安恒良一 参議院議員
11期国会発言一覧

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安恒良一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安恒良一参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

安恒良一[参]本会議発言(全期間)
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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 参議院本会議 第2号(1977/12/09、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案について反対の討論を行うものであります。  国民皆保険下の医療は、いつでも、どこでも、だれでもよい医療が受けられることが大原則でなければなりません。しかるに、国民は、現在の医療に対し、非常に深刻な不安と不信を持っています。今日国民が求めているのは、この医療に対する不安と不信の解決であり、単なる保険制度の赤字対策でないことはすでに明白であります。むしろ、それは、営利医療、売薬医療を生み出す保険の抜本的な制度の改革であり、医師及び医療機関の適正配置等における行政責任の明確化であり、さらに……

安恒良一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

安恒良一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 交通安全対策特別委員会 第閉会後1号(1977/09/09、11期、日本社会党)

○安恒良一君 小野委員長、それから阿部理事、田渕理事、二木委員、降矢委員、穐山委員、山中委員と私の八名は、八月三十一日から九月二日までの三日間、沖繩県における交通事情、交通安全対策及び交通方法の変更問題についての現地の実態を調査してまいりました。  以下各事項につきまして簡単に御報告をしたいと思います。  まず、沖繩県の交通事情でありますが、本県には鉄軌道がなく、陸上交通はすべて道路交通に依存をしております。道路の整備が県民生活に与える影響はきわめて大きいものがあります。一方、本県における自動車の増加は著しく、復帰当時約十四万台であった自動車登録台数は、本年五月には約二十八万台となっております……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/10/26、11期、日本社会党)

○安恒良一君 一九七三年の七月、ドバイのハイジャック事件以来、政府及び各航空会社のハイジャック防止対策に私ども社会党としましては重大な関心を持ってまいりましたし、また、その事件が起こった都度、私どもといたしましては、それなりに防止対策について提言をしてきたつもりなのであります。しかしながら、これまでの対策は、政府並びに各航空会社の対策というのが十分でなかったのじゃないか、遺憾ながらきわめて不十分であったのではないだろうかと思います。特に日本航空会社――日航が、安全対策は営業とのバランスで行うと、こういう方針で安全第一の姿勢をとってなかったところに、たとえば今回の一九七七年九月二十八日の日航のダ……

第82回国会 社会労働委員会 第2号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○安恒良一君 厚生大臣並びに担当の局長に御質問をしたいと思うんですが、問題は二つあります。  まず最初に、一つについてやりたいと思うんですが、WHOの委員会がことしの三月に、エックス線などの放射線を医療に無差別に乱用することは、人体にとって原子力産業よりも総体的に危険が大きいとして、放射線の使用を厳重に規制するような要請を各国にいたしたことは大臣御承知のとおりだと思います。もちろん私は、今日の社会におきまして放射線の応用が私たちの社会の中で重要な役割りを果たしていることを否定するものではありません。しかし、同時にその使用を一歩間違えますと、人体に大きい影響を与えて、その結果恐ろしいものになると……

第82回国会 社会労働委員会 第3号(1977/10/27、11期、日本社会党)

○安恒良一君 雇用失業状況についてこれから何点か御質問をしたいと思います。  率直に申し上げて、かなり衆参の予算委員会でも議論をされてますから、できるだけ重複を避けてやりたいと思いますし、また衆参予算委員会の中で大臣が御答弁をされた点などについて、若干その日によって中身の食い違いもございますから、そういう問題等含めてただしていきたいと思います。  まず最初に、雇用全体の問題についてでありますが、最近の円高の状況はもう皆さん御承知のとおりであります。そして、昨日EC諸国の失業者がついに九月に六百万人の大台を突破したということが新聞で報道されました。こういう情勢の中で円高問題一つを考えましても、E……

第82回国会 社会労働委員会 第4号(1977/11/01、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、本日は医療機関における不正防止、それから所得税問題等の医療費控除等の問題をめぐりまして、領収書発行問題について、大臣並びに関係局長さんに御質問を申し上げたいと思います。  いずれ健康保険法が、審議がこちらに回ってきそうでありますから、不正防止の問題はそのときゆっくりまた時間をかけてお聞きをすることにいたしますが、きょうは主として税金の方に重点を当てたいと思いますが、まず前段で少し不正防止の問題でお聞きしたいのですが、医療機関の架空請求とか水増し請求等がいろいろあるというふうに、ちまたでもうわさされていますし、また現実に健康保険組合等におきまして、それぞれ審査をいたしますと出……

第82回国会 社会労働委員会 第5号(1977/11/15、11期、日本社会党)

○安恒良一君 ただいま厚生大臣から、国民が重大な関心を寄せております健康保険法等の一部改正の法律の提案がありましたし、さらに衆議院におきますところの修正をされたことについても衆議院側から趣旨説明がございました。  私は、いま厚生大臣の趣旨説明を承っておりますと、五十二年度末まで出ました政府管掌の累積赤字約千六百億でありますが、その赤字対策のみを厚生大臣はお考えになっているのではないかというふうに思います。もちろんその中には、傷病手当の支給期間を、現行六カ月を一年六カ月に、すなわち一年間延長する、このことを除きますと、政府管掌の赤字を、被保険者、中小零細企業でありますところの保険者の負担によって……

第82回国会 社会労働委員会 第7号(1977/11/22、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、先日赤字の原因問題について、それからいわゆる今回の改正の財政措置についていろいろお伺いをいたしました。率直に申し上げて赤字の原因というのはたくさんあるわけでありまして、私はきょうはわが党に与えられた時間が二時間四十分でありますから、その範囲内で全部を済ますことができません。そこで、赤字の中の一つの大きな問題点と言われておりますところのいわゆる薬価問題について、少し厚生大臣以下関係の局長にお聞きをしていきたいと思います。時間がありますれば、さらに赤字問題に関連をいたしまして老人問題等その他いろいろのことについても聞きたいと思いますが、まず私は、今日日本の国民が、日本の医療は薬……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1978/04/14、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は沖繩県における交通方法変更に関する問題について、まず御質問したいんでありますが、最初に総理府長官にお聞きをしたいのであります。  二月の十日の日に総理府長官が本委員会におきまして本年度における交通安全対策の基本について触れられました。実は沖繩県における交通方法の変更問題は、総理府長官も御承知のように、三十四年にわたる交通上の慣習を一挙に変更するという重大な事業であり、県民生活にも多大な影響を与えることが予測されておるわけでありますが、それらの問題について何一つお触れくださいませんでした。  それから、いま一つ、私はこのことに本当に熱心なのかどうかという心配をしておりますが、こ……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1978/04/21、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、本年度に入って事故が非常にふえている、特に交通安全週間に事故がふえているということについていろいろとお聞きをしたいと思いましたが、自民党の野呂田さんがかなり聞かれましたので、その点の重複は一切省略します。省略して、中身についてもう少しお聞きをしたいと思いますが、数字的なことは野呂田さんの御質問で明らかになりましたので、それはそれで結構です。  そこで、総理府長官並びに交通局長は、昨年まで場合によれば年五%の減少を上回って減少しておったのが、ことしになってこのように急激にふえているということ、それから特に私は交通安全週間にさらにその増加率が多いということはどうしても理解できま……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1978/06/07、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、自動車損害賠償保障法に基づきまして、今回保険金額の引き上げに関してこれから質問をしたいと思いますが、その前にひとつ経過を明らかにしておかなきゃなりませんのは、百五十分ということで、やや自民党の先生方からもほおっというような顔をされましたが、それは少しいきさつがあるわけでありまして、これは大臣のお耳にも入れておかなきゃいかぬと思うんでありますが一実は今回、この七月を目指して改正が進められているということでありまして、小野委員長の方には、運輸省の方から、衆議院の交特でこれが問題になった後、運輸省がこのようにして引き上げたいということが来ておったそうであります。委員長から私に対し……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1978/06/16、11期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  小野委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  昨十五日、佐藤三吾君が委員を辞任され、その補欠として小柳勇君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員長辞任の件についてお諮りいたします。  ただいま申し上げましたように、小野委員長から委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。

第84回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1978/07/17、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は質問に入る前に、本委員会の運営について委員長以下各理事が御苦労だと思っていますが、一、二点要望を委員長にしておきます。  まず第一に、休会中の委員会というのは法案を抱えておりませんから、時間をかなりとってお互いが議論をすべきだと思います。まあ、しかしきょうは五十五分というふうに私どもの理事から聞きましたのでその範囲内でやりますが、法案を抱えているときにはともすれば時間がとれませんので、今後の運営にひとつそういうことについて御配慮をいただきたい。  第二番目には、与党側の御出席が理事二名です。野党側はほとんどみんな出てきている。私は質問をしないからということで欠席をしたんでは、……

第84回国会 社会労働委員会 第5号(1978/03/23、11期、日本社会党)

○安恒良一君 いまも私どもの調査報告の中にありましたように、長期不況下における雇用・失業情勢というのは、いろんな努力を政府は政府なり、民間は民間なりにされているようでありますが、私は今日厳しい状況になっていると思います。そこで、きょうは、雇用問題に問題の焦点をしぼって、大臣以下、関係各省に御質問をしたいと思います。  まず第一に、予算委員会等でもいろいろ大臣の見解を表明されておりますが、今日の一番新しい雇用・失業状況について御報告をお願いをしたいと思います。
【次の発言】 私は、雇用の安定は、何といっても、四年間連続の不況状態を脱して経済の回復にあるというふうに思っていますが、問題は、その経済……

第84回国会 社会労働委員会 第7号(1978/04/11、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、きょうは厚生行政の基本に関することを、一般を質問するということでありますが、四月八日に厚生大臣が社会保険審議会に諮問をされました健康保険の改正案の考え方についていろいろこれから質問をし、さらにこれは審議会に諮問をされておりますし、いずれ国会にまた出てまいるものでありますから、その場合に、それまでの間にぜひ検討していただかなきゃならぬものがたくさんありますので、私の意見等を含めながら質問をしていきたいと思います。  そこで、新聞で見ている限りにおいては承知いたしておりますから、ごく簡略に昨年のこの臨時国会の中で、前厚生大臣は健康保険制度の抜本的改善について十四項目の約束をされ……

第84回国会 社会労働委員会 第8号(1978/04/13、11期、日本社会党)

○安恒良一君 財形法に関しての関連の質問をしたいと思いますが、すでに同僚委員が二人質問をされていますから、できるだけそれとの重複を避けながら、少し問題点をお聞きをしてみたいと思います。  まず第一に、私は、どうも財形法というのは、名前が示すように、本当に、勤労者の自主的努力、それに国や事業主の援助のもとに、財産形成法になっているかというと、制度発足、日が浅いというものの、むしろ、いわばマル優の枠を拡大した勤労者貯蓄法のようなことに現実がなっているということを実は大変遺憾に思います。そこで、少しでも名前が示すような財形法に改正をしていかなきゃならぬと思うんでありますが、これは高杉委員、広田委員も……

第84回国会 社会労働委員会 第11号(1978/04/25、11期、日本社会党)

○安恒良一君 これから与えられた時間、年金問題について御質問をしたいと思いますが、昨日一晩じゅう寝てませんので、ちょっと声なんかかれていると思いますが、御容赦を願いたいと思います。  まず第一に、大臣にお聞きをしたいんですが、本格的な老齢化社会を迎えつつあるわが国にとりまして、老人の所得保障、それから保健医療対策、さらに福祉サービスなどの問題は、いま最も大きな国民的な課題となっているというふうに私は思います。すなわち、老齢化社会におきまして社会保障がいかにあるべきかということについて、私は今日の時点でその理念と明確な計画、これを早急に図る必要があるというふうに私は痛感をしているものであります。……

第84回国会 社会労働委員会 第12号(1978/04/27、11期、日本社会党)

○安恒良一君 これから私は、許された時間の範囲で、職業訓練法の一部を改正する法律案について二、三の質問を行いたいと思いますが、その前にまず労働大臣並びに経企庁にお伺いをしたいのであります。  まず、労働大臣につきましては、最近の雇用、失業の情勢ですね、できるだけ新しいやつ。それから、それらに対する対策。  それから、経企庁には、一月から四月――四月はまだ終わってませんが、いわゆる経済情勢、景気の動向、それと雇用との関係、こういう問題について、これは労働省との関係があると思いますか。  以上のことについてまず明らかにしていただきたいと思います。

第84回国会 社会労働委員会 第14号(1978/05/11、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は与えられました時間が五十分ありますが、ちょうど昼の休みの時間にもかかりますので、テーマが二つありまして、一つのテーマは、ゴム産業に働く労働者の問題であります。それから第二番目の問題は、林業労働者のチェーンソーの特別教育の問題についていろいろ関係大臣並びに関係の所管庁から承りたいわけですが、午前中はゴム産業問題だけに限定をして少しお聞きをしたいと思います。  すでにこの問題は、二月二十八日に衆議院の予算委員会で同僚の水田委員から、さらに私は三月三十日、参議院の予算委員会におきまして、通産大臣、関係局長、これは労働省、通産省にわたって問題の提起をいたしました。そのときに私は、近い……

第84回国会 商工委員会 第9号(1978/04/20、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず最初に、本法の対象になる業種の数でありますが、本法では法定四業種が明確にされておりますが、残りは政令で定めることを予定しております。ですから、政令で定められる、予定をされておる業種は幾つあるのか。衆議院の審議の過程等では九つぐらいだろうと、こういうことがされておりますが、まず最初にどういう業種を予定をしているのか、このことをひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 これからの御答弁は通産省中心でありますが、いま言われたように、運輸省、農林省等々関係がありますから、それぞれ関係局長も御出席いただいていると思いますから、所管事項についてはそれぞれ所管省の方でひとつ……

第84回国会 商工委員会 第10号(1978/04/25、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私はこの前、今回の特定不況産業安定臨時措置法によるいわゆる設備廃棄に伴って雇用がどれだけ、いわゆる余剰人員が出てくるかと、こういうことについてこの席上で徹底的に関係各省に答弁を求めたのでありますが、残念ながら答弁がありません。  その後私の部屋に、委員長の御指示だと思いますが、関係各行の局長がお見えになりましたが、これも残念ながら答弁がないのであります。しかし、もう残された時間は三十分しかありませんので、またこれだけでやっておったのでは公取委員長以下にも御出席を願っていますからこの問題は、数の問題については、私は次のことを言っておきたいと思います。  三局長にも言ったのであります……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/03/20、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず最初に環境庁長官に質問をいたします。  私は昨日環境庁で発生した事態を大変実は遺憾に思います。というのは、水俣病患者が国の具体的解決策を求めて二十三日間にわたって環境庁に座り込みを続けている、その水俣病の患者並びに支援団体の八十名に対しまして、環境庁は突如として昨日、警官隊や同庁の職員、守衛を動員して強制排除に踏み切ったと、こういうことが報道されています。このようなやり方については、環境庁の中の職員の多くからも「環境庁はついに三月倒産した」と、こういうつぶやきが出ているというふうに報じられています。また、強制排除の際に患者の中には激しいけいれんの発作が起こったということも報じ……

第84回国会 予算委員会 第17号(1978/03/24、11期、日本社会党)

○安恒良一君 時間がございませんから、もう細かい数字はのけまして、まず運輸大臣に御質問したいんですが、私は、この前、国税、地方税について、国と公営と私鉄バスの違いについていろいろ質問いたしました。  そこでお聞きしたいんですが、運輸省としては、国営、公営と全く同様とはいかないが、公共性の高い部門は減免に努力をしている、こういうことが言われておりますが、この五十三年度税制改正に当たって、運輸省として国税、地方税で努力をされた点、それがどの程度認められたか、こういうことについて明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣と自治大臣にお伺いいたします。  私鉄バス産業における諸税の中……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/28、11期、日本社会党)

○安恒良一君 昭和五十三年度の一般会計予算では、いまも真鍋さんも触れられましたように、公共事業費が対前年度当初比で三四・五%という史上最高の伸び率を示している。これに対して社会保障費は一九・一で、一般会計全体の伸び率二〇・三%を下回っています。私はこのことを大変に重要視するのですが、その理由の一つは、社会保障費の対前年度の伸び率が、昭和四十九年の三七%をピークといたしまして、五十二年に一八%まで下がっていまして、しかし、四十七年以降絶えず一般会計の対前年度伸び率を上回っていたのに今回一つ下回ったということ、これが一つであります。  それから第二番目には、このことは、物価調整減税を含め所得減税が……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/09/22、11期、日本社会党)

○安恒良一君 派遣報告をいたします。  小柳委員長、それから田渕理事、野呂田委員、降矢委員、勝又委員、上林委員、森田委員と私の八名は、去る八月七日から九日までの三日間にわたり、七月三十日から施行された沖繩県における交通方法の実施状況及びこれに伴う諸問題の調査を行ってまいりました。  調査に際しましては、それぞれの機関から詳細な資料が提出されておりますので、以下各事項につき、簡単に御報告いたします。  まず、沖繩総合事務局における関係者の説明について申し上げます。  事務局長より沖繩県勢の概要について、また総理府交通安全対策室長より沖繩県における交通方法変更のこれまでの経緯及び沖繩県交通方法変更……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1978/10/18、11期、日本社会党)

○安恒良一君 それでは、これから私は持ち時間五十分ございますから、この持ち時間五十分の中で両参考人並びにきょう出席要求をしております政府関係の各委員に質問をしていきたいと思います。  まず第一に、きょう大臣がおいでになれば大臣にお聞きをしようと思ったのですが、大臣がおいでになっておりませんから、私は、指定自動車教習所のあり方という問題で、これは法九十八条に基づいて警察庁が実際のすべての面に当たっている、そこにひとつどうも無理があるんじゃないかというような気がいたします。たまたま近代化という問題は警察庁の交通局と通産省との間でやられたようでありますが、いまも自動車学校の状態が説明されましたように……

第85回国会 社会労働委員会 第1号(1978/10/17、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、ことしの二月に医療費の改定が行われていますが、その後七月分までの医療費の伸びの状態はどういうふうにあるのか。すでに細かい資料は私の手元にいただいていますから、これは一々読み上げられたらかないませんから、大体医療費の伸びが全体でどの程度伸びているのか。ことしの改定率は、すでに二月の改定率はわかっていますが、どのくらいの医療費が伸びているのか、こういうことについてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 いや結構です。聞かないことは結構ですから。  大体、非常に自然増を含めて依然として医療費が二けた、特に歯科の場合には三けた、これをいま中身を五十分で分析し、論争する時間があり……

第85回国会 社会労働委員会 第2号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、いま片山議員の質問の中で、まず労働省にお聞きをしておきたいのは、今後のこの雇用情勢について、どうもやや少し労働大臣以下労働省の幹部に楽観的な物の見方があるんではないかというふうに思うんです。それはなぜかというと、いわゆる完全失業者が百十何万でおって、その点が少し計画よりも上回っていると、こう言われているんですが、私はまず、今後のこの雇用情勢についてどう見られているのかということが、総論ではなくして具体的に少しお聞きをしたいと思うんですが、どうもこれは予算委員会や、それからこういう席上で労働大臣なり総理に追及しますと、経済指標を挙げられて、このように経済が上向きになれば、そこ……


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第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/12/11、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、道交法関係について質問をいたします。  道交法が改正をされて、いま御報告をいただいたようなりっぱな成績を上げられている点は大変喜ばしいことだと思いますが、そういうことを前提にしながら一、二お聞きをしたいのですが、まず、自転車横断帯等の新規交通規制の実施状況について、いま横断帯が約七千本設けられたとか、交差点進入禁止が五百と、これは今後ふえるんだと言うのですが、両方ともまだ施行されてすぐですから、最終的にはいっごろまでにどのぐらいの数が設けられるのかということを、まず自転車関係について。  それから第二番目にお聞きをしたいのは、暴走族の問題については非常にいま成績を上げている……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1979/01/25、11期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会をいたします。  小柳委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十六日、片岡勝治君、勝又武一君及び佐藤三吾君が委員を辞任され、その補欠として、志苫裕君、小山一平君及び浜本万三君が選任されました。  また、去る二十二日、浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として竹田四郎君が選任をされました。
【次の発言】 次に、委員長辞任の件についてお諮りいたします。  ただいま申し上げましたように、小柳委員長から委員長辞任の願いが提出をされ……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1979/02/28、11期、日本社会党)

○安恒良一君 前回の本委員会に報告をされましたが、わが国の交通事故による死者の数は、昭和四十六年以来連続八年にわたって減少を続けており、昨年一カ年の死者の数は、対前年比で一・八%の減、八千七百八十三人となりました。このことは、総理府、警察庁、運輸省、建設省等の関係官庁並びに民間の交通安全対策協議会を初めとする関係各団体の努力、さらに国民各位の協力の成果だというふうに私は考えます。私はこれらの各位に対して心から敬意を表するものであります。  ところが、死者の数は減少いたしましたが、その中身を見ますと、やはりすでに警察庁の報告によりますといろいろ問題点がございます。たとえば問題点の一つといたしまし……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1979/05/09、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は三月二十日、上越新幹線大清水トンネル内に起きました坑内火災事故に関しまして、十六名というとうとい人命を失っておりますこの問題について、本日は、それぞれ、運輸大臣を初め関係の皆さん方にいろんなことをお聞きをしたい。  それはなぜかというと、結論から言いますと、私はこれは過ぎた日に衆議院の運輸委員会においてもかなり議論されておるんでありますが、私は人災だと、避けようと思えば避け得たことを十分やらなかったから起きたんじゃないかというふうに実は考えて、大変遺憾に思っています。そこで、そういうことが再び起こらないようにきちっとしなければならないというふうに考えます。たとえば五十二年の七……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1979/06/14、11期、日本社会党)【議会役職】

○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  竹田委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る五月九日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任をされました。  また、昨十三日、小山一平君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君が選任をされました。
【次の発言】 次に、委員長の辞任の件についてお諮りをいたします。  ただいま申し上げましたように、竹田委員長から委員長辞任の願いが提出をされております。これを許可することに御異議ございませんか……

第87回国会 社会労働委員会 第4号(1979/03/27、11期、日本社会党)

○安恒良一君 それでは、政府側と参考人と、両方に漸次お聞きをしていきますから、ひとつお答えを願いたいと思います。  まず第一に、いまクリーニング業界の現状について、賛成、反対の両派から、率直に言って自分の方が多数だ多数だと、こういう話があったんですが、その実態について、厚生省、私が資料要求をしておきましたから、まずクリーニング業界の実態について説明をしてください。
【次の発言】 そこでお聞きをしたいんですが、これをちょっと見ますと、東京なんかはアウトサイダーの方がこの資料で多いわけですよね。東京の場合は五千八百五十三名と六千六百三十九と、こういうことなんです。明らかにアウトサイダーの人はみんな……

第87回国会 社会労働委員会 第5号(1979/04/24、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私の要求した出席者、来ておりますか。厚生省、大蔵省、それから総務長官、以下関係者。――来ていませんね、委員長。
【次の発言】 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に関連をするものとして、次のことを質問をしたいと思うのでありますが、もともとこの戦傷病者戦没者等は、この法律の規定をするとおりでありまして中身はよくわかっているんです。 しかし、これも衆参の社労委員会なり関係委員会の中でいろいろな努力はされまして、今回この法律改正と同時に、その一部として、前日赤従軍看護婦への慰労金が年間交付される、一定の年齢制限等ございますが交付されると、こういうことについて政府が昨……

第87回国会 社会労働委員会 第6号(1979/04/26、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、きょうは労働大臣の前回の所信表明に対する一般であります。持ち時間が五十分でもありますし、それからすでに私の先輩委員が二人質問をされましたので、いわば三番手ということですから少し細かい中身のことのお聞きをお許しを願いたいと思います。  それからいま一つは、質問の通告を本当ならきのうしなきやならなかったんですが、きのうの朝までストライキ回避のためにお互いに努力して徹夜しておりましたもので、質問の通告がけさになりました点もおわびをしておきたいと思います。  そういう点で、まず、大臣の所信表明の中で、雇用問題の解決は国政の最大の課題となっておると、そしてそれに自分も全力を挙げたいと……

第87回国会 社会労働委員会 第7号(1979/05/08、11期、日本社会党)

○安恒良一君 本日は、国民年金法等の一部修正に対する議論でありますが、すでに委員長の御裁断で十一日の日に年金の集中審議をやると、こういうことを聞いております。これは、御承知のように年金懇の答申が出たし、それに基づいて厚生省の作業も始まっている、こういうことを聞いております。そこで、きょう私に与えられました時間は五十分しかございませんので、その範囲内で、まあざっくばらんに申し上げますときょうと十一日と二日間にわたって質問をする、こういう・前提の中で問題をお聞きをしていきたいというふうに思います。  わが国が急速な高齢化の社会になる、こういうことについてはすでにもうお互いに議論がないところでありま……

第87回国会 社会労働委員会 第9号(1979/05/24、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は与えられた時間で港湾労働法の一部改正について質問をしたいと思います。  一時間しかありませんからこれもまたお断りしておきますが、各審議会の答申であるとか、それから衆議院のやりとりは十分承知をいたしておりますから、そこらはダブる必要はありません。  そこで、端的にまずお聞きをしたいんでありますが、今回の港湾労働法の一部改正は、きょうも大臣から提案説明がありましたように、港湾の雇用調整手当、これが経営者の負担が非常に大きくなった、かつ赤字が累積をしている、このままでしておきますと雇用調整手当制度自体を維持することが困難になる、そこで緊急対策としてこの雇用調整手当関係についての収支……

第87回国会 社会労働委員会 第10号(1979/05/30、11期、日本社会党)

○安恒良一君 きょう年金の集中審議で、私が出席を要求しておりました大臣は厚生大臣、労働大臣、大蔵大臣、自治大臣、運輸大臣、官房長官、こういうふうにお願いをしておったわけです。しかし、大蔵大臣の場合には、ほかの委員会、決算委員会との関係があるということでやむを得ないのですが、官房長官の場合にはきのう都合が悪いなどという話は聞いていません。聞いていませんが、きょうになって何か都合が悪いということで、これは大変遺憾であります。法案があればここで法案審議ストップと、こういうことになるんですが、法案がなくて集中審議ですから。で、なぜかというと、皆さんがお並びにならないと質問がしにくい部面がかなりあるわけ……

第87回国会 社会労働委員会 第11号(1979/06/07、11期、日本社会党)

○安恒良一君 六人の参考人の方に私ども社会党が与えられている時間は往復で五十分なんです。しかもそれは三人で質問する、こういうことでありますから、まことに六人の参考人の方には失礼に当たると思いますが、国会の運営上でありますのでお許しを願いたいと思います。そこで私は六人の方に全部お聞きする時間がありません。私には三十五分ということであります。これは皆さんのお答えを含めて三十五分ですから、どうか簡潔にお答えを願いたいと思います。  そこで、まず私は、きょうは大変御不自由な体でおいでいただきましたスモン患者の井上さん、それから奥さんがスモン患者で大変お気の毒な体をお持ちになります気賀澤さん、このお二人……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/03/26、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず運輸大臣に御質問を申し上げたいのですが、昭和四十六年の七月三十一日の日に、運輸政策審議会から総合交通体系に関する答申が出ていると思いますが、一言でこの答申の重要的な部分について御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 四十六年答申で昭和六十年を目標にしておりますが、四十五年価格でどのくらいの資金を投入するという計画だったのでしょうか。
【次の発言】 私がお聞きしましたのは、昭和六十年を目標に、昭和四十五年価格で総額幾ら投資をする予定だったのか、こういうこと聞いている。
【次の発言】 総額約百兆円を昭和四十五年から六十年まで投入して、総合交通体系の整備を図る、こういうふう……

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/03/27、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、郵政大臣にお伺いをしたいんですが、俗にいまマル生問題ということでこの成り行きについて大変国民も注目をしているわけですが、私は、この郵政事業というのはいわば労働力集約産業であります。でありますから、何といってもまず労使関係の安定ということが郵政事業を遂行する上できわめて重要なことだと思いますが、その点いかがですか。
【次の発言】 そこでお伺いしたいんですが、すでに昨年末この問題が問題になりまして以来、本国会におきましても、わが党の多賀谷書記長を初めとしまして約三十名に及ぶ衆参両議院の議員から労使問題の改善に関しての質問がされています。ところが、どうも郵政省当局の御返事を見ます……


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第88回国会(1979/08/30〜1979/09/07)

第88回国会 社会労働委員会 第1号(1979/09/06、11期、日本社会党)

○安恒良一君 薬事二法問題については、私どもの片山理事からすでに詳細に聞かれましたし、やりとりを聞いておりまして大分不十分な点があると思います。しかし、時間がございませんので、追ってこれらはこの二法が成立をし、行政の場において、実行の段階においてさらにいろいろ御質問をしたり御要望申し上げたいと思います。そこで私は、この法案と非常に関係のありますところのスモン問題の全面解決に問題をしぼってこれから質問をしたいと思います。  御承知のように九つの判決、国並びに製薬会社が全面的敗訴しました。それを受けてスモン問題の速やかな全面解決のためにスモンの会全国連絡協議会、いわゆるス全協及びこれに加入する各地……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1979/12/10、11期、日本社会党)

○安恒良一君 目黒委員長、高橋理事、阿部理事、森田委員と私の五名は、十二月六日から八日の三日間、福岡、宮崎の両県の交通事情及び交通安全対策の実態調査を行ってまいりました。  まず、福岡県では、亀井知事出席のもと、県の各担当部長、県教育長、県警察本部長、建設省九州地方建設局長、運輸省福岡陸運局長、日本国有鉄道門司鉄道管理局長、日本道路公団福岡管理局長等の関係者から交通安全対策の実施状況についての説明を聴取した後、国道三号線福岡南バイパス、博多バイパス、都市高速道路、地下鉄建設現場等福岡市内の交通事情を視察いたしました。  次に、宮崎県では、宮崎空港で概況の説明を聴取し、運輸省付属の航空大学を視察……

第90回国会 社会労働委員会 第1号(1979/12/10、11期、日本社会党)

○安恒良一君 ただいまから質問に入りたいんですが、時間が遅くなっておりますから、時間が制限をされておりますので、簡潔にお答えを願いたいと思います。  そこで、本法案の通過に当たって、衆議院で野呂厚生大臣、田中医務局長との間に一問一答がなされています。そしてこのことはもう承知をしている上で質問をさせていただきますから、このことはダブって答えてもらう必要はありません。衆議院であった質問は、今回の立法についての厚生大臣の所見がいかんということ。死の判定はどのような基準で行うかということ。三番目は、あっせん業者の実態はどうか、また、今後どのように指導していくのか、営利目的になるおそれはないかということ……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/18、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、まず最初に、老人医療制度について御質問したいと思いますが、本格的な論議はいずれ関係法案の中でやるといたしまして、御承知のように、老人医療制度は急速に高齢化社会を迎えるわが国において、高齢者の医療保障問題として私はきわめて重要だと思うんです。しかるに一方、政府自民党内では、健康保険の赤字の要因として財政面から現行の七十歳以上の無料化の見直しを検討している。厚生大臣とそれから大蔵大臣と自民党三役立ち会いで、メモであるとか覚書であるとかそれぞれが各人思い思いに言われていますが、あるといわれています。そういう中で、厚生省は近く社会保障制度審議会にこの問題について諮問をする、こういう……

第91回国会 社会労働委員会 第6号(1980/04/09、11期、日本社会党)

○安恒良一君 労働行政一般についてきょうは質問をする日でありますが、御承知のように春闘がまさにたけなわという状況でございますので、きょうは主として、私に七十分の時間が与えられておりますから、まず春闘問題を申し上げ、時間があれば労働行政全体について御質問をしたいと思います。特にお忙しい中に官房長官に御出席を願っておりますから、官房長官にかかわることだけ先に取り出してやるのは大変やりにくいんですが、一応官房長官の時間もありますのでそういうやり方で少しちぐはぐ、相前後することがあると思いますが、その点は御了解を願いたいと思います。  昨日も衆議院の社労委員会の中で、これは主として労働大臣に対して春闘……

第91回国会 社会労働委員会 第7号(1980/04/22、11期、日本社会党)

○安恒良一君 政府は、昨年の十二月二十八日、行政改革の方針を決めました。その一環としてこどもの国協会を五十五年度末までに廃止をし、その業務の運営を社会福祉法人に行わせる、こういうことを閣議決定いたしまして、この国会にその法案が提出をされていますが、こどもの国は、御承知のように次代を担う児童の健全育成を目的にし、国民からの寄付金と国の援助により建設されました。そして、いまや人口の都会集中における劣悪な環境のもとで、豊かな自然の中で子供の一つのオアシスとなって開花しています。そして、すでに年間に約百二十万人にも及ぶ利用者でにぎわっているのであります。私は大変結構なことだと思います。また、このこども……

第91回国会 社会労働委員会 第8号(1980/04/24、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、中小企業退職金共済法、今回の諸改正については賛意を表するものでありますが、衆議院におきましても、賛意を表するという意味でいろんな問題が掘り下げて議論されています。しかし、時間の制約等もあって十分でなかったと思いますので、これからこの問題について少し中身を掘り下げて質問し、またある場合には若干の提言もやって、それについてぜひとも労働大臣を初め関係局長等の意欲的な取り組みをお願いをしたい、こういう角度から質問をしていきたいと思います。  まず、御承知のように中小企業退職金共済法というのは、中小企業の労働者の福祉の増進とそれから中小企業の振興に寄与する、こういう法の目的を持ちまし……

第91回国会 予算委員会 第6号(1980/03/12、11期、日本社会党)

○安恒良一君 いま先公害問題で政府との間にやりとりがありましたが、私はその関連のスモンの解決問題についてお聞きをしたいと思いますが、御承知のように、昨年の九月十五日にスモンの早期全面解決を目指す確認書が関係者で結ばれました。自来スモン問題は解決の方に向かっていると思いますが、前橋本厚生大臣との間に年内の解決を目指すということが実現できなかった点を遺憾の意を表すると同時に、早急に解決に進めてもらいたいと思います。  そこで、なぜ解決をしてないかというのは二つあるわけでありまして、第一は、いわゆる既判決者四百九十七名の和解がおくれている、第二番目には、いわゆる投薬証明のない方々との和解がおくれてい……

第91回国会 予算委員会 第8号(1980/03/14、11期、日本社会党)

○安恒良一君 日本の経済の先行きが大変不安である、不透明の問題がありますが、それと同じように、私はわが国の福祉政策のあり方も大変むずかしい時点に立たされていると思います。世界でまれに見るこの急激な高齢化社会の到来、低経済成長への移行と、それに関連をいたしましたところの財政悪化による財源難、社会的生活環境の変化に伴いますところの福祉重視の国民的なニーズの高まり、このように見てまいりますと、福祉政策は三重苦を背負わされているというふうに私は思います。八〇年代のわが国の福祉政策の推進に政府はどう取り組むのか、総理のお考えをお聞きをしたいと思います。  さらに、社会保障関係予算について、わが国の経済、……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/03/22、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まず、きょうは外務大臣おられませんので、主要な所管事項である大蔵大臣にちょっとお聞きをしたいのですが、きょうの新聞で、中国のIMF及び世界銀行加盟問題について、加盟か、このように報道がされておりまして、IMF、世界銀行の代表団を近く中国に派遣するかどうか、こういう問題が報道されていますが、これらの具体的事実について、大蔵大臣はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 早ければ六月に加盟が実現するのではないかと、これも報道されていますが、いま大蔵大臣が言われましたほかに、問題点といたしまして、現在加盟をしている台湾の取り扱いの問題とか、それから台湾の持っておる負債の取り扱いの問題……


安恒良一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院11期)

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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 法務委員会、運輸委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/21、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、社会党を代表いたしまして、持ち時間四十分でありますから、ごく簡単に、しかも法律の中身だけでなくてやはり行政の問題を含めて質問をしたいと思います。  それはどういうことかといいますと、率直に申し上げまして、今度出されました航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部改正というのは、いわゆる罰則を強化して、そのことによってハイジャック等暴力行為を防いでいこうと、こういう趣旨に関係法律がなっていると思います。しかし、率直に申し上げまして、赤軍派の人々はこの罰則強化だけでは実効を上げることは不可能である。というのは、誤っていますが彼らは彼らなりに一定の信念に基づいて行動してい……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 地方行政委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1978/05/10、11期、日本社会党)

○安恒良一君 今次の道交法の改正案は、国民皆免許時代といわれる新しい時代の要求に対して、大幅な改正である。こういうふうに説明を受けておるところでありますが、私は道交法の目的は第一条で規定をされているとおりでありまして、私は交通安全というものは総合的な安全対策が必要だと考えます。ところが今回の案が発表されまして以来、マスコミであるとか一般世論、さらに衆、参議院の関係委員会の今日の審議までの中でも、いろいろ指摘をされているとおりに、道交法の改正以前に、全国の危険な道の改修をやるとか、徹底した安全施設の拡充をやる。さらに自動車、自転車等の安全性の確保等、こういうものを関係各省で所管をされておりますが……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1978/03/29、11期、日本社会党)

○安恒良一君 まあ分科会でもありますから、少し細かい問題について質問をします。その点は御了解を願いたいと思いますが、五十二年の十一月二日付で、警察庁交通局長名で、各管区警察局長、警視総監、各道府県警察本部長、各方面本部長あてに、「指定自動車教習所における高速教習の充実について」という通達が出されています。中身はよく知っておりますから、時間の関係もありますから、簡潔に、どういう通達なのか、どういうことを考えているのか、こういうことについて、まず御説明をお願いをしたいと思います。
【次の発言】 任意の教習、それから希望者、こういうところを言われました。これらの問題は後から少し中身についてお聞きをし……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/03/29、11期、日本社会党)

○安恒良一君 時間が三十分しかありませんので質問も簡単にいたしますから、内容を要領よくお答えを願いたいと思います。  まず、きょうの本会議でもいろいろ問題になっています都心から新成田空港に至る足の問題についてお聞きをしたいのですが、私いろいろ方法はもうすでに知っておりますから、その中で一番いま時間的に迅速に行けるというのは京成電鉄の電車だと、こういうふうに聞いておりますが、その点は間違ありませんか。
【次の発言】 そこでお聞きをしたいんですが、京成電鉄からおりまして、バス輸送で六分間かかって、そして新空港ターミナルの四階に入る、こういう段取りになっているわけです。当初、計画をされたときに、いわ……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1978/03/31、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、まず厚生大臣の政治姿勢について、同僚の広田委員からも質問がありましたが、私も重ねてまず冒頭にお聞きをしたいんです。というのは、厚生大臣になられましたときに、同僚の広田委員も言われましたように、不公正の是正、それから公平にやりたいと、こういうことであったわけです。ところが、最近新聞を見ますと、医療保険制度の改正問題について社会保険審議会、社会保障制度審議会にかけられて、そして今国会に出される、これは前のいわゆる臨時国会の約束なんであります。ところが、その制度の改正問題についてしきりと日本医師会の武見会長と会談をされている、そのことが新聞にでかでかと報道されるわけです。私は一概……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/03/30、11期、日本社会党)

○安恒良一君 実は、私は、ゴム履物に関する問題を大臣以下関係局長に御質問をしたいということで用意をいたしておりましたが、大変遺憾な事態が出ましたので、通産省の勤務の状態ということについて、まず大臣に質問をしなければならぬことを大変遺憾に思いながら質問をしたいと思います。  実は、私は、きょうゴム履物問題に対していろいろ質問をしますので、昨日、生活産業局長の藤原さんとぜひ話をしたい、こういうことで政府委員室を通じて申し入れをしておきました。きのう二つの分科会をかけ持ちをしましたから、夕方、夜遅くなるので、けさでどうだろうということだったのですが、九時という約束が取りつけられました。そこで、私は九……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/03/20、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、今井先生が財政当局の資源の再配分、それから所得の再配分機能、それと財政健全化、こういうことを言われて大変共感を覚えるところですが、その角度で一、二点御質問申し上げたいと思います。  まず一つは、先生も言われましたように、どうも安上がりの政府ということの強調の余り、ことしはかなり福祉が後退をしているんじゃないだろうか。たとえば一般財政の伸びが一二・六、社会保障の伸びが一二・五なんです。これは昭和四十九年対前年比で三七%をピークとしまして五十二年までは一般財政の伸びよりも社会保障費の伸びが上回っていましたが、去年とことしは下回っているわけです。そこで、私は、やはりこのような国家……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/03/29、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、労働省所管の中の雇用問題について質問をしたいのでありますが、割り当てられた時間が三十分ですから、その中で造船産業に関する雇用問題について質問をしたいと思います。  まず、わが国の産業全体がかなり上向いてきたのでありますが、依然として造船、重機が非常に低迷をしている、こういうことを私は承知をいたしております。そこで、そういう関係の中で最近造船の大手、中小を問わず合理化が進められております。造船の大手七社の合理化がどのような形において進んでいるのかということについて、ひとつ労働省、それからいま一つは、運輸省関係等で把握をされておるなれば説明をしていただきたいと思います。ただし、……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/03/28、11期、日本社会党)

○安恒良一君 私は、通産大臣初め通産省の関係局長、それから労働省の関係局長に対してわが国のゴム履物産業問題について質問をしたいと思いますが、昨年の三月三十日の予算委員会の第二分科会におきまして、当時の河本通産大臣を初め所管の生活産業局長、それから労働省の審議官に対して種々お尋ねをいたしました。  大臣がおかわりになりましたので、そのときの問題点をちょっと整理してみたいと思います。  第一点は、ゴム履物産業は典型的な労働集約型産業である。ゴム履物産業が発展途上国の追い上げによって国際競争力を失いつつある。そして輸入が非常に急激に増大をしている。さらに今日の円高が輸入促進に拍車をかけており、ゴム履……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会公聴会 第1号(1980/03/18、11期、日本社会党)

○安恒良一君 それでは、内山公述人と藤田公述人、二人の方に大変御苦労さまですが、時間の関係がありますから一括してお二人にお聞きしますので、どうぞお答えを願いたいと思います。  まず最初に内山さんにお伺いしたいんですが、私も高齢者問題というのは非常に大変な問題だと思うのです。そこで、内山さんも言われましたように、政府は行政指導で六十歳定年を六十年までにやると言っていますが、私は、なかなか行政指導だけでは片づかないのではないかと、こう思うわけです。そこで、ヨーロッパ各国におきまして高齢者の雇用及び生活安定のための方策としましては、一つはあくまでも高齢者の雇用維持安定を期する方法、これはたとえば内山……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(安恒良一君) 以上をもって浜本万三君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、分科担当委員の異動について御報告いたします。  本日、浜本万三君及び小野明君が分科担当委員を辞任され、その補欠として穐山篤君及び赤桐操君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  次に、穐山篤君の質疑を行います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それじゃ速記を起こして。
【次の発言】 以上をもって穐山篤君の質疑は終了いたしました。  次に、赤桐操君の質疑を行います。

第91回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1980/04/01、11期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(安恒良一君) ただいまから予算委員会第三分科会を再開をいたします。  午前に引き続き、昭和五十五年度総予算中、郵政省所管を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。大森昭君。



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データ更新日:2022/12/18

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