鶴園哲夫 参議院議員
5期国会発言一覧

鶴園哲夫[参]在籍期 : | 5期|- 6期- 7期- 8期- 9期-10期
鶴園哲夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鶴園哲夫参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

鶴園哲夫[参]本会議発言(全期間)
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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 参議院本会議 第9号(1961/10/18、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案のありました給与三法案について質問を行ないます。  人事院の勧告と、これを受けました政府の給与政策には、何と申しましても了解できないたくさんの問題があります。私は、これらの主要な点を指摘をいたしまして、総理、関係大臣並びに人事院総裁の所見を問いただしたいと思っております。  まず、給与担当大臣に伺いたいのでありますが、労働省の毎月勤労統計を見ますというと、ことしの民間の賃金の上がり工合が例年と非常に異なっております。それは、この四月に民間の賃金が大幅に上がったのでありますが、五月にも賃上げになった事業所が例年に比して著しく多いことを……

鶴園哲夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

鶴園哲夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 内閣委員会 第閉会後4号(1959/10/15、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 先ほど次官はあらゆる機会を通じて国家公務員の組合の側の説得に当るというようなお話しでありました。今までもたびたび公務員の側は次官に会いたいということを言っておられる。本日も非常にせっぱ詰まった気持で、ぜひ一つ政務次官にお会いしていろいろと公務員側の考えていることもお話しをしたい、こう言っております。従いまして先ほどのお話しのように、本日来ているわけですから、ぜひ一つ本日中に会っていただく、こういうふうにお願いをしたいと思います。
【次の発言】 ですから、非常に切迫した問題ですし、本日も朝から政務次官に会いたい、こういうことを言っておるわけですから、ぜひこの機会を利用して組合の側に……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 内閣委員会 第2号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 共済組合の掛金の問題につきまして、その問題が……。
【次の発言】 この間から問題になって、話し合いによって円満に交渉しようというようなことになっておったわけですが、事態はあの当時と全然変わらないだけでなくて、ますます悪くなっておるような形勢にあると思っております。そういうところに参りまして、防衛庁で一号ほど一斉に昇給したというような話が公務員の問に流布されておるわけであります。従いまして、掛金の問題をめぐってまず防衛庁に伺いたいわけでありますが、この一号一斉昇給したということが事実と違うならば、これはこの席で明らかにいたしたいと思います。事実であるとすれば、またそれに伴なっていろ……

第33回国会 内閣委員会 第3号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 人事院に伺いたいのですが、行政職俸給表の場合には、すなわち一般の国家公務員の場合の給与の算定には二%の国庫納金を含めて算定してあるのかどうか、初任給をきめる場合におきましても、この二%の恩給というものを、国庫納金というものを含めた俸給表というふうに算定してあるかどうか、その点を伺いたい。
【次の発言】 そういたしますと、今の防衛庁の自衛官について二%分を省いた俸給表を作っておいて、それを今回俸給表の中に入れたという考え方は、今の一般の公務員から言うならば、非常におかしなことをやっていると、こういうふうに思いますが、その点についてはどうですか。なぜそういうものを俸給表の中に入れるの……

第33回国会 内閣委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 ちょっと関連。大臣、よく経過を御存じないんじゃないかという気もしますので申し上げますが、千分の四十四につきまして、大蔵省の当局ではじいた、連合会ではじいたのじゃなくて、大蔵省の当局ではじかれて、そうしてそれを連合会に出して、連合会は九月の二十六日ごろに各単位共済に定款を変更してもらいたいというふうに出している。十月一日に迫りまして、九月の二十六日に連合会は各単位共済に対して、定款を変更してもらいたいという話を持ち込んでいる。それに対しまして、単位共済の運営審議会、単位共済の組合側としましては、組合員の代表としては、これは十月一日に迫っておるから、一、二回の説明で強引に押し切るのじ……

第33回国会 内閣委員会 第8号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回、人事院が給与の勧告につきまして腰が非常に弱い、薄氷を踏むような思いで勧告をしておられるのではなかろうかと思っておる。そういう腰の弱さというのが、勧告の全体にしみ渡っておるというふうに公務員の人たちは信じておる、そういう点について質問をし伺ったのでありますが、浅井総裁は、腰は弱いのじゃない、こういうお話であります。ですが、この点はやはり今後の全体にからんでくる問題でありますので、私としましては、強く浅井総裁に要望をいたしておきたいと思っております。  御承知のように、公務員三十六万の大きな犠牲の上に、すなわち団体交渉権、争議権というものをなくするという上に立ちまして人事院が設……

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 今、伊藤委員の方から三点ほどあげて質問しておられるのですが、これは前回私が質問をいたしましたように、もっと突っ込んで本格的な討議については通常国会に延ばしてありますけれども、少なくとも今お答えのような、淺井総裁のお答えのような形では了解できない。五十人以上とおっしゃいますが、私前回も質問をいたしましたが、研究職なり、医療職なりの場合においては、五十人とおっしゃるが、これは五千人以上、一万人以上の大企業と比較するという点も追及している。さらにまた三月民間の給与の一番低い時期を選んで調査しておられるという矛盾についても私は数字をあげて質問をしてあるはずです。それらについてお答えなくし……

第33回国会 内閣委員会 第10号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 大臣たびたび恐縮ですが、どうも御配意の足りないような面があるような気がしてならないわけです。それは今横川さんのお話もありましたように、公務員は一・九、今郵政省を除きまして全部解決したわけですが、一・九プラス・アルファというふうに解決をいたしているわけですね。これが人事院が発足いたしましてからずっとこういう形態なんですね。年末手当が国家公務員の場合には一・九と、そうして同じ公務員である現業の場合においては一・九プラス・アルファ、このアルファが千円の場合もありますし、千五百円の場合もある。この形が毎年暮れになりますと、同じ公務員同士で非現業の国家公務員は一・九しかない。現業は一・九プ……

第33回国会 内閣委員会 第11号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 さっき伊藤委員の質問に関連いたしまして、官房長というものは役所の、官庁の中であいまいな存在だと思うのですがね。かつて総務局長というのがおりまして、局長をどうしても減らすということになりましたときに、それじゃ局長という名のついている総務局長を廃止しよう、こういうことで総務局長というものは大体各省なくなったわけですね。ところが、大臣官房というのがあるわけですから、頭のいい人が出てきて一つ官房長というものを新しく置こう、こういうことで官房長という形で新しく局長に該当する者が各省にまた置かれてきた、こういう経緯だと思うのですがね。そこで、参考までに伺っておきたいのですが、大臣が割り切った……

第33回国会 内閣委員会 第12号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 国家公務員の定員化につきましていろいろ御努力をいただいており、公務員も非常に喜んでいることでありますが、実は、ことしもまた行管の方と大蔵省の方と公務員制度調査室の方と、若干ずつ意見が違っておられるようでありまして、ことしも予算とははずして定員が考えられるということになるようでありますが、そういたしますと、昨年と同じように、また裸で定員外に出る、旅費もつかなければ超勤もつかないで定員外に出るということにも相なろうと思っておりますので、こういう点を非常に公務員の人たちが心配をいたしているのでありますが、これに関連をいたしまして、二つほどお伺いしたいと思いますが、一つは、大蔵省等の主計……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 内閣委員会 第5号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 勧告の問題と、民間の給与の調査のやり方、こういう問題につきまして、三つほど淺井総裁にお伺いをして、そうして、ぜひ一つ慎重なる御検討を願いたいというふうに思っているわけであります。昨年の十二月、人事院の勧告並びに民間給与の調査のやり方等につきまして、不審に思われたり、あるいは問題になるような点につきまして、ほぼ詳細に御質問申し上げたわけでありますが、その中で、一つは勧告の実施の時期を明らかにされていないという問題であります。これにつきましては、今の勧告のやり方でいきますというと、公務員の場合は、どうしても民間から確実に一年はおくれる。もっと詳細に見ますと、一年十カ月かそこらあたりず……

第34回国会 内閣委員会 第7号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 人事院の勧告に関係をいたしまして、三つほど伺いたいと思っております。それは国公法の三十八条、この間山本委員からも御質問があったわけでありますが、この国公法の二十八条の問題と、それから、三月末の期末手当、特別手当と申しますが、その期末手当の問題と、それからその額の問題、この三点にわたりまして、質問をいたしたいわけでありますか、その前に、浅井総裁に要望いたしたいわけでありますが、それは昨年の二月、人事院の民間の給与の調査の仕方につきまして、私どもの非常に疑問といたします点、問題にいたします点等を指摘をいたしましているわけでありますが、さらに前々回の本委員会におきましても、民間の給与の……

第34回国会 内閣委員会 第9号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 人事院の勧告を尊重するということについて、今国務大臣がおっしゃいましたが、再度念を押し要望したいと思います。先ほど伊藤委員か質問を申し上げました中にありましたように、人事院は毎年大体七月の十八日非常にささやかなものでありますが勧告いたしております。それに対して三十一年度までは、大体七月の十六日に勧告したものを、その年の十二月一日から実施している。三十一年度以降は七月の十六日に勧告したものを、翌年の四月一日から実施しているということで四年を経過いたしております。ですから、そこら辺のことを十分一つお考えいただかないと、長い間勧告を尊重する尊重すると言いながらそうなっていない。さらに昨……

第34回国会 内閣委員会 第10号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 先ほど官房長官のお話を伺っておりますというと、在籍専従を撤廃するということで政府が進めておるわけではないというお話がございました。今文部大臣のお話を伺いますと、文部大臣は在籍専従はやめた方がいい、こういうお話なんです。人事院の浅井総裁は在籍専従については、過去の経験からいって差しつかえない、大きな問題もないし、困ったこともないし、この在籍専従は今のところ問題にする気持はない、こう言っておられる。それは国家公務員法を所管をし、国家公務員の各組合を人事院登録をして今までやってこられた人事院が、少なくとも悪い習慣であるというふうには見ていない、官房長官も悪い習慣は直していきたい、習慣は……

第34回国会 内閣委員会 第11号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 国公法の九十八条の第二項と、それから人事院規則の、職員団体の登録に関する人事院規則、この二つについて伺いたいと思うのでありますが、まず初めに国公法九十八条の二項、これだけに限りましてお伺いをいたしたいと思います。この第二項は「職員は、組合その他の団体を結成し、若しくは結成せず、又はこれに加入し、若しくは加入しないことができる。」こういうふうに規定しておるわけですが、この項から見ますというと、組合の構成員が職員でなければならないというふうには解釈しにくいように思うわけであります。公労法四条の三項のように、職員に限るという明確な規定が国公法にはないわけでありまして、従いまして職員に限……

第34回国会 内閣委員会 第12号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 石橋さんにお伺いをいたしたいのでありますが、先ほどのお話の中に、三十年に人事院がベース・アップはやらないというようなことを言っておるにかかわらず、何か人事院がベース・アップをやっておられるようなふうにとったのでありますが、実は私これを聞きましてびっくりしたのですけれども、人事院がベース・アップはやらないということを言明したことがあるのかどうか、調査の結果として、ベース・アップはやらない形に毎年なっているわけでありますけれども、ベース・アップはやらないということを言明したというようなことは私はないというふうに思っているわけですが、そういう言明があったのかどうか、非常に実は関心を持っ……

第34回国会 内閣委員会 第13号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 十和田湖のふ化場廃止につきまして若干伺いたいのでありますが、これは、私、先般秋田に参りまして、そのときに十和田湖まで参りませんでしたが、秋田で聞きましたこの十和田湖ふ化場の廃止の理由は、割合とはっきりいたしておったように思うのであります。ところが、政府案で出ましたこの内容を見ますというと、なかなか理解できにくい点があるように思うわけであります。そこで、そういう点につきまして若干伺いたいわけであります。  事柄は、まあ水産庁の設置法の一部改正で、十和田湖のふ化場、予算人員が三名おるところでありまして、事業費としましても非常にわずかなところでございますけれども、ここであげてある提案理……

第34回国会 内閣委員会 第15号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 十和田潮孵化場の廃止の問題について、水産庁当局からいろいろ伺ったのでありますが、要するに、あそこにふ化場を作った。ところが、ヒメマスとニジマスは違うので、ヒメマスはどうしても湖に放流をして、その放流したやつをまたとらまえて取らなければいけない、こういうことなんですが、ところが、周辺の漁民がこれを乱獲をする。そこへ持ってきて、十和田湖の観光地が日増しに盛大になりまして、高く売れるというところから、取る者もふえる。そして、せっかく放流をして、それから卵をとろうと思うのだけれども、それを乱獲をするので、国がここにふ化場を作った目的がなくなった。そこでこれを廃止しよう。持ってきて、支笏湖……

第34回国会 内閣委員会 第16号(1960/04/05、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 委員長、蚕糸局の関係を聞いてよろしゅうございますか。
【次の発言】 農地局の問題について伺いたいのでありますが、農地局は、御承知のように、全国に直営事業所を九十カ所ほど持っておられますが、この九十カ所ほどの直営事業に従事しておる公務員について伺いたいのであります。非業所に従事しておる公務興の定員外の数と、それから定員外の常勤、非常勤、さらに農地局の場合は特に期間雇用という公務員がいるわけであります。定員内と定員外とがほぼ半数ぐらいになっておる。政府としても定員外職員を、できるだけ定員内に繰り入れるという努力を重ねて来られておるにかかわらず、なお農地のこの専業所関係で見ますというと……

第34回国会 内閣委員会 第17号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 総務長官にお伺いすることになるのだろうと思うのですが、行政委員会ですね、おそらく十をこえる行政委員会があると思うのですが、さらにまた審査会とか、それから審議会とか、調査会あるいは諮問委員会とか、さらに懇談会とか、相当たくさんのこういう諮問委員会が作られておるわけですね。それでおそらく各省に十やそこらのものはあるのじゃないかと思うのです。大臣の諮問機関もありますし、場合によりますと局長の、これはまあ法制上できていないのだろうと思いますが、局長の諮問委員会みたようなものもある、こういうたくさんの行政委員会並びに審査会というものは膨大な組織になっておるように思うのでございますがね。この……

第34回国会 内閣委員会 第19号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 組合を結成する範囲の問題でございますけれども、今室長のお話しですと、係争中の者こういうお話でしたね。職員団体が政府と交渉するその問題に密接な関係を有する者は入ってもいいという意味なのか。それと首切られて係争しているその者が組合員として認めるのだ、それ以外は認めない、こういうお考えですか。係争中というふうにお答えになりましたから、係争小といいますと職員でなくなって、職員であるのだ、ないのだということで係争しておる者は組合員として認めるということなのか。新聞報道によりますと、政府との交渉に密接な関係を有する者、これを組合員として認める、こういうふうに出ておるのですがね。

第34回国会 内閣委員会 第23号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 今のこのILOの問題に関連をいたしまして副総理にお伺いをいたしたいのですが、これは直接の関係ではないわけでありますけれども、公務員のためにという、また公務員のための国務大臣をやっておられますので、その点から若干お伺いをいたしたいと思いますが、今度のILO条約の批准に関連をしまして、人事院を二分割するということに進みおるわけですが、この人事院を二分割するということは、これは全く実にあぜんたるものだと思うのです。これは御承知のように人事行政というものを、政治の力によって左右されることを防ぐというのが、近代公務員制度の根幹だと思うのです。アメリカにおきましても、イギリスにおきましても、……

第34回国会 内閣委員会 第25号(1960/05/12、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 五月十日に御存じのように、二公社五現業の十三の組合の労使に対しまして仲裁裁定が提示された、このことにつきまして二つほど伺いたいわけでありますが、一つは仲裁裁定の必要な財源は百五十億ほどである、こういうふうに存じておりますが、これの実施にあたっては、予算の移流用あるいは節約、こういうものでやりたいということが、大蔵省の方から新聞に出ておりますし、また大蔵大臣もそういうような談話を出しておりますが、この実施にあたっては、そういったような方向で実施されるものだというふうに考えてよろしゅうございますか、その点について伺いたいわけです。


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1960/08/10、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 今の伊藤委員の質問に関連をいたしまして三点ほど伺いたいと思いますが、最後の方の期末手当であります。これは人事院の今度の調査によりますと、民間は三・一九カ月分だ、国家公務員は二・九カ月分だ、その差は〇・二九カ月分になる。それを今回〇・二九カ月分という勧告をしないで〇・一勧告をされました。これがどうしても納得がいかない。それは従来期末手当については、民間と公務員との差というものはないように人事院としては努力してこられたはずなんです。〇・一と、〇・一九、〇・二もネグレクトされたというようなことは、これは人事院創設来ないことです。〇・〇三とか、小数点以下三位ぐらいはネグレクトされたことも……

第35回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 今の、伊藤委員の方から勧告の尊重、ことに実施の時期について質問いたしておるわけですが、今度の勧告をめぐりまして大きな問題が二つあると思いますが、一つはこれは何といいましても実施の時期、これが一番大きな問題だろうと思います。そこで私も重ねましてこの点について伺いたいのであります。今、公務員のすべてに共通の最大の関心事といったら、一つはこの時期だと思います。時期をどうするか、こういう点だと思うのであります。これは例年とは非常に今年は条件が違っておりまして、それだけに非常に関心が深いわけであります。その違いました条件は、一つは、人事院が実施の時期を明示したということであります。これはち……

第35回国会 内閣委員会 第閉会後4号(1960/10/10、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 先ほど横川委員の質問に対して浅井総裁が答弁されたのですが、これは私、はなはだ不満であります。この間私は、この九月一日の内閣委員会で、その問題について質問をいたしました。ちょうど浅井総裁はおいでにならなかった。瀧本給与局長に対して質問をした。それは、今浅井総裁のお話と全然違うのです。第一、ああいうふうに大へんな較差をつけなければならなかった理由はどこにあるのか。今総裁は、何か責任の重さとか、あるいは職務の困難さとか、複雑さとかというものを重点になすっておられるようなお考えのようですが、もしそういうお考えであるなら、あれだけの大差をつけられる、それだけ責任の重さと職務の複雑さ、これは……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 内閣委員会 第2号(1960/12/13、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 初任給の問題について伺いたいと思います。  その前に、一つだけ……。政府としましては、人事院の勧告を十月一日から実施するということで法案を提出になったようでございますが、浅井総裁は、前回の勧告につきまして、実施の時期は明示しておられなかったのですけれども、四月一日から実施すべきものであるというように思っておる、これを実施しないのははなはだ遺憾であるということをこの委員会においても答弁いたしておりますし、また、本会議場においても答弁いたしておりますが、今回は、人事院は明らかに実施の時期を「五月一日」というようにいたしておるわけであります。にもかかわらず、五カ月サバを読んで十月一日実……

第37回国会 内閣委員会 第3号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 実施の時期につきまして質問いたしたいのですが、まず浅井総裁に。総裁は、前回の勧告につきまして実施の時期を明示したかったわけですが、しかし、これは日時からいって三月末の調査であるから、当然四月から実施すべきものだ。それについて政府が実施しなかったのは、はなはだ遺憾である、こういう答弁をされたわけでありますが、今回は時期を明示しておられるにかかわらず、政府は十月一日、五カ月ほどサバを読んだわけでありますが、この問題について入江人事官は、前回の本委員会におきまして、遺憾であるということを言われたわけですが、浅井総裁はどういうふうに考えておられますか、伺いたいと思います。

第37回国会 内閣委員会 第4号(1960/12/16、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 定員法の撤廃につきまして側いたいのですが、この定員法を撤廃するということにつきまして、十月ごろの情勢では、現業の国家公務員については撤廃をし、非現業の国家公務員も撤廃する、すなわち、国家公務員全体についての定員法を撤廃する、こういうお話だったのですが、それから一月くらい経ちますと、現業の国家公務員については四月から撤廃する、非現業についてはあとに延びるというようなお話でした。十二月に入る前でしたか、本委員会で再度伺いましたときは、現業の公務員も非現業の公務員も、同じように四月一日から定員法をなくするのだ、こういうお話のようでしたが、現在非現業も現業も、ともに四月一日から定員法をな……

第37回国会 内閣委員会 第5号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 人事院ができましてからちょうど十三年たつのですが、もうそろそろ公務員の労働権について考えなければならぬときがきているのじゃないか。政府と公務員の組合との交渉も、ここ数年非常に軌道に乗って参っておりますが、昭和二十三年当時に返して、公務員には、やはり団体交渉権を与えて、政府とりっぱに交渉できるような、そういうことを検討するところにきているように思うのですけれども、伺いたいと思います。
【次の発言】 今度の十月一日の実施につきまして、私いろいろ証拠をあげて御質問申し上げたいのですけれども、時間の関係もありますので、簡単に申し上げますが、五月一日ということを政府としてもこの席上で言って……

第37回国会 内閣委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 林野庁林政部長に二つの問題をお伺いしたいのですが、一つは、新規定員増の問題についてであります。もう一つは、定員外の職員の問題につきまして……。まず初めに、新規定員の増でありますが、ことし営林署を三ヵ所増設される。それから来年さらに五カ所増設される。次の年、三十七年に七ヵ所増設される。ですから、ことしから十五の営林署が増設されるということになるわけでありますが、ことしの新規定員の法案を見ますというと、五つの営林署がふえるのだけれども五人の増、で、二名減で三名実質的な増ということでありますが、これは営林署長だけが増加になった。あとの実際実務に加わる定員内の職員は一名もふえない、こうい……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 議院運営委員会 第26号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前田さんの御意見と宮澤さんの御意見と若干違っておる点は、前田さんのお話は、これは地方行政委員会でやるべきだ。それから宮澤さんの意見は、これはどっちがどうということはないんだ、だからこれは内容によって判断すべきだ、こういうようなお話なんですね。私はそういうようなあいまいな形じゃなくて、はっきりしておかなければいけないというふうに思います。これは明らかに参議院規則第七十四条によって内閣委員会の所管に属することは間違いないですね。これを地方行政委員会に属するなんというお話は、これはどうも理解できない。国家行政組織法第八条に基づきまして、これは暫定的な付属機関なんですよ。その付属機関を審……

第38回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 昨年の八月八日の勧告からまた一年になるわけでございますが、従来、人事院は一年に一回ということで、非常に厳重に固執しておられたのでありますが、昨年ごろから、そういう空気もあまりないようでございますが、八月の八日ごろには勧告されるというふうに見ていいわけでございますか、あるいは若干ズレて十日ごろということになりますか、その点を伺っておきたい。
【次の発言】 次に伺いたいのは、これは総裁がそういうふうにお考えだというふうには私も理解はしないのでありますけれども、人事院の中に、一部今回の勧告にあたりましては、実施の時期を明示しない方がいいんじゃないかという考えがあるように聞いているわけで……

第38回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1961/09/11、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 この人事院勧告の内容につきましての問題はたくさんあるわけでございますけれども、ごく要点だけに限りまして、人事院より、むしろ政府に対しまして、この勧告をどういうふうに検討されたかという点について伺いたいと思います。  で、その前に、この勧告につきまして、政府として態度を決定しておられるように報道されておるわけですが、その態度の決定の主たる内容について、どういうような態度を決定しておられるのか、まず伺っておきたい。
【次の発言】 内容に入ります前に、実施時期の十月一日というようにきめられました理由、これをちょっと伺いたいのですがね。

第38回国会 内閣委員会 第9号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私、先に理事にお話をしたのですが、ちょっと時間が足りなくなりましたので、次に一時間はといただきましてやりたい、こう思っておりますが、一言だけ、今、千葉委員の質問と関連するのですが、特殊勤務手当の三十六年度の折衝が各省と人事院との間に行なわれた。その際に、例年と違いまして、今回の特殊勤務手当というのは、ほとんど各省側ともゼロになっているわけですが、各省の折衝した人たちの一般的の意見としましては、これは寒冷地給、薪炭手当、こういうものとの関連において、財源が足りなくなって拒否された、こういうことが一般に流布されているわけなんです。そういたしますと、やはりどこかから、先ほど千葉委員のお……

第38回国会 内閣委員会 第10号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 暫定手当の本法繰り入れあるいは整理、この問題について伊藤委員の質疑に続いて伺いたいと思うのですが、御承知のように、また今、入江総裁もお話がありましたように、三十二年に地域給を暫定手当に切りかえまして凍結をして、そして整理計画を立てて、その整理計画というのは、三十二年に一級地分の四割を、それから翌年の三士二年の四月にまた残りの六割、そして三十四年の十月に合わせて一級地分全部本俸に繰り入れる、こういう整理計画を実施してきたわけでありますが、ただ三十五年以降の問題について、一年の段階で明らかでなかった点がありまして、従って、本委員会におきましては、三十五年度以降についても、すみやかに本……

第38回国会 内閣委員会 第12号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 総裁に伺いたいのですけれども、またことしの勧告並びに報告のために民間給与の実態調査をやられるわけですが、もう調査要綱はでき上がっておるのではないかと思いますが、調査要綱は大体まとまってでき上がっておりますか。
【次の発言】 ほぼでき上がっておる、こういうのですね。
【次の発言】 その調査要網ができ上がりましたら、ぜひ一つ本委員会に御提示を願いたいと思うのですがね。
【次の発言】 昨年の調査のやり方と変わったところがございますか。
【次の発言】 給与局長、何かこまかいのもありますか。
【次の発言】 続いて、今の総裁のお話しの中にありました通勤手当につきまして若干伺いたいのですが、御……

第38回国会 内閣委員会 第15号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 皇室用財産一覧表というのを、これは内閣調査室の方で出したのだろうと思いますが、で、十五カ所あるわけでありますが、七百八十七万坪、この皇居、赤坂御用地、これは別といたしまして、あとの方の常盤松御用邸以下の――皇居と赤坂御用地、それから正倉院、陵墓、これは別でございますが、それ以外の所の土地並びに建坪はわかるのでありますが、これは一体どういうようなそこに常時人がいらっしゃるのか、それから、どういうふうに利用なさっていらっしゃるのか、承りたいと思います。何ならあとで資料でいただいてもけっこうだと思いますが。  それからもう一つ、下総の御料牧場、これはきのう伺いましたが、これは一体、私、……

第38回国会 内閣委員会 第17号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 今の山本委員の質問に関連をいたしまして伺いたいのですが、この海洋技術審議会の設置は、昨年の六月に、資源調査会長より科学技術庁長官に対して勧告が出されておりますが、この勧告を尊重してそういう審議会ができる、こういうことになったわけですか。
【次の発言】 そうしますと、勧告がなされているんですが、この勧告については、これはどういうふうに処理されるんですか。何かそういう精神も尊重して、たしかそれだけじゃない、この審議会を作るんだ、こういうお話ですが、そうしますと、この勧告についての措置というのはどういうふうになさっておられるわけですか。これは審議会だけですか、そのほかにも何かやられるわ……

第38回国会 内閣委員会 第18号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 今の問題に関連いたしまして、この委員会に行政機関の職員が委員としておられるわけですが、それは今、伊藤委員の方からどれだけおられるか調べてもらいたいということですが、この委員会の下に幹事会というのがございますね、あるいは専門委員会というのがございますね、それの兼職状況も一つ調べてもらいたいと思うのですがね、できますか、あるんだからできるでしょう。委員会の下には、必ず幹事会なり、あるいは専門委員会なりというのがあるわけですね、その員数とこの兼職状況ですね。これも調べてもらいたいと思うのです。よろしゅうございますね。
【次の発言】 委員会がまあ二百六、七十、さらにこれからふえるんでしょ……

第38回国会 内閣委員会 第19号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 この原子力委員会設置法によりますと、長官が委員長で、委員が六名、こういうふうになっておりますが、その委員の六名のうち、二名欠員になっているように聞いているんですけれども、少数精鋭主義というので六名という委員になっているんですが、二十人や三十人の委員会ならともかくといたしまして、少数精鋭という六名の中で、二名が欠員だというふうに聞いているんですけれども、事実なんですか。
【次の発言】 それじゃ完全に六名埋まっているわけですね。
【次の発言】 衆議院の内閣委員会で、これは三月の十四日の衆議院の内閣委員会ですが、飛鳥田さんの質問に対しまして長官の答弁があって、それが新聞に報道されている……

第38回国会 内閣委員会 第20号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 科学技術会議は総理を議長にしまして、少数精鋭で運営をするのだという建前になっておって、非常に特殊な会議のようになっておりますが、総理が議長だという点についても、また、少数精鋭だという意味におきましても、総理を議長にして、文部大臣、科学技術庁長官、大蔵大臣、企画庁長官、それに学術会議の会長、ほかに三名、こういうふうになっておりますが、この三名のうちの二人は常勤になっております。そういう中で、今回さらに二人をふやそうというわけでありますが、先ほど申し上げました非常に少数精鋭主義という建前からいいまして、今回二人増加というのは、非常に大幅な増員になるわけですが、どういう意味でこういうこ……

第38回国会 内閣委員会 第21号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回に続きまして、地域経済問題調査会、この問題につきまして伺いたいと思いますが、前回所得倍増計画との関係で伺ってきておったわけですが、この計画によりますと、十年後に鉱工業は三十年を一〇〇としまして、五一〇から五五〇というふうになる。で、通産省が長期経済見通し調査を行ないまして、通産省の長期経済見通し調査によりますと、ここに出ておりますところの地域経済問題調査会の考えとは全く逆なことになるように思うのであります。で、その調査によりますと、全国を一〇〇とした場合に、地域構成比は関東が四四になる、近畿、これは一九・八を占める、中部が一三・四を占める、どういう数字が出ております。それをひ……

第38回国会 内閣委員会 第22号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 これは、今理事打ち合わせをしてみたらどうですか。
【次の発言】 だから、理事打ち合わせではっきりすればいいことなんですから、もっとお互いに話してみたらどうなんです。
【次の発言】 職業訓練部を局に昇格なさるというのですが、従来ありました三課、部のときにありました三課ですね。管理、指導、技能検定ですか、この三つの課は局になってもそのままのようですね。それから定員もそのままです。従来六十名おられるわけですが、増加はなくて、そのままつまり部が局になりますけれども、課はそのままだし、人間もそのままだ、要するに部が局というふうになったということですね、中は全く変わらない。これは一体どういう……

第38回国会 内閣委員会 第25号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 丸山さんに伺いますが、国有地の中に入会をする権利を持っていた。これは私、事情はよく知らないのですが、その周辺の土地が国有地になった経過、そういうものを考えなければいかぬと思いますが、とにかく国有地に対して長年そこに出入りし、そうして下草を刈る、あるいは草を刈るという入会の慣行というものがあった、これはお認めになっておるわけですね。それじゃ、その慣行を取り上げるについて何かの承諾を得られたのかどうかということなんですが、それは得ておられるのですか。何も得てないのですか。
【次の発言】 この入会権の問題は、これはまあ成立以来からいろいろ経過がありますから、事情を私知りませんけれども、……

第38回国会 内閣委員会 第26号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 この間、農村から流れ出るといいますか、職業訓練のことにつきまして伺ったのですが、もう少し問題があるように思いますが、御存じのように、昨年三十五年度に農家子弟職業訓練所、これは十四カ所できることになっておりまして、ことしまた新しく十八カ所、三十二カ所の農家子弟職業訓練所ができるわけですが、農業基本法との関係で、今後最盛期になりますというと、年間に八十万、百万という、若い層でなくて、中年層あたりの人たちが農業から転出しなければならないというようなことに相なると思うのでありますけれども、その場合に、農家のそういう方々の転業訓練は、今作っておられる三十二カ所の農家子弟職業訓練所、この方向……

第38回国会 内閣委員会 第27号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 火曜日の内閣委員会で、労働大臣のあいさつの中にありましたものを取り上げまして、五現業の関係と非現業の関係、大きな差があるという点を質問をいたしましたが、これに対しまして迫水国務大臣は、これは現業と非現業の差ではなかろうかということで、その差があることをお認めになったわけです。それは当然のことであります。入江総裁は、労働大臣の考えておられる、あるいは労働省が取り扱っている点と人事院がやっておる調査方法、あるいはその精密さ、こういうものから同一には論ぜられないという御主張でありましたが、結局は差があるという点もお認めになったのであります。この差は、私ども長いこと主張いたして参っており……

第38回国会 内閣委員会 第28号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 国家行政組織法等の一部を改正する法律案につきまして、大きな問題が三つあると思っております。それらはいずれも密接に相互関係がありますけれども、その一つは国家行政組織法を改正をいたしまして、すなわち、定員に関するところを改正して、そして従来ありました定員法を廃止して、各省の設置法の中に定員を入れる規制をする、さらに現業については政令で規制する、この点につきまして、従来の定員規制と利害得失、この問題が一つ大きな問題としてあると思っております。で、もう一つは、この提案の趣旨の前提に立ちまして、各行政機関に共通する種々の問題があると思っております。  もう一つは、今の提案の定員規制に基づい……

第38回国会 内閣委員会 第29号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回行政管理庁に対しまして、根本的な問題については伺ったのでありますが、少しばかり残しましたので、それらの問題について伺いたいと思います。具体的な問題でございますので行管局長に一つお願いしたいと思います。  今度定員に入ります人たちの処遇、要するに、給与等は定員内と同じだということは当然そうでありますが、若干懸念いたしますのは、旅費とか超過勤務手当とか、あるいは人頭割りの庁舎、備品、こういうものはいかようになっているのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 十九条の二項にあります、政令で特別やむを得ないということできまる、俗称政令定員と申しておりますが、この政令定員も当然定員に入……

第38回国会 内閣委員会 第31号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 羽田の空港の出張所を事務所にするという点で若干お伺いをいたしたいわけでありますが、どうもこの入国管理事務所、特に羽田におきましては、大蔵省の税関と比べまして、歴史的にも新しい点もあると思いますけれども、種々非常に見劣りがするのじゃないだろうかというふうに拝見をいたしておるわけであります。たとえば庁舎にしましても、相当窮屈になってきておるのじゃないだろうかというふうに思います。それは逐年人員がふえておりますが、非常なふえ方をしておるわけですけれども、庁舎はその割にふえないという傾向があるようでありますし、制服等においても、税関とどうかという懸念がしますし、それから勤務の諸条件につい……

第38回国会 内閣委員会 第32号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 いろいろな問題につきましてお伺いをいたしたいわけでありますが、まず初めに防衛庁長官のシヴィル・コントロールの問題につきまして伺いたいと思います。これは前回総理が見えましたときにも総理に伺ったのでありますが、なお、大事な問題が残っておりますので伺いたいと思います。これは衆議院の内閣委員会でも問題になりました杉田幕僚長の発言、すなわち、自衛隊の任務は治安対策が目的だというような意味の発言があって、これに対しまして衆議院の内閣委員会で種々論議が行なわれたわけであります。その中で、四月二十五日でございますが、長官が特に発言を求められまして、この杉田幕僚長の発言の経緯の説明があったわけであ……

第38回国会 内閣委員会 第34号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 建設省の設置法で局が一つふえるわけであります。昨年は設置法はだいぶたくさん出ましたけれども、審議会、調査会、こういう設置法でありました。局をふやすというのはどこもなかったのでありますが、本年は審議会はうんと減りまして、そしてこの局を作るということが出て参りました。今度局を作りますのは四つできるわけですね。建設省は今の建政局と、厚生省は通りましたが、環境衛生部というものを環境衛生局にする、労働省は職業訓練部を職業訓練局にする、大蔵省が主税局を、主税局、関税局にする、四つ局ができるのです。そのほかに外務省の方で設置法が出ましたが、このときに中近東アフリカ部を作る。それから運輸省では名……

第38回国会 内閣委員会 第35号(1961/06/05、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 海上保安庁法の一部改正につきまして若干伺いますが、まず初めに、この第七管区、これを二つに割って、そうして七管区と十管区と、十管区を新しく新設する、これは鹿児島、熊本、宮崎三県の水域を所管する。その理由は、九州方面を担当している七管区の業務量が非常にふえている、そこで二つに割る、こういう趣旨のようであります。まあもっと詳細に言えば何ですが、簡単に言えばそういうことになるのではなかろうかと思います。そこで、七管区が李ラインなり、あるいは台風関係なりを持ちまして、業務量がほかの管区とは違ってふえているということは理解がつくわけなんです。ですが、当然それに伴いまして、施設なり人員等はふえ……

第38回国会 内閣委員会 第36号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 この九十六条ですね。九十六条の中に「政令で定めるところにより」というのを加えるということになっておりますが、これはどういうことなんですか。ちょっと説明をいただきたいのですが。
【次の発言】 その政令で定める場合も、統一して政令で定めるというのですか。具体的にこういうふうにしたいという案があるわけでございますか。
【次の発言】 四点くらい伺いたいわけであります。少し長くなりますけれども……。(「要を得て簡に」と呼ぶ者あり)要を得て簡にやりたいのですが、なかなかやはりいい御答弁をいただかないと納得できないものですから、要するにくどくなるわけですが、この間この委員会で私、消費者物価指数……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1961/12/08、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 さっきから聞いておるのですけれども、調査を委託をしてやる、これがまとまって至急という話ですが、もう一つ問題は、協議会にひとつできるだけ入ってもらいたい、一体協議会に入るという見通しはあるのでしょうか。  それから今おっしゃった大学に委託しておられると言うのですが、いつごろできるのですか。これがまとまって、それを検討の上、今度調達庁としての見解を作られるのでしょうか。これはいつまでかかるかわからない、一方協議会にいつ入ってくるかわからない、それでできるだけすみやかに、できるだけすみやかに適正化する、これは覚書は十分承知している、こうおっしゃるのですけれども、どうも私は理解がつかない……

第39回国会 内閣委員会 第4号(1961/10/10、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 行政管理庁長官にお伺いをいたしたいのでありますが、御存じのように、三十八通常国会に建設省、大蔵省、厚生省、労働省、それぞれ設置法の一部改正が出されまして、四つの局を新設する、さらに運輸省、外務省、それぞれ部を新しく新設をするというような提案がなされまして、この中で厚生省と労働省にはそれぞれ局が新設されている。運輸省、外務省にも部がそれぞれ新設されました。今度のこの臨時国会に、さらに残りました建設省と大蔵省の局の新設が出ておるわけであります。この点につきまして若干伺いたいのでありますが、三十六年度におきましては、十六の新しい局並びに部を新設するという要求が各省から出されております。……

第39回国会 内閣委員会 第5号(1961/10/12、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 設置法の一部改正が提案されたわけでありますが、それは農林省の行政部門と非常に密着した、一体になったものであります。したがいまして、今具体化しつつある農林省の機構改革、さらには今後具体化されるであろうところの農林省の機構改革、そういうようなものを一応承って、その中の一環として提案された農林省設置法改正案を審議したい、こういうわけであります。したがいまして、そういう意味から種々お伺いいたしますが、まず初めにお伺いいたしますのは、今度出ました農林省の機構改革、農林省の設置法の一部改正は、農業基本法の二十三条に、農業の「行政組織の整備及び行政運営の改善に努める」、こういう条項があるわけで……

第39回国会 内閣委員会 第6号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 ただいま、先回延びておりました答弁があったのでありますが、どうもすっきりのみ込めない点もありますし、また、理解のいきかねる点もある。それで、どうも私は、技術会議を外局にせいというような発言はいたしてないわけでありまして、どうもこの技術会議は、行政組織法からいいまして種々疑問がある、問題があるんでないかというふうに申し上げておるわけです。で、予算の執行なり、あるいは人事の問題なり、それから先ほども政務次官のお話にありました外部に対しますところの補助金の交付なりというような点から見ましても、部局と同じような性格のものではないかという気がするわけであります。事実、また私は先般も申し上げ……

第39回国会 内閣委員会 第7号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回、農林水産技術会議につきまして種々お伺いいたしましたが、それらの点について、残りました事柄には、ただいま資料等もいただいたのですが、これはいずれ検討いたしまして、次回に農林大臣に対しまして伺いたいと思います。  そこで、きょうは続きまして、各試験場の問題につきまして、試験場が、種々中央地方を通じまして、再編成されるわけであります。その試験場の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  この提案の趣旨は、農林水産技術会議の権限を強化をいたしまして、その強化いたしましたことを前提にして、現在ありますところの総合的な農事試験場を五つに分割をするというのが趣旨でありますが、したがっ……

第39回国会 内閣委員会 第8号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回、各農事試験場の、あるいは今度新しくできます四つの試験場の関係について伺って参りましたのですが、食糧庁にあります食糧研究所、これを食糧庁からはずしまして、本省に今回持ってこられるということでございますが、これは食糧も農業だ、こういう意味でこっちに持ってこられるのかどうかということと、それから山形の新庄にありますところの農村工業指導所、これも今後この食糧研究所の支所というふうになるようでありますが、これは食糧研究所とは相当違った内容の指導所でありまして、これを支所になさるというのは、支所としての形態をすみやかにおとりになるのかどうかということ。もう一つは、河野農林大臣は盛んに農……

第39回国会 内閣委員会 第9号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 その室長なり、国務大臣、総務長官が来なければまずいですね。
【次の発言】 人事院勧告が行なわれまして、それを受けて政府が今回法律案の提出をされたわけですが、これらの問題につきましての本格的な論議、これは次の機会に譲りたいと思っております。ただ、ここで若干伺っておきたいのは、御存じのように、人事院の標準生計費、これは四月で独身者――一人世帯から四人世帯までは一二%という上昇です。五人世帯は若干下がっておりますが、一二%を少し切れますが、四人世帯京では一二%上がっておる。これは四月の話ですから、今日はおそらく一五%を上回っておるものと見なければならぬかと思うのですけれども、しかし、い……

第39回国会 内閣委員会 第10号(1961/10/28、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 まず初めにお伺いいたしたい点は、フーヴァー委員会の例にならって、臨時行政調査会ができるというような雰囲気が非常に強いわけででありますが、フーヴァー委員会といいますとどきっとする面もありますし、なかなかいい面もありますしするわけであります。したがって、フーヴァー委員会のどこを日本のこの臨時行政調査会では重点を置いておられるのか、それをお伺いしたいのです。そこで、この調査会ができる、こういうふうに御提案になりました趣旨は、昨年の十二月の七日に行政審議会から行政管理長官に答申が出まして、その中で米国におけるフーヴァー委員会の例にあるような、超党派的な、きわめて権威の高い機関を臨時に設け……

第39回国会 内閣委員会 第11号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回フーヴアー委員会との関連におきまして、さらにまた十回ほどにわたります戦後のこの種各種委員会等の答申等の経過から、私どもが心配いたしておりますことにつきまして種々伺ったわけでありますが、続きまして、若干残りました点を伺っておきたいと思います。  それは、一つは公務員の能率を増進する、あるいは奉仕の向上をはかるというのがスローガンです。また、本調査会のねらいの一つになっておるわけでありますが、私は、今の官庁におきまして能率を増進するという、そういうマネージメントの原理、あるいは能率の原理というものを役所に一体適用して効果があるものかという点について、実は疑問を持っているわけであり……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1962/06/06、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 関連して。せっかく総裁が来まして給与をやるというので、黙っているわけにはいきませんので、ちょっとばかりお尋ねします。人事院勧告の場合、いつでも人事院独自で五十人以上の調査をやれるのです。同時に労働省でやっておられる毎月勤労統計を引用しておられるわけですが、今回の民間の一年間の上がり工合を見ますと、近年にない大きな上がり方をしている。昨年は御存じのように千八百円と勧告した。これは千七百九十七円で、三円足すと千八百円になる。その場合、民間の一年間の上がり方は、毎月勤労統計で修正をして八百九十六円、その前の年は二千六百八十円と勧告を出した。そのときは千七百九円です。今年は二千四百円をは……

第40回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1962/07/05、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 八月八日の勧告を目の前にしておるわけですが、人事院といたしましても種々検討なさっておられるところだと思います。伺いますと、人事院で調査されました民間給与の実態調査、これは今総理府統計局で処理中であって、まだ人事院のほうには送付されていないようでありますが、しかし、その前にして、総理府統計局の種々の資料、あるいは労働省の統計調査部で行なっております毎月勤労統計、まあこういつたような内容については種々御検討になっておるんじゃなかろうかというふうに思いますので、そういう問題を中心にして、人事院の勧告について若干伺いたいのですが、この総理府統計局の消費者物価総合指数、これはこの間私新聞で……

第40回国会 内閣委員会 第8号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 三十九国会でこの国家公務員等の旅費の改正について論議がありまして、それに対して大蔵大臣、政府委員等から答弁がありまして、今回旅費法改正が出ましたことはけっこうなことだと、こういうふうに思います。さらにまた、日当なり宿泊料、移転料等が若干引き上げられる。あるいは従来の九段階が六段階に圧縮される。各段階ごとにありました非常に妙な格差がなくなったという点等の改正の面もあるわけでありますが、しかし、上下の格差は依然としてあるようでありますし、旅費の趣旨からしまして、問題があるというふうにも思いますし、また、この定額の引き上げ方が低いようにも思いますし、また、その根拠等にもいろいろ疑問や問……

第40回国会 内閣委員会 第9号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 半日直の問題につきまして、人事院規則並びに細則の問題ですけれども、伺いたいと思います。給与法の十九条の二に宿日直の規定があるわけですが、この宿日直手当の規定は、「宿直勤務又は日直勤務を命ぜられた職員には、その勤務一回につき、三百六十円をこえない範囲内において人事院規則で定める額を宿日直手当として支給する。」こうありまして、これを受けて人事院規則九―一五がありまして、この九―一五でその定める額は「宿直勤務又は日直勤務一回につき三百六十円とする。但し、勤務時間が五時間未満の場合はその勤務一回につき百八十円とする。」ここで問題にいたしますのは、この勤務時間五時間未満の百八十円というやつ……

第40回国会 内閣委員会 第10号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 この国立科学博物館の機構を改正されるわけですけれども、その来たるゆえんは、日本学術会議の第二十六回の総会の議によって作られるということなんですが、私はこの点で、三十三年の五月の決議になっておるわけですね、約四年ですか、日時がたっているわけですが、どういうわけでこういう長いことたっているのかという点をひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 定員の改正につきまして、今度文部省の関係で五千六百三十一名という定員外職員が定員内に入るわけですが、この数字は政府の中でも非常に大きな数字を占めておるわけです。前々からこれについては非常に問題がありまして、この中で国立学校の五千四百五十二名とい……

第40回国会 内閣委員会 第11号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回伺ったんですが、国立大学の附属病院に七千五百七十三名という無給の職員がおる。それで、またそのときに問題がありました東京工業大学に約三百名ほどの無給職員がいると、こういうことだったんですが、そこで、理工系の大学には今の工業大学と同じように相当多数の無給の職員がおるように聞いておりますし、そういうようなものが一体どの程度あるのかどうか、それをまず伺いたいわけです。で、附属病院の場合におきましては七千五百七十三名ということですが、そのほかの国立大学、さらに附置してある研究所、さらに文部省の所轄している研究所、こういうところにどの程度の無給職員がいるというふうに推定していらっしゃるの……

第40回国会 内閣委員会 第12号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 定員の問題につきまして、定員の改正をやられるわけですが、建設省の場合におきまして、定員化の問題が過去非常に大きな問題になっているのは、御承知のとおりであります。そこで、今回四千七百九十一名という人たちを定員の中に繰り入れるわけでございますが、これは四千七百九十一名というのは、行政管理庁に建設省が名簿を出されたのはどのくらいの数字か、残りましたのがどの程度になっているのか。その点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この五千六百七十七名というのは、建設省としてはこれだけのものを定員化すべきであるという見解のもとに名簿を出されたものだと思うのです。そして四千七百九十一名ですか……

第40回国会 内閣委員会 第13号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回建設省の定員に繰り入れる問題につきまして伺ったのですが、その際、行政管理庁で調査をしまして四千七百九十一名を定員に繰り入れる。残った問題につきましては、各省共済方式で善処すべきじゃなかろうかという考え方があるけれども、建設省としてはもっとそういう問題はあとで根本的に検討したい、こういうことでありました。したがって、今ここでどういうぶうに検討してどういうふうに処置をされるかという点について問題にしてもいいように思うのですけれども、しかし、いずれこの問題は定員全般にわたりまして行政管理庁長官、内閣委員会においでいただいて、建設省の問題、それから文部省の定員繰り入れの問題、あるいは……

第40回国会 内閣委員会 第14号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回残りましたものが一つあったんですが、保護観察所ですね、これにつきましてこの点少し問題が残りましたので若干伺っておきたいんですが、これ各県に四十九カ所あるんですね。ですから各県一つあるということになるわけですが、約九百名くらいの職員が従事しておられる。つまり各県の保護観察所に二十名前後の方々がおられるわけですが、その人たちの仕事の量が非常にふえておるということ、それからこれは保護観察処分者が非常に多いということが一つの理由だろうと思いますが、一人で大体二百名程度の人を負担をする、受け持つというようなこともありますし、それから事業の性質上、市町村の更生委員、こういう方々との打ち合……

第40回国会 内閣委員会 第15号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回に続きまして、保安監督部の残りました若干の点について伺いたいのですが、この保安監督部は今度局になるのが二カ所ありますが、これは昭和二十七年ごろからずっと人員が増加しないで、昨年御承知のような、上清、大辻両炭鉱の非常にセンセーショナルな事件が起こりましてから、昨年政令定員で四十名ふやされた。今回二十二名ふやすということになっておるわけですが、この昨年ふやされました政令定員の四十名、それから今年ふやします二十二名、この内容はどういうふうになっておりますか。保安監督官がふえるのか、あるいはそれとも事務官か、どういうふうになっておるか、その点を伺いたいと思います。

第40回国会 内閣委員会 第16号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 航空局は見えていますか。
【次の発言】 海運局と陸運局それから航空局ですね、この二つの点について種々伺いたいのですが、まず海運局ですね、海運局は、本省に海運局があって、全国十カ所に地方海運局という海運局ができておる。さらにそれから、支局が五十七、支局の出張所が六十三、それから、海運局の直接の出張所か十九、こういう組織形態になっておるのでありますが、この支局以下になりますと、非常に人数が小さくなりまして、特にこの約八十幾つあります支局の出張所、あるいは局の出張所、こういうところは大体一人いるという実情ですね。そこで、全体といたしまして、この海運局全体としまして、非常に人員不足のよう……

第40回国会 内閣委員会 第18号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 青少年問題協議会につきまして、非常に関係するところが広範なわけですけれども、法務省の関係がございましょうし、労働省も関係ありますし、厚生省あるいは農林省と、非常に広範に関係があるわけですが、こういう各省とはどのような協調をしてやっておられるのだろうかというふうに思うわけなんです。ここへ協議会の委員が二十何名おられるわけですが、そこでそういう関係各省との連絡調整というようなものは一体具体的にどういうふうにやっておられるんだろうという疑問がわくわけなんですけれども、各省の関係者が、担当者が総理府に集まって、そして総理府総務長官が調整なさると、こういうことですと常識的にはっきりわかるん……

第40回国会 内閣委員会 第19号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 宮内庁の今回の九十八人の定員増、その中の九十五人が常勤職員から定員内繰り入れ、三名が新しく新規の増員、こういう内容でございますが、この九十五人の定員外職員を定員内に繰り入れられるという数字は、宮内庁の定員のほぼ一割に近い数字であります。三十四年から四回にわたりまして定員外職員の繰り入れが各行政機関行なわれておりまして、前回一番大きな繰り入れがあったわけですが、残りました分については、さらに明年度政府全体としまして各行政機関繰り入れることになっておりますが、この一割近い宮内庁の繰り入れについて感ぜられますことは、宮内庁の定員外職員を繰り入れるということについての措置がおくれておった……

第40回国会 内閣委員会 第20号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回に続きまして放射性降下物調査の問題につきまして若干伺っておきたいと思いますが、御存じのように、一九四五年の六月ですか、ニューメキシコの砂漠で原爆の実験が行なわれまして以来、三年を除きましては、つまり昨年の九月まで、一九五八年の八月から一九六一年の九月まで、この三年間を除きましては、公然と核爆発の実験が行なわれているわけですが、したがいまして、放射性降下物の累積量が漸次やはり増加しているというふうに見なければならぬと思いますが、昨年ソビエトの大がかりな核爆発実験等が行なわれまして種々問題になったのでありますけれども、警戒量と申しますか、これ以上になるというと何らかの対策を立てる……

第40回国会 内閣委員会 第21号(1962/04/13、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私、四つほど問題を伺いたいわけなんですけれども、 一つは、この各省設置法が出て参っておりまして、その設置法の中で局部の新設が目立って多く出ておるわけです。これらにつきまして、設置法がかかりますたびに局部の新設については伺っておりますが、このように政府各機関の局部の新設が多くなってきておることにつきまして、行政管理庁としましてどういうようなお考えを持っておられるのか伺いたいというのが一点であります。  それからもう一点は、各省設置法の中で定員化、定員増が今回から規制されるようになったわけでありますが、従来は、御承知のように、定員法というのがございまして、その定員法を行政管理庁がもっ……

第40回国会 内閣委員会 第22号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 まず、職員の定数の増加のところを読みますと、五百三十二名から五百六十四名に改めて、三十二名増加する。そのうちの純増は二十五名で、東北開発株式会社の監理関係に二名振り当てることになっておりますが、これにつきまして、今まで東北開発株式会社に監理関係の職員はいなかったのかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 従来監理官のごときものを置きまして、一般のいわゆる公団を監理すると同じような監理官のごときものをもっと組織的にやられておったわけでございましょうか。
【次の発言】 今回これが二名増加して八名になるというわけですね。
【次の発言】 この東北開発株式会社の資本金が二十五億円だ。そ……

第40回国会 内閣委員会 第23号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 暫定手当の、本年度の暫定手当を無級地に支給するという問題を前回論議したわけでございますが、きょうも冒頭にこの問題をやりたいと思っておったんですけれども、大蔵省のほうの御出席が二時ごろになるようでありますので、この問題あとに回しまして、特別手当、三月末の特別手当、それから年度末手当といいますか、この問題について、公務員制度担当大臣でもありますし、伺いたいわけでありますが、私この三月末の特別手当につきまして、毎年三月になりますと、人事院あるいは公務員制度担当大臣に伺って参っておるわけでありますが、本年もどうしてもこの問題をまた取り上げて論議をしなきゃならないというふうに思うわけであり……

第40回国会 内閣委員会 第24号(1962/04/20、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 きのうの大蔵委員会で大蔵省設置法の一部改正につきまして論議しました際に、暫定手当の問題につきまして種々御質問いたしたわけでありますが、どうもすっきり理解がつきにくい点がございますので、この点について大蔵大臣にぜひひとつお答えをいただきたい、こういうわけであります。それは暫定手当を本俸に繰り入れて整備をするというような論議が行なわれまして、昨年の十二月に御存じのように人事院が勧告をいたしたのであります。その勧告の内容は御存じのとおりでありまして、一段階の三分の一を無給地に支給するというやつであります。一段階といいますと、今の給与の本俸の六・八%ということであります。その三分の一を本……

第40回国会 内閣委員会 第25号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 順序もございますけれども、先に今回の定員化の問題につきまして大藤省のほうで考えておられるところがあるようでありますので、その問題についてまず伺いたいと思っております。  先般建設省の設置法の一部改正を審議いたします際に、さらにまた、行政管理庁の設置法の一部を改正いたします場合に問題として出たわけでありますが、それは建設省で申しますと約六百名くらいの方、それから北海道開発庁で申しますと約三百四名といいますが、そのほか運輸省の港湾建設関係、それから農林省の林野庁、それから農地、こういうところにありますところの福利、名前としてはこういう名称はなかったのでありますけれども、これはどこがそ……

第40回国会 内閣委員会 第26号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 今度の設置法の一部改正で、経済協力部を局に昇格する、その理由がいろいろ述べられておるわけでありますが、今回こういうふうに経済協力部を局に昇格するにあたって、経済協力の基本的な考え方をひとつ伺いたいのです。
【次の発言】 今のお話を承っておりますと、これは東南アジアに重点があるわけでございますか。たとえば南アメリカに関心はないのかどうか。この点について。
【次の発言】 そこで、私は、この経済協力部が局になりました際に、移住局の問題と関連があるように思いますので、移民の問題につきまして少しお伺いをして、それからもう一ぺん本題に帰って参りたいと思いますが、移民は少しこまかくなりまして恐……

第40回国会 内閣委員会 第27号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 関連して。二万四千円ベースに、俸給額に相当する二万四千円ベースに上げられるということなんですが、これはいつの二万四千円ベース、いつですか、これをひとつ……。
【次の発言】 この三十五年の十月一日に公務員のほうのベースというのは二万四千円だと、こういうわけですね。それでこれが三十九年の七月には完全実施されると、こういうわけですね、そうすると、満四年かかるわけですね、それはまあ一応別にしまして、この二万四千円ベースというのは、これはどういう内容ですか、ベースというのはどういう内容ですか。
【次の発言】 二万四千円ベースというのは、三十五年十月一日に二万四千円ベースだというのは、これは……

第40回国会 内閣委員会 第28号(1962/04/30、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 簡単に経済協力局のできます内容の問題につきまして、長期信用供与の問題、海外投資、それから技術協力、こういう点につきまして簡単に伺っておきたいと思うのですけれども、まず初めに、技術協力の問題でございますが、いろいろこの中で海外技術研修生の受け入れの状況の問題でありますが、これはコロンボ計画とか、国連及びその専門機関、ICAの資金利用、あるいは現地政府の要請というような形でいろいろ受け入れの場合のこういうルートがあるようでありますが、給与の不均衡があるというようなふうに聞いておるわけです。その中で沖縄からの受け入れ研修生、技術研修生ですね、これは特に給与が低いというふうに聞いておるわ……

第40回国会 内閣委員会 第29号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 厚生省設置法一部改正について、たくさんの問題があるわけでございますが、審議の上に必要な点を若干確かめておきたい、こういうように思います。そういう点からひとつお伺いをいたしたいと思います。  今度、社会保険庁ができるわけでございますが、外局を作るということはこの十年来なかったのじゃないかというふうに思っておりますけれども、外局を作るということは、ほとんど不可能だというふうに言われてきたように思いますが、今回この保険庁ができるということになったわけですが、さらにその作り方が年金局とそれから保険局と、その局はいずれも残りまして、そして外局ができる、こういうまあ形なんですね。で、こういう……

第40回国会 内閣委員会 第32号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 防衛庁の設置法一部改正につきまして、種々伺いたいというふうに思っておったわけですが、特に今回防衛施設庁に統合されます調達庁職員の身分の取り扱いについては、これは非常に重要な問題であります。どういう角度から見ましても、ぜひこの委員会において問題にいたしたいといりふうに思っておったわけですが、これらの点について、社会党と自民党との間において附帯決議をつけるような話が進んでおりますので、この点についての質問はきょうは差し控えたいと、こういうふうに思います。
【次の発言】 私は、防衛庁設置法等一部改正案につきまして、反対であります。反対の意を明らかにいたしておきます。先ほど両方で、自民党……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○委員外議員(鶴園哲夫君) 国会職員の問題につきまして四、五点伺いたいと思いますが、まず第一に、行政職俸給表の(一)と(二)というふうに分かれておるわけですが、これは従来からも大へん問題がございまして、始終本院におきましても論議されておるところでありますが、この行(二)に該当される方というのは、どの程度おられて、さらに、その職種はどういうふうになっているのか、伺いたいと思います。院と参議院の方から承ります。
【次の発言】 こういうふうに行(一)と行(二)と分けていることにつきまして、種々問題があって、実際職員の間でも不満なり、あるいはこれを何とかしてもらいたいという空気があるのじゃなかろうかと……



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データ更新日:2022/12/18

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