神沢浄 参議院議員
9期国会発言一覧

神沢浄[参]在籍期 : | 9期|-10期
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このページでは神沢浄参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

神沢浄[参]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第8号(1973/03/07、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました昭和四十八年度地方財政計画並びに地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案に関連して、田中総理及び関係大臣に対して若干の質問をいたします。  まず第一に、総額十四兆五千五百十億円にのぼる昭和四十八年度地方財政計画についてでありますが、政府の国際経済情勢の見通しの誤りと経済政策の破綻にもかかわらず、何ら是正することなく、ただ単に数字のつじつまだけを合わしたにすぎないまことに無責任な計画と言わざるを得ません。すなわち、一昨年のドルショックによる経済情勢の悪化に対してとられた地方財政対策は、総額五千億円の八……

神沢浄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

神沢浄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1971/09/16、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、きょうの議論の中にもすでに幾たびか触れられておりますように、もうすでに不況基調にありましたわが国の経済に加えて、ドル・ショックというようなたいへん大きな経済変動のさなかで、地方財政がそれによる影響で非常に危惧と不安にさらされておるというような見地に立って、いまたまたま大臣の最後のお話の中に、全国知事会の要望に触れられておられましたが、その点について、私は、より具体的に自治省の考え方というようなものをお伺いをするために質問をいたしたいと思うのです。  第一に、ただいまも触れておられましたように、いま私どもの手元に配付がされておりますが、人事院の勧告が行なわれました。それによると……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 地方行政委員会 第3号(1971/11/30、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は四十六年度分の地方交付税の特例等を中心にした一連の地方財政措置についてお伺いをしていきたいと思うのですが、その具体的な質問内容に入る前に、ちょっと基本的な考え方を先に――大臣おられぬようだから次官にお伺いしておきたいと、こう思うのですが、私、今回のこの措置を一覧して感じますことは、一応当面の問題に技術的に対応した苦心の点についてはわかるような気もしますけれども、しかし地方財政の問題というのはいまきわめて深刻でありまして、当面の技術的ないわば継ぎはぎ対策みたようなものだけでは、これはもう解決にならないのではないか、こんなふうに考えられるところであります。何となれば、今日地方財政が……

第67回国会 地方行政委員会 第4号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○神沢浄君 この機会に関連をして一、二お伺いしておきたいと思うのでありますが、先ほど大臣からの決意も聞きました。それからいま官房長の考え方をお伺いしたのですが、それにつけても私が感じておりますのは、ここ相次ぐ警察組織内の不祥事故の連続というようなものがどこに起因をするかという点をもっと警察自体はもとよりですけれども、私ども国民という立場からこれを掘り下げて考える必要があるのではないか。こういう点から、まず第一に私はあげておきたいと思うのは、現在、なるほどそれは訓示も必要、命令も必要、いろいろな教育もけっこうなことでありますけれども、それらの問題以前のこととして、今日警察が、言うなれば新左翼の動……

第67回国会 予算委員会 第6号(1971/11/08、9期、日本社会党)

○神沢浄君 関連。  いまの御答弁ですが、私は何としても納得がいかぬもので、重ねてお尋ねするのですが、外務大臣のいまのお答えによると、出撃の際にやはりそのとき国益を考えて「イエス」か「ノー」をきめるんだ、こういうふうに受け取れるわけです。そうなりますと、まず第一点の問題として、たとえば一つの場面を想定して、国益のために「イエス」と言わなければならないような場面というものはどういうものであるかということをひとつお伺いをいたしたい。  それから本土並みということをいわれているわけなんですが、そうなりますと、これは本土の場合にもやはり本土から出撃するときに、どういう場面か知らぬけれども、国益の上に立……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1972/04/06、9期、日本社会党)

○神沢浄君 いま中央高速道路の地すべりのため相模湖と大月間が閉鎖中です。これは言うまでもありませんけれども、その間における岩殿山の地すべりに起因するものであって、そのために、関係住民はもとより広く一般の人たちも非常に不安を感じておるところですし、同時に、閉鎖のためにすべて国道二十号線のほうに交通が集中をされておりますので、たいへんな混乱を起こしておるような実情ですし、利用者は非常な困難を来たしております。そのために経済的な影響なども非常に顕著になってきく大方の非常に危惧するような状況が幾つもあらわれておるわけですが、そういうふうな点から、この不安や、あるいはすみやかにこの対策を進めて正常に復し……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1972/05/24、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は質問に入る前に、先に質問の趣意を申し上げておきたいと思うんですが、まず第一点としては、今日産業経済社会の成長、変革によって、海上交通についても、船舶の大型化、高速化、及び船舶一般の異常なふくそう等が生じて、このため特に著しい海域については安全確保のため特別な交通規制を必要とするということについては同感であります。  第二点として、しかし、そのことが結果として特定の階層には有利になるが、一部の階層へはきわめて不利のしわ寄せをしているがごときことがあってはならないと思います。  さらに第三点としては、また規制の方法、安全のための対策等については、単に警察的な取り締まりの方途だけでな……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1972/06/02、9期、日本社会党)

○神沢浄君 三点ばかりお尋ねしたいと思うのですが、いまそれぞれお話を承りまして、私が受けとめる点では、やっぱり海運、海上交通というようなものを舞台にしまして、一方ではどんどん発展する可能性、片一方には既存の漁業者の生活をかけた権利がある。この二つのものがどう調整、調和をされているかというふうな点に一舞台は海上交通の問題ですけれども、やっぱり基本問題があるような受けとめ方をするわけであります。  そこでお話をお聞きしておる中でもって、四十二年以降この法案提出に至るまでに、国と漁業者のサイドでもって相当の接触が続けられている。しかも、国側の理解や善意ある努力というようなものは認められておる。にもか……

第68回国会 地方行政委員会 第8号(1972/03/31、9期、日本社会党)

○神沢浄君 この法律案は、いま御説明ありましたとおり、社会党におきましても同意をして提案をしているのでありますが、私は、質問ということよりか、むしろ文章、表現上の問題等について後日疑義のないような点を考慮して確認の意味でもってお尋ねをいたしたいと思うわけでありますが、まず第一点として、「市街化区域農地で耕作の用に供されていると認められる農地」、こういうことになっておるわけでありますけれども、もちろんその認定は、本案によりますと、課税審議会の議を経て市町村長が認定をするという手続を経るわけでありますけれども、この表現につきましては、原則的な考え方としては、農地としての実態に基づいて措置をするとい……

第68回国会 地方行政委員会 第9号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、大臣の所信表明の中でもって一点だけ、時間の関係もございますからお尋ねしておきたいと思うのですが、所信表明の中でもって大臣がこう言われておるわけです。「社会経済情勢の著しい変貌と住民の日常生活圏の拡大に即応し、真に住民の諸要請に応え得る適切な行政処理体制を確立することの必要性は、今日、ますます強くなりつつあると考えられます。このような観点から、従来に引き続き広域市町村圏の振興整備及び市町村内の近隣社会(コミュニティ)の形成に関する施策をさらに積極的に推進するとともに、大都市周辺市町村における広域行政処理体制のあり方にいても検討を加えてまいりたいと存じます。」と言われております。……

第68回国会 地方行政委員会 第13号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、これは略称廃掃法といっておるんだそうですけれども、それと地方行財政、特に市町村の関係について御質問をしたいと思うわけなんです。そこで、御答弁をひとつ的確にやっていただくために、質問の主意を先に申し述べておきたいと思うんですが、私は、特に市町村のごみ処理施設に限って質問をしてまいりたいと思うんですけれども、このごみ処理の事業を通じて市町村の財政に及ぼすところの影響等の関係、その上に生じております矛盾点とか不合理点等を取り上げてひとつ論議をし、同時に見解をお聞きしてまいりたいと、こうまあ思うわけです。  第一点として、廃掃法の第四条三項に必要な技……

第68回国会 地方行政委員会 第15号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、主として法案の内容について質問してみたいと思うんですが、あとの論議にかかわり合いがありますから、それに先立って警察庁の交通局からいただいておる昭和四十六年の交通事故概況についてという資料がありますが、この資料の内容の二、三点でお伺いをしておきたいと思うのですけれども、これで見ますと、昭和四十六年度は全国的に死者数も負傷者数もともに減少したと、こうなっております。しかも、それは死者、負傷者とも減少したという事実は戦後初めての現象である、こうなっておりまして、このことについては私ども一定の評価をしたいと思いますが、しかし、そういう結果が四十六年度に至って出てきたということについて……

第68回国会 地方行政委員会 第17号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、質問に入る前に、この法案に対する基本的な態度と、それから、これからの質問の主意を明らかにしておきたいと、こう思うんですが、現在、資本による土地に対する無規制の投機的な投資のために、土地の異常な値上がりによる土地の取得難で、地方公共団体の行なう公共事業等が漸次その水準を低下さしてきておるわけであります。あわせて、地方公共団体の低い財政力と相まって住民の生活環境は悪化の一途をたどっておるというのが現状だと思います。このような現状に対応する政策として、土地の利用権に法的規制を加えるということについてはこれは当然のことだと思います。とりわけ、地方公共団体の行なう公共事業について土地の……

第68回国会 地方行政委員会 第19号(1972/05/30、9期、日本社会党)

○神沢浄君 この前の質問に引き続いてですけれども、第一点として、ちょっとあのとき時間の関係でもって御答弁があまり十分でなかったような点もありましたので保留をしておいたのですけれども、それは届け出の分と申し出の分の税制の特別措置が不均衡になっておるという点について、私は、これは運用上均衡をはかるべきだということを特に強調をしてお尋ねをしておいたのですけれども、その点についてはっきりした御答弁を重ねていただいておきたいと、こう思うんです、大臣に。
【次の発言】 いまの大臣の御答弁、たいへん前向きでございまして、私もそれを信頼して了承いたしたいと思います。  そこで、次にひとつ、私はこの法案をながめ……

第68回国会 地方行政委員会 第22号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○神沢浄君 関連で一つだけお聞きしておきたいと思うのですが、いまの質疑応答を聞いておりまして、これは明らかに日本の法律には違反した行為をやっておるということですね。いま外務省のほうでは口頭で申し入れたとか、あるいは合同委員会への手続をとったとか、これはもういわゆる外交の関係からいえばそうでありましょうが、明らかに目の前でもって日本の法律に違背をされているという際に、日本の警察当局としては、それをいわゆる現行の犯罪ですからね、とめることができないでしょうかね。できないとすれば、それはどういうわけでできないか、こういう点だけを一つお聞きしておきたい。

第68回国会 地方行政委員会 第24号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○神沢浄君 最初に、審議の参考として、警察当局が把握をしておる全国の警備業の実態、業者数、それから就業警備員数、そのうち大規模業者、これは数例でよろしいですが、ちょっと説明を伺い  たい。
【次の発言】 そこで、過去三カ年くらいでよろしいですが、警備業なるものが犯したところの特徴的な犯罪または非行あるいはトラブル。端的にいうと、この法律案の策定をしなきゃならなかったような、動機となっておるような特徴的な犯罪、数例でよろしいのですが、ちょっとお示し願いたい。
【次の発言】 これから順次質問も申し上げていくわけなんですが、いま説明を受けましたそれぞれ個々の強盗とか窃盗とかいう種の犯罪については、こ……

第68回国会 内閣委員会 第7号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、四月の十日に北富士演習場の付近に生じました自衛隊とそれから地元住民との間のトラブルにつきまして、一人の青年がいま逮捕、拘禁中というような事件でありますけれども、お尋ねをしてまいりたいと思うわけです。  その点について質問の趣意を先に申し上げておきたいと思うんですが、第一点は、私どもの調査によりますと、防衛庁が把握いたしておりますところの事実との間に重大な相違がある。防衛庁は事実をたいへん大きな誤認をしておるのではないか。そうであるとするならば、これはまことに著しい人権のじゅうりんの問題になるわけでありまして、したがってその点を明らかにいたしたいと思うんです。  第二点としまし……

第68回国会 内閣委員会 第8号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○神沢浄君 過日、当委員会が行なった現地調査におきまして、対象者の陳述の中で特に意見が分かれておりましたのは、入り会い権の問題並びに返還行政の二点であったと、こう思うわけであります。この点については、午前中、足鹿委員の質問によって相当論議も済んでおりますから、私はできる限り重複を避けてお尋ねをしていきたいと、こう思うのでありますが、ただ、午前中の論議を通じまして一そう私が感じましたのは、あの長期にわたって今日まで継続をされておりますところのいわゆる地元住民との間の紛争というものの原因が、やはり国側の権力的な、あるいは御都合主義というようなものに非常に大きく起因をしておるということを、実は痛切に……

第68回国会 予算委員会 第15号(1972/04/19、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、米軍基地と国土計画、米軍基地と国内法、米軍基地と住民権利の関係等の諸点について、北富士の演習場に関しての質問を行ないたいと思います。  質問に入る前に、質問の前提としまして、大臣方に北富士を一応認識をしておいていただかないとぐあいが悪いと思いますから、概況を申し述べておくのでありますけれども、言うまでもありませんが、富士は国民の大多数が霊峰と呼んでおりますし、外国人も富士山は日本のシンボルだと、こう考えているわけであります。その日本のシンボルが、実は昭和十三年に、当時の日本はちょうど満州事変を契機として軍国主義に急傾斜をしていった時期でありまして、その当時、サーベルをがちゃつ……

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/04/20、9期、日本社会党)

○神沢浄君 いま答弁がありましたが、委員会の審議の進行に協力もするたてまえから、了承しようと思うんですが、ただ一つ確認をしておきたいと思いますのは、この委員会の終了時点までということになりますと、たとえばその統一見解の内容によっては、反論の必要もありますし、さらに論議を深める必要もあると思うわけです。したがいまして、やはり終了時点というと、それはもう終了の瞬間ということも含まれるわけですから、少なくとも分科会の終わる時点までくらいには見解を出していただきたいと、こう思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 それでは次の質問に移りたいと思いますけれども、まず外務大臣にお尋ねをいたしたいのです……

第68回国会 予算委員会 第18号(1972/04/26、9期、日本社会党)

○神沢浄君 特別質問の機会を与えていただきましたことに、委員長並びに委員にまず感謝を申し上げる次第であります。  さて、私が米軍基地と民法六百四条の関係について質問いたしたことについての答弁が保留されておりまして、ただいまそれに関する政府見解が答弁されたわけでありますけれども、私も了解をいたします。つきましては、この際、数点について確認的な意味でもってお尋ねしておきたいと、こう思うわけであります。  今回の政府見解によりますと、北富士演習場については、県有地、民有地は本年七月二十七日をもって賃貸借契約の期間は、民法六百四条によって完全に満了するものと、こう解釈をいたしてよろしいですか。


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○神沢浄君 関連。  ちょっといまの占部質問に関連をして一、二お聞きをしておきますが、これは途中に行政財産が自治法の改正でもって変わったわけですね。変わる以前の東京都との賃貸借はいつから始まっておるんですか。
【次の発言】 そうなりますと、四十年以降のいわゆる使用許可の方式に変わってきたのは、やはり自治法の規定するところによって、従来の賃貸借の関係のものについては、附則の十条ですか、自治法の附則の十条でもって、従来賃貸借の契約のあるものについては十条で使用許可に切りかえることを認めておりますね。これに基づいての措置だと思いますけれども、どうでしょうか。

第69回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1972/08/23、9期、日本社会党)

○神沢浄君 北富士の問題、私、地元の問題だから特に重大な関心があるもので、たいへんおそくなって恐縮ですけれども、一、二点だけ質問させていただきたいと思うのですが、さっきの鈴木委員の質問の中で、施設庁のほうからの御答弁の中に、きょうのいわゆる暫定使用協定といいますか、どういう形式でもってこれは取りきめが行なわれておるかがわかりませんけれども、しかし政府側がすでに国内法、いわゆる民法六百四条を認めたという統一見解を明らかにしておる以上は、国内法的にはすでに七月二十八日以降というものは、これはもう政府と米軍の間の関係とは別に、当然山梨県有地として復活したものである、こういう認識に立ってよろしいと思い……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1973/06/15、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私はいまの大臣の御報告に基づいてこれから若干の質問をいたしたいと思うのですが、最近知るところによりましても、 このカーフェリーボートというのは急激に就航がふえておるようですし、しかも、その航路などもまあたいへん長路化をしてきておるというようなこういう傾向の中で、この種の事故は安全確保上非常に大きな意味を持っておるように思いますので、そういう見地から特に事故を未然に防止をしていかなければならないというようなたてまえを考えますと、やっぱり船舶安全法との関係、特に検査の関係というような点が重要に思えますので、大体その辺に問題をしぼりましてお尋ねをしていきたいと思うのですが、具体的な問題を……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1973/06/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(神沢浄君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  戸叶委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  野々山一三君が委員を辞任され、その補欠として西村関一君が選任されました。
【次の発言】 それでは、委員長辞任の件についておはかりいたします。  ただいま申し上げましたように、戸叶委員長から委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1973/07/11、9期、日本社会党)

○神沢浄君 理事会が時間がかかっておったから、大臣もちょっといま抜けておられるようですので、先ほど警察関係の政府委員からの御要望もありまして、何か時間の都合でもって先にしてほしいというようなお話がありますから、その関係から入っていきたいと思うんですが、この法案についてかなり審議は尽くされまして、私の質問がしんがりになっているわけですから、いわば落ち穂拾いみたいなもんでございまして、あまり同じようなことを重複してみてもつまらぬわけですし、そこで、きょうまでの皆さん方の御論議を聞いておりました上で、まだどうも若干納得し切れないような、そういうような点だけを拾って私はお尋ねをしてまいりたいと思うんで……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1973/07/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(神沢浄君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  まず、連合審査会に関する件についておはかりいたします。  国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案について、運輸委員会に対し、連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 法案の内容についてお聞きをしていくわけですけれども、この内容についての……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1973/08/31、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、ただいまの国鉄総裁の事故に関する報告について、今後事故防止対策により万全を期してほしい、こういう見地から若干の質問をいたしたい、こう思うんですが、新聞の報道などによりましても、今回の場合は、たまたま貨物車であったし、したがって人身事故などが避けられたことは不幸中の幸いだと、こう言われておりますけれども、いま総裁の御報告の中にもありましたように、かつての鶴見事故を想起させるような内容や性格なしとはしないわけでありまして、そういうふうな点から、私はずぶのしろうとですから、これからお尋ねする上の一応基礎知識を得たいという点からして、さっき御報告の中で競合事故ということばが出てきてお……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1973/09/07、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、ただいま可決されました航舶安全法の一部を改正する法律案に対して、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    航舶安全法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行にあたり、左の事項について特段の配慮をすること。  一 総トン数二十トン未満の漁船のうち、本決の適用除外とされる漁船については、船舶の安全性を確保するため、今後、検査の対象とすることに努めることとし、その検査にあたっては、操業の実態に対応して実施すること、  二 船腹量の増大及び技術革新に伴う船舶の質的変……

第71回国会 地方行政委員会 第3号(1973/04/03、9期、日本社会党)

○神沢浄君 これから、個々の質問を申し上げていきたいと思っているのですが、私は、それに先立って、ちょっと基礎的な問題を若干お聞きをしておきたいと思うわけです。  さっき大臣の提案理由の説明を伺ったんですが、その中に、「明年度の地方税制の改正にあたりましては、地方税負担と地方財政の現状にかんがみまして、」と、こうあります。政府の用語には、えてしてこういうたいへん次元の高いような言い方が多いわけでありまして、「地方税負担と地方財政の現状にかんがみまして、」と言われても、具体的に何にかんがみておるんだか、ちょっとわかりかねるわけであります。したがって、それをもう少し懇切に説明をしていただきたいと思う……

第71回国会 地方行政委員会 第6号(1973/04/25、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、本法案については、過日予備審査におきまして、まあ一応の質問は行なっているわけでありますが、その際、大臣が御都合があって、いらっしゃらなかったものですから、大臣にお尋ねをしたいような点も若干保留をいたしておきましたので、それらの点についてだけお聞きをしてまいりたいと思うんですが、したがって、多少繰り返しになるようなところがありますけれども、御了承いただきたいと思います。  まず、私は冒頭に大臣に対して基本的な問題についてお伺いをしてまいりたいと思うんですけれども、と申しますのは、これは全く国の政策の結果として、いまわが国は地域的には過密過疎の現象を招来して、言うなれば地域社会の……

第71回国会 地方行政委員会 第10号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、日本社会党を代表して、地方交付税法の一部を改正する法律案に反対の意思を表明するものであります。  反対の理由の第一点は、地方交付税総額確保のために地方交付税率を引き上げていないことであります。  改正案は、昭和四十九年度の交付税総額に算入されるはずの四十七年度分の精算額を引き当てに、四十八年度において九百五十億円を借り入れ、同年度の交付税総額を増額せんとしておりますが、そもそも四十七年度の地方財政は、当初において、一般会計からの繰り入れ、借り入れ金、地方債の増発等を合わせて約八千億円の臨時措置をとらざるを得ない状況にあったことは周知のとおりであります。  本来、地方交付税総額……

第71回国会 地方行政委員会 第11号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、質問に入る前に質問の主意を申し上げておきまして、したがって、ひとつ要領よい答弁を求めたいと思うんですが、それは、自治省に対しまして二、三の事例に基づいて自治法の解釈を聞きたい、こう思うわけであります。これはいまさら何も私から申し上げる必要もないですけれども、やっぱり国政の基本が憲法に置かれて、したがって憲法の解釈というのは、これは重大なものであると同様に、地方の行政については、基本法である自治法の解釈というのは、これはやっぱり地方の行政の適否を定めるような、たいへん重大な意味を持つものだと思うわけであります。そういう観点から、事例をあげてお尋ねをしていくわけなんですが、申し上……

第71回国会 地方行政委員会 第13号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○神沢浄君 参考人の皆さんにはいろいろ貴重な御意見を聞かせていただいてたいへんありがたく思います。  時間の関係もありますから、私は、御意見を聞きながら率直に感じたような点について、それぞれ一問ずつお伺いをいたしたいと思うんですが、最初、松隈参考人、広岡参考人、お二人に同じ質問をさしていただきたいと思うんですけれども、今度、利息は国がめんどうを見る、それから、元金については、地方公共団体でもって始末をしろというようなたてまえになっているようでありますが、地方公共団体に始末をしろということになりましても、いまの地方行財政の制度の中におきましては、それじゃその始末をするところの財源はどうするのかと……

第71回国会 地方行政委員会 第14号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○神沢浄君 法案を調べてみましたり、その他資料などを調査をしてみましたり、きょうまでの論議などを通じて、何ぶん私などは問題についてしろうとのものですから、わかりかねるようなところが多いわけなんですが、特にしろうとの私などにとっては、問題点が大きく二つ感じられるわけでありまして、私はしたがってその問題点を中心にして質問をしてみたいと、こう思うんですが、その第一点というのは、今度、国も利息のめんどうを見ると、それから地方公共団体に元利の世話をさせるというようなことで、いわゆる不良債務と称するものが八百七億ですか、これが再建計画の対象になっているようでありますけれども、しかし、一面からいたしますと、……

第71回国会 地方行政委員会 第15号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、日本社会党を代表して、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案に対して、反対の立場で意見を申し述べます。  地方公営交通事業の経営の悪化の原因は、第一に、自民党政府の高度経済成長政策の結果によるものであることは明白であります。産業と人口の大都市への過度集中こそ大都市交通の危機の真の原因であり、政府が依然として高度成長を続けようとしている以上、公営交通の危機は何ら解消をしません。  第二の原因は、言うまでもなく、独立採算制の押しつけであります。今日、都市交通に占める公営交通の役割りはきわめて高く、一地方自治体、一企業の努力だけで危機的状況が解消されるわけがありません。……

第71回国会 地方行政委員会 第17号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、この本法制定の昨年の委員会の論議にも加わっておる立場でありますだけに、いわば、施行されて半カ年弱ぐらいのものでしょうけれども、きょうは本法の総括というようなことをも含めての見解でもって、若干の質問を進めたいと、こう思うわけなんです。  そこで、今度の改正案の内容に入る前に、参考として一、二点お聞きをしておきたいと思います。その第一点は、資料も手元にいただいてはありますけれども、なかなか詳しく見ておるひまもなかったものですから、ぜひ、法施行後の今日までにおけるところの実績というような点について、わかりやすい説明をしていただきたいと、こう思うんですが。

第71回国会 地方行政委員会 第22号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私はこの法案をいろいろ検討してみまして、内容的にはきわめて簡単なものであって、したがって、内容についてのお尋ねをする部分はわずかでいいように思うのですが、むしろ、法案の名前のほうが長いような法律なので、正確に覚えるにはこれは容易じゃないような名前の法律ですが、ただ、この法案を検討してまいりますと、内容的な問題というよりか、むしろこの法の性格的なものにかなり重大な意義が内包してあるような感じがしてならないわけであります。  大体、この法案を通称あめ法案とこう呼ばれておるようでありまするが、私もこのあめ法案という意味はどういうことなのかと考えてみたのですが、なかなかその辺が把握しにくい……

第71回国会 地方行政委員会 第23号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○神沢浄君 財政関係の人、見えていますか――大阪府の摂津市長から保育所の施設並びに運営についての国の負担金にかかわる意見書が出ておりまして、この意見書についての内閣のまた意見が示されているようでありますが、この書類をいただきましたので、これについて若干の質問をいたしておきたいと思うのですが、この内容を見ますと、これは摂津市という一つの限られたところにおける保育所という、これまた限られたものを対象にしておるようですが、内容的にはきわめて重大な、いわゆる大きな地方行財政上の問題になっておる超過負担の問題について、きわめて代表的に取り上げられておると思うのです。ですから、これは非常に大きな問題ですか……

第71回国会 地方行政委員会 第24号(1973/09/20、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、日本社会党を代表して、本案に対して反対の立場から意見を申し述べます。以下、その理由を簡単に指摘をいたします。  まず第一に、わが党は、市街化区域農地の宅地並み課税には反対をしておるのでありますが、加えて、地方自治体においても、円滑には条例化が進まず、根強い反対があるのが実情であります。地域によっては、実態に応じて生産奨励金を支給するなど、事実上、宅地並み課税は完全には実施されていないと考えられます。  第二には、農民も積極的に税対策によっての農地の売買あるいは宅地化は行なっておらず、わが党の指摘してまいりましたように、土地問題を解決するものとはなっていないと思います。  第三……

第71回国会 内閣委員会 第5号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、質問に入るに先立って、政府の明確な答弁をいただきやすいようにするために、私の質問の主意を先に申し上げておきたいと思います。  三月二十二日の参議院の予算委員会において、北富士演習場問題に関して、上田哲委員、足鹿覺委員の質問がありましたが、これに対する政府の答弁はまことに不得要領のものでございまして、私にはどうしても納得がいかないわけであります。したがって、私は、この際あらためて、まず第一に政府の――日本の憲法下の政治におきましては、いわゆるシビリアンコントロール、軍事優先ということはないわけでありますが、その軍事政策の優先のために住民の権利が不当に押えつけられましたり、あるい……

第71回国会 内閣委員会 第15号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○神沢浄君 質問に入ります前に、委員長はじめ委員各位にお礼を申し上げておくんですが、懸案の質問の機会を与えていただいたことをありがたく思っております。  そこで、私はきょう、主として、四十八年の四月十七日に北富士入り会い権の問題に関するところの政府の統一見解というものが出ているわけなんですが、当委員会でもいただいておりますが、この統一見解に基づいて質疑を行なっていきたいと、こう思うのでありますけれども、質問の参考として……。  実はこの統一見解なるものは、これで二度出ているわけであります。昨年四十七年の八月二十二日、それから、さっき申し上げた四十八年の四月十七日と、両度にわたって統一見解が出さ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/05/17、9期、日本社会党)

○神沢浄君 簡明に質問を進めさせていただきますから、時間の関係もたいへん重要なようでありますので、答弁もひとつ簡明に要望いたします。  まず第一点ですが、私はこの法案を一べつしてみまして、結論的に言うと、単独立法をする必要というものがあるのかどうなのか、こういう点をちょっと感じているわけであります。要するに、いまの航空法との関係というものをながめてみますと、要はモントリオール条約の批准に伴って「業務中」という概念の取り入れ、それから国外犯に対するところの問題、この大体二点ではなかろうかと思うわけであります。そうであるといたしますならば、航空法の中でもって処理できなかったのかどうなのか。わざわざ……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1974/05/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(神沢浄君) ただいまから交通安全対策 特別委員会を開会いたします。  西村委員長から委員長辞任の申し出がございま すので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  稲嶺一郎君、高橋邦雄君、吉田忠三郎君が委員 を辞任され、その補欠として鬼丸勝之君、岩本政 一君、加瀬完君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 それでは、委員長辞任の件についておはかりいたします。  ただいま申し上げましたように、西村委員長から委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。

第72回国会 地方行政委員会 第2号(1973/12/18、9期、日本社会党)

○神沢浄君 御承知のように、当委員会は、過半、大洋デパートの火災事故については消防庁長官からの事故報告を聴取をいたしておるわけでありまして、その後、院において調査団が派遣をされて、本委員会の委員長を団長とする調査団が現地調査を行なっているわけであります。私も参加をさしていただきましたので、その調査に基づき、なお現地から諸般の要望などもあったわけでございますから、それらに基づいて、きわめて主要なような点について簡単に質問をいたしたいと思うんですが、調査において私どもが感じましたのは、大別すると、まず第一に防災体制、いや、むしろこれは、防災精神と言いかえてもいいくらいのものだと思うんですが、その体……

第72回国会 内閣委員会 第20号(1974/05/21、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、まず的確な答弁をいただくために私の質問の主意を先に申し述べておきたいと思うんですが、もちろん法案の内容についても順次お聞きをしていくつもりですけれども、それより先に私は実はこの法案が提案されるに至りました背景の中に非常に重大な問題があるように考えておるわけなんです。すなわち、そこには、わが国の民主政治が軍事優先政策のために、しかもそれが政府みずからの手によって空洞化され、破壊されつつあるような危険な状況を私は感ずるからであります。したがって、まずその背景論議から質問に入りたいと、こう思うんです。  そこで、まず田代防衛施設庁長官にお聞きをいたしたいんですが、ここに新聞記事のコ……

第72回国会 内閣委員会 第22号(1974/05/28、9期、日本社会党)

○神沢浄君 北富士の演習場の暫定使用協定を結ぶ際に山梨県知事と二階堂内閣官房長官の間に覚書が制定をされておりまして、この点についてはこの国会の三月二十七日の予算委員会でもって私もちょっとお尋ねをしまして、その際、長官からきわめてざっくばらんのお答えをいただいているわけでありまして、その意味においては私は長官のお人柄にたいへん好感を寄せているわけなんです。ですから、何か重ねてお尋ねするということもどうかと思うような気持ちもするんですが、どうも質問を続けてまいりますには、やはり覚書締結当時の事情というものをもう少しお聞きしておきませんとならぬものでありますから、お忙しい長官をわずらわしてたいへん恐……

第72回国会 内閣委員会 第24号(1974/05/30、9期、日本社会党)

○神沢浄君 ただいまの足鹿委員の質問に関連をいたしまして、ちょっと大蔵省の方にお聞きしておきたいと思うのですけれども、自治大臣がお見えになりましたから、ひとつ要点だけ申し上げて質問をいたしますが、私が前の質問の中で、この払い下げ問題に関して関連の事項として、かつてあの地域を一時使用許可の、その競願が恩賜林組合と忍草入会組合の間で行なわれて、その際には、植栽地として忍草入会組合がその許可を取得をしておる、こういう事例があるだけに、今回の払い下げについても当然そのことが尊重されるべきではないかという趣旨の質問をいたしております。しかし、そのことについての御答弁は、私としてははなはだ意に沿わないよう……

第72回国会 農林水産委員会 第6号(1974/02/19、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私も大臣所信表明に関して若干の質問をしたいと、こう思うのですが、私もこの農水委員会では全くの一年生でございまして、したがって、たいへん幼稚な初歩的な質問になりますが、まあそうはいいましても、いまの情勢に際会しておそらく一般の農民、国民という立場からいたしますと、そういう私がこれからお尋ねするような初歩的な素朴な問題というようなものをおそらくみんな重要に考えているのじゃないかと、こう思いますので、ひとつ親切にお答えをいただきたいと思うのです。  昨年秋以来の例の石油騒ぎに際会をいたしまして、私などがすぐ考えさせられましたのは、これは石油の問題もさることながら、自給度の極端に落ちてきて……

第72回国会 農林水産委員会 第11号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は質問に入る前にちょっと御要望申し上げたいのでありますけれども、午前の部の質問時間がちょっと中途はんぱになりましたから、予算委員会の関係もございますので、一時間ほど質問をさしていただいて中断をして、ひとつ午後続けたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 私は山梨県の出身でして、山梨という名とは逆に山だらけの県でありますけれども、ただ、私が生まれて育ったのは盆地でありますから、どうも山のことはずぶのしろうとというようなことでございます。したがって、質問もひとつイロハから始めてみたいとこう思います。  そこで、私はまず大臣に御意見を承りたいと、こう思うんですけれども、……

第72回国会 農林水産委員会 第13号(1974/03/29、9期、日本社会党)

○神沢浄君 わが党の場合は、きょう畜産問題でベテランの鶴園委員が質問をされることになっておったんですが、たいへん急のことに、何か悪性のかぜでもって高熱を発しておるわけでございますので、こういうようなことですから、選手交代して私がお尋ねをすることにいたします。  私は、ベテランたらぬとも、いまの畜産問題というのは、国民の常識の問題として、政府にどうしても反省をし、姿勢を変えてもらわなければならない点がまず基本的にあると思うんですよ。石油危機に次いで畜産危機というようなことがもう言われてしきりなんですが、今回のたとえば安定基準価格の諮問の問題などを通じてみましても、ほんとうに畜産危機に対応するだけ……

第72回国会 農林水産委員会 第17号(1974/04/23、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は海なし県の生まれで海なし県の育ちですから、事、漁業ということになるとまるっきりの門外漢なんですが、したがって、きわめて初歩的、基礎的なことからお尋ねをしてまいりたいと、こう思うのです。  さっきの御質問の中でも触れられております、私どもも国民という立場からいたしましても、このいわゆる第三次海洋法会議というのには、これは非常に大きな関心を抱くわけであります。何か、私どもが、漁業の関係の問題などの書かれておるようなものを見ておりましても、かりに、途上国と称せられるような国々の主張のように、領海が延びて、それから経済水域を含めて二百海里というような主張がもし実現をするというようなこと……

第72回国会 農林水産委員会 第18号(1974/04/25、9期、日本社会党)

○神沢浄君 いまの工藤委員の質問に関連して、私も保安林のいわゆる解除行政というものについてちょっと伺っておきたいと思うんですが、まあ法律はけっこうです。ただ問題は、その法律の実施にあたっての実際の行政上の姿勢というようなものが伴わなければ法律は生きないということになってしまうのではないかと思うんです。  そこで、私は一事例をあげて、お尋ねをするわけなんですが、これは先般の森林法の審議の際にも、私が、一つの問題点として提起したわけなんですけれども、私の県で、肉牛センターというのを今度、計画をしているわけです。四十九年度から実施に入っているというんですけれども、これはおそらく先ほど議決になりました……

第72回国会 農林水産委員会 第22号(1974/05/16、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、この委員会の初年兵ですし、それに年金などということにつきましては、もう全く初めての勉強でありまして、したがって、ほんとうにイロハからお尋ねをしなければならぬのですが、まず、農業者年金基金法の問題ですけれども、この法律の「目的」というのを読んでみますと、「農業者の老後の生活の安定及び福祉の向上に資する」と、それから、「農業経営の近代化及び農地保有の合理化に寄与する」、この二つ同じように並べてあるように思うのですけれども、これはどちらに重点を置いて、法制定のときには考えられていたのか、という点からお尋ねをしたいと思うのです。

第72回国会 予算委員会 第18号(1974/03/27、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、この際、質問を通じて、政府が軍事政策を優先するあまりに国民の権利をじゅうりんしたり、かつは法律制度を無視して著しく行政の秩序をねじ曲げている一、二の事実問題を提起をいたしまして、政府の反省と修正を求めたいと思います。  そこで、私がまず第一にお聞きをいたしたいと思いますのは、北富士演習場にかかわる林野雑産物補償の問題ですが、この問題の根というのは、北富士演習場使用協定締結の際に、山梨県知事と二階堂官房長官との間に取りきめられました覚え書きなるものが、これが根になっていると私は考えております。したがって、その問題についてお尋ねすることから入りたいと、こう思うんですが、その問題を……

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/03/28、9期、日本社会党)

○神沢浄君 きのうの答弁から。
【次の発言】 私もたいへん不満足に思うんですが――と言いましても時間の関係がありましてこの問題だけに集中しておるわけにもまいりませんから、一応当問題につきましての質問はここでおきます。おきますが、今後機会を求めてさらに追及と検討は進めてまいりたいと、こう考えておるところであります。  ただ、昨日の御答弁の中で、支払いの意思については変わりはない、もし支払いの条件が整えば予算が切れましても予算の追加措置等は当然講ずる所存である、このような御答弁だったと思いますけれども、その点はだめ押しをしておいてよろしゅうございますか。


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/22、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、いま趣旨説明をお聞きいたしました港湾法等の一部を改正する法律案につきまして、地方行政からというよりか、むしろ地方住民というサイドに立って、若干の質問をいたしたいと、こう思うのでありますが、この法案を一読してみまして、私どもがまず感じます点は、大きく分けて二つあるように思います。  一つは、この法案のねらいとしておるところがはたして何であるのかというふうな点が、まことにどうも明瞭を欠いている点であります。  それからもう一つは、これは地方行政サイドからすると、たいへん重大なことになると思うのでありますが、この法案施行によって、従来に比べて、中央集権的な傾向が非常に強大になって、……

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○神沢浄君 それでは、前回に続いて質問を進めさしていただきますけれども、私は、この法案を一べつしまして、山国生まれでありますからなおさらかもしれませんけれども、シーバースだとか「マリーナ港区」だとか、なかなか横文字名前がたくさん出てきまして、何か外国風のマドロスさんなんかを連想したくなるんですけれども そうしてまいりますと、今度はとたんに「修景厚生港区」というような、たちまち中国風の風景に変わるのでありまして、どうもこの「修景厚生港区」というのがうまく把握できないんですよ。一応の御説明をいただきたいと、こう思うんですが。
【次の発言】 まあいろいろ御苦心もあったでしょうけれども、しろうと風に一……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/04/07、9期、日本社会党)

○神沢浄君 限られた時間がたいへんとうといですから、私は、答弁をなるだけ簡潔明快にやっていただくように、先に私の質問の主意を申し上げておきたいと思います。  去る四月の三日に、国と山梨県の間において、北富士演習場にかかる県有地の使用協定が締結、調印をされているのでありますが、その前提になっておりますところの去る三月三十日の内閣の閣議において決定をされた北富士演習場の使用に関する措置についての閣議了解事項及びこの了解事項に基づいて山梨県知事と内閣官房長官との間に締結をされました北富士演習場の使用に関する覚え書き、この内容に関して、国の財産管理及び会計上、はなはだ重大な疑問の問題が存在をするように……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会、物価等対策特別委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1973/12/20、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私は、地方行政の立場から両法案に対して質問を行なうわけなんですが、その前にちょっとお伺いしておきたいと思いますのは、国民生活安定緊急措置法案については、提案理由説明というのと趣旨説明というのと二様に出ているわけであります。これは当局のほうへ聞いてみましたら、提案理由説明のほうは初め出して、衆議院でこれは委員会へ説明したものである、趣旨説明のほうは、参議院は本会議での質疑があったから、その際提出したものである、こういうふうに言っておるわけなんですけれども、内容を見ますと、どう違うかというと、最初出したのと、あとから出した趣旨説明では、いわゆる物価高騰等の背景の説明部分がなくなっている……

第72回国会 農林水産委員打合会 第閉会後1号(1974/07/16、9期、日本社会党)

○神沢浄君 大臣がおいでにならぬからあまり政治論めいたことは避けたほうがいいと思うのですけれども、私がこの諮問なるものを見まして一番先に感じましたのは、結局、米、米価、これらの問題に対してのいまの政府の基本の考え方というか思想ですね、ことし当初、農林大臣が所信の表明をされて、その表明の中でもって、いま当面しておる日本の食糧事情その他、これは世界事情というものの中に位置づけられる日本の食糧問題こういうふうな見地から、食糧自給のための農業の再建を、かなり高々とうたっておるわけです。そういうような考え方のもとに、米であろうと、したがって米価の問題であろうと、当然位置づけがされていかなければならないじ……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私が質問を申し上げるのは三月の二十七日の予算委員会における一般質問の続きでありますが、あの際、北富士演習場における林野雑産物の補償の問題の扱いについての政府側の立場、考え方というようなものは一応お聞きしたわけであります。しかし私は何としてもまだそれでは納得がいかない点が残るのでありまして、そういう点を少しく掘り下げてお尋ねをいたしたい、こう思うわけです。  そこでこれ、施設庁の長官でけっこうでございますが、あのときのだめ押しみたいになりますが、従来忍草の入会組合の入り会い慣行について、これを現状確認し、将来に向けても尊重をするという内容の文書が政府から発出されているわけであります。……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1974/04/06、9期、日本社会党)

○神沢浄君 私が御質問を申し上げるのは、別に高度な財政政策というような見地からのものではありませんが、しかし、私は私なりに、過日の二十八日の一般質問の際にも取り上げたんですが、時間があまりなさ過ぎるために、まあきわめて何か総論的な応酬でもって終わってしまっておりますので、きょうは少し各論的にお尋ねをいたしたいと、こう思うんです。  というのは、北富士演習場にかかわる例の二百十ヘクタールの国有地の払い下げの問題なんです。私は、あの問題の経過を通じて、どうしても不安が感じられてならないのでありまして、その第一は、軍事政策が優先をして、住民の権利、それどころでなしに、法律や制度までないがしろにする、……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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