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重政庸徳 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

重政庸徳[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは重政庸徳参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。重政庸徳参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第1号(1953/09/14、3期、自由党)

○重政庸徳君 私と永岡光治君の二名からなる派遣団第二班といたしまして、去る八月二十日から同月二十九日までの十日間、鹿児島、熊本、大分及び愛媛の四県の水害地の実情をつぶさに視察調査いたしたのであります。ここにその調査の概要を申述べまして御報告に代えたいと思うのであります。  八月二十一日は先ず鹿児島へ参りましたが、同日午前十時県庁を訪れまして、知事室におきまして所管の部課長等から同県の被害状況その他対策等につきまして詳細なる説明を聴取いたしたのであります。以下各県の災害の詳細なる数字につきましては、各県の今まで詳しい報告もありますのでこの際省略いたしたいと思うのであります。その説明によりますと、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第3号(1953/09/16、3期、自由党)

○重政庸徳君 或る県には百数十億の過年度災害の残存額がある。そうして今度は非常に大災害をこうむつておるが、今度の災害額よりも多い残存額を有しておる。こういう状態の所があるのであります。これを委員会で今度の指定の基準をこれから決定いたすのでありますが、過年度の災害残額について今度の法律を適用してくれとは言わない。だが併し、基準をきめる上において過年度のそういう甚だしい例を有しておる地方に対しては、過年度の災害残額をこの際指定する、今年度の災害総額と勘案して指定をきめる必要があると私は思うのであります。建設大臣はどういうふうにお考えでございましようか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、自由党)

○重政庸徳君 次長にちよつとお伺いするのですが、従来の災害では、農業施設の復旧……勿論公共或いは単独災害を含めての意味ですが、なかなか起債の点が円滑に行かなかつた状況であつたのです。これは差向きもうすでに用水等の取入れの施設が始まるだろうと思うのですが、その起債は約一〇〇%補助することに確定したから、一〇〇%このたびは廻る、こう承知してもいいですか、単独並びに公共を併せて……。
【次の発言】 単独も……。
【次の発言】 それは余り少し安易な考え方かもわからんです。十万円を限度として助成する法律になつておりますが、十万円以下の復旧費を要する施設の復旧が相当多く出るのじやないかと思つております。従……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第4号(1953/09/17、3期、自由党)

○重政庸徳君 簡単に御質問を申上げますが、自治庁は被災害県が、つなぎ資金をどういうように流用し使用しておるかということをお調べになつたことがあるかどうか、お調べになつておれば一、二災害の大きい県を例に引いて一つ御説明を願いたいと思います。つなぎ資金については、御承知のように、本委員会は最初から非常に問題にいたしたのでありますが、事実被災害者が、十分ではないというが、或る程度忍ばれる程度のつなぎ資金が廻つておるかどうかという点を究めるのに、最も困難を来たしたのであります。今だにその帰趨はわからない。政府はつなぎ資金は工事の進捗によつて不足せんように出す、まだ余裕があるから出すのだというように、常……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第14号(1953/10/22、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部改正のこの法律ですが、この中で第三の一つに、私どもの今まで考えて来た常識から言つて重大な間違いの字句が入つておる。「昭和二十八年六月下旬から七月までの間に政令で指定する地域内」、こうなつておる。この下旬というのは二十四のほかの法律には入つておらないで大抵六月及び七月の水害、こうなつておる。なお御承知のように八月、九月の災害にも特別法を適用する域になつておるのであります。このままで読むと第二号台風、六月の上旬に来た第二号台風が外れることになつておるのであります。これは非常に驚愕いたしたのでありますが、農林省では、やはり……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第16号(1953/10/24、3期、自由党)

○重政庸徳君 今委員長の報告で足りておるのでありますが、そのうちの農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する、いわゆる六月下旬となつておるのを、この下旬を取るというこの問題でありますが、これは二号台風、いわゆる六月の上旬に被害をこうむつた被害農民に対して非常な大きな関係があるのでありまして、なお大きな関係のみならず、実際問題として今委員長の報告がありましたように、建設省では六月、七月を全部二号台風を同一に取扱つておる。ところが農林省の法律にはこの下旬ということがあるので、そういう取扱いができない。で、どういう欠陥が生ずるかと質してみましたところが、実際の問題とな……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/25、3期、自由党)

○重政庸徳君 今どうも聞いておるところによると、そうすると特別交付金というものは、十万円以下の建設関係の河川に使用するというように指定するのですか。
【次の発言】 そうすると、そういう十五万円以下の河川関係の復旧費用として、ほかの目的がなしに特別交付金というものをここで設定することになるのですか。
【次の発言】 どうもそこが非常にあいまいになつて来るのですよ。ただ十五万円以下の災害のみを指定するということには私はなつて来ないだろう、ほかのものも入つて来るだろうと思う。そういうことになると、我々が十五万円以下のものまでも完全にこの際将来災害の憂いがないように国が復旧してやろうという趣旨の、目的貫……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第17号(1953/10/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の農林省の御答弁のうち、第一の法律で六月下旬とあるから、上旬の災害は取り入れておらん、これは実情には非常に齟齬するのであります。その点も御説明になつたのですが、これは事務当局としては止むを得んと私は了承いたすのであります。  第三番目の排水と除塩のこの工事に対する見解ですが、これは私は全く見解を異にしておる。その例として、九州の災害の場合の排水の御説明がありましたが、私どもここに掲げておるのは、そういうものを掲げておるのではない。一つの例を申しますと、滋賀県の琵琶湖畔の地帯、これは九州のとは違つて、時間的に早く挿映せねばならんという目的のものとは全く性質が異なる。私はむしろ土砂……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第22号(1953/07/31、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法案は従来にない九州の大災害のために特に従来に例を見ない法案の制定をいたしたものでありますが、御承知の通り国費極めて多端な情勢にあるので、政令で決定する地域の指定は極めて厳格適正にやつて頂くということで本案に賛成いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/03、3期、自由党)

○重政庸徳君 各法案、おおむね政令の定むる分、これが被害者になると、最も関心を寄するであろうと思うのでありますが、勿論これは数字的に、多角的に公明正大に、その区域の指定をしなければならんのでありますが、私がお尋ねするのは、或いは郡を単位にするのか、町村を単位にするのか。これは勿論政府が定めるべき問題でありますが、この問題としては、その点どちらを単位とするかという考えがあるか、御質問いたしたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねするのは、郡を単位にして取るか、或いは町村を単位にして取るかという、単位の取り方で非常な相違を来たすのでありまして、勿論郡を単位にして取れば、これも理論的な、合理的な方……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/07、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法案につきましては、本委員会の過程も非常に議論沸騰して反対の方向に向いておつたのでありますが、情勢の止むなき次第で賛成の余儀なき状況に立至つたのであります。これは今もお話がありましたように、この復旧が次第に緒につきますと同時に、いわゆる現金の流通が非常に烈しくなるのであります。そういう意味からいうと、第二の仮定的な災害が相当生じて来る虞れがありますが、この点は十分注意して、何らかの方法でそういう悲劇を防止するということで、止むなく賛成をいたすものであります。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、自由党)

○重政庸徳君 ちよつとなんですが、これに基いて説明して、これが間違つておればこれを直して行くようこ……。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、自由党)

○重政庸徳君 私はつなぎ資金の問題ですが、これは災害当時委員会が約一週間くらいかかつてまだ水があるときに非常にやかましく言うた問題であるのでありますが、私はその当時はどうもはつきり五十億を出せ、幾ら出せという声を挙げたのですが、わからなかつた。ところが実際問題とするとこれからが本当につなぎ資金を要するだろうと私は思うのであります。大体災害の農民はこれから復旧に働いて、その労賃を得てこれで生活して行かなければならん。従来の例から見ると耕地の復旧は大体一年に、その災害の年に七割くらいは復旧する。これは農民は翌年どうしてもこれを植えねば、植え付けせねばならんという強い意欲で非常な無理をするというよう……

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/19、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の「たばこ」の問題でありますが、これはこのたびの西日本の水害で大きな問題になつたと思うのです。農民は法律がどうあろうと、そんなことは承知しないのであります。結局災害農民を救済する農林省として、この解決を一つ急速にやつてもらいたいと思うのです。大蔵省の方面に、大蔵省として救済する意思があるかどうかということを農民を救済する農林省として一つ申入れてもらいたい。結果とすると、亜麻が救済の対象になる、或いは菜種が対象になるというようなことで、農民とすれば非常に奇異な感じを抱くのじやないか、私はそう考えるのであります。一つ水害の問題を早急に、これは大きな問題になつて来るので、農林省として……

第16回国会 農林委員会 第8号(1953/07/01、3期、自由党)

○重政庸徳君 これは二十五年に始まるときは相当無理な面もあつたように想像いたしておるのですが、その後順調に発展いたしておるので非常に喜んでおるのですが、これ又償還期に入つておりませんかどうか、或いば償還の実績の状況はどうか、若し御調査があれば…。
【次の発言】 これも関連した問題ですが、折角管理部長がいるのだから…。島根県と広島県の境の開拓でありますが、これは今委員長のお話があつたように広島県の区域だけれども、開拓者の面倒を全部みておるのは島根県であります。交通上からも島根県の区域に属するのが至当である。で、村の援助とか、県の援助は全部島根県から受けて、そうして開拓が成功しておる。それで開拓者……

第16回国会 農林委員会 閉会後第8号(1953/10/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 議事進行について。この政府に対する申入を、時間的の意味もあるし、今閣議をやつておるというようなことも聞いておりますし、一つ早急にやつて頂きたいと思います。

第16回国会 農林委員会 第9号(1953/07/03、3期、自由党)

○重政庸徳君 この問題、一応話は承わつたのでありますが、この一号、二号、三号の資金全体で四億円、これを中金に預金してあるのでありますが、勿論担保としてではないというような御説明でありましたが、殆んど金融をいたす条件附みたようなもので最初はあつたのではないかと私は想像いたすのであります。当初は極めて償還等も危惧があつたというような状況であつたのですが、極めて償還の状況も円滑に行つておるような状況であるのです。この四億円の預金だけで考えて見ましても、勿論四億円のうち一億五千万円の農地債券がありますけれども、大体貸付の利率から行くと殆んど六百万円以上、この預金だけでも中金のほうではこれを七億円のうち……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/07/06、3期、自由党)

○重政庸徳君 前回の委員会で、この開拓資金の利息は根本的に高いという議論を出したのでありますが、御承知のように、中金から余り明快な答弁がなかつた。それで本委員会で決議をすることになつておるのであります。農林省では勿論何厘ということはわからんが、どのようにお考えでしようか。なお、どのくらいに下げたら適当であるか、又御希望のようなものがあれば承わりたいと思います。
【次の発言】 まあ中金もやはり営業でやつておるので、農業手形と同じになれば、二銭になれば、これは最もよいのだけれども、これは日本銀行から一銭幾らですか……、の特別な資金が流れておるわけで、そうなれば至極結構だけれども、なかなかむずかしい……

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/07/07、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の御説明の中の公共事業費の繋ぎ資金三億五千万円ということでしたが、これは河川も併せた公共事業、農地災害及び施設並びに河川も併せた繋ぎ資金ですか。
【次の発言】 これはもうすでに各県に行つておることであろうと思うのですが、各県の配分はどうなつておるか、一つ聞かして下さい。
【次の発言】 これは私も余り詳しくないのですけれども、どうも農民の違反者を非常に増すような傾向を生ずるんじやないかと思うのです。なお警察官等も、御承知のように農村においては全く摘発する摘発せんは自由で、これは我々が驚くほど農村においては極めて公平にそういうことが行われておらないので、或る数量を限定して、今私が言……

第16回国会 農林委員会 閉会後第11号(1953/10/28、3期、自由党)

○重政庸徳君 この冷害対策事業費の問題ですが、これは非常に細かく金が府県営灌漑排水とか、ずつと事業によつて細かに金が出ておるのですが、これはすでにこの災害の程度によつて、このところには或いは県営とか、何とかいうように大体きまつておるのですが、この予算内の内訳の金額というものが。
【次の発言】 地方にも私は相当希望があるだろうと思うのです。これで見てもやはりこの大きい、例えば県営とかいうようなものは、予算のほうでも相当大きくなつている。而もこの個所は少いだろう。私はこの救農とか、何とかいうような目的のためにする事業である場合に、むしろ小さい仕事が最も効果的ではないかと思うのです。勿論事業の効果も……

第16回国会 農林委員会 第12号(1953/07/10、3期、自由党)

○重政庸徳君 開拓者の金融利子の引下については、相当時間をかけてこの委員会で議論をしたのですが、農地局長も漸く積極的になられたので、やや愁眉を開いたように思うのでありますが、併し翻つて見ると、過去三カ年間の二銭六厘というものは、やはり二銭六厘とる理由はどこにもなかつた。その点が明らかになつたように私は考えられるのであります。ところが今の森田委員の質問で私は憂慮することがここに一つある。これは今農地局長の説明で二銭四厘に中金はするということですが、今預けておる積立金三億七千万円、これを裏でこの利子を下げるとかいうようなことがあつた場合、これは今まで委員会が研究した問題が無になる。少くとも二銭四厘……

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/13、3期、自由党)

○重政庸徳君 食糧増産の問題でありますが、総理大臣は施政方針で食糧増産の声を大にしておられるのであります。又農林大臣も機あるごとに食糧増産を叫ばれておるのであります。本日も国際小麦協定を修正更新する協定の受諾に関して本会議で可決いたしたのでありますが、その際農林委員会といたしましては、食糧の自給に万全を尽すという附帯決議を出したのであります。かような重大な問題であるのだが、併しながら政府として基本的な計画がないのであります。予算の面を見ましても、或いは農林省の試案にはあるということを承わつておりますが恐らく農林省の試案に基く予算にもないのではないか。いわゆる大蔵省と折衝してその場凌ぎの予算にな……

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/16、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林委員会でこういうことを審議するのですか。而も林野庁長官の出席を求めて……。これは各局に皆こういうことはあるので、農地局はやはり仕事をしておる労務者は非常にたくさんあるのでこういうことが起つて来る、或いは各局にある、この貴重な時間を費して農林委員会が審議すべきかどうか、委員長はどうお考えになりますか。

第16回国会 農林委員会 第17号(1953/07/17、3期、自由党)

○重政庸徳君 二号台風に対する予算ですね、大体いつ頃までに大蔵省との折衝が付くお見込みでしようか。それからこのたびの九州の災害の三十億の繋ぎ資金、これはまだ或いはわからんかもわからんが、農林関係にどれだけぐらい廻つておるか、現地のほうで……、調べがわかればお答え願いたいと思います。
【次の発言】 今災害復旧に対する不正の問題が出たのでありますが、不正は勿論不正ですけれども、私はもう少し掘り下げて国が考えねばならんのじやないかと思うのでありますが、それは農民の負担というものは従来昨年漸く法律改正して、ややよくなつたのでありますが、それ以前は十五万円以下は農民の負担、なお災害の大小を問わず、一律に……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 私も河野委員と同意見です。これは従来例があるのです。耕地整理組合の整備をしたことがあるのです。これは勧業銀行で恐らく、はつきり覚えませんが、三分の一か元金を切捨てたんです。そして国が、この問題ちよつと違うかも知れんが、国が補助金を出している。そしてこれを整備した。これはよくお調べになつたらわかると思う。当然私はその元金まで、どの程度かということは別として、ここに元金までも幾らか捨てて中金は誠意を表わす、いわゆる不安定債権を確立するのだということにならんければ、これは実際常識から考えても私は納得できんのじやないか、こう思うのですが、どうですか御意見は……。そうすれば全く金融問題につ……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/22、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法律をちよつと読むど、法人で共同で使用する場合に法人に低利資金を貸す。これが新らしいもので、あとの問題は大体新らしいことはないので、或いは技能者の養成をする。これはこういう方面から見ると、いま北委員から言われたように、新らしい方面に、米麦だけでなしに、大きい意味の農業という機械を込めた一大飛躍的な方面にとるというようにも考えられる。よく見ますと、結局この法律の重点は低利資金を共同使用するものに貸すということに制約せられるのではないかと私は考えるのであります。提案者にお尋ねいたしますが、この法人というものはどういうものを頭に置いておられるか、お尋ねいたします。

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/23、3期、自由党)

○重政庸徳君 大体論議は尽きたように思うのでございますが、併しながらだんだんわからなくなつて来るのであります。私は食糧増産の方面から、日本の食糧計画という方面からこの問題を突いて見ますと、大体恐らくこの法案を政府が出したならば、ここに作付の制限がなければ殆んど日本の食糧計画というものを無視した、全くのでたらめのものだと私は思うのであります。食糧問題を非常にやかましく言いつつ、日本として食糧のまだ本当の基本計画がきまつておらない。ただ農林省が試案を以て大蔵省にぶつかつて、又五カ年計画がすぐ崩れて、或いは今度は翌年は十カ年計画にしろとかいうような現状にあるのであります。而も「なたね」は年々麦作が転……

第16回国会 農林委員会 第22号(1953/07/24、3期、自由党)

○重政庸徳君 提案者にざつくばらんに御説明をお願いしておきますが、大豆を入れて「なたね」を入れなかつたという例を一つ御説明願いたいと思うのです。或いは食糧計画に及ぼす影響を顧慮して入れなかつたのか、或いはその中にどういう事情があるのか、一つざつくばらんに御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この法案の効力を十分発揮するためには、今までの議論でも予算の面において極めて不安定だ、従つて買上数量の点においても不安定になつて来るのであります。或いはその法案の効力を現わさずに、農民を非常に失望さす結果になるかわからんというような憂いもあるということになれば、一応私は「なたね」を除外して、この法律を……

第16回国会 農林委員会 第23号(1953/07/27、3期、自由党)

○重政庸徳君 私は河野委員が質問したことについて、大体筋が通つて了承できると思うのですが、根本的に考え方が違つておるようでありますから、以下私から一つ、きつい言葉であるかも知れませんが申上げたいと思うのです。それはどうしてかというと、食糧増産ということは、これはもう挙げて日本が将来当面する大問題です。毎年百数十万も人口が殖えて、昭和三十七年には大体一億になろうというふうな現状において、而もこの狭い三十八万平方キロに年々二万五千町歩ずつも耕地を潰されておる現状において、食糧増産ということはもう挙げてこれは党派を超えてどうしてもやらねばならん一というような実情である。然るにもかかわらず、通産省の今……

第16回国会 農林委員会 第27号(1953/07/31、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法律は従来非常に不便であつた国民の声に或る程度応じた極めて適切な改正と私は考えるものであります。ちよつとお伺いしたいことは、市町村が府県知事の認可を得て土地改良事業を行うことができることになつたのでありますが、これは極めて現状から見て適切な改正と思うのであります。ところが従来は府県営で行う土地改良事業に対する起債の問題でありますが、府県はその起債で非常に事業は行いたいが、起債の認可がなかなかむずかしいので、非常この事業に支障を来たした場合が非常に多い。ところが市町村も同じく自治庁の起債の認可を得、起債の枠をもらうことになるのであります。これは非常にむずかしい問題になつて来るの……

第16回国会 農林委員会 第31号(1953/08/06、3期、自由党)

○重政庸徳君 私はこの案には全幅の支持をいたすものでありますが、遅きに失する憂いがある。今の日本の主食の状態で、今初めてこの畑地灌漑が食糧増産の大きな一翼として浮び上つたのでありますが、併し今のお話をじつと聞いておれば、この法案は二億五千万円の予算を合理的に使うためにというような言葉があつたのだ。私はそういう狭い考えではどうかと思う。この法律は今申上げましたように、食糧の増産の本当の大きな片腕となる法律であるので、農林大臣に質問しても、とにかく食糧増産計画に対しては明確な答弁をしてくれんのでありますが、提案者もそういう小さい考えではなしに、私はもう少し大きく、単に今提案しているこの法律による食……

第17回国会 農林委員会 閉会後第4号(1953/11/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 この問題にこれは関連した問題ですが、冷害予算、二十八年度の冷害並びに水害復旧補正予算が、二十八年度の農林省予算を節約して相当廻しているのでありますが、私は節約よりもしわ寄せをやつたというように考えるのであります。これは私暫らくこの委員会を休んだんだから、その間に資料が出ておればそれでいいのですが、若し出ておらなかつたらば、特にこの農林省の増産予算をどのくらいとつたか、どういう方法でとつたかというのを、私は或いは土地改良、農業水利事業、或いは小設備事業とか、事業を分けて一つ資料を出して頂きたい。なおついでに林道及び漁港等、そういう方面の事業を分けて一つ出して頂きたいと思うのでありま……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第2号(1953/10/31、3期、自由党)

○重政庸徳君 今のは政府から訂正して来なかつた場合には政府の案を訂正する、こういうことなんでしよう。
【次の発言】 小委員長の報告ははつきりしなかつたのですが、小委員会では三浦委員からも、これが大多数で承認せられれば、あえて反対はせんと、こういうことで最後であつたのであります。そういうことになると、小委員会で大体決定した報告を小委員長はせねばならんと私は思うんですがね。

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○重政庸徳君 この問題はたびたび私は殆んど数度に亘つてここで申上げて参つたのであります。私も当初からこの水害の委員をずつとやつて参つておるのであります。当初においてはこの法律は異常ということに非常に重点があつた。  その十三号台風並びに和歌山、京都等のいわゆる異常と称される水害がありましたが、その八月、九月の京都並びに和歌山、十三号の間に連続的に小災害が相当あるのであります。ところがこれはやはり区別することはできない。たびたびご説明の中にあつたように、六月から九月までの総和を以て計算して対象の基礎として行かなければならないというような状況にある。そういうことになるといわゆる異常ということが時間……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、自由党)

○重政庸徳君 今ポンプの損料等は災害復旧費として助成する考えであるというようなまあ御答弁があつたが、場合によつてただ借りて使用するのみならず購入して増設した場合がある。そういうのは勿論助成の対象としてお考えになるかどうか、一つはつきり速記録に残しておきたいと思います。
【次の発言】 今の御説明を承わりますると、この政令で指定する地域内の除塩事業はここで明らかになつているが、政令から落ちた地方に対する除塩事業は考えておられないのですか。
【次の発言】 これは建前からいうと政令で指定する基礎となる数字はこの除塩には関係のないもので、政令で指定する区域は他の復旧総額の多少によつて区域が決定せらるるの……

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/04、3期、自由党)

○重政庸徳君 十条六号の問題で、仮に四万五千円とすると、その限度が九万円というような御説明があつたのですが、仮にでなしに限度の額はどうなりますか。
【次の発言】 そうすると、これは地方で違うのですか。今の御説明によると、区域で、その地方でその復旧額の限度というものは違うのですか、どういうことになるのですか。
【次の発言】 どうもわからんのですがね。今もうすでにその限度というものは区域が違えば、どの区域は幾らの限度ということを確定しておらねば私は操作ができないように思うのです。指定の操作も、それから補助金を支出する操作もできないように思うのですがね。だから若しそういうことであつたら至急に確定した……

第19回国会 議院運営委員会 第44号(1954/04/13、3期、自由党)

○重政庸徳君 午前来、責任問題で内閣或いは法務総裁の責任を大分論議されたのでありますが、私、根本問題で、このことをお尋ねいたしたいのであります。国会議員の逮捕許諾請求調、これを見ますと、二十三年の一月二十二日原君から、大体二十三年の十二月七日の田中角榮君、これまでですが、この中で、いわゆる検事が法務総裁に出して、そうして法務総裁が責任を持つて裁判官に出して、そして内閣に廻つて、議院に廻るのでありますが、この結果を見ると、ただ一人玉屋君が最後に罪状確定いたしたのみで、あとは全部無罪になつたのでありますが、こうなつた場合に、或いは内閣、或いは法務総裁、或いは検事、裁判官、加うるにこの許諾をした議員……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/14、3期、自由党)

○重政庸徳君 今、あなたの発言に対して……。
【次の発言】 議事進行ですよ。
【次の発言】 だけど、あなたの発言に対して……。
【次の発言】 これは今、迅速に慎重にやるという原則で、現にやつておるわけであります。その議題にかかつておる以外に飛躍して行くと、これは、どこまで行くかわからない。

第19回国会 農林委員会 閉会後第2号(1954/06/29、3期、自由党)

○重政庸徳君 今、公共事業の事業量の問題ですが、溝口君から話されたように、何か無理な節約をしたあとの跡始末のような議論になつてしまつて、非常にじつと聞いておつても遺憾に思うのですが、私が知つておる範囲においては、当委員会も事業量は絶対に減らしてはいかん、それから自由党の政調会も事業量は絶対に減らしてはいかんということは固まつておるのであります。併しこの物価の下落による節約は、これは止むを得ん。然らば原則として事業量を減ずると何%が適当であるかという問題になつて、或いは三%と言う人がある、五%と言う人がある、なかなか決定いたさなかつたのであります。大蔵省では一割は可能だ、物価の下落による五%と、……

第19回国会 農林委員会 閉会後第3号(1954/07/27、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の農林省との問答の結論は、どうも伺つておるのに結論がないように思う。これは時間的の問題でしてね。私先般国のほうに帰つたのですが、西のほうは今までメイ虫駆除に追われて、而も「いもち」が来るのは必至だというので戦々兢々としておるような状態である。昨年でさえ、すでに広島県で「いもち」の駆除が遅れたために十万石の減収を来たしたと称しておるのです。だから私はこれは時間の問題で、今頃、七月半ば頃からまあ折衝しておつて見通しが付かんようなことでは、これは又昨年の広島県の轍を踏むのじやないか。折角渡してももう非常に遅れて減収をしたというような結果を来たしておるのだから、農林省は早く県なり農民な……

第19回国会 農林委員会 第4号(1954/01/25、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林省関係の全般的な職員の助成ですね、交付金に廻つたあれの……。今三分の一の補助が二分の一になつて、あとは交付金になつたというような御説明があつたのですが、全体交付金に廻つたのも多少残つているのか、その調べを一つ、あとでいいから資料として廻して頂きたい。
【次の発言】 大蔵省はこのたびの予算で、農林省の公共事業を挙げてみても、一カ所一カ所非常にたくさんなものを一方的に、その金額を甲の地区は幾ら、乙地区は幾らということを決定して参つたのでありまして、これは全く不都合なことであつて、大蔵大臣も私どもの質問に対して、これは各省、農林省関係は農林大臣が吟味して、そうしてその内部は極めて有……

第19回国会 農林委員会 閉会後第5号(1954/07/30、3期、自由党)

○重政庸徳君 これは真か偽か知らないのですが、地方へ帰ると、昨年の麦が非常にまだたくさん農協の倉庫にある、まあこういうことを聞くのですが、あると仮定すると、何か計画でもあつて、まだ昨年の麦をそのまま倉庫に保管しているのか、その点お聞きいたしたいのでありますが、そういうことで非常に今年の麦の政府の買上についても地方では非常に危惧している。恐らく今年の麦は政府に大部分買上を希望するだろうと僕は思うのでありますが、農民は……。規格はまあそう簡単には訂正できんけれども、検査を厳格にして、どうも少上でも買上げんような方法を検査員のほうで講ずるというような噂が相当立つているのであります。勿論そんなことを農……

第19回国会 農林委員会 閉会後第6号(1954/08/19、3期、自由党)

○重政庸徳君 先般の「いもち」の防除に対する補正の方針が決定してから、農林省が寒冷地に対して部分的に指定したのですか、どうですか。
【次の発言】 その点は虞れがあるという基準がどういうところで抑えたかわかりませんが、いわゆる冷害対策で冷害地として指定した所はすでに明らかなんです。中国でも岡山及び広島、山口の中国山脈の地帯は、これは冷害地としてすでに指定してある。ところがそれが先般の指定に漏れておる、どういう基準で漏れたかわからんが……。ところが最近に至つてますますそれは農民が危惧しておつた通りに「いもち」の発生が生じて来ておるというような状況なんです。だからそうなつて来ると、指定から漏れたため……

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林大臣は二十九年度の農林予算並びにその中で最も急務である食糧増産予算に対しましては、相当な御努力をお払いになつたということは十分了承いたしておるのでありますが、併しながら結果から見ると極めて遺憾な状況に終結いたしたのでありますが、これはどうしてこういうような結果になつたかというと、人によつて見方も違いますが、とにかく政府において食糧の増産ということの認識がやや不足したのではないかというように考えざるを得ないのであります。治山治水も大切であります。道路も又大切でありますが、そういう政策に次ぐ政策としてこの食糧増産を取上げた結果ではないかと私考えるのであります。なお又これは悪い意味……

第19回国会 農林委員会 閉会後第7号(1954/08/20、3期、自由党)

○重政庸徳君 今愛知用水に対する局長の御答弁でちよつと僕は考えを異にしているので、その御答弁の中に、或いは三カ年なり或いは五カ年なり、計画的にそれを早く遂行するのだ最も合理的だ、勿合その点には異論はないのです。そういう意味において、今年度にも見るように二十九年度のはかの新事業を全部ストップするというような行き方は極めてこれは行き過ぎてある。或いはダムとか、何とかいう性質のものは、或いはダムを完成させねばその利用価値がない。だけれども、すべてのほかの農業工事というものはそういう性質のものでない。例えて言えば、ボンプが動くようになればあとの水路は少々遅れても或る程度の、八〇%ぐらいな効果は挙げて行……

第19回国会 農林委員会 閉会後第8号(1954/08/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 これはもう継々申上げませんが、結局時期の問題になるのでありまして、我々は折角この三日間に亘つてこの問題を討議して参つたのでありますが、二十四日の閣議の報告を承わつて、そうして然る後、その報告によつて適当な処置を講ずる、こういうようにいたしたいと思います。

第19回国会 農林委員会 閉会後第9号(1954/08/24、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林大臣は先般の農林委員会に出席して、本日農林委員会を開会する趣旨も十分承知して、にわかに予告なしに、本日承わるところによれば、新潟の通水式に出張しておるということを承わつたのでありしますが、極めて私どもは遺憾の意を表します。局長にとやかく申上げたつて意味がないので、ただ師単に極めて本日予告なしに新潟市に出張したということは、この委員会として極めて遺憾の意を表します。  次に、素人臭い質問かも知れませんが、先般の委員会で、主計官が異常発生ということについてまだきまつておらん、科学的な公式もまだきまつておらんというような答弁をしておつたのでありますが、その異常発生はどういうところを……

第19回国会 農林委員会 第10号(1954/02/23、3期、自由党)

○重政庸徳君 只今森田さんの御質問に対して、局長は厳格な意味における生産費ではないが、再生産に代る生産費は補償する措置を講ずると、かように御答弁になつておりますが、まあいろいろ議論は……、この問題についてはもう矛盾だらけであると思う。局長は端的に再生産に必要な生産費、これはどのくらいとお考えになつているか、それはあなたのお考えで結構ですが、これは何円何銭何厘という細かいことではなく、およそこれくらいというお考えは……。

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 この電力料金は勿論農業関係なり、肥料なり、用水、排水に非常に大きな問題があるのですが、農業関係のみならず、これは大きな問題で、実は委員会でなしに、別の席で、一月に経済審議庁から責任者に来てもらつて、会社の案を二日に亙つて検討をいたしたのでありますが、どうも経済審議庁は上げるということを前提として説明をその場合にしたのですが、我々はその場合断然承服できない。理論も立たない。内部の合理化というようなことはちつとも考えられておらん。なお供給が増大する、人員とすべての費用を十分に見積つていないというような案で極めて承服できない案であつたのであります。で、上げないということを前提にして一つ……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/03/02、3期、自由党)

○重政庸徳君 この固定資産税の問題ですが、農山漁村電気導入促進法に基く農林漁業団体に関する固定資産税、これは大蔵省はこういう僻陬の地にある発電所を視察されたことがあるのですか、これは普通の大きい電燈会社等が施設すると、とにかく損をするから施設ができないというような極めて零細な山村、特に開拓地等でこういう施設をするのであります。むしろ今これは下げたんだからいいと言われるか承わからんけれどもが、最初の五年間ぐらいは全部金を借りてやるんだから免除するというような感覚がなければ私はいかんと思うが、どう考えられるか、これは見たことがありますか。

第19回国会 農林委員会 閉会後第14号(1954/10/20、3期、自由党)

○重政庸徳君 私が政務次官並びに農地局長に質問したいと思うが、時間がないのでじつと待つているんですが、今日何かあるのですか。何か資料を整えて来るとか何とかいう通知を受けたのですが。
【次の発言】 政務次官にちよつとお尋ねしたいのですが、これは午前中に農林省の二十九年災害対策要綱というものが配られたのであります。これは政務次官の常識を以て、まだ研究しておらんということでなしに、普通の常識でお答えになつて頂けばそれでいいのであります。実は開拓地は農業災害保険がついておらない。而も開拓地といえども、私ら知つておる範囲においては何百町歩というものが昨年は周囲の既耕地に負けない供出もしておる。今年も正に……

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/03/12、3期、自由党)

○重政庸徳君 新規事業のことで、新規事業を二十九年度はしては相成らんということは、今までの継続している事業は重点的に施行するということが建前でこういうことになつたのだろうと思います。そうすると、これは重点的に施行する上において、それは数字の上で多少は支障はあつても大体において支障がないということになれば私は新規事業に着手すべきだろうと思う。政務次官はどうお考えですか、ただ机上で本当の細かい数字を拾つて、ほかのほうに多少少し流れると、これは重点的でないんだという考えを持つて解釈せられるか、或いはもう少し広い視野に立つて解釈せられるか。
【次の発言】 それは机上の理窟で、私が前に御質問いたしました……

第19回国会 農林委員会 閉会後第17号(1954/11/10、3期、自由党)

○重政庸徳君 只今議題となりました愛媛県における台風十五号による被害状況及び地盤沈下の実情に関する現地調査の結果についてその概要を御報告申上げます。  私と森委員長とは安楽城専門員を帯同して本月三日東京を出発、途中、江田委員の御勧奨もありましたので、この機会に国営児島湾干拓地の第六区における台風の被害状況を調査し、更に帰途を利用して香川県における台風の被害状況及び老朽溜池の現況を調査して六日帰京することにいたしたのであります。極めて短期間のうちに主目的である愛媛県における調査は勿論、そのほかにも能う限り広く実情を調査し、併せて被災者の慰問、激励に努めることにいたした次第であります。  日程は、……

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/23、3期、自由党)

○重政庸徳君 開拓適地として相当たくさん買収したのでありますけれども、それから今いろいろな問題が起きて開拓適地でない、やつて見ても非常に悪いというようなところが相当あるように聞いておりますが、その調べは、全体でどのくらい買収して、適地でないものはどのくらいあるということが決定しておりますか。
【次の発言】 そうすると、不適地と決定したものは、あとはどういう処分をするのですか。
【次の発言】 この問題はほうぼうで買収に応じて数年たつても全然手を付けない、又入植する希望者もない、いわゆる科学的にも不適地であるというような場所が相当あるだろうと思うが、これは至急に調査をして、当時強制的に適地だと認定……

第19回国会 農林委員会 閉会後第19号(1954/11/12、3期、自由党)

○重政庸徳君 御質問申上げますが、救農土木の件でございますが、昨日大蔵省の当委員会の申入に対して回答が参つたのでありますが、救農土木事業は北海道に施行する、ほかの地方には施行しないというような回等が来ているのでありますが、対策本部長として、本年の瀬戸内海沿岸の災害に照して、それでいいというようなお考えでありますか、お考えを承わりたいと思います。
【次の発言】 御答弁を得まして非常に満足いたすと共に、非常にいい政治であると私は確信いたすのでありますが、大体大蔵省では、実情はさておいて金のほうからきめて、そうしてあとでどの地方だけで限定すればこれで問に合うというような思想からして、そういう回答が来……

第19回国会 農林委員会 第20号(1954/03/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 私は本法律案に関連して、この際前回の委員会において問題となりました買収未墾地中開拓不適地の売戻し促進について、次の附帯決議の動議を提出いたします。理由は前回の委員会において申上げましたので、今更申す必要もないのでありますが、この適切な開拓行政にややもすると支障を来たすゆえんのものは、この買収未墾地の中に開拓不適地が相当あるのであります。これに対する処置が遅々として進まないのであります。これは最も適切な開拓行政に支障を来たすゆえんであると私は考えておるので、かような意味で残つておる未墾地を速かに開拓不適地であるか否か調査して、そうして売戻しを速かに施行する、こういう意味で動議を提出……

第19回国会 農林委員会 第23号(1954/04/08、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の海外協会がどんな機構で、どういう規模を持つているか私ら知らんのですが、実際問題として、入植する土地の調査とか、何とかいうのはどういう工合にやつておられるのか。或いは技術者等全部そういう専門家が揃つているか。考えようによつては、行政機構の簡素化じやない。一つ又大きなものを作るような思想になつているというように私は考える。今ある設備を僕は十分に活用したならば新らしいものを作る必要はない。勿論啓豪宣伝とか、何とかいうそういう方面にはそういう有力機関も必要ですけれども、内地の移民は御承知のように北海道が主たるものです。北海道移民は、これはやはり農林省の専門家が行つて土質から何から十分……

第19回国会 農林委員会 閉会後第23号(1954/11/29、3期、自由党)

○重政庸徳君 二十九年度の冷害並びに災害対策として、その中の一項目として救農土木を施行するという項があり、なおこの当委員会としてもその点、たびたび要求いたしておつたのであります。大蔵省は救農土木は北海道のみに限ると、こういう回答を委員会に寄越したのであります。加藤国務大臣は当委員会に出席せられたときに、これは全国の災害地に及ぼすと、こういうことを明言いたされているのでありますが、その後その施行をする地域等は如何ようになつているか、一つ御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 救農土木を施行する条件と申しますか、その点に非常に大蔵省としては私どもの考えと異つたところがあるのではないかと思う。県……

第19回国会 農林委員会 第33号(1954/05/11、3期、自由党)

○重政庸徳君 これに関連した非常に重要な問題ですから……。この法案そのものは私は賛成なのですが、今の御答弁によると、事務量が殖えるということですが、ところが昨年のあの災害によつて非常な大きな経費を要する災害が生じたのであります。ところが従来の経過を見ると、過年度の災害が又非常に大きなものがある。二十九年度の予算の配分を、聞くところによれば、これはただ証拠を持つているのではないが、二十八年度の災害に対する割当と、過年度の災害に対する割当の分の率が相当違うというようなことを承わつているのでございますが、そういうような点は如何ですか。
【次の発言】 これは全く理論的に言つたら私は非常に不公平な取扱い……

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、自由党)

○重政庸徳君 関連して……。私は農業協同組合関係は全く不承知であるのでありますが、若し間違いましたら一つ御訂正願いたいと思います。この中央会並びに農業会の業務及び事業等を見てみますと、これは大体政府で、いろいろ書連ねてありますが、従来政府がやつておることで、これは政府、農林省がやつてもいいことじやないか、かように考えるわけですが、どうですか。
【次の発言】 組合自体が自主的にやるということは、理論としてわかるのでありますが、又自主的にやれば自主的にやる上においてその弊害を相当生じて来るだろう。役人がこれをやつて行くということになると、今申上げましたような高圧的になる、いろいろな意味でそういう弊……

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、3期、自由党)

○重政庸徳君 今議題になつております法案について、提案理由の説明を承われば、これは日本の農民であれば、こういうここに示されておる条件の被害をこうむつたものは誰でも借りられる、こういうのでしよう。事実貸すか否かということをはつきり一つしてもらいたい。その点はこの救農土木を先般の委員会で論議した場合に、救農土木に関しては大蔵省は北海道に限るということであつた。我々はそういう性質のものではないということで、全国に及ぼすということを明言いたしたのでありますが、併しその結果を見ると、私は全国の資格のある農民が受けておらん。資格のある地帯に執行しておらんというように考えるのでありますが、これはどういうわけ……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、自由党)

○重政庸徳君 私は救農土木の問題でもこういう議論がありますが、どうも北海道たけに限定される意味がわからないので、救農土木の例をとつてみても、初めは政府は北海道だけに限定しておつた。これを内地の災害に及ぼしたのであります。ほかの資金問題にしても、食糧の払下げにしても、全部これは二十九年度の災害の激甚地にも及ぼす。而もこの問題は北海道だけで非常に多量な木材が出て来るのでありまして、急速に混乱を来たすのを防ぐとか、何とかいう意味で北海道のみに限定した法律でありますが、どうも考え方が違うのではないか。あなた方の特別会計自体のことだけを考えてこういうようになつておるのじやないと思う。或いは非常に遠隔の距……

第20回国会 農林委員会 第5号(1954/12/06、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の岸委員の修正案に賛成いたします。

第22回国会 農林水産委員会 第7号(1955/05/17、3期、自由党)

○重政庸徳君 関連して……。農林大臣も政務次官も、あらゆる席で今年度の食糧増産の基礎をなす土地改良及び開拓の予算は削減したが、これを重点的に、効率的に使用して万全を期すると言うてみたり、あるいは、本年度は予算は減ったが、それには基礎控除をやる、伸びるための基礎控除をやるのだということを言うてみたり、全くわれわれは少しもわからない、何を言われようが大体重点的、効率的に使用するということばどういうことをおやりになるのか、一つそれをお伺いいたしたいのであります。おそらく各内閣も毎年重点的、効率的な予算で、特に食糧増産の基礎をなす農業に対しての控除と、そういう方針で今までやってきている、それをどういう……

第22回国会 農林水産委員会 第9号(1955/05/20、3期、自由党)

○重政庸徳君 二十九年度の食糧増産費の減額は、大臣も申されておるように、愛知用水をやる予定の三十億の余剰農産物売却代金を保留してある、これを加えると昨年よりも上回るというようなお考えのもとに私は編成せられたのではないかと思う。そうでないと言われるかもわからぬが、少くとも大蔵省のほうでは、そういう頭できておるのではないかということを非常に疑っておるのです。その減額は、重点的、効率的に事業を施行して万全を期する、それからあるいはまた来年伸びるための本年は基礎工事だ、減していいというようなことで、実に私ども了解に苦しんでおる。重点的、効率的な施行は、これは前内閣からもやっておる。ただその限度があると……

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/27、3期、自由党)

○重政庸徳君 霜害、ひょう害等に関しては前例のあることでありますし、それからまた被害の性質上同じことをしても時間的に早くやるということが最も肝要なのであります。もちろん法律によらぬばならぬものは多少の時日は要しますが、ほかのものはすみやかに措置を講ずることが必要と思うのであります。大体今、次官の説明を聞いたのでありますが、最小限に見てもまだ一カ月の議会の期間がありますし、農林省はその期間にこれに対する措置を全部終了して行くという強いお考えがありますかどうか、お伺い申します。
【次の発言】 岡山県から申し出ておりますように、また、このほかにもいろいろな方法があるのでありますが、共済金の即時払いは……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/06/10、3期、自由党)

○重政庸徳君 今、福岡と佐賀とは昨年と重複したので貧困の度が濃いから、概算払いしておると、こういう御説明でしたが、私はそう重複したからもちろん貧困の度が濃いと思うのだが、重複しなかったから薄いようには考えられないので、たとえて言えば、岡山県の例をとって見ると、総額はそうあなた方が驚くほどではないかもわからぬが、気流の移動であるいは三カ村ぐらい、あるいは又二方村ぐらいさっとやられた所は極めて惨怛たるものです。受ける方の農民の側から言うと、総括的にあなたがお考えになるような形とは違うので、非常に悲惨の極に達しておるというような状態である、これは農民の方から言えば。私は農民の方からの考え方を申し上げ……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、自由党)

○重政庸徳君 余剰農産物による農業開発の問題ですが、これはまあ先般農林大臣に御質問いたしまして、大体従来やっておる北海道農業開発とは別個に考えるというはっきりした御回答を得たので、法案が出るときにまた十分御質問いたしたいと思うのであります。今出ているこの予算書の中の耕地整備事業助成費ですか、これはこの中には湿田地帯、あるいは特殊土壌、あるいは急傾斜、寒冷地帯というような法律による諸事業がこの中に包含せられておると私は思うのでありますが、ところがその内訳はわれわれは承知いたしておらない。これはきわめて公平に、はっきりしただれも納得の行く基準によって配分をやらねばいかぬと私は思う。おのおの議員は各……

第22回国会 農林水産委員会 第20号(1955/06/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 この問題は農林大臣なり事務次官なりに先般質疑いたしたのでありますが、きわめて明瞭にならないことで、今の御説明によりますと、愛知用水、並びに北海道の開墾も本年度から着手したいと、それで近々法案も出るというお話ですが、私は財政計画が確立しておらぬのじゃないか。ただ、今年度だけは確立していても、これが完了するまでの財政計画というものは完了しておらぬのじゃないか。特に余剰農産物の売却代金を使うといっても、すでに三十一年度の余剰農産物を使わんとしておる、それを当てにしておる。その金は何の話し合いもなし、まだ外務省の方では、どうなっておるか、来年はどうなるかわからぬ。それからまた、この農産物……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の説明では中国を落したのじゃないですか。中国もすみやかに調査して、その方法を講じなければならぬ。
【次の発言】 例示というてもほかの所は全部羅列して、中国だけ落しておる。

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/07/07、3期、自由党)

○重政庸徳君 提案者と政府と両方にお尋ねいたしたいのですが、この積寒法は御承知のように東北のような地帯は別にして、しかし東北でも山間部にきわめてこういう、これに該当する地帯が多い、特に東北の、その他ほかの地方の積寒地帯のものはほとんど山間部に属しておる。この法律によると、面積は実際小面積までできることになっておる。しかるに今まで農林省と大蔵省の取引で二十町歩以上でなければ施行しないということにやっておるのです。こういうことはどういうことかと思うのです。この法の精神を私は没却しておるのじゃないかと思うのです。この点は今度の法律の改正においてももちろんそういうことは触れておらないのだが、これは提案……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/07/08、3期、自由党)

○重政庸徳君 積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の一部を改正する法律案、これに付帯決議をいたしたいと思うのであります。理由はるる申し上げるまでもなく、審議の過程において、結果においてこれからお読みいたしまする付帯決議を付するが適当と考えておるので朗読いたします。   政府は、本法に基いて施行せんとする土地改良事業について、本法の趣旨に従い、施行面積の制限を極力緩和し、五町までは必ずその対象として取上ぐべきである。

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/07/14、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法案を見ると、まず第一に、これはあるいは今までの委員会で質問があったかもわかりませんけれども、重複の点は御了承を願いたいと思います。  この農業及び水産の業者の移民を主としているのか、あるいは中小工業の移民を将来主とするのか、そういう方針ですね、将来の見通しに対する方針はどういう方針を持っているか、その方針を第一番にお聞きします。
【次の発言】 将来中小工業移民を推進するということもわかるのですが、今お答えのごとく現在間近の段階においては、とにかく今までの既入植者としては、農業及び水産が非常に多数入国いたしておるのでありまして、だから大体会社とすればさしむきこれは農業及び漁業……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/07/15、3期、自由党)

○重政庸徳君 今用排水の問題が出たからなんだが、用排水で、権利を得た地域で施設をする場合にはあるいは強制収用とか補償とかをなしてやるというようなお答えがあったのですが、せっかくこれができるなら、私はその権利を与えるときに、そういう権利を国が保留をしておく必要があるのじゃないかと思うのです。あるいは今国が奨励しておる用排水とか、あるいは国営で施行をする事業とか、あるいはまた県営で国が非常な助成金を出して施行するというようなまあ事業が、土地改良事業なんかがある。そういう場合には、そういう強制収用や補償を出さぬでも、そういうときには無償でできるように権利を保留する必要があるのではないかと思うのだが、……

第22回国会 農林水産委員会 第31号(1955/07/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 砂利採取につきましては、従来から河川の床が下って取り入れ用水に支障を来たすというような例も少くないようであります。この際法案が出るということになれば、いわゆる公共の用に供するそういう施設を行う場合には、いわゆる私どもは権利を、まあしろうとで考えると、権利を取得しておくがいいではないか、あえて場所を買収したり、あるいは土地収用法を適用したりというようなことをする必要はないのではないかというような考え方もあるのであります。なおまた農地の方面から行きますと、時がたつにつれて砂利の価格が非常に上ってきた場合には、農地に施設する場合に、公共物を施設をする場合に、その砂利の値まで補償しなけれ……

第22回国会 農林水産委員会 第33号(1955/07/25、3期、自由党)

○重政庸徳君 今農林大臣も、その点がこのたびの特殊地域開発をするかせぬかという私は根本問題であろうと思う。全国の食糧増産の計画をいたしておる土地改良等にしわ寄せをする時期が来るのじゃないかということが一番心配なんで、その点農林大臣も、これは別である。経審長官も大蔵大臣も食糧増産を重点的にやると言われるが、どうもそれだけではまだほんとうにそれを信じてしまうというわけにいかない。何かここに、あるいは閣議決定をしてもどうだろうと思うのだが、何かほかにこれをしっかり今の内閣としての全力を尽した意味において表現をする私は方法があるのじゃないかとこう思う。この点を第一に質問いたします。  それからなお、そ……

第22回国会 農林水産委員会 第34号(1955/07/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 これに概数でいいのですが、御承知のように二十八年には九州の災害で特別立法がたくさんできた、この法律が二十八年にあったとしてこれを適用した場合に、二十八年の特別立法を適用した結果と、二十八年災害においてどのぐらい政府出資の節約といいますか、減額になるか、ほかの年はまあ大体平均等出ておりますが、これは参考のために……。
【次の発言】 どうも根本問題がはっきりしない。これが従来の農林省の計画である場合にはあるいは六ヵ年計画、あるいは五ヵ年計画いろいろ作ったわけであります。そうした計画に対してはこうまで私どもは言わない。少くとも経済企画庁というものができて、そうして企画庁長官がおやりにな……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/27、3期、自由党)

○重政庸徳君 これは今一の提案ではないのだが、全体に対して農林省の見解を一つ質問したいと思う。
【次の発言】 政務次官にはっきりした答弁をお願いいたします。政府が本法による、第三条第三項第二号の改正規定による政令を定めねばならぬのでありますが、その基準を関係被害農家一戸当り災害復旧事業費十五万円をこえる部分としてもらわねば、このたびの改正が意義をなさんと私は思うのでありますが、それに対して政令を制定、改正いたされる場合に、そういうようにしていただけますか。はっきり御答弁を願います。
【次の発言】 先般政務次官に御質問申し上げました災害関係農家二月当り復旧費が十五万円を与える部分という点を政令で……

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/29、3期、自由党)

○重政庸徳君 私は概してこれは、この機械公団は将来赤字を出す憂いが十分にあると思う、ところがまあ赤字を出す憂いが十分にあるから、これをやってはいかぬというような意味ではないが、そういう意味で十分に注意する必要がある、いかに注意しても出るだろうと思う、機械開墾そのものは非常にこれは簡単なんで、機械が動いて行くんだから、ところがその赤字を出す根本は、要するところ入植者と開墾の行程とマッチして行かねば、これはほんとうの計画通りにマッチして行かなければ、いわゆる機械が運休するという結果になるのです。そういう意味で入植関係でどういう計画をお立てになっておるか、詳しいことは承知するまでに至らないのでありま……

第22回国会 農林水産委員会 第38号(1955/07/30、3期、自由党)

○重政庸徳君 このたびの余剰農産物見返り資金は、申し上げるまでもなく、その性質上その配分は農業に重点をおかねばならぬということは、今までの論議の過程でこれは明らかであると私は思っているのであります。ところが本年の配分は、御承知の通り電源開発と農業開発は非常な差がある。これは本年度は農業開発は初年度であるために三十億で適当である、金がそれ以上使えない状況にあるという御答弁であったのであります。私はむしろ三十億を今年度よく消化できるかどうかということを、まあ今年度の事業の進捗の状況から観察してみると、さように心得ているのであります。その点は私は了承いたすのでありますが、私はこの余剰農産物の資金の使……

第22回国会 予算委員会 第41号(1955/07/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 政府は愛知用水事業を初めといたしまして篠津開発を、あるいはまだ確定はいたしておりませんが、八郎潟の干拓、なお機械、大規模の開墾等農業開発を促進いたそうといたされておりますが、この本旨につきましては別に異論はないのでありますが、これに関連して三、四御質問をいたしたいと思うのであります。  見返り円資金を電源開発には百八十二億、農業開発にはわずかに三十億を融資されておるのでありますが、元来農産物の買い入れによって日本の農業を相当私は圧迫するのではないかと考えておるのであります。かように考えると農業の犠牲において成立したこの借款を電源開発の方に大幅に配分いたされておるのであります。農林……

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/05、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 説明を聞かずにすぐ質問してお答えを願うのですか。
【次の発言】 われわれは去る委員会において、三十一年度の農林予算について大蔵大臣並びに高碕長官、農林大臣等に質疑いたしたのでございます。その結果、今年度の農林省の予算要求は累年とその様式が異なっておる、要求する金額においても。われわれが常識的に考えておそらく六ヵ年計画に基いて要求いたしておると考えるのであります。なお去る委員会においても関係各大臣から、あくまでこの六ヵ年計画を堅持して、誠心誠意この計画を遂行するということをきわめて誠意をもってお答えになっておるのであります。要求はそういうような順序で出ておるが、これは真実かどうかわ……

第23回国会 農林水産委員会 第3号(1955/12/06、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 どうも、先国会の委員会においても、農林省はこぞって三十一年度から着手するということを明言いたしておる。ところが、その調査のもくろみが狂ったのか。しかし、聞くところによると、六月あるいは九月にはできるという。大体のものはもうできておる。そこでお尋ねいたしたいのは、オランダから来て、その調査によったらば、これはもうやるべからざる事業であるかというような懸念がおありになるのかどうかということを、まず一番にお尋ねいたします。
【次の発言】 私もさように、専門的に確信いたしております。国本海に出る排水口をいかに経済効果的に施行するかという問題が、一つ大きな問題として残っておると思う。ところ……

第23回国会 農林水産委員会 第6号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 私は地方交付金の関係で、公共事業費を三十年度八十数億持っていかれたのであります。しかもこれを不用額として持っていかれた。私は不用額ではない。これは繰り越しであろうと思うのであります。と申しますのは、いろいろな事業の関係で三月三十一日までに支払いができなかったもの、いわゆる四月にならなければ、検査の関係なんかで支払いをするということが公正を欠くというようなことで繰り越しになった金額がある程度あるのであります。これはその八十八億のうち農林省は三十数億ということになっておりますが、大臣はほんとうにそれを不要額とお考えになっておるかどうか。まずその点をお伺いしておきたい。

第23回国会 農林水産委員会 第7号(1955/12/15、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 大体建物が老朽をしておるということはわかる。それを改築をしなければならぬということもわかるのでありますが、ところが合理化に努めてきたが、馬券が思うように売れんから方法がない、それでこの方法、一番安易なこの方法をとる、こういうことになるんだが、そうすると、これを改築してきれいなしっかりしたものにすると、今度馬券が売れるようになるかどうか、あるいは将来これはこれで済んだが、将来やはり協会はこれを改築すれば、再びこういうことがなくして自立していけるかということをまず第一点として伺いたい。
【次の発言】 そうすると、この建物をきれいにすれば増収を得ると、そう安易に考えるべきものではないの……

第23回国会 農林水産委員会 第8号(1955/12/16、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) それじゃ速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ただいま森委員の動議の提出に対して御異議ございませんか。
【次の発言】 ただいまの森委員の動議による決議は、全会一致をもって可決いたされました。
【次の発言】 では、昨日に引き続きまして、日本中央競馬会の国庫納付金等の臨時特例に関する法律案を議題にいたします。  本法律案は昨日衆議院において修正議決され、本院に送付、ただちに当委員会に本付託となりました。昨日に引き続いて質議を行います。順次御質問をお願いいたします。

第24回国会 農林水産委員会 第4号(1956/02/02、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 愛知用水公団に次ぐ今度森林の開発ですが、こういう特殊地域の開発が次々に出てくるのはあながち反対ではないのですけれども、根本的に愛知公団の場合に私どもが最後まで追及いたしたのでございますが、このたびの森林開発は六カ年の計画で、一カ年に十億づつ出る。それから三十一年度は余剰農産物に頼っておるのでありますが、これから今後六カ年間余剰農産物の資金が回るとは常識的にも考えられず、あるいはまたそれにかわるべきものがあるとかないとかいうことも想像できない。そういうことになると、こういうことになるのですがね。この計画はあるいは二カ年なり三カ年なり経過して、そういう資金の手当ができなかった場合には……

第24回国会 農林水産委員会 第6号(1956/02/14、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 この問題は、昨年六月十日当委員会の議題といたしまして、経済審議庁の吉岡電源開発課長、農林省の戸嶋参事官、通産省の市浦開発業務課長、建設省の国宗水政課長等の御出席を得まして、審議いたしたのでありますが、この問題の生じた根源を申し上げますと、糠平ダムの水利権の許可に当りまして、これは昭和二十九年の四月二十七日に許可いたしておりますが、北海道知事は下流の十勝土地改良区が渇水時の八トン及び五、六月の雨季における十六トンの水利権を有しておるにもかかわらず、水利権者の意見を徴することなく、糠平ダム地点の水利使用を認可いたしておるのであります。建設省もまたみずからこれを調査することなく、北海道……

第24回国会 農林水産委員会 第7号(1956/02/16、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  派遣委員報告の件を議題にいたします。先般御足労をいただきました熊野川及び剣山地域の山林開発事業施行予定地の実情調査について、本日は第二班剣山地区の御報告を伺うことにいたします。御出張の小西及び三橋両委員におかれましては、寒さの折から遠路御足労をいただき、まことにありがとうございました。では御報告をお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。ただいまの御報告に御質疑の向きはこの際御質疑をお願い申し上げます。
【次の発言】 では前回に引き続いて、公有林野官行造林法の一部を改正する法律案を議題とします。  本法律案に……

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 これは僕よくわからぬのですが、ブルセラ病というのは人間にもうつるし、おそらく家畜にもうつる、そしてあまりいい薬もない、ワクチンも適確でない、こういうと、輸入して起ったやつはほとんど殺すことになるのですか。
【次の発言】 そうすると、そういう病気はおそらく殺さなければいかぬものと思います。そうしたらば、これは輸入国と契約によって外地で万全な措置はとるけれども、内地で発生したらばこういうものは殺すのだから、それは農民に損失をかけず、輸入国で何とか賠償とか、その原価は支技わぬとか何とかという方法をとれぬものですか。
【次の発言】 ところが日本には病原菌がおらぬのですからね、日本には。だ……

第24回国会 農林水産委員会 第11号(1956/02/24、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 この改正によって機械公団地区に融資をすると、この関係をちょっと御説明願います。機械公団地区はこの改正によって開墾費を補助金の残額の何割貸すのですか、あるいは補助金の残額の全部を貸すということになるのか、その点を一つ。
【次の発言】 そうすると、普通の開墾地に入植するその入植者と機械開墾地区に入植する入植者と、資金の方で普通の方は補助金をもらって、そうしてそのあとの工事費の全体から補助金を引いた額のどのくらいを今貸しておるのですか。普通の地区に入植する入植者と機械開墾地区に入植する入植者と、その資金面でどのくらいな差があるかということをちょっと御説明願います。

第24回国会 農林水産委員会 第21号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 第二十二国会におきまして、積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の期限延長の法案を可決いたしました。その際当委員会において、「政府は、本法に基いて施行せんとする土地改良事業について、本法の趣旨に遵い、施行面積の制限を極力緩和し、五町までは必ずその対象として取上ぐべきである。」こういう決議をいたしておるのであります。その後この決議に対してとられた措置、当時農林政務次官は御趣旨非常にごもっともだと認めまして、大いに賛成して、必ず大蔵省との折衝において遂行いたしますということを明らかに答えておるのであります。その後農林省は大蔵省との折衝においてどういう状況になっておりますか、一応伺います。

第24回国会 農林水産委員会 第22号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 急傾斜地帯は御承知のように、すべて山村であるのであります。現法律には面積の規定はないが、しかし取扱いとして二十町歩を限度として補助の対象といたしているのでありまして、これはきわめて本法の趣旨に反するものであります。急傾斜地帯山村を救済するゆえんではないのであります。それがために、一つその面積の限度の点において御決議を願いたいと思うのであります。朗読いたします。  政府は、本法に基いて施行せんとする土地改良事業について、急傾斜地帯の実情にかんがみ、本法の趣旨に遵って、施行面積の制限現在二十町を極力緩和し、五町までは必ずその対象として取上ぐべきである。  右決議する。  この決議案を……

第24回国会 農林水産委員会 第24号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 今類似市場の規制の問題がちょっと出たのですが、私はいたずらに類似市場を規制すべきじゃないように思います。消費者あるいは生産者に損失を及ぼす状態にあるとか、あるいは衛生的に公衆に非常に不利の状況を及ぼす現状にあるとかというようなことを除いては、私は自由市場を規制すべきではない、かように考えておるのであります。その区域の中に類似市場があって、ただその公設市場の利益のために類似市場を規制するというようなことは、私は断然なすべきではないと思う。かように考えておるのですが、どういう御見解をお持ちですか。
【次の発言】 その点は非常に重要な問題になるだろうと私は思う。中央卸売市場の方面ではい……

第24回国会 農林水産委員会 第26号(1956/04/06、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) それではただいまから委員会を再開いたします。  農業改良資金助成法案を議題にいたします。  この法律案は、去る三月三十日衆議院において全会一致をもって修正議決され、当院に送付、当委員会に本付託になりました。なお、衆議院農林水産委員会において、お配りいたしておきましたような付帯決議が行われております。本法律案につきましては、去る二月二十一日提案理由の説明を聞いたのでありますが、本日はまず本法律案の内容、その他配付資料について、参考事項に関する補足説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 御質疑の向きは順次御質疑をお願いいたします。

第24回国会 農林水産委員会 第27号(1956/04/10、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 政令事項ですが、第二条第二項の政令で定める施設資金、ここにいろいろなたくさんの仕事が出ておりますが、たとえて申しますと、「穀物粉砕機の取得に要する資金」、それから「堆肥舎の造成に要する資金」と、いろいろ書いてありますが、これはやはり貸付の限度はおのおので皆違っておることになっておりますかどうですか。
【次の発言】 僕の質問した要点はそういう要点ではない。たとえて言えば「小土地改良事業に要する資金」、あるいはその次にある「農林大臣の指定する農道及び索道の改良又は造成に要する資金」、これはやはり五町歩以下十万円下を限度として、十万以下をその範囲内において貸付ける、こういうお答えがあっ……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 農林省に御質問いたします。これから質問することは、前回森委員が御質問いたしたことと重複するかもしれませんが、その節どうも農林省の答弁が明確を欠いておるので重ねて御質問いたしたいと思います。  政府の提出資料によりますると、技術導入資金の対象となる事業の中で西南暖地稲作普及率、これはまあわずかに二一%普及しておる、こういう資料が出ておる。それからまた秋落ち水田改良は一四%、保温折衷苗しろは五〇%、こういうことが出ております。一方提案理由の説明によれば、「ある程度の普及度を示し、補助金の対象とする理由は逐次稀薄となりつつある」、こういうように申されておりますが、そういうことになると、……

第24回国会 農林水産委員会 第29号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 今溝口委員の御質問で、これは非常に不安定なもので、余剰農産物の金を当てにして、三十億当てにして事業を開始するというような非常に不安定な事業だと思うのです。従ってその後に、この前もちょっとお尋ねいたしたのですが、この事業がいつやめても事業を遂行した効果を減殺するようなことのない方法で一つやってもらいたいと思う。なおそれに関連しまして、これはいつ――もちろんこの法案が通れば今年度から始まるのだろうが、工事に着手するのはいつごろから着手できる御予定なんですか。
【次の発言】 愛知用水公団は御承知のように昨年法案が通ったのだが、これはこのたびの森林開発公団とは性質が多少違うと思うのです。……

第24回国会 農林水産委員会 第30号(1956/04/17、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 三十一年度の見返り円資金の使用計画が出ておりますが、これはたとえていいますれば、農地開発事業貸付金を例にとれば、三十一年度は十三億三百万円、これは三十年度によう使わない繰越金があって、そうしてそれを加えて五十八億幾らとなっておりますが、この計画は、昨年の当初計画における計画通りに、当初計画における三十一年度分ですね、それにこの繰越金を加えたものが五十八億ということになっているんですか。
【次の発言】 私が今そういう質問をいたしましたゆえんは、おそらくこの農地開発事業の貸付金を例にとって考えてみても、おそらく三十一年度においては今度は十三億以上の相当な両二年度に繰り越すべき金が出て……

第24回国会 農林水産委員会 第37号(1956/05/25、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) それでは実施要綱を説明願えますか。
【次の発言】 御質疑のおありの方はお願いします。
【次の発言】 本件については本日はこの程度にいたします。  なお、政府においては、先日並びに本日の委員会の経過にかんがみ、遺憾なく措置されるよう重ねて希望いたします。  都合により残余の議事は後日に回し、本日はこれをもって散会いたします。    午後三時一分散会

第24回国会 農林水産委員会 第39号(1956/06/03、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 本案はもっともだろうと思うのですが、大体災害復旧の年度の問題は、二十八年の大災害から三、五、二に、いわゆる最初の年に三割やる、翌年度は五割、三カ年目に二割をやって完了するというのが、いわゆる三カ年にその災害は完了するというのが、これは法律の規則にも何にもなっておらぬが、不文律な当時の政府もそういう意思を発表してそうなったのだが、その後結局まだ今年度に至っても二十七年災害が残っておるというような状態で、遅々として進まないような状態であるのであります。なお、昨年の議会で政府提案で改正、決定いたしました建設省関係の公共土木国庫負担、これが本法案の緊急を要する事業は三カ年間でやるというこ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 農林水産委員会 第2号(1956/11/20、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 北海道の冷害に対する救農土木事業ですが、せっかく大村主計官が来ておられますので、大蔵省の方に伺いたい。  たとえていえば、農業土木の排水事業、土地改良、あるいは河川とか道路というようなものが入っとるのだろうと思うが、結局農林関係と大蔵関係に主として分ける、その主要なものは。ところが、それを大体金額で適当に分けておるように僕は感ずるのですね。どういう観点に立脚して、この事業を採用する、この事業を採用するのであるという、その観点はどういうところから、基本において採用せられたか、ということをちょっと……。
【次の発言】 私は党として視察に行ったのですが、そのときの感じは、理事者は多く、……

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 本年度も日ソの漁業条約の仮調印で漁業をいたしたのでありますが、ソ連の領海内において漁獲を自粛したというような何か傾向なり、その状況はどういうようになっておりますか。
【次の発言】 それで、これがソ連の領海内だから、こっちがとやかく言う権利はないということになるのだが、そういうことになると、それはもうどうでもいいということになると、公海における漁獲の規制は、僕は領海内の非常に漁獲がふえるんじゃないか。それで悪く考えると、そうすると、領海内においてできるだけ漁獲を多くとるということになると、ソ連は魚族保存の目的で言い出してこういう協定を結んでも、ちっとも、どう言うていいのですか、負担……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) 委員会を再開いたします。  請願を議題にいたします。午前の委員会において請願五十一件を審査したのでありますが、そのうち園芸関係行政機関の整備充実に関する請願外三件につきましては、さらに政府の所見をただした上で採択を決定するとのお話し合いになりましてただいまから順次これらの請願について政府の意見を求めることにいたします。  請願第八号、園芸関係行政機関の整備充実に関する請願・政府の御意見を聴取いたします。
【次の発言】 では、小笠原君の意見に満場一致の賛成で、これを採択いたすことにいたして差しつかえありませんか。

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/12/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) 議題に追加して、林野庁職員の給与改善の件を議題にいたします。  この件について、北村委員及び東委員から発言を求められておりますから、この際御発言を願うことにいたします。  なお、本件について政府からの出席は、ただいま政務次官と林野庁長官であります。
【次の発言】 発言ありますか。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 今東北地方の高冷地帯の議論に尽きたように思うのですが、この際一つ忘れてはならんことは、九州の水害地帯は、特にまあ佐賀県の干拓地は、この綱の目に全部漏れておる、この網の目に。しかも現在まだ潮が満潮で、軒の近くまで潮が来ている。これはやはり東北の高冷……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/06/06、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 これはやっぱりそういうことで、河野さんが言うたように、大体日はあなたのところにあるんです。実際今お断わりされたように、これはあなたじゃない、前の部長だけれども、僕は前の部長には、この問題のみならず、非常に遺憾に思っている。ところが、そういう工合だから、あなたが、厚生省が委員会を招集するんだから、何でも頼んで、いろいろ委員に御都合があるのはわかります。だけども、非常に大きい問題だから、どうしてもやはり今月中には何して、来月の八日ですか、これまでには必ずまた招集して、委員が都合が悪かったり、こんなことは言わぬように、これは厚生省としてそんなことは言えないはずはない。はっきりノーかイエ……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1957/06/07、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 今農林大臣は陸稲の問題で、陸稲と水稲の質の差はとにかくあるし、しかし、これを差別的待遇の点においては、とにかく大臣としては善処すとるいうふうにお答えになっておるように私は承わっておるわけですが、おのおの陸稲地帯あるいは硬質米地帯、あるいは早場米地帯、こういうふうに地帯が分れておるので、そこで、非常なむずかしさがあると思うのですが、早場米地帯、あるいは硬質米地帯のものは、理論的にこれが自由販売になった場合においても、とにかくそこに私は大きな格差がある、価格の点においても従来から格差があってきたのは御承知だろうと思う。ところが、硬質米地帯の立場において私はここで申し上げるのですが、硬……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1957/06/08、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 議事進行。愛知用水の問題に関しては、まあ委員長、これから何時までやる考えかどうかしらぬけれども、僕はこれはあらためてとっくり一つやる必要があると思うのですが……。しかし、これを継続する必要がないとは言いませんがね。そういう意見も取り入れたらどうでしょう。
【次の発言】 もう一つ。もし実施計画書が当初のものとは異なったら、今度の計画書並びに今の千田委員の言われた農民の負担、前の計画と今度の計画との負担の比較というようなものを一つ、この次の委員会までに資料としてお願いします。

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/05、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 それから資料を持ってこられるときに、ついでに五カ年間のストによる滞貨の影響というようなものも参考に持ってきてもらいたい。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1957/07/09、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連して。今の問題ですね、これは第一番に、当時われわれは強く主張したのだが、結局農林省がうかつだった。それから、一方からいえば、無視せられたことになる。いわゆる一方的にああいう法律が出てきた、こういう状態であるのだから、今その後の収拾策について、厚生省と農林省と打ち合せて、話がまとまっているのだが、これは何か文書で、厚生次官と農林次官と、文書で何とかそういう申し合せを確認するというように、はっきりやっているのですか。はっきりやっておらぬ場合においては、大体もとの状態がもとの状態なんだからと、農林省は安閑としていては困るので、文書ではっきりそういう申し合せをしているかどうかというこ……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1957/07/10、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 昨日、運輸省の課長から、瀬戸内海の掃海は三〇%ぐらいという話でしたが、防衛庁にお伺いいたしますが、どのくらい瀬戸内海の掃海が進行しておるか、それから、いつごろから始められたのか、なお、これから将来、いつごろそれを完了するのか、なおもう一つ、三〇%の掃海と申しましても、おのおの瀬戸内海全体の区域にわたった私はそれは御答弁だろうと思うので、あるいはその沿岸の愛媛県関係、あるいは広島県関係、岡山県関係の海域について、おのおのどのくらい進行しておるかということをお尋ねいたします。
【次の発言】 昨日も議論が出たのですがね、船舶の航行を主としてまあこの掃海をやっている、これはいろいろな観点……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/02/12、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 こういうものを、大体国鉄は幾ら増収にするということを初めにきめて、そうしてこれとこれは上げられぬというものをきめて、そうして近距離は自動車にやられる、だから上げても収入にならぬ、遠距離は上げても、船の方が高いから大丈夫だと、こういう前提のもとに計算してきているから、こういうことになるので、一つ私は農林水産物に限って、一六%上げたらば国鉄の今の計算よりもどれだけの減収になる、一四%上げたら幾らの減収になる、一三%上げたならば国鉄が幾らの減収になる。今のこの上げる単位ですよ。一六%基準とか何とかきょう初めて聞いたのだが、こういう計算を一つ出してもらいたいということを一つ。  それから……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1957/09/09、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 去る七月の本委員会において、二日間にわたって特定水域航行と漁業に関する件について、いろいろ政府の意見を徴したのでございますが、その節、次の委員会までに水産庁と運輸省と十分打ち合わせの上、結果を持ってきていただくように、委員長から要請いたしたのでございます。一応七月の委員会における私どもの見解、並びにその委員会における政府の見解について、結論的に一応申し上げたいと思うのでございます。  海上衝突予防法では、航行する一般の船舶は底びき網その他の網またはなわを用いて漁撈している漁船の進路を避けなければならないという原則があるのでございます。しかるに、特定水域航行令第四条では、運輸大臣が……

第26回国会 農林水産委員会 第8号(1957/02/21、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 内水面のことでちょっと伺いたいのですが、たとえば八郎潟の内水面の所はほとんど兼業漁業家なのです。それで、たとえば漁獲高などはどういう調査をされておるか。こういう質問をするのは、八郎潟の干拓をやるということになると、その漁獲高の補償をしなければならぬので、これが非常に重要なポイントになってくる。そこで何を基礎としてどういう調査統計ができておるかどうかということを、参考のために一つ聞きたいのです。
【次の発言】 いや、これは大きい問題ですよ。よりどころを何によるか、それにおそらくよらなければならぬと思うのだがね。そうすると、ある程度納得のいける調査の方法が必要じゃないか。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第8号(1957/09/10、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 今九州、鹿児島県並びに宮崎県の報告を承わりましたが、私がこれから質問せんとするのは、幸い水産庁長官も見えておりますし、鹿児島の問題ではありませんが、同じ九州であるし、有明湾の農薬と漁業に対する問題について、簡単に水産庁の御意見を承わりたいと思います。  有明湾の農薬と漁業の問題は、三十一年度に当委員会でも相当議論の中心となったように記憶いたしております。有明湾の農薬と漁業の問題は、これは特殊な問題でありまして、同じく三十一年度に問題になった東京湾における油とノリの問題とは、おのずからその性質が異なる。油とノリの問題は、その原因が除去せられればそれで一時に解決すべき問題であろうと思……

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/02/26、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 この問題、じっと聞いておると、結局漁業権者の同意なくして港湾の拡張の認可を運輸大臣がした市議会の決議に基いて、ということになるのだが、そうすると、水産庁は、農林大臣は、そういう手続をとった場合には、農林大臣は漁業権者を保護する道がないということになるのですか、今の場合のようなケースならば。
【次の発言】 いや、そうじゃない。漁業権者の同意なくして、そうして港湾区域拡張の認可をした場合には、今じっと聞いていると、今後埋め立てをやる場合に、港湾管理者は漁業権者の同意なくしてこれを履行できる、やろうと思えば、ということになると、こういうケースの場合には、農林大臣は漁業者の権利を擁護する……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/02/28、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) それでは開会いたします。  農林水産基本政策の件を議題にして、引き続き農林省の各局長及び長官の説明を聞くことにいたします。なお本日は、できれば午前中に畜産局、水産庁及び蚕糸局関係を、また午後に食糧庁、振興局及び農地局関係を聞いて、この件は本日をもって終りたいと存じておりますから、よろしくお願い申し上げます。  では、畜産局長から説明をお願いします。
【次の発言】 以上の説明に対して御質疑の向きは、御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 本日は、この問題はこの程度にとどめまして、田中君の発言もありましたし、他日機を見て質疑をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/01、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連して。今借入金が出ましたから、私はこれは法案が出るときに御質問してもいいのですが、特別会計り借入金の限度が二割ですか、あるいは来年の予算において二割の借入金をする、限度は幾らになっているのですか。幾らにするお考えですか。

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/14、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 そうすると、結局時間的余裕がなかった、特別この法律でいわゆる今までのおくれた事業を進捗する目的でやったと、こういうことになれば、当然関係農民はこれに入るものと私は考えておるだろうと思う。だが、まあ時間的余裕がないので、入るワクはこしらえてあるが、とにかく時間的余裕がなかったということに、今の御答弁によると、結論的に私はなると思う。そうすると、干拓については継続事業がこの中に大体包含するという方針らしいと私は承わっておるのですが、それでどうですか、その点は間違いですか。
【次の発言】 干拓の継続地区にいたしましても、明らかな契約はいたしておらぬですが、その負担についてはおよそ、今御……

第26回国会 農林水産委員会 第18号(1957/03/19、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 この金は土地改良、林業、漁業、塩業その他共同でやっておるものとなっておりますが、これは申込額の何パーセントくらいが決定額になっておりますか。
【次の発言】 ところが、そういう質問をしましたのは、たとえていえば、土地改良の事業をとってみても、必ずしも事業者は満足する金がいっておらぬ。いわゆる補助金の八割が限度になりますが、工事ができる金が行っておらぬようにも思う。今は県の財政も御承知のような状況であるし、たとえていえば、この補助金を差し引いた額の八割を限度として貸すのだが、それが六割とこうなった場合に、県も苦しいから、県の方に取ってしまうのですよ。で、たとえて土地改良でいえば、県営……

第26回国会 農林水産委員会 第20号(1957/03/26、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 第二条において、多目的ダムの定義を規定してありますが、これによりますと、河川法の規定によって建設大臣が新築するダムで、発電、水道または工業用水の目的に供与されると思うのでありますが、現に建設省において建設せられておるダムも、この農業用水、いわゆる灌漑用水を適用する場合が相当ある、この取扱いはどういうようにやりますか。
【次の発言】 各省庁とよく協議すると申されますが、従来、建設省において施行したいわゆる多目的ダムで、農業用水の関係で農林省との協議が完全にととのわないのに施行した例が相当あるのですが、そういうときにはどうやるお考えですか。

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/03/28、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 八十八条の二、土地改良特別会計に関係ある規定がある。これを読んでみましても「その工事に係る事業費の一部につき借入金をもってその財源とすることができる。」、こう書いてある。その借入金の利子は政府が払うのか、国が払うのかということも明らかでないし、その次の「かんがい排水施設の新設又は変更で政令で定めるもの」、その政令もわからぬというふうな、またその二の「第二条第二項第四号に掲げる事業」、これは区画整理とか干拓とか、いろいろな事業があるが、その中で干拓を入れるとしても、もう済んだものもあるし、それから継続しておる所もある。また数年及び十数年今の歩調でいけばかかるものもあるし、それから新……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 私は、だいぶ議論が出て、どうも錯覚を起したようなんだが、この災害融資の法律は、たとえていえば、二十八年の災害でもああいう大災害が生じた場合に、年々融資の法律を出してやっておったんだろうと、それを恒久化したもんだろうと思う。ところが、今聞くと、ジャガイモも出る、九州の例も出る、非常に拡大するような、私は錯覚に陥っておるんだが、もちろんそれはけっこうなんだが、そういうお考えですか。とにかく政令で逃げてしまっておるんだが、従来のそのような方針を非常に拡大して、農民のためにとにかく融資を拡大していくというような強い目的を持った法律であるかどうか、そこをはっきりしてもらえば、おのずからこの……

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/04、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 私も今の堀本委員の意見に全幅の賛成をするものでありますが、しかしながら、この法案も半歩従来より前進した点もあるのであります。この法律はこの政策金融による負債の過大な開拓者の営農改善を意図したものでありまして、しかし、その内容を見ますと、具体的にはこの災害融資の肩がわりにすぎぬような感じが強い。このねらいで、私は、この前に掲げた政策金融による負債の過大な開拓者の営農の改善というものができるかどうかということを、非常に疑うのですが、その点はどうでしょうか。
【次の発言】 まず、災害融資を受けたものは、この法律で規定しておるんだから、問題はない。その次に、災害融資のワクには入っておらぬ……

第26回国会 農林水産委員会 第27号(1957/04/11、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 土地改良は、御承知の通り、現在戦前からまだ工事が完了しないものが非常に数多くあるのであります。これは土地の灌漑排水並びに開拓事業等、いわゆるそういう意味において世の指弾を受けているのでありますが、この際土地改良法を改正し、特定土地改良特別会計を設置して、そうして年限を短縮して工事を完了する、それについて農民の負担協力を得てやろう、こういうことだろうと思うのですが、そういう意味においては、私ども全く一歩前進した措置であろうと考えているのであります。しかし、そうなってくると、農民の負担協力するという、その農民の負担ということが重大な問題になってくる。大ざっぱに申しまして、結局農民が安……

第26回国会 農林水産委員会 第28号(1957/04/12、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 わが国の国情に照らして、土地改良事業を拡大し、その実施を効率的にすることは、きわめて必要なことでありまして、その一環として、今回政府から提出され、ただいま問題になっております土地改良法の一部を改正する法律案は、おおむね妥当な措置と認めて、この法律案に賛成するものであります。  しかし、この法律案が成立、実施される運びとなりました場合に、その運用を一そう効果的ならしめるため、また農民の負担を軽減し、安んじて営農を可能ならしめるために、次の付帯決議をつけることを提案いたします。付帯決議案を朗読いたします。     土地改良法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   この法律案……

第26回国会 農林水産委員会 第29号(1957/04/17、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 これは大体ある程度研究してからかからなければ、われわれ全くしろうとだから……。これは陸上では、鉄砲によらずにどういう捕獲をしているかということですね。なお、三陸沖では日本では鉄砲よりほかにとる方法がないというが、それは何かとる方法を研究する必要もあるし、この六年間にはそういう考えを持っておらぬかどうかという質問です。

第26回国会 農林水産委員会 第30号(1957/04/18、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 これは農林省に伺うよりほかないのだろうと思いますが、今まで五カ年間やつて、地方の事業量に対してどのくらいできておりますか、進捗しているか。
【次の発言】 湿田単作地帯、あるいは積雪寒冷地帯、特殊土壌地帯、急傾斜地帯というように、この法律ができておるのでありますが、このほかの法律による事業量と進捗の状況を、ちょっと念のため、参考のためにお伺いいたします。
【次の発言】 大ざつぱでいいのですがね。私は、今言うようなこの五つですかというような特殊地帯の立法が、録第三その振興のためにできておる。これがどうなっておるか。おのおの、私は軽重はないと思う。そういうことを農林省は予算のときには総……

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/25、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 どうも、衛生管理に名をかって、価格の決定、しかも区域の設定までしていくというのは、私もこれは非常に行き過ぎと思う。納得がいかぬ第一番のことです。  全体の問題はさておいて、この農林関係の食肉を一つピックアップしてみても、いわゆる日本の農村は畜産奨励でいかなければやっていけぬということで、畜産の奨励に全力を尽しておるということは、御承知ですか。
【次の発言】 厚生省といえども、非常に問題が大きいのだから、この点は常識的にも御存じだろうと思う。そうなってきます。一方畜産奨励のために食肉の奨励をせねばならぬということになると、これは当然その価格の決定とか、あるいは食肉店の区域の設定まで……

第26回国会 農林水産委員会 第34号(1957/04/26、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連して。酪農振興法は、御承知のように、最初酪農地帯を指定したわけです。酪農地帯を指定する場合には、五百頭とか六百頭という乳牛がたくさん入っておって、しかもその地帯がきわめて酪農に適しておるというわけで、酪農地帯を指定する。その場合には、あるいは農協なり、あるいは個人なりが乳を集めておるとか何とか、いろいろのことをやっている。それが二軒なり、三軒なり、これがだんだん奨励して乳牛が多くなるというと、ある一定に至ったら、やはりここに中央市場という指定をしてこねば、農民が非常に不利になる、こういう段階になるのです。そう考えてくると、中心工場が来たときに、何らかの作為をせなければ、中心工……

第26回国会 農林水産委員会 第35号(1957/05/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) これにて休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/05/08、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 低災害地域については、局長の案として、任意加入という案があったように私は承知いたしておるのですが、今の御答弁で、任意加入にすれば、共済組合が成り立たぬというような御答弁であった。それはさておいて、あるいはこの資料にあるかもわかりませんけれども、例を一つとると、低災害地において二布を対象にして、その三割の掛金をかける、こう仮定した場合に、旧法と新法で掛金にどのくらいな差ができてくるのですか、数字的に。何ぼ安くなるかという説明を一つお願いしておきます。今の二布の三割を一つ例で説明して下さい。
【次の発言】 二石の場合を一つ。

第26回国会 農林水産委員会 第38号(1957/05/11、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 この問題はきわめて重大なので、共同審査の申し入れをしておる。ところが、わが党といえども、委員長は私的にそういう申し込みを受けて、本日は諮られたのですけれども、もう少し、私はこの問題の重大性を考えたらば、ただ申し込んでおくにとどまらず、強硬にしばしば合同審査の要求をすべきだと思う。その点を一つお願いいたします。

第26回国会 農林水産委員会 第41号(1957/05/16、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 今やみがまの問題が出ましたが、従来はやみがまに対しては農林省はあまり関心を持たずに、自由に放置しておったように思えるのですが、相当取締りをやっておったのですか。
【次の発言】 どうも私はふに落ちないのですが、この際やみがまの整理に対しては、私はそう簡単にはいかぬだろうと思いますが、やみがま制度といいますか、やみがまというものを将来とも許すのですか。私はこの際、やみがまは、相当免許がまを整理するのですから、やみがまも一緒にして、この際整理したあとのものはやはり免許がまとして、それはどういう名称か知らぬけれども、公認のかまとして、そして将来はやみがまは一切取り締るというのでなければ、……

第27回国会 農林水産委員会 第1号(1957/11/02、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。去る十月三十一日、江田三郎君及び青山正一君が委員を辞任され、安部キミ子君及び田中茂穂君が選任されました。
【次の発言】 次に、欠員中の理事の補欠互選を行いたいと存じます。  この互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、私より柴田栄君を理事に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 次に、調査承認要求書に関する件についてお諮りいたします。  農林水産政策に関する調査承認要求書……

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/12/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。  去る十一月十三日近藤鶴代君が辞任され、田中茂穂君が選任され、十四日仲原善一君が辞任され、西田隆男君が選任され、十五日加藤正人君が辞任され、梶原茂嘉君が選任され、十六日西田隆男君が辞任され、仲原善一君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  明日、中央卸売市場に関する件について、東京都副知事佐藤基君、東京都中央卸売市場長飯田逸次郎君、及び東京都中央卸売市場業務部長石井孝義君の三名から意見を聴取してはいかがかと存じますが、御異議ございま……

第27回国会 農林水産委員会 第2号(1957/11/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農林水産基本政策の件を議題にいたします。  さきに農林省から発表せられました「農林水産業の現状と問題点」、いわゆる農業白書「農林水産政策要綱」及び「昭和三十三年度農林省関係予算要求概要」等については、閉会中の委員会において農林当局から一応説明が聴取されているのでありますが、あらためて、これらの諸問題を中心に農林水産基本政策について、戸叶、小笠原、北村及び東の各委員から、農林大臣に対して質疑の御要求がありますので、この際順次御発言を願うことにいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1957/12/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農林漁業組合等職員の年金制度の件を議題にいたします。この件について、島村委員から質疑の御要求がありますので、この際、御発言を願うことにいたします。
【次の発言】 最後に、私から根本的な問題をお尋ねいたしますが、本日の議題となっておるのも、農林漁業組合等職員の年金制度の件となっておりますが、今、部長の答弁によると、農協の職員のこの制度を第一にやって、あとは暫定的にやると、協同組合部で取り扱っておる農業共済の団体、すべての農林水産団体の職員は、この制度を非常に勧迎、希求しておる。団体の収支が確実になるのを、今、農協団体において検討し……

第27回国会 農林水産委員会 第3号(1957/11/08、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  麦類対策の件を議題にいたします。  最近、麦の価格及び管理方式、並びにこれに関連して畠作振興資金等について、いろいろ報道されておるのでありますが、これらの問題について東委員その他から質疑の要求がありますので、この際御発言を願うことにいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本日は、これをもって散会いたします。    午後三時七分散会

第27回国会 農林水産委員会 第4号(1957/11/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。本日、仲原善三君が辞任され高橋衛君が選任されました。
【次の発言】 請願を議題といたします。  今国会中当委員会に付託された請願は二十六件でありますが、前例に従って、ただいまから懇談によって調査員から順次調査の結果をお聞き取り願い、御審議の上その取扱いを御決定願うことにいたしたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 そのように御了承をお願いいたします。  懇談にいたします。    午後一時三十八分懇談会に移    る。

第27回国会 農林水産委員会 第5号(1957/11/12、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。昨日、田中茂穂君が辞任され、近藤鶴代君が選任され、本日、高橋衛君が辞任され、仲原善一君が選任されました。
【次の発言】 林業の件を議題にいたします。  最近、新聞に報道され、また先般の委員会において農林大臣がちょっと触れられました分収造林の問題、並びに最近の木炭事情等について、柴田委員から質疑の御要求がありますので、この際御発言を願うことにいたします。
【次の発言】 本会議が始まりましたので、ここでしばらく休憩にいたしまして、本会議散会後再開いたします。    午後二時十二分休憩

第28回国会 大蔵委員会 第26号(1958/04/08、4期、自由民主党)

○委員外議員(重政庸徳君) 農林水産委員会では、当委員会で御審議になっておりますたばこ耕作組合法案に対して、申し入れをいたしたいと思うのでございます。   ただいま貴委員会においてご審査中の、去る四月四日衆議院送付にかかる衆議院提出の「たばこ耕作組合法案」に関し、別記のように御措置願いたく、当委員会の総意をもって申し入れいたします。      記   たばこ耕作は農作の一部であって、農業上極めて重要な要素をなしており、たばこ耕作者の団体である「たばこ耕作組合」は農業団体の一と  してその在り方如何は、農業協同組合  その他の農業団体と極めて重要且つ  深刻な関係に立ち、更にこの法律が  成立す……

第28回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1958/06/03、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。五月一日、鈴木一君が辞任後退職せられ、五月九日、小林孝平君が委員に選任され、五月三十日、江田三郎君が辞任され、海野三朗君が選任、五月三十一日、大河原一次君及び有馬英二君が辞任され、小酒井義男君及び西田信一君が選任、本日、小酒井義男君、海野三朗君及び西田信一君が辞任され、大河原一次君、清澤俊英君及び佐藤清一郎君が選任されました。
【次の発言】 狩野川放水路漁業補償の件を議題にいたします。  この件については、前国会において問題になり、その際の東委員の御要求によって、本日重ねて問題にいたし……

第28回国会 農林水産委員会 第2号(1958/02/06、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。去る一月二十日小笠原二三男君及び戸叶武君が辞任され、江田三郎君及び大河原一次君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  東隆君から、都合により理事を辞したい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたしました。  次に、その補欠互選及び欠員中の理事の補欠互選を行いたいと存じます。この互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ご……

第28回国会 農林水産委員会 第3号(1958/02/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林水産横本政策の件を議題にいたします。  この件について、昨日の委員会における赤城農林大臣の説明に対して、質疑の申し出がありますので、これから御質疑を願うことにいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  本日は、この程度で散会いたします。    午後二時三十五分散会

第28回国会 農林水産委員会 第4号(1958/02/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  最初に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。中央卸売市場に関する件につきましては、昨年来調査を進めておりますが、いまだその問題を解決するに至っておりませんので、今期国会開会中におきましても、その関係者を順次参考人として出席を求めて、意見を聴取してはいかがかと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。参考人の人選、その日時及びその他の手続につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。

第28回国会 農林水産委員会 第5号(1958/02/14、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。  昨日、田中茂穂君及び江田三郎君が辞任され、宮澤喜一君及び小林孝平君が選任されました。本日、宮澤喜一君及び小林孝平君が辞任され、田中茂穂君及び江田三郎君が選任されました。
【次の発言】 引き続いて、農林水産基本政策の件を議題にいたします。  農林大臣に対する質疑の残りを続ける予定でありましたが、農林大臣の出席が困難でありますので、お申し出の次第もあり、今日は、農林省関係の昭和三十三年度要求予算及び昭和三十二年度補正予算を中心に、お手元にお配りいたしておきました順序、予定によって、農林……

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/18、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農業課税の件を議題にいたします。  この件について、河合委員その他から質疑の御要求がありますので、この際、御質疑を願うことにいたします。  なお、この件について政府からの出席者は、ただいま国税庁直税部長金子君、農林省農林経済局統計調査部長藤巻君でございます。
【次の発言】 それは、私は当然だろうと思うのですよ。今新潟にもこういう問題が起っておる。鳥取、それから広島にもこういう問題が、今非常に紛糾しておる、解決したかどうか知らぬが。ところが、これは鳥取の場合を見ても、仲原委員のごとき堪能なる人が入って、うまく解決すればいいのだが、……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  狩猟法の一部を改正する法律案を議題にいたします。この法律案につきましては、去る二月十一日の委員会において、提案理由の説明を聞いたのでありまして、これから審議に入ることにいたします。  まず、農林当局から法律案の内容その他について、補足説明を求めます。
【次の発言】 ただいまから本法律案の質疑に入ります。  御質疑の向きは、順次御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  午前の審議は、この程度にいたします。午後は、一時半から再開いたします。    午後零時十四分休憩

第28回国会 農林水産委員会 第8号(1958/02/21、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。  本日、伊能繁次郎君が辞任され、田中茂穂君が選任されました。
【次の発言】 引き続いて、農林水産基本政策に関する件を議題にし、赤城農林大臣の説明に対する質疑を続けることにいたします。
【次の発言】 以上をもって散会いたします。    午後四時三十九分散会

第28回国会 農林水産委員会 第9号(1958/02/27、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農業協同組合整備特別措置法の一部を改正する法律案(閣法第六四号、内閣送付、予備審査、二月二十一日衆議院農林水産委員会において可決)、臨時肥料需給安定法の一部を改正する法律案(閣法第四四号、内閣送付、予備審査)、開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第六号、内閣送付、予備審査)、開拓者資金融通法の一部を改正する法律案(閣法第六五号、内閣送付、予備審査)、繭糸価格安定法の一部を改正する法律案(閣法第九〇号、内閣送付、予備審査)及び漁業制度調査会設置法案(閣法第六六号、内閣送付、予備審査)を一括して議題にいたします。  まず、提案……

第28回国会 農林水産委員会 第10号(1958/02/28、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  狩猟法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  前回に引き続き、質疑を行います。御質疑の向きは御質疑を願います。  なお、先日の委員会において千田委員及び堀本委員等の御質疑によって問題になりました銃砲刀剣類等所持取締法に関連して、本日警察庁当局の出席を求めておきましたから、御承知願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 本日は、これをもって散会します。    午後三時三十六分散会

第28回国会 農林水産委員会 第11号(1958/03/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  重ねて中央卸売市場の件を議題にし、引き続いて東京都中央卸売市場神田分場東京神田青果株式会社の問題の審議を行います。この件は、第二十六回国会開会中、昨年九月九日から今日までずいぶん久しきにわたる問題でありまして、その間今日まで委員会の議題とすること実に五回、特に昨年十月三十日、当委員の総意をもって農林大臣に善処方を申し入れ、農林省及び東京都当局のしばしばの言明にもかかわらず、今もって問題の解決を見るに至っていないことは、まことに希有のことでありまして、はなはだ遺憾に考え、ここに重ねて議題にして問題の解決の促進に資することになった次……

第28回国会 農林水産委員会 第12号(1958/03/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(閣法第一〇二号、内閣送付、予備審査)及び酪農振興基金法案(閣法第一一六号、内閣送付、予備審査)を、一括して議題にいたします。  まず、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 これら両法案の審査は、日を改めて行うことにいたします。
【次の発言】 農業協同組合整備特別措置法の一部を改正する法律案(閣法第六四号、内閣提出)を議題にいたします。  この法律案は、去る二月二十八日、衆議院本会議において全会一致をもって可決され、即日当院に送付、委員会に付託されました。この法律案については、去る二月……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/06、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を聞きます。  狩猟法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  この件について、島清君から委員外発言の御要求がございますが、これを許すことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議ないと認めます。なお、政府からの出席者は、林野庁長官、通産省重工業局防衛産業参事官金谷君、林野庁林政部林政課長家治君、指導部造林保護課淺川君、調査官葛君が出席しております。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。   [速記中止〕
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は尽きたものと認め……

第28回国会 農林水産委員会 第14号(1958/03/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第六号)及び開拓者資金融通法の一部を改正する法律案(閣法第六五号)、(いずれも内閣提出、衆議院送付)を、一括して議題にいたします。これらの法律案は、昨日衆議院本会議において全会一致をもって可決され、当院に送付、即日当委員会に付託されました、これらの法律案については、去る二月二十七日の委員会において提案理由の説明を聞いたのでありまして、本日は、まず、これらの法律案の内容その他参考事項について、補足説明を求めます。
【次の発言】 ただいまから、これら両法案の審議を行います。まず質疑に入ります……

第28回国会 農林水産委員会 第15号(1958/03/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  前回に引き続いて、開拓融資保証法の一部を改正する法律案及び開拓者資金融資法の一部を改正する法律案(いずれも内閣提出、衆議院送付)を、一括して議題にいたします。  まず、質疑を続けます。御質疑のおありの方は、御質疑を願います。
【次の発言】 私からきわめて簡単にお伺いし、しかもきわめて簡単明瞭な御答弁を農地局長からお願いいたしますが、不振組合の振興計画は今着々計画中であり、なお農林省において審査しておるであろう、かように思うのでありますが、大体私の考うるところは、その振興計画は、金融とそれから営農と建設事業、これがいわゆる根幹にな……

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/13、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農林漁業団体職員共済組合法案(閣法策一二九号、内閣送付、予備審査)を議題にいたします。  まず、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本法律案の審査は、日をあらためて行います。
【次の発言】 引き続いて繭糸価格安定法の一部を改正する法律案(内閣送付、予備審査)を議題にいたします。  この法律案については、すでに提案理由並びに法律案の内容等について補足説明を聞きましたので、本日直ちに審査を行います。なお、この法律案は、本日午前衆議院農林水産委員会において全会一致をもって原案通り可決されました。  まず、質疑に入ります。御質疑の……

第28回国会 農林水産委員会 第17号(1958/03/14、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  中央卸売市場法の一部を改正する法律案について、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。つきましては、本院規則第百八十条の二により、委員派遣承認要求書を議長に提出しなければならないことになっておりますので、その人選、日時その他の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/18、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  繭糸価格安定法の一部を改正する法律案(閣法第九〇号、内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。  なおこの法律案は、去る十四日、衆議院本会議において全会一致で原案通り可決され、当院に送付され、即日当委員会に付託されました。  引き続いて質疑に入ります。御質疑の向きは御質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御発言もないようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。  御意見のおありの方……

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまか農林水産委員会を開きます。  家畜及び食肉の価格に関する件を議題にいたします。  この件について、堀本委員その他から質疑の御要求がありますので、この際、御質疑を願うことにいたします。
【次の発言】 委員会の途中でありますが、石井農林大臣臨時代理からごあいさつを申し述べたいとの申し入れがありますので、ここで申し述べていただくことにいたしますから、御了承願います。
【次の発言】 質疑を続けて下さい。  それでは、私もちょっと一言局長に質問してみたいと思いますが、私の記憶では、第二次余剰農産物のあれがあったと思う。そうして一昨年だったか、五億の金を芝浦並びに大阪の屠……

第28回国会 農林水産委員会 第20号(1958/03/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  中央卸売市場法の一部を改正する法律案(閣法第一三七号、内閣提出、参議院先議)を議題にいたします。  この法律案につきましては、過日の委員会において提案理由の説明を聞いたのでありますが、委員派遣等の都合もありますので、ここで法律案の内容その他参考事項について、補足説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 この法律案の本格的な審査は、日をあらためて行うことにいたしたいと存じますが、委員派遣等の都合で、ただいまの説明のうち、御質疑の向きは、この際、御質疑を願います。
【次の発言】 それは君、政府委員でなくても、むしろ政府委員の局長よ……

第28回国会 農林水産委員会 第21号(1958/03/25、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまかららら農林水産委員会を開きます。  農業改良助長法の一部を改正する法律案(閣法第一四二号、内閣提出、予備審査)及び分収造林特別措置法案(閣法第一四五号、内閣提出、参議院先議)を、一括して議題にいたします。  まず、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 これらの法律案の審査は、日をあらためて行うことにいたします。
【次の発言】 森林開発公団法の一部を改正する法律案(閣法第一三九号、内閣提出、参議院先議)を議題にいたします。  この法律案につきましては、去る三月十八日の委員会において提案理由の説明を開いたのでありまして、本日は、まず法律案の内容その他参考事項に……

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/03/27、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  森林開発公団法の一部を改正する法律案を議題といたします。この法律案につきましては前回の委員会において質疑を終っておりますので、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もないようですが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより採決に入ります。森林開発公団法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致でございます。よって、本案は全会一致をもって原案通り可決すべき……

第28回国会 農林水産委員会 第23号(1958/03/28、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  地すべり等防止法案に関する件を議題にいたします。  この件については、過般の委員会において、政府当局から一応の説明を聞いたのでありますが、この件について、御質疑の向きは御質疑を願います。
【次の発言】 本件については、この程度にいたします。速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 次に、農業改良助長法の一部を改正する法律案を議題にいたします。本件につきましては、昨日質疑を終了いたしておりますので、直ちに討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、輸出品検査所の支所の設置に関し承認を求めるの件(閣承認第三号、内閣提出、予備審査)を、議題にいたします。  この件、去る三月二十六日内閣から予備審査のため当院送付、即日当委員会に付託されました。  まず、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件の審議は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 分収造林特別措置法案(閣法第一四五号、内閣提出、参議院先議)を、議題にいたします。  この法律案については、過般の委員会において提案理由の説明を聞いたのでありますが、本日は、まず補足説明を求……

第28回国会 農林水産委員会 第25号(1958/04/02、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  分収造林特別措置法案を議題にいたします。  質疑を続けます。御質疑の向きは、御質疑を願います。
【次の発言】 それじゃ……。
【次の発言】 一応ここで、前回の委員会において梶原委員の質問から問題になりました、政府の検討を求めておきました事項について、政府の見解を求めます。  なお、御質疑の向きは、引き続いて質疑していただきますから。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御定言もないようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/03、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水帳委員会を開きます。  中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、予定の通り、お配りしておきました参考人一覧の順序に従って、参考人の意見を伺うことにいたします。  参考人にはお差し繰り御出席いただき、ありがとうございました。なお、参考人に申し上げますが、時間の都合上、御陳述は十分以内に御要約願います。  また、委員各位の参考人に対する質疑は、そのつどお願いいたします。  なお、青山委員から、本日、委員外発言を求められておりますが、これを許すことにいたします。  東京都中央卸売市場長、飯田君。

第28回国会 農林水産委員会 第27号(1958/04/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  この法律案は、去る三月十八日の委員会において提案理由の説明を、また三月二十日に法律案の内容その他について補足説明を聞いたのでございまして、本日から審査を行います。  なお、青山議員から委員外発言を求められておりますから、この際、これを許可することに御異議ありませんか。    〔一異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議ないと認めます。  まず質疑に入ります。御質疑の向きは御質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。   [速記中止〕

第28回国会 農林水産委員会 第28号(1958/04/08、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。本日、柴田栄君が辞任され、その補欠として笹森順造君が選任されました。
【次の発言】 次に、柴田君の委員辞任に伴い、理事に一名の欠員が生じましたので、その補欠互選を行いたいと存じます。  この互選の方法ば、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私から堀君を理事に指名いたします。
【次の発言】 議事に追加して、たばこ耕作組合法案の件について、藤野委員から発言を求められております。ちょ……

第28回国会 農林水産委員会 第29号(1958/04/09、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  養鶏振興法案(参議院議員小山邦太郎君外三十五名発議、参法第九号)を議題にいたします。  本法律案は、去る四月四日発議され、即日当委員会に付託されたものであります。  本日は、まず、提案理由の説明を伺うことにいたします。
【次の発言】 本法律案の審議は、後日に譲ります。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい
【次の発言】 中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題にいたします。他に御発言もないようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第28回国会 農林水産委員会 第30号(1958/04/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更にっいて御報告いたします。  昨日、笹森順造君佐藤清一郎君、及び関根久藏君が辞任され、柴田栄君、植竹春彦君、及び前田佳都男君がそれぞれ選任されました。(「了承」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 酪農振興基金法案を議題にいたします。  質疑を続けます。御質疑の向きは、御質疑を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御発言もないようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、……

第28回国会 農林水産委員会 第31号(1958/04/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  漁業制度調査会設置法案(閣法第六六号、内閣提出、衆議院送付)を議題にいたします  この法律案は、去る三月二十日の衆議院本会議において全会一致をもって原案通り可決され、当院に送付、即日、当委員会に付託されました。  この法律案については、過般の委員会において提案理由の説明を聞いておりますので、本日は、法律案の審議を行います。  まず、質疑に入ります。御質疑の向きは御質疑を願います。  なお、石井農林大臣臨時代理が御出席になることになりますから、大臣に対する御質疑は、その節お願いいたします。

第28回国会 農林水産委員会 第32号(1958/04/15、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。昨日、柴田栄君及び前田佳都男君が辞任され、上原正吉君及び田中茂穂君が選任され、本日、上原正吉君及び植竹春彦君か辞任され、柴田栄書及び佐藤清一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任許可に関する件についてお諮りいたします。堀末治君、満澤俊英書及び鈴木一君より、都合により理事を辞したい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行いたいと存じます。この互選の……

第28回国会 農林水産委員会 第33号(1958/04/16、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから委員会を開会いたします。  請願第十三号外百八十八件を議題といたします。  前例によりまして、速記をとめて御審議願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取計らいます。  速記をとめて。    午後一時十四分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。  それではただいま御審議願いました請願第十三号外六十九件につきましては、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものと決定して御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  なお、本会議における口頭報告の内容及び報告書等……

第28回国会 農林水産委員会 第34号(1958/04/17、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。  本日、清澤俊英君及び佐藤清一郎君が辞任され、戸叶武君及び植竹春彦岩が選任されました。
【次の発言】 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  ただいまから質疑を続けます。御質疑の向きは、御質疑を願います。
【次の発言】 ここで、前回の委員会において問題となりました海外農業移住の金融に対する政府の方針について、政府の説明を求めます。
【次の発言】 私は、本日大蔵省から来ていただいたのは、そういう具体的な数字とか何とかという、そういうことを御答弁を願うと思っておら……

第28回国会 農林水産委員会 第35号(1958/04/18、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) 開会いたします。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 本案につきましては、昨日質疑を終局いたしておりますので、討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですが、討論は、終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより採決に入ります。農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を、原案通り可決することに賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致でございます。よって本案は、全会一致をもって原案通り可決すべきも……

第28回国会 農林水産委員会 第36号(1958/04/22、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。  四月十九日、田中茂穂君が辞任され、最上英子君が選任され、昨日、柴田栄君及び植竹春彦君が辞任され、近藤鶴代君及び西岡バル君が選任。本日、近藤鶴代君及び最上英子君が辞任され、柴田栄君及び田中茂穂君が選任されました。
【次の発言】 次に、柴田栄君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員になっておりますので、その補欠互選を行います。互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第28回国会 農林水産委員会 第37号(1958/04/23、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
【次の発言】 その件に関しては、これから議題にいたすときに懇談いたしたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて。   [速記中止〕
【次の発言】 速記をつけて。  お答えいたします。委員長は、昨日以来、御要求による総理大臣、外務大臣の本日出席を得るべく手続きし、なお、そのほか、できるだけの努力をいたしましたが、諸般の事情で、本日出席がないのはきわめて遺憾に存じます。(安部キミ子君発言の許可を求む)これで次へ進みます。
【次の発言】 速記をとめて。    午後二時十一分速記中止

第29回国会 農林水産委員会 第1号(1958/06/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。昨日、上林忠次君が辞任され、森田義衞君が選任され、本日、小林孝平君が辞任され、小笠原二三男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選挙についてお諮りいたします。上林忠次君が委員を辞任され、理事が一名欠員になっておりますので、その補欠互選を行いたいと存じます。  この互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、私より梶原茂嘉君を理事に指名いたします。

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 私は、今問題になっておる開拓の問題ですが、その開拓政策は、終戦後のどさくさと混乱した時代においては、これは非常なる国のいい政策であって一応の役割を果したと思う。ところが、中途において世の中がだんだん静まってくる、しかし、そのままを農林省は継続いたしておる。のみならず、中途において農林省は政策に非常な誤まりを来たしておると私は思う。これが現在の開拓地区の農民の不振を来たしたゆえんだと思うのであります。というのは、中途において三ヵ年にわたって水の問題を切り離してしまった。開拓地における水の施設は取り合わない。要するところ、満州の畑地農業のみでやっていくというような、とにかく満州と日本……

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農作物の旱害を議題にいたします。  この件については、すでに委員会の問題になり、政府の善処が求められてありますが、本日は、まず、被害状況及びその対策等に関し、最近の事情について、当局の説明を求めます。  なお、この件につきまして、ただいま安田農地局長、清野建設部長、花園農政課長、藤巻統計調査部長、建設省から計画課長、治水課長が出席いたしております。
【次の発言】 なお、官房長から雨害及び霜雪害について、被害状況及びその対策等に関し、最近の事情について説明を求めます。――それでは、被害の状況については統計調査部川長から説明を願いま……

第29回国会 農林水産委員会 第3号(1958/06/24、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) 説明に対する質疑は、日をあらためることにいたしますが、三浦農林大臣におかれましては、せっかく御健闘いただき、農林水産委員会にも努めて御出席願います。  ちょっと速記をとめて。    午後一時五十二分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  午前に引き続き、漁業と水質汚濁防止の件を議題にいたします。  午前の関係当局の説明に対し、御質疑の向きは御質疑を願います。
【次の発言】 本件は、本日は、この程度にいたします。これをもって散会いたします。    午後三時四十三分散会

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/26、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) 農林水産基本政策の件を議題に供します。この件について、前回の委員会において述べられました三浦農林大臣の所信に対し、順次御質疑を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本件については、本日は、この程度にいたします。  ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  ここでしばらく休憩いたしまして、午後二時から開会いたします。    午後零時十七分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  農林水産物資の運賃に関する件を議題といたします。この件につい……

第29回国会 農林水産委員会 第5号(1958/06/27、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。  本日、草葉隆圓君が辞任され、有馬英二君が選任されました。
【次の発言】 昨日に引き続いて、農林水産物資の運賃の件を議題にいたします。  この件について、今回、国鉄において公共政策割引の削減を企図されているようでありますので、これが農林水産物資の運賃に及ぼす影響を重視し、昨日の委員会に営業局長の出席を求め、その意図について説明を聞いたのでありますが、本日重ねて国鉄首脳者の出席を求めて説明を聞くことにいたしております。  まず、国鉄当局の意図について説明を求めます。  なおこの件につい……

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/07/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  繭糸価格の安定に関する臨時措置法案を議題にいたします。この法律案は、去る六月二十五日の本会議の議題となり、農林大臣から趣旨の説明がなされたのでありますが、去る六月二十七日衆議院において政府原案通り可決され、当院に送付、即日当委員会に付託されました。  本日は、まず、あらためて提案理由の説明を求めることにいたします。
【次の発言】 ただいまからこの法律案の質疑に入ります。  御質疑の向きは御質疑を願います。  なお、補足説明の必要があれば、この際、簡単に願います。
【次の発言】 御質疑を願います。

第29回国会 農林水産委員会 第7号(1958/07/02、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。昨日に引き続いて、繭糸価格の安定に関する臨時措置法案を議題にいたします。質疑の向きは御質疑を願います。
【次の発言】 それは、政府がそういう調べをして出せばいいじゃないですか。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  では、ここでしばらく休憩いたしまして、午後一時から再開いたします。    午後零時七分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  午前に引き続き、繭糸価格の安定に関する臨時措置法案を議題にいたします。  御質疑の向きは御質疑を願います。

第29回国会 農林水産委員会 第8号(1958/07/03、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。昨日、有馬英二君が辞任され、小山邦太郎君が選任され、本日、田中茂穂君が辞任され、伊能芳雄君が選任されました。
【次の発言】 繭糸価格の安定に関する臨時措置法案を議題といたします。  本案につきましては、昨日質疑を終局いたしておりますので、この際、お諮りいたします。東委員から委員長の手元に修正案が提出されておりますので、本修正案を議題といたしますことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、東委員より修正案の趣旨説明を願います。

第29回国会 農林水産委員会 第9号(1958/07/08、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。  七月五日、小山邦太郎君が辞任され、有馬英二君が選任され、七日、仲原善一君が辞任され、木暮武太夫君が選任され、本日、田中啓一君及び木暮武太夫君が辞任され、左藤義詮君、仲原善一君が選任されました。
【次の発言】 酪農の件を議題にいたします。  乳牛の需要期にかかわらず、最近、乳価の低落及び市乳の拒否等の事態が起り、酪農対策の拡充が強調されているのであります。本日は、この件を問題にして、まず、農林当局から最近の乳価事情及び政府の対策について、簡単に説明を求めます。

第30回国会 農林水産委員会 第2号(1958/10/02、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 国土開発を行う縦貫自動車道については、われわれもすみやかな促進をこい願っているのでありますけれどもが、農地と非常に関係がある、非常にたくさんの農地をつぶされる、これはやむを得ないとして、しかも、農地の整備をした、農地の整備が終った所を、いわゆるそれを横断するので、全然農地としては、最初の目的を達することができないというので、きわめて直接に影響するところが広範囲な農地にわたってくる。この問題が非常に重大な問題であると思う。この点についてどういう――農民はそれを非常に心配して、政府はどんな措置をとるだろうかという心配をして、あるいは農林省に、あるいは公団に、あるいは建設省にいろいろ陳……

第30回国会 農林水産委員会 第3号(1958/10/03、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 私が昨日質問した趣旨は、従来農民に対して窓口が建設省、公団及び農林省というようになって、おのずから工事の性質によって、いわゆる公団が受くるべき性質の問題、あるいは農林省が受くるべき性質の問題、おのずからこれは明らかなのです。しかるに、政府側において、きわめてあいまいだというようなことで、今まで農民が非常にとほうにくれておる。せっかく上京してきても、この言葉が適当であるかどうかは別として、見ようによっては、おのおの関係省がなすり合いというような気持を農民に抱かすということが、最もこれは道路をわれわれは急速に竣工さすというのには異存はないのだけれども、その点に非常に欠陥があるから、そ……

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/16、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連して。この農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案、これはたしか昭和二十六年に改正されたように記憶いたしておりますが、二十六年以来、年々の災害でこの法律に非常に欠陥があるということを発見したんです。災害のたびに、農民並びに地方自治体の市町村長は、その一つは、十万円以下の問題、これに対しては市町村が起債をすることができるように法律改正が今年度なっておるのだけれども、自治庁に行けば、予算のワクが少いので、というようなことを言う。それがために市町村長は、農林省のもう一つ残されているのは、いわゆる自作農の資金ということで、市町村長は自作農資金の……

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/24、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 これはどうもはっきりせぬのだが、簡単にいえばこの特種、種漁港指定ということは国営でやるということですか、農林大臣が計画々立てるにしても、県が立てても、やはりそれを農林大臣が審査して、農林大臣が納得いかなければそれを認可しておらぬのが今までの行政じゃないか、だからこのねらいは、はっきりそういう特定のものは国営で計画を立て、国営で施行すると、こういうことなんですか、そこまでいかぬのですか。


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 僕は、国鉄からそういう事務的な職員でなしに――今まで、あるいは営業局長とかなんとかいう、そういう事務的な職員にはしばしばいろんな質問もしておるので、これはやはり総裁とかいう責任ある者の見解が聞きたい。なお、ここで私がそう言うのは、そういう事務的なことを聞くんでなく、またその段階でないので、とにかく農業政策の根本において、どうしても国鉄の運賃なるものは、今の制度を継続していかねばならぬという、この根本的な問題である。だから、そういう意味において、まああとから来られるならばそれでけっこうですけれども、それがおそらく私はこの委員会の重点だろうと思う。その点に非常な見解の相違があるという……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1959/09/10、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 ちょっと補足して。今、岐阜県の平坦部の約三千町歩の水害の話ですが、これは田中君の述べた通りのような状態に近い。しかし、米は一粒もできない。それからもう一つ私がつけ加えて申したいことは、非常に個人の財産がもう壊滅しておる。たとえていえば、家屋等の壁も落ちてしまうというような、また家財道具というようなものも全部消滅してしまうというような状況ですから、やはり経営面積を単位にするということは一つ考えてもらいたい、その状況によってですね。この点を一つつけ加えておきます。
【次の発言】 それからもう一件落しておりましたが、やはり岐阜県のような平坦地の問題ですが、とにかく一粒も今年度の収穫がな……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1959/09/28、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連。イモ類の今年度の価格決定については、いろんな方面から議論をいたすことができようと思うのでございます。あるいは俵の価格の問題あるいは今、森委員が発言せられた労金の問題等、いろんな方面から議論すれば議論の余地はあろうと思うのでございますが、最も重要なる影響を及ぼす問題は今年の作況にあろうと、その見積りにあろうと私は思うのでございます。ところが、今年の作況は昨年の作況よりも上回った結果を出していることを仄聞いたしておるのでございますが、ところが、今年の農林省の作況の基本となるものは、九月一日を現在として統計事務所の報告によって集計いたしたものである、この点が非常に問題になるので、……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1959/10/12、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 今、自作農資金の問題か出たから、ついでに僕の希望なり、農林省の考え方をお伺いしたいと思います。たしか自作農資金のワクは二十万円が限度だったろうと思います。二十万円までにまだ達しておらない農家に対しては貸されるということであった。ところが、中には特に開拓農家というようなものは限度に来ておりやしないかというように私は考える。お前さんは限度に来ておるから今度の金は貸せぬと、こう簡単に今度の問題を割り切ることは私はできないと思う。そういう意味において少くとも特例を設けて、その限度のワクを私はこの際は、このたびの大災害に限ってその限度を拡張せねばならぬ、こういうような考えを持っておるのだが……

第33回国会 農林水産委員会 第2号(1959/11/05、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連して。今の議題になっておる問題で、農作物の減収というものは、この激甚の区域の指定の基準としてこのたびは考慮いたしておるかどうか。
【次の発言】 これは二十八年においては、たしか、いろんな方面から激甚地の基準をきめた、そのどの方面の場合できまった基準であっても、いわゆる高率の補助を適用した、私はこういうように記憶いたしておる。単に農地及び農業施設の復旧事業費をその被災農家の数で割った――当時は三万円ですか、三万円以上というこの一本ではなかった。いろいろな方面から激甚地の指定の基準を設けて、その基準に合ったものは、どれに該当しようとも、九割の高率補助をやった、こういうように私は考……

第33回国会 農林水産委員会 第6号(1959/11/13、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 どうもおそくて相済みませんが、大臣がお見えになったから、この前にここでも仲原委員が質問になったそうですけれども、この昭和三十四年九月塩害の法律ですが、これに事業が、「かんがい排水施設」とか、いろいろ四つばかり法律に載っている。ところが、一つ落ちている。重大な、最も重大なことが落ちている。これは一般的にいえば、塩分を含んだ物体が――うんと稲が腐って臭気ぷんぷんたるわけです。この塩分を片づけねばならない。それを土壌に埋めまして、これは少々の塩害を防止したところで、なかなか全部は抜け切れない。これは二十八年の九州の災害にはなかった。というのは、地勢が違うので、九州の災害はそういうところ……

第33回国会 農林水産委員会 第8号(1959/11/19、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 大体了解いたしたのですが、第二及び第三条のこの元利を償却するとその残余の負担分、たとえば農地及び農業施設でいえば、農地で例をとれば百分の五十、そのあとの百分の五十に対する、いわゆる負担分に対する起債というものが、また別途に、これは例年の通り起債を許可するかどうか、その点を一つ。
【次の発言】 第二の公共土木施設の今の自己負担分、しかし、今のなには、町村が今度はやるのですから、事業主体だから、従来の行き方とは根本的にこれは変わっておるんだから、だからそこに、この従来通りの今の回答ではちょっと筋が通らぬと思う。そうすると、第二の公共土木事業の町村のいわゆる助成を受けない部分、元利償却……

第33回国会 農林水産委員会 第11号(1959/12/03、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 今の問題ですが、ただ水産庁の問題に限らず、農林関係の節約分に対する資料を一つ委員長から申し込んでおいていただきたい。今度の委員会までに、それは目くらいまで、細目くらいまでに分けて、そうしてよくわかるような調書を一つ申し込んでいただきたいと思います。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第1号(1959/10/29、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 委員長の互選は、成規の手続を省略して、選挙管理者にその指名を一任するの動議を提出いたします。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第3号(1959/11/04、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 簡単に……。文部省関係の立法のみならず、このたびの臨時立法はみな災害の激甚地域、あるいは特定地域というような地域を規定いたしておるのでございますが、これは法案が出てきたときに十分審議しなければならぬと思っております。このいかんによって、国がどの範囲において高度の援助をするかということがきまるので、最も大切だと思うのですが、大体追加予算の概数ですけれども、これも計上いたしておりますし、文部省といたしまして、どこにこの特定の区域の基準を置くか、こういうことを一つ承りたいと思うのでございます。あるいは全壊はこうする、半壊はこうすると、こういう出方、きめ方ならば、まあわれわれも大体わかる……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第5号(1959/11/06、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連して。その点、大蔵省十分考えてもらわなければならぬ。ややもすると、従来の経過から見れば、一応きめたらそのワクの中におさめるべくこれは厳命して、非常にきつい査定をするとか何とかいうことが、われわれの耳に災害ごとに入る。だからここには、まあ今の予算を組む基礎というものは、それより、大蔵省が置いた基礎によるよりほかに方法はないと思います。が、少くとも十四号、十五号は七割というものがまだ査定になっておらぬのだから、だから一つ、今、森委員の言うように、御意見のように、気持にもゆとりを大蔵省持っておらねば、これは非常な問題になると思うのであります。だからそういう意味において、一つそういう……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第9号(1959/11/12、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連。今の問題は重要な問題でして、実は、だいぶ議論を食糧庁とやったのでございますが、裏日本、表日本、九州という所で皆出来秋が違うのです。それで、とにかく収穫せねば払えぬということは現実的な問題であるのです。そういう解釈に間違いがないように、あるいは来年の十一月の末とかというように切ってもらえば、これは日本全国十二月になって収穫しておらぬ所はないのだから、そういうような意味に考えておいていいですか、その点一つはっきりさしておく必要がある。
【次の発言】 そうすると大体わかったようなんですが、各地帯でおのおの異なるということになる、それから地帯と申しましても、たとえて言えば富山県は、……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第10号(1959/11/13、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 八十万円の限度、八百万円の起債の限度、この点が、今承るところによると、文教、農地あるいは公共土木の小災害の合算ということを言われたのですが、合算ですか。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第11号(1959/11/16、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 当委員会でも当初から問題になっておるのでありまして、それは当委員として私はもっともだと思います。明後日なんかと言わずに、大蔵省へもずっとこの委員会の意向を伝えておりますから、明日に出してもらいたい。明後日というようなことでなしに明日。そうでなければ当委員会の審議の進行状態にも非常に影響する。われわれも非常に困る。今夜徹夜しても明日と御答弁をお願いします。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第12号(1959/11/17、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 省別に説明していただきたい。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第16号(1959/11/24、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 そうすると、塩分を含んだ腐った稲が堆積しておる、それでこれを除去する行為に対する助成はせぬが、そうすると、従って水量というようなものも非常に多く使用しなければならぬ。だかうそういう特別な施設に対しては助成すると、こういうことになるんですか、こう了承していいのですか。
【次の発言】 どうもはっきりしないのだが、そうすると、農地局の見解は、この塩分を含んだ稲を水田にすき込んでも除塩の目的は達する、あるいはその塩分を含んでおる稲を水で洗浄してそしてすき込んでも除塩の目的は達する、こういうお考えですか。
【次の発言】 そうすると、第二段階に、それに対する水量、塩を洗う水というようなものは……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第17号(1959/11/25、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 査定官の問題が出ましたので、ちょっとお伺いしたいと思うのですが、このたびの災害も、やはり財務局、大蔵省の財務局が一緒に行って査定をしておるかどうか。こういう習慣は、二十八年のこの災害後にそういうことが生じたので、これは今御答弁の中にあったように、二十八年には非常に机上の査定が多かったというようなことで、結果的に見て非常に欠陥が生じてきたというようなことで、こういう制度が起こったのだろうと思う。今承れば、大体一〇〇%の現地査定をしておるというお答えであるのでありまして、それでこの財務局の関係の、一緒に行く査定官が、どういう仕事をしておるか。それから、こういう方々がそういう査定をする……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第18号(1959/11/26、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 これは当然だろうと思うのですが、私はむしろ議会でこういう修正を受ける自治庁がどうもどうかしているのじゃないかと考えるのであります。二十八年度災害でも当然この激甚地地域には小災害といえども高率補助の適用をしているというようなことから考えると、これはちょっとミスであったのか、あるいはこういうことに気がついておりながらも、この修正前のこの法律案を出したのか、あるいはちょっと抜かっておってそういうことが気がつかなかったのか、その点どうも私不思議でならぬのでお行いいたしたい。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第20号(1959/11/30、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 農林水産小委員会における審査の結果について御報告申し上げます。  本小委員会は、内閣提出の昭和三十四年九月の暴風雨により塩害を受けた農地の除塩事業の助成に関する特別措置法案外五件の農林水産関係法案について、慎重に審議いたしたのでありますが、各小委員におかれましては、終始熱心に政府に対し質疑がなされたのであります。その詳細は会議録に譲ることにいたしまして、以下簡単にその内容について申し上げます。  除塩事業の助成につきましては、被害わらの除去に必要な経費をも除塩事業の対象とし、灌漑排水施設の新設の場合には恒久的な施設についても考慮をはらい、また、土地改良区の管理費等に対する助成につ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第21号(1959/12/14、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 除塩作業の問題ですが、これはさまったあとの農林省の見解で、稲わらを除去せぬでも除塩できると、こうはっきりここで答弁をした。それでまあその問題は一応解決したのですが、どうも地元の農業関係、まあたとえて言えば、農業普及員とか、あるいは改良員、あるいは農務員というような地元の見解はそれではいかぬ、こういうふうな逆の見解をとっておるように私は聞いている。それでこの問題はもう少し思想を統一して、はっきり地元の農業関係においても、こうやればそのままに稲わらを除去せぬでも、塩害除去に、防止に対して影響がないのだということを農林省は徹底させ、納得させる私は必要があると思う。ただここで答弁して、答……

第34回国会 農林水産委員会 第8号(1960/02/23、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 これは、この予算の衝に当たった農地局長がちょっと考え方を間違っておったのじゃないかと思う。いやしくも、そういう大蔵省と取りかわしをしたということは、あるいは口頭で取りかわしをしたのか、文書で取りかわしたのか、その点もあとでお答えを願いますが、三分五厘の融資は、三十五年度は六十三億が九十億というきわめてひどい伸びをいたしておりますけれども、おのずからこの融資を使う団体営事業は、多少例を申し上げますれば、国営事業をやっておって、その次に県営事業、その次に団体営事業をやって初めて農家が利益を得るということであるのでありますが、それが跛行的に、国営事業は進んだが、あるいは団体営事業は非常……

第34回国会 農林水産委員会 第10号(1960/03/01、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 私はこの七カ年というものは意味がないように思う。それで、これは一つ農地局と相談して、今年度の予算で今着手しておるものが何カ年で完成するかということを示す数字を、表を一つ出してもらいたい。この七カ年ということは、三十四年度、今年度から農林省は県営事業を七カ年に上げるという要求をしている。三十五年度の予算もその通りなんです。ところが、それは要求だけで、結局その要求を満たしておらないのだ。そこへもってきて今言うおおむね七カ年に完成するから七カ年の据置期間をここで法律できめるということは、私どもは将来、今までの行き方を考えてみると、やはり生産が上がってから償還に入ろうという考え方なんだか……

第34回国会 農林水産委員会 第33号(1960/05/28、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 今私がこれから質問しようとしていることは、あるいは時間的に多少無理かというようにも考えられますが、この災害に対する国の助成というようなものをこれから審議をいたしていくことになるのですが、伊勢湾台風という近い例があるので、それをかりに例にとってみることにいたしまして……。農林省関係において、もちろんこの数字も、これはただ地方庁から報告を受けた数字にとどまるのでありまして、これからこれを確認していくことになるのでありますが、直珠みたように、これは伊勢湾台風の例によると、国の直接の支出の措置はなかったように私は考える。そういうことで、今のこの数字で、かりに伊勢湾台風の例をとってみるとし……

第34回国会 農林水産委員会 第36号(1960/06/17、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 伊勢湾の対策で漁船に対する対策は、農林省は結果的に見ると非常に失敗している。たとえていえば共同の利用ということを目的として、それが主になった施設があったのでありますが、たとえて申しますれば、三トンの船を所有しておった漁民が三人の場合、そうすると九トンの船になる、九トンの船を新設してこれに対する助成をやっておるならばこれは当然です。そうして三人共同使用するというのは当然です。だが、実際の結果を見るとそうじゃない。今のたとえて申し上げました例によると、三人で三トンの船新造に対して何した、どうしてそういう結果になったかということをただしてみると予算の範囲で、できなかったからそういうふう……

第34回国会 農林水産委員会 第39号(1960/07/12、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 湿田単作法あるいは急傾斜に関する法律あるいは特殊土じょうに関する法律等、これに類似した法律が御承知の通りあるのでございますが、これは何年で終了することになっておりますか。
【次の発言】 私の記憶によると、今、局長の答弁の通りだろうと思うのです。そのときの期限延長は、おのおの終局の年度をそろえて、そしてここで総合的にそういうものを包含した立法を確立する、こういう方針で御説明もあったし、われわれもそういう考えのもとに法案の延長を認めたように記憶いたしております。ところが、このたびの法律、今上程せられておる法律は、五カ年延長ということになっておりましてそのときの趣旨からいうと全く異なっ……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1961/09/01、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 ただいま石谷君からいろいろこの計画に対する根本の問題の究明があったのでございますが、これは非常な専門家で、私らも先生の質問に対して、首肯できる部分が非常に多いのです。まず第一に国内消費の見通しですが、三十六年、三十七年の需給関係において、この表で見通しが出ておりますが、これはやはり三十五年の現存の木材の需要を基礎に置いた推定で需要がそうなっておるのか、あるいは経済成長の〇・九という、これを基礎にしてお立てになっておるのであるか。御承知のように、今設備投資の過剰で、政府は設備投資に対して非常にこれを抑制すべくあらゆる努力をいたしておるのでございますので、その点を一つお尋ねいたしたい……

第38回国会 農林水産委員会 第25号(1961/04/04、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 この小災害について二十八年の大災害以来、だから二十八年は助成金で出したのですが、二十九年以来特別の措置をとったのは何回あるか。何年に特別措置をとったか。しかもその方法は元利補給制度をもって特別の措置をとったのが何回何年度々々々にあるか、まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 そうしますと、このたび三十五年度いわゆる三十四年度の伊勢湾に続いて三十五年度の災害が生じたのでございます、それはやはり伊勢湾台風の被害地域を主とした災害であった。それがために三十五年度の災害も三十四年度の特別措置に準じた取り扱いをいたすことになって、今回農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関す……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/20、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 ちょっと簡単に田畑さんに御質問いたしたいのですが、要約すると、あなたの御意見は、官行造林は非常に喜んで工合よくいっておった。今度は公団でやるというと、それに不安がある、どこということはないが、新しいものだからというような反対、結論的にいえば、というような反対意見だったろうと思いますが、そうですか。

第38回国会 農林水産委員会 第46号(1961/05/19、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 それは一つ休憩してもいいでしょう。休憩してお話し合いをして下さい。

第38回国会 農林水産委員会 第53号(1961/06/01、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 関連。今の問題でちょっと考え方をお尋ねしたいのですが、これから所得倍増が進むにつれて、農地が、目的変更で、あるいは道路とか工場敷地とか、あるいは宅地とかいうように他に転用せられる部分が多いだろうと思うのですが、もちろんこれは奨励すべきでないけれどもが、しかながら、一方でまたこれを農林省が強力に抑えるということも、私は国家的の高い目から見たらできぬだろうと思うので、問題が生ずるのは、今の国家が特別に農地として助成をしたのでございますから、これは今お聞きすると、工場敷地になる場合に、国家が投資した部分だけは一時的に国に返還をするところもあるというように承っておるのでありますが、これは……

第39回国会 災害対策特別委員会 第6号(1961/10/27、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 私はこの災害、単に災害復旧のみならず、すべての公共事業を予算執行する上において、今の経済状況、いろいろな環境を勘案して、政府はどういうふうな心がまえをいたしておりますか。こういうことを総括的に御質問申し上げたいのでございます。それがために各省の公共事業にわたった質問となろうと思う。あるいは政務次官では御答弁できないかと思うのですけれども、そういう場合には、一つお帰りになって、関係各省の大臣が相談の上で、次の委員会で御回答いただけばけっこうと思います。と申しますのは、私が申し上げるまでもなく、この災害予算も従来の、いわゆる資材あるいは人件費等の単価で、予算ができておると私は思ってお……

第39回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1961/12/08、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 もう十二月末でこのたびの話し合いはどうなっとるですか。まだこれから口火を切るところかね。
【次の発言】 これは予算編成も一緒だし、これはすぐ、あすと言わずにきょうからでもお始めにならぬといけぬと僕は思うのだが、お考えはどうですか。

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/08、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 時間もだいぶきておりますが、一言私も質問なり、意見を述べたいと思います。  今小笠原君の発言の中にあった緊急開拓の議題の、いわゆる負債を終戦処理としてすみやかにやれ、これは私は当然だろうと思います。緊急開拓の入植は、御承知のように、農業の経験のない人も、あるいは空襲によって、例を言えば浅草のすし屋も、あるいは魚屋もというように急速に開拓地に入植したものです。そして開拓農協が負債をして、個人がその負債を受けておって、世の中が静まるに従って、すし屋はいわゆる元の職業にかえってくる、職業の腕のある者は競うて皆もとの職業についた。これは私は悪いことはないので、それが普通なんです、それはそ……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 議院運営委員会 第2号(1962/08/10、6期、自由民主党)【議会役職】

○副議長(重政庸徳君) 私、このたび副議長に選任せられまして、責務の重大なることを痛感いたしております。きわめて微力でございますが、職務を全ういたしたいと念願いたしておりますので、どうか皆様の御指導御鞭撻をお願いしたいと思います。(拍手)

第48回国会 議院運営委員会 第20号(1965/04/27、6期、自由民主党)【議会役職】

○副議長(重政庸徳君) 私、ただいま議長から御発言がありましたとおり、自発的にこの際辞任する意思はありません。議長にある期間御迷惑をかけることを遺憾といたしております。
【次の発言】 ただいまいろいろ御発言がありましたが、議長の御了解も得ておりますし、なおまた、いまの議長の副議長の時代には、そういうふうに御辞任になったのですが、その前に二色のなにがあるのです。そういうことからいうと、私個人は、いま申し上げました意思は変わらない。その間に党内においていろいろの意向が一致すれば、それは私も意思をひるがえすにやぶさかではないと思います。
【次の発言】 自分のことで、なかなかここで――最初申し上げたの……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第2号(1953/08/04、3期、自由党)

○重政庸徳君 極めて簡単にお伺いいたします。今問題になつたこの地すべりの第五条の適用は、従来建設省及び農林省関係で従来各々の所管は砂防工事をやつておつたのであります。これは両省に適用になるのですかどうか。

第23回国会 地方行政・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/12/14、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 政府委員が来ておらなければ質問したってちょっと困るのですが……。
【次の発言】 臨時地方財政特別交付金の百六十億円は、地方財政措置の必要額の百八十八億円の中から地方負担の二十八億円を差し引いた……、いわゆる百八十八億円と決定いたしておられるらしいのですが、これはどういうことになっておりましょうか、どういう意味で……。
【次の発言】 われわれが想像するには、ただ単に地方交付税の三%を算出の基準にしたように考えるのですが、そうするとほんとうに必要な、措置せなければならない必要額はどのくらいになっているか。
【次の発言】 そうすると百八十八億は、必ずしもそれだけなければならぬというもの……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/17、4期、自由民主党)

○重政庸徳君 政府あるいは提案者は見えておりますか。
【次の発言】 それでは、まず第一番に、この法律の提出の過程についてお伺いいたしたいのでございます。この法律は、聞くところによると、昨年鳩山内閣のときに、衆議院に提出になって廃案になつたように聞いております。ところが、農林水産委員会の質疑の過程において厚生省は、閣議の決定を経たと、こういう答弁があったのでございますが、いろいろ質疑の結果、実は鳩山内閣の閣議の決定であったという御答弁があった、なお、その後調査してみまするに、この提案の賛成者は非常に多数衆議院で調印いたされておりますが、その賛成者名簿も昨年の場合における賛成であつて、今議会に関す……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 風水害対策特別委員会農林水産小委員会 第1号(1959/11/28、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(重政庸徳君) ただいまから、風水害対策特別委員会農林水産小委員会を開会いたします。  最初に、小委員の変更について御報告いたします。本日仲原善一君が特別委員を辞任し、藤野繁雄君が選任されました。直ちに小委員に指名いたします。
【次の発言】 昭和三十四年九月の暴風雨により塩害を受けた農地の除塩事業の助成に関する特別措置法案(閣法第二号)外五法案を議題といたします。  まず、天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定持置法の一部を改正する法律案(閣法第十九号)の衆議院における修正点について、政府当局から説明を求めます。

第34回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1960/03/23、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 河川と利水の問題ですがね、河川改修及び砂防というものは、河床を下げる。土砂の流入を防ぐ一方、利水は、だんだん河床が上がるので、取り入れ口を上流に向けて移動するというような仕事が非常に多い。  ところが、今度河川改修、底をやると、河床が下がって、その取り入れ口では水が入らぬというので、また今度は土にいくというような、非常に不合理なことが長年繰り返されておる。これは、河川改修の結果によって、そういう現象を来たす。  ところが、同時にそういう現象がくれば、当然付帯工事として施行できるのですけれども、同時じゃない。河川改修が終わった時分に、徐々にそういう効果が現われるので、だんだん河床が……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1960/03/25、5期、自由民主党)

○重政庸徳君 時間の関係で、私、向こうへ行かなければならぬですが、農林大臣の農業政策に関しては、私十分承知いたしておりますので、そういうことでなしに、現実の問題を一つ、お尋ねよりも御意向を承りたいと思います。実は、一昨日の建設関係の本分科会でも、私は御意向を聞いたのですが、これは農林省の方にも申し上げておかなければならぬ問題であるので、重ねて申し上げますが、このたびの五カ年及び十カ年計画の特別会計に属する治山治水の計画に関連したことで、私が御質問したいのは治水と利水との関係で、利水は農林省が大体受け持って、治水は建設省と、こういう関係であるのでありますが、従来土地改良、用水の関係を考えてみます……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

重政庸徳[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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