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石原慎太郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

石原慎太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは石原慎太郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。石原慎太郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第60回国会 外務委員会 第2号(1968/12/20、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 外部大臣に御質問いたしますに先立ちまして、このたびの御母堂の御逝去を心からお悔やみ申し上げます。  いままで比較的ショート・レインジの質問が多く出ましたのですが、私ここでごくロング・レインジの質問をさしていただきたいと思います。これは決して観念論、理念論ではございませんで、いかなる将来の問題も今日の外交がそのいしずえというものを築いていくわけでありまして、すなわち、これからの外交、新しい核時代における日本の外交の基本的な問題についてお尋ねしたいと思います。  いままで、戦後冷戦の基調をなしてまいりましたイデオロギーの対決が非常に緩和されまして、多様化の現象が強くなり、そしてまた……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1969/06/20、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 幾つかの問題について、大臣と関係政府委員の方々にお伺いしたいと思います。  日本のロケットというのは、どうも世間一般のイメージでいいますと、いかにも上がらないイメージが非常に強い。何か、打ち上げても軌道に乗らなかったり、失敗というイメージが強い。これに対して政府なり関係者のPRが非常に不足していると思いますが、大まかに御質問いたしますけれども、その後日本のロケットの打ち上げの準備というものは、思惑どおりのピッチで進んでおりますでしょうか。もし進んでいないならば、幾つかの障害があると思いますけれども、そのおもなる障害はどのようなものか、いま一度お伺いしたい。

第61回国会 外務委員会 第10号(1969/05/08、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 社会党の委員が御質問なさいました質問に関連いたしまして、二つだけ御質問させていただきます。  一つは、イギリスの外相との会談の内容についてでございますけれども、イギリスが七一年にスエズ等から撤兵し、ポスト・ベトナムのあとのデザートなアジアというもの、さっき大臣は紛争ということばを使いましたが、紛争が起こるかもしれない、あるいはそのあとのアジアの経営というものに関して、会談のときにイギリスの外相がどのような期待、どのような懸念、どのような予測をされましたか。できれば詳しくお伺いしたいと思います。
【次の発言】 イギリスの期待については私も想像できると思いますが、いまおっしゃいまし……

第61回国会 外務委員会 第14号(1969/06/17、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 いろいろお尋ねしたいのでございますけれども、時間の制約がございますので、骨子になります沖繩返還問題の前に一つだけ御質問させていただきまして、なお時間がございましたら、いろいろお聞きしたいと思いますが、先般、西ドイツの大統領キージンガー氏が訪日されました。訪日の前に、現地の報道では、訪日の目的の重要なものの一つに、核拡散防止条約について、同じ条件にある日本との話し合いということが報道されておりましたが、ドイツはオランダと共同でガス分離方式の濃縮ウランの開発というようなことも共同でやろうとしておりまして、これはまた核防条約違反ではないかという声もございますが、この間の大統領と総理と……

第61回国会 外務委員会 第19号(1969/07/10、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 ちょっと関連質問さしていただきたいんですが、いま大臣が査察ということをおっしゃいましたけれども、これはつまり非保有国が保有国に対する査察という意味でおっしゃられたのですか。
【次の発言】 そうすると、それは愛知大臣個人の核散防なりに対する一つの基本的なもののお考えと解釈してよろしいですか。

第61回国会 予算委員会 第14号(1969/03/15、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 古今東西、国家が秩序ある国家として存続しますためには絶対な必要条件が二つあると私は心得ます。その一つは国内において完全な治安を維持する、第二は国外に対して完全な防衛を果たす、つまり何を何に対していかに守るかという問題でありますが、わが国の日本にはそのための非常に法的なあるいは心理的、感情的な規制がさまざまございまして、これは思うように行きません。たとえば防衛に関しましては、わが国だけで国を守るべきである、あるいは守るべきでないかというような、こっけいな議論さえ存在いたしております。こういった問題につきまして、今日起こりつつあるいろいろな事態と照らし合わして、われわれはその反省期……

第63回国会 外務委員会 閉会後第1号(1970/06/11、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 ただいま西村委員の御質問がございましたが、日本の対外援助を見ますと、非常に消極性が感じられる気がいたします。今回のペルーの災害援助だけでなしに、いままで日本が方方にやってきました対外援助を見ましても、非常に量も少ないと同時に、何といいますか、効率が非常に悪い印象、効果もあがっていないという気がいたします。たとえばカンボジアに対する援助、あるいはベトナムの戦後復興に対する援助、当然考えられる問題であると思いますけれども、ここらでひとつ、いままでの日本の対外援助というものをいろいろな点で検討、反省されて、たとえば一つのモデル・ビルディング――非常に印象もよく効果も実質的にあがるとい……

第63回国会 外務委員会 第4号(1970/03/17、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 私、次回に質問させていただくつもりでおりましたが、ちょっとその前提になるような御質問を二、三させていただきたいと思います。  その前に、一つだけ、いささか次元の低い質問といいますか、お願いをさせていただきたいと思いますが、私、先般、私が責任者をしておりますエベレストの登山隊が、そのプロジェクトがネパールの万博に関係ございますので、ネパールまで行ってまいりました。そのときに痛感いたしましたのですが、向こうにございます在外公館が、私たちの探険隊を含めて八つの登山隊が、今日ネパールを非常ににぎわしているのですけれども一、これのトレッキング・パーミット――登山許可証といったものが非常に……

第63回国会 外務委員会 第7号(1970/04/14、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 大臣にお伺いいたしますが、一部予算委員会での質疑応答に重複する部分があるかと思いますけれども、御了承願いたいと思います。  日本航空機のハイジャック事件によって実は問題の本質的な重要性がいささか相殺されたうらみがあります。ソビエトの空海軍による日本近海の演習の問題についてお尋ねしたいと思いますが、大体の推移を見ておりますと、事件がほとんど突発的に起こり、しかも、何らの公式の通知を受けることなく、これが起こった。日本の外務省がソビエトに大使を通じて抗議をし、その効果があったかどうか、とにかく演習が突然また全面的に中止をされた、そういう経緯をたどったわけでありますが、外務省として正……

第63回国会 外務委員会 第11号(1970/05/09、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 たいへん限られた時間でございますが、いろいろお聞きしたいことがございますので、時間の許す限り問題をたばねた形でお伺いをしたいと思います。  まず、最近非常に問題になりました日中覚書貿易に関する共同声明についてお伺いをしたいと思いますが、これは自由民主党の中でも非常に大きな問題になりました。しかし、ここでは私はむしろ党の問題としてよりも、党の総裁である佐藤総理よりも、一国の日本の総理大臣という立場でお答え願いたいと思います。  私が属しております自由民主党という政党は、総理はあまりよく御存じないかもしれませんが、はなはだ、こういう党の重大な問題について、私のようにあまり資格のない……

第63回国会 外務委員会 第12号(1970/05/12、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 ちょっといまの関連ですけれども、外務大臣、御存じかどうか知りませんけれども、日本に昔金田というミドル級の拳闘の選手がおりました。これはどういう意思でか知りませんが、自分で望んでか、あるいは家族の者に引き連れられてか知りません。北鮮に帰りました。しばらくして、たしかラオスであったと思いますけれども、共産圏のアジアの競技大会があって、プロの選手なのに、どういうわけかアマチュアの資格でこれに参加しましたときに、現地の日本の公館に亡命を申し出てきましたが、結局、大使館はこれを非常ににべない形で向こうの官憲に渡して、その後この選手は行くえ不明になっている。御存じのように北鮮の憲法の十二条……

第65回国会 外務委員会 第6号(1971/03/16、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 日中問題について少しお尋ねしたいと思います。  新聞の伝えるところによりますと、自由民主党の総務会はやはりこの問題についての態度表明をしないということにきまったようでありますが、まあ与党がそういう態度を表明しないと、政府もおのずと自分の姿勢というものをはっきりされにくいと思いますけれども、ただ私は、やはりこの日中問題に対するこちら側の原則を示すといいますか、こちら側の姿勢を示す時期に来ていると思う。それをしませんと、やはり見えざる国益というものが失われていくというおそれが非常にいたします。ここで、いまこの場で大臣の口から原則というものまでも引き出すことはできないと思いますが、い……

第65回国会 予算委員会 第3号(1971/02/10、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 おもに日中問題と防衛問題についてお伺いいたします。  日本のことしの政治は、どうやら中国型インフルエンザにかかっておるようでございまして、いまだに適当な免疫を持っていないんで、非常にかかり方が患者としてへただという感じがいたします。日中問題は非常に重要でございまして、過去の日本の歴史を見ましても、これが大問題になったときには、日本の政局が非常に変動し、日本の国家、民族というものが大きく運命を変えたという歴史的な事実もございます。ある人に言わせますと、日中問題は日日問題であると、実に名言であると思いますが、どうも日本の中におけるこの問題に対しての意見の対立というものが正しい形で行……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 外務委員会 第1号(1971/07/23、9期、自由民主党)

○石原慎太郎君 中国問題については、いままでずいぶんいろいろな質問が繰り返し出まして、前外務大臣はこれをいみじくも愚問愚答の繰り返しと喝破されましたが、おりしもニクソンの北京訪問がきまりました新しい時局でもありますので、いささかオーバーラップするかもしれませんが、二、三政府の基本的な見解についてお尋ねしたいと思います。  日本の外交に関して外務省が米国との一体感をいかほど強くしておられましても、中国問題に関します日本とアメリカの国益というものはおのずと違ってくると思います。ということは、この問題に日本側あるいはアメリカ側からつけるべき条件や解決の原則というものが違ってくるべきだと思いますが、い……

第66回国会 外務委員会 閉会後第1号(1971/09/02、9期、自由民主党)

○石原慎太郎君 私、いささかやぼかもしれませんけれども、中国問題に関して非常に基本的で抽象的なことをあえてお尋ねしたいと思うんです。これはむしろ質問というよりも、ある意味で陳情の形をとるかもしれませんが、私がこうした質問を、名前をあげて恐縮ですけれども、前愛知外務大臣や木村外相代理にしなかったわけ、あえてきょう福田外務大臣にこういうことを申し上げるわけは、やはりこれからのこの次の時代に首相として一番強いポテンシャルを持っていらっしゃる外務大臣が中国の問題に対してどういう言動をとられるか、どういう自覚を持っていらっしゃるかということによって私たちこの日本という国家社会の命運の、全部とは申しません……

第68回国会 外務委員会 第8号(1972/05/11、9期、自由民主党)

○石原慎太郎君 この国際基金について、基本的なことを少しお聞きしたいのですが、先ほど森委員の最初の質問に封ずるお答えでも、まあいままでの文化交流というものが日本の国家社会のていさいといいますか、柄に非常に見合わないものだったということは、大臣もお認めになったと思うのです。社会自身の非常に未熟さ、政治の未熟さというものがそういう形になって出てきたと思うのですけれども、国際文化交流というのは非常にむずかしくて、アメリカなんかそれでも一生懸命にやっていますが、なかなかアメリカならアメリカの最もビビッドな文化というものを、特にそれが官庁がコントロールすると、完全にそれが交流の素材になっていないようなう……

第68回国会 予算委員会 第4号(1972/04/04、9期、自由民主党)

○石原慎太郎君 玉置議員の御質問に関連して、質問を二、三させていただきます。  日本の国民大衆は、何ものにも片寄らぬ自由で公正な報道のもとに、中国を知り、中国を考え、中国に関するさまざまな感情と意思を持つ権利があると思います。この自由と権利はいかなる外交交渉の犠牲にもなるべきものでないと私は思いますが、衛藤論文にもあるように――私は、実は丸の内のコレスポンデンス・クラブのメンバーで、あそこで外国人記者と日中問題について話をしますと、日本と外国の新聞の報道のギャップをそのたびに感じております。このたびの衛藤論文並びに三好論文を見まして、すでに幾つかの調査や事情聴取の結果、どうやらそれが事実と判断……

第68回国会 予算委員会 第13号(1972/04/17、9期、自由民主党)

○石原慎太郎君 私は、さきの総括質問で玉置議員がなさいまして、私もいささかの関連をいたしましたが、中国問題に関する日本の新聞の報道の偏向とそれに対する中国側の規制の問題について継続して質問したいと思います。  この問題の発端になりました三好修氏の「経済往来」に載った論文でありますが、どうもお読みいただいたはずの総理が読んでないと言われるので、話が進みませんので、ここで簡単に論文の――報告の要約をいたしますと、従来LT貿易交渉を窓口にして行なわれてきた日中記者交換は、あくまで対等互恵のものであったが、いつの間にか日本側の報道に関し北京側の強い圧力がかかりだし、日本人記者の監禁や国外追放が行なわれ……

第69回国会 外務委員会 閉会後第1号(1972/08/22、9期、自由民主党)

○石原慎太郎君 日中問題について二、三お尋ねしたいと思います。  与党の日中問題、日中国交の関係委員会の常任幹事会で、どうも政府与党間にまだいささかのギャップがあるような感じがいたしましたが、たとえば日台条約の無効云々と破棄という問題の、無効と破棄のニュアンスの差が、つまりどの程度の差であるのかという認識について、非常にあいまいな感じがいたしましたし、その点お尋ねしたいのですが、まず政府のこの問題に対する思惑と与党間のギャップを現在お認めになるかどうか。  それからもう一つ、日台条約の無効と破棄のニュアンスの差について、すでに政府の統一見解のようなものがおありかどうか、お聞きしたい。



各種会議発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第65回国会 外務委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/17、8期、自由民主党)

○石原慎太郎君 沖繩返還による沖繩からの核の撤去に関しましては、私は、日本の防衛の戦略からいって非常に疑問を持つのでございますが、いずれにしても、沖繩に核があるかないか、あるいはこれからあるかないかという問題を議論するときに、それを確かめるために結局相互信頼によらざるを得ないという相手側の事情がある。その相手側の事情をつくっている相手側の法的な根拠なるものが私には非常に理解できない。いままで原子力法とかあるいはその前にありましたマクマホン法という法律の名前が幾つかあげられますけれども、実際にいかなるアメリカ側の法律の――そのアメリカの国内法が日本に適用するしないの問題は別にしまして、いかなるア……


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データ更新日:2022/12/09

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