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安武洋子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

安武洋子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは安武洋子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。安武洋子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 決算委員会 閉会後第4号(1974/09/11、10期、日本共産党)

○安武洋子君 兵庫県の淡路島のCTSの問題についてお伺いしたいと思います。  兵庫県の津名郡津名町の埋め立て地約六十五万坪ですけれども、ここに三菱商事、三菱石油、ゼネラル石油三者の連名で埋め立て地を利用してCTSを建設したい、こういう申し入れを津名町長に昭和四十七年二月十日に行なっております。この事実は御存じのことだと思います。そのCTS構想の具体的な内容、これを明らかにしていただきとうございます。
【次の発言】 私いまここに「広報つな」というのを持ってきております。これは発行しておりますのは津名郡津名町役場の企画室なんです。四十七年五月二十日号です。ここの中に、この申し入れとともに、この内容……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第2号(1974/11/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私、きょうこの交通特別委員会に運輸大臣の御出席をお願いしました。そして、御出席していただけませんでした。理由は、きょう各部局の事務内容の説明をお受けになる、こういうことでしたけれども、私はこれは理由にならないと思います。それは江藤大臣は運輸問題のベテランでいらっしゃる。もしベテランでいらっしゃらないにしても、何をおいても国会に出席なさる義務があると思います。人心を一新するという今度の新内閣の大臣が、国会よりも部局の説明をお受けになる、このことを優先されるというのは、私は国会軽視のあらわれではないかと思います。ですから、このような態度、これは正しくない。ですから、私は、このことに厳……

第73回国会 商工委員会 閉会後第1号(1974/09/18、10期、日本共産党)

○安武洋子君 繊維業界の不況の対策についてお伺いいたします。  いま、通産省は繊維業界の不況の実態についてどのように把握をされておるのでしょうか、調査の方法、そして調査結果について簡単にお答え願いたいのです。ただ、全国的ということになりますと、非常に具体性に欠けますので、先日、兵庫県の西脇市に調査に行かれたことを聞いております。西脇市を中心にしてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 業者のなまの声を聞かれておりますか。
【次の発言】 じゃ、そういう調査の上に立って、いまのこの繊維業界の不況の主因ですね。これはどの点にあるというふうにお考えでございましょうか。

第74回国会 商工委員会 第2号(1974/12/25、10期、日本共産党)

○安武洋子君 十二月の十八日に三菱石油水島製油所で、世界に類例も見ないような重大な事故が起こっております。これは広範な地域の住民に大きな不安と甚大な被害を与えております。先ほど被害総額四十九億円とおっしゃいましたけれども、現在、岡山、香川の直接被害だけでも五十三億四千万円をこえると、現地からこう伝えております。兵庫、徳島さらに和歌山、大阪、こういうところに被害が拡大しつつあるわけです。だから、漁業関係者を含む直接、間接の被害、これははかり知れないものがありますし、被害を受ける住民の数もまたはかり知れないものがあるわけです。  この未曾有の大事故を起こした責任というのは、これは保安対策を怠ってき……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1975/03/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 新日本製鉄株式会社広畑製鉄所の爆弾不法投棄事件についてお伺いいたします。  この事件は、新日鉄の強い要請によって、運輸省の第三港湾建設局が、大量輸送によるコストダウンをねらった航路のしゅんせつ工事を計画して、四十六年から五カ年計画で工事が行われ、四十七年の七月ごろまでに測量などを終えて、四十七年の七月から海底探査にかかっております。  四十七年は、五洋建設など三業者が海底探査をしておりますけれども、この海域というのは、御存じのように、旧陸軍の弾薬二千三百発以上が投げ捨てられたのではないかといわれている危険水域です。だから、四十七年八月三十日、第一号の十キロ爆弾三発発見後、十二月二……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/06/18、10期、日本共産党)

○安武洋子君 ここ数年交通事故による死傷者が減少してきているわけですけれども、これはよいことだと思うのです。しかし、減ったといっても、先ほど大臣も言われましたように、交通事故による死者が一万四、五千人と、そして負傷者が六十五万人にも上っているわけなんです。総理府にお伺いいたしますけれども、政府として一層の事故減少のために総合的な対策を講じられていると思うわけですけれども、その内容をお聞かせいただけますでしょうか。
【次の発言】 重ねてお伺いしますが、いまおっしゃった中で警察が担当すべき業務というのはどのようなものだとお考えになっていますか。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1975/06/20、10期、日本共産党)

○安武洋子君 本会議ということですのでやむを得ませんけれども、先ほどは本会議ということではなくて、いま情勢が変わったわけです。先ほど理事会のときには公選法との関係で大臣は一時間しかおいでにならないということだったわけですけれども、いまだに公選法はあの時期もいまも開かれていないわけです。私は、同格委員会であるのに、なぜ公選委員会がいつでも開かれることに支障を来たさないようにしているのかというふうなことで、交特の権威を落とすことではないかという主張を申し上げたわけですけれども、私は今後の運営については交特委員会の権威を高めるような運営をぜひお願いしたいと思います。  それで質問に入らしていただきま……

第75回国会 商工委員会 第2号(1975/01/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 三菱の石油の流出事故についてお伺いいたします。  私、昨年の十二月二十五日に質問をいたしました、そのときに資源エネルギー庁長官は私の質問にお答えになって、三菱石油は保安対策については非常に注意を払っている企業である、また、今般の事故についても、結果として大事故になっているが、それは三菱の保安体制が不十分であったということではない、このように御答弁をなさっていらっしゃいます。私はそのときに、神戸の油槽所の防油堤にパイプが貫通している、その穴詰めもできていないというふうなことをあげましたわけですけれども、そういうことをあげるまでもなく、すでにもう事故後十日もたっていたわけなんです。長……

第75回国会 商工委員会 第6号(1975/02/27、10期、日本共産党)

○安武洋子君 小規模事業者の経営指導員についてお伺いいたします。  経営指導員の任用とかそれから罷免、日常の管理、これは当然商工会、商工会議所で行われるものです。国費の補助金も出しており、商工会議所等の監督省庁である通産省、それから中小企業庁に経営指導員の運用が適切に行われているかどうか、この点についてお伺いしたいんです。もちろん監督権があるわけですから、経営指導員の問題の基本的なことをお尋ねいたしますので、お答えいただきたいと思います。  経営指導員の任命に当たって、商工会議所または商工会以外の任意の団体に推薦を委任する、その推薦を全面的に尊重して受け入れる、そして任用をする、こういうやり方……

第75回国会 商工委員会 第11号(1975/03/27、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私、商標についてお伺いしますけれども、最初に基本的なことをお伺いさせていただきます。商標制度とはどういうものかということをお尋ねいたします。
【次の発言】 商標制度の役割りもあわせてお答えのようです。  ではもう一点伺いますが、商標法の今回の改正目的、これをお伺いいたします。
【次の発言】 未処理案件が多いから、その迅速な処理をということが改正目的とおっしゃいましたけれども、非常に出願がふえているというお答えでございます。この出願のふえたことは、よいことなのでしょうか、悪いことなのでしょうか、お答えください。
【次の発言】 私は、出願のふえたことはよいことなのか、悪いことなのかと……

第75回国会 商工委員会 第13号(1975/04/22、10期、日本共産党)

○安武洋子君 先日の須藤議員の質問に関連してお伺いいたします。  保安対策を強化する上で、高圧ガス取締法というのは、これは政令とか省令とか、こういうのが果たす役割りが非常に高いわけです。そこで、その省令とか政令がどういう立場でつくられているか、こういうことが非常に重要になってくるわけです。すなわち、企業サイドでつくられているのか、企業から独立して作成されているのか、こういうことがキーポイントになろうかと思うわけです。企業から独立してつくっている、こういう御答弁をされると思うんですけれども、実はそうなっていないと思います。  その例を挙げますと、先日の須藤議員も指摘しておりますし、それに対しての……

第75回国会 商工委員会 第14号(1975/05/29、10期、日本共産党)

○安武洋子君 今度の石油開発公団法の改正で備蓄に対する投融資が入っておりますので、まず最初に、備蓄問題に関連して御質問いたします。  まず第一点は、備蓄目標を六十日から九十日にしたその理由をお聞きします。それで、河本大臣は、九十日の備蓄はわが国の基本政策、こういうふうな御答弁をなさっていらっしゃいます。  それから、昨日発表されましたIEAの閣僚会議のコミュニケでも、七月一日までに九十日分に引き上げる決定をすることを確認して、各国がこれに合意をしたというふうに発表されておりますけれども、一体この六十日から九十日にしたその根拠は何なのか、この二点をお伺いいたします。

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/06/05、10期、日本共産党)

○安武洋子君 最初に、現在中小企業の深刻な実情に関連して、不況対策についてお伺いしたいと思います。  現在、中小企業信用保険法に基づく不況業種指定、これは長官は四十六とおっしゃっていましたが、四十五じゃなかろうかと思うんですけれども、四十五業種、これがいずれもこの六月三十日で期限が来ることになっております。多くの中小業者は果たして七月以降も継続されるのだろうかどうか、大きな不安を持っているわけです。私どものところにもたくさんの業種の方々、業者の方々が、継続を願う、こういう陳情に見えておられます。いま中小企業は、私が申し上げるまでもなく、経営は依然として好転の兆しもなく、不況な状態が続いているわ……

第75回国会 商工委員会 第17号(1975/06/17、10期、日本共産党)

○安武洋子君 お忙しい中をお越しくださいました参考人の皆様にお礼を申し上げます。  私は最初に、まず渡辺睦参考人にお伺いさせていただきたいと思います。  今回の改正によりまして新分野進出計画制度、これが創設されることになっております。法律案によりますと、第五条に、「需要が需給構造その他の経済事情の変化による著しい影響を受けている」、こういうことになっておりまして、要するに不況業種の中から指定して新分野進出を促進させよう、こういうものです。本来事業転換というものは、中小業者の自由な意思と創意工夫に基づくべきものであって、業種指定を行って強制的に行われるべきものではない、こういうふうに考えるわけで……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/12/17、10期、日本共産党)

○安武洋子君 交通安全施設等整備事業五ヵ年計画について先ほど御答弁をなさっておられましたけれども、来年度から発足する新たな五ヵ年計画なんですが、その実施に当たってここにひとつ要望があるわけです。  その策定に当たってはぜひ各方面、自治体とか、住民の要望とか、そういうものが反映をされるものであってほしいということと、事情に合ったもので、内容をぜひ充実させていただきたいと思うわけです。先ほども出ておりましたけれども、死亡者件数は減ったとはいいながら、全結核死亡者数をわずかですけれども上回っているというまだ実情がございますし、ことしの五月から六月にかけて、総理府が世論調査を行っておりますけれども、こ……

第76回国会 商工委員会 第4号(1975/12/09、10期、日本共産党)

○安武洋子君 四十九年の九月に鉄鋼長期需給見通し、これが発表されておりますけれども、これは現在も生きているかどうかをお伺いいたします。
【次の発言】 ことしの所要高炉銑はどの程度になるか、その見通しをおっしゃってください。
【次の発言】 いや、本年度はどの程度になるかと見通しをお伺いしておりますので、見通しでお答えください。
【次の発言】 じゃ、この発表されております鉄鋼長期需給見通し、これによりますと、五十年度の所要高炉銑は九千七百九十万トン、こう見込まれておりまして、五%アップした場合もこれは見込まれておるわけですけれども、これで一億二百八十万トン、こういう数字が出ております。そして高炉銑……

第76回国会 商工委員会 第5号(1975/12/11、10期、日本共産党)

○安武洋子君 この法案、石油備蓄法案、これは石油の九十日備蓄を達成するために、政府の備蓄計画、これは石油各社の保有義務によって裏づけていく趣旨で出されているわけです。この九十日備蓄計画というのは、石油の安定供給と、こういう名目になっておりますし、御提案理由もそうなんですけれども、この備蓄方針というのはどう見ましても私は、実際にはIEAの備蓄義務、それから緊急融通制度に基づく構想である、こういうふうに思うわけです。この構想に従ってアメリカ、ヨーロッパ諸国並みに備蓄計画を進めるにしても、アメリカとかヨーロッパ諸国のように石油や石炭など、一定の国内のエネルギー自給力、こういう国は持っているわけですけ……

第76回国会 商工委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本共産党)

○安武洋子君 いま中小企業が不況といいますのは、政府は、全般的に緩和の方向に向いている、こういうふうに言われておりますけれども、やはり依然として深刻で、とりわけ、年末を控えて金融の逼迫というのはきわめて厳しいものがあると思うわけです。この中で、中小企業信用保険法の改正案については、中小業者の間で非常な関心が高まっております。そうして、この法案の一刻も早い成立を願うという声が私のところにも多数寄せられているわけです。現にきのうも、北海道それから兵庫からも問い合わせが来ておりますけれども、年末の倒産の激増も予測される中で、本法案の一刻も早い成立と、そしてその運用の強化が同時に望まれるというふうに思……

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/10/22、10期、日本共産党)

○安武洋子君 駅前の自転車置き場の問題について御質問申し上げたいと思います。  四十八年の七月に、自転車の安全な利用のため、道路交通環境整備等について、こういうことで関係省庁の申し合わせが行われております。自転車問題については数多くあるわけでございますけれども、きょうは、自転車置き場、これは社会問題化いたしております、週刊誌もグラビアなどで大きく取り上げたりもいたしておりますので、この自転車置き場の問題を取り上げたいわけですけれども、この自転車置き場に対する国の設置、こういう基準、方針、これも明確になっていないと思うわけなんです。いままで、全国六十四のモデル都市、これはお決めになって、自転車の……

第78回国会 商工委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私きょうは自営業、それから中小零細企業の婦人、いわゆる業者婦人でございます、今度業者婦人というふうに言わせていただきたいと思いますけれども、この業者婦人の社会的、経済的地位の向上の問題について御質問したいわけなんです。  ところが、私こういうことで御質問申し上げるということで御連絡を申し上げたわけですけれども、実は中小企業庁の中でどこが一体こういう問題をお取り扱いかということがわからないわけです。金融課がお出になって金融じゃないですということで、私の方が一番近いのじゃなかろうかということで計画部の振興課がお越しくださったというふうな状態でございます。  で、大臣にお伺いいたします……

第78回国会 商工委員会 第3号(1976/10/21、10期、日本共産党)

○安武洋子君 福井県の織物構造改善工業組合の無籍織機の不正登録の件でお伺いいたします。  この件につきましては去年の十二月九日の本委員会で、わが党の須藤議員が取り上げて質問を行っております。特例法による無籍織機の登録の不正事件でございます。  このときの御答弁というのが中間的なとりあえずの処置をとったことと、さらに調査を続行する、そして最終的な措置をとると、そういうことでございました。あれから十カ月以上経過いたしておりますので、幾ら何でももう調査は完了したんではなかろうかと、こういうふうに思いますので、私御質問申し上げとうございますが、きょうは時間が限られておりますので、少しまとめて御質問申し……

第78回国会 商工委員会 第4号(1976/10/26、10期、日本共産党)

○安武洋子君 中小企業が事業転換をする場合は二つあると思うのです。その第一点といいますのは、これは新しい事業分野への意欲を燃やして、経営能力をさらに発展させるというふうな前向きの転換があろうかと思うわけです。それからもう一つといいますのは、これは外的ないろんな要因で現在の仕事ができない、将来の見通しもつかない、こういうことで、不安ではあるが転業しなくてはならない、生きる道がないという追い詰められたケースなわけです。問題はこの第二点の方で、これに対応する立場というのも私は二つあろうかと思うわけです。  まずその一点といいますのは、転業に追い詰められて中小企業が立ち行かなくなる、こういうふうな外的……

第80回国会 運輸委員会 第3号(1977/04/07、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、大臣所信に対して質問をさしていただきます。  まず最初に、気象庁の通報所の問題で御質問をいたします。  大臣は、地元の了解を得るために全力を挙げたいと、こういう御趣旨で四月一日実施の再検討を打ち出されたわけですけれども、しかし、先ほど五月一日までに地元のコンセンサスを得て無人化を実施したい、五月一日に実施をしたいと、こういうふうにおっしゃいました。地元の同意が得られない、こういう場合があると思いますが、そういう場合はどうなさいますか。
【次の発言】 それでもなお、地元の方が納得しない、反対だというところがある場合には、私はこれは強行すべきでないと、こう思いますが、これはいか……

第80回国会 運輸委員会 第4号(1977/04/12、10期、日本共産党)

○安武洋子君 先日、四月の六日ですけれども、釣島水道でタンカーと貨物船の衝突事故がありました。この海難救助のために、海上保安庁が協力を求められた協力者はありましたでしょうか。それから、その中で災害を受けられた人があったでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 いま出ました海上災害防止センターですね、これ指示をなさったというふうに聞きましたけれども、この海上センターが設立されて初めての指示だったと思うわけですが、どういう作業をしたんでしょうか。
【次の発言】 いままでこの法の適用を受けられた人がおられるわけなんですけれども、どういうふうなことをしてこういう適用を受けられたのか。主な例、簡単に……

第80回国会 運輸委員会 第5号(1977/04/21、10期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、国旗差別についてお伺いいたします。  現在、日本が国旗差別を受けている国はどれぐらいあるのでしょうか。
【次の発言】 昨年――五十一年ですね、差別を受けた国々とどのような外交交渉をなさったか、お答えいただきとうございます。
【次の発言】 限定しているんです、昨年に。
【次の発言】 大変あいまいな言い方をなさいますので、この対抗法案をなぜつくらなければならないのか、どういう差別をどういうふうに受けているのかというふうなことがわからなければ、こういう法案をつくる必要性だってわからないわけなんです。もう少し具体的にお答えいただけませんか。

第80回国会 運輸委員会 第7号(1977/05/12、10期、日本共産党)

○安武洋子君 いま大臣から御説明を受けたわけですけれども、この問題につきまして私少し整理をしてみたいと思うんです。  三月の二十四日の内閣委員会の中で大臣は、「四月一日を予定しておったわけでありますけれども、地元の声もあり、委員各位の御心配もございまするので、四月一日の予定を変更いたしまして慎重に検討いたしたい」、このようにおっしゃいましたし、また当日のその委員会では、「コミュニケーションというものはしっかりと確立していかなければならない」と、こういうごりっぱな御答弁もなさっていらっしゃいます。それから四月七日の当委員会で、ここでは大臣は「地元の方々の不安を解消させるとともに、地元の気象に関す……

第80回国会 運輸委員会 第9号(1977/05/19、10期、日本共産党)

○安武洋子君 本法案は、海上安全船員教育審議会、そこの中の海上安全部会、ここで論議をされておりますけれども、漁船側からの主張として、この中では「総じて漁船側は、沿岸漁業の不振に加え、海上交通量の増大に対応して、海上交通法規が益々細密化してゆく傾向自体を、不満とする空気が強かった」、こういうふうな指摘があります。具体的には「第九条三項のように、狭い水道等で漁船が少しでも規制を受けるようでは、沿岸の零細な漁業は成り立たない」。また「第九条五項のように、狭い水道等を他船の通航を妨げないで横切ることは、一日に千数百隻の商船が往復する瀬戸内海などでは、自分の漁場に通うことすらままならぬ状態で、非常な不便……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1977/03/23、10期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に自転車置き場の問題についてお伺いいたします。  私どもはこの自転車置き場の問題を大変重視いたしまして、昨年の秋にも私質問をさせていただきました。そのときに、総理府の試案は秋には発表すると、こういう御答弁でございましたけれども、まだ発表されておりませんが、一体いつ御発表になるのか、時期をお伺いいたします。
【次の発言】 もう二年もたっているわけですね。いずれはとおっしゃらないで、総理府試案を示す時期をお示しいただきたいんですが。
【次の発言】 じゃ、全く時期的な見通しをお持ちにならないのかどうか、それが一点です。  それからいま、大変簡単にいかない問題があるというふうにお……

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1977/04/27、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私、国道四十三号線の公害の問題について質問いたします。  それに先立ちまして、先ほど兵庫県の姫路市の出光石油のタンクが事故を起こしたというふうに聞きました。現在、重油流出中というふうに聞いておりますが、この事故の規模それから原因、対策をお尋ねいたします。
【次の発言】 タンク事故につきましては、去年のちょうどいまごろ、隣接しました日本触媒というところでも新鋭のタンクが爆発事故を起こしております。頻繁にタンクの爆発事故とか、事故が起こっているわけですけれども、環境汚染もはなはだしいわけなんです。環境庁としても、私はこういう際にはタンクの総点検というふうなことを関係省庁に連絡なさって……

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1977/05/25、10期、日本共産党)

○安武洋子君 四十八年の十一月に瀬戸内海環境保全臨時措置法、これが施行されております。第三条には、瀬戸内海が世界に比類のない美しさを持ち、漁業資源の宝庫であり、その恵沢を国民が等しく享受し、後の国民に継承すべきものである、そういう認識に立つべきだ、こういうふうになっているわけです。ところが、この瀬戸内海というのが開発に次ぐ開発で瀬死の状態になっているわけです。海がお好きだという長官にお伺いいたしますが、瀬戸内海の埋め立てについて、どういうお考えをお持ちでございましょうか。
【次の発言】 十三条第一項の埋め立てについての規定の運用に関する基本方針、これは埋め立ては厳に抑制すべきであるというふうに……

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/04/02、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私、中小企業の問題で御質問いたします。  いま、日本の中小企業は、全事業所数の九九・九%です。製造出荷の額の約五〇%を占めておりますし、小売売上高の八割を占めております。中小企業に働く人は四千万を超えております。中小企業というのは、いまの日本の経済を支えますし、そして国民生活の安定に欠くことのできない重要な位置を占めております。この中小企業が戦後最高の記録でここ三年間倒産を続けているわけです。非常に重大な問題です。大変な状況です。しかし、これに対する政府の予算を見てみますと、一般会計のうちわずか〇・六%の比率です。この比率はここ数年変わっていないわけです。これは軍事費の十分の一に……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 決算委員会 第2号(1977/10/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最近に信濃川の河川敷の問題についてお伺いいたします。  昨日の建設委員会で、建設大臣は信濃川のあの河川敷については疑惑は晴れた、こういうことで廃川敷処分の方向、これを打ち出されましたけれども、私は非常に重大な問題だというふうに思います。この問題については、衆議院の予算委員会で小委員会まで設置をいたしております。当時の三木首相も、五十年六月の十二日の参議院の予算委員会、さらには五十年十月二十九日の衆議院の予算委員会でお約束もなさっていらっしゃる問題で、問題がまだ残されているわけです。大臣はきのう、衆議院の予算委員長から了承を得ている、こう御答弁なさっていらっしゃいますけれ……

第82回国会 決算委員会 第5号(1977/11/18、11期、日本共産党)

○安武洋子君 法務省からこの「人権の擁護」という、こういうパンフレットをいただきました。このパンフレットによりますと、人権相談とか、それから人権侵犯の相談数、この受理事件数ですね、これが年々ふえております。これは、人権を侵されるという環境があるということと、人権に対する国民の自覚が高まってきたんだというふうなこととが相まっているのではないかというふうに思うわけなんです。  で、人権擁護局を初めとして、人権擁護機関は日常いろいろ御苦労なさっていらっしゃる、人権の思想の高揚に努めていらっしゃるというふうなことで、私は大変御苦労なことだと思うわけなんですけれども、国民一人一人が人権の大切さを自覚して……

第82回国会 商工委員会 第2号(1977/10/27、11期、日本共産党)

○安武洋子君 けさから論議をされておりますけれども、いま円高が大きな問題になっております。特に九月の末からの円高は異常な状態で、通産省の和田事務次官も異常状態だ、こうおっしゃっているわけですけれども、この円高の原因というのは大きく言って私は二つあると思うんです。  一つは、何といってもアメリカの円に対するねらい撃ち、こう言っても言い過ぎでないような圧力だと思います。政府は予算委員会などでアメリカの圧力を否定されておりますけれども、為替市場ではいま、相場のことはブルメンソールに聞け、こう言われているほどで、九月の下田会議、それから日米準閣僚会議、IMFの総会、こういうものを通じてアメリカはいま選……

第82回国会 商工委員会 第3号(1977/11/01、11期、日本共産党)

○安武洋子君 参考人の皆様お忙しいところ御出席くださいまして、先ほどから貴重な御意見をお聞かせくださいまして本当にありがとうございます。  私、東京輸出玩具工業協同組合の佐藤参考人とそれから日本ニット工業組合連合会の伊藤参考人にお伺いいたしとうございます。  いま大手商社とかそれからスーパーなどが、全世界的な不況を利用いたしまして韓国とか台湾それから東南アジア、発展途上国、こういうところで買いたたきをやっているというふうなことを聞いております。それが影響いたしまして国内の価格は下げられる、また国内でも買いたたきがやられているというふうなことで、それに今回の円高が拍車をかけて皆さんの業界が非常に……

第82回国会 商工委員会 第5号(1977/11/24、11期、日本共産党)

○安武洋子君 いま審議をされております本法案は、連鎖倒産を防止すると、こういうことで、この対策は中小企業庁御自身が出しておられます「中小企業倒産防止共済法案について」と、こういうパンフレットの十一ページにも、不十分であると、こういうことが明記をされております。現在かつてない深刻な不況です。その上に円高が追い打ちをかけている。中小業者の倒産件数というのは激増いたしておりまして、関連中小零細企業の数というのはこれは数万件にも上がることが予測されるわけです。これに対する対策は不十分な上に、さらに円高による成約難、売り上げ減少、単価切り下げ、こういう諸事情による自己倒産、こういうものが激増するわけです……

第83回国会 決算委員会 閉会後第1号(1977/12/15、11期、日本共産党)

○安武洋子君 重症障害児の教育の問題についてお伺いをいたします。  昭和五十四年からの養護学校の義務制に向けて、現在全国的に施設の整備とか、教員養成とか、こういうものが進められておりますけれども、しかし、この計画の中には重症の障害児教育が外されております。だから、今後障害児の教育が進めば進むほど、取り残された重症障害児の教育が大きな問題になってくると思うのです。私は文部省おいでと思いますので、最初に文部省にお伺いしておきたいと思いますけれども、重症障害児の教育について、一体どのようなお考えをお持ちなのか、私は疑問に思うわけなんです。重症障害児の教育を考える場合に、現在、重症障害児の学齢期の児童……

第84回国会 決算委員会 第2号(1978/01/18、11期、日本共産党)

○安武洋子君 最初に私は、お米の減反、転作の問題についてお伺いいたします。  まず最初に、近畿地方の今後の長期的な農業のあり方についてお伺いしたいと思います。  三全総では、関東、近畿地方においては、「市場条件の相対的有利性を生かして、大消費地への生鮮食料品を中心とした食糧供給基地としての整備を進める。このため、都市的土地利用との計画的調整を図りつつ、優良農地の確保・保全に努めるとともに、」「野菜、果実、中小家畜等の生産の振興を図る」、こういうふうになっております。一方、地域指標の方でも、「東海、近畿においては、引き続き市場条件の有利性を生かしながら野菜、果実等の生鮮食料品の生産に傾斜していく……

第84回国会 決算委員会 閉会後第2号(1978/07/06、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は政治資金の問題についてお伺いをしたいと思います。  まず、いま国会でも問題になっております勝共連合の政治資金の問題についてお伺いしたいと思いますけれども、最初に、一般的な件として、政治資金の報告に虚偽の報告をした場合の扱いはどうなるか、どういう罪に該当するのかということを、自治省並びに警察庁にお伺いいたします。
【次の発言】 私はきょう勝共連合東京第一本部、ここを問題にしたいと思いますが、勝共連合東京第一本部が東京都の選管に届け出ております五十年下期の政治資金の収支報告書、ここには、千数百人の人から、五百円から二千円の寄付を受けたと記載して報告をしております。これは私の調査で……

第84回国会 決算委員会 閉会後第4号(1978/09/01、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私はきょう、サラ金問題と不就学児童それから生徒の問題をまず最初にお伺いいたします。  憲法の第二十六条と、それから教育基本法の第三条、これは機会均等でございますが、第四条の義務教育で、児童、生徒の教育権がうたわれております。ところが、いま日本では、就学猶予あるいは就学免除、こういう児童、生徒を除きましては、教育権を奪われている子供たちというのはたてまえ上いないはずでございます。  ところが、いま全国的にも非常に社会問題になっておりますサラ金の問題の犠牲になって学校に行けない児童、生徒というのが、これは全国的にかなりいるのではないかというふうに思われるわけです。毎日の新聞を見まして……

第84回国会 決算委員会 第5号(1978/02/27、11期、日本共産党)

○安武洋子君 瀬戸内海環境保全臨時措置法が四十八年十一月二日に施行されまして、今国会にはこの継続法の提案も予定されておりまして、環境庁もいま各省庁と折衝されていると思いますけれども、瀬戸内海は開発に次ぐ開発で、いま産業運河、こう言われるまでに環境が破壊されてしまっております。この反省の上に立って後継法が策定されるよう、私はこのように願っておりますし、 環境庁の方でもこういう反省に立って後継法を策定なされようとしているいま、私は、改めて瀬戸内海の環境を守るという、こういう精神のもとで環境庁はどういう基本的な姿勢を持っておいでかということをまず最初にお伺いしたいと思います。  長官にお伺いいたしま……

第84回国会 決算委員会 第6号(1978/03/17、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は運輸省と建設省の二省の間で協定なさっていらっしゃいます、連続立体交差について私鉄の負担割合の問題をお伺いしたいと思うんです。  昭和四十四年九月に運建協定が結ばれて、この協定が実情に大変合わないというふうなことで、現場ではいろんな問題が起こっているわけなんです。国会の中でも、わが党の衆議院の東中議員あるいは参議院の河田議員がこの問題を取り上げておりますけれども、私はまず具体的な事例でお聞きをしたいと思います。  二省間の協定に基づいたものではございませんけれども、私ここに、「阪神杭瀬ショッピングセンター(仮称)入店御案内」という、阪神電鉄株式会社が発行しているこういうパンフレ……

第84回国会 決算委員会 第11号(1978/04/14、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は昨年の九月の横浜市の緑区での米軍のファントム墜落事故についてお伺いします。  現在、被害者の状況がどういうふうになっているんでしょうか。簡単にお答えいただきます。
【次の発言】 いま出ました林和枝さんは全身八割という大やけどを負っておられますね。皮膚移植が必要だということで、新聞報道などで知った人たちが七百五十人協力を申し出るというふうなことでどんどんと皮膚移植をやるというふうになっておりますけれども、しかしこの和枝さんに合った皮膚、これが提供できる人は三百人に一人ぐらいだということで、適応した人を探すというためには二千人ぐらいの人の検査が必要だと、こういうふうに言われており……

第84回国会 商工委員会 第5号(1978/03/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 計量法の改正について御質問申し上げますおれども、今度の計量法の改正は、一つは計量単位と法定計量器の追加、それから諸手数料の引き上げ、こういう内容でございますけれども、特にその中で手数料の値上げ、こういうものが中小企業へのはね返り、影響というものが出るのではないかというふうな心配がございますが、この点いかがでございましょうか。
【次の発言】 計量がより正確に行われなければならないということで計量器そのものの精度、それは確実に保証するという立場から私若干の質問とそれから御提案を申し上げたいと思うんです。  一昨年十一月に揮発油販売業法が成立いたしておりますけれども、その中で、粗悪なガ……

第84回国会 商工委員会 第6号(1978/04/11、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私も先ほど論議されております円高の問題についてお伺いいたします。  昨年来急騰してまいりました円相場といいますのは、この三日、とうとう二百二十円台を割りまして二百十円台に突入したわけなんです。円高は私は新しい深刻な事態を迎えていると思いますけれども、いまなおこれに対して有効な手が打たれていない。円はさらに切り上がる情勢を見せているのではないかと思います。大臣は、先ほど一部の企業は対応できないところもあるけれども、多くの企業は対応策を考えて対応されている、心配したようなことはなかった、輸出も伸びて、横並びの指導は必要だけれどもデフレの要因は働いていない、こういうふうに御答弁なさって……

第84回国会 商工委員会 第8号(1978/04/18、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、円高不況の中でいま企業は不況の克服のため、それから国際競争力の強化を図るためにさまざまな合理化を行っております。企業、その中でも特に大企業の合理化の中心というのは、これは人減らしだと思うんです。大企業の雇用調整というのは国民経済に大きな影響を及ぼします。雇用問題が大きくなっているときに、大企業の雇用調整をどう見るかというふうなことは今後の雇用、失業の動きを見る重要な指標になると思うんです。  そこで大臣にお伺いいたしますけれども、大臣はこのような大企業の雇用調整の動きが、雇用問題全体の中でどのような役割りを果たして、どのような影響を及ぼしていると御認識でございましょうか。

第84回国会 商工委員会 第10号(1978/04/25、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私きょうのところは、二時間という大変限られた時間でございますので、まとめてお伺いするようなことがあるかもわかりませんけれども、よろしくお願いいたします。  本法案の「目的」といいますのは、構造不況業種の過剰設備の処理を促進することによって、これら産業の不況の克服と経営の安定を図るというふうになっておりますけれども、この過剰設備に陥るに至った経済的、それからあるいは政策的、こういう原因や問題、これが当然あろうかと思うんです。しかし、これは各業種によって異なっておりますし、この原因を究明してこの原因を取り除かなければ、法の趣旨である不況の克服とか、あるいは経営の安定を図るということは……

第84回国会 商工委員会 第11号(1978/04/26、11期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうは、どうもお体のお悪い中をおいでくださいまして、貴重な御意見をお聞かせくださいましてありがとうございます。  まず、お伺いいたしとうございますけれども、産構審のアルミ部会の中間答申、これを拝見させていただきました。この中には、約四十万トンもの現在の設備について効率的な凍結処理をとるというふうになっております。これらの処理につきましては、操業短縮とか不況カルテルなど、業界の自主性によって行われるべきものだというふうに考えるわけなんですけれども、内田参考人としましては、部会長さんでございますので、本法案の安定計画のような、法で定める強制力を必要とするというふうに中間答申をお出し……

第84回国会 商工委員会 第12号(1978/04/27、11期、日本共産党)

○安武洋子君 共産党の安武でございます。  きょうはお忙しいところお越しくださいましてありがとうございます。大変長時間になっておりましてお疲れと思いますけれども、もうしばらく御意見を聞かせていただきとうございます。  私まず最初に長谷川参考人にお伺いさせていただきとうございます。室蘭市長さんとしまして大変御苦労なさっていらっしゃるというふうなことを御意見を拝聴させていただきましたんですが、私が住んでおります兵庫県にも、造船とか繊維とかアルミとか鉄鋼とか、こういいますような不況産業が大変多うございまして、失業者も多発いたしております。有効求人倍率で見ますと、全国平均をはるかに下回りまして大変悪い……

第84回国会 商工委員会 第13号(1978/04/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 限られた時間でございますので、ひとつ端的なお答えをいただきたいということを申し上げて、私、労働大臣に御質問を申し上げます。  安定基本計画に定められる雇用安定を図るための措置については、当委員会でも再三論議が繰り返されておりますし、私も先日、主務大臣のお一人である通産大臣に御質問いたしました。ところが、労働省と協議をして決めていくということでございますけれども、中身は具体的なものではなくて、事業主に対して指針を与えるというふうな程度で、これじゃとても雇用の安定は図れないと思うわけなんです。いま大変雇用問題が深刻でございまして、社会問題になっております。本法案は人員整理促進法といわ……

第84回国会 商工委員会 第17号(1978/05/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、竹島の問題について集中審議をさしていただきます。  最初にお伺いいたしますけれども、韓国は四月の三十日に領海十二海里を実施いたしまして、五月の九日から十日にかけて軍艦、警備艇、これが出てきてイカ釣り漁船に対しまして、韓国の領海侵犯だから即刻退去を命ずる、こういうことがあったということでございますが、事実は間違いございませんか。端的にお答えください。
【次の発言】 国会答弁で五月二十五日に竹島周辺の漁業問題については、園田外相は、事態は好転している、こういう御答弁でございますけれども、好転しているという中身は具体的に何なのでしょうか、お答えください。

第84回国会 商工委員会 第18号(1978/06/01、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は日韓大陸だなの特別措置法案についての質問をさせていただきます。  言うまでもございませんけれども、本案と申しますのは協定の実施に伴う国内法の実施でございますから、本案の審議に当たりましては当然この協定に触れざるを得ないわけです。しかもこの協定と申しますのは、形の上では国会の承認を得ておりますけれども、これは政府・自民党が自然成立を強引にたくらまれた、こういう結果でございますので、すべての問題点が解明され尽くしたととうてい言いがたい問題がいっぱい残っておるわけです。そこで、協定の問題点につきまして私は指摘をいたしながら、政府の見解をたださせていただきたいと、こういうふうに思いま……

第84回国会 商工委員会 第20号(1978/06/06、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は一日の質問に続きまして質疑を行わせていただきます。きょうの冒頭の私の質問と申しますのは先日の質問に関係がございますので、一日の質問を少し整理をさせていただきたいと思います。そして政府の御確認をいただきたいわけです。  まず、政府一外務省はいままでの国会の御答弁の中でも、また一日の私の質問に対しての御答弁でも、共同開発については一九七二年九月、第六回日韓定期閣僚会議の際原則的に合意した、その経過としては、第一点は、九月の四日に大平外務大臣――当時ですけれども、この大平外務大臣が朴大統領を表敬訪問された、そしてそのときに朴大統領が共同開発の話を提案なさった、こういうことでございま……

第84回国会 商工委員会 第22号(1978/06/13、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は日本共産党を代表して、楠正俊商工委員長の不信任の動議について提案理由を説明いたします。  楠委員長は、当商工委員会において、日韓大陸だな協定の実施に伴う特別措置法案の審議が円満に続行中であるにもかかわらず、六月八日、質疑打ち切りの採決を行ったと称しています。  本法案は、その内容が、わが国の主権的権利の放棄につながる反国民的なものであるからこそ、一九七四年五月に国会に提出されて以来、廃案と継続審議を繰り返してきたものであります。したがって、当委員会の審議に当たっても、わが党は再三にわたり慎重審議を求めてまいりました。ところが、当時十一名の質疑通告者のうち、十時間の質疑通告を行……

第84回国会 商工委員会 第24号(1978/06/15、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私はまず最初に液化石油ガス法改正案について御質問したいと思います。  今回の改正案によりましてプロパンガスの保安の強化が図られる点については私も賛成でございます。改正案では、LPGの設備のうち屋外のボンベからメーターまで、これは供給設備ということで販売業者に保安責任を持たせる、こういうことになっておりますし、一方屋内、メーターの出口から消費器具まで、これは消費設備としまして消費者に第一義的な保安責任を持たせる、こういうふうに責任区分を明確にいたしております。消費者の保安上の意識を高める、こういう点では納得いくわけですけれども、これによりまして、通産省から資料をいただいておりますが……

第84回国会 地方行政委員会 第4号(1978/03/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず一番最初に大臣の政治姿勢についてお伺いをいたしたいと思います。  大臣は国家公安委員長で公職選挙法違反の取り締まりをなさるお立場ですが、大臣は公職選挙法違反については公正で厳正な態度でお臨みでございましょうか、まず最初にお伺いいたします。
【次の発言】 実は、昨年の十一月の二十八日、大臣に御就任なさったときに、大臣の地元秘書が大臣就任祝いとして特級酒五本入りの詰め合わせを関係者に配ってなさいます。一箱一万円もするというふうな物なんです。これには「参議院議員加藤武徳」と、こういう名刺が張ってあります。これは明らかに公職選挙法で禁止されている寄附行為だというふうに思いますけ……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/01/31、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に、昨日ロッキードの裁判で、元丸紅の大久保利春氏が、いわゆるユニット関係の政治工作資金を二階堂氏、加藤六月氏ら六人に渡したと、こういう事実を証言なさいました。重大な事実でございますので、私は、まず総理に最初にお伺いしたいと思います。  この六人の中の四人は、いわゆる灰色高官と言われながら国会でいずれもシロである、こういううその弁明をなさってこられました。しかも二階堂氏は、党の総務にもなられて、このほどパラグアイなど中南米に政府特使として歴訪もされておられます。これは党のみではなくて、このような人物を政府の特使とされる政府の責任も重大です。また党としても、この六人の中……

第85回国会 商工委員会 第2号(1978/10/19、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、提案者を代表いたしまして、大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案並びに小売商業調整特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり現行大規模小売店舗法は、昭和四十八年旧百貨店法を廃止して制定され、大型小売店の進出を調整することにより、中小小売業の事業機会を適正に確保し、小売業の正常な発達を図ることを目的に施行されてまいりました。  しかしながら、このような法目的にもかかわらず、法制定以降も大型店は急激な進出を続け、さらにコンビニエンスストアなどによる大企業の小売業への進出も著し……

第85回国会 商工委員会 第3号(1978/10/20、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず金属鉱業事業団法の一部を改正する法律案の方から御質問申し上げます。  政府から提出されました資料を見ますと、たとえば銅の場合をとってみますと、昭和四十五年から五十二年の八年間に、国内の鉱山は六十一から二十二と、六割以上減少いたしております。  それから、労働者数は一万三千四十人から六千九十五人と、半数以上減少いたしております。それから、国内銅鉱石の生産量といいますのは、十一・六万トンから七万トン、四割の減少でございます。それから、国内の銅、鉛、亜鉛鉱山への設備投資、これも八十億から四十五億へ四割も減少いたしております。まさに国内鉱山は危機に瀕していると言うほかはない状態……

第86回国会 決算委員会 閉会後第2号(1978/12/21、11期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうは長官に大変お忙しいところを御出席いただいておりますので、最初、私はかためて長官に御質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  SECの報告によりますと、ダグラス社の日本への航空機の売り込みに関連いたしまして、百九十一万五千ドルのコミッションが流れて、それが政府の高官にも流れていると、こういう重大な疑惑が提起されております。第二のロッキード事件とも言うべきこのダグラス社の疑惑につきまして、政府としても私は全容を究明するために全力を挙げると、こういう姿勢がなければいけないと思いますが、この点につきましてまず基本的な姿勢を長官にお伺いいたします。

第87回国会 決算委員会 第3号(1979/03/19、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、準特殊法人とも言うべき特別認可法人について御質問申し上げます。  最初に、行管庁にお伺いいたしますけれども、特殊法人とは、行管庁設置法の第二条四の二項によりまして、「法律により直接に設置される法人又は特別の法律により特別の設立行為をもつて設立すべきものとされる法人」、こういうふうに定められております。また、「特別の設立行為」とは、政府が命ずる設立委員が行う設立に関する行為、これは特殊法人総覧の定義でございますが、こういうふうになっております。特別認可法人は、法人の目的、機構、業務等は国の法律によって決められております。その点では特殊法人と何ら変わりがございません。しかし、た……

第87回国会 決算委員会 第4号(1979/05/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 田中官房長官、きょうもお忙しいところをお越しくださいましたそうですので、冒頭に御質問申し上げたいと思います。  五月の二十四日、衆議院で航空機特別委員会が開かれておりまして、ここで松野頼三民の証人尋問が行われておりますが、このとき、海部と松野氏のつき合いの発端というのは、中村長芳氏と田中六助氏が日商岩井の依頼で防衛庁長官の松野氏を海部に会わせた、こういう有森メモの質疑に対しまして、松野頼三民はそっちの方が後だと、こういうふうに、否定はされておりません。しかし、長官はその事実はない、こういうことを強く否定なさっていらっしゃるということを新聞で拝見いたしておりますけれども、そういう事……

第87回国会 社会労働委員会 第10号(1979/05/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に厚生大臣に基本的な問題についてお伺いをいたします。  年金制度と申しますのは、年金制度基本懇の報告にも述べられておりますし、また先ほどから論議にもなっておりますように、制度を国民の安定した老後の生活の基盤となり得るように、制度自体、長い将来にわたって揺るぎないような維持発展をさせなければいけないというふうに思うわけですし、またそのように政府も書いておられます。総合的な高齢者対策、すなわち、これは大臣もおっしゃっておられましたけれども、医療とか雇用とか福祉施設とか、あるいは物価、住宅、こういう対策などもございますけれども、年金というのは老後の重要な生活の基盤になって……

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/15、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私、いまの日本経済の中でも大きなウエートを占めております下請企業の問題についてお伺いしたいと思います。  大変長期にわたっております不況と、それから一昨年来の円高の中で、いわゆる大企業の減量経営、これが続いておりますけれども、この大企業の減量経営は雇用問題の深刻化をもたらしておりますし、下請企業と下請に働く労働者にも大きな犠牲を強いていると思います。下請企業に対しましては単価の切り下げ、こういうふうな取引条件の悪化とか、あるいは厳しい品質とか精度の向上の要求をしてくるとか、あるいはかんばん方式などに見られますように、下請管理の徹底、それからあるいは発注打ち切りなどの下請整理再編成……

第87回国会 商工委員会 第4号(1979/03/22、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は最初に、本法案で新たにつくられるガス消費機器設置工事監督者、その責務についてお伺いをいたします。つまり、監督者が本法に言う特定工事施工に当たって何をどのように監督するのかということなんです。法第三条では、「特定工事がガス事業法第四十条の四又は液化石油ガス法第三十八条の二の規定に適合することを確保するため」これを通商産業省令で定めるところにより云々というふうになっております。また、ガス事業法の四十条の四及び液化石油ガス法第三十八条の二、これを見てみますと、これまた、通産省令で定める技術上の基準に適合するようにしなければならないと、こういうふうになっております。つまり、技術上の基……

第87回国会 商工委員会 第5号(1979/04/10、11期、日本共産党)

○安武洋子君 法案の一部改正が提案されておりますけれども、現行法によりまして構造改善事業、その中でも特に中小零細企業の知識集約グループの育成、これが所期の目的を達成されずに終わろうといたしております。 これはことしの六月までが構造改善の最後の機会と、こういうふうに言われていたものです。そこで、まず原点に立ち返りまして、この構造改善事業を推進することによって日本の繊維産業といううものをどのようなものにしようとしておられたのか、それが一点です。  そして、繊維産業は中小零細企業が大部分を占めております。こういう中小零細企業を主な対象としながら、中小零細企業の地位向上等をどのようにして図ろうとされて……

第87回国会 商工委員会 第6号(1979/04/24、11期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうは、お忙しいところおいでくださいましてありがとうございます。共産党の安武でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私、まず最初に、藤原参考人と浅井参考人にお伺いさしていただきとうございます。繊維の産地の問題でございます。繊維の業界につきましては、先ほど各参考人の方から、輸入の増大とか長期の不況とか内需の停滞、円高などで深刻な状態にさらされているというふうなお話がございました。また、下請も親企業の難引きとか、不当な返品に泣かされているというふうな実情もお話しされまして、不合理な取引慣行がやはりそのまま是正されないでやられている、しかも手を変え品を変えやられているという……

第87回国会 商工委員会 第7号(1979/04/26、11期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の法改正によりまして、構造改善事業を行える事業主体が拡大されまして、大手原糸メーカーとか産元系列を通じまして、大商社などが構造改善の事業に参加してくることになります。そこで、こういうことによりまして産地の系列化とかあるいは産元の参加の形態によりましては産地の混乱も予想されます。中小企業や下請企業が大企業の優越的な地位の利用によりまして被害を受けるという、こういう問題につきしては、こういう危険性があるということにつきましては私、せんだっての質問の中で申し述べました。繊維業界に無用の混乱を起こすか、また賃機も含めて中小零細企業がともに発展していくか、これは通産省の本法の運用に私は……

第87回国会 商工委員会 第11号(1979/06/05、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私、最初に政府の産業政策と中小企業政策の基本姿勢についてお伺いをいたします。  近ごろ日本の産業政策とか中小企業対策につきましては、海外からの批判が強まっております。最近では日米間で経済摩擦を解消すると、こういうことで電電公社の門戸開放の要求が強く押しつけられております。政府はこれに応じようとしておりますけれども、そのほかにもアメリカからは円高対策、これで講じられました為替変動緊急融資制度、こういうものとか、あるいは中小企業の施策を保護政策であるとかと、また、非関税の障壁であるとかと、こういうふうなことで具体的な施策に対してまで干渉と言っていいほどの注文がつけられているわけです。……

第90回国会 決算委員会 第1号(1979/11/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、最初に国際電電をめぐる疑惑の問題についてお伺いいたします。  まず大西郵政大臣にお伺いをいたしますけれども、一昨日、衆議院の逓信委員会が開かれております。大臣も聞いておられたようでございますけれども、私どもの同僚の藤原ひろ子議員が、服部元郵政大臣とかあるいは園田前外務大臣がKDDの工事発注に介在し、関係ある企業に多額の発注がなされていた、こういうことを事実を挙げて追及をいたしております。KDDは、事実は否定なさったようでございますけれども、その中で板野社長は、常磐開発の木山茂彦社長とは園田氏の紹介で会ったと、こういうことは認めておられます。政治家の介在する企業に多額な発注が……

第90回国会 決算委員会 閉会後第2号(1979/12/14、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、最初に、総会屋とか暴力団が大学とかそれから各省庁などに出入りをいたしまして不要な物品を不当に高い価格で押しつけている、こういう問題が大きく問題になっておりますけれども、国立神戸大学でも暴力団風の者が出入りをいたしまして、大学の研究教育に全く不必要な、こういう物品をきわめて高い価格で売りつけているということが私の調査で判明をいたしました。  私、神戸大学のずさんな物品購入につきまして調査をいたしましたけれども、これは五十一年度を見てみますと二千甘六十七万一千円、さらに五十二年度では九百二十一万五千円、合計三千八十八万六千円。この数字と申しますのは、日ごろ神戸大学に出入りいたし……

第91回国会 決算委員会 第4号(1980/03/24、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、公務員の扶養手当の認定の問題についてお伺いをいたします。  法のもとで男女は平等であるというのはこれは申し上げるまでもないことです。ところで公務員の一般職の職員の給与に関する法律、これに基づいて扶養手当が支給されておりますけれども、この扶養手当についてお伺いいたしますが、「扶養手当の支給については、次に掲げる者で他に生計の途がなく主としてその職員の扶養を受けているものを扶養親族とする。」、第十一条にこういうふうにうたわれております。ここの「その職員の扶養を受けているもの」とございますけれども、「その職員」というのは男女による性の差別というものは私は含まれていないというふうに……

第91回国会 決算委員会 第7号(1980/04/07、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、障害者の問題についてお伺いいたします。  来年は国際障害者年でございます。厚生省もそのテーマである完全参加と平等の趣旨に沿って身障者の福祉の充実、これに努力をされていることと思います。身体障害者の方々の各種資格試験の参加について、予算委員会などでも論戦されておりますけれども、重ねてお伺いいたしたいと思います。  私は、きょう特に聴力障害者の方々の国家試験あるいは免許の取得問題についてお伺いをいたします。  まず厚生省が所管されております国家試験などの免許が与えられる資格のうち、耳の聞こえない人、それから口のきけない人たちが絶対的な欠格事項、欠格事由、こういうものになっている……

第91回国会 決算委員会 第10号(1980/04/21、11期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうは私、釣り問題についてお伺いをいたします。特に釣り用のえさについてお伺いいたしたいんです。これは国会でもまだ取り上げられたことがございません。しかし、今日釣りは国民的なスポーツとしまして日本じゅう至るところで愛好者がおります。釣り愛好者というのは千七百万人から二千万人というふうなことで年々増加もいたしております。で、この人たちの海釣りにかかせない釣り用の生きえさでございますが、このゴカイ類は、アオムシ、アオイソメとも言います。それからイシムシ、これはスナムシとも言いますし、またホンムシ――マムシというふうなことでいろんな種類がございますけれども、公害とか沿岸の埋め立てが進め……

第91回国会 決算委員会 第11号(1980/04/23、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十一年度決算について、これを是認できないとする反対討論を行います。  昭和五十一年度予算は、日本経済がその存立の条件を失い、戦後最大の不況とインフレに落ち込んでいる最中、国の財政、経済のあり方が根本から問われているもとで編成されました。にもかかわらず政府の予算は、わが党が指摘したように従来からの大企業優先の政策を踏襲するものにほかなりませんでした。  そしてその執行の結果、大企業は上位五十社の合計所得が前期比三五・六%増という膨大な利益を上げました。  一方、国民生活は、消費者物価が五十一年九月には前月比二・八%増と、狂乱物価以来二年ぶりの急上昇……

第91回国会 商工委員会 第4号(1980/03/25、11期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の工業標準化法の改正と申しますのは、ガット・スタンダード・コードに合わせるためのものと、こういうふうに聞いておりますけれども、具体的にどの点が整合性がないのかということをお伺いいたします。
【次の発言】 交渉の中で、外国に開放されていない点が非関税障壁と指摘されたようでございますけれども、具体的に工業標準化法がそのような作用を及ぼした例というのがございましょうか。
【次の発言】 では、工業標準化法が非関税障壁であると主張した国は、一体どのような国々なのか。  また、工業標準化が改正されますと、 JISマークをつけたいと、こういうふうに言ってきているのは、もしあるとすればどこの……

第91回国会 商工委員会 第5号(1980/04/10、11期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の改正案の内容は、債券の発行限度額を引き上げるとともに、予算措置のみで追加出資ができる、こういうもので、この改正は、私はそれなりに評価ができるというふうに思っております。しかし、収支状況が非常に悪化している中で、中小公庫の困難がこれだけで改善されるというふうには思えないわけです。  例を挙げますと、特別貸し付けの問題とか、あるいは繰り上げ償還の問題とか、こういうものが公庫の財政を圧迫することになっております。私は、このような国の方針に従って行う政策融資、それから中小企業者の利便を図ったために結果的には赤字になったというふうなものにつきましては、これは、政府はその分を一般会計か……

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/28、11期、日本共産党)

○安武洋子君 憲法は、法のもと男女は平等である、こういうことで性別による差別を禁止しております。国際的にも男女平等の実現と申しますのは世界的な潮流になっております。しかも、ことしは国連婦人の十年の中間年にも当たっております。しかし、それにしては現実を見渡してみますと、婦人に対する差別というのは至るところに現存いたしております。  一つ取り上げますが、株式上場会社でございます住友ゴム工業、ここでは、いまでは表向きどこもこういうものは影をひそめておりますけれども、男女別二本立て賃金が堂々とまかり通っております。初任給、初任本給、これを初めといたしまして定期昇給額、勤続給、こういうものがすべて男女二……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 決算委員会 閉会後第2号(1980/09/26、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、法務大臣にお尋ねいたします。  大臣は、去る八月の二十七日の衆議院の法務委員会、ここで、「日本は戦争に負けました直後に、修身と歴史と地理の授業の停止をまず命ぜられたのです。国旗も国歌も許されなかったのです。」、こう御答弁なさって絶句をなさっていらっしゃいます。この光景を見た人はほとんど異様な感じを受けたと私は思います。戦後民主的で、平和的で、新しい日本再建のために軍国主義教育を排除して、そして戦前の皇国史観に基づいた修身、歴史、地理、こういう授業を中止いたしました。戦後三十六年たっておりますけれども、いまでも大臣は戦前の修身とか、地理とか、歴史の授業を中止したことを残念に思っ……

第92回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1980/08/12、12期、日本共産党)

○安武洋子君 この報告の中で、高年齢化と高学歴化、それから生活意識の多様化、こういうことなどで給与制度の全般について総合的な検討を加えていく所存であるというふうになっておりますけれども、現行の給与制度ではどのように対応できないのか、具体的にどのような矛盾が起こっているのかというふうなことをひとつ具体的に御答弁いただけますでしょうか。
【次の発言】 問題意識の中に、私は、やっぱりいまの公務員の給与制度の中で大きく問題になっているのは上厚下薄の問題、それから私が今年度の予算委員会の婦人問題の集中審議の中でも取り上げましたけれども、職階職務給が引き起こしている非常に大きな矛盾、それが特に女性の中にし……

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/24、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は公営競馬と暴力団の関係についてお伺いいたします。  まず最初に警察庁にお伺いいたします。  公営競技をめぐるノミ行為によりまして、暴力団が得ております資金というのは年々膨大になってきております。その有力な資金源になっているとともに、八百長という、こういうレース事件を見ましても、昨年発生いたしました名古屋の競馬事件、あるいは大井の競馬事件、またことし発覚いたしました兵庫県の地方競馬、この事件を見てみましても、いずれも暴力団が背景になっております。昭和五十三年に公営競技関係法違反で検挙されました暴力団員のうち、約七五%までが競馬法違反である、こういうのを見てみましても、公営競馬と……

第93回国会 決算委員会 第5号(1980/11/12、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、本題に入ります前に、一言、原長官に御注意を申し上げたいと思います。  長官は、国土庁長官に御就任になりまして、その祝賀会を淡路とか、東京などで催されたと聞いております。そのうち、八月十一日、淡路の洲本市民会館の大ホールで催されました就任祝賀会でございますが、プログラムを持ってきております。これには、主催が洲本市ほか淡路全島の一市十町になっております。長官は招かれた方だとおっしゃるかもわかりませんけれども、地方自治体の主催ということであれば、これは地方財政から支出をされるということではないかと思います。それからまた、九月十九日でございますが、これは東京の機械振興会館ホールで祝……

第93回国会 内閣委員会 第2号(1980/10/28、12期、日本共産党)

○安武洋子君 総務長官、給与関係の閣僚会議ということで休憩をいたしてお待ちいたしておりました。  そこで、ちょっと伺いますけれども、閣議決定をなさるんだと思いますけれども、給与の問題について。いまの段階で勧告に対する実施の内容、それから法案の提出の時期、それから閣議決定はきょうじゅうに持ち回りの閣議で決定なさるのかどうか、そこら辺のところをお伺いいたします。
【次の発言】 完全に実施をせよというふうに総務長官が主張なさったということでございますけれども、私は、やはりここでさらに総務長官に対して、無条件で人勧は実施すべきだという立場を強く出していただきたいということを要望いたします。  人事院勧……

第93回国会 内閣委員会 第4号(1980/11/04、12期、日本共産党)

○安武洋子君 共産党の安武洋子でございます。  参考人の方には、お忙しい中おいでくださいまして、貴重な御意見をお聞かせくださいましてありがとうございます。  私は片岡先生にお伺いをいたします。今度のブロック機関の整理統合に当たりましては、一省一局削減とか、現行、国民の中では八ブロックというのが定着いたしております。それを七ブロック以下にするというふうな、非常に出発の時点で機械的な基準の設定をいたしております。でございますから、法案として国会に提出されましていま審議をいたしておりますけれども、その中で、それぞれの機関が国民の生命とか、財産擁護とか、行政サービスを切り下げることができないというふう……

第93回国会 内閣委員会 第5号(1980/11/06、12期、日本共産党)

○安武洋子君 行政管理庁にお伺いをいたします。  今回のブロック局の整理統合に当たりまして、当初、防衛施設局につきましても、東京、横浜の両局の統合とかあるいは名古屋、大阪、呉、この三局を二局に最編成するとかというふうな案があったと聞いております。しかし、この計画が除かれたのは、これは行管庁の判断によるものなのでしょうか、それとも防衛庁側の意向によるものなのでしょうか、それともその両方なのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 業務の性格という御答弁がございました。しかし、現在整理統合の対象になっておりますのは、住民に密着したサービスを低下させてはならないと、こういうところばかりです。防衛……

第93回国会 内閣委員会 第7号(1980/11/13、12期、日本共産党)

○安武洋子君 国鉄の共済の問題についてお伺いいたしますが、先ほどからの論議の中でもはっきりしてまいったように、国鉄の共済は、成熟度が非常に高くて五十四年度の収支を見てみましても、支出の方が七十三億円も収入を上回っているというふうな状況で、この赤字決算の状況というのはいまに限ったことではないわけですけれども、私は国鉄のこの財政状況あるいは来年三月には五年目ごとに行われる財源率の再計算の時期になるわけですけれども、一体国鉄としては今後の見通しをどのようにお持ちなのか、その点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 運輸大臣にお伺いいたしますけれども、いま百四十四億の赤字というふうな御答弁もありました……

第93回国会 内閣委員会 第10号(1980/11/25、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、最初に中期業務見積もりについてお伺いをいたします。  鈴木総理大臣は十月の二十四日、この日に民社党の佐々木委員長と国会内で会談をなさっていらっしゃいます。この記事が「週刊民社」に載っておりましたので、私持ってきております。ここでは十一月七日付でございますが、「防衛問題の原則で合意」という見出しで、この中で「佐々木委員長が「防衛の理念を確立する必要がある。防衛力の整備とは、脅威に対する抑止力を作り出すことだと思う。従って、基盤的防衛力の整備に余りこだわるのはどうか。また、中期業務見積りに権威を与える必要がある。そのため、国防会議の付議事項にすべきである」と要求した。」こうなっ……

第93回国会 内閣委員会 第11号(1980/11/27、12期、日本共産党)

○安武洋子君 総理は二十一日に崔韓国大使と会談をなさっておられます。そして、これに対して韓国側は総理発言をめぐりまして大変な反日キャンペーンを繰り広げております。鈴木総理は、先ほどの同僚議員の質問に対して、総理自身は韓国に対して内政干渉にならない配慮を十分に払いつつ発言をされたと、こういうふうに言われました。そして、その確信をいまもお持ちだと、こういうふうに御答弁なさっていらっしゃいましたけれども、それは間違いございませんね。
【次の発言】 では、それならば総理、総理の発言を内政干渉だ、こう言う韓国側は私は国際的にも外交的にも実に道理に合わない、こう思いますが、いかがでしょうか。

第93回国会 内閣委員会 第12号(1980/11/28、12期、日本共産党)

○安武洋子君 けさの新聞によりますと、大蔵省は五十六年度予算の編成に当たりまして、国家公務員給与のあり方を全面的に見直しし、来年度のベースアップを凍結する非常手段を検討することになったと、そして、その有力案の一つが来年度当初予算への給与改善費の計上を見送り、そのまま来年度の国家公務員給与のベアを凍結してしまう非常手段、こう報道されております。  大蔵省に聞きますが、これは事実なのでしょうか。事実とすれば、検討内容をお知らせください。
【次の発言】 では、そういう方針は持っていないんですね。新聞報道にあるように、高齢者だけでもベアを凍結してしまう、そういうこともやらないですね。

第94回国会 決算委員会 第1号(1981/01/19、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は雪害の問題についてお伺いをいたします。  先ほども出ておりましたけれども、いま東北、北陸、山陰、こういうところを中心にいたしまして大変な被害が出ております。これは住民の日常生活だけではなくって、企業活動とか、農漁業方面にも被害が出ておりまして、多方面に死者も含めまして甚大な被害をもたらしております。私はいまのこの事態に関しまして、まず緊急に被害実態に即して、災害救助法の適用を早急に行うべきだということを申し上げとうございます。これが第一点です。  それから第二点といたしましては、激甚災害法の適用を急いでいただきたいと思います。  第三点です。先ほどの御答弁の中にも、幹線道路、……

第94回国会 決算委員会 閉会後第1号(1981/07/08、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、行政改革の問題についてお伺いをいたします。  第二臨調は十日に向けまして、第一次答申のまとめ作業に入っておりますけれども、すでに六月の二十二日に提出されました三部会の報告内容、これを見てみましても、きわめて国民に犠牲を強いる内容になっております。私はこれらの項目の中で、きょうは時間に制約がございますので、とりわけ憲法の理念に照らして、国の社会的使命なり、あるいは教育の権利、あるいは地方自治の基本原則、こういうものを強化するどころか後退、空洞化させるというふうなものが含まれていることを大変懸念いたしておりますので、この点で幾つか担当大臣の御見解をお伺いしておきたいと思っており……

第94回国会 決算委員会 第2号(1981/01/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は買春ツアーについてお伺いをいたします。  このたび総理がASEAN諸国を歴訪されておられますが、そのときにフィリピンとか、タイなどで日本の観光業者が組織します買春観光ツアーに対する強い抗議が行われております。総理もこれに対して、マニラでの記者会見の中で質問に答えられて、わが国での行政指導の強化などを約束されております。  大臣にお伺いいたしますけれども、旅行業を所管なさる運輸大臣として対処をなさらないといけないと思いますが、どのような対処をなさるでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 大臣に後でまたお伺いいたします。  運輸省は昨年の十月の二十一日の通達で、不健全な旅行……

第94回国会 決算委員会 閉会後第2号(1981/07/21、12期、日本共産党)

○安武洋子君 けさから同僚議員の質疑も行われておりますけれども、私も臨時行政調査会の第一次答申に関連して、幾つかの点でお伺いをいたしたいと思います。  答申は各論の中で随所に地方自治体に関する改革方向、これを提起しておりますけれども、最初に答申の示している地方自治の基本認識について私はお伺いいたしたいと思います。  臨調の第一次答申を見てみますと、行政改革の一つといたしまして、行政民主化を掲げて、その第一の部分で「行政は、国民が便利なようにできるだけ国民の身近なところで、国民の批判を受けながら実施し、国民のために実情にあった行政が行われるとともに、なるべく国民の負担を軽くすることが必要である。……

第94回国会 決算委員会 第3号(1981/03/02、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、地方税の同和減免についてお伺いをいたします。  この問題は、過去国会でも取り上げられておりますが、自治省の容認姿勢もございましていまでも大変ひどい実態があります。同和地区を持っている多くの市町村で、同和地区の居住者及び出身者に対しまして、住民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税、こういうものが三〇%から五〇%特別減免が実施をされております。  一つ例を挙げますと、人口四万のある市ですが、地方税の同和減免の総額というのが、五十二年度は三千九百八十万円です。五十三年度になりますと四千八百六十万冊です。五十四年度は五千二百八十万円にも上っております。わずか四万の市……

第94回国会 決算委員会 閉会後第3号(1981/07/22、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、産業用ロボットの雇用への影響についてお伺いをいたしたいと思います。  五十六年の六月十二日付で労働省がマイクロ・エレクトロニクスの雇用への影響に関する調査研究を発表なさっていらっしゃいますけれども、これは拝見いたしますと、「NC・MC工作機械、トランスファーマシンの導入は、かなり進んでいるものの、現在までのところ雇用に厳しい影響を及ぼすまでには至っていないと考えられる。」こういうふうに述べておられます。しかし、この中にもこのような、「これに関連する技術革新は、現在及び今後における技術革新のうちもっとも大きなものの一つであり、その影響は広範囲に及ぶものと考えられている。」という……

第94回国会 決算委員会 第4号(1981/03/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は最高裁に最初にお伺いをいたします。  障害者が最高裁の中に入るときには車いすとか、あるいは盲導犬とか、これが絶対必要な方があります。ところが、最高裁はいままで盲導犬とか、車いすでの立ち入りということを拒否されてこられましたが、このことについていま最高裁内で検討されているというふうに伺っております。どのように検討されておられますでしょうか。
【次の発言】 最高裁内に車いすで入るということになりますと、階段は改修したり、あるいはエレベーターを使ったりというふうなことが必要になろうかと思います。そういう点どう御検討なさっていらっしゃるか、それが一点です。  その次に、今後各級の裁判……

第94回国会 決算委員会 閉会後第4号(1981/09/17、12期、日本共産党)

○安武洋子君 五十五年度の監査報告についてお伺いをいたします。  報告を拝見いたしますと、昨年末に成立をいたしました国鉄の再建法に基づく改善計画のスタート、この早々なんですけれども、赤字が一兆円を超える、そして旅客、貨物ともどもに輸送量が減る、こういうふうな深刻な事態になっております。この原因というのは報告では景気低迷とか、あるいは電力料金の引き上げなど、こういう外的な要因を述べておられますけれども、そういう要因もあろうと思います。しかし、根本的には貨物の赤字、この貨物の赤字とか膨大な利払い、こういうふうな構造的な要因が私は大きく影響をしていると思います。総裁は先ほどの御答弁で、貨物以外は余り……

第94回国会 決算委員会 第5号(1981/03/30、12期、日本共産党)

○安武洋子君 外務大臣は訪米をなさいまして、レーガン大統領とか、ヘイグ国務長官などと会談をなさっていらっしゃいます。当然私はいろんなやりとりがあったと思いますけれども、自動車問題につきましては、一部外部発表を控えるというふうなことで、合意をされたというふうに聞いておりますけれども、それ以外に、明らかにできない、こういうことで伏せておられる問題がおありでございましょうか。
【次の発言】 では、中東のペルシャ湾の防衛の問題、それから石油送路の防衛の問題、いずれも防衛に限っておりますけれども、その問題についての話は出なかったのでしょうか。
【次の発言】 済みません、大臣、私の時間とっても短いので、済……

第94回国会 決算委員会 閉会後第5号(1981/09/18、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、保育所問題について御質問申し上げます。  昨今、物価の上昇とか、賃金の抑制とか、大変生活が苦しくなっております。共働きをする家庭がふえまして、家庭も核家族化が進んでいるというふうなことで、子供ができると保育所というのは、女性にとっては欠かせない必要な存在になっております。ところが、今度の臨調答申は、保育行政に対しまして非常に厳しい態度を打ち出しております。保育行政を後退させようといたしておりますけれども、女性の社会参加という立場から見ても、子供の保育という面から見ても、保育行政を私は充実をさせるのが政府の社会的責務ではなかろうかというふうに考えております。  そこで質問を申……

第94回国会 決算委員会 第7号(1981/04/15、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、米原潜の当て逃げ事件でお伺いいたします。  アメリカの原潜は事件を起こしました後、直ちに救助もしないで、しかも何の連絡もしないで逃げております。これは明白な公海条約の違反でございます。直ちに救助をしまして、また、連絡をしておれば、二名の行方不明者が出る。こういうこともなかったのではないかと思います、救助もしないところか、三十五時間も通告もしておりません。さらに重大なことは、当て逃げをしたのが対ソ核戦略展開のために、わが国の領海ぎりぎり、ここで作戦行動を行っていたポラリス原潜であるということです。このポラリス原潜がわが国の領海直近で作戦行動を行っているという大変な危険、それと……

第94回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1981/07/28、12期、日本共産党)

○安武洋子君 官房長官にお伺いをいたします。  七月二十一日付の新聞でございますが、自民党の櫻内幹事長が、現在、首相ら閣僚が行っている靖国神社参拝は本質的に公式参拝である、こういう見解を明らかにしたと報道いたしております。従来政府は、首相とか閣僚の参拝、これは肩書きを書いたり、それから事実上の閣議の申し合わせをしたりしながら、私人の資格でと、こう言ってこられました。靖国神社の参拝につきましては、三木内閣当時の公式参拝の四条件、これを、いまは玉ぐし料を国費から支出したかどうかだけ、こういう一条件にするなど、なし崩しに拡大解釈、運用を行ってきております。こういうふうな状態といいますのは、実質的には……

第94回国会 内閣委員会 第3号(1981/04/16、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私どもの党の調査でございますけれども、ある防衛庁関係者の非常に米海軍のことに詳しい人ですが、この人の証言で、自衛隊はこれまで年に二回ポラリス原潜、これをソ連の原潜に見立てまして、標的にいたしまして日米共同対潜攻撃訓練、ハンターキラーをしていたと言っています。これは軍レベルで日常的訓練としてやっているもので、防衛庁長官にも報告をされていない、こう言っておりますけれども、防衛庁長官にまず最初にお伺いいたしますが、このことを御存じでございましょうか。
【次の発言】 では、局長はいかがでしょうか。
【次の発言】 では、私がいまこの防衛庁の米海軍に詳しい人から聞きましたのは、これはSSBN……

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/23、12期、日本共産党)

○安武洋子君 旧陸海軍と日赤の従軍看護婦さんたちの処遇についてまず最初にお伺いいたします。  一昨年の旧日赤看護婦さんの慰労金給付、これに続きまして五十六年度からやっと旧陸海軍従軍看護婦さんたちにも慰労金の支給が行われるようになりましたけれども、この慰労金の支給の概要について、どのようなものか御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 給付金の支給要件として、恩給と同様に恩給法上の加算年も加えまして十二年の在職年が必要というふうなことなんですが、この十二年の根拠というのはどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 恩給にならったものというふうに御答弁くださいましたが、そのほかにもこの恩給に準……

第94回国会 内閣委員会 第7号(1981/05/12、12期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の改正は、大きく分けまして三点ございます。  第一点の年金額及び最低保障額の引き上げ、それから二点目の遺族年金における寡婦加算の引き上げと遺族の範囲の見直し、それから第三点、これは短期給付での財政調整事業の実施ということで、この三点のうちの第一点の既裁定年金の年額の引き上げと、それから最低保障額の引き上げ、これにつきましては公務員の給与とか恩給の改善に伴う改善措置というふうなことで、当然の改正であると思います。しかし、遺族年金部分とそれから短期給付の財政調整部分、これには私、重要な問題も含まれていると思いますので、非常に時間が限られてしまいましたので、きょうはこの点を中心にお……

第94回国会 内閣委員会 第9号(1981/05/21、12期、日本共産党)

○安武洋子君 はえなわの切断事故のことでお伺いいたしますけれども、きょう、またまた事故を起こしております。本日のこの事故は訓練海域で起こった事件です。すぐにこの事実をはっきりさせるべきだというふうに思いますけれども、この演習海域で漁船の網を切断した船はどこの船かということを訓練中の自衛艦あるいは米軍に照会なさっていらっしゃるでしょうか、そのことをお伺いいたします。
【次の発言】 もう少し具体的に、訓練中の自衛艦に対して聞けばいいことですよね、一つは。それから訓練中の米軍に聞けばいいわけですけれども、そういう照会はなさいましたか。
【次の発言】 では、いっその事実が確認できるんでしょうか。大体の……

第94回国会 内閣委員会 第12号(1981/06/02、12期、日本共産党)

○安武洋子君 定年退職の問題で御質問を申し上げますけれども、その前に、いままで公務員というのは勧奨退職と、こういうことで、いままでの質疑の中でも勧奨退職は有効に機能をしていたというふうに何度も御答弁なさっていらっしゃいます。  そこで、まず退職勧奨の問題についてお伺いをしてみます。  国家公務員法、これを見ますと第百八条の五ですね。それから公共企業体等労働関係法です。これは第八条です。ここに国家公務員法の方は「交渉」です。それから公共企業体等労働関係法、これは「交渉の範囲」というふうなことで、いずれも職員に関する労働条件、これは交渉の範囲というふうになっております。  そこでお伺いいたします。……

第94回国会 内閣委員会 第13号(1981/06/04、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、この定年制度を、一昨日も申し上げましたように、こういうものは導入すべきでない、こういう主張をいたしております。でも、あなた方は一方的にこういうものを導入されようとなさっていらっしゃる。そのことによって無年金者が出るということを御存じだということは先ほどの質疑の中で出ておりました。  そこで、私はこの無年金者の問題についてお伺いをいたしますけれども、先ほどの御答弁の中で、給与法の適用職員で無年金者というのは百四十五名だと、それで現業を含めて四百五十五名というふうな数をおっしゃっておられました。  そこで聞きます。退職年金はつかないけれども通算年金のつく人は何人なんでしょうか。……

第94回国会 内閣委員会 第14号(1981/06/06、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、国家公務員法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  まず初めに、本日の委員会は、会期末でもあり、請願など会期末処理だけを行うべきであります。しかも、本法案の審議は議了に至らず、当然廃案とすべきものであります。これに加うるに、私自身についても要求質疑時間が残されたままになっており、質疑終局は国民に負託された議員の審議権への不当な侵害であります。さらに、衆議院内閣委員会の経緯によっても明らかなように、本法案と退職手当は一括付託されたものであり、双方の質疑終了を待って採決されるべきものであります。にもかか……

第94回国会 予算委員会 第17号(1981/03/26、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は障害者雇用、特に就労の意思がありながら一般企業に雇用してもらえない障害者の雇用問題についてお伺いをいたしたいと思います。  この人たちにつきましては、一般企業に対して雇用率達成のための強力な指導を行っていただくということとあわせまして、多面的な形態で雇用を確立させる必要があると思います。 国連の国際障害者年の「完全参加と平等」の趣旨、すなわち一人の人間として尊重され、可能な限り社会生活に参加をして、社会的、経済的に自立をしていく、こういう立場を踏まえて雇用対策に私は取り組まれる必要があると思いますが、これはもうお伺いするまでもないことと思います。  そこで、一九五五年、身体障……

第95回国会 決算委員会 閉会後第1号(1981/12/16、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、国立大学、それから大学共同利用機関に対しまして全国で二十二カ所、行管庁が本年の七月から九月にかけて二十二年ぶりに行政監察を行っておられます。その行政監察についてお伺いをいたしとうございます。  最初に、この監察の概要、そして目的をお伺いいたします。
【次の発言】 言うまでもないことですけれども、大学への監察、これを計画、実施するに当たりまして、一般行政の機関とは違う点があります。学間の研究の自由、あるいは大学の自治という、憲法とか、教育基本法などの原則を犯すことがないように、こういうことを十分に配慮されなければならないわけです。  昨年の通常国会でKDDの事件が起きましたけれ……

第95回国会 決算委員会 第2号(1981/10/23、12期、日本共産党)

○安武洋子君 個人企業の専従者控除の問題についてお伺いをいたします。  専従者控除の適用内容につきましては、白の場合は現在四十万という一定額法定制でございます。それから、青色の場合はこれは完全給与制というふうなことで明白な違いがございます。  最初にお伺いしておきますけれども、こういう専従者控除といいますのは、所得税法の五十七条の特例、これが設けられました趣旨ですね。これは家族の労働が事業主たる経営者一人の活動の中に埋没してしまう。これでは他人を雇った場合と比べて大変矛盾があるというふうなことでぐあいが悪いから、家族専従者の給与所得に当たる収入分、これはすなわち家族労働報酬ですね、これは必要経……

第95回国会 決算委員会 閉会後第2号(1981/12/18、12期、日本共産党)

○安武洋子君 北炭夕張の問題でお伺いをいたします。  北炭夕張が会社更生法の適用を申請いたしましたけれども、これは真の再建を願っている皆の期待を裏切るものであると思います。この問題につきましては、けさほど来、会社更生法を申請するのは、これは会社の経営権に属する問題である、だから政府としては、会社、そして、その背後の金融機関に責任が果たせるように働きかけたいと、こういう旨の御答弁をなさっていらっしゃいます。しかし、いまやこの北炭夕張の問題というのは、私は一企業の枠を越えた、まさに政治的な問題であろうかと思います。それは、政府もいままで再建をしたいと言明もされておられます。そして、二千万トンを目標……

第95回国会 内閣委員会 第2号(1981/10/15、12期、日本共産党)

○安武洋子君 官房長官のお時間のかげんで、防衛庁長官からお伺いをしてまいります。  防衛庁長官は七月の二十二日に硫黄島を視察されております。そこで記者会見をされておりますけれども、その中で、硫黄島はわが国の最南端でもあり、防衛を考える上ではどうしても欠かせない位置にある。救難基地、海上自衛隊基地のほか、将来は航空自衛隊の訓練基地として使用する計画であるのでよく見ておきたかった、こういうふうに言っておられると報道されております。硫黄島が防衛を考える上でどうしても欠かせない位置と長官言っておいででございますけれども、この防衛を考える上でどうしても欠かせない位置というのはどういう意味でございましょう……

第95回国会 内閣委員会 第5号(1981/10/27、12期、日本共産党)

○安武洋子君 では、私は人事院勧告の問題につきまして最初例質問申し上げたいと思います。  まず、前提としてお伺いいたしておきますけれども、けさ官房長官がお越してございました。官房長官の御答弁を伺っておりますと、仲裁裁定につきましては、これはあたりまえのことですけれども、完全実施という基本的な方向が出たというふうなことで、遅まきとはいえ、これは一応結構なことです。ところが、人事院勧告については全く進展をしていないというふうなことで、この人勧について触れられていないということにつきましては、これは私は後で御質問を申し上げたいと思います。  ところで、仲裁裁定の基本的な方向、完全実施の方向が出たとい……

第95回国会 内閣委員会 第6号(1981/10/29、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に、昨日の新聞報道についてちょっとお伺いをいたしておきたいんです。  昨日の新聞報道でございますけれども、人事院勧告の取り扱いについて政府・自民党は二十七日までに、一つ、給与ベアは人事院勧告どおり四月にさかのぼって実施をする。二つ目は、しかし今年度の期末・勤勉手当四・九ヵ月分にはベアをはね返らせず、現行の五十五年度給与ベースで計算する。三番目は、このベア実施のための給与改正法案は十二月、通常国会冒頭で処理すると、こういう基本方針を固めたという記事がございます。  一面のトップ記事でもございますし、相当確信を持った確度の高いところからの情報ではなかろうかというふうに推……

第95回国会 内閣委員会 第7号(1981/10/30、12期、日本共産党)

○安武洋子君 法務大臣にお伺いをいたしますが、法務大臣、先ほどのロッキード公判の榎本前夫人の証言の問題で、一般的な意味で検察の心得として言ったということで、検察がやっていることも社会一般から支持され、人の道に外れぬよう留意する必要があるというふうなことを申されました。社会一般から支持されということになりますと、私どもは榎本前夫人の証言というのは、これはほんとによく言ったと社会一般もそう思っておりますし、女の立場から、ほんとに女性の身であってよく言ったと、こう思うわけです。  人の道に外れぬように留意する必要があると言う法務大臣にお伺いいたしますけれど、元総理が五億円もらったりあるいは証拠を隠そ……

第96回国会 決算委員会 閉会後第1号(1982/09/14、12期、日本共産党)

○安武洋子君 教科書の問題ですが、これは外交決着がたとえどうあろうと、やはりあの日中戦争、それから第二次世界大戦、これを日本の侵略戦争として認めない限り、私は根本的な解決はないと思っております。総理御自身が十五年戦争を侵略戦争だというふうにはっきりと認識され、それを表明されるということがなければいけないと思いますが、総理はいままで一貫した政府の筋であるからというふうなことで「侵略」という言葉をストレートに使わないと、こういうふうなことを答弁されておりますけれども、これはいままでの政府の一貫した筋が間違っている、侵略戦争に対する反省がないからそういうことになってきたのだと思います。だから、謙虚に……

第96回国会 決算委員会 第2号(1982/01/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に青山学院大学の裏口入学の問題についてお伺いをいたします。  本日の赤旗の報道ですでに御存じと思いますけれども、青山学院大学の情実入学に坂田道太、海部俊樹、田中龍夫の元文部大臣経験者が関与されていたことが明らかになっております。青山学院大学の成績整理委員である、ある入試担当者によりますと、大木金次郎院長の推薦名簿の中に、推薦された受験生氏名の冒頭に、成績のランクを示す一重丸、二重丸、それが打たれて、氏名の後ろの備考欄に、政治家の推薦だけは推薦議員の名前が書かれているということです。この中に坂田、海部、田中元三大臣――文部大臣ですね。経験者のお名前が出ている。坂田大臣……

第96回国会 決算委員会 閉会後第2号(1982/09/16、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に、人事院勧告の問題についてお伺いをいたします。  官房長官にお伺いをいたしますが、人事院勧告は、私が申し上げるまでもなく、公務員からスト権を剥奪したと、その代償措置として人事院勧告が設けられているわけです。政府はこの人事院勧告を勧告どおり早期に実施するというのが当然だろうというふうに思います。ところが、昨年でございますが、財政事情、こういうことを理由にいたしまして、人勧史上最悪の値切りを行いました。その際に、総理は、異例の措置である、これが毎年繰り返えされれば人勧制度の根幹に触れると、こういうふうなことを国会で弁明なさっていらっしゃいます。もしことし仮に給与の凍結なり、……

第96回国会 決算委員会 第3号(1982/03/01、12期、日本共産党)

○安武洋子君 五十七年度の防衛庁の業務計画の中に、地対艦誘導弾の研究開発、こういうのがございます。まずお伺いいたしますが、この地対艦誘導弾の内容はどういうものであるのか。そして五十七年度、そのために予算は全部で幾らなのか、金額の総計とその内訳、これをお知らせいただきたい。  また、研究は何という名のプロジェクトなのか。そして、陸幕の要求と聞いておりますけれども、どのような運用をするんでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 五十七年度の業務計画に、これは初めて地対艦ミサイルの研究開発と、こういう名目で公表をされております。この研究というのは、実はもっと前から行われているのではないかと思いま……

第96回国会 決算委員会 第4号(1982/04/02、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、最初に院長の御所見をお伺いしておきたいと思います。  今度の予算委員会の中で、国等が発注をいたします公共事業などの契約をめぐりまして、業界の談合とか、あるいは高級官僚と業界の癒着とか、こういうことが大きな問題になっております。検査院の決算報告を拝見いたしましても、契約に際しまして、過大な積算のミスなどによりまして生じた公共事業のむだ遣いというのは、ここ五年間で百億円を超すものになっております。落札価格と入札予定価格、これがぴたりと一致するようなものなどもありまして、談合と入札価格の漏洩ですね、これをうかがわせるケースもございます。こういうふうなことを見てまいりますと、契約に……

第96回国会 決算委員会 閉会後第4号(1982/10/07、12期、日本共産党)

○安武洋子君 公安調査庁の調査官の詐欺事件についてお伺いをいたします。  東京の開業医から現金三千万円をだまし取った山梨地方公安調査局係長の鈴木美晴、それから関東公安調査局調査第一部第二課長補佐の沼尻佶、この両名ですが、八月三十日と九月三日に詐欺容疑で逮捕され起訴されております。この事件は、職場の上司とそして部下の関係にあった者、こういう者が結託して、しかも公安調査庁職員の肩書きを使うという形で組織的に行われた犯罪だというふうに思い、大変悪質であろうというふうに思っております。  過去にも国会で再三にわたって公安調査官の犯罪的行為が追及されておりますけれども、今回こういう不祥事件を起こしたこと……

第96回国会 決算委員会 閉会後第5号(1982/10/13、12期、日本共産党)

○安武洋子君 日米農産物交渉についてお伺いをいたします。  今月の二十日からのハワイ協議で牛肉、柑橘類、トマトジュース、落花生など残存輸入制限六品目――これなどいずれもわが国の農業にとりまして非常に重要な作物でございますが、こういう品目の輸入問題がテーマとなりますけれども、大臣そして農水省、私は断固たる日本農業を守るという態度で交渉に当たっていただきたい。最初に強くこのことを要望しておきます。  そこで、日米農産物協議に向けまして、一時沈静化いたしておりましたアメリカのわが国に対する輸入自由化の圧力、これが近ごろ一段とエスカレートをいたしております。ブロック通商代表とかあるいはボルドリッジ商務……

第96回国会 決算委員会 第6号(1982/04/21、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、農水省の職員の天下り問題でお伺い、をいたします。  農水省の場合でございますが、東北農政局の職員が手みやげ工事つきで三井建設に天下っておりまして、しかも就職の際に農水大臣の承認を得ていないと、こういうことで、民間企業への天下りにつきまして、大臣の承認がきわめて形式的ではないかというふうなことで、国民の批判が高まっております。  農水省につきましては、このほかにもきわめて違法な天下りが行われていることが私の調査で判明をいたしております。公務員の再就職に当たりましては、私企業から隔離のために、国家公務員法百三条並びに人事院規則によりまして、在職中に密接な関係のあった企業に離職後二……

第96回国会 決算委員会 第8号(1982/04/26、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず私は統合演習についてお伺いをいたします。  五月に実施をされます統合演習は、これは毎年行われております統合幕僚会議の演習だと思いますけれども、CPXすなわち指揮所演習と実動との組み合わせと理解して間違いございませんでしょうか。
【次の発言】 では、このCPXはいつから始めるんでしょうか、その期間は何日ぐらいで、場所は市ケ谷なんでしょうか、それとも防衛庁の本庁なんでしょうか。
【次の発言】 六本木といいますと、防衛庁本庁でございますね。それを一応想定なさっていらっしゃるということですが、このCPXは結局内局――シビリアンが参加をするんでしょうか。

第96回国会 決算委員会 第9号(1982/07/05、12期、日本共産党)

○安武洋子君 予備費の支出の中に、鈴木総理の外国訪問、主な内容といたしまして、レーガン米大統領との日米首脳会談、このために予備費が支出されております。この日米首脳会談は、レーガンの核軍拡路線、これに同調いたしておりまして、日米軍事同盟の一層の強化、そしてわが国の軍事予算を突出すると、こういうことを約束したものでございます。レーガンの限定核戦争構想がいま進められているときに、日本を核戦争に巻き込むものというようなことで、私どもはこのような予備費を承認することはできないと思っております。  そこで、レーガン政権によります限定核戦争構想に基づきます米核戦力の増強が進められているいま、この限定核戦争と……

第96回国会 内閣委員会 第1号(1981/12/22、12期、日本共産党)

○安武洋子君 昨日、衆議院の内閣委員会で本法案の審議がなされております。その中で総務長官とそれから山地人事局長が、今回の人勧の取り扱いについては参議院の行特委の最終盤で各党問の話し合いがあってその結論を知らされた、こういう趣旨の御答弁をなさっておられます。しかし、「各党間」と言われておりますけれども、わが党はそのような話し合いには全く関知をいたしておりません。ここで確認をしておきますが、「各党間」の中にはわが党は入っていないということは御承知でございましょうね。御答弁をいただきます。
【次の発言】 知っているかどうかだけでいいんです、時間がないから。

第96回国会 内閣委員会 第3号(1982/03/30、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっております地域改善対策特別措置法案に対し、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  わが党は、現行の同和対策事業に対する特別措置を今後なお一定期間継続する必要を認めるものです。しかし、それに当たっては、各種のゆがみを生み出した法の不備、欠陥を是正することが不可欠であります。  周知のとおり、現行同特法は、施行後十三年間対象地区の環境改善や地区住民の生活改善をもたらした反面、特定団体の暴力的圧力やその不備、欠陥などから、さまざまな否定……

第96回国会 内閣委員会 第4号(1982/03/31、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、天下りの問題について御質問申し上げます。  昨日、人事院は五十六年のいわゆる天下り白書を国会と内閣に報告されておられます。官僚の天下りは、政・財・官の人的癒着として今国会でも大変大きな問題になりましたし、先ほど人事院総裁も申されたように、国民的な大きな厳しい批判を浴びております。とりわけ今国会では、わが党が追及いたしましたような建設業界の談合、この問題で、天下り官僚の役割りというのがはっきりしてまいっておるわけでございます。  その中の一つでございますが、農水省の東北農政局の職員が三井建設に天下っている。天下っていながら大臣の承認を得ていなかったために十人ほどが処分を受けて……

第96回国会 内閣委員会 第5号(1982/04/01、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私はシーレーンの問題で御質問いたします。  ワインバーガー国防長官が先日来日いたしまして鈴木総理と会談をされております。そのときに、首相は昨年の訪米で日米の防衛についての役割り分担を表明した、その立場で日本が本土千海里シーレーン防衛で役割り分担をすると理解している、こう発言をいたしております。  防衛庁は鈴木総理から、一千海里防衛で役割り分担をするというアメリカとの約束があるのかないのか、聞いておられますか。また、そのような要求があったのかどうでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 そんなことを聞いてないんです。ワインバーガー国防長官が千海里シーレーンでこれを日本が役割り分……

第96回国会 内閣委員会 第6号(1982/04/08、12期、日本共産党)

○安武洋子君 本改正案は、新たに電気通信審議会を設けるもので、そして有線放送審議会を廃止するというものですけれども、審議会につきましては、午前中から論議をされております。そこで私は、審議会というのは開かれた審議会、そして国民各層を代表する人たちによって構成をされる公平な審議会、そういうあり方でなければいけないということを申し上げまして、私は具体的な問題についてお伺いをしてまいりたいと思っております。  まず最初にお伺いをいたしますのは、電話料金の苦情の問題でございます。これは、全国の電話加入台数は約四千万台で、五十五年度の料金苦情件数は二十六万件に達しております。これは公社に直接苦情が届いた件……

第96回国会 内閣委員会 第8号(1982/04/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に法案関係についてお伺いをしたいと思います。  この法案は、何と申しましても恩給の実施時期、これを一カ月おくらせるという重大な改悪点が含まれているわけでございます。国会のいままでの附帯決議の中でも、恩給につきましては公務員給与より一年おくれになっているというふうなことで改善が求められてきました。その上に、またさらに一カ月おくれていくというふうなことで、実質一年一カ月おくれるということになると思います。臨調の答申に基づいて抑制したのだと、こういうふうに総理府はおっしゃっております。総理府自身といたしまして、まず最初にお伺いいたしますけれども、今回の実施が一カ月おくれた……

第96回国会 内閣委員会 第9号(1982/04/27、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私どもは、この改正案と申しますのは四月実施を一カ月おくらせておりますので、賛成できません。この点につきましては、また修正案をお出しいたしますので、質問では省かせていただきます。  そこで、お伺いいたしますけれども、昨年の臨時国会でいわゆる行革一括法、これが成立いたしました。この中に共済の四分の一の減額が含まれております。この対象の中に国公共済も入っておりますので、国公共済の五十七年から五十九年までの間の四分の一の削減額、これは一般会計、特別会計でそれぞれ幾らになるか、額をお教えください。
【次の発言】 大蔵大臣、いま四百五十億と聞きましたが、削減額につきましては、適用期間後は必ず……

第96回国会 内閣委員会 第10号(1982/05/11、12期、日本共産党)

○安武洋子君 共済組合の貸し付けの問題についてお伺いをいたします。  現在、共済組合の一部の組合では一般貸し付けそれから特別貸し付け、住宅貸し付け、こういうようなのがございますけれども、この住宅貸し付けにつきまして現在八百万円が上限というふうに聞いております。都会地では八百万円ではマンション一つ購入するにも不足であるというふうなことで、組合員の方から一千万円に引き上げてほしいと、こういう要求が出ているように聞いております。大蔵省もこれは検討中と聞いておりますけれども、いつから実施をなさいますのでしょうか。
【次の発言】 大体の実施をしようという意向はお持ちなんですね、時期は言えなくても。そして……

第96回国会 内閣委員会 第11号(1982/05/13、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に中曽根長官にお伺いをいたします。  長官はこの四日、生長の家の相愛会男子全国大会で、行革が失敗したら憲法をつくる力がだめになる、こういう趣旨のごあいさつをなさっておられます。この件につきましては、先日この委員会で同僚議員が質問をなさっております。それに対しまして長官は、憲法を改正するということを言ったのではないと、憲法をつくる国民の自主自立の根源的なエネルギー、行革をやろうとする自主自立の力がだめになるというふうなことを言ったのであって改憲発言ではないというふうな答弁をなさっていらっしゃいます。  しかし長官は、このごあいさつの中で、「いよいよ、時の潮は満ちて参り……

第96回国会 内閣委員会 第12号(1982/07/06、12期、日本共産党)

○安武洋子君 伊藤防衛庁長官の御発言につきましては、これは同僚議員からも発言がありましたし、また衆議院ではわが党の議員も追及をいたしております。で、私深くは触れませんけれども、何よりも長官は現行憲法を軽視なさっていらっしゃる。そのお気持ちがやはり根底にある。とりわけ、国家を防衛することが国民の連帯の糸にならなければならないというふうな御趣旨の発言、これは現行憲法は平和、民主主義、基本的人権、こういう憲法の理念をうたい上げておりますが、この理念に逆行するものでございます。総理もこの長官の発言につきまして単に遺憾の意で済まされるというふうなことは、憲法の理念を踏み外していることを容認なさることだと……

第96回国会 内閣委員会 第13号(1982/08/19、12期、日本共産党)

○安武洋子君 この厚生省設置法の一部を改正する法律案でございますが、これは老人医療費の無料化制度を根底から覆するもの、これと一体になっておりますので、私どもの党としてはこれに賛成することができないという立場をまずはっきりさせておきまして質問に入ります。  そこで、お伺いいたしますけれども、いま全国の地方自治体――県、市、町村を含めまして、老人医療につきまして国の水準以上の制度をとっている、こういう単独事業をしている地方自治体というのは数は一体どれぐらいに上っておりますでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 私はいま、県もですが、市町村も含めてというふうに申し上げたんですが、その数はわかっ……

第98回国会 決算委員会 第1号(1983/01/19、12期、日本共産党)

○安武洋子君 昨年の十二月に発表されました昭和五十六年度決算検査報告で、公共事業の入札の際の最低制限価格設定に関しまして不当事項は指摘されている問題についてお伺いをいたします。  報告によりますと、いずれも公共事業の入札に当たりまして指名競争入札であるにもかかわらず九〇%を超える高額な最低制限価格を設定したために、安い価格で入札した業者が失格して割り高な工事費で契約するケースが六件出ております。契約処置が不適切と指摘をされております。  昨年の四月に当委員会で私も、厚生省の補助を受けました山梨県の河口湖町の一般廃棄物処理のごみ焼却炉の建設に当たりまして、九七%という高額な最低制限価格を設定した……

第98回国会 決算委員会 第2号(1983/01/20、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、空港周辺の騒音被害対策として行われております民家防音工事についてお伺いをいたします。  民家防音工事に投じられております工事費は、五十六年度を見てみますと全国で約五百八十億円を超えております。この工事費は、国と地方公共団体によって支出をされておりますものだけに、適正な工事価格が確保されるように努めるべきで、いやしくもむだ遣いがあってはならないというふうに思います。  ところが、大阪空港周辺の民防用の防音アルミサッシの建具でございますが、この価格が一般の建材に比較しまして非常に高いというふうなことで調査をいたしましたけれども、大変驚くべき結果が出ました。  私どもの調査では、……

第98回国会 決算委員会 第4号(1983/02/10、12期、日本共産党)

○安武洋子君 けさほど来、住宅・都市整備公団の問題につきまして質疑が行われておりますので、できるだけ重複を避けまして御質問をさせていただきたいと思います。  まず、住・都公団に民賃住宅についてお伺いをいたします。  民賃住宅の滞納理由別の態様につきましては、検査院の昭和五十六年度決算検査報告、これに記されてございますけれども、こういうふうな事態を生じました公団側、公団側でございますよ、この公団側の原因や責任についてどのようにお考えでございましょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 審査上の不十分さということをおっしゃいました。民間では一つの物件を建てたり、売ったりするというふうなときには、当……

第98回国会 決算委員会 第5号(1983/03/25、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、電電公社の電話交換手の頸肩腕障害の問題についてお伺いをいたします。  公社の電話交換業務は、大変厳しい労働と労務管理のもとで、頸肩腕障害の罹病者が累計で七千人も発生しているということを聞いております。  最初に、公社における現在の頸肩腕障害罹病者の実態、そして対策、並びに罹病者を多数発生させてこられたということについて公社はどのように責任を感じていらっしゃるのか、どのように認識してなさるのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 数字にあらわれている人たち、それ以外にも手とか、一肩とか、腕とか、こういうしびれを訴える人が多数いる。そういう人たちが私病扱いで、はりとか、きゅうと……

第98回国会 決算委員会 第6号(1983/04/13、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、大企業の雇用の問題についてお伺いをいたします。  私ども八〇年の六月に日立製作所の神奈川工場の問題につきまして調査を御要求申し上げました。それは日立製作所神奈川工場では日立電子サービス、日神電子株式会社、NBC、それから日立コンピュータエンジニアリング株式会社、こういうところから労働者の供給を受けているという問題でございます。これらの会社は労務提供を目的とした会社でございまして、労務提供をされた労働者というのは日立製作所の職員と全く同じように働いている。そして日立製作所の社員の指導監督を受けているという問題でございます。労供は明らかに職安法の四十四条により禁止をされておりま……

第98回国会 決算委員会 第7号(1983/04/18、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、まず最初に、F15戦闘機の価格の問題、お伺いをいたします。  五十三年度のF15戦闘機の単価は、ライセンス生産、それから輸入組み立て、輸入分、この三つの平均価格は六十一億円でありました。これが五十七年度では約九十六億円にもなっておりまして、五年間で三十五億の値上がりをいたしております。そして初年部品を含めますと五十三年度約七十億円、五十七年度では約百八億円、これも五年間で三十八億円値上がりをいたしております。  このF15の単価値上がりの問題につきましては、五十七年の四月の予算委員会で政府は、アメリカのインフレ率が高いので部品の値段にはね返ってくるとか、またはチタンが最近二年……

第98回国会 決算委員会 第8号(1983/04/25、12期、日本共産党)

○安武洋子君 障害児の後期中等教育についてお伺いをいたします。  一九七九年四月の養護学校義務制実施から四年がたっております。障害児の後期中等教育はいま大変切実になってきております。ことしの三月に、子供を高等部に入学させたい、こういう希望が全国各地で出されております。養護学校高等部増設の運動が大変高まってきているというふうに思います。私が知っているだけでも岡山、滋賀、島根、埼玉、青森、大阪、東京と、こういうところで運動が起こっております。大阪では、肢体不自由児校の二校に知恵おくれ養護学校の高等部二校四クラス、これが教室を借りまして入っているというふうな事態が起こっております。障害児教育の義務化……

第98回国会 決算委員会 第9号(1983/04/27、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私、レフチェンコ証言問題についてお伺いをいたします。  レフチェンコのいわゆる対日工作証言、これが事実を伝えているというふうなことであれば、ソ連の諜報機関が買収資金でエージェントをつくって、わが国の内政や政党、大衆団体、マスコミなどへの組織的、系統的な干渉、介入が行われていた、こういうことで重大問題でございます。  わが党は、相手がいかなる国であれ、私どもの国の政治とか、政党、国民運動、マスコミ、こういうものを謀略的に操ろうとする外国のたくらみというのは絶対に許してはならない、こう考えております。  政府もレフチェンコ証言をこのような立場からとらえるべきだというふうに思いますが、……

第98回国会 決算委員会 第10号(1983/05/09、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、サラ金問題でお伺いをいたします。  サラ金絡みの凶悪犯罪、それから家庭悲劇の続発、こういうことが社会問題になっております。こういう中で、先月末に、いわゆるサラ金二法が成立をいたしております。  その内容は、悲劇を根絶するというふうなことではなくってサラ金の暴利を追認する、あるいは過剰融資とか、非常識で反社会的な取り立てへの規制も実効がないというふうなことで、利息制限法を事実上死文化させて、被害者を救済するという手段さえ封じてしまうというふうな、被害を一層助長させるような内容になっているというふうに思います。今週にも施行が予定されているようでございますけれども、法の運用に当た……

第98回国会 決算委員会 第11号(1983/05/11、12期、日本共産党)

○安武洋子君 B52G型のグアム配備についてお伺いをいたします。B52のグアム配備のスケジュール、これはどうなっておりましょうか。
【次の発言】 B52G型、これはどのような武装ができるのでしょうか。SRAMとそれからALCMの専用機なのでしょうか、お答えいただきます。
【次の発言】 も可能であるということは、この専用機ということですか。
【次の発言】 では確認しますが、B52G型の中にはSRAMを積むものもあれば、ALCMを積むものもある、その二つのうちどちらかを積むんだと、こういうことでございますね。
【次の発言】 配備の問題は別としまして、そういうことで確認させていただいて次に進みます。……

第98回国会 決算委員会 第12号(1983/05/16、12期、日本共産党)

○安武洋子君 総理はASEAN歴訪をなさいました際に、シーレーンを設ける場合、この問題について説明をなさっていらっしゃいます。説明をなさいました内容と範囲について、どのようにおっしゃったのかお伺いをいたします。
【次の発言】 では確認をいたしますが、シーレーンを設ける場合でございますね、御説明をなさったのは南東の方に向けては東京を起点として一千海里、それから南西の方に向かっては沖縄諸島に沿って一千海里ということで、このASEANには届かないと。こういうふうに、片方の南西でございますね、これは大阪を起点、片方は東京を起点と、こういうことで確認をさせていただいてよろしゅうございますね。

第98回国会 内閣委員会 第4号(1983/03/23、12期、日本共産党)

○安武洋子君 まず行管庁にお伺いをいたします。  第二臨調は三月十五日に解散をいたしました。第二臨調の膨大な資料は非公開のままでございます。それで、部会とか調査会の議事録の保管とか取り扱いでございますけれども、これはどこの省庁が保管をいたしますのでしょうか。総理府の附属機関でございましたから総理府が保管をするのか、あるいは事務局を受け持たれたのが行管庁でございますから行管庁が保管をなさるのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 整理中ということでございますが、それはいままでの事務局が整理をいたしておりますのでしょうか。そして、どれぐらいの見込みでそれを整理なさって、そしてだれがその保管場所を決……

第98回国会 内閣委員会 第5号(1983/03/24、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は昨年、横田基地を中心といたします所沢、大和田基地にB52の核投下の最終指令を発する通信装置が置かれている、これがことしの九月から核戦闘が行える最新型の通信装置に取りかえる計画を米軍が進めている、こういうことを米の議会文書に基づいて指摘をいたしました。最近、この増強工事にかかわるきわめて重要な掲示が所沢通信基地内に張り出されております。全部英文でございまして、これは日本人に見せるものではございません。基地勤務の米兵に見せる通知でございます。こういうふうなものでございます。おわかりでございますか。(資料を示す)これは、要点はどういうことかと申しますと、米陸軍工兵軍団、八二会計年度……

第98回国会 内閣委員会 第7号(1983/04/26、12期、日本共産党)

○安武洋子君 本法案で設立しようといたしております農業生物資源研究所と農業環境技術研究所、これは生物工学と環境工学の手法によりまして農業技術の開発を可能にするための基礎技術の研究に重点を置いております。しかし、農業に役立つための技術開発を掲げてはおりますけれども、両方ともまだ技術的に確立しているとは言いがたいと思います。当面はテクノロジーそのものの開発のための基礎的研究開発に当たらなければならないと私は思うわけです。  これらの研究が実際に農業に役立つという見通しのつく時期、そして実際に農業に役立つ時期というのは一体どういうふうにお見通しでございましょうか。

第98回国会 内閣委員会 第9号(1983/05/10、12期、日本共産党)

○安武洋子君 今回の恩給法案でございますが、これは二点の改善内容が盛り込まれております。本来行われなければならない恩給の実質価値、これを維持いたしますいわゆる恩給のベースアップは行われておりません。政府は、人事院勧告を凍結しているから恩給のベースアップはしないと、こういうふうにおっしゃっておられます。恩給法の二条ノ二、この趣旨に照らしてみますと、この理由は全く納得ができません。  総理府にお伺いをいたしますが、この二条ノ二の規定の趣旨、これは一体どのようなものでございましょうか。
【次の発言】 これは国民生活、それから公務員給与、物価など、これを総合勘案することになっております。ところが政府の……

第98回国会 内閣委員会 第12号(1983/05/19、12期、日本共産党)

○安武洋子君 今月の二十四日に行革大綱が閣議決定をされる、こういうふうに聞いております。臨調の最終答申の実施方針といままでの答申のうちの未実施事項、これの実施方針が網羅的に盛り込まれるというふうにけさ長官は御答弁をなさっていらっしゃいました。それなら、総合管理庁の設置あるいは国土庁等の三庁統合、それからブロック機関等の整理合理化、それから電電、専売の分割民営化、地方事務官制度の廃止、これについて臨調の答申どおり実施するという具体的な方針が盛り込まれるんでしょうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 では、いま私がお伺いいたしました数項目の点につきましては、これは新しい行革大綱にどういうふうにし……

第98回国会 法務委員会 第7号(1983/05/12、12期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、建物の区分所有等に関する法律及び不動産登記法の一部を改正する法律案に対する日本共産党の修正案について提案理由の説明を申し上げます。  一、本法案は、区分所有建物、いわゆるマンションの近年急速な普及と増加にかんがみ、その管理・運営について、一定の必要な法的規制を加えようとするものであり、全体として見れば国民の要求にこたえる内容となっています。しかし、従来区分所有建物の建てかえ、義務違反行為者の追い出しについて全員一致の決議を必要としたものを、建てかえについては全体の五分の四の賛成で、違反者の追放は四分の三の賛成決議で実施できることにした点については若干の検討の余地があります。……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 決算委員会 第1号(1983/10/03、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に、台風十号による被害についてお伺いをいたします。  いま現在、台風十号による被害、どのように集約されておられますでしょうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 いま御答弁いただきましたが、被害と申しますのはこれは中国、四国、近畿、中部、こういうふうに西日本を中心にいたしまして三十八府県にも及んでおります。死者の方も行方不明者も出ておりますし、大変被害が大きゅうございます。  私は、兵庫県下の被災状況を見てまいりましたけれども、とりわけ大変だと思いましたのは財政力の弱い市町、これはこの復旧に町村の財政負担能力を超えるのではなかろうかというふうな懸念を持ちました。そして、住……

第101回国会 運輸委員会 第11号(1984/07/05、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、神戸で生まれまして、神戸で育っております。神戸の港をこよなく愛して親しんできた一人でございます。  神戸市が神戸市民に対しまして、神戸で誇りに思うものは何かというアンケートをとったことがございますが、そのときに、港という回答が一番多うございました。この神戸の港も、実態は急激な変化を遂げております。コンテナ基地としては世界の近代港湾のトップレベルの港になっておりますし、大型機械化が進められてきております。そうして一方では、労働者の雇用、職域問題か深刻化もいたしております。その中で、国際複合輸送体制づくりに向けまして、物流整備がどんどん進められております。  私はます伺いたいわ……

第101回国会 外務委員会 第9号(1984/04/26、13期、日本共産党)

○安武洋子君 国際熱帯木材協定の件でお伺いをいたします。  昨年の国連環境計画の事務局長報告、これを見ますと、世界の多くの場所で重要な森林とか生態系が失われつつある。幾つかの国では数十年のうちに国内の樹林をすべて失いかねない状況に直面していると警鐘を鳴らしております。  今月の初めに行われました日米欧委員会の報告でも、二〇〇〇年までに発展途上国に存在する森林の四割が住民による燃料のための伐採とそれから農耕地の拡大によって消失するかもしれない、こう述べております。この報告は住民にだけ責任を負わせている点で問題があると思いますけれども、いずれにいたしましても大事な警鐘であることには変わりありません……

第101回国会 決算委員会 閉会後第1号(1984/09/18、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、防衛庁の予算の執行問題についてお伺いをいたします。  防衛庁、今回防衛白書を発表なさっておられますけれども、この中でも新対潜ヘリコプターシステム、これですが、こういうものを五十八年度から開発を行っていると発表をされておられます。これによりますと、海上自衛隊が現在使っております艦載の対潜ヘリコプターHSS2Bの後継機として、現在米軍が使用しておりますシコルスキー社のSH60Bの機体に我が国で開発する機器を搭載すると、こういう研究開発だというふうになっております。この新対潜ヘリコプターの使用目的、そして性能、開発の年度ごとの予算、また今後の計画、それから研究開発の委託会社など概……

第101回国会 決算委員会 第2号(1984/01/19、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に、三井有明鉱の事故についてお伺いをいたします。  これはまだ事故の全貌がわかっておりませんし、私ども共産党は小沢衆議院議員を団長にいたしまして現地に調査に入っておりますので、その結果に基づきまして日を改めて御質問を申し上げたいと思います。  いずれにいたしましても、大変な人命が奪われるというふうな悲惨な事故でございまして、私どもの記憶には北炭夕張の事故が記憶に新しいところでございますし、またこの三井三池ではせんだって大事故の二十周年の追悼集会を行うというふうなことをいたしております。この十年、三池の場合、少ない場合でも年に二人、多い年で八人という犠牲者を出し続けてきてお……

第101回国会 決算委員会 第3号(1984/01/20、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、農水大臣にお伺いをいたします。  けさほどから農産物の自由化問題について同僚議員から質問がございましたが、前金子農水大臣は国会などで繰り返して自由化も枠の拡大もしないということを明言されておられます。私はここで山村大臣からも端的に自由化も枠の拡大もなさらないのかどうなのか、これを大臣御自身のお言葉で一言で結構でございますからずばりと聞かせていただきたい。御答弁いただきます。
【次の発言】 大臣は千葉には牛肉もオレンジもないというふうにおっしゃっておられます。兵庫県には淡路島、但馬を中心にいたしまして肉牛飼育、これが五万七千頭ございますし、ミカン栽培も五十六年で一万一千トンで……

第101回国会 決算委員会 閉会後第3号(1984/10/17、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私はまず人工心臓についてお伺いをいたします。  先日アメリカで心臓移植を受けて成功されて帰ってこられた方がございます。近ごろ、我が国でも心臓疾患が急増いたしまして、その死亡率もふえております。心臓疾患に対しまして非常に関心も高まってきているわけでございます。心臓疾患の最高の治療というのは心臓移植であろうと思いますけれども、これは提供者の限界がございまして、我が国では今までこういうのは一例しかございません。それだけに、人工心臓の開発というのが切望されているわけでございます。我が国における現在までの人工心臓の開発状況、まずこれをお伺いいたしとうございますので、お答えいただきとうござい……

第101回国会 決算委員会 閉会後第5号(1984/11/06、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず私は、天下りの問題についてお伺いをいたします。  ことしの七月、私は建設委員会で住宅・都市整備公団の役員人事の問題でお伺いをいたしました。その際理事が多過ぎるというふうなことで、減員の方向を打ち出していながら、兼任のポストの兼任を解きまして、新しいポストをつくり出すというふうなことで、建設省からの天下りの役員を受け入れたということにつきまして問題の指摘をいたしました。そのときに当時の水野建設大臣あるいは公団――これは本年度末には三名減員する、そして内部からの登用の確立、こういうことを約束されました。  ところが、その後の事態を見てみますと、十月一日付で公団の関連施設担当理事、……

第101回国会 決算委員会 第6号(1984/04/16、13期、日本共産党)

○安武洋子君 食品添加物の問題についてお伺いしたいと思っておりましたけれども、けさほど来論議もございましたので、重複を避けまして、私、飲料水の安全の問題についてお伺いをいたします。  兵庫県揖保郡の太子町でございますが、ここで水道用の地下水とかあるいは飲用に使っております井戸水から発がん性が指摘されておりますトリクロロエチレン、これが大変高濃度で検出をされております。中にはWHOの基準値の三百三十倍の一万ppbというふうな高濃度もございます。  大変住民が不安に陥ったわけでございますけれども、環境庁、この汚染の経路と原因、この究明はどうなっておりますでしょうか。

第101回国会 決算委員会 第7号(1984/04/23、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、潜水艦の訓練問題についてお伺いをいたします。  相模湾全域といいますのはアメリカの潜水艦の行動海域になっていると思いますが、一体このアメリカ潜水艦の行動海域になったのはいつからでございましょうか。
【次の発言】 じゃあ、ここではどんな訓練が行われているんでしょうか。そして、過去何回行われているのか、最近はいつごろ行われたのか、この三点お答えください。
【次の発言】 よく承知していないというのは、ここで訓練行われているということを全く把握をしていないと、こういうことですか。
【次の発言】 じゃあ、過去何回行われたの。最近はいつごろ行われたの。これはわからないんですか。

第101回国会 決算委員会 閉会後第7号(1984/11/28、13期、日本共産党)

○安武洋子君 監理委員長にお伺いをいたします。  八月の十日に出されました緊急提言についてお伺いをいたしますが、国鉄が今日の経営破綻に陥った原因についてまずお聞きをしてまいります。  第二次提言では破綻原因といたしまして、自動車などの他の交通機関との競合の問題、それから公社形態のもとでの巨大組織と、こういうことに要因を求めておられます。しかし、現実の経過を考えてみますと、今日の長期債務の七割、この七割までが設備投資による借金から生じていること、それから国鉄の採算を度外視した過剰な設備投資、これが基本的な要因ではないかというふうに思います。巨額な利払いが赤字体質をつくり出しまして、毎年のように運……

第101回国会 決算委員会 第9号(1984/06/25、13期、日本共産党)

○安武洋子君 外務大臣にお伺いをいたします。  先般のロンドン・サミットの件でございますけれども、ここでイラン、イラク両国に対する毒ガス原料物質の輸出規制、これは議題になりましたんでしょうか。お伺いいたします。
【次の発言】 イラン、イラク両国に対する毒ガス原料物質の輸出の許可制はアメリカ、それからイギリス、西独三国が行っております。そして、この四月の十七日に参議院の外務委員会で私どもの立木津議員の質問に対しまして、いろいろと大臣とのやりとりございますけれども、大臣は、最終的には「もちろん化学兵器の問題は非常に重要ですから、政府としてもいろいろと相談してみたいと思います。」と、こういう御答弁で……

第101回国会 決算委員会 第10号(1984/07/09、13期、日本共産党)

○安武洋子君 核トマホークの配備の問題についてお伺いをいたします。  きょうの新聞報道によりますと、米国防総省は核トマホークの艦船配備の計画を米下院に公表いたしております。それによりますと、少なくとも戦艦ニュージャージーが既に核トマホークを配備している、こういう可能性は極めて濃厚になっております。総理はことしの予算委員会で、ニュージャージーの入港に当たっては核の有無を確かめると御答弁をなさっていらっしゃいます。事態がニュージャージーの核積載、これがほぼ間違いないと公表されるというふうな段階になっております。この中で、予算委員会で御答弁なさったように、改めてニュージャージーの入港に当たっては単な……

第101回国会 建設委員会 第6号(1984/04/17、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、法案に関連してお伺いをいたします。  先ほどから論議をされておりますので重複を避けてお伺いをいたしますが、この法改正によりまして一部追加拡大されている面もございますが、採択限度額、この引き上げによりまして小規模なものは除外をされております。採択限度額以下のものというのは、この法では救済されないわけでございます。地方公共団体の単独事業任せになるというふうなことで、地方公共団体に予算がなければ放置をされてしまう、それが二次災害にもつながりかねない、こういうふうなことにもなろうかと思います。私はやはりそうならないように法の弾力的な運用をしていただきたい、こう思いますが、いかがでご……

第101回国会 建設委員会 第9号(1984/07/12、13期、日本共産党)

○安武洋子君 住宅・都市整備公団の役員大事についてお伺いをいたします。  この七月の一日付で役員人事の異動がございましたけれども、従来と今回の役員の構成、それはそれぞれどのようになっておりますでしょうか、お答えください。
【次の発言】 今、理事を二名任命されたというふうにお伺いいたしましたが、その結果理事が一人ふえたというふうになっていると思いますが、間違いございませんか。
【次の発言】 理事の異動を見てみますと、土地鑑定委員になられました久保田さんの後に建設省の計画局長の台氏が行っておられます。それから官房審議官の吉田氏につきましては、従来、総務、企画、人事、これを一理事で行っておられました……

第101回国会 社会労働委員会 第5号(1984/04/07、13期、日本共産党)

○安武洋子君 天上がり職員と言われております、企業から官庁へ出向してきている職員についてお伺いをいたします。  労働省、この委嘱調査員という天上がり職員、これを五十八年五月十六日から五名配置をなさっております。これは派遣企業は、労働省の資料をいただきましたけれども、日産自動車、麒麟麦酒、日本通運、東急電鉄、新日鐵、こういう大企業から各一名ずつ、こういうふうになっておりますけれども、これは間違いございませんでしょうか。
【次の発言】 今度の予算委員会で資料要求をいたしております。この調査員等天上がり職員の任用状況、この資料を要求いたしましたけれども、他省庁からはちゃんと出てきております。ところが……

第101回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1984/08/28、13期、日本共産党)

○安武洋子君 後藤田長官に、まずお伺いをいたします。  けさほど来論議をなされておりますけれども、長官は、人勧は最大限に尊重すべきだ、こうおっしゃっております。しかし、完全実施をするというふうには明言をなされていないわけです。それどころか長官は、公務員にはしばらく辛抱してもらわなければいけないとか、あるいは段階的に実施をするとかというふうなことを発言されてこられました。そして、できる限り努力をすると言われながらも、やはり削減とか抑制、これをにおわせておられるわけです。その一方で、公務員には安心をしてもらわなければならない、公務員の士気にかかわるようなことがあってはいけないし、公務員の生活も守ら……

第101回国会 法務委員会 第9号(1984/07/26、13期、日本共産党)

○安武洋子君 最近でございますが、刑務所での服役を終えまして出所した、社会に復帰をした、こういう直後に凶悪犯罪を起こす者が続いて、こういう事件が続いて起こっております。  六月二十五日には女流俳人の柴田白葉女さんが千葉刑務所を出所したばかりの安田という男に殺害をされております。また七月八日には、これも強盗殺人事件で死刑の判決を受けましたけれども後に減刑をされまして出所した杉山という男が女子中学生に重傷を負わせる、こういう事件が起きております。こういう特殊な事件を一般化するわけではございませんけれども、こういう事件が続きますと刑務所での矯正の効果にも疑問が出てくるというふうに思います。  その辺……

第101回国会 法務委員会 第10号(1984/08/02、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初にリッカー問題でお伺いをいたします。リッカーの事実上の倒産に伴いまして前払い積立方式の契約者、この債権の保全が大変社会的な問題になっております。これらの小口契約者は一体どれくらいの人数がおりまして、金額は一体どれぐらいになっておりますのでしょうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 八十万件で七十一億六千万円ですか、約六十万人というふうなことになりますと、一人当たりの金額というのはこれはもうごくわずかな金額になるというふうなことになります。  そこで、私内容を見てみましたが、リッカーファミリーサークル、これが五コースございまして、毎月二千円から一万円まで五コースある。三十カ……

第101回国会 予算委員会 第13号(1984/03/28、13期、日本共産党)

○安武洋子君 民間活力の活用という問題についてお伺いをいたします。  まず、総理にお伺いいたしますが、民間活力の活用は総理が強い提唱をなさいまして進められていると思います。その趣旨はどのようなものかお伺いをいたします。
【次の発言】 総理を本部長にいたしました国有地等有効活用推進本部、これを内閣に設置をされておられます。そして五十九年二月三日には申し合わせをなさっていらっしゃいます。その内容をお伺いいたします。
【次の発言】 国有地それから国鉄用地、対象に挙げられているそうでございますが、これはどれくらい挙げられているのでしょうか。
【次の発言】 この資料を拝見いたしますと、国有地それから国鉄……

第102回国会 決算委員会 第1号(1984/12/12、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、けさほどから論議になっております臨教審とそれから教育基本法の問題についてお伺いをしてまいります。  臨教審の設置に当たりましては、総理並びに当時の森文部大臣が、教育基本法を守っていく、こういうふうに述べておられます。そういう立場に立ちますと、臨教審の論議というのは教育基本法に基づく教育の内容の充実、そしてその発展ということになろうと思います。  文部大臣にお伺いいたしますけれども、臨教審における教育改革の論議と、それから教育基本法のかかわりについてまずお伺いをいたしとうございます。
【次の発言】 ところが、臨教審の委員の一部の方の発言でございますけれども、教育基本法の見直し……

第102回国会 決算委員会 第2号(1984/12/13、13期、日本共産党)

○安武洋子君 大蔵省、今来年度の予算編成作業で大変お忙しい最中だというふうに思います。来年度の予算編成の枠組みの問題でお伺いをしてまいりたいと思います。同僚議員と少し重複はするところがあるかもわかりませんが、我が党としてもきっちりとお伺いをしておきたいと思うわけです。  大蔵省の中期財政試算では、来年度は一般歳出約五千億増を見込んでおります。約四兆円の財源不足と試算をいたしております。この問題をどうするかが編成上の焦眉の問題だというふうに思いますけれども、まず来年度国債費一兆円、これを減額するのか、それとも放棄をされるのか、その点をお伺いいたします。

第102回国会 決算委員会 閉会後第2号(1985/09/19、13期、日本共産党)

○安武洋子君 昨日、中期防衛力整備計画が閣議決定されております。六十一年度から五年間の軍事費総額十八兆四千億、これをめどとしております。この期間中のGNP比は一・〇三八%、こういうことになりまして、五十一年に閣議決定いたしておりますけれども、この一%枠を閣議決定の形で今度は破る、事実上突破するということになります。  それで、官房長官が先ほど御答弁なさっておられまして、一%をできるだけ尊重したいんだとかその趣旨を尊重したいんだとかというふうな御答弁でございましたが、私はそうはならないと。まあ、御答弁求めましても同じことであろうと思いますので、防衛庁長官にお伺いをいたします。  防衛庁長官は単年……

第102回国会 決算委員会 第4号(1985/01/23、13期、日本共産党)

○安武洋子君 外務大臣にお伺いをいたします。  大臣は、総理とともにニュージーランドにおいでになっておられます。ニュージーランドでは原子力推進艦船と、それから核兵器積載艦、これは領域入域を拒否しているというふうに聞いております。まずこのとおりであったかどうかお伺いいたします。
【次の発言】 私は、ニュージーランドが核を持ち込ませないために、核兵器積載艦だけではなくて、原子力推進の艦船すら入域を拒否しているというふうなことで大変な決意であるというふうに思うわけですが、大臣はどういう印象をお持ちでございましたでしょうか。
【次の発言】 せんだっての外務大臣が訪問なさいましたときに、これはニュージー……

第102回国会 決算委員会 第7号(1985/05/17、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は生コンをめぐる問題についてお伺いをいたします。  生コンクリート業界では、業界の秩序確立、そして過当競争の是正、こういうことで一九七九年来近促法に基づきまして、構造改善事業が進められております。過当競争防止のために工場の適正化、こういうことが行われおります。七九年から約五年経過をいたしておりますが、この間に設備廃棄をした工場は何工場ございましょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 生コン工場全体の数、この間どういうふうに推移をいたしておりましょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 ということは、工場は約四百ふえているわけですね。廃棄分が八十一というふうにお答えでございまし……

第102回国会 社会労働委員会 第8号(1985/03/26、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に大臣に申し上げたいと思います。  今、中曽根内閣は、戦後政治の総決算と、このように申しまして、臨調行革路線を推進しております。結局のところ、この主な目的というのは、国民生活にとりましては社会保障や福祉、あるいは教育、こういう制度の抜本的な改悪であるということが今ますます明白になってきております。厚生省の予算を見てみましてもそのことがはっきりするわけです。五十九年度の当然増額、これは現行の制度のままでも当然ふえる額でございますが、この九千億円、これは千九百億に抑えております。そしてその残額の七千百億円を医療保険制度の改悪で四千二百億円、そして医療費適正化の名によって二千億……

第102回国会 社会労働委員会 第9号(1985/03/28、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、きょうは労働時間の短縮の問題についてお伺いをしてまいります。  まず最初に、我が国の労働時間の現状がどうなっているかということを見てみたいわけですが、ここに私は労働省から資料をちょうだいいたしました。これは、年間実労働時間、こういうことで、製造業生産労働者推計値ということで書かれてございます。これは、見てみますと一九八三年、二年前ですが、日本の年間労働時間二千百五十二時間でございます。そしてアメリカが千九百八時間、西ドイツ千六百三十二時間、イギリス千九百三十七時間、フランスが千六百五十七時間、こういうふうに二千時間を超えておりますのは日本だけでございます。そして一九七八年の……

第102回国会 社会労働委員会 第10号(1985/04/02、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、退職者医療制度の実施に伴います国保会計への影響についてお伺いをいたします。  昨年の健康保険法改正に際しまして、厚生省は、国民健康保険に対します国庫補助率の引き下げによって市町村への新たな負担とかあるいは保険料の負担増につながることはしない、こう言ってこられております。私は、昨年の七月十六日に本会議で質問をいたしましたけれども、その私の質問に答えられまして、「国保国庫補助制度の改正については、退職者医療制度の創設や医療費適正化対策の推進等により市町村国保の財政負担が軽減されることを勘案したものであり、今回の改正は市町村に新たな負担を求めるものではなく、保険料は全体として予測……

第102回国会 社会労働委員会 第13号(1985/04/11、13期、日本共産党)

○安武洋子君 きょうから均等法の審議が始まったわけです。そして、ことしは国連婦人の十年の最終年に当たります。国連は「平等、発展、平和」こういう壮大なテーマを設けましてこの十年を設定いたしました。そして、我が国の婦人も積極的にこのテーマに取り組んでまいっております。  我が国の現状を見てみますと、婦人は政治、経済、文化あらゆる分野で大きな能力と力を発揮いたしております。しかし、その能力と力にふさわしい処遇を得ているかどうかということになりますと、それは全くそうではない。とりわけ雇用の分野、これは全雇用労働者の三分の一を婦人労働者が占めるまでになっているわけです。しかし、この経済社会の発展に大きく……

第102回国会 社会労働委員会 第14号(1985/04/12、13期、日本共産党)

○安武洋子君 共産党の安武でございます。きょうは参考人の皆様どうもありがとうございます。  まず最初に私は春山参考人にお伺いをしてまいりたいと思います。本法案では老齢厚生年金につきましては六十五歳支給、これは本則としております。附則で当分の間は六十歳支給、このようになっております。お話の中に出ておりました国家公務員、地方公務員の共済組合法等改正案、これも同じような仕組みになっております。「当分の間、」というのは容易に変えられそうでないというふうなお話も先ほど出ておりました。しかし、私どもは年金の一元化と同時に支給年齢を六十五歳に引き上げてそろえるのではないか、そういう意図を示しているのではない……

第102回国会 社会労働委員会 第15号(1985/04/16、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私、前回、本法案のような大改革をいたします場合、やはり政府のとる基本的な姿勢というのは、これは国民に正確な情報、資料を提供するというふうなことで、国民が正しい判断ができなくてはだめだ、こういう態度を基本に置くべきなのに政府の姿勢というのはまことに遺憾であるというふうなことを申し上げました。私はきょうは国庫負担のあり方、それから年金の財源、婦人の年金権、このようなことについて質疑をしてまいりたいと思います。しかし、時間が非常に限られているということが残念でございます。  初めに私は、年金に対する国庫負担について聞いてまいりたいと思います。  先日、年金改革の論議、これはいろいろあっ……

第102回国会 社会労働委員会 第16号(1985/04/18、13期、日本共産党)

○安武洋子君 婦人の自立とか社会的地位の向上、そしてこの社会的地位の向上ということは、婦人の経済的な基盤の確立、これと密接不可分な関係にございます。賃金の問題と申しますのは、雇用におきます男女平等の一つの中心課題でございます。条約の中にも、十一条の(d)に、「同一価値の労働についての同一報酬(諸手当を含む。)及び同一待遇についての権利並びに労働の質の評価に関する取扱いの平等についての権利」、これがうたってございます。  ところが、我が国の場合ですが、他の先進国に比較をいたしまして、男女の賃金格差、これはとりわけ大きいように思いますが、この点いかがでございますか。

第102回国会 社会労働委員会 第17号(1985/04/23、13期、日本共産党)

○安武洋子君 今年金法が審議をされております。この本法と申しますのは、二十一世紀にまで大きな影響を与える、年金制度の根幹を揺るがす大改悪でございます。ですから、国会としてはそれにふさわしい審議を尽くしていくべきでございます。審議はまだ始まったばかりでございます。私自身も質問要求時間十時間に対しましてまだ八時間ほどを残しております。私どもは、そういう状況でございますから、審議未了、廃案、これが当然である、そのことを要求いたしました。他党も要求時間が残っておりますが、他党はいざ知らず、私どもは、審議は全くまだ尽くされていない、こう主張したにもかかわらず、総理を呼び、審議を打ち切り採決をする、この時……

第102回国会 社会労働委員会 第18号(1985/04/25、13期、日本共産党)

○安武洋子君 婦人、とりわけ働く婦人にとりまして、雇用の場でどれほど平等を願っているかわかりません。私日身も二十年婦人労働者として働いてまいった者です。比較的差別の少ないと言われている公務員労働者、しかも私は労働省の一職員として働いてまいりました。しかし、その中でも、どれほど多くの差別を感じてきたかわかりませんし、平等を願ってもまいりました。今、それにもかかわらず、婦人の願いと全く裏腹なこのような本案が、しかも審議はわずか今まで二日です。きょうを入れても三日です。その中で打ち切られてしまおうとしている。そのことに対して私は心の底からの憤りを感ぜずにおれないわけです。私は、本当に平等を願っている……

第102回国会 社会労働委員会 第19号(1985/05/21、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に、大臣にお伺いをいたします。  大臣の本法案に対する提案理由、これをお伺いさせていただきました。私ども、提案理由をお伺いしてすぐに審議に入るということには反対でございますが、大方の合意で審議ということになったわけなんですが、まず大臣にお伺いしたいことは、この法案によりまして、母子福祉が一体前進するのか後退するのか。前進させようとなさっていらっしゃるのか後退するようになさっていらっしゃるのか、はっきりしないわけでございます。本法案によりまして母子福祉を前進させようとなさっているかどうかということをまずお伺いをさせていただきとうございます。

第102回国会 社会労働委員会 第20号(1985/05/23、13期、日本共産党)

○安武洋子君 本法案と申しますのは、労働力の適正な調整、そして派遣労働者の雇用の安定と福祉の増進を図ると、いかにも労働者の保護を装っております。しかし実際は、現行法で原則的に禁止をされております労働者供給事業と中間搾取を合理化いたしまして、低賃金と無権利の労働者を増大させる。それだけではなくて、ME化のもとで企業の求める短期雇用の労働者の増大、そして大量の余剰人員に対しまして労働力の流動化を促進する、こういうふうなことで、戦後の民主的労働法制と雇用慣行を根本から覆す重大な内容のものとなっております。  けさほど趣旨説明を受けたばかりで直ちに審議に入るということにつきましては、私どもは反対でござ……

第102回国会 社会労働委員会 第21号(1985/05/28、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は前回の質疑で、この制度の支給率、こういうことを問題にいたしました。支給率などを問題にいたしましたのは、母子福祉に対しまして厚生省の行政姿勢、これが消極的ではないかという懸念を持つからでございます。これは私、根拠なく申し上げているわけではございません。母子世帯調査を見てみますと、「児童扶養手当の受給状況」、これは離別者で七五・四%です。そして、この手当を受給していない人、これは二四・六%です。さらに調査結果を見てまいりますと、この制度を知ったきっかけ、これが「市区町村の窓口など」、こういうのが三五・四%です。「市区町村の公報など」で知ったという人が一三・八%です。行政機関を通じ……

第102回国会 社会労働委員会 第22号(1985/05/29、13期、日本共産党)

○安武洋子君 共産党の安武でございます。  各参考人、本当に御苦労さまでございます。  私は、坂本参考人にお伺いをしてまいります。  本法案は、労働者保護というふうなことを言われておりますが、労働者保護との関係でお伺いをいたしとうございますが、今でも団交権それから団結権、これが侵害されているというふうに思います。この点については、本法案の成立によりましてさらに加速されるのではないかというふうな危惧を持っておりますが、この点、いかがお考えでございましょうか。
【次の発言】 正規の常用労働者、これを派遣労働者化するためにいろんな仕組みが考えられるのではないかというふうに思います。これが複合的に行わ……

第102回国会 社会労働委員会 第23号(1985/05/30、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、前回、労働省がお出しになっております「派遣的労働の実態」、この調査票をもとにいたしまして、派遣労働者に対する労働者のニーズというふうなことで御質問を申し上げました。その中で、派遣労働の中で、労働者がどういう不満を持っているかということで、調査票ではこれ十一項目設問されております。ところが、報告書では八項目しかまとまっておりません。これは、「定期昇給がない」、「賞与・一時金がない」、「派遣期間が切れた間の賃金などの支払が受けられない」というふうな、賃金にかかわる労働者の最も関心の深いこういう三項目、これが回答集計からすっぽり抜けているというふうなことで、この御答弁というのが、……

第102回国会 社会労働委員会 第24号(1985/06/04、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に障害者問題に関してお伺いをいたします。  一九八一年、国際障害者年でございました。政府は、中曽根総理を本部長、それから厚生大臣が副本部長でございますが、国際障害者年推進本部、これを設置いたしております。国連が定めました国際障害者年行動計画を見てみますと、「一九九一年までに、国際障害者年の成果の評価と反省を行う目的で、一九八一年末までには国際障害者年の目標をフォローアップする国家計画を準備すること。」、これを各国政府に求めております。それで政府は、五十五年八月十九日に国際障害者年推進本部決定を行って多岐にわたる障害者対策、これを発表をいたしております。  大臣にお伺……

第102回国会 社会労働委員会 第25号(1985/06/06、13期、日本共産党)

○安武洋子君 けさほど、社会党の和田委員の御質問の中で、何か本日質疑の打ち切りがあるようだというふうな御発言がございました。理事会ではそういうことが出ていないので、なぜかと大変不思議に思っているところでございますが、審議はまだ入ったばかり、そして、実質審議は当委員会としても一日半でございます。こんなことで問題山積のこの希代の悪法を打ち切るということは断じて許せない、審議は続けるべきであるということをまず最初に申し添えまして、質問に入ります。  最初に一つ要望いたします。  築地の魚市場に、中央市場労働組合それから大洋荷役労働組合、これがございます。労働大臣の許可を受けまして労働者供給事業を行っ……

第102回国会 社会労働委員会 第26号(1985/06/18、13期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に、大臣にお伺いをいたします。  御承知のように、この児童手当制度、これは我が国の社会保障制度の中でおくれて発足をいたしております。四十七年の一月の実施でございますが、この制度につきまして四十八年度の厚生白書、ここの中では、   児童手当制度は、児童を養育している者に対して児童手当という現金給付を行うことによって、児童養育費が家計に与える負担を軽減し、更に、これを通じて積極的に児童の健全な育成と資質の向上を図ろうとするものである。   今後、急速な老齢化が予想される我が国の人口構造の変化を考えれば、現代の児童が大人になったときの社会的扶養責任は、今日の私達以上に重いものと……

第103回国会 決算委員会 第3号(1985/11/27、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、まず最初に借地・借家法についてお伺いをいたします。  法務大臣の諮問機関でございます法制審議会、これが十月二十九日に公表いたしております借地  借家法に関する問題点、これを見てみますと、財界とか大手不動産業界、これが進めております都市再開発の障害となる借地借家人の追い立て、これを容易にするものであるというふうに思うわけです。  そこでお伺いしてまいりますけれども、十一月二十日付の日経新聞でございますが、ここに地主家主協会、これが主催いたします「借地・借家問題に関するシンポジウム」の広告、これが出ております。ここに持ってまいりましたけれども、このような大きな広告でございます。……

第103回国会 建設委員会 第1号(1985/11/14、13期、日本共産党)

○安武洋子君 本法案は、内需拡大に伴う緊急措置、こういうことで六十一年度末まで特別な割り増し貸付制度を行うというふうなことでございます。これによりまして内需拡大をねらっているというふうになっているわけですが、一体、内需拡大効果というのはどのようにあらわれるのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 お伺いをいたしておりますと大変結構だというふうに思うわけですけれども、しかし実際問題、これは百五十万から二百五十万、金額的には上積みをされるというふうなことなんですね。百五十万から二百五十万の上積みだというふうなことで、住宅を購入しようとか、あるいは新築をしようとか、そういうことが促進をされると……

第104回国会 決算委員会 第7号(1986/04/21、13期、日本共産党)

○安武洋子君 今の国鉄の民営・分割、これに関連をいたしまして駅を高層化する、東京駅などではそういう構想も持ち上がっておりますけれども、そういう問題が出ております。私、国鉄の民営・分割の論議は他日させていただくといたしまして、駅ビルの公共性についてお伺いをいたしたい、このように思っております。  駅ビルと申しますのは公共性が強い場所、こういうことであるとともに、その都市のその駅前のシンボル的な建物でもございます。国鉄であれ私鉄であれ、駅ビルを建てるに当たりましては公共性を踏まえるということ、そして周辺地域との調和を図るということは、これは十分配慮をなすべき問題であろうというふうに思います。運輸省……

第104回国会 建設委員会 第8号(1986/04/15、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、本法案の改正によりまして実施をされます下水汚泥の広域処理事業についてお伺いをいたします。  広域処理事業は、手始めに本年度から、兵庫県の西と東の両フロックで着手をされるということになっております。事業団による広域処理のメリットの一つに処分費用のスケールメリットが挙げられておりますけれども、先ほどの兵庫の西と東のフロックでございますね、この場合、処理経費というのはおおむね幾らぐらいになるのでしょうか。そしてこれは、単独処理に比べましてどれくらい安くなるのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 こういうことを実施するに当たりまして、やはり汚泥の中に有害なものも含まれている……

第104回国会 予算委員会 第7号(1986/03/11、13期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表いたしまして、暮らしと平和、そして教育、国鉄の問題などについて質問をさせていただきます。  まず、福祉の問題につきまして総理にお伺いをいたしますけれども、総理は社会保障とか福祉、これは憲法二十五条でうたわれておりますけれども、国の責任というものについてどのように一体お考えになっていらっしゃいますでしょうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 総理にお伺いいたしますけれども、群馬県の吾妻町に長寿園という国立の療養所がございますけれども、総理のおひざ元でございますね。総理は御存じでございますか。
【次の発言】 厚生省にお伺いいたしますけれども、この長寿園の入院患……



各種会議発言一覧(参議院)

10期(1974/07/07〜)

第80回国会 農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に、海上保安庁の基本的な任務についてお伺いをいたします。  大別すると四つほどあると思うんですけれども、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 では、二百海里設定に伴う海域のパトロール、こういう行政行為というのは、漁業の操業を守る、こういうことが主な任務として加わることになりますね。
【次の発言】 警察権の行使とそれから自衛権の行使、これは基本的に相違していると思いますけれども、海上保安庁と海上自衛隊の任務の基本的な違いを聞きとうございます。御答弁ください。
【次の発言】 いま海上自衛隊の海上における警備行動について自衛隊法の第八十二条においての定め、これはおっしゃいま……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 風疹の問題について御質問申し上げます。  風疹は一昨年から約十年ぶりに大流行したわけですけれども、患者数が百十万人以上というふうなことが言われておりまして、ことしも五月から六月にかけて再び流行するんではないかと言われているわけなんです。政府の対策のおくれというものが、妊娠中の婦人に特に大きな不安を与えました。妊娠中に風疹に感染すると胎児に影響を与えて、先天性風疹症候群、こう言われる難聴とか白内症とか心臓奇形などの子供が出生するというふうなことで、国民はこのことをよく知らされなかった、よく知ってないから不安を抱いたというふうなことがありまして、政府の対策がほとんど立ちおくれてしまっ……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/03/30、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、一月十八日の決算委員会、そして一月三十一日の予算委員会に続いて、輸入牛肉の問題についてお伺いいたします。  私は、このときは流通経路、価格、それからいわゆる平井ファミリー、この問題について調査を御要求いたしました。そして、福田総理大臣及び農林大臣は、調査をし善処をすると、こういうお約束をなさいました。その後、どのような調査をなさり、そして善処をなさったのか、そのことをお伺いいたします。
【次の発言】 杉山局長は、私の質問の中で、八月の局長通達にたがうようなことがあれば売り渡しの制限も加えるとか、あるいは指摘の事実があるなら調査結果を踏まえ処理をすると、こういうふうに答弁なさ……

第85回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 閉会後第1号(1978/11/09、11期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、電源立地の問題をお尋ねしたいと思います。  初めに発電用ダムの貯水池における土砂の堆積問題をお伺いいたしますが、資源エネルギー庁でおまとめになった昭和五十一年度の堆砂状況、これを拝見いたしますと、約半数が一〇%以上の堆砂率、こういうふうになっております。半分以上砂に埋まっているのが三十六地点ありまして一二・五%。八〇%以上九〇%以上というふうなほとんど砂に埋まってしまっているのが十一地点もございまして、三・八%と大変深刻な状況でなおざりにできない状態だと思います。貯水池の大半が土砂で埋まってしまうというふうな事態というのは、建設当初の堆砂の見通しから見ますと、大変大きな誤算……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1980/04/02、11期、日本共産党)

○安武洋子君 来年は国際障害年でございます。国際障害年を迎えるに当たりまして障害者の雇用を考えるということは、これは労働省としてもますます重要になってきていると思うんです。労働省としても可能な限り雇用を促進する必要があろうかと思います。官公庁とかあるいは特殊法人とか、そして一千万を超えております労働省を擁しております民間の企業で障害者の雇用を促進していくということが重要でございますけれども、中でも大企業におきまして雇用を拡大するということが私は大変重要だろう、ここに労働省の強い指導が必要だろうというふうに思います。障害者の雇用拡大について、まず最初に、私は大臣がどういう御所見をお持ちかというこ……


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データ更新日:2022/12/09

安武洋子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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