国会議員白書トップ衆議院議員藤野保史>本会議発言(全期間)

藤野保史 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

藤野保史[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP500(衆)
396位

47期TOP50
30位
48期TOP25
18位
47期(非役職)TOP25
19位
48期(非役職)TOP10
8位

藤野保史衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクからページ内の各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

47期
(2014/12/14〜)
発言数
6回
43位
発言文字数
16020文字
30位
TOP50

48期
(2017/10/22〜)
発言数
20回
8位
発言文字数
33830文字
18位
TOP25


衆議院在籍時通算
発言数
26回
308位
発言文字数
49850文字
396位
TOP500

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

47期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
6回
16020文字
19位
TOP25

48期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
20回
33830文字
8位
TOP10


通算
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
26回
49850文字
248位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

 在職時に衆議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言記録なし。

本会議発言一覧(衆議院)

47期(2014/12/14〜)

第189回国会 衆議院本会議 第16号(2015/04/16、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、電気事業法等改正案について質問します。(拍手)  まず冒頭に、一昨日、福井地裁が高浜原発の運転差しとめを命じる画期的な仮処分決定を行いました。政府は、新規制基準は世界最高水準と繰り返してきましたが、今回の決定は、新規制基準は緩やかに過ぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない、新規制基準は合理性を欠くものであると断じています。  これは、基準を満たせば再稼働という政府の再稼働プロセスを根底から覆すものです。にもかかわらず、再稼働を粛々と進めるなど、断じて許されません。  総理、この決定を重く受けとめ、全国の原発再稼働を断念すべきではありませ……

第190回国会 衆議院本会議 第19号(2016/03/24、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました法律案について質問します。(拍手)  まず冒頭、三月九日、大津地裁は、関西電力高浜原発三、四号機の運転差しとめを命じる画期的な仮処分決定を行いました。  同決定は、新規制基準に適合しても、その原発は安全とは言えないと断じています。また、政府には、避難計画をも視野に入れた幅広い規制基準をつくる信義則上の義務があると指摘しています。  これは、新規制基準に適合したことだけを根拠に再稼働を進める安倍政権の原発政策に対して、根本的な見直しを迫るものです。  あの東京電力福島第一原発事故から五年がたちました。  私は先日、福島県いわき市の……

第193回国会 衆議院本会議 第7号(2017/02/27、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、二〇一七年度一般会計予算外二案に対して、反対の討論を行います。(拍手)  反対理由の第一は、本予算案が、アベノミクスの行き詰まりのしわ寄せを国民に押しつけ、暮らしを痛めつけるものになっている点です。  安倍総理は、全国津々浦々で好循環が生まれていますと言いますが、厚労省の毎月勤労統計によると、パートを含めた全労働者の平均賃金は、安倍政権発足後、実質で年十九万円も減っています。また、総務省の家計調査によると、二人以上世帯の実質家計消費支出は、十六カ月連続で対前年度比マイナスを続けています。日本経済の六割を占める個人消費が冷え込むもとで、好循環など生まれて……

第193回国会 衆議院本会議 第17号(2017/04/06、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、組織犯罪処罰法改正案、いわゆる共謀罪法案について質問します。(拍手)  同法案は、過去三回、国会に提出されましたが、いずれも廃案に追い込まれました。なぜ三回とも廃案に追い込まれたのか、総理は、その理由をどのように認識していますか。  共謀罪は、計画、すなわち話し合い、相談などを処罰の対象とするものであり、法益侵害の危険性のある行為が行われる前の段階で刑罰権を発動するものです。その人が何をしたかではなく、何を考えたか、何を合意したかが対象となるため、内心の処罰に限りなく近づいていきます。  かつて国家権力が市民の内心を侵害したことへの反省から、近代刑事法……

第193回国会 衆議院本会議 第23号(2017/05/09、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、法務委員長解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  まず、安倍総理が五月三日、憲法九条に自衛隊を明記する改憲を行い、二〇二〇年に施行を目指すと表明した問題です。  憲法尊重擁護義務を負う行政府の長が、憲法の平和主義の核心である九条を名指しして、期限を区切って改悪する決意を表明したことは、極めて重大であり、断じて許せません。  しかも、総理は、予算委員会でこの問題を質問されると、読売新聞を熟読していただきたいと答弁しました。総理みずから重大な発言をしておきながら、あとは新聞を読めと言って国会での説明を拒む。これは、国民の代表機関である国会を事実上否定……

第193回国会 衆議院本会議 第27号(2017/05/23、47期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、組織犯罪処罰法改正案、いわゆる共謀罪法案について、断固反対の討論を行います。(拍手)  まず、十九日の法務委員会での強行採決に満身の怒りをもって抗議します。  自由と民主主義がかかった重大法案であるにもかかわらず、本法案の審議は全く尽くされていません。法務大臣がまともに答弁できず、国民の約八割が説明が不十分だという法案を数の力でごり押しすることは、国民の代表機関である国会の役割をみずから否定するものであり、断じて認められません。  法案に反対する理由の第一は、本法案が、具体的に危険な行為があって初めて処罰するという近代刑事法の大原則を覆し、日本国憲法が……


48期(2017/10/22〜)

第196回国会 衆議院本会議 第4号(2018/01/30、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、二〇一七年度補正予算案に反対の討論を行います。(拍手)  初めに、草津白根山噴火で犠牲になった方への哀悼とともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。政府に、万全の対応とともに、全国百十一の活火山の警戒監視体制の総点検を求めるものです。  本補正予算案の災害対策費は、九州北部の豪雨被害対策、熊本地震復旧など緊急かつ必要な支出です。  しかし、最大の問題は巨額の軍事費です。  そもそも、財政法上、補正予算が認められるのは、予算編成後に生じた事由に基づく緊要な場合に限られています。ところが、安倍政権は、この間、戦闘機、護衛艦、ミサイルなどの購入経……

第196回国会 衆議院本会議 第7号(2018/02/28、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、立憲民主党、希望の党、無所属の会、日本共産党、自由党、社会民主党の六野党共同提出の二〇一八年度予算組み替え動議に賛成、政府提出の二〇一八年度一般会計予算外二案に反対の討論を行います。(拍手)  まず、働き方改革について、国民の命がかかった大問題であるにもかかわらず、捏造データが次々と明らかになり、安倍総理が裁量労働は一般労働より労働時間が短いという答弁を撤回したことは重大です。裁量労働制に反対する世論は急速に高まっています。法案の前提は根本から崩れており、提出そのものを断念すべきです。  また、森友疑惑では、一年前には存在しないと答弁した国有地売却の値……

第196回国会 衆議院本会議 第25号(2018/05/11、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、消費者契約法の一部を改正する法律案について質問します。(拍手)  安倍総理は、今国会の施政方針演説で、「成人年齢を十八歳に引き下げる中で、消費者契約法を改正し、若者などを狙った悪質商法の被害を防ぎます。」と述べています。この総理の演説に示されているように、成年年齢の引下げと消費者被害は、極めて密接に関連しています。  成年年齢が引き下げられれば、十八歳、十九歳の若者が親の同意なくローンを組んだり、クレジットカードを利用できるようになると同時に、これらの若者から未成年者取消権が失われるからであります。  ところが、本法案は、取り消し得る不当な勧誘行為とし……

第196回国会 衆議院本会議 第31号(2018/05/29、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、民法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。(拍手)  本法案は、成年年齢を二十歳から十八歳に引き下げるものです。未成年者であっても、人として、成年と同様の基本的人権を有しており、その自己決定権は十分に尊重されるべきです。本法案が成年年齢を十八歳に引き下げることは、十八歳、十九歳の若者の自己決定権を拡大するという積極的な意義を持つものです。  国際的にも、欧米諸国等多くの国が十八歳を成年としており、成年年齢の引下げは、こうした国際社会の趨勢にも合致するものです。  また、女性の婚姻開始年齢を十八歳に引き上げることは、両性の平等の観点から当然です。……

第197回国会 衆議院本会議 第5号(2018/11/13、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案について質問します。(拍手)  本法案の審議に当たって何より大切なことは、既に百二十八万人に達した外国人労働者の実態をどう見るかということです。  一九九〇年の入管法施行以来、政府は、在留資格を次々と追加しながら外国人労働者の受入れを行ってきました。技能実習生、留学生、日系人の建前をとりながら、実際はいずれも安価な労働力として利用してきたのです。  本音と建前を使い分ける欺瞞的な受入れを続けてきたことが、矛盾を拡大させ、外国人労働者を苦しめているという認識が政府にはあるのですか。  もうこれ……

第197回国会 衆議院本会議 第7号(2018/11/20、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました葉梨康弘法務委員長の解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  賛成する最大の理由は、安倍政権が、入管法等改正案を今国会で何が何でも押し通そうとするもとで、葉梨委員長が、政府・与党言いなりで、職権で一方的に法案の審議入りを決めるなど、異常な委員会運営を行っていることです。  同法案は、技能実習制度を大前提としています。  法務省は、人手不足とされる十四業種で技能実習生からの移行が三割から八割、多い業種ではほとんど全てだと説明しています。  来年四月の施行を急ぐ理由を問われた山下法務大臣は、施行が半年おくれれば万単位の方々が帰っ……

第197回国会 衆議院本会議 第9号(2018/11/27、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、山下貴司法務大臣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  不信任の理由の第一は、山下大臣が、入管法改正案の審議の前提となる資料の提出を拒み続けている点です。  本案による外国人の受入れは、技能実習生からの移行を大前提としています。だからこそ、技能実習制度の実態把握と徹底的な検証は法案審議の核心です。  野党の追及によって、政府は、当初拒んでいた失踪した技能実習生に対する聴取票の個票を出さざるを得なくなりました。そもそもこの調査は、技能実習制度の運用を適正化するために、二〇〇九年の入管法審議の際に、衆参両法務委員会の附帯決議で与野党一致して求めたも……

第198回国会 衆議院本会議 第4号(2019/02/05、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、二〇一八年度第二次補正予算案に反対の討論を行います。(拍手)  今回明らかになった統計不正の結果、雇用保険や労災保険など、約二千万人、五百六十七億円の被害が生まれており、一刻も早い救済が必要です。  同時に、今回の統計不正は、政府の経済認識、景気判断、税や社会保障、雇用などの重要な政策判断に係るものであり、その影響は甚大です。  ところが、厚労省は、不正の事実を知りながら、国民に報告せず、組織的隠蔽を行っていました。しかも、政府・与党が、与野党国対委員長会談での全容解明に努力するという約束もほごにして、真相究明に不可欠な関係者の参考人招致を拒み、真相に……

第198回国会 衆議院本会議 第8号(2019/03/01、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、二〇一九年度総予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  そもそも、統計不正は予算の土台を掘り崩すものであり、その解明は予算審議の前提です。にもかかわらず、真相の解明に背を向け、実質賃金のマイナスを隠したまま審議を打ち切り、採決を強行するなど、到底認めることはできません。  統計不正の真相解明は、与野党を超えた国会の責務です。だからこそ、与野党の国対委員長が、国会開会前の一月十八日の会談で、統計問題は予算と国の政策にかかわる課題として、徹底して全容解明を進めると合意したのです。このとき、自民党の森山国対委員長は、資料は包み隠さず誠実に対応するよう厚労省……

第200回国会 衆議院本会議 第7号(2019/11/12、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、会社法の一部を改正する法律案について質問します。(拍手)  まず冒頭、安倍総理のもとで、総理主催の桜を見る会の支出は予算の三倍に膨れ上がりました。この会には総理の地元から後援会員約八百五十人が参加しており、後援会旅行の目玉行事と位置づけられています。税金を使った公的行事をみずからの後援会のために私物化したという重大な疑惑であり、総理の責任が問われています。野党結束して、徹底的に真相を究明するものです。  次に、経産大臣に質問します。  関電原発マネー還流問題は、決して一企業の金銭不祥事ではありません。原発に反対する声を抑え込むために巨額の資金が必要とさ……

第201回国会 衆議院本会議 第4号(2020/01/28、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、二〇一九年度補正予算案に反対の討論を行います。(拍手)  初めに、桜を見る会やカジノ汚職などで、安倍総理の政治責任が厳しく問われています。  桜を見る会で問われているのは、政府の公的行事に総理の地元後援会事務所が幅広く参加者を募り、地元有権者を接待した疑惑であります。これが、公的行事を利用した税金の私物化や公選法違反に当たるのではないかという疑惑であり、さらに、公文書を隠蔽、廃棄して組織的隠蔽を図ったのではないか、これが問われているのであります。  安倍総理は、疑念に対しては丁寧に、真摯に答えないといけないと言いながら、証拠も示さないまま同じ答弁を繰り……

第201回国会 衆議院本会議 第7号(2020/02/27、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、森まさこ法務大臣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  不信任の理由の第一は、森大臣が、憲法に由来する検察官の職責の特殊性を無視して、検察庁法の解釈をねじ曲げたことです。  検察庁法は、定年について、検事総長は六十五歳、検察官は六十三歳と明確に定めています。検察官に定年延長制度の適用がないことは、一九四九年、一九八一年の二度にわたって立法府の意思が明確にされているのです。  ところが、森大臣は、黒川弘務東京高検検事長の定年延長を可能とするために、強引な解釈を行いました。断じて許されません。  そもそも、検察官は、公訴権を独占しており、時には総理……

第201回国会 衆議院本会議 第8号(2020/02/28、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の二〇二〇年度一般会計予算外二案に反対の討論を行います。(拍手)  新型コロナウイルス対策が緊急課題となっています。国内の治療、検査、相談体制を強化し、国民の命と健康を守る。とりわけ、中小零細業者や非正規雇用、ウーバーイーツなど雇用によらない働き方、共働き、一人親家庭、子供や高齢者、障害者など、こうしたときに特に大きな影響を受ける方々への支援を抜本的に強化することが求められています。  政府は、昨日、全国の小中高、特別支援学校に対して、来週から休校を要請すると発表しました。しかし、全国一律で休校する合理的な根拠は示されていません。  安倍総理は……

第201回国会 衆議院本会議 第22号(2020/04/29、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、二〇二〇年度補正予算案に賛成の討論を行います。(拍手)  新型コロナウイルスでお亡くなりになった方々への哀悼とともに、闘病中の方々にお見舞いを申し上げます。医療従事者を始め、社会インフラを支えて奮闘されている方々に心からの敬意と感謝を申し上げます。  本補正予算案に求められているのは、新型コロナウイルスへの対応に当たって、感染爆発と医療崩壊を絶対に起こさないこと、日本に暮らす全ての人の生活と営業を守り抜くことです。  まず、感染爆発と医療崩壊を防止する上で、大きな鍵を握っているのが、PCR検査体制を抜本的に改善、拡充し、必要な人が速やかに検査を受けられ……

第201回国会 衆議院本会議 第31号(2020/06/08、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、第二次補正予算案について質問します。(拍手)  本案の最大の問題は、十兆円の予備費です。安倍総理は、憲法が定める財政民主主義を一体どう捉えているのですか。  日本国憲法は、財政支出の決定権を持つのは国民の代表である国会であり、政府が好き勝手に予算を使ってはならないという大原則を定め、例外を厳しく制限しています。十兆円もの予備費は、この憲法が定める財政民主主義の大原則を踏みにじるものではありませんか。  既に、当初予算で五千億円、第一次補正でも一兆五千億円の予備費が計上されており、一部執行されましたが、まだ一次補正の予備費を超える約一兆六千億円が残ってい……

第201回国会 衆議院本会議 第32号(2020/06/10、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、第二次補正予算案に対し、反対の討論を行います。(拍手)  本案には、国民の世論と野党の論戦に押されて、一定の前向きな支援策が盛り込まれています。例えば、雇用調整助成金の一万五千円への上限引上げや家賃支援給付金、学生支援給付金の創設などは、問題点はあるものの、賛成できるものです。  しかし、決定的な問題は、予算の三分の一を占める十兆円もの予備費です。  日本国憲法八十三条は、「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」と定めています。国が財政活動を行う場合には、国民の代表である国会の審議と議決が必要であり、政府に白紙委……

第204回国会 衆議院本会議 第4号(2021/01/26、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の二〇二〇年度第三次補正予算案に反対の討論を行います。(拍手)  新型コロナ感染拡大の下で、入院もできず、宿泊療養もできず、自宅で不安な日々を過ごし、その中で命を失うという、あってはならない事例が急増しています。コロナ以外の病気でも、救急車が搬送先を見つけられないなど、まさに医療崩壊の状態です。今こそ、命を守り抜く立場で、政治がその責任を果たさなければならないのではないでしょうか。  ところが、本案は、総理が、昨年十二月、緊急事態宣言は想定していないと言っていた時期に、コロナ収束を前提に編成されたものです。現在の感染拡大に全く対応していません。……

第204回国会 衆議院本会議 第10号(2021/03/02、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、二〇二一年度予算案外二案に反対の討論を行います。(拍手)  新型コロナ対策を進める上で、何よりも大切なのは、政治への信頼です。ところが、予算審議を通じて、菅総理の長男が関わった総務省の接待疑惑でも、農水省の贈収賄事件でも、金で行政がゆがめられたのではないかという疑惑は、ますます深まっています。  総務省のワーキンググループは、二〇二〇年十二月、衛星放送のインフラ利用料の負担軽減、そして衛星放送の電波枠の利用という、東北新社側の要求に応える報告書案を出しています。問題は、この報告書案が出される前に接待が集中していることです。その背景には、総理と東北新社と……

第204回国会 衆議院本会議 第15号(2021/03/25、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、少年法等一部改正案について質問します。(拍手)  本案は、十八歳及び十九歳の少年を特定少年と新たに規定し、虞犯の対象としないなど、保護と更生の機会を失わせるものです。さらに、検察官送致の対象事件を大幅に拡大し、起訴後は推知報道を解禁するなど、少年法を厳罰化しようとしています。  少年法第一条は、少年の健全な育成を根本理念としています。これは、戦後、日本国憲法の精神に基づいて、教育基本法や児童福祉法と並んで、少年を、保護の客体であると同時に、人権、権利の主体として、その保護と更生を図るためにほかなりません。大臣は、特定少年にもこの理念が及ぶと考えています……

第204回国会 衆議院本会議 第22号(2021/04/16、48期、日本共産党)

○藤野保史君 私は、日本共産党を代表して、入管法等一部改正案について質問します。(拍手)  政府は、外国人政策について、移民政策は取らないという建前を取りながら、実際には、経済界が求める安価な労働力、雇用の調整弁として外国人の受入れを拡大するという、極めて欺瞞的な姿勢を取り続けてきました。この下で、外国人の基本的人権を尊重した雇用、教育、社会保障などの総合的な支援制度は整備されず、不当な労働条件の押しつけなど、人権侵害が横行しています。  入管法についても、退去強制手続について、制定以来、抜本的な改正は一度も行われず、在留資格を失った外国人を全て収容する全件収容主義の下、まともな医療すら受けら……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

藤野保史[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。