先日の参議院の本会議における提案理由で足りないところを、それぞれの局長等から補足をして説明されるだろうと思って私どもはここへ出てきたのです。だから、特に御注意したいことは、衆議院と参議院は違うわけです。衆議院で何が論議されたものかは、僕らは新聞で見ているだけで、そんなことは関係ないことだ。衆議院とは違うのですから、全く最初からスタートして始めるわけです。だから、質疑の過程では、衆議院でもこういう質問が出たからそれはどうだとか、あなたの御質問に対してはこういう見解を持っていると、そういう御説明ならばわかりますが、全面的に、参議院にかかわりのない衆……

第33回国会 外務委員会 第9号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ベトナム賠償関係二件の審議に際して、これとは直接の関連はありませんが、私は主として、ガリオア、イロアの問題について、外務大臣、大蔵大臣にお尋ねをいたしたいと思います。この問題につきましては、私、数年前に参議院の本会議で、当時の緒方副総理にお尋ねをいたしたことがあります。その後も、さきに本院の予算委員会で大蔵大臣にちょっとお尋ねをしたことがありますが、私の基本的立場では、この種の問題について、やぶをつついてヘビを出すようなことをしてもいかがかと考えましたので、さきになくなられた重光外相当時、差しつかえがあるならば、むしろ質問は控えてもかまわないが、ということを申して、お打ち合わせを……

第33回国会 外務委員会 第26号(1959/12/26、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私簡単なことですが、今のお話の点の吉田・アチソン交換公文を新しくする場合に、文章の具体的な問題はとにかくとして、内容的にはこういうようなものだということをある程度お話し願えませんか。もうこれで外務委員会も終わって、縦議院では来月の適当な時期に本会議を開いて、そこで総理の所信表明を求めるというようなことを言っていますけれども、これは確定的に行なわれるかどうかわからない。そうであるとすれば、外務大臣がこのまま渡米されることになるので、他の点は大体承知しておりますが、今の点だけは、もうちょっとわかっておったらお願いします。
【次の発言】 その内容は。


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 外務委員会 第3号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○羽生三七君 この案件に直接の関連はないのですが、貿易の関係でちょっとお尋ねしたいのですけれども、最近、貿易為替の自由化問題から、これが日本経済に及ぼす影響が論議されている問題の中に、新しい問題として、日本の円レートが国際的に占める地位といいますか、円レートの価値の判断が貿易に及ぼす影響というものが非常にウエートが大きいということをいろいろな角度から論証されてきておるのですが、今の日本の為替レートというものは、国際的な位置付けから見て、どういうところにあるのか。割高とか、割安とか、それは、基準の取り方は非常にむずかしいもので、われわれのようなしろうとにはわからないのですが、もしどなたか、わかっ……

第34回国会 外務委員会 第7号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○羽生三七君 三、四年前ですか、海外移住振興会社が本委員会で審議された際に、どうもその法案の性質がよく把握できずに、われわれとしてはこれは一種のトンネル会社になるのではないかということでずいぶんこの委員会では論議をされたわけです。ところがその海外移住振興会社が行なうべき仕事はその後どうなっておるのか、そういうものが存在し、これがすべて日本の海外移住に関する中心的な機関になるように説明されてきたと思うのですが、それとは別にただいまの審議案件というものが出てきたわけですが、それとの関係はどうなのか。それで、これはこれで単に総括的な資金の貸付の問題だけということになるかもしれませんが、しかし海外移住……

第34回国会 外務委員会 第9号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。この種の問題をこの委員会であまり微妙なことをお尋ねするのもどうかと思って私も差し控えておったのですが、今、森委員のお尋ねもあったように、また先ほど外務大臣のお話があった中にもあるのですが、この外務大臣が言われた、最初の政治性なしに、より高度の、他の政治問題との関連なしにこの問題が片づくかどうかという問題であります。私は年々漁獲量が減っていくというこの事実を見、それからまたその都度出してくるソ連の各種いろいろな提案や条件というものを必ずしもそのまま容認するものでもないし、またソ連の大国主義的なにおいのするような態度も必ずしも私は愉快に思ってはいない。しかし、そうは思うが、……

第34回国会 外務委員会 第10号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○羽生三七君 課税の具体的な内容は別として、インドと日本との間の経済上のつながり、たとえば貿易においてはどの程度、それからおもなる事業というのはどういうものがあるか、そういう経済上の関連性の概要がわかったら、簡単でよろしいですから御説明いただきたい。
【次の発言】 大きな企業というと、どういうものがあるのですか、六つの法人事業は。
【次の発言】 製鉄関係どうなっておりますか。
【次の発言】 アジアの中の一番大国といわれておるインドとの貿易が、延べ払いは別としても、片道六千万ドルわずかオーバーする程度、非常に何か少ないような気がするのですが、今後の見通しなんかどうなんですか。今は漸増的な趨勢にあ……

第34回国会 予算委員会 第10号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。今の小林委員の発言と大体同じなのですが、前の日華条約を審議するときの委員会の大勢は、私はそのときは関係しておりませんが、その大勢は、台湾が全中国本土に対して主権を持つという意味でなしに、現に事実的に成立をしておる台湾という現実の事態を承認する意味で、その主権が本土に及ぶとか及ばないとかいうことを別にして、事実関係として交渉に入る、こういうことだったのです。これは今の速記録を読まれたことから見ても間違いのない事実であります。だから台湾政府の主権が中国本土に及ぶとか及ばないとかということは、全然吉田前総理も言ってないし、岡崎前外務大臣も言っていない。また今の政府の言われたこ……

第34回国会 予算委員会 第11号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して簡単に承りますが、アメリカは、日本の今度の条約のほかに、アメリカと韓国との米韓条約を結んでおる。だから日本とアメリカとの条約、それから韓国とアメリカとの条約で、竹島がそういう問題になったときには、アメリカという国はどういう態度をとることになるか、これを承りたい。
【次の発言】 関連して。政府の言うことはよくわかるのです。それは急迫不正の攻撃があった場合に、日本が直ちに自衛力を発動する場合もあるし、場合によれば外交交渉にゆだねる場合もあるのです。そこで日本としては外交交渉にゆだねようと思ったときに協議する余地もない間に、アメリカが即時これを共通の危険とみなして対処し……

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。公務員の今の給与改訂を人事院勧告通りやる場合には、もし近い将来にやるとすれば、時期はどの程度のころを想定されているのか。あるいは財源的にはどのくらいかかるのか。それは補正予算という形をとるのか。時期的な問題とその財源がどの程度に要るか、それをお知らせ願いたい。
【次の発言】 関連。ちょっと抽象的な質問になるかもしれませんが、今のに関連して承りたいことは、所得倍増計画というものの内容的なものが、はっきり私自身まだつかめないから、お教えをいただきたい。  というのは、たとえば本年度予算が一兆五千六百億。そこで、所得倍増計画を立てて予算規模を特別にふやすわけにはいかな……

第34回国会 予算委員会 第14号(1960/03/12、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私は特に答弁を要することではないのですが、今のレバノンの出兵要請は、当時レバノンの国会議長並びに国会議員の多数の意思に反して行なわれたことを想起すべきであります。

第34回国会 予算委員会 第15号(1960/03/14、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私は三十五年度予算に関連して、日本経済の動向を中心にお尋ねをいたしたいと思います。  最初に質問の出発点を明白にする意味におきまして申し上げるのでありますが、それは二月三日の参議院の本会議で、政府の施政方針に対する私の質問の際に、大蔵大臣は質問の趣旨を若干誤解されておると思いますので、その点について申し上げたいと思います。  それは、私は三十五年度予算は積極性が強過ぎると批判したのではないのであります。しかし御答弁はそういう形でされておりますが、私の申し上げたのは、国民生産や所得が増加をすれば必然に予算規模がある程度ふくらむのは当然であるから、必ずしも予算の総ワクを問題にするわけ……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して簡単に。先ほどの小林君の質問に対する答えがちょっと不明確だったのでお伺いいたしますが、日本と韓国、日本とアメリカとの間で、この問題でどういう交渉をしてきたかと言われましたが、私はそれを具体的に、どういうレベルの方が話をされているのか、単に事務当局がちょこちょこと事務的に話をしているのか、大臣なり、場合によったら総理大臣なり、相手のしかるべき人と、少なくともちゃんと整った形でやっている会談でなければ、この問題はあまり意味がないと思うのですが、そういうことについて、どういうレベルの方が話し合ったのか。あるいは、もう一つは、先ほど国際司法裁判所に提訴する場合に、韓国の同意がなか……

第34回国会 予算委員会 第21号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。アメリカが一般的に言っておる極東の範囲というものは、今外務大臣のお話の通りと思います。そこで今度の条約に言っておるこの極東の範囲という場合に、日米間に日本の今の政府の解釈しておる解釈というものは、アメリカ側の合意を取りつけての統一解釈でありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 西田さんの前段の質問で関連質問しようと思ったところが、西田さん次に移られたので、ちょっと前に戻りますが、中立の場合、私がしばしばこの委員会、本会議等で申し上げたように、政府が、あるいは岸総理、岸内閣が、アメリカの考え方と同じであったり、あるいは自由陣営に好意を持ったり、あるいは社会観、……

第34回国会 予算委員会 第23号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○羽生三七君 次に進む前に、関連して……。政府は、この日米安保条約を、一応戦争の抑止的な力と考えているから、戦争が起こったら、政府も、これは日本は終わりだと思っていると思うのです。私はそう思っている。そこで案外、その点は安易に考えているんじゃないかと思うのですが、日米の事前協議の場合の協議会のメンバーですね、これは一応新聞等に伝えられておりましたが、その場合に、昔の戦争は侵略的な性格が多かったので、余裕があった。だから御前会議というようなものをやって、長い時間をかけて、ずいぶん同盟を作るとか作らぬということも協議したわけです。近代戦争ではそんな余裕はないから、協議会のメンバーがちょこっときめれ……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 外務委員会 第閉会後3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○羽生三七君 先ほど小坂外務大臣の外交に臨む所信を承ったわけですが、池田内閣それから小坂外交の基調を大体大要すると、自由諸国との提携強化と国連中心主義、この二つにあるように思われるわけです。しかし、率直に申しまして、日本が今日当面をしておる外交上の方針としては、われわれと政府との立場の違いは別としても、これだけでは非常に不明確ではないかと思うのであります。所信の点にもいささか触れられておりますが、そもそも今日の世界の緊張とかあるいは冷戦といわれるものは、東西の対立関係に起因しておるのでありますから、この緊張あるいは冷戦を緩和することが日本の外交の基調でなければならぬと思うのであります。発足後ま……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 外務委員会 第3号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私、きょうは質問の予定は全然なかったわけですが、一つだけお伺いしますが、実は、私が今この委員会を中座をして予算委員会へ行きましたところが、たまたま同僚議員が、先日の私の池田総理に対する日中関係の問題で劈頭に質問をいたしまして、そこへ池田総理からこういう答えがあった。日中関係については、政治的な問題にからまない限り郵便、気象協定等はやります。所管省に具体的にやってもらいます。こういうお答えがありました。そこで私は、先方の希望もあることでしょうし、あるかないか、希望の点もあるでしょう。それからさらに、実際もし具体的にそういうことをやろうと思えば、どこで会談をするのか、どういうレベルの……

第37回国会 予算委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○羽生三七君 昭和三十五年度の補正予算の審議に際しまして、予算に直接関連する問題につきましては、同僚各位に譲ることといたしまして、私は、主としてこの際外交問題並びに経済問題にも若干触れてお尋ねをしたいと思います。  アメリカの共和党のアイゼンハワー大統領が、新しく当選しました民主党のケネディに変わったわけでありますが、このケネディ新大統領のもとで、いよいよ新しい時代を迎えることになりましたが、この布陣も、ラスク国務長官、それからボールズ次官、さらにスチブンソン国連大使という新しい布陣で大いに世界の注目を集めておるわけであります。アメリカの民主党へ共和党から政権が移動したといっても、アメリカのこ……

第37回国会 予算委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連……。実はこの前の国会の予算の分科会で、ここにおられる同僚鈴木委員、それから永岡委員ともども、私どもとしては前運輸大臣に、国鉄の経営というものが独立採算制の精神を貫くのか、あるいは公共企業体として一般会計からの補てんを将来も十分考慮しながら、そういう公共性を貫くのか、どっちに性格の重点を置くのかということでお尋ねをして、その場合に運輸大臣が、重大な問題ですから、国鉄のあり方について根本的に今検討中である、近く結論が出ますということを言われたのが本年の三月の末でございます。その後もずいぶん久しいことになっておりますが、前大臣から引き続いてそういうことを今度の新しい運輸大……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 外務委員会 第閉会後2号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○羽生三七君 今の問題に関連してですが、ベルリン問題なんかで日本がアメリカから相談を受けるような立場になったということが、日本が大国に成長したということで、慶賀するという意見もあるようですが、それもけっこうではありますが、しかし、同時に、相談を受けるからには、やはり責任もこれに伴うのではないかと感ずるわけです。ですから、単に喜んでばかりはおられない。責任の所在という問題もまたおのずから考えなければならぬのじゃないかと思います。しかし、われわれは、ベルリン問題が米ソ両陣営ともそれぞれ考えておるから、いわれるような危機というものは現実に起こるかどうかは、これは非常に疑問であるし、また、そんなことに……

第38回国会 外務委員会 第3号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連してですが、まあ質問というより、若干意見になるかもしれませんが、アメリカ問題は、これは非常は複雑なので、軽々なことも言えないと思いますが、しかし私は、やっぱり何よりも、ソ連の言うような国連事務総長の不信任というようなことに直ちに私は同じ意見であるということでものを言うわけではないのですから、それは誤解のないように願いますが、いずれにしても、国連の態度はいつもあいまいなのです。たとえば、今度だって、ルムンバの殺害によって、ケネディ大統領やスチブソン国連大使等も実は解決策を見失った、望みをかけていた糸口も切られてしまったと、アメリカ自身が非常な当惑をしておるだろうと思う。なぜそう……

第38回国会 外務委員会 第閉会後3号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ソ連が従来も、ベルリン問題で、ある程度の強い態度を示しながら、しかし実際には、先ほど欧亜局長からお話があったように、キャンセルというのか、一応見送って時を待つと、そういう態度をとってきたところが、今度はさらに今までにない強い立場を示したわけで、その原因が、たまたまベルリン問題が世界の危機の焦点の一つといわれておるから、そういう一般的な問題もあるでしょうが、その原因が、単に、今お話が情文局長からあったように、時たま起こる緊張、二年に一回か三年に一回か、とにかくたまたま起こる緊張なのか。それとも、今度ソ連がこういう強い態度を示したということは、客観的にはどういう情勢からそういう態度を……

第38回国会 外務委員会 第4号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○羽生三七君 佐藤さんから、ただいま松平国連大使の発言についての御発言がありましたので、これに関連をして、符に今佐藤先生からお話しになった問題を、こまかいことから先にお尋ねをしたいと思います。  今の御発言で行くと、大使がどういう発言をしようとも自由であるというふうにとられるのでありますが、私は、この松平発言は、憲法九十九条に規定する、公務員は憲法を尊重し、擁護する義務を負う、これに違反しておると思います。法制局では、憲法についての意見を述べることは自由である、こう解釈をいたしておるようでありますが、私は、その問題とこれとは根本的に違うと思います。憲法についての疑義について意見を述べる場合と、……

第38回国会 外務委員会 第閉会後4号(1961/09/12、5期、日本社会党)

○羽生三七君 実は、私も予算委員会で辻さんとすぐ近くに席を並べておって、出発直前までいろいろ話をしておりましたから、関心は持っておったのですが、心配しておった一人でありますけれども、ただ、問題が、かりに国交のない国へ入られたものとして、どういう目的で入られておるのか、その目的もわからないし、その間国会議員としていろいろ問題も起こってはと非常に心配をしておった一人です。しかし、きょうここでこういうふうに問題になってきたから意見を申し上げますが、どういう目的で向こうへ入られたのか、しかも、国交のない国にとってはなおさらそこのところは問題になると思う。だから、そこは非常に外務省としてもやりにくいだろ……

第38回国会 外務委員会 第5号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○羽生三七君 賛成です。
【次の発言】 この文化協定については、条文の上から見て、特に何も問題があるとは思いませんが、実体的に、この両協定を結んで、どういうことが直ちに起こってくるのか、また、現に起こっている問題を処理するために協定を必要とするのか、その辺を補足的に一つ説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 この協定が成立する以前においても、自由な文化の交流があったと思うのでありますが、こういうことは、もちろん異議のない、賛成する問題ですけれども、特にこの協定を結ぶことによって、結んだ方がいいにきまっているけれども、結ばない場合の不利益といいますか、障害、結んだことによって得られるプ……

第38回国会 外務委員会 第9号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。今度のような場合には、何か外務省自体として検討されたのですか。つまり、こういうような、この種の問題が起こった場合に、日米間で協議する前に、そういうふうな事態であるかどうかは外務省の判断ですから、そういう場合に、外務省として、今度の事態に対して何か省内で御検討なさったことはありますか。

第38回国会 外務委員会 第11号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私は、きょうは質問の予定は何もないんですが、今出たから、一言申し上げておかなければならぬと思うのです。私は、大臣の今のお考え方でいいと思うのです、この問題に関しては、キューバの問題はキューバ自身の問題で、これは内政問題です。ですから、アメリカがキューバのカストロ政権に対して砂糖の貿易上の禁止措置を講じて、それに対して、ソ連が逆にキューバ砂糖の買い上げを決定して、そこで、いろいろ貿易業者がごたごたがあるかもしらぬけれども、それはキューバ自身の問題で、日本がかれこれ言うことはさらさらないと思います。問題はむしろそんなことでなしに、一昨日来起こっている問題がもしさらにこれ以上発展したよ……

第38回国会 外務委員会 第12号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○羽生三七君 この協定は、相手国はオランダ、ベルギー、ルクセンブルグ等個々に署名されることになっておるようでありますが、しかし、同時に、この協定は、日本を一方の当事者として、ベネルックスの三国を一体として他方の当事者とするということになっております。具体的に問題を処理する場合には、個々の国とやるのか、三国の中に何か統一的な事務局みたいなものがあって、そこで処理されるのか、その辺はどうなっておりますか。
【次の発言】 一体として行動する場合には、何か三国統一的な事務局がどこかの国にあるわけですか。どこが中心になるわけですか。
【次の発言】 この三国の経済同盟と、もう一つ、この中に出てくる欧州経済……

第38回国会 外務委員会 第13号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょうど森さんが日韓問題に触れられて御質問があったので、一点だけ外務大臣にお尋ねをいたしますが、外務省は直接関係をされていないようですが、自民党の外交問題調査会ですかで、韓国へのてこ入れということを、そういう表現があったようですが、とにかく韓国の政治経済その他の安定策に何らかのてこ入れをするということが考えられ、さらに、この前の予算委員会の際に、私が、ガリオア、イロアの返済について、韓国の商工大臣がそれを韓国向けに振り向けてもらうことを期待しておるようだが、そういうことはないかとお尋ねした際に、総理は、そういうことはないとお話がありましたが、自民党側としては、低開発国援助の一環と……

第38回国会 外務委員会 第15号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○羽生三七君 答弁の前に、関連して一緒にやっていただきますが、ただいまの問題で、この前、公式の席ではないのですが、水田大蔵大臣の話で、パキスタンを初めAA諸国、それからソ連等では長期の延べ払いを希望しておると、それを認めれば、日本の輸出は相当拡大をすると思われる。しかし、外貨の延べ払いですから、年度間における外貨の日本の受取勘定からいうと、必ずしも目に見えたプラスになるわけではないので、外貨事情からいって一部に異論があって、なかなか思うようにいかない、こういうことを言っておられたわけです。しかし、今のお話、佐多委員のお話にもありましたけれども、延べ払いというものが、パキスタンのみならず、各国の……

第38回国会 外務委員会 第16号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○羽生三七君 昨年度キューバーからの砂糖輸入が二十万トンに減ったというのは、それは、貿易のアンバランスのためか、政情不安定のためか、どういうことですか、具体的には。
【次の発言】 キューバでなしに、ほかの方もやっていいのですか。
【次の発言】 この犯罪の防止に関連する案件でちょっとお尋ねしたいのですが、この研修所を、国連で、アジア及び極東地域に特に設けるということになったのか、世界の他の地域にも同様のものがあるのか、その辺はどういうことですか。
【次の発言】 この種のものが国連で統一的に、加盟各国の共通の問題として取り上げられることはわかるのですが、特定の地域に限定をして作るということは、どう……

第38回国会 外務委員会 第17号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。そうすると、そういういう場合、国営貿易をやっている国は、私人、私の貿易商とはどういう関係になるのですか、この条約で。
【次の発言】 ちょっと事務的なことになるのですが、よくわからないので、機構を承わりたいのですが、これは、何か常設機関というものがあれば、どういう形のものか、それから、この仲裁人の選定というのはだれがやるのか、どういう人がなるのか、そういう機構的なことをちょっとわかるように説明していただきたい。
【次の発言】 国内はそれでわかりましたが、国連ではどういう名称で、常設機関はどうなっておりますか。

第38回国会 外務委員会 第18号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○羽生三七君 この両件について、両国とも万国郵便連合の約定に参加していない理由はどういうことですか。
【次の発言】 それからもう一つは、オーストラリアとの関係では、通常郵便為替だけなんですね。それに対して、パキスタンとの間では、電信為替も交換できるということになっておるのですが、そういう差ができるのは、どういう関係でしょうか。
【次の発言】 同意を得られなかった部分については、やはりこの第三国の仲介で行なうことになるのですか。
【次の発言】 今日でなくともよろしいのですが、次の機会に、このフィリピンの賠償は、一体どういうふうに進んでおるのか。実施になってから今日までの進行状況を一つ説明していた……

第38回国会 外務委員会 第19号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○羽生三七君 今のアメリカとの関係ですが、大豆の輸入自由化は、今度の農基法の審議の上からでも、いろいろ自由化のことが問題になる。またその他の機会にも、いろいろとこの点は問題にされておる点ですが、それらの点について、一体これは、外務省でそういうことが十分に答弁ができるかどうかわかりませんが、日本農業に及ぼす影響、その弊害、影響をチェックする具体的な対策等はどうなっておるのか。その点を少し明らかにしていただきたい。
【次の発言】 それで、先ほどの大豆輸入自由化の場合に、今の当面の施策は、今大臣からお話がありましたが、具体的に、この輸入の量などはどの程度見込まれるのか。これは、市場の需給関係にもより……

第38回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1961/06/30、5期、日本社会党)

○委員外議員(羽生三七君) 貴重な時間を委員外発言をお許しいただいて、お礼を申し上げます。  今度のこの水害についてでありますが、所管省の農林省以外の、建設省、厚生省等、各方面にわたる問題点があるわけでありますが、周東農林大臣は、農林大臣としてのみならず、総理大臣の代理も兼ねられておりますので、この際特に、二、三重要と思われる問題をここにあげて対策をお願いいたしたいと思います。当面の対策は、昨日の次官会議で一応の基準はきまったようでありますけれども、なお気のついた点を申し上げて御配慮をわずらわしたいと思います。  今回の水害は、長野県等を初め、関東、中部、近畿等多方面にわたっておりますけれども……

第38回国会 予算委員会 第4号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。不足したという場合ですね、資金が。これは、使い切った場合を不足したとおっしゃるのか、資金が必ずしも潤沢でないという場合を不足したと解釈されるのか。普通、計上してある予算を使い切って、ほんとうに足りなくなった場合の不足したという解釈か、必ずしも資金が潤沢でないと、そういう解釈か。もし後者の解釈なら、どんなことでもやれることになるんです。資金が潤沢でないかち、幾らでも次の年度を見通して余裕があれば補正でやっていく。だから、その不足したとは、持っておる金が現実に足りなくなったという解釈なのか、必ずしも潤沢でないという解釈をしておるのか、どちらでありますか。

第38回国会 予算委員会 第8号(1961/03/06、5期、日本社会党)

○羽生三七君 三十六年度予算の審議に際しまして、予算の前提となるべき国際情勢を中心にして若干の質疑を行ないたいと思います。  最初に、いささか意見にわたって恐縮でありますが、政治のあり方について一言総理の所感をただしたいと思います。政府は、施政方針演説におきまして日本経済の高度成長を誇示されておりますが、確かに成長率だけでいえば世界で最も高い水準にあることは、これは事実であります。しかしそれにもかかわらず、日本経済の二重構造は依然として解消されず、繁栄の陰にかくれた暗い断面も多方面にわたって存在をしております。しかるに政府の態度は、いいことずくめの発言が多くて、高度成長と繁栄の陰にある問題を率……

第38回国会 予算委員会 第10号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連。先ほど来、木村さんの質疑された問題に関連することでありますが、私は結論から先に言いますと、所得倍増計画という名前はやめた方がいいのではないか、これは昨年の当予算委員会で申し上げておる。長期経済十カ年計画とかそういう呼び方をすべきで、つまり国民総生産、国民総所得は確かに上がります。しかし高度成長と一人々々の所得が正比例するかというと、正比例する部分もあるし、そうでない部分もある。ところが国民一般は、所得倍増計画というものを、これはいつも木村さんが言われるように、三万円の俸給が六万円になるのだ、十年先には。そういうものとして理解をして、俸給生活者がそうだから他のサービス……

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/03/13、5期、日本社会党)

○羽生三七君 御指摘の点は問題であろうと思います。しかし、政府が地方に通牒を出したり、あるいは内容を検討する場合には、十分な考慮を払うという、長い間多数決主義というものは、民主主義の原理なんです。だから多数党が少数党の意見を尊重しなければならない。それから少数党が多数党に反して暴力をふるっていいなんということは絶対ありません。そういうことを必ずしも言っているわけではないのです。ですから、それは若干皆さんの立場にとっては問題があっても、それを地方に通牒を出したり、あるいは教科書を改訂する場合には、根本的な配慮がなくてはならぬ。だれが要求したからすぐ教科書が直ってしまうというようなことでは、これは……

第38回国会 予算委員会 第14号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連質問。この場を借りて自分の勉強の場にさせていただいて非常に恐縮ですが、どうして日本の海運界が国際的な競争力がないのか。その理由が私、どうしてもよくのみ込めないのです。他の大企業は、国際競争力がだんだん強くなって、相当の利潤も上げ、生産性も上がっている。海運だけは政府の援助がなければ、どうしてもやっていけぬという理由はどこにあるのか。これは戦争による破壊というものが、まだ引き続いているのかどうか。その点を一つお教えをいただきたい。

第38回国会 予算委員会 第17号(1961/03/20、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。今まで承ったところでは、了解に苦しむ点があるのです。日本としてはこういう主張を持っておると、そういう立場で合同委員会に臨むべきで、その立場がはっきりしていないのです。ですから、合同委員会に臨んでいって何を日本は言おうとするのか、そこが問題だと思います。それから、この種の問題を、まあ半年とか一年というならとにかく、数年にわたって、今、政府委員のお話のように、係官の人だけがやっておっていい性質のものかどうか。日本に確固たる根拠があるものなら、やはり国際上の問題ですから、責任ある地位の人がもっとしっかりした交渉をやるべきだ。その点をお伺いいたします。

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。先ほど来阿部委員、それから阿具根委員からじゅんじゅんと石炭対策、炭鉱問題のお話がありましたが、私は全くのこの問題はずぶのしろうとでありますので、あるいは的をはずれているかもしれませんが、この石炭産業は、このエネルギーの転換と関連をして、日本の多くの産業の中でただ一つ今斜陽産業なんです。この対策については、政府では炭鉱離職者対策費等を計上しております。それは職業訓練費等若干なものにすぎない、根本的、抜本的対策ではありません。あるいは保安施設の問題については単に金融ということだけをいわれている。しかも労働力は、将来高度成長に比例して多くの部門において労働力がむしろ不足をするとい……

第38回国会 予算委員会 第19号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。この国際収支の赤字の原因が主として輸入の増加にあるということは、われわれも大体了承しておりますが、この場合、この輸入増加は高度成長政策に伴う原料、機械等の輸入、これのウエートが圧倒的に多いと思うのです。この基調が、もしずっとこの趨勢が続いていく場合には、三十六年度二億ドルの黒字を確保するためには、それを上回る圧倒的な輸出の伸びがないと、私はそれは二億ドルの黒字達成は可能でないと思う。だから今の段階における大蔵大臣の御説明、よくわかりますが、今後の見通しとして、今の赤字の原因というものは、またアメリカのドル防衛とか、あるいは今申し上げた輸入のこの原料、機械等の高度成長政策……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/24、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。質問というより、注文を労働大臣にいたしておきます。  最近私見ておって、この行政府に対する党側の介入が非常に目立つわけです。たとえば医療問題もしかりですよ。それから中国問題についても、外交問題についても同様のことが見受けられます。また、今度のILO問題でも同様であります。だから行政府に対する党側の不当な介入については、大臣がもっと勇気を持って進まれんことを望みます。というのは、政党政治であるからそれは当然といえばそれまででありますが、あまりにもこの介入がえら過ぎる。大臣が勇気を持って所信に邁進して、うしろ向きのところへ邁進されてはなんですが、前向きの前進をされる……

第38回国会 予算委員会 第22号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。総理大臣に伺いますが、今の大矢、木村両委員の質問に関連する問題であります。三十六年度の下期から七年度にかけて日本の輸出について十分な確信があって、経済が上向きの態勢にあるという、そういう自信を持たれるならば、一時的な今日の赤字はわれわれ自身も大して問題にすることはないと思います。趨勢としては確かにこれは国際収支の赤字は問題でありますけれども、六年度下期並びに七年度にかけて世界情勢等の関係からいって、大した心配はない。むしろ回復して上向きの姿勢になるということなら、一時的な現在の趨勢は、これは基調的なものではないとしてわれわれも了解できますが、その点はどうか、これが第一点であ……

第38回国会 予算委員会 第25号(1961/05/20、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連質問でありますし、それに、本件については、本予算の際に詳細に承ったので、私は一問だけ総理大臣にお伺いいたします。なぜこのガリオア、エロアに関する資料が公開できないのか。私は、外交のことは何でも公開の席でしゃべっていいとは申しません。たとえば、中国問題にしても、あるいはその他最高度の外交上、政治上の問題を一から十まで公開の席上で説明しろということは、これは言う方も無理だろうと思います。私はそういうことを言っておるのじゃない。そういう高度の政治上、外交上の問題とも思われない、純経済上の問題であるこの対米債務問題、しかもこれは、金銭上で幾ら借りたか、あるいはどれだけが純粋のクレジッ……

第38回国会 予算委員会 第28号(1961/05/27、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。ただいまの大矢委員の質問に関連をし、それから、最近新聞等に伝えられる、日銀当局が、今大矢君も指摘したように、若干の金融上の配慮をしなければならない段階にきているというような、そういう表現もあり、また政府の中にも、行政的なコントロールは好ましくないが、しかし、金融界あるいは業界自身の自主的な規制は望ましいと、こういう形で、今政府が積極的に何らかの規制をするという積極的な表現はありませんが、今申し上げたような諸般のいろいろな動きがあるのが現在の段階だろうと思います。そこで、先ほど来の質疑応答を拝聴しておって、私総合的に次の点を承りたいと思うのですが、第一番に、政府は経済の基……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 外務委員会 第3号(1961/10/10、5期、日本社会党)

○羽生三七君 このペルーの協定の場合、この提案理由の説明にもあるように、戦前の条約は通商航海条約となっておったのが、今度通商に関する日本とペルーとの協定ということに、単に通商に限定されておるのはどういうわけか。これと同じように、インドネシア共和国の場合も、友好通商航海条約となっていないのはどういうわけなのか。その間の事情を御説明願いたい。
【次の発言】 このインドネシアの場合、平和条約の中にそれがあるとすれば、なおさらそれによってカバーできるということでなしに、むしろ積極的に航海条約ということもうたったほうがよかったのではないかと思いますが、それができなかった根拠は何か薄弱なような気がするので……

第39回国会 外務委員会 第5号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○羽生三七君 このインドネシアとペルー、両方とも、先方のほうはどういうふうに進行しているのですか。

第39回国会 外務委員会 第6号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○羽生三七君 この両件については、質疑の際にも明らかにしたように、通商関係だけでありますので、すみやかに通商航海条約として発足するよう、政府の一段の努力を要望して、両件に賛成いたします。
【次の発言】 この前、補足説明の際に御説明があったかどうか、あればそれでよろしいんですが、このすず協定については、国際価格の変動の激しい商品として指定されているわけですが、なぜ、そんなにすずが激しい価格変動するのか、その辺の事情を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 これも、この前説明があれば、重ねてお尋ねするのもどうかと思うのですが、この協定を結ぶ結果、わが国としては、どういう利益があるのか、年間の……

第39回国会 外務委員会 第8号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○羽生三七君 今のフィリピン共和国との友好通商航海条約との関係ですが、御説明にあったこの条約は、日本にとっては好ましいので、すみやかに批准の促進をやることは、もちろん異議はないのですが、相手国のフィリピンが大統領選挙の関係があって、政情が微妙なものだと言われておるんですが、本来政治的なものでないこの種の通商航海条約で、政治的微妙というのは、どういうことを意味するのか。しかし、これはいろいろ微妙な問題があると思うので、御説明にも限界があろうと思いますが、工合が悪かったら、速記をとめてもいいですから、少し事情を説明してもらいたい。
【次の発言】 その程度の理由は、先ほどのことでわかるんですが、重ね……

第39回国会 外務委員会 第9号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私のは質問ではないが、今の杉原委員の御指摘は、きわめて適切だと思います。私どもとしても、これが今度一つの先例みたいになって、今後この種の事後承認というものが安易に扱われては困りますので、厳にこの点については、政府としても今後再びかかることのないように、かりにある場合も、これはもうほんとうに万やむを得ないということを厳格に堅持されることを希望いたしておきます。答弁は要りません。

第39回国会 予算委員会 第3号(1961/10/14、5期、日本社会党)

○羽生三七君 心がまえとしては、まさに総理の言われる通りだと思います。先ほども触れましたように、しからば、どうしてその契機をつかむか、実際問題として、この共同宣言の際に平和条約ができれば、歯舞、色丹だけは返すとソ連は言いましたが、その後、安保条約によって外国の基地が存在する限り、これは見送りということになりましたが、しかし、私は率直に申して、この安保条約がかりにあっても、そういう条件の変更によってこの領土返還という問題が左右される性質のものではないと思います。これは私はそういうふうに確信いたします。しかし、現実問題としてはなかなか打開の道がないので、だれが発議をとるか、それじゃ日本が国会で論議……

第39回国会 予算委員会 第4号(1961/10/16、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。ちょっと疑問の点があるので承りますが、歯舞、色丹、国後、択捉は日ソ間で交渉ができる、それからいわゆる千島といわれる北方領土ですね、これはサンフランシスコ平和条約で放棄しておるから、これは国際会議でと、こういうのですか。千島列島全部、歯舞、色丹、国後、択捉を含めて、これは全部国際会議でと、こう言われるのか。明瞭に分けて、歯舞、色丹、国後、択捉は日ソ間の交渉対象。ソ連が何というか、これは別です。日ソ間の交渉。それ以外についてはサンフランシスコ条約で放棄しているから、これは国際間の話し合いの問題であろう、日本の関知するところではない、こういうことなんですか。

第39回国会 予算委員会 第9号(1961/10/21、5期、日本社会党)

○羽生三七君 議事進行。佐多さんの質問に対する答弁が不十分な場合、あとから調査すると言っても、きょうは予算の最終日で、際限もなく自民党の方も待つ御意思もないだろうし、他の会派でも御同様だろうと思う。だから、佐多さんもできるだけ議事を進行していただいて、同時に、政府委員も、事前にある程度通告してあるのですから、できる限り詳細に答弁して、こういうことを何回も繰り返さないように、できる限り詳細に答弁して下さい。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第閉会後1号(1962/05/31、5期、日本社会党)

○羽生三七君 最初に先般ラオス問題に端を発して在日米軍のタイ国への出動がありましたが、これに関連をしてお尋ねをしたいと思います。  この問題については、衆議院ですでに論議がかわされたようでありますが、なお不明と思われる点についてお尋ねしたいと思います。  第一番に、政府は今回の米軍のタイヘの派兵は事前協議の対象にならぬということでありますが、それが対象になるかならないかという議論はしばらくおくとしまして、最初に承りたいことは、政府は条約上の見地から、これは米軍の移動であるとかないとかいう判断をする一定の基準があるのかないのか。これは前の安保条約審議の際に、当時の赤城防衛庁長官か、あるいは藤山外……

第40回国会 外務委員会 第4号(1962/02/20、5期、日本社会党)

○羽生三七君 二、三お尋ねいたします。  この日本国とイタリアとの航空協定の中の附表に、日本の航空企業の運輸権が一部制限されておる事例がありますね。注の点で、「ローマからの及びローマ向けの運輸権を有しない。」と、こういうように日本の航空企業権というものは一部制限されておりますが、その理由はどういうことでしょうか。
【次の発言】 多分そういう双務的なものだろうと思いますが、きわめて初歩的な質問になるけれども、東京から以遠に行く場合を制限し、またローマから先に行く制限をするという場合には、先の国が制限するならわかるけれども、当該国が制限するということはどういうことでしょうか。

第40回国会 外務委員会 第5号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○羽生三七君 その答弁の前に、永野委員の質問に関連してですが、前に当委員会でフィリピンとの通商航海条約の問題の審議の際に、政府委員から、前のフィリピン大統領のガルシア大統領が再選されるものと見て、しかも相当ないろいろなフィリピン国内では問題はあるが、たぶん再選されるものと見て、日本が批准しても同国もガルシア大統領の当選によって直ちに批准を見ることであろうということで、日本国国会における批准となったのであります。ところがマカパガルと言うのですか、新しい大統領が当選して、その後そのままになっておるが、今のフィリピンとの航空問題も必ずしも通商航海条約の前提ではないけれども、相当影響するところが大きい……

第40回国会 外務委員会 第6号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○羽生三七君 先日お願いした資料ができてきたようでありますが、これについて若干の説明をしていただいて、それで日本の航空会社といいますか航空業務というか、とにかく日本の民間航空の実勢というものは、ここに表が出てきた各諸国のそれに比べてどういう程度の、これを強いてランクをつけるのも変ですが、どのくらいのところにおるのか、外国と比較してどんなところにあるのか、その辺もあわせてひとつ説明していただきたい。
【次の発言】 そのほかに、今後協定を結ぶパキスタン、イタリア、インドネシア等はどの程度の力ですか、簡単でよろしいです。
【次の発言】 いやこまかいことでなしに、実勢力としてどういう程度のものか。資本……

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○羽生三七君 この三協定についてはもちろん異議はありません。賛成ですが、要望を付しておきたいと思います。それは、できるだけすみやかに日ソ航空協定を促進すること、それから南回り日航の欧州乗り入れについては、アラブ連合との協定も、これまたすみやかに促進することそれからフィリピンとの航空協定もまだできておりませんが、行政措置にいつまでもゆだねることなく、正規の航空協定を促進すること等の要望を付して、本三協定に賛成いたします。

第40回国会 外務委員会 第8号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○羽生三七君 この提出されておる資料の、「主要国外交官在外給与額一覧表」、これとこの法律、「在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案」、これとはどういう関連があるのか、どう違うのか、数字的な点について御説明をいただきます。
【次の発言】 四割ですか。
【次の発言】 それでその次に、この資料でなしに、改正案の印刷の別表の中に大韓民国とある。これは韓国ですか。
【次の発言】 韓国は今日本で大使も公使も正式にはないわけですが、置くとすればこうなるということですか。
【次の発言】 それから、これはちょっと今の給与と直接関係ないのですが、たとえばルクセンブルグの場合、私はEE……

第40回国会 外務委員会 第11号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○羽生三七君 今のは印刷できていますか。

第40回国会 外務委員会 第12号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。今の調査の場合、一応今度のケネディ声明に基づく新しい沖繩の調査団の派遣ということが日程に上がっているわけですが、その構成メンバーは大よそ政府としては一応の案を持っておるのじゃないんですか。ありましたら、この機会にどういう構成で調査団を派遣されるのか、お示しいただきたい。

第40回国会 外務委員会 第14号(1962/04/18、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。まともな質問じゃないんですが、通産省の資料が十三万冊とか言いましたね。一冊はどのくらいあるのですか。一枚を一冊と言うのですか、何枚か重なっておるのを言うのですか。
【次の発言】 それが十三万ですね。
【次の発言】 これは外務当局ではないかもしれませんが、一体幾人の人がどれだけの時間をかけて調べたかということ。
【次の発言】 私の想像では、それだけ分厚いものを一日に十冊ずつ調べても一年に三千六百五十冊です。十年に三万六千五百冊です。三十年かかってようやく十一万冊。しかも一日に十冊調べるなんということは、それは容易なことじゃないでしょう。ですから、そういう分厚なもの……

第40回国会 外務委員会 第15号(1962/04/20、5期、日本社会党)

○羽生三七君 御質問ではありませんが、ただ、私たちの立場をちょっと一言だけ申し上げて御了承を得ておきたいと思いますが、先ほど来、借りたものは払うべきだというお話がありましたが、借りたものを払うのは当然で、だれ一人異論はないと思うのです。だから、問題は、純粋に借りたものなのか、あるいは贈与として与えられたものなのか、その辺が不明確なために議論が起こっておるわけです。それから、その問題に関連をして、あいまいであることは当然であるという御意見もありましたが、私は非常に不思議に思うことは、日本の政府がこれを借りたものと考える根拠は、マッカーサー元帥のアメリカ向けの議会放送と、もう一つは、何とかいう大佐……

第40回国会 外務委員会 第17号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。この三十年協定の場合に、その協定を結ぶについては、日本もタイ側も合意したのでしょう。日本の国会は批准したけれども、向こうでは解釈の違いが起こってきた。そこでこまかい技術的な点ならいいですが、この種の基本的な問題で一たび合意したものが、あとから事情変更で、解釈の違いということで御破算になるという前例はあるのですか。合意したのじゃないですか、そのとき。タイというような国が、いやしくもこの種の協定を結ぶについて、こういう基本的な問題について、何かごくさまつな技術的な問題と違い、根本的な問題について、あとから解釈の相違というようなことで、こういう条件の変更が起こっていいのかどうか、……

第40回国会 外務委員会 第18号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○羽生三七君 最初に総理の来られる前に、簡単なことで外務大臣に一つお伺いしたいのですが、今朝の新聞によると、イラク駐在日本大使が国外退去を要求されたという報道がありますが、これは日本政府がさきに、イラクの欲しないクウェートの新任駐日大使の信任状を受理したために、こういうことになったようですが、この間の事情を少し御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 議題に入る前に一、二他の事項でお伺いをいたします。  それは、米国がケネディ大統領の指令に基づいて太平洋クリスマス島で核実験を行なったわけでありますが、さきのソ連の核実験再開による悪循環の結果にしても、はなはだ遺憾なことであります。日本として……

第40回国会 外務委員会 第19号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。その阿波丸協定の附属了解事項の中の「債務と心得る」という点は、あれですか、憲法八十五条を念頭に置いて、事前にそういうことを債務と決定的に確定してはいけないので、「心得る」という表現にしたのか、その辺の事情はどうですか。
【次の発言】 関連して。私が昭和二十九年の五月七日に参議院の本会議でこのガリオア・エロアの緊急質問をした際に、小笠原当時の大蔵大臣の答弁が出ておりますが、それによると、アメリカのほうの総司令部経済科学局の統計によると、一応二十四年以前、見返資金特別会計設置前は十一億八千四百万ドルとなっておりますから、今の数字とほぼ似たようなものです、ところがその総計が、……

第40回国会 外務委員会 第20号(1962/04/30、5期、日本社会党)

○羽生三七君 きょうはガリオア・エロアに直接関係ないのですが、当面する日米の経済関係の問題で、非常なこまかい雑件を少しお尋ねしたいと思います。  こまかい点についてはあとからお尋ねいたしますが、最初に、日米間における懸案の経済問題がかなり多いと思うのですが、昨年の十一月の箱根における日米経済合同委員会、その後そのままになっておるわけですが、あの際、日本としても当面する日米間の経済問題でいろいろ意見を述べたようですけれども、結果としては、結局自由陣営の一員として対米協力を求められたということに終わっておるような感じがするわけです。そこで、実質上、日米経済合同委員会というものはあれで終わってしまっ……

第40回国会 外務委員会 第21号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○羽生三七君 議題については同僚議員が間もなく質問をいたしますが、その前に、当面の問題で一つだけお尋ねしたいと思いますが、それは、先日アメリカの核実験についてお尋ねをしましたが、その後情報によるとアメリカが三十日以後中部太平洋のジョンストン島で行なうことを予定しておる核爆発の実験は、赤道以北の太平洋を飛ぶ民間航空機に影響を与えて、電波障害のために、爆発の一昼夜後まで航空の安全を保障し得ない状況にあると言われております。漁業関係といい、また民間航空といい、その影響は甚大と思いますが、政府はさらに強い実験停止の要求を行なうべきではないかと思います。これが一つであります。  便宜、続けてお尋ねをいた……

第40回国会 外務委員会 第23号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私ちょっと関連して。  私ちょっとわからぬことが一つあるんですが、アメリカがこのEECに接近するという場合、加入するんではない、接近すると、そういう場合には、具体的にはどういう形をとるのでしょうか。その点一つ、私はちょっと飲み込めない点があるので。
【次の発言】 そうすると、形の上で加入しなくとも、関税の上で、アメリカのみならず、どこの国でも、そういう一種の加入国以外の国が、何らかの関税上の取りきめで、実質上加入者と同じような利益に均霑するか、それに参加したと同じような形に実に実質上なれるような処置をとれることになるわけですか。

第40回国会 予算委員会 第3号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと伺いますが、ただいまの見返り資金特別会計設定以前の八億四千七百万ドル、これはアメリカの資料でこうなっておるのですか、日本に何かこれに相当する資料があったのですか、その辺はどうですか。それでアメリカとしては、この八億四千七百万ドルは正確な資料を持っておるのか、どんぶり勘定といわれるものなのか、その辺承っておきたい。
【次の発言】 関連ですから簡単に、関連しますが、その場合の日本にあった資料を詳細に克明にお調べになったと言いますが、それは現存しておるのでありますか。

第40回国会 予算委員会 第4号(1962/02/14、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。一つだけお伺いしますが、今お話しの政府の計画にある四月一日からという大型あるいはその他の車種の時間または車種による制限の場合ですね、経済的影響のないようにというお話でありましたが、これは一部新聞によると、運賃が五割値上げになるということが出ております。というのは、私はその理由がわからないのですが、たぶん深夜営業みたいになりますから、その場合には人員を増加させんならぬ、あるいは超勤もうんとたくさん要る、あるいは宿直員がたくさん配置されんならぬ、そういうことがあろうと思います。したがって運賃は五割値上げということになるかと思いますが、そうかといって、私は今のままでいいというので……

第40回国会 予算委員会 第6号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連して。政府がさきに発表された所得倍増計画については、あの立案の当初から、私はこの委員会ですでに三回くらいにわたって名称を変えられたらどうかということを申し上げておったのです。これは社会主義経済の体制下においては別でありますが、今の自由主義経済の体制のもとにおいては、所得倍増計画というのは非常に野心的であり、また、キャッチ・フレーズとしては非常におもしろいものでありましょうが、経済の実態からいうと、なかなかむずかしい。ある一つのほうが達成されようとすれば、必ず別のところにひずみが起こる。そのひずみを直そうとすると、また他のところに波及してくるということで困難であるし、そればかり……

第40回国会 予算委員会 第9号(1962/03/09、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。ちょっと意見にわたりますが、長くはかかりませんから御了承下さい。(「質問、質問」と呼ぶ者あり)質問するけれども、その中に意見も含めて言う。私は憲法が永久、いつの時代においても改正されてはならぬなんということを前提として質問するものではありません。必要に応じてときには改正せんならぬこともあることは当然であります。ただ問題は、今会長が政治的、文化的、社会的等の諸条件をと言われましたが、その中に一つ大きな条件が抜けておると思う。つまり私は、憲法の個々の条項について是か非かということを判断するという場合の一つの背景に、日本の置かれた国際的地位、今の世界的諸条件というものを一つの判定……

第40回国会 予算委員会 第11号(1962/03/12、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。
【次の発言】 ちょっと関連して。物価対策十三項目を具体化する場合に、予算の点で何か新聞を見ると、大蔵大臣と農林大臣と竹馬経済論争があったようでございますが、それは別として、具体的な予算という場合には、それは事務的経費なんでしょうか、何か個々のほんとうの物価の動きを抑制したり、あるいはチェックするような、実際的な予算措置のことを言っているのでしょうか、その辺はどうでしょうか。

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/03/19、5期、日本社会党)

○羽生三七君 今の問題に関連して。今のことでちょっとわからぬことを伺いますが、こまかいことはいずれ正式の外務委員会で伺いますけれども、その二十四年以前の場合、アメリカから受けた援助物資を配給所に流して、配給所がそれの金を支払ったわけですね。その金を管理したところはどこでありますか。それは日本政府ですか、それをアメリカに渡したからわからないというのですか、その辺はどうですか。つまり、配給所にアメリカ援助物資を流しますね、その金が上がってくるわけです。その金は政府に入ったのですか、それがアメリカに行ったのですか、政府に入ったならば、わからぬということはないと思うのですが、その辺はどうなっております……

第40回国会 予算委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○羽生三七君 関連。外務大臣にほんの二、三分残ってもらおうと思いましたが、退席しましたので、大蔵大臣に今の矢嶋質問に関連してお尋ねいたします。今度のアメリカの沖縄政策に関する発表によりますというと、沖縄に関するアメリカの援助は、プライス法によって六百万ドル以内に制限されております。それが、今の外務大臣の発言では、多分三倍程度になるだろうと言われました。千八百万ドル程度になるだろうと思います。その場合に、かりにアメリカがプライス法を改正して、三倍程度の沖縄援助を行なう場合には、日本においても今とりあえず十億円を予算計上しておる沖縄に対する援助は、当然アメリカの援助拡大に見合う予算修正を行なうこと……

第40回国会 予算委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。簡単に一点伺いますが、一九四八年の国連決議からみて、もし国連が今度の尹大統領の辞任に関連をして、何らかの新しい態度をとるようになった場合、従来の国連の考え方と異なった考え方がもし持たれるようになった場合、日本政府はどうなさいますか。
【次の発言】 関連して。その日米協議の場合のメンバーですが、一部には南方連絡事務所の権限を拡大するとか何とかありましたけれども、そういう事務的なことでなしに、もう少し政治性を持った協議をする必要があると思いますが、その点はいかがですか。

第40回国会 予算委員会 第20号(1962/03/26、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私の質問は法制局長官に聞いて片づくかどうか知りませんが、私聞いておって不思議に思うことは、どうして内閣に発案権なり発議権があるかという議論をそんなに政府がなさるのかということが私はふに落ちない。議員で出したらいいでしょう。池田勇人、大野伴睦、その他幾らでもおるのですから、その他何がしかで、この解釈がいいかどうか私はしろうとでわかりませんが、もしそういうことで非常な疑義があるならば、あえて内閣がどうのこうのなんていうことを言う前に、議員で出せば一向問題なしに片づくのを、こういう議論をやるということは、こういう――つまり議論のための議論なのか、あるいはそういうことをしておかないと内閣……

第40回国会 予算委員会 第21号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○羽生三七君 きょうは、主として外交、経済にわたってお尋ねをいたしますが、最初に、まず外交問題をお尋ねいたします。  私、国会に議席を持って、ちょうど第一回国会以来十五年になりますが、与野党の外交路線くらい著しい食い違いをしていることはないと思います。世界でも、日本はまれに見る与野党間の外交の不一致のある国といわれておりますが、一体なぜこういうことが起こるのか、この点を中心にまず最初お伺いをしてみたいと思います。今のような形ですと、外交がイエスかノーかという形で、絶対的な形で事が進められますので、どうしても絶対的反対か屈服かという二者択一の形で、与野党間に外交問題で共通の広場がない状態に置かれ……


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各種会議発言一覧(参議院5期)

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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会公聴会 第1号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○羽生三七君 最初に、本年度予算に及ぼす経済の影響について、若干疑点を持っておる点があるのでありますが、あとの農業問題全般については全く同感であります。そこで、ただ一つお伺いいたしたいことは、私は長野県でありますけれども、あの山の中の県に市が今十六あります。朝、通勤電車、バス、自転車で勤労者が一ぱい職場へ通うわけでありますが、それがいわゆる純粋のサラリーマン、あるいは農業だけで生活できるような形のサラリーマン、市営住宅とか、あるいは個人の勤労者としての住宅から通う人も相当ありますが、非常に多くの部分が農村から通っておるわけです。非常に混雑をした電車、バスで通勤しております。これらの諸君は大体二……

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/03/16、5期、日本社会党)

○羽生三七君 先ほど来のお話で、ちょっと私一時中座したことがあって、失礼いたしましたが、私は大へん啓発されておる一人であります。そこで問題は、経済成長全体の御見解についてはほとんど私は見解を同じくするんですが、ただ先ほど来、各委員から御指摘の通り、二重構造と格差の問題について、特に農業とか弱小企業についての問題については、これは政府はこの大企業の圧力が強いのか、あるいはまた、本質的に投資効率を優先的に考えておるとか、ここに問題があると思うんです。そこでこの落ちこぼれるものは社会保障で救っていけばいいということでなしに、むしろそういう投資効率の低い農業や弱小企業の企業活動――企業活動といえば変で……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○羽生三七君 農林行政一般についてお尋ねしたいのでありますが、率直に申し上げて私ども質問をする立場の者でも、農林省の仕事が一番むずかしいんじゃないかと思うのであります。これは私たちが質問をしても、建設的なこうすれば決定的な日本の農業の変革、農民の生活安定、収入の増加等を期待することができるというような、これという構想はないわけです。これは率直な意見でありますが、これは体制が変わって、今の資本主義体制というものが変わって、別な体得のもとでそういうことが行なわれる、ことに農業政策が検討されるということになれば別でありますが、今の状況の中では非常にこれはめんどうなことだと思いますし、それから、やる仕……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1960/03/26、5期、日本社会党)

○羽生三七君 個々の質問に入る前にちょっとお尋ねいたしたいと思いますが、けさの各新聞が伝えております国鉄の輸送の隘路が重大化して、特に最近史上空前の輸送量となって、すでに明年度は輸送量が限界にくるのではないかということでいろいろ報道されております。特にその中で、明年度は景気下降とか農業不作というような不幸な事態が起こうない限り、この隘路というものは非常に大きなものになって、今大臣からお話があった公共企業体としての今後のあり方について、一つの限界といいますか、新しい角度からの輸送力増強というものが検討されなければならないということを、みな各新聞は伝えておるわけであります。もちろんこの問題は、スピ……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 第閉会後1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○羽生三七君 六月の集中豪雨並びに最近の北海道等の災害について、主として臨時国会の問題並びに補正予算の関係について、官房長官あるいは場合によっては大蔵大臣にお伺いをいたしたいと思います。  実は今度の災害について、私は衆議院の災害対策協議会を五日間傍聴いたしましたので、大体その間における一問一答で政府のお考えはある程度わかったのでありますが、なお不明な点についてこれからお尋ねいたします。  まず、今度の災害について、中村建設大臣、安井自治大臣等を初め関係閣僚並びに政府の係員等が現地に行かれつぶさに実情を調査し、応急の対策を講じられたことについて心から敬意を表します。  そこで、この前の衆議院の……

第38回国会 予算委員会公聴会 第1号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○羽生三七君 先ほど満州事変、支那事変当時の政府支出の財貨及びサービスの規模一八%ないし二〇%、それに近い様相を最近の高度成長政策が示し始めてきた、こういうお話でざざいましたが、その場合に、軍需生産をやる場合と、それから今日のような生産条件にある場合とでは、これは今日の場合は再生産が行なわれることになるわけですが、それは同一の条件で考えていいものかどうか、これが一点であります。  それからもう一つは、昔からいわれておるインフレーションと、今、木村さんが言われた過剰生産の場合にインフレが起こるかどうかということを考えてみると、私たちが従来言ってきたインフレの概念と、最近公共料金あるいは若干のサー……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ただいま農林関係予算案の大要を承りましたが、私は主として、この政府の農業基本法の実施面並びに所得倍増計画を具体化する場合に起こる現実の矛盾といいますか、現実と政府案との関連について、多くの疑問点がありますので、具体的な問題についてお伺いをいたしたいと思います。たとえば、政府が自立経営農家を作り上げるために大体二・五ヘクタール当たりの規模で十年後には百万戸を創設したいと、これが政府案でありますが、この政府の言うように、農業人口は確かに私は減少すると思います。第一次産業から第二次、第三次産業に移行する、農業人口が漸次移行していくので、農業人口が総体として減ることは間違いないと思います……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○羽生三七君 私は郵政関係については全くのずぶのしろうとなので、的はずれの質問であったら一つお許しをいただきますが、郵政のみならず、実は国鉄運賃の問題について、私、昨年の予算の分科会で、公共企業体のあり方についてお尋ねをし、それから先般池田総理にも、たとえば鉄道運賃を値上げする場合に、その公共性と独立採算制との基本問題を検討した上で運賃値上げ等の作業をしたらどうかということを尋ねたことがあります。それで、郵政事業は完全な国営事業で、その経費は主として利用者負担になっておるようでありますが、世界各国の例はよくわからぬけれども、国営事業というような場合に、ことごとくそれが経費の支出が利用者負担とい……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○羽生三七君 昨年の予算委員会の同じこの第三分科会で、私は楢橋運輸大臣に国鉄経営のあり方について基本的な見解の表明を求めたことがあります。つまり公共企業体という立場と独立採算制という立場とそのどちらが基本的な性格なのか、この基本的な性格についての見解表明を求めましたところ、当時の運輸大臣は、その点については十分検討をしたいということでありましたので、その後もちろん国鉄当局においてもこの問題は検討されたことと思います。また十二月の臨時国会の際、池田総理に対してやはり同様見解をただしましたところ、池田総理も、ちょうどあれは運賃値上げが問題になりかかった際でありましたが、総理としては、しごくごもっと……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○担当委員外委員(羽生三七君) ただいまの木村委員の質問に関連してでありますが、最近の国際収支の動向が基調的な変化であるかどうかという問題ですけれども、実は私先日、予算委員会で、大蔵大臣にやはりこの点にちょっと触れてお尋ねをしたのですが、一時的なものであれば問題はないわけです。基調的な変化であるかどうかという問題と、一時的なものかどうかということ、この二つとも重大なことですが、それは私は別としまして、かりに三十六年度の黒字見通し二億ドル程度というようなものが保持しがたくなったという場合、その場合に、今まで日銀のおとりになった態度からいえば、当然何らかの赤信号を出されることになると思う。そこで、……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○担当委員外委員(羽生三七君) 皆さんの御都合もあると思いますので、きわめて簡潔に二、三の点だけお伺いいたします。  非常に常識的なお尋ねをするのでありますが、分科会でありますから、肩のこらない席と考えて、そういうつもりで質問いたしますので……。  この総括質問の際に、私、、ガリオア、エロアの問題をお尋ねしましたが、これは、それが債務であるとかないとか、総額は幾らだとか、返済方法はどうとか、それから国内的には二重払いであるとかないとか、そういうことは、一切お尋ねいたしません。ただ、これを取扱われる外務省当局のスケジュールとして、総理が渡米される際に、こういう問題に触れられるということは、総理も……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会公聴会 第1号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○羽生三七君 この大内先生がお話しになった最後の点が今後非常に重要になると私も感じるのでありますが、それと申すのは、政府の施策が農業構造改善で、今度の予算を通じて見ても積極的でないという面はもちろんでありますが、それと同時に、私は非常に政府の農業基本法を最初に打ち出した意図と比較して現実は停滞をしているということに一つ問題があると思うのです。そこで、その点に関連して若干意見を述べてお尋ねしたいことは、最初に政府が二町五反歩平均の農家百万戸を十年後に作るということをいわれたわけでありますが、これはなかなか私困難だと思うので、農業人口は減ってもそれが直ちに農家戸数の減少につながらないということ、そ……

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○羽生三七君 両先生どちらからでもよろしいのですが、お答えいただきたいと思いますが、この物価の場合、先日もこの席で、関連質問で総理の見解をただしたのですが、この物価が上がるか下がるかということは、一般的、原則的にはもちろん需給関係できまることでありますが、その需給関係だけで律せられないいろいろな問題があると思います。たとえば今の物価の値上がりの場合、たとえばサービス部門なんかで、総理がよく言われるそば屋の出前持ちもなり手がなくなったような、ことほどさような雇用の拡大という、そういう点から、このサービス関係では、人件費等の関係でいろいろものが上がることはあります。ところが、この間、木村さんと総理……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。ただいま下村委員の御質問の点は、私、明後日、総括質問の際に承ろうと思っておりましたが、私は防衛生産の育成には疑問を持っておりますし、それから今お話の防衛生産の額も、私ここに資料を持っております。通産省からいただいてここに持っておりますが、いずれにしても、そういう異なった意見の者もあるということもありますので、お含みをいただきます。御答弁は……。
【次の発言】 先ほど申しましたように、私、明後日、総括質問の際に通産行政の基本的なことを少し伺いたいと思っておりますので、きょうはそれに関連して、ごく一般的なことを二、三お尋ねしたいと思います。  最初に、物価対策の具体……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1962/03/28、5期、日本社会党)

○羽生三七君 ちょっと関連して。それはうるさい国会が済んでからということですか。
【次の発言】 ちょっと関連して。対沖繩政策の是非は別として、今度の新政策で、沖繩に対する六百万ドルの援助が三倍ないし四倍にかりになるというようなことになり、それに見合うわけではないが、とにかく日本としても、本年の十億余の対沖繩援助額を相当大幅な増額をして、まあできれば私は修正がいいと思うのだけれども、時期的には補正予算ということになると思うのですが、そういうことで今の山本委員の御質問に関連して、南方連絡事務所の機能を拡大をしない限り、そういう調整は非常に困難になってくると思うのですが、その点はどういうふうにお考え……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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