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笠井亮 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

笠井亮[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP500(衆)
214位

44期TOP50
26位
45期TOP50
27位
44期(非役職)TOP25
13位
45期(非役職)TOP25
15位

笠井亮衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

44期
(2005/09/11〜)
発言数
17回
12位
発言文字数
27077文字
26位
TOP50

45期
(2009/08/30〜)
発言数
12回
20位
発言文字数
22839文字
27位
TOP50

46期
(2012/12/16〜)
発言数
2回
104位
発言文字数
2405文字
190位

47期
(2014/12/14〜)
発言数
2回
123位
発言文字数
4063文字
150位

48期
(2017/10/22〜)
発言数
7回
66位
発言文字数
12458文字
82位

49期
(2021/10/31〜)
発言数
5回
43位
発言文字数
9622文字
55位


衆議院在籍時通算
発言数
45回
137位
発言文字数
78464文字
214位
TOP500

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

44期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
17回
27077文字
13位
TOP25

45期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
12回
22839文字
15位
TOP25

46期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
2405文字
174位

47期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
4063文字
127位

48期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
7回
12458文字
58位

49期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
5回
9622文字
37位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
45回
78464文字
111位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

 在職時に衆議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言記録なし。

本会議発言一覧(衆議院)

44期(2005/09/11〜)

第163回国会 衆議院本会議 第6号(2005/10/11、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、郵政民営化関連六法案に反対の討論を行います。(拍手)  小泉総理が郵政民営化一本に絞って国民に賛否を問うたさきの総選挙で、与党の得票は小選挙区で過半数に至りませんでした。国民投票なら明確に否決であります。しかも、総理は、郵政公社には一円の税金も投入されていないことなど、重要な基本的事実を国民に全く語ってこなかったのであります。ところが、与党の議席の多数をもって信任されたと強弁し、わずか一日半という極めて短い審議で押し通すなど、断じて容認できません。  本法案に反対する最大の理由は、国民に基礎的な金融サービスをあまねく公平に提供する国の責任を放棄するものだ……

第163回国会 衆議院本会議 第12号(2005/10/31、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の障害者自立支援法案に断固反対の討論を行います。(拍手)  最大の理由は、障害者の福祉サービスに定率一割の応益負担を導入するものだからであります。  障害者の基本的権利である食事や入浴、コミュニケーションや移動などのサービスを利益として負担を求めれば、重い障害者ほど重い負担が強いられることになります。負担上限などで配慮したと言いますが、施設入所で手元に残るのは月額二万五千円、グループホームや通所施設では、わずかな工賃さえ上回る利用料負担で、生活費が残る保証はありません。  しかも、本法案は、精神通院などの公費負担医療にも応益負担を導入しています。……

第164回国会 衆議院本会議 第33号(2006/06/01、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、憲法改正手続法案について、自民、公明の両党並びに民主党、両案の提出者に質問いたします。(拍手)  今回の憲法改正の手続を定める法案の国会提出は、現憲法制定後、初めてのことであります。これは、憲法第九条を変えて、日本を海外で戦争をする国につくりかえる改憲の動きをさらに一歩進める、極めて重大なものだと言わなければなりません。しかも、国の最高法規である憲法にかかわる重要な法案を、会期末に駆け込みで提出し、審議を推し進めようとするなど論外であります。両案ともに、直ちに撤回するよう強く求めるものであります。  今なぜ、提出者は改憲手続法をつくろうというのでしょうか……

第166回国会 衆議院本会議 第22号(2007/04/13、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、憲法改正手続法案の自民、公明両与党提出併合修正案、民主党提出修正案に反対の討論を行います。(拍手)  改憲手続法案は、国の最高法規である憲法の改正にかかわる重要な法案であり、その審議は慎重の上にも慎重でなければなりません。中央、地方公聴会においても、この間の世論調査や新聞の社説でも、また日弁連や憲法学界などからも、拙速を避け徹底審議を求める声が、法案への賛否を超えて圧倒的多数であります。にもかかわらず、審議も不十分なまま法案の採決を強行することは、憲政史上に重大な汚点を残す暴挙だと言わなければなりません。  反対の第一の理由は、本法案が、安倍総理が目指す……

第166回国会 衆議院本会議 第34号(2007/05/24、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、労働関連三法案について質問いたします。(拍手)  今日、雇用、労働をめぐる最大の問題は、多くの労働者が低賃金、長時間労働、不安定雇用を強いられていることです。財界、大企業が、利潤追求のため、コスト削減と称してリストラや雇用の非正規化を進めるもとで、ワーキングプアなど働く貧困層が拡大しているのであります。この十数年来、労働法制の規制緩和を進めてきた政府の責任をどう考えているのですか。厚生労働大臣の答弁を求めます。  今回の労働三法案の提出をめぐっては、ホワイトカラーエグゼンプションが重大な議論になりました。残業代ゼロ法案という国民の厳しい批判を受け、政府は……

第166回国会 衆議院本会議 第38号(2007/06/01、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、社会保険庁解体・民営化法案並びに特例法案について、反対の討論を行います。(拍手)  まず初めに、年金の特例法案についてです。  いわゆる消えた年金問題、五千万件を超える年金記録が宙に浮いている問題は、そもそも国民には全く責任はありません。年金記録の管理は国の責任であり、記録の不備で年金が減額された場合、国の責任で、時効を撤廃し、全額補償すべきことは当然であります。  今回の特例法案と政府・与党の救済策なるものの最大の問題は、本人が申請し、保険料を納めていたことを証明しなければ、年金記録が訂正されず、被害が補償されないという従来の枠組みは全く変わっていない……

第169回国会 衆議院本会議 第4号(2008/01/29、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇七年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  まず初めに、与党側が、ガソリンの暫定税率を二カ月延長するつなぎ法案なるものの提出を画策していることに強く抗議するものであります。これは、十年間の道路特定財源を確保する法案本体の審議に一歩も入らないまま、その成立を担保するものであり、衆参両院での審議を無意味なものにし、事実上、審議権を剥奪するものであります。これほどの議会制民主主義のじゅうりんはありません。断じて容認できないことを表明するものであります。  災害対策や中国残留邦人への支援などに対して補正予算を組むのは当然です。しかし、今回の補正予……

第169回国会 衆議院本会議 第8号(2008/02/29、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇八年度政府予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  本日、自民、公明両党が、予算案を初め国税、地方税の歳入関連法案について、与野党の合意もなく、十分な審議を尽くすこともなく各委員会での採決を強行したことに、断固抗議するものであります。  一連の強行採決は、両院議長あっせんを踏みにじる暴挙であり、断じて許すわけにはいきません。  そもそも、今通常国会の冒頭、与党側は、道路特定財源をどんなことがあっても継続するため、前代未聞のつなぎ法案を強行しようとしました。衆議院での三分の二の多数議席ですべてを押し通そうとする与党の暴挙に国民的批判が沸き起こるもと……

第169回国会 衆議院本会議 第16号(2008/04/03、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、在日米軍駐留経費負担特別協定に反対の討論を行います。(拍手)  反対理由の第一は、本特別協定が日米地位協定第二十四条の原則に真っ向から反するものだからであります。  そもそも、地位協定第二十四条は、米軍の維持経費は「日本国に負担をかけないで合衆国が負担する」と規定しています。我が国に負担義務は一切ありません。にもかかわらず、政府は、一九七八年、米側の要求にこたえ、思いやりと称して駐留経費の一部負担を始め、一九八七年からは本特別協定を締結し、地位協定からは全く説明のつかない経費を負担してきたのであります。  暫定的、限定的、特例的と言いながら、従業員手当、……

第169回国会 衆議院本会議 第20号(2008/04/10、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、地球温暖化対策法改正案に関して質問します。(拍手)  まず、地球の気候変動の重大性についての政府の基本認識をただしたい。  国連の気候変動に関する政府間パネル、IPCCの第四次評価報告書は、このまま進めば、温暖化が突然の回復不能な結果をもたらす可能性があると警告しています。イギリス政府の求めに応じてまとめられたスターン報告も、気候変動は極めて深刻な地球規模の危機であり、世界規模での対策が今すぐ必要であると指摘しています。今後の気温上昇を産業革命前に比べて二度以内に抑えることは、人類にとって至上命題であります。  こうした危機をつくり出した根源には、環境破……

第170回国会 衆議院本会議 第5号(2008/10/08、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇八年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  福田内閣が政権を投げ出し、その結果誕生した麻生政権に対して、ただすべき国政の基本問題は山積しております。にもかかわらず、予算委員会をわずか三日間で終わらせ、補正予算案を採決することに強く抗議するものです。  今、日本社会は貧困と格差が拡大し、労働者、高齢者、障害者、農民、中小業者など、国民のあらゆる層の暮らしと営業が深刻な不安と危機に見舞われています。  自公政権が進めてきた構造改革路線のもとで、働く貧困層は今や一千万人を超えました。社会保障費二千二百億円削減を継続する政策によって、必要な医療や……

第170回国会 衆議院本会議 第16号(2008/12/24、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、衆議院解散要求決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  麻生内閣は、安倍総理、福田総理と、二代続けて政権を投げ出すという、前代未聞の事態を受けて発足しました。  麻生総理がやるべきは、貧困と格差を広げた構造改革路線をどうするのか、アメリカ言いなりの自衛隊海外派兵を続けるのかなど、国政の基本問題を徹底的に審議した上で、解散・総選挙で国民の審判を仰ぐことでありました。  ところが、麻生総理と自民・公明与党は、冒頭解散をもくろみながら、世論調査で内閣支持率が芳しくないと見るや、一転して、解散を先送りし、政局より政策、景気だと言い始めたのであります。  一方、民……

第171回国会 衆議院本会議 第3号(2009/01/13、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇八年度第二次補正予算案に反対の討論を行います。(拍手)  そもそも第二次補正予算は、昨年十月に閣議決定した生活対策を具体化したものであります。麻生総理は、迅速、スピーディーに実行すると言いながら、ついに臨時国会には提出しませんでした。年を越して通常国会冒頭に提出するや、わずか三日間の質疑ですぐ採決せよというのは、余りにも横暴であります。  この二カ月余りで雇用の危機は一層深刻となっています。定額給付金を含め、審議すべき問題は山積しています。にもかかわらず、本日、与党は、補正予算並びに関連法案の委員会質疑を打ち切って採決を強行し、この本会議において数……

第171回国会 衆議院本会議 第4号(2009/01/26、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇八年度第二次補正予算回付案に対し、討論を行います。(拍手)  第一に、定額給付金を削除する修正には賛成であることを明確にしておきます。  政府・与党が昨年十月三十日に定額給付金を打ち出してから、三カ月近くがたとうとしています。ところが、それ以来の国民的な議論、衆参本会議、予算委員会等での論戦を通じて、国民は納得するどころか、どの世論調査でも、七、八割が、評価しない、反対の意思を表明しています。  それはなぜか。そもそも何のための給付金なのか、根本的疑問を持っているからであります。生活支援なのか、消費刺激なのか、いまだその目的ははっきりしません。給付……

第171回国会 衆議院本会議 第11号(2009/02/27、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇九年度総予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  来年度予算に求められていることは何でしょうか。  厳しい雇用情勢や日本経済の急速な落ち込みの中で、国民の暮らしと経済はますます深刻の度を増しております。安定した雇用と失業者の救済、社会保障、中小企業、教育の拡充、農業の再生を図るなど、内需を拡大する経済に本腰を入れて踏み出すことこそ必要なのであります。  ところが、本予算案は、第一に、経済悪化を緊急に食いとめ、暮らしと内需回復に役立つ方策がありません。第二に、米軍再編と自衛隊の海外派兵体制づくりを本格的に進めるものであり、第三に、大企業、大資産家の……

第171回国会 衆議院本会議 第31号(2009/05/13、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇九年度補正予算三案に反対の討論をいたします。(拍手)  まず、十分な審議を尽くさないまま採決を強行しようとしていることに対し、抗議するものであります。  麻生内閣は、昨年来、景気対策を口実に、これまで三度の予算を成立させました。しかし、二〇〇九年度本予算を成立させて間もなく本補正予算を国会に提出したことは、三段ロケットが景気回復に役立たないことをみずから認めるものであります。本補正予算も、政権の延命と選挙対策のために十五兆円という巨額の税金をばらまくだけではないかとの国民の批判は当然であり、断じて容認できません。  反対理由の第一は、大企業への大盤……

第171回国会 衆議院本会議 第38号(2009/06/11、44期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、憲法審査会規程の制定に反対の討論を行います。(拍手)  なぜ今、審査会の規程づくりか。  与党は、改憲手続法が成立したのに憲法審査会規程をつくらないのは立法不作為だと繰り返します。これは、憲法に改正規定がありながら手続法がないのは立法不作為だという、手続法をつくる際に述べていた理屈と同じであります。しかし、憲法審査会規程がないことで国民の権利が侵害された事実はどこにもありません。立法不作為論は全く成り立たないのであります。理屈にならない理屈で再び採決を強行するなど言語道断であることを厳しく指摘するものです。  そもそも、改憲手続法のねらいは、九条改憲の条……


45期(2009/08/30〜)

第174回国会 衆議院本会議 第3号(2010/01/25、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇九年度第二次補正予算二案に反対の討論を行います。(拍手)  初めに、今回の予算委員会で最大の焦点の一つとされた、政治と金の問題についてであります。  とりわけ、小沢一郎民主党幹事長の土地購入をめぐる疑惑について言えば、一昨日の東京地検による事情聴取後の会見を聞いても、その説明は二転三転し、疑惑は深まるばかりです。国民の政治に対する不信は、一層高まっています。  ところが、総理は、小沢幹事長を信じるという答弁を繰り返すだけで、みずから率先して疑惑の解明に乗り出す姿勢を示しておりません。  四億円の土地購入資金の原資の一部がゼネコンからのやみ献金だった……

第174回国会 衆議院本会議 第11号(2010/03/02、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇一〇年度総予算三案、自由民主党・改革クラブ提出の編成替えを求めるの動議に、ともに反対の討論を行います。(拍手)  今度の総予算案は、昨年の総選挙で国民が自公政権を退場させ、鳩山政権が発足したもとで初めて編成されたものであります。それだけに、予算案をめぐっては、政治を変えたいとの国民の願いにこたえ、旧来の政治をどう転換し、国民の暮らしと日本経済をどう立て直すかが鋭く問われているのであります。  また、鳩山総理、小沢民主党幹事長という政権のトップにかかわる政治と金が大問題となりましたが、政治と金をめぐる疑惑の真相を徹底解明し、その政治的道義的責任を明らか……

第174回国会 衆議院本会議 第24号(2010/04/20、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、内閣提出の地球温暖化対策基本法案について質問いたします。(拍手)  地球温暖化を抑止することは、緊急かつ人類共通の待ったなしの課題です。  昨年十二月、コペンハーゲンで開かれた国連気候変動枠組み条約第十五回締約国会議、COP15は、法的拘束力のある新たな国際協定締結に期待がかけられ、私も、最終日の徹夜審議まで会場で見守りました。しかし、科学的知見が要請してきた、世界全体で二〇五〇年までに温室効果ガスを五〇%削減することも、先進国が掲げるべき中長期目標の数字も、今後の課題として残されています。  国連気候変動に関する政府間パネル、IPCCの第四次評価報告書……

第176回国会 衆議院本会議 第9号(2010/11/16、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、菅内閣提出の二〇一〇年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  第一は、円高、デフレなど、今日の景気悪化に苦しむ国民の要求にこたえていないことです。  この一年間で見ても、労働者の雇用情勢は一向によくなっておりません。離職した労働者は七百二十四万人と、新たに採用された人を四十万人も上回っているのです。民間賃金の減少は平均二十三万七千円と、過去最大の下落となっています。円高による生産の減少と生産拠点の海外移転が影響した円高関連倒産が、前年より一五%も増加しています。まさに国民生活は悪化の一途をたどっているのであります。  今とるべき対策は、家計を直……

第177回国会 衆議院本会議 第7号(2011/03/01、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇一一年度総予算三案に反対の立場から討論を行います。(拍手)  本予算案は、民主党が政権について、概算要求から予算案までの一連の編成を手がけた初めての予算案です。それだけに、厳しさを増している国民の生活を支え、日本経済をどう立て直すかが鋭く問われているのであり、そうした立場から徹底した審議が求められたのであります。  ところが、審議の焦点となった税制を初め、子ども手当、TPP、米軍再編など、いずれの問題でもまだまだ審議は尽くされておらず、不十分であります。その上、六野党が一致して要求した小沢一郎民主党元代表の証人喚問も、いまだ実現していないのであります……

第177回国会 衆議院本会議 第13号(2011/03/31、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、在日米軍駐留経費負担特別協定に反対の討論を行います。(拍手)  討論に入る前に、このたび三月十一日に発生しました東日本大震災の犠牲となられた方々に対し謹んで哀悼の意を表するとともに、被災者の皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。  戦後未曾有の大震災に直面し、今、何よりも優先して、被災者の救援と復旧復興に国の総力を挙げて取り組まなければなりません。そのためには莫大な経費が必要となることは必至であります。  そうしたときに、今後五年間にわたって総額一兆円もの在日米軍駐留経費を日本が負担することは、到底認められません。  日米地位協定第二十四条は、「合衆国……

第177回国会 衆議院本会議 第18号(2011/04/30、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇一一年度補正予算三案に賛成の討論を行います。(拍手)  地震、津波の発生から五十日以上が過ぎましたが、今なお、十三万人を超える被災者が厳しい避難生活を強いられています。  重要なことは、救援の手を被災者の隅々にまで届け切ることであります。  温かい食事やふろもなく、医師や保健師の巡回もないなど、劣悪な状態に置かれている避難所は、早急な改善が求められます。被災者に人間らしい生活を保障するために、希望者全員が入れる仮設住宅を一刻も早く建設することを初め、住宅確保のあらゆる手だてを尽くすことが必要です。  被災者の生活再建を支援するために、義援金や災害弔慰……

第177回国会 衆議院本会議 第34号(2011/07/20、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇一一年度第二次補正予算二案に反対の討論を行います。(拍手)  東日本大震災、福島原発事故から四カ月以上が経過しましたが、被災地の復旧復興は遅々として進んでいません。その最大の要因は、国がどこまで具体的支援をするのかが明らかにされていないことです。  本補正予算について、政府は当面の復旧対策に万全を期すものだと説明していますが、その支援策の内容は、極めて限定されたものにすぎません。  被災者生活再建支援金を、現行制度の範囲とはいえ支給できるようにすることは当然ですが、今求められていることは、限度額の引き上げと、半壊や店舗などに対象を拡大することです。 ……

第179回国会 衆議院本会議 第7号(2011/11/10、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇一一年度第三次補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  第一は、復興財源の確保を名目に、庶民への大増税を押しつけようとしていることです。  本補正予算は、財源の大部分を復興債の発行によって確保するとしていますが、その償還財源は、所得税などの増税によるものです。個人住民税などの増税と合わせ、個人や中小業者に対して八・八兆円もの大増税を押しつけるものとなっています。これらの庶民増税は、被災者にも容赦なく降りかかるものです。  一方、大企業はどうか。法人税の実質五%減税を恒久的に行い、初めの三年間に限って、減税分をはるかに下回る付加税を課すだけです。……

第179回国会 衆議院本会議 第9号(2011/11/17、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、APEC報告に対して質問いたします。(拍手)  総理は、ホノルルでのAPEC首脳会議で、TPP協定の交渉参加に向けて関係国との協議に入ると表明しました。日本列島に広がった反対の世論と運動、慎重な対応を求める意見にも耳をかさず、国民への説明も全く不十分なまま、交渉参加を表明したこと自体が極めて重大です。厳しく抗議し、撤回を強く求めるものであります。  全国各地からは、政府はみずからに都合のよい情報しか開示していない、将来にわたる根本的な問題が極めて多く、取り返しのつかない禍根を残すと厳しい批判が一斉に上がっています。このような国民の声を踏みにじり、国会を軽……

第180回国会 衆議院本会議 第4号(2012/02/03、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇一一年度第四次補正予算二案に反対の討論を行います。(拍手)  本補正予算に盛り込まれた被災者支援、高齢者医療などへの助成は、当然必要な経費です。  同時に指摘しておきたいことは、被災者支援の二重ローン対策では、再建を目指す全ての被災業者が救済されるよう、選別の姿勢を改め、金融機関への徹底が求められることです。  また、被災地では、除染、医療、食品検査などに思い切った予算を必要としています。こうした予算の不足が、福島県内でも思い切った取り組みの足かせとなっているのであります。  高齢者医療、ワクチン接種、妊婦健診などへの助成は、これまで補正予算で延長し……

第180回国会 衆議院本会議 第8号(2012/03/08、45期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇一二年度総予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  第一は、消費税増税を前提とした予算だからです。  野田内閣は、社会保障・税一体改革と称して消費税一〇%への大増税を進めようとしていますが、これは、国民生活に深刻な打撃を与え、経済も財政も破壊するものです。本予算は、基礎年金国庫負担二分の一に必要な財源に交付国債を充てることとし、その償還財源を消費税増税で賄うとしているのであります。このようなやり方は、到底許されません。  社会保障の財源は、証券優遇税制の廃止、新たな法人税減税の中止など、富裕層や大企業を優遇する不公平税制の是正を行うこと、八ツ場ダム……


46期(2012/12/16〜)

第183回国会 衆議院本会議 第6号(2013/02/14、46期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、二〇一二年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  本補正予算は、自民、公明両党が政権に復帰して初めて編成した、十三兆円にも及ぶ巨額のものであります。  今国民が求めているのは、いかに、所得をふやすか、安定した雇用で人間らしい暮らしを保障するか、デフレ不況から脱却し、庶民増税なしに財政再建への一歩を踏み出すかであります。  ところが、本補正予算は、そのようなものになっておりません。  以下、四点について指摘します。  第一に、安倍内閣による緊急経済対策を実行するためという内容は、旧来の大企業支援策と国債増発による公共事業の復活そのものです。  も……

第186回国会 衆議院本会議 第22号(2014/05/09、46期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、改憲手続法改定案に反対の討論を行います。(拍手)  国の最高法規である憲法改定にかかわる法律改定に当たっては、現行法の問題点を含め、賛否を超えて、徹底した審議こそ必要であります。  昨日の参考人質疑でも、憲法は国民のもの、国民の意見を聞いて決めるべき、国民の声を聞き、国会の場でも徹底審議を、また、禍根を残すことにならないよう、さらに多くの論点について検討をなどの意見が、強く表明されました。  にもかかわらず、わずか四日間、十七時間の質疑で、国民的議論も全くないまま採決を強行するなど、到底許されません。断固抗議するものです。  そもそも改憲手続法は、二〇〇……


47期(2014/12/14〜)

第190回国会 衆議院本会議 第22号(2016/04/05、47期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、TPP、環太平洋連携協定及び関連十一法案について質問します。(拍手)  ことし二月、米国、日本など十二カ国が署名したTPPに対して、参加各国で国民の反対の声が沸き上がり、発効の見通しは立っていません。  ところが、安倍内閣は、早期発効に向けた機運を高めていきたいなどと、前のめりに批准を強行しようとしています。  TPPは、参加各国が関税を原則撤廃するもので、農産物輸入が完全に自由化され、農林漁業と国民の食料に大打撃となるものです。  さらに、非関税障壁撤廃の名のもと、食の安全、医療、金融、保険、官公需、公共事業の発注、労働など、国民生活のあらゆる分野で規……

第193回国会 衆議院本会議 第25号(2017/05/16、47期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、日・インド原子力協定の国会承認に反対の討論を行います。(拍手)  冒頭、重大な内容を持つ本協定の外務委員会における審議がいよいよこれからというとき、質疑を尽くさず終局し、採決されたことに強く抗議します。参考人質疑でも、賛否を超えて三名の方々全てから、国会でしっかり審議を、ぜひ慎重に審議、批准反対の方向で議論を、さらには、資料を公開して慎重な審議をとの表明がありました。こうした意見を無視して採決を強行したことは極めて重大であります。  インドは、核不拡散条約、NPTに加盟せず、包括的核実験禁止条約、CTBTに署名すらしておらず、一九七四年と九八年に核実験を……


48期(2017/10/22〜)

第196回国会 衆議院本会議 第15号(2018/04/03、48期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、生産性向上特別措置法案及び産業競争力強化法等改正案について質問します。(拍手)  本法案は、未来投資戦略や新たな経済政策パッケージをもとに、我が国の産業と就業構造をAI、人工知能やIoTなどの進展に対応させるとして、異次元の構造改革と規制緩和を推進するものです。  しかし、この二十年間の構造改革と規制緩和が何をもたらしたか。  法案の前身である九九年の産活法は、株主価値を最優先する大企業のリストラ、人減らしを応援するため、減税や企業再編の特例を講じてきました。安倍政権はそれを、企業が世界で一番活躍しやすい国を目指すとして、拡充強化してきたのであります。 ……

第196回国会 衆議院本会議 第23号(2018/05/08、48期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、まず、安倍政権が引き起こしている異常事態について問いたい。(拍手)  公文書改ざん問題、森友、加計疑惑、自衛隊日報問題、働き方改革に関するデータ捏造、さらには財務事務次官のセクハラなどなど、いずれも民主主義の土台を根底から突き崩すものであります。しかも、どの問題も安倍総理自身に直結しています。  とりわけ、公文書を改ざん、捏造して国会に提出し、虚偽の答弁が行われてきたという前代未聞の事態は、国権の最高機関たる国会を冒涜し、立法、行政監視という国会の果たすべき機能を危うくするものであります。総理は、事の重大性をどう認識しているのですか。  一連の疑惑の全容……

第197回国会 衆議院本会議 第7号(2018/11/20、48期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、日欧EPA等について質問します。(拍手)  今、世界各地で、多国籍企業本位の歯どめなき自由化への批判が高まっています。  貿易交渉では、各国が互いの経済主権を尊重しながら、民主的で秩序ある経済の発展に結びつけることが求められています。  ところが、日米間の貿易交渉ではどうでしょうか。  政府は、日米物品貿易協定、TAGであり、FTAではないと説明しています。しかし、日米共同声明の英語版にも、在日米国大使館の日本語訳にも、TAGなる表現はありません。  米国のペンス副大統領は、十一月十三日、安倍総理との共同記者発表で、二国間貿易に関する交渉を開始する決定を……

第200回国会 衆議院本会議 第4号(2019/10/24、48期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、日米貿易協定、デジタル貿易協定について、安倍総理に質問いたします。(拍手)  まず、台風十五号、十九号による災害で亡くなられた方々に心からのお悔やみを、被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。  今なお数多くの方が、浸水した住宅や避難所などでの生活を余儀なくされています。総理、生活改善は急務です。被災者が安心して過ごせるよう、集中的な対策を求めます。  さらに、被災者の生活となりわいの再建のために、住宅の確保、農林水産業者の経営再建と再開までの収入補填、中小・小規模事業者へのグループ補助など直接支援を速やかに実施することを強く求めます。  日米貿易協定……

第201回国会 衆議院本会議 第15号(2020/04/03、48期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、5G促進法案、デジタルプラットフォーム透明化・公正化法案について質問いたします。(拍手)  5G法案は、安倍政権が国家プロジェクトとして進める5G通信基地局の開設計画の前倒しに対し、設備投資額の一五%もの破格の法人税減税を行うものです。  NTTドコモやKDDIなど、大手通信企業四社で九兆四千億円にも上る内部留保を更に積み増すだけではありませんか。  今、緊急にやるべきは、新型コロナ感染拡大防止を実効あるものとすることです。自粛要請と一体に、事業者や個人に対する直接支援を行うことを強く求めます。  次に、デジタルプラットフォーム法案についてです。  新た……

第201回国会 衆議院本会議 第21号(2020/04/27、48期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、補正予算、財政演説について安倍総理に質問します。(拍手)  新型コロナウイルスの爆発的感染を食いとめ、国民の命と健康、生活と営業を守り抜く政治の役割が今ほど求められているときはありません。  全ての人に緊急に現金給付をという世論と野党の要求があってこその一律十万円、一刻も早く全ての人に確実に届くよう、総理に強く求めます。  安倍政権は、緊急事態宣言を全国に拡大して、人との接触を八割減らすよう要請し、国民はそれに全力で応えています。しかし、補正予算には、自粛、休業要請への補償の考えがありません。  今、商店街には廃業の張り紙、町工場は部品不足、受注激減、農……

第203回国会 衆議院本会議 第5号(2020/11/12、48期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、日英包括的経済連携協定、EPAについて質問します。(拍手)  本協定は、コロナ禍で初の自由貿易協定であり、EU離脱後の英国が主要国との間で初めて結ぶ、日欧EPAにかわる新たな枠組みであります。  七年八カ月の安倍政権は、自由貿易を成長戦略の柱に掲げ、国境を越えて利益の最大化を追求する多国籍企業に経済主権、食料主権を売り渡してきました。  それが、今日のコロナ禍で何をもたらしたか。マスクや防護服などが海外生産国の輸出規制に直面して国内供給が逼迫し、海外調達部品不足に見舞われ、日本の食料自給の脆弱性が浮き彫りになりました。  菅政権には、こうした外需頼みの政……


49期(2021/10/31〜)

第208回国会 衆議院本会議 第12号(2022/03/17、49期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、いわゆる経済安全保障推進法案について、岸田総理に質問します。(拍手)  冒頭、昨夜の福島県沖地震で亡くなられた方々に心からお悔やみを、被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。  経済安全保障とはそもそも何を指すのか、外部から行われる行為により国家及び国民の安全を害する行為とは具体的にどのような状況を指すのか、いずれも法案には何の定義も置かれていません。政省令への委任は百二十四か所にも及びます。政府に白紙委任せよというのですか。  定義も定かでない経済安全保障とは、すなわち、経済を安全保障の下に置き、軍事に組み込むということではありませんか。経済、産業、……

第208回国会 衆議院本会議 第17号(2022/04/05、49期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、エネルギー使用合理化法等改正案について質問します。(拍手)  本法案は、二〇三〇年度の野心的な温室効果ガス削減、石炭火力の脱炭素化を図るといいますが、その主な内容は、水素、アンモニアを非化石エネルギーと定義して、利用を促進しようというものです。  しかし、現状では、アンモニアもほとんど化石燃料由来で、製造過程で大量のCO2を大気中に放出するグレーアンモニアであり、経産省自身、最新鋭の設備でも一トンの製造に一・六トンのCO2を排出すると説明してきたものではありませんか。  昨年十一月のCOP26グラスゴー気候合意のどこにも、水素、アンモニアが排出削減措置に……

第208回国会 衆議院本会議 第32号(2022/06/09、49期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、岸田内閣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  不信任の第一の理由は、ウクライナ危機に乗じて、力対力で対抗する大軍拡を進め、平和に逆行する危険な道を突き進もうとしているからであります。  岸田総理は、さきの日米首脳会談で、敵基地攻撃能力の保有検討に言及し、防衛費の大幅な増額を約束しました。力対力では平和はつくれません。それは、東アジアと世界に新たな軍事的緊張と軍事対軍事の悪循環、戦争への道にほかなりません。  これまで、政府は、相手に脅威を与える攻撃型兵器は憲法上保有できないとしてきましたが、敵基地攻撃能力の保有は、この憲法解釈をひっくり返す、無……

第211回国会 衆議院本会議 第14号(2023/03/30、49期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、電気事業法、原子炉等規制法、再処理法、再エネ特措法、原子力基本法の改正案について、岸田総理に質問します。(拍手)  まず、脱炭素社会に向けた基本姿勢についてです。  国連IPCC第六次統合報告書は、今のペースで温室効果ガスを排出し続ければ、二〇三〇年に排出限度に達すると警告しました。  グテーレス事務総長は、気候の時限爆弾は時を刻んでいると強調し、先進国の指導者に、二〇四〇年にできるだけ近い時期に排出ゼロ達成の約束を前倒しするよう求めています。もはや一刻の猶予もありません。総理にはそういう緊迫感はありますか。  破局的な気候危機を打開するためには、削減を……

第211回国会 衆議院本会議 第23号(2023/04/27、49期、日本共産党)

○笠井亮君 私は、日本共産党を代表して、原子力基本法、電気事業法、原子炉等規制法、再処理法、再エネ特措法を改定する、いわゆる原発推進五法案に断固反対の討論を行います。(拍手)  東京電力福島第一原発事故から十二年、いまだ事故は終わっていません。被害が深刻化しているにもかかわらず、原発回帰へと大転換する本法案を僅か一か月足らずの審議で採決するのですか。あの事故を忘れたのかと、国民の怒りの声が上がるのは当然であります。  反対理由の第一は、脱炭素を口実に原発を最大限活用し、その利用を将来にわたり固定化、永続化するものだからです。  原子力基本法に原発利用を国の責務と明記し、安定的な事業環境整備を行……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

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