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原健三郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

原健三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP500
211位
委員会発言(政府)歴代TOP500
307位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
161位

23期各種会議出席TOP25
23位
23期各種会議出席(無役)TOP25
14位
24期各種会議発言(政府)TOP10
9位
25期委員会出席TOP50
20位
25期委員会出席(幹部)TOP100
90位
25期委員会出席(無役)TOP50
39位
25期各種会議出席(無役)TOP25
24位
27期委員会発言(議会)TOP50
27位

このページでは原健三郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。原健三郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 国土計画委員会 第14号(1947/10/03、23期、民主党)

○原健三郎君 この請願は兵庫縣の淡路島の津名郡における河川の砂防工事をやつていただきたいという請願であります。御承知のように、淡路島でも殊に津名郡の方におきましては、山が大體裸山になつておりまして、少し雨が降ると直ぐ大水が出て大變なことになる。そこでこの請願をちよつと讀みまして説明に代えたいと思います。  この淡路の津名郡の多くの川は昭和十三年、昭和十六年及び昭和二十年十月と、三囘にわたつて大災害をこうむつて、水源から多量の土砂を流し、そうして沿岸の耕地を削り、堤防を破壊し、下流區域に堆積して耕地も一大河床となり、ために手を施す術もない惨状を呈し、また人家の浸水、道路、堤防、橋梁の決壊など、沿……

第1回国会 国土計画委員会 第20号(1947/10/31、23期、同志クラブ)

○原健三郎君 兵庫縣有馬郡の水害復舊に關する請願であります。本年の七月九日來襲した強雨によつて、この兵庫縣有馬郡が非常に災害を受けました。なかんずく工事關係ではせき止め、水路、溜池、橋等の決壞流出など二百七十二箇所の多數に上つており、耕地の流失、埋沒面積が三百三十四町歩に上つております。この被害に伴うて農作物の被害も甚大であることは申すまでもないのであります。それでこの大災害に對しまして、自力をもつてはとうてい復舊ができない事情にあります。それでお願いしたいことは、本地方には昭和二十年の未曽有の水害に對しても格別の審議を得て、國庫の高率補助をいただいております。それでこのたびの災害にあたりまし……

第1回国会 水産委員会 第26号(1947/11/21、23期、民主党)

○原健三郎君 兵庫縣三原郡阿那賀村の丸山港は、古來瀬戸内海における漁港とし、近時の漁獲高はまことに巨額に達しますが、未だ港灣の設備きわめて貧弱狹小であり、これが改築の緊要なるに鑑みまして、國庫補助のもとに急遽改築事業を施行せられんことを請願いたす次第であります。  元來この丸山港は瀬戸内海の南關門たる鳴門海峽の北方に位しまして、全面には魚種豊富なる好漁場を控へ、また村内の地勢ほとんど山地なる關係上、古來より村民の大半は主として漁撈を業といたし、現在本村において保有する漁船は約五百餘隻を算し、近年における漁獲高二千餘萬圓になんなんとするのであります。以上のうち、本丸山港を基點といたしまする漁船及……

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/10、23期、民主党)

○原(健)委員 私は最初に芦田外務大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。この追加豫算を見ましても、私ははなはだ遺憾に思うのでありますが、日本は平和國家として今後立つていくということは、國是であります。しかしその平和國家として立つていく國是はきまつておるが、それを具體的にどうして維持していくかということが、どうも現われていない。世界に動亂が絶無だというなら問題はないのでありますが、今日冷靜に考えてみましても、世界に決して動亂がないなどとはどうも考えられない。そういうときに處して、つまり動亂があるかもしれないというときに處して、どうして日本が平和國家として平和を維持していくのであるかという、そ……

第2回国会 予算委員会 第9号(1948/03/18、23期、民主自由党)

○原(健)委員 北村大藏大臣にお尋ね申し上げたいのであります。大体二、三の点であります。  第一にお聽きしたいことは、新生というタバコを発賣いたしております。四十円のタバコにしております。ああいうまずいタバコは、四十円の値打がないことは、何人が見ても衆人のよく知つておる事実であります。大藏大臣は、タバコをおのみにならぬからお知りにならぬかもしれませんが、われわれはタバコを吸いまして、いかに貨幣價値の下落したときにおきましても、ああいうものを四十円で賣出すことは、はなはだもつて不見識千万でありまして、國民を愚弄することもはなはだしい。しかもそれで賣れないからといつて、今度は百万円の富くじをもつて……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○原(健)委員 今西君から発言があつて、本日の午後二時までに予算案を本会議を通すということが、昨日の各派交渉会できまつたと申されましたが、私も交渉委員の一人として出席いたしておりました。民主自由党を代表して、ほかの人からも意見も述べてもらつておりますが、民主党からそういう申出があつたことは事実であります。しかしその申出を必ず守つて実行してあげますという確約は與えておりません。向うの希望はよく聽いておりますが、そういうことを守つてやるなんていうような約束はいたしておりません。この点を明確にいたしておきます。われわれとしても、決してこれを遷延しようとは思つておりません。早く答弁していただいて、問題……

第2回国会 予算委員会 第24号(1948/05/24、23期、民主自由党)

○原(健)委員 芦田総理にごく簡單に若干の質問をいたしたいと思います。  第一にお尋ねしたしたいことは、今日たれが見ましても、どうも政局が安定していると見ることはできない。どうも不安定であり、いつ内閣を投げ出すかもわからない。こういう声が全國民の間にありまして、きわめて不安の念に駆られておる。これは言うまでもなく、社会党、民主党、國民協同党というような、小さい政党の三派連合の上に立つているからであります。これは主観的にそうでないとおつしやられても三派連合でやつている関係上、政策の協定にいたしましても、その他にいたしましても、閣僚の間においてさえも意見がまちまちでありまして、予算を出す出すと言い……

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○原(健)委員 総理大臣に質問いたさんとするものであります。  第一にお尋ねいたしたいことは、日本に幾多の難問題、重要問題がありますが、それをつき詰めてわれわれが考えてみるときに、これは人口問題に帰すると考えるのであります。人口問題を解決するためにあらざれば、日本のあらゆる問題は解決できない。今日の國内問題といい、あるいはこれを國際問題に拡げていきましても、問題はやはり人口問題に帰着すると私は考えるのであります。それで人口問題は、少くとも決して將來の問題ではなくして、現下の國家の非常に急を要する問題であると私は考えております。この人口問題を解決するにあらざれば、平和國家も文化國家もできないと思……

第3回国会 逓信委員会 第1号(1948/11/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまから会議を開きます。  初めにちよつとごあいさつ申し上げたいと思います。私がはからずも委員長に選任されましたが、まことに不徳不敏の者でありますので、願わくは皆さん方の御協力を得まして、無事に議事を進行できますよう、この上とも格段の御後援を切にお願いいたしたいと思います。簡單でございますが、ごあいさつにかえたいと思います。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。いかなる方法によりましようか。
【次の発言】 白井君の動議に御異議はございませんでしようか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。    奥村 竹三君  片島  港君    五坪 茂雄君  林  百郎君 ……

第3回国会 逓信委員会 第2号(1948/11/22、23期、民主自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより会議を開きます。  お諮りいたします。理事貨島港君が委員を辞任いたしましたので、理事が一名欠員になつております。この際理事の補欠選挙を行わねばなりませんが、いかなる方法で行いましようか。
【次の発言】 それでは委員長より指名いたします。萬田五郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたします。ただいま内閣委員会において審査されております郵政省設置法案並びに電氣通信省設置法案に関しましては、本委員会とも重要な関連がありますので、この際両案について内閣委員会に連合審査会を申し入れたいと思いますが、御異議ありませんか。

第3回国会 逓信委員会 第3号(1948/11/29、23期、民主自由党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。理事の萬田五郎君が理事を辞任いたしましたので、理事が一名欠員になつております。この際理事の補欠選挙を行わなければなりませんが、委員長より補欠理事の指名をいたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、それでは片島港君を理事に指名いたします。  ただいま郵政省設置法案並びに電氣省設置法案について内閣委員会と本逓信委員会との連合審査会を開催いたしたいという希望がございますが、その合同審査をするかしないかは委員長及び理事に御一任願いたいと存じます。もし開くことに決定いたしました場合には、本委員会において議決をしたものと……

第4回国会 逓信委員会 第1号(1948/12/08、23期、民主自由党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。去る十一月二十九日に理事の奥村竹三君、三十日に五坪茂雄君がそれぞれ委員を辞任しておりますので、理事が二名欠員になつております、この際理事の補欠選挙を行わねばなりませんが、委員長より補欠理事の指名をいたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、奥村竹三君及び五坪茂雄君をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 次に逓信行政の近況につきまして当局より説明を聽取することにいたします。
【次の発言】 質問はございませんか、
【次の発言】 今の問題について問題はございませんか、

第4回国会 逓信委員会 第2号(1948/12/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  去る六日本委員会に付託されました請願二件を議題として審査いたします。  まず日程第一、放送機構改革に関する請願、西村榮一君外四名紹介、文書表第一号の審査に入ります。紹介議員が見えておりませんので、奥村君よりかわつて請願の趣旨を御説明願います。
【次の発言】 政府側の御意見があれば承ります。
【次の発言】 御質疑はありませんか。
【次の発言】 外に御質疑はありませんか。――御質疑がなければ次に移ります。
【次の発言】 日程第二、電話料金等低減に関する請願、庄司一郎紹介、文書表第二号の審査に入ります。紹介議員がお見えになつておられませんので、奥村君よりかわつ……

第4回国会 逓信委員会 第3号(1948/12/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  去る十日本委員会に付託になりました請願二件を議題として審査いたします。  まず日程第一、川前村大字下桶賣に無集配特定郵便局設置の請願、關内正一君紹介、文書表第二八号の紹介に入ります。紹介議員がお見えになつておりませんので、白井君よりかわつて請願の趣旨を御説明願います。
【次の発言】 政府側の意見を承ります。
【次の発言】 何か御質問ございませんか。――なければ次に移ります。
【次の発言】 日程第二、八幡濱市に放送局設置の請願、紹介議員井谷正吉君外八名紹介、文書表第三九号の審査に移ります。紹介議員がお見えになつておりませんので白井君からかわつて請願の趣旨を……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○原健三郎君 この自轉車競技法と言いますのは、昭和二十三年八月一日法律第二百九号によつてきめられたものでありまして、その第一條に「都道府縣及び人口、財政等を勘案して主務大臣が指定する市は、自轉車の改良、増産、輸出の増加、國内需要の充足に寄與するとともに、地方財政の増收を図るため、この法律により、自轉車競争を行うととができる。」と規定してあります。これによりますと、都道府縣及び主務大臣が指定する市となつておりますが、その市だけにとどまらず、町村も入れるようにいたしたいというのが、この改正法律案の全部であります。市のほかに町村を入れたのであります。その理由といたしましては、根本的な理由と具体的な理……

第5回国会 商工委員会 第12号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○原健三郎君 今の御質問の趣旨はよく理由がわかるのであります。これを町村まで許しますと、全國の各町村から申込みが殺到するという御意見でありますが、実際のところを見ますと、自轉車競技会をやりましても、どこの町村がやつてもうかるものではございません。競技と同じように、やれば必ずもうかるというのは非常な間違いで、なかなかもうからない。もうからないのが普通であります。普通の所でやると、やつたら損をいたします。それが一つ。もう一つは、自轉車競技をやる競技場の場所はすでにきまつておりまして、どこでも許可できません。私の提案するのは、既設の自轉車競技場を借り受けて、町村が連合で主催になつてやる。こういうわけ……

第6回国会 運輸委員会 第13号(1949/11/26、24期、民主自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 ただいまから国際観光事業の助成に関する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  御承知のごとく、戰後におけるわが国の経済的復興と、国際親善の増進をはかりますためには、国際観光事業の振興にまつところきわめて大なるものがあるのでありまして、現に海外の事例を見ましても、イギリス、フランス、スイス、ベルギー、カナダ、メキシコ等、欧米の諸国はいずれも観光事業の振興に大きな努力を拂つているのであります。たとえばイギリスにおきましては、戰後新設された公益的観光機関たる観光休暇局に対しまして、昭和二十三年度は四十二万五千ポンド、邦貨にいたしまして約七億六千万円の補助金を交付し、またス……

第6回国会 運輸委員会 第14号(1949/11/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 ただいま岡田委員から非常に根本的な御質問がございましたので、お答えいたしたいと思うのであります。われわれも日本交通公社と全日本観光連盟、この二つに現在のところは一応限つたようになつておりますが、将来ともこれだけに限定して、ほとんど独占的にこれらを援助し、支持しよう、こういう意図は決してございませんので、ある程度の自由競争によつて、外客の誘致その他をしてもらうのはけつこうでございます。しかしこの外客の誘致宣伝とか、旅客のあつせんということになりますが、外客の誘致というようなことは、ほとんど宣伝の費用ばかりいりまして、実質的の收入がございませんので、こういう面におきましてはやは……

第6回国会 運輸委員会 第15号(1949/11/29、24期、民主自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 この釜石線は、目下建設工事中でありまして、当初の線路選定の際は、上有住駅を設定する計画がありましたが、その後運送上の実体を調査いたしましたころ、同駅の取扱い数量の予想がはなはだ少いので、今回の釜石線全面に際しましては、信号所として開設し、営業費の節減をはかりたいと考えております。なお普通駅に変更してもらいたいといふ御希望は、開業後の地方情勢の変化等を見きわめた上で考えて善処し、御希望に沿いたと思います。  飯田線千代駅は、現在駅員無配置旅客駅でございますが、この駅に駅員を配置し、客貨取扱い駅といたしますには、同駅の位置が工事に非常に困難な場所であるばかりでなく、たとい同工事……

第7回国会 運輸委員会 第5号(1950/03/03、24期、自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 ただいまから日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を申し上げます。現行日本国有鉄道法第五條は、日本国有鉄道設立の際における資本金について定め、これが増加に関する規定を設けておりませんので、資本金増加の場合を考え、日本国有鉄道の資本金を政府の出資により増加し得る道を開いた次第であります。この法律案は、昭和二十五年四月一日から施行いたしたいと存じますので、愼重御審議の上、すみやかに可決あらんことをお願い申し上げる次第であひます。

第7回国会 運輸委員会 第8号(1950/03/10、24期、自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 ただいま上程されました水路業務法案について、提案の理由とその概要を申し上げます。  水路業務の成果は、海上における安全確保の基礎的資料となるとともに、港湾沿岸土木工事、防災及び海洋の利用開発、さらに地球物理学の調査研究にも欠くことのできないものであります。この重要な意義を有する水路業務の実施を円滑かつ確実ならしめることは、きわめて重要であります。現在水路業務に関する法律としては、明治二十三年に制定された水路測量標条令のみでありまして、新憲法が施行された今日において、妥当性を欠く点が多く、その内容においても現情勢に適応しないものがあります。  なお今般海上保安庁水路部は、その……

第7回国会 運輸委員会 第12号(1950/03/22、24期、自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 ただいまから、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  今回国有鉄道運賃法の改正を提案いたしますのは、ただいま本国会において御審議になつております通行税法の改正に伴つて、国有鉄道の旅客運賃の一部を改正し、国民負担の軽減をはかろうとする趣旨であります。通行税法の改正によりまして、来る四月一日から三等の運賃及び急行料金は無税、一、二等の運賃料金には二〇%の課税がなされることとなるのでありますが、これによりまして一率に旅客運賃を引下げるということは、旅客に及ぼす影響の上から見まして、大した効果を期待することができませんので、以下述べるような方法でこれ……

第7回国会 運輸委員会 第19号(1950/04/04、24期、自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 造船法案の提案理由を御説明申し上げます。  わが国の通船技術は、戰時中の低質大量生産に災いされまして、今日におきましては世界の水準に及ばないことはもちろん、わが国戰前のそれにさえ達しない状態であります。この点につきましては第二国会における参議院の決議の御趣旨からも、速やかに何分の適切な措置を講じ、もつて麺船技術のすみやかな川復向上をはからなければならないのであります。前国会におきましても、運輸省設置法中に造船技術審議会を設けることを規定いたしまして、目下その運用により具体的審議が行われつつあります。  本法案におきましては、さらに船舶の推進性能試験、機関の性能試験を行うこと……

第7回国会 運輸委員会 第26号(1950/04/18、24期、自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 海上運送法等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  今回わが国の海運は、従来の船舶運営会による定期傭船制度より、船主の責任による完全な自主運航とする体制に移行することになりましたので、日本船による対外定期航路事業並びに外国海運業者の経営する船舶運航事業の適用等について、その調整をはかることが必要となつたのであります。  まず外国海運業者に海上運送法の規定による免許制、届出制、登録制その他の制限を適用することは、外国海運業者が日本において活動する実情にも沿わず、また日本海運業者が海外において今後活動する関例も考慮する必要がありますので、この改正法案により外国海運……

第7回国会 内閣委員会 第10号(1950/03/25、24期、自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 運輸省設置法等の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  運輸省設置法等の一部を改正する理由の第一点は、船舶試験所等を統合して、運輸技術研究所を設置することであります。第二点は、審議会整理の方針に従い、特別地区船員職業安定審議会を廃止することであります。その他現行規定の不備を修正いたしたいと思うのであります。  第一の点について申し上げますれば、運輸交通機関の発達と、その安全性の確保は、技術の進歩にまつことは言うまでもありませんが、技術の進歩は、国家的見地からする運輸交通機関の試験研究によることが多いのであり、このことは欧米の例にしても明らかであります。さて、……

第8回国会 水産委員会 第6号(1950/07/22、24期、自由党)

○原(健)委員 今の川西君の質問に関連して、私も委員としてはなはだ納得ができない。何ゆえに一体これを抱合せにしたかという理由は何もない。いかなる理由によつてこれを抱合せにしたのであるか、これは元来別々になつておつたものである。それをわれわれが観測するところによると、どうも紀伊水道の方が反対が多い。有明の方は反対が少い。だからこれを抱合せにするならば、この反対を緩和して、まんまと衆議院を通し、さらに難関である参議院もこれによつて通るというお考えじやないかと思うのですが、どういう理由で一体そういうことを抱合せにするのか。これはわれわれ立法府において法律案を審議する建前から、はなはだ遺憾千万であると……

第9回国会 建設委員会 第4号(1950/12/04、24期、自由党)

○原健三郎君 芦屋国際文化住宅都市建設法案に対する提案理由の御説明申し上げたいと思うのでありまする  最近の都市計画を見ますと、温泉中心としたり、あるいは古典的な文化を中心として、主として観光都市建に目標があるようであります。芦屋これらと趣を異にいたしまして、軍観光都市としてではなくて、外国人の定住する住宅都市を建設しようとするものであります。従来芦屋は近畿地方において好位置を占めておるところから、国際文化人が蝟集いたしておつたのであります。戦後といえども依然として伝統的に外国人が居住し、その住宅を建設しておる者が多いのであります。  そもそも外国人が定住する住宅都市を建設するのには、諸般の條……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1953/03/03、25期、自由党)

○原(健)委員 この(2)のところで、標旗を掲げて個人演説会または演説会を開催することは自由でありながら、(3)の婦人会、青年会等の集会、映画、演劇等の幕間または会社、工場等の休憩時間等を利用してというのは、これはほかに法文を置かなくてもいいのですか。

第15回国会 農林委員会 第7号(1952/12/12、25期、自由党)

○原(健)委員 今日日本で非常に重大なことは、国土緑化運動で、これは何をおいても食糧の次に重要であることは御承知だろうと存ずるのであります。その国土緑化のために一番障害になるのは運賃が高いことであります。国土緑化の重要性はあなた方も認識されておる通りでありまして、食糧に次いで、あるいは食糧と同様に重要な一大国策であります。しかるに造林用苗木というのが十級が二十一級に上つておる。一体この運賃を上げておるというのは、どういう見解で上げたのであるか、これからひとつお聞きしたい。

第15回国会 農林委員会 第13号(1952/12/20、25期、自由党)

○原(健)委員 私はこの農村漁業金融公庫法案の一部を修正いたしたいと思うのであります。すなわち別表中の災害復旧のための融資に対して五箇年となつておりますが、それでは期間が短かく、ゆえにこれを十五箇年以内にいたしたい。それで第十八条第二項の別表の第八号の償還期限の欄の中に「五年」とあるのを「十五年」に改めるというのであります。

第15回国会 予算委員会 第11号(1952/12/09、25期、自由党)

○原(健)委員 私は主として地方自治の問題、また地方自治制度について、本多国務相に質問をいたそうとするものであります。  今日地方自治制度が、非常に重大問題となつて参りまして、政府もこれを放任することができないと考えまして、地方制度調査会というものを政府がつくりまして、これで調査研究をさそうという腹をきめておられるそうであります。それでこの際地方自治問題について、いろいろお伺いいたしたいのであります。  第一に、総括的な問題として、昔からこれは非常に議論のある問題でありますが、地方分権主義で行くのであるか。それとも中央集権主義で行くつもりであるか。これが根本的な問題となつて、諸般の問題がわかれ……

第15回国会 予算委員会 第22号(1953/02/12、25期、自由党)

○原(健)委員 私はこの際宮内庁次長にお尋ねいたしたいと思います。皇太子殿下が、英国エリザベス女王の戴冠式に、天皇の御名代として渡英されることが報じられておりまして、これは国民ひとしく慶賀にたえないところであります。またこれを機会に皇太子殿下には各国をまわられる由でありますが、われわれとしては、この戴冠式への御出席及びその他の旅行を通して皇太子殿下の御収穫の多いこと、あるいはまた空路の御無事であることを、ひたすら祈り上げるものであります。全国民は非常に慶祝いたしておりますが、ここで宮内庁次長にお尋ねいたしたいことは、新聞に若干のアウト・ラインが出ておりましたが、実際はたとえばお供の方がどうなつ……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/07/01、26期、自由党)

○原(健)委員 ちよつとお伺いいたしたいのでありますが、今ごろまで選挙法の委員会を開かないて、あと、一箇月ぐらいになつてしまつてから委員会を開くというのは、どうしたことですか。いつ解散があるか、いつ選挙があるかわからないのに、どうしたわけですか。
【次の発言】 自治庁でこの前選挙直後に自治庁案として発表したものは、少くとも非常に重大な選挙法の改正を見通した意見であります。たとえば選挙区を小さくして小選挙区にする、あれは一体大臣が知つておつて発表したのであるか。だれの責任において自治庁で発表したのであるか。その責任の所在を明らかにしていただきたい。  第二番目には、一体ああいう発表をしておきなが……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1953/07/15、26期、自由党)

○原(健)委員 今全国市区選挙管理委員会連合会と五大市の改正上申書と、両方説明を聞いたのですが、この中の主なものは、われわれは非常に賛成なんです。すでにこの前の国会において、この委員会で審議して衆議院の方で意見がまとまつて通過しているが、解散になつて、参議院でつぶれてしまつたのです。衆議院で各党各派大多数の意見が一致して、本会議を通過した原案は、今御両所が説明してくださつた全部ではないが、大体おもな点が含まれて原案ができておるのです。原案ができて衆議院を通過した案については、この委員会においても大体了承しているので、さらにもつといいことをやらなければならぬ、あるいはさらにつけ加えたり、またさら……

第16回国会 人事委員会 第10号(1953/07/25、26期、自由党)

○原(健)委員 森君はそういうふうに言うが、森君が委員長をやつている選挙法の委員会においても、本会議をやつておるときでも会議をやつております。この委員会だけがいまさら、本会議をやつておるからよすなんということは解せぬ。現に三階をまわつて来たら、運輸委員会もやつているし、外務委員会もやつておる。何もわれわれ横車を押してやつておるのではなくて、過去においても、本会議があつても委員会はしばしばやつておるのが慣例である。だからもう少しこれを続行されることを望みます。

第16回国会 人事委員会 第13号(1953/07/29、26期、自由党)

○原(健)委員 緊急動議を提出いたします。すなわち質疑に対する理事会の申合せの時間が切れました。ゆえにこの際質疑を打切り、ただちに討論採決に入られんことを望みます。

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/09、26期、自由党)

○原(健)委員 厚生大臣がお急ぎのようですから、先に簡単にお尋ねいたします。申すまでもなく人口問題が日本の国の経済、政治、社会問題の中心であることは言うまでもないのであります。しかるにこの人口問題を単に学者の一部が研究したり、今まで政府においても厚生省の所管で予算を数百万円とつて、人口問題研究所で簡単に研究してみたり、今度は人口問題審議会というものをこしらえたからといつて、政府においてははなはだ満足しておるようでありますが、私どもはそういうことで、この深刻なる日本の人口問題は解決できるとは思つておりません。外務省に聞くと、外務省においては、今度は移民局ができたから何とかなるであろうと、はなはだ……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1954/02/19、26期、自由党)

○原(健)委員 ただいまの島上君の動議にわれわれ自由党としては賛意を表するものであります。この際、いろいろ問題になつておる選挙法を扱本的に改正して政界の粛正し資しなければならぬという輿論にこたえて、ぜひこれを断行したいと思うのであります。それで、一番問題になつている選挙区制とか、公営とかいうような点についても、この際抜本的に検討を加え、また輿論の動向もよく察知して、適当なところに改正をいたしたい、こう存ずるのであって、われわれも賛意を表するものである。さらに、この際お願いいたしておきたいことは、小委員会もできまして、その小委員長に委員長がなるのでありますが、今までの前例から見ると、この公職選挙……

第19回国会 予算委員会 第3号(1954/02/03、26期、自由党)

○原(健)委員 私は最初に、吉田総理にお伺いいたしたいのであります。  目下日韓会談は韓国側の不誠意な態度によつて停頓いたしており、まことに遺憾な状態であります。御承知のごとく日本の漁船は不法な攻撃を受け、抑留もされているし、日本の漁民は生命線ともいうべき漁場を失い、死活の問題であります。また明白に日本の領土たるべき竹島に対して、韓国側は領土権を主張しているのであります。かかることによつて多年善隣友好の関係を続けて来た両国が、目下反目抗争を続けていることは、はなはだ遺憾なところであます。われわれは日韓会談の再開を希望し、円満解決することを国民も熱望いたしているところであります。それでこの問題に……

第19回国会 予算委員会 第15号(1954/02/19、26期、自由党)

○原(健)委員 「茶菓子はいけない」と呼ぶ)君は違反でよく知つているが、(笑声)酒を出し、かつおぜんを運ぶ程度以外に、その場の空気を享楽的にせしめるがごとき芸者並びに仲居と名づくる者がその席にはべつたときには、これは饗応になるという判例があるのでありますが、これはどうでしようか。
【次の発言】 ただいま羽田君から質問がありまして、その中に、いわゆる日教組から国会闘争費などというような名称をもつて、左派社会党の議員に対して多額の金が渡されておるということを、ここに発表されました。それでこの際私は犬養法務大臣にお願したいのでありますが、ぜひこれを調査して、この予算委員会においてその結果を発表されん……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 運輸委員会 第1号(1955/03/24、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  一言ごあいさつ申し上げます。今回私が当委員会の委員長に選任されましたが、委員会の運営につきましては、何分不案内でございますので、何とぞ皆さん方の御協力と御指導とを切にお願い申し上げる次第であります。誠心誠意公平にやっていきたいと存じますので、どうぞくれぐれもよろしくお願い申し上げまして、委員長就任のごあいさつといたします。(拍手)  これより理事の互選を行います。理事の互選は選挙の手続を省略して、委員長より指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでございますから、理事はその数を七名とし、左の諸君を指名……

第22回国会 運輸委員会 第2号(1955/03/26、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 それではこれより運輸委員会を開会いたします。  この際、運輸大臣より発言を求められておりますから、これを許します。
【次の発言】 続いて政務次官、各局長、国鉄当局等の、ごあいさつがございます。
【次の発言】 それでは続いて、去る二十四日本委員会に付託されました捕獲審検所の検定の再審査に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第五号)を議題といたします。  最初に運輸大臣より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対し質疑があればこれを許します。――質疑がなければ、これにて質疑を終了いたします。  討論はございませんか。――なければ、これより採決いたします。  本案を……

第22回国会 運輸委員会 第3号(1955/03/28、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  最初に運輸省の各局の所管について御説明申し上げる予定でありましたが、時間の関係上、とりあえず所管の説明資料を各位のお手元に配付いたしておきましたので、御参考としてごらんいただきたいと存じます。各局所管の説明は後日に譲りたいと存じます。  次いで、前回設置いたしました観光に関する小委員及び小委員長の指名を行います。理事会にお諮りいたしました結果、その数を十名とし、   岡崎 英城君  濱野 清吾君   堀内 一雄君  眞鍋 儀十君   木村 俊夫君  畠山 鶴吉君   青野 武一君  栗原 俊夫君   大西 正道君  小山亮君 を小委員に、小委……

第22回国会 運輸委員会 第4号(1955/03/29、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  最初に陸運行政、海運行政一般に関する件について、三木運輸大臣に質疑を行います。質疑は通告順にこれを許します。なるべく簡潔に要点をお願いいたしたいと存じます。木村俊夫君。
【次の発言】 小山亮君。
【次の発言】 上林山榮吉君。
【次の発言】 それでは資料を御提出願います。
【次の発言】 下平君。
【次の発言】 午前はこの程度にいたしまして、午後一時半より再開いたします。    午前十一時五十三分休憩
【次の発言】 それでは午前に引き続いて調査を進めます。  最初に山本委員より発言を求められておりますのでこれを許します。山本友一君。

第22回国会 運輸委員会 第5号(1955/04/01、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日の日程に入ります前に、小委員の補欠選任についてお諮りいたします。すなわち大西正道君が去る三月二十九日委員を辞任され、三十日再び本委員となられましたが、同君は観光に関する小委員でありましたので、これが補欠選任を行わねばなりません。この補欠選任につきましては、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、さよう決します。  観光に関する小委員に大西正道君を指名いたします。
【次の発言】 この際お諮りいたします。すなわち山本友一君が去る三月三十一日委員を辞任せられ、今一日再び本委員になられましたので、この際理事の補欠選任を……

第22回国会 運輸委員会 第6号(1955/05/06、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 それではこれより運輸委員会を開会いたします。  お諮りいたします。  理事及び観光に関する小委員でありました青野武一君が去る四月七日委員を辞任せられましたので、理事及び小委員が欠員になっておりますので、この際その補欠選任を行いたいと思いますが選挙の手続を省略して、委員長より指名いたすに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議がないようでございますので、青野武一君を理事及び観光に関する小委員長に指名いたします。
【次の発言】 次に運輸行政に関して調査を進めます。最初に国鉄関係の予算について当局より説明を求めます。主として新線建設計画と予算関係につき説明を求めます。植田鉄道……

第22回国会 運輸委員会 第7号(1955/05/09、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  運輸行政に関する件につき調査を進めます。  最初に定点観測の予算について説明を求めます。中央気象台予報部長肥沼寛一君。
【次の発言】 質疑の通告があります。これを許します。臼井莊一君。
【次の発言】 委員長からお聞きしたいのでありますが、官房長のお話によると、ことしのこの気象台の予算はわずかに二億二千万円よりふえていない。二億二千万円ふやしてもらって、それが貴重な予算のワクからふやしてもらったから、事まことに満足であるというような答弁であるが、昨年のような大風水害を受け、特に洞爺丸なんかで全国民を震駭いたしましたが、しかもそのあとに来た予算に……

第22回国会 運輸委員会 第8号(1955/05/12、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  昨日早朝、宇野――高松連絡船の紫雲丸が沈没いたし、多数の犠牲者を出しました。まことに哀悼にたえません。ひたすら御冥福を祈り上げる次第であります。  ついては本委員会としても哀悼の意を表するため、この際つつしんで一分間の黙祷をささげたいと存じます。御起立をお願い申し上げます。
【次の発言】 次にお諮りいたしますが、昨日の打合会におきまして一応御了承を得たのでありますが、この際その慰問と調査のため、現地に委員を派遣したいと思いますが、議長の承認を得なければなりませんので、この際委員派遣承認申請書を議長に提出いたしたいと存じます。なお派遣委員には、民主党加藤常……

第22回国会 運輸委員会 第9号(1955/05/16、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  運輸行政に関して調査を進めたいと存じますが、日程に入ります前に、紫雲丸の衝突沈没事件調査のため本委員会より派遣いたしました委員各位が、一昨夜帰京されましたので、この際一応の中間報告を聴取いたします。越智茂君。
【次の発言】 これに関連いたしまして中居英太郎君。
【次の発言】 青野武一君。
【次の発言】 法務省刑事局長、政府委員の井本君が出席しておりますので、この際小山亮君に質問を許します。小山亮君。
【次の発言】 これに関連して山口丈太郎君。
【次の発言】 次に船員の再教育に関して、政府当局より実情について御説明を聴取いたします。そのあとに質……

第22回国会 運輸委員会 第10号(1955/05/17、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  紫雲丸衝突沈没事件について調査を進めます。最初に昨日に引き続き、派遣委員より報告を聴取いたします。加藤常太郎君。
【次の発言】 次いで三木運輸大臣より説明を求めます。三木運輸大臣。
【次の発言】 ただいまの運輸大臣並びに派遣委員に対する質問があれば、これを許します。
【次の発言】 質問者がたくさんおりますから、質問も答弁も簡単明瞭に願います。池田禎治君。
【次の発言】 次に徳安實藏君。
【次の発言】 次に眞鍋儀十君。ごく簡単に願います。
【次の発言】 この際紫雲丸沈没事件に関し、中居英太郎君より発言を求められております。これを許します。中……

第22回国会 運輸委員会 第11号(1955/05/23、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  最初にお諮りいたします。現在大蔵委員会に付託されております地方道路税法案及び地方行政委員会に付託されております地方道路譲与税法案は、当運輸委員会といたしましても重大な関心を持たざるを得ない内容を含んでいると思われますので、この際、大蔵委員会及び地方行政委員会に、連合審査会開会の申し入れを行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  なお開会の日時に関しましては、大蔵委員長及び地方行政委員長と協議の上決定いたしますが、大蔵、地方行政及び建設委員会の連合審査会は、明二十四日午後一時開会いたすことにな……

第22回国会 運輸委員会 第12号(1955/05/24、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  運輸行政一般について質疑を行います。通告順にこれを許します。竹谷源太郎君。
【次の発言】 正木清君。
【次の発言】 正木委員の申し出は了承いたしました。  本日はこの程度にて散会し、次回は公報をもってお通知いたします。    午後一時一分散会

第22回国会 運輸委員会 第13号(1955/05/28、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。理事の補欠選任についてでありますが、理事でありました今松治郎君が委員を辞任いたしておられますので、理事が一各欠員になっております。この際その補欠選任をいたしたいと思いますが、委員長より指名いたすに御異議はございませんか。
【次の発言】 それでは今松治郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際お諮りいたします。小委員の補欠選任についてでありますが、小委員でありました大西正道君、堀内一雄君、栗原俊夫君が過日委員を辞任されましたので、小委員が三名欠員になっておりますので、この際この補欠選任を行いたいと思いますが、その……

第22回国会 運輸委員会 第14号(1955/05/31、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  本日は陸運に関して調査を進めますが、特に国鉄総裁に御出席を願って国鉄経営のあり方、方針等、国鉄関係について質疑を行うことといたします。  最初に国鉄当局に申し上げておきたいのでありますが、十時に出席をお願いいたしておきましたが、一時間をわれわれはここに待ちぼうけを食っているのでございます。以後十分注意して御出席のほどを、特に総裁以下にお願い申し上げておきます。  質疑の通告がありますので、これを許します。徳安實藏君。
【次の発言】 正木清君。
【次の発言】 それでは本日はこの程度とし、明日自動車損害賠償保障法案と日本航空株式会社法の一部を改正……

第22回国会 運輸委員会 第15号(1955/06/01、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  最初に自動車損害賠償保障法案(内閣提出第八六号)を議題といたします。  初めに運輸省当局に説明を求めます。運輸省自動車局長真田登君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。關谷勝利君。
【次の発言】 井岡大治君。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にして散会いたします。    午後三時四十八分散会

第22回国会 運輸委員会 第16号(1955/06/02、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  日本航空株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。最初に政府より説明を聴取いたします。運輸省航空局長荒木茂久二君。
【次の発言】 これより質疑を許します。木村俊夫君。
【次の発言】 本日はこの程度にして、次会は公報をもって御通知申し上げます。    午後二時三十三分散会

第22回国会 運輸委員会 第17号(1955/06/06、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  まず船舶積量測度法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は去る三日参議院より送付され、同日本委員会に付託になったものであります。本案に対しましては去る五月二十八日提案理由を聴取いたしておりますので、本日は質疑を行いたいと思います。質疑はありませんか。  別段質疑がないようでありますので、これより討論を行いたいと思いますが、討論の申し出もありませんので、討論を省略したいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますので、討論を省略して直ちに採決いたします。  本案を原案の通り可決いたすに御異議はありま……

第22回国会 運輸委員会 第18号(1955/06/07、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  最初にお諮りいたします。当委員会で審議いたしております日本航空株式会社法の一部を改正する法律案につきましては、航空事業の運営等につき、実務に携わっておられる方々及び利用方面の問題等につきまして参考人を選定し、意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたしました。  それでは参考人には、航空協会会長郷古潔君、日本ヘリコプター輸送株式会社社長美土路昌一君、日本航空株式会社社長柳田誠二郎君、全日本観光連盟副会長平山老君、日本興業銀行外国部長後藤一郎君を選定し、その他参考人各位の御都合による変更等に……

第22回国会 運輸委員会 第19号(1955/06/10、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  本日は日本航空株式会社法の一部を改正する法律案について、参考人各位より御意見を聴取いたすわけでありますが、この際委員長より御報告申し上げたいことがございます。  すなわち前回の委員会において御決定いただきました参考人のうち平山孝君と後藤一郎君が余儀ない事情によりまして御出席いたしかねる旨の連絡がございましたので、その補充として国際観光協会理事犬丸徹三君、及び日本興業銀行融資第二部長束垣内雄次君を参考人として、御意見を承わることにいたしました。さよう御了承いただきます。  なお参考人各位に申し上げたいのでございますが、本日は大へん御多忙中貴重な……

第22回国会 運輸委員会 第20号(1955/06/13、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  最初にお諮りいたしますが、自動車損害賠償保障法案につきまして、参考人より意見を聴取したいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  なお参考人候補は次の通りであります。東大法学部教授我妻栄君、主婦連合会船田文子君、日本トラック協会会長小野哲君、東京海上火災保険株式会社社長田中徳次郎君、日本都市交通労働組合執行委員萩原信次君、全国旅客自動車交通労働組合執行委員伊坪福雄君、日本常用自動車協会連合会藤本威宏君、以上のような参考人について御異議はございませんか。

第22回国会 運輸委員会 第21号(1955/06/15、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  この際報告いたしたいことがございます。すなわち明後日行われる自動車損害賠償保障法案に対する参考人の変更については、委員長に御一任願っておりましたが、変更及び参考人の追加について、理事会にお諮りいたしました結果、東京海上火災保険株式会社社長田中徳次郎君のかわりとして、共栄火災保険株式会社社長宮城孝雄君、追加として横浜市交通局長鈴木敏樹君、全国乗用自動車協会常任理事木島義夫君を加えました。さよう御了承願います。
【次の発言】 最初に観光小委員長より小委員会における調査の経過について、中間報告をいたしたい旨申し出がありましたので、この際これを許しま……

第22回国会 運輸委員会 第22号(1955/06/17、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  本日は自動車損害賠償保障法案について、参考人各位より御意見を聴取いたすことになっておりますが、御出席いただけることになっておりました我妻栄君は旅行中のため出席いたしかねる旨の連絡がありました。なお主婦連の船田文子君の代理として春野鶴子君が、またトラック協会の小野哲君の代理としては副会長京極友助君が御出席になりましたので、さよう御了承願います。  なお参考人の方々に申し上げたいのでございますが、大へん開会がおくれまして非常に恐縮に存じておる次第でございます。御多用中貴重な時間をおさきいただきまして、本委員会に御出席賜わりましたことはまことに……

第22回国会 運輸委員会 第23号(1955/06/20、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  開会いたしましたが、政府当局並びに与党委員の出席きわめて悪いために、これにて散会をいたします。  次会はあらためて公報をもってお知らせいたします。    午後一時四十分散会

第22回国会 運輸委員会 第24号(1955/06/24、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  最初に国鉄の事故対策等について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。中居英太郎君。
【次の発言】 次いで海運、特に造船計画について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。池田禎治君。
【次の発言】 午前中はこの程度とし、午後は参考人を呼んでおりますから一時半から再開いたします。  これにて休憩いたします。    午後零時五十八分休憩
【次の発言】 これより運輸委員会を再開いたします。  日本航空株式会社法の一部を改正する法律案を議題として、質疑を続行いたします。本案に対しましては、さきに日本航空協会会長……

第22回国会 運輸委員会 第25号(1955/06/28、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  最初に陸運、特に自動車行政に関し調査を進めます。質疑を許します。徳安實藏君。
【次の発言】 池田禎治君。
【次の発言】 上林山榮吉君。
【次の発言】 上林山君にお答えしますが、私はいかなる団体から当委員会の委員が顧問就任を慫慂せられたか、またどなたが入っておるか、全然知りません。事実調べたこともありません。それで上林山君に調べる参考にお尋ねいたしたいが、いかなる団体からそういう申し込みがあったか、お知りでしたらお教えを願いたいのであります。
【次の発言】 あとでその会社の名前をお教え願いたいと思います。

第22回国会 運輸委員会 第26号(1955/06/29、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  日本航空株式会社法の一部を改正する法律案を、昨日理事会の申し合せにおいて本日採決する運びでございましたが、まだいろいろ御議論があるようで、はなはだ残念ながら本日上程の運びになっておりません。またしばしば警告を発しておきましたが、いつものことながら与党委員諸君の出席もはなはだ悪くて、まことに残念しごくに存じております。  諸般の情勢を考えまして、法案の審議は次に譲ることとして、本日はこれをもって散会いたします。次会は公報をもって御通知いたします。    午後一時二十九分散会

第22回国会 運輸委員会 第27号(1955/07/08、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  このたび運輸省において船舶局長、船員局長並びに港湾局長等がかわりましたので、新任の船舶局長並びに船員局長がごあいさつを申し上げたいという旨の通知がありましたので、これを許します。船舶局長。
【次の発言】 次に船員局長。
【次の発言】 これより日本航空株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたし質疑を行います。  質疑がなければ、本案に対する質疑は終了いたしました。  この際、木村俊夫君より各派共同提案にかかる本案に対する修正案が提出されておりますので、その趣旨説明を求めます。木村俊夫君。

第22回国会 運輸委員会 第28号(1955/07/13、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  お諮りいたすことがございます。中居英太郎君より理事を辞任いたしたい旨申し出がありますが、これを許すに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、さよう決定いたします。  これが補欠選任につきましては、委員長において指名いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは大西正道君を指名いたします
【次の発言】 この際お諮りいたします。御承知のごとく国土開発縦貫自動車道建設法案が建設委員会に付託されておりますが、本法案に関しましては、本委員会といたしましてもきわめて重要な関係がありますので、この際建設……

第22回国会 運輸委員会 第29号(1955/07/14、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  自動車損害賠償保障法案を議題とし、昨日に引き続き質疑を続行いたします。  この際お諮りいたしますが、本案に関して参考人として警視庁警ら交通部第二課長木村善隆君より意見を聴取し、委員の質疑に答えていただきたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたしました。  質疑を許します。永山忠則君。
【次の発言】 永山君。
【次の発言】 暑いときですから、答弁も質問も両方なるべく簡単明瞭によろしくお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと永山さん、今議長の方から注意があって、本会議が開会したから早く委員会を閉じて出席す……

第22回国会 運輸委員会 第30号(1955/07/18、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  最初に去る十五日本委員会に付託になりました運輸省設置法の一部を改正する法律案、畠山鶴吉君外二名提出を議題といたします。最初に提出者より提案理由を聴取いたします。畠山鶴吉君。
【次の発言】 これより質疑を行いたいと思いますが、通告者がございませんので、直ちに討論に入ります。  討論の申し込みがございませんから、討論はこれにて終局いたしました。  これより運輸省設置法の一部を改正する法律案を採決いたします。本案を原案通り可決いたすことに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって本案は原案の通り可決いたしました。  なおただい……

第22回国会 運輸委員会 第31号(1955/07/19、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  最初に、ただいま付託になりました戦傷病者等の日本国有鉄道無賃乗車等に関する法律案(原健三郎君外六名提出、衆議院法第五七号)を議題といたします。   〔委員長退席、山本(友)委員長代理   着席〕
【次の発言】 ただいま議題となりました戦傷病者等の日本国有鉄道無賃乗車等に関する法律案につき、提案者を代表いたしまして提案の理由を御説明申し上げます。  戦後すでに十年を経過いたしまして、戦争による災害はようやく世人の記憶から薄らいできたかの感があるのでありますが、当時戦いにおもむき、不幸傷疾をこうむり、身体の自由を失い、不自由な日常生活をされて……

第22回国会 運輸委員会 第32号(1955/07/20、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  お諮りいたすことがございます。すなわち昨十九日山本友一君、今二十日今松治郎君が、それぞれ当委員を辞任せられ、本日再び当委員となられましたが、両君は理事でありましたので、これが補欠選任を行わなければなりませんが、選挙の手続を省略して、委員長において指名するに御異議がございませんか。
【次の発言】 それでは山本友一君及び今松治郎君をそれぞれ理事に指名いたします。
【次の発言】 次いで自動車損害賠償保障法案を議題といたします。前会に引き続き質疑を行います。なお最初に締めくくり的に委員長より政府に対し若干の質問をいたしたいと存ずるのであります。 ……

第22回国会 運輸委員会 第33号(1955/07/22、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  最初に当委員会の委員の方々が、新潟の現地を視察されましたので、その報告をいたしたい旨の申し出がありましたのでこれを許します。臼井君。
【次の発言】 最初に新任の港湾局長よりごあいさつを申し上げたい旨の申し出がありますので、これを許します。天埜港湾局長。
【次の発言】 この際お諮りいたします。小委員会設置についてでありますが、本委員会に現在百件を越えております請願が付託されておりますので、この際その審査のため、請願審査小委員会を設置いたしたいと思いますが、御異議がございませんか。

第22回国会 運輸委員会 第34号(1955/07/28、27期、自由党)【議会役職】

○原委員長 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  最初にお諮りいたします。会期の終了も間近でありますので、この際閉会中も本委員会が運営できますよう、一、陸運特に日本国有鉄道の経営合理化に関する件、一、船舶、港湾に関する件、一、観光に関する件、一、空運事業に関する件を議長に申し入れたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決します。  なお閉会中におきまして委員派遣を必要とする場合は、その承認申請等の手続を委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。  なお閉会中におきましても……

第23回国会 運輸委員会 第1号(1955/12/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。衆議院規則第九十四条により、陸運、海運、空運及び観光に関し、国政調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 異議なきものと認め、さよう決します。
【次の発言】 次にお諮りいたします。理事でありました大西正道君より理事を辞任いたしたい旨申し出がありますので、これを許可するに御異議はございませんか。
【次の発言】 それではこれを許可いたします。  次いで理事の補欠選任を行いたいと思いますが、委員長より指名するに御異議ございませんか。

第23回国会 運輸委員会 第2号(1955/12/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  最初にお諮りいたします。ただいまの理事の申し合せによりまして、鉄道電化促進に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はございません。さよう決定いたします。  なお人数、小委員及び小委員長の選任等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたしました。
【次の発言】 次に陸運、特に国鉄の経営状態に関し調査を進めます。  去る十一月十七日行政管理庁より出されました日本国有鉄道の経営調査の結果に基く勧告について説明を求めます。行政管理……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1955/12/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 このたび委員長に選ばれまして、はなはだふつつかなものでございますが、皆様方の御協力を得まして、議事を円満に運びたいと思っております。議事進行については公正を期して、十分皆様方の御期待に沿うように尽力する決意でありますので、どうぞこの上ともよろしくお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいま逢澤君より提出されました動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって動議のごとく決しました。  委員長は    臼井 莊一君  田中 龍夫君    高橋  等君  中山 マサ……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1955/12/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。昨七日に、理事高橋等君が理事を辞任せられましたので、理事の補欠選挙を行いたいと思います。これについては、従来の例によりまして、委員長において指名いたすに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、それでは、中馬辰猪君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日は、海外同胞引揚に関する件及び遺家族援護に関する件について、議事を進めます。  まず、海外残留同胞の引き揚げ問題については、来る十一日に大成丸が、十六日に興安丸が、それぞれソ連地区残留同胞、中共地区残留同胞を乗せて舞鶴に入港する予定と、日ソ交渉の再開進展を期待……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1955/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  海外同胞引揚及び留守家族援護に関する件について議事を進めることといたします。  本日は、特に現在問題となっております韓国抑留同胞漁民の引き揚げ並びにその留守家族の援護問題について調査を進め、本問題の解決をはかりたいと思います。  この際、本件についてお諮りいたします。韓国抑留同胞漁民の引き揚げ問題について、その実情を聴取するため、本日、関係各代表であります日韓漁業対策本部事務局長田中道知君、被拿捕船主代表西村清志君、全日本海員組合漁船部長高橋熊次郎君を本委員会の参考人として、実情を聴取いたしたいと思いますが、御異議はございませんか。

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1955/12/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。理事田中龍夫君より、理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、辞任を許可するに決しました。  引き続き理事の補欠選任をいたしたいと存じますが、先例によりまして、選挙の手続を省略して、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、木村文男君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日は、海外同胞引揚に関する件について議事を進めますが、その前に、お諮りいたします。本件に関しまして、去る十一日帰国いたしまし……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1955/12/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は、海外同胞引揚に関する件について、調査を進めます。  初めに、請願日程の審査に入ります。  日程第一、ソ連未帰還同胞の帰還促進に関する請願、日程第二ないし第五、在外未帰還同胞の帰還促進等に関する請願の審査をいたします。  紹介議員の出席がありませんので、私より説明いたします。  日程第一の請願の要旨は、日ソ交渉の再開に当っては、政府は、引き揚げ問題を初期の目的通り分離優先し、全生存者の無条件早期帰還、消息不明者の調査究明に対する具体的方針の確立、死亡者の氏名公表と遺骨及び遺品発送の取りきめ等、未帰還全同胞の問題に関する完全なる解決をはかられたいとい……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1955/12/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は、海外同胞引揚に関する件について、調査を進めます。  昨日、社会党の戸叶委員に対し、本委員会に、本日までにソ連地区抑留者から日本国民に伝えていただきたいと言って、訪ソ議員団に渡された原文並びにその発表して掲載された新聞雑誌等の提出方を要請いたしました。その結果、本日までに本委員会に提出されましたのは、その原文七通を受け取っております。その他のものはまだ入手に至っておりません。このことを御報告いたしておきます。  この際木村文男君より発言を求められておりますので、これを許します。木村文男君。

第24回国会 運輸委員会 第6号(1956/02/15、27期、自由民主党)

○原(健)委員 もう時間も大分たっておりますので、ごく要点だけを国鉄当局にお尋ねいたしたいと存じます。運輸大臣及び運輸省当局もおいででありますから、よくお聞きのほどを願いたいのであります。  本土と淡路と四国を結ぶ鉄道をつけようということは、多年われわれが主張いたして参りました。これは日本の交通政策上非常に重要であるし、またこの直通鉄道ができれば、国際的にも観光的にも非常に有益であると信じて、これを進めて参りました。幸いに昨年の秋には三木運輸大臣、十河国鉄総裁一行もおいでになられて、現地を視察されました。その際国鉄当局の技術陣営その他関係者にも視察いただいたのであります。その結果運輸当局と国鉄……

第24回国会 運輸委員会 第25号(1956/04/13、27期、自由民主党)

○原(健)委員 私はさいぜん正木君の質問されました青函隧道の調査、それに関連してでございますが、政務次官はこれに対して非常に力強い御答弁をなさいました。その際本土と淡路、四国の直通鉄道、直通交通のことにも触れられて、目下調査中であるという御答弁をいただいたのでありますが、この際もう少し積極的に調査を進めてもらいたいという意向を持っておるのですが、過般ここで私が質問いたしました際、国鉄当局としては、調査はやることはやるが、ほんとうにいつから着工するかということがきまって、資金その他ができて、それが確定するまでは、まあまあおざなりの調査よりできぬという意味の答弁があった。そういうことを言うておると……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1955/12/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 このたび、また委員長に再任されまして、まことに光栄に存じます。大いに公平に、皆さん方とともに本委員会の使命を遂行したいと思いますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいま逢澤寛君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  委員長は、    臼井 莊一君  木村 文男君    中馬 辰猪君  中山 マサ君    堀内 一雄君  櫻井 奎夫君    戸叶 里子君を理事に指名いたします。  本日はこ……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1956/02/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件について調査を進めますが、本日は、昭和三十一年度における海外同胞引き揚げ関係及び遺家族援護関係の予算の概要、及びそれに伴う施策について、政府当局より説明を求めることといたします。  まず最初に、厚生省当局より説明を求めます。山下厚生政務次官。
【次の発言】 次に、海外同胞救恤のため記念切手を発行し、慰問品の送付、救恤運動の基金をこれによってまかなう計画を持っておりますが、これに対する法的見解及び説明を郵政省当局より求めることといたします。上林山郵政政務次官。
【次の発言】 これにて政府の説明聴取を終ります。これより質疑……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1956/02/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。本日は、海外同胞引揚に関する件、元満州開拓団員の援護に関する件及び留守家族援護に関する件について、参考人より事情並びに意見を聴取することといたします。先般の本委員会の決定により、本日ここに御出席願いました参考人の方々は、外蒙古地区引揚者小山義士君、開拓自興会会長吉崎千秋君、留守家族団体全国協議会事務局長大塚泰順君であります。なお宍戸武男君は、病気で入院されており、出席できないとの届出があり、ましたので、御了承願います。それでは、これより事情並びに御意見を聴取することといたしますが、その前に、一言委員長より参考人の方々にごあいさつ申し上げます。参考人の方々には……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1956/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は、遺家族援護に関する件(靖国神社における英霊合祀に関する問題)について、調査を進めます。  現行憲法における国家と宗教の問題に関し、多くの議論があるところでありますが、本日、ここに大石義雄教授並びに金森図書館長に御出席を願い、これについての御見解を伺うことといたした次第であります。  それでは、これより御意見を聴取することといたしますが、その前に、委員長より参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  参考人の方々には、大へん御多忙中、御出席下さいまして、委員長より、本委員会を代表して、厚く御礼申し上げます。本委員会は、現在、靖国神社における英霊合……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1956/02/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  海外同胞引揚に関する件及び遺家族援護に関する件について、調査を進めます。  引き揚げ問題関係の法案として、ただいま、未帰還者留守家族等援護法の一部を改正する法律案が社会労働委員会に付託されておりますが、本委員会としては、調査上、本法案の概要について、厚生当局より説明を聴取することにいたします。山下厚生政務次官。
【次の発言】 この際、河野正委員より発言を求められております。これを許します。河野委員。
【次の発言】 次に、元満州開拓団員の遺家族の援護に関する件について、中山委員より質疑の要求がありますので、これを許します。中山君。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1956/02/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は、ソ連地区残留同胞引揚に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。本引き揚げ問題に関連いたしまして、過般、訪ソ議員団の団長として、ソ連国内を視察され、またイワノボ収容所及びハバロフスク収容所において、在ソ同胞に会って帰られました野溝勝君より、その視察の状況等を聴取いたしたいと思いますが、本委員会の参考人として事情を聴取することに御異議はございまいませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、訪ソ議員団の幹事として、野溝団長と同行せられた穗積七郎君を衆議院規則第四十六条により、委員外の発言として本委員……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1956/02/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  ソ連地区残留同胞引揚に関する件について、調査を進めます。  昨日に引き続き、野溝参考人より、本件に関し事情を聴取することといたし、質疑を続行いたします。  なお、この際、お諮りいたします。穂穂七郎君にも、昨日と同様に委員外の発言者として事情を聴取するに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なきものと認め、さよう決定いたします。  では、直ちに質疑を行います。質疑は通告順にこれを許します。臼井莊一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 堀内君。
【次の発言】 木村君。
【次の発言】 大橋忠一君。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1956/03/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  来る六日にソ連地区抑留同胞十八名を乗せた引揚船大成丸が舞鶴に入港する予定になっております。またモロタイ島より同胞が来る十五日ごろ大阪港に引き揚げて参ります。それで、本委員会といたしましては、引き揚げ状況及び援護状況調査のため、委員を派遣して調査いたしたいと思いますが、議長に申請する手続、派遣委員等については、すべて委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたします。  本日はこの程度とし、次会は公報をもって御通知申し上げます。  本日はこれに……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1956/03/26、27期、自由民主党)

○原(健)委員 ただいま議題となりました引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案の提案理由について、御説明申し上げます。  改正点は、法附則第七条に規定する引揚同胞対策審議会の存立期間を三カ年間延長することであります。  引揚同胞対策審議会は、第二国会において議決された引揚同胞対策に関する決議に基き、昭和二十三年総理府に設置された機関でありまして、この審議会は引き揚げ促進並びに遺家族及び留守家族の援護等に関する諸問題につき、民間の陳情を審議し、かつ、実情を調査して、引揚同胞対策を考究し、別委員会議録第九号その結果を内閣総理大臣に報告することを目的としており、設置以来今日まで十九件の報告を……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1956/03/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 次に元山肇君より、事情を聴取いたします。元山肇君。
【次の発言】 次に、新井守一君にお願いいたすわけでございますが、何か都合で御出席がございませんので、省略いたします。  これにて参考人よりの総括的の事情聴取は終りました。  これより、通告順によって、委員各位の質疑を許します。中山マサ君。
【次の発言】 次に、戸叶里子君。
【次の発言】 今呼んでおりますから、しばらくお待ち願います。
【次の発言】 臼井君。
【次の発言】 次に、大橋忠一君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。
【次の発言】 他に質疑がなければ、これにて参考人よりの事情聴取を終……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1956/04/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  海外同胞引揚に関する件(日ソ交渉における抑留同胞引揚問題)について、議事を進めます。  日ソ交渉における抑留同胞の引き揚げ問題等について、政府当局に対する質疑を許可いたします。臼井莊一君。――外務大臣は二時から閣議があるそうですから、質疑はなるべく簡単に、要領よくお願いいたします。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 次に、木村文男君。
【次の発言】 三鍋義三君。――もう外務大臣の呼び出しがきておりますから、ごく簡単に願います。
【次の発言】 最後に、受田新吉君に質疑を許します。
【次の発言】 これにて外務大臣に対する質疑を終ります。  次に、外務……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第12号(1956/05/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は、海外同胞引揚に関する件について、議事を進めます。  海外同胞引揚に関する件について、中山マサ君より発言を求められておりますので、これを許します。中山マサ君。
【次の発言】 ただいま中山マサ君より、河野代表に委員会の意向を伝え、御尽力を要望する発言がありましたが、これについて御発言はありませんか。
【次の発言】 ただいま中山マサ君より発議のありました要望について、委員会の総意としてモスクワにある河野代表に伝えたいと思います。ただいまこれについて委員長の手元において作りました案文を朗読いたし、委員各位の賛同を願いたいと存じます。    案文  貴下の……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1956/05/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は、留守家族及び遺家族援護に関する件について調査を進めますが、その前に、お諮りいたします。  過般の理事会の申し合せによりまして、明二十三日、沖縄における戦没者の遺骨収集並びに慰霊に関する件について、先般沖縄に行かれた戦跡巡拝団の方より事情を聴取するため、戦跡巡拝団団長吉富幸助君並び沖縄戦没者遺族横瀬精一君に出席を求めることといたしましたが、以上二名の諸君を本委員会の参考人として、事情を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、明日、参考人として出席を求めることに決しました。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第15号(1956/05/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査に関して、お諮りいたします。今国会もあと数日をもって終了することになりましたので、閉会中も引き続き、国会法第四十七条の二により、継続して審査を行いたいと思うのでありまして、その旨を議長に申し出たいと思います。つきましては、閉会中審査すべき案件として、各般の諸問題を包括し、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する件につき、閉会中の審査を議長に申し出ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 なお、ソ連及び中共地区よりの引き揚げが近く行われる情勢等もありますので、ただいまの閉会中審査の……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第16号(1956/07/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  ソ連及び中共地区抑留同胞引揚に関する件について調査を進めることといたします。本日は、本件に関し、残留者の状況及び引き揚げの実情を調査するため、先般のソ連地区第七次帰還者、橋本豊富君、大貫武平君及び中共地区帰還者、露木清作君、加茂熾君に御出席を願っておきましたが、参考人として事情を聴取するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さように決しました。
【次の発言】 なお、参考人より事情を聴取する前に、過日、ソ連地区の引き揚げ状況及び受け入れ援護状況調査のため、舞鶴に派遣いたしました委員より、その調査報告を求めることといたします。大橋忠一……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第21号(1956/10/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  海外同胞引揚に関する件について、調査を進めることといたします。  本日は、本件に関し、ソ連地区抑留同胞の状況及びその引き揚げ状況を調査するため、先般のソ連地区第九次帰還者の水上修一君、中塚喜一君及び高橋晩成君に御出席を願っておきましたが、参考人として事情を聴取するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたしました。  なお、中塚喜一君はまだ御出席がありませんので、出席されれば、参考人として事情を取聴することといたします。
【次の発言】 参考人より事情を聴取する前に、過日、第九次ソ連地区引揚者の引き揚げ状況及び受け入れ援護……

第25回国会 運輸委員会 第3号(1956/11/30、27期、自由民主党)

○原(健)委員 私は道路運送行政について二、三運輸当局に所見を伺いたいのであります。こまかいことはまた逐次御質問いたしますが、きょうは時間の制限がありますので、ごく簡単にお尋ねいたしたいと思います。  まず道路運送行政の根本理念でございますが、理念から申し上げますと、道路運送法の第一条に「この法律は、道路運送事業の適正な運営及び公正な競争を確保するとともに、道路運送に関する秩序を確立することにより、道路運送の総合的な発達を図り、もって公共の福祉を増進することを目的とする。」と書いてある。これがいわゆる道路運送行政の根本理念であるかどうか、まずこれからお伺いいたしたいと思います。

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1956/11/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 このたびまた委員長に選任されまして、まことに光栄に存じます。皆様方の御協力を得まして、本委員会の使命を達成いたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいま櫻井奎夫君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、動議のごとく決しました。  委員長は    臼井 莊一君 木村 文男君    中馬 辰猪君 中山 マサ君    堀内 一雄君 櫻井 奎夫君    戸叶 里子君 を理事に指名いたします。  なお、次会は公報を……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1956/11/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は、中共地区よりの一時帰国者に関する件及びソ連地区抑留同胞引揚に関する件を一括して調査を進めます。  初めに、中共よりの一時帰国者に関する件について、厚生省当局より発言を求められておりますので、これを許します。山下政務次官。
【次の発言】 これにて政府当局の説明は終りました。  直ちに、本件並びにソ連地区抑留同胞引揚に関する件を一括して、質疑を許します。中山マサ君。
【次の発言】 次に、戸叶里子君。
【次の発言】 臼井莊一君。
【次の発言】 櫻井奎夫君。
【次の発言】 次に、受田新吉君。
【次の発言】 先ほどの山下第六課長の発言中、チフヴィンスキー公……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1956/11/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  本日は、海外同胞引揚に関する件及び引揚者定着援護に関する件について、調査を進めます。  直ちに両件を一括して質疑を許します。櫻井奎夫君。
【次の発言】 私の知っておる範囲内においても、現在、全国的に各銀行において、高等学校、大学を卒業した片親の子供を採用しておるところはほとんどない。数カ年間安定所長が尽力されたかもしれないが、現在において現に採用していない。そのしていないという事実をよく認識されて、何とかすみやかに対策を講じていただきたい。それから、デパートみたいなところでさえも、片親だけであると採用しないというところがかなりある。私は全部調べたわけでな……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1956/12/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  初めに、遺家族援護に関する件について調査を進めます。  この際、厚生大臣より無名戦没者の墓の問題について発言を求められておりますので、これを許します。小林厚生大臣。
【次の発言】 逢澤寛君。
【次の発言】 櫻井君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にし、午後は二時より再開し、山西地区残留同胞の現地復員処理に関する件について、参考人より事情を聴取することとし、暫時休憩いたします。    午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  山西地区残留同胞の現地復員処理に関する件について、調査を進めます。  ……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1956/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  留守家族及び遺家族援護に関する件並びに引揚者定着援護に関する件について、調査を進めます。  直ちに両件を一括して質疑を行います。櫻井奎夫君。
【次の発言】 戸叶君。
【次の発言】 他に質疑がなければ、本件に対する質疑はこの程度にいたします。  本日はこれにて散会をいたします。   午前十一時二十四分散会

第25回国会 議院運営委員会 第19号(1956/12/19、27期、自由民主党)

○原健三郎君 実は、来たる二十五日にソ連から千三十四名の引き揚げの方方が着きます。それで、従来ずっと引揚委員会でお出迎えしておったのでありますが、特別委員会はきょうで期限が切れてしまいますので、正規の出迎えができなくなってしまいました。そこで、できることなら明日でも特別委員会を作っていただけますならば、これは正式に行けますので、自民党の私どもの党の幹部に相談いたしましたところ、作ることには何ら異存はない、社会党も異存がないように理事の方から聞いております。それで、できることなら明日でも作っていただけたら、これに越したことはございません。

第26回国会 運輸委員会 第33号(1957/05/23、27期、自由民主党)

○原(健)委員 今大臣の明快なる答弁をいただいて、もう私は質問をすることはないので、ほんの一分だけ。山口君のきょうの午前中の質問に関連してでありますが、ハイヤー、タクシーの運転手諸君が非常に不自由な苦労をされておる事情を聞いて私も同感でありますが、それはなぜそういうふうになるか。一言で尽せば、これは既存業者の、ことに悪徳なやっと運輸省の末端の役人が結託して、少しもその運用が進まぬからである。これを直さなければ幾ら言うたって何もならぬ。これは単にハイヤー、タクシーだけではない。バスにおいても悪徳業者、既存のバス業者、独占業者、その中の悪いやっと運輸省の末端との結託、あるいはトラックにおいてもしか……

第27回国会 運輸委員会 第2号(1957/11/06、27期、自由民主党)

○原(健)委員 私は自由民主党並びに日本社会党共同提案にかかる海峡鉄道建設促進に関する決議案を提出し、その提案理由の説明をいたしたいと存ずるのでございます。まずその決議案文を朗読いたします。   わが国、国土開発の第一義は、四つの島を連けいするにある。これがためには津軽海峡並びに明石鳴門海峡に鉄道を建設するにある。   これら海峡鉄道はひとり北海道並びに四国、淡路島の開発を進展せしめるのみならず、以て日本経済の発展に寄与する重大意義を有するものである。   本鉄道の建設については、既に本院において決議されており、主管当局においても既に技術面における調査を順調に進捗せしめつつある。   よつて政……

第28回国会 運輸委員会 第1号(1957/12/23、27期、自由民主党)

○原(健)委員 私は去る十二月十六日付の大阪陸運局長の名をもって、神戸、明石、尼崎、西宮、芦屋及びその他この付近の地域においてハイヤー、タクシーのいわゆる増車並びに新免の発表をされました、そのことについてお伺いいたしたいのでありますが、これは当局においても御存じのことでありますので、新免及び既存業者への割当、駐留軍労務者への割当等の会社の数及び自動車数、それを一ぺんお聞きしたいのであります。
【次の発言】 それでお伺いいたしたいのであるが、既存業者に百六十四両やって、新免を三十二両にしたという理由は、一体どこに根拠を置いてそういうことをやったのであるか。


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 逓信委員会 第2号(1958/10/15、28期、自由民主党)

○原(健)委員 さいぜんから政府の答弁を聞いておると、改正の理由は何かと聞くと、ばく然たる理由でございますがというようなことを言われる。その改正の効果は何か、これもまた何がしかの向上の利益があろうと思うという、きわめてばく然たる理由だ。こんなことなら初めから改正なんかやらぬで、やめた方がいいと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 政務次官はきわめて必要だと言うが、さいぜんからの答弁をいろいろ聞いておつても、たとえば番組の審議会をこしらえてすべてはそれにまかすのである、そんなことくらいで特別に顕著なる効果が上るとは僕は思わない。しかもいろいろ問題がある、言論統制になつてくる、政府がそんなとこ……

第31回国会 運輸委員会 第13号(1959/03/05、28期、自由民主党)

○原(健)委員 時間がありませんので、簡単に質問いたしたいことは、農林省の許可しておる財団法人日本穀物検定協会についてであります。これは昭和二十七年三月に創立されて、当時は内地米の検定を行なっていて、昭和二十八年四月から輸入食糧を取り扱うことに食糧庁に指定されておる。これについて聞きたい点は、この当時、農林省のやった検数の問題であるが、これは港湾局でわかっておるわけだ。それでお尋ねいたしたいのだが、今言った日本穀物検定協会というのは、運輸省と農林省との話し合いで、その場合においては政府扱いの輸入食糧及び内地米の検定を行うという趣旨でやっておるのである。その了解が両者にできておったか、できていな……

第31回国会 内閣委員会 第27号(1959/04/03、28期、自由民主党)

○原(健)委員 私は、この調査会を総理府の付属機関として設置して、一体何を調査しようとしておるのであるか、その点をお聞きいたしたい。
【次の発言】 農地解放の結果、その実態調査とおっしゃられるが、実態というのはどういうことか知りませんが、第二条によると「農地を買収された者に関する社会的な問題」、こういうふうなことを書いている。実態調査と社会的な問題というのはどういう関係があるのか。
【次の発言】 その実態を調査して、農村の生活に不安を来たしておるもの、言いかえれば安定を欠いておるものを調査して善処したい、こういうお答えですが、それでは今までしばしば言うておるように、被買収者と一般の農村と両建で……

第34回国会 運輸委員会 第7号(1960/03/18、28期、自由民主党)

○原(健)委員 関連して。今、航空局長は、航空管制の業務ははなはだ不備であるということを認められて、これから改善していきたい、こうおっしゃる。今から研究するのでは間に合わない、研究しておるはずだから、この際改善策を運輸大臣から具体的に示していただきたい。


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会 第17号(1967/06/23、31期、自由民主党)

○原(健)委員 私はこの法律の趣旨には賛意を表するものであります。いままで軍用飛行場の周辺の騒音に対する防止、補償等の法律がありましたが、軍用以外のものはなかった。はなはだ片手落ちであると遺憾に思っておったところが、今度運輸省でこの「公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律案」というのを提案されましたことはまことにありがたく存ずる次第であります。それで二、三の内容に立ち入って、わかりにくい点を解明いたしたいと思うのであります。  この法律によりますと、本法は、「公共用飛行場周辺における」という、「公共用飛行場」ということばを使ってあります。それから中身になってくると、今……

第60回国会 社会労働委員会 第1号(1968/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたび労働省を担当するようになりました原健三郎でございます。  労働問題がますます重要性を加えております今日、私は誠心誠意、労働行政の推進につとめていきたい所存でございますので、どうぞ委員各位の格段の御指導、御鞭撻のほどをこの機会に切にお願い申し上げる次第でございます。  私は、今後の労働行政の基本的な課題は、労働力不足の時代への移行に的確に対処し、労働力の面から経済の安定的な成長確保をすることと、さらにまたあわせて労働者の豊かな生活を実現することにあると確信いたしております。そのためには、何よりもまず話し合いの中から愛情のこもった労働行政を進めていきたい所存でございます。  ……

第60回国会 社会労働委員会 第3号(1968/12/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いま山田委員の御説を拝聴いたしましたが、私は労働大臣就任のときにも申し上げたのですが、愛情のこもった労働行政を私は推進いたしていきたい。そういう意味は、勤労者や働く者の身になって思いやりのある労働行政をやりたい。それはすなわち、働く者と喜びをともにし苦しみをともにするというような、一体的気持ちでやっていきたい。決して傍観主義とか批判主義でなくて、勤労者や働く者の中に飛び込んで、ともどもに労働条件の改善、労働者の福祉増進等をやっていきたい、こういう考えでいろいろ進めておるところでございます。でありますから、日本の経済が非常に成長している、それとバランスのとれた労働条件の向上、労働者……

第60回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1968/12/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたび、労働省を担当することになりました原健三郎でございます。  労働問題がますます重要性を加えてきている今日、私は誠心誠意労働行政の推進につとめてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。  最近の石炭鉱業の動向を見ますと、その前途はますますきびしいものがあり、今後も炭鉱の閉山、合理化により離職を余儀なくされる炭鉱労働者が少なくないと考えておるのでございます。今後の石炭対策のあり方につきましては、御承知のとおり、本年四月以降、石炭鉱業審議会において鋭意御審議をいただいているのでございますが、労働省といたしましては、同審議会の答申をまって炭鉱離職者対策、産炭地域に……

第61回国会 社会労働委員会 第1号(1969/02/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 第六十一回通常国会にあたり、当面の労働行政の諸問題について一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  私は、今後の労働行政の基本的な課題は、次の二つであると考えております。一つは、労働者の能力の開発向上と有効発揮をはかり、労働力の面から経済の安定的な成長を確保することであります。第二は、労働条件の向上、職場環境の改善、福祉対策の拡充を進めて、労働者とその家族の豊かな生活を実現することでございます。  私は、このような考えに基づいて、積極的に労働行政を推進してまいる所存でございます。  まず、雇用対策について申し上げます。労働力不足の傾向は、最近、経済、社会の全……

第61回国会 社会労働委員会 第2号(1969/02/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 さいぜんから西風さんから、るるこの加鉛ガソリンの使用による四アルキル鉛中毒についての実情をお聞きいたしまして、われわれも大いに決意を新たにし、考え直しているところでございます。この四アルキル鉛中毒が非常に危険であること、しかも、それがかなり広範にわたっておること、これをあまり知らずか知ってか使用しておるというようなことでございますから、さいぜんから政府委員が申し上げましたように、こういう危険なものを使用せぬように大いにPRし、注意を喚起いたしていきたい。またそういう意味における強力な行政指導もやっていきたい。そうしてこういう中毒にかからないように、産業衛生の面にも今後もっと労働省……

第61回国会 社会労働委員会 第4号(1969/03/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 たいへん重要な問題で、また非常にむずかしい御質問でございますが、御承知のように、日本の経済が非常に飛躍的に成長発展しておることは御承知のとおりでございます。その中にあって、労働者の賃金も上昇の一途をたどっております。経済や生産の上昇率も、非常に飛躍的でございますが、日本の労働者の賃金の上昇率、率だけで申しますと飛躍的に、毎年毎年上がっております。ただし、欧米その他に比べますと、元来、もともとが非常に基礎が低いものですから、上昇率は非常に高いのですが、依然として欧米その他に比べれば、労働者の賃金はそう高いとは思われません。それで、こういう中でございますから、労働者の諸君が生活ができ……

第61回国会 社会労働委員会 第6号(1969/03/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 唐橋さんのいままでの質疑応答、一々拝聴いたしました。また、参議院においてもその問題を取り上げられて、よく存じております。それで、私どもといたしましては、ここまできましたのですから、東北開発会社のほうにおいても、従業員に対する処遇は現在よりも悪くしないということを申しております。そういうわけでございますし、将来福島製鋼へ移りましても、この会社は繁栄するし、もとが繁栄しなければ、やはり処遇をよくせいと言ってもそう簡単にいきませんが、事業としても繁栄していく。それで、よそに行かずに地元の事業体でやっていける。しかも、その処遇は現在よりも悪くしないというのでございますから、私ども労働省と……

第61回国会 社会労働委員会 第8号(1969/04/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 竹内さんの御質問、またいま御指摘になりました続発する災害でございまして、なくなられた方に私どもも衷心その御冥福を祈り、また負傷者の方々の御全快を祈り、御遺族に対してはお悔やみを申し上げたいと思います。  お尋ねの新四ツ木橋の事故につきましては、竹内さんの選挙区、郷里の方々が、七名も突然事故のためなくなられまして、心から哀悼の意を表するものであります。  こういういわゆる災害が起きまして、新四ツ木橋のほうにおきましては新しい工法による、それで新しいいわゆる能率的なということに心を奪われて、安全性について油断しておったのではないかというお尋ねでございますが、最近のように労働力が不足し……

第61回国会 社会労働委員会 第9号(1969/04/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 山本さんにお答え申し上げますが、いわゆる飛行場でも交通でも、あらゆる場所において安全が第一であることはいうまでもございません。佐藤内閣におきましても、人間尊重を旗じるしにいたしておりますし、人命尊重ということはもう第一でございます。でございますから、私どもといたしましても人間尊重、これがもう最高至上の旗じるしでございまして、その経済性とか、あるいは生産性というようなことは、第二義的なものでございます。  そのように考えまして、今後とも人命を尊重し、人命を尊重する精神を高く掲げて実践していきたい、こういう決意でございますので、御了承願います。

第61回国会 社会労働委員会 第11号(1969/04/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 御説ごもっともでございまして、駐留軍関係離職者に対する援護措置については、昭和三十三年の駐留軍関係離職者等臨時措置法の制定以来、だんだんよくなりつつあるところでございます。そういう人員整理とか、職離者対策等々については、防衛施設庁とよく協力いたしまして、御趣旨の線に沿うて善処いたしたい、こう思っております。
【次の発言】 駐留軍労務者の雇用の安定その他の施策につきましては、これは防衛施設庁とよく協議し、相談して、河野先生のおっしゃるような線に向かって進んでいきたい、こう思っております。
【次の発言】 そういう問題、私どもはよくわかりませんので、防衛施設庁ともよく相談して善処いたし……

第61回国会 社会労働委員会 第17号(1969/05/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 後藤さんの御説一々よく拝聴いたしまして、まことにごもっともな次第でございます。それで、十月を目途としてやる、実習費の負担を実質的に軽減する等、努力いたします。その他、来年度から訓練法の改正を契機として、飛躍的に訓練行政を拡充強化いたしたいと思っております。来年度予算折衝等におきましては、私も陣頭に立って予算獲得等に全力をあげて御期待に沿いたいと思っております。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても、これを尊重いたしまして極力御趣旨に沿う所存でございます。
【次の発言】 ただいま議題となりました失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案……

第61回国会 社会労働委員会 第19号(1969/05/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 田邊さんにお答え申し上げます。  御承知のように、去る十四日に仲裁裁定が下されまして、その十日以内というのでございますから、来たる二十三日の閣議でこれは正式に政府の態度を決定することになっております。その前にやはり、このたびの三公社五現業の公労委の仲裁裁定は、相当高額なものでございますので、各公社、企業体等の経理内容から見て、実施はそう容易なものではないと思われます。それで政府といたしましては、企業体の経理や事業の計画等もよく調査して、二十三日の最終閣議にかけるまでに一度関係閣僚の間で財源その他いろいろ検討を加えて、そうして二十三日に最終的に政府の態度をきめたい、こう思っておりま……

第61回国会 社会労働委員会 第25号(1969/06/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いま、御承知のように、人事院勧告は、この制度が設けられた趣旨から見ましても、これはできる限り尊重すべきは当然でございます。それで、実は去る一月二十八日に、給与関係閣僚会議というのを開きまして、そこにも相談いたしました。そのときにおきましても、これを完全実施するよう努力するという基本方針を再確認いたしております。それで予算委員会等にも臨んだような次第であります。  政府は、このような基本的態度に立って、当面今年度予算については、五%程度を給与費に計上いたしております。それから、それをこえる内容についての勧告がもし出された場合には、予備費をもって対処するというところまで、いままでより……

第61回国会 社会労働委員会 第27号(1969/06/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 前回田邊先生から御指摘がございましたくだんの文書につきましては、地方自治体に対して何ら干渉するような意図は全くなかったのでございますが、その文言が適切を欠き、一部不穏当な表現がありましたために、誤解を招き、御叱正をいただきましたことは、まことに遺憾にたえないところであります。責任者に対し厳重に注意を喚起し、今後かりそめにもかかる事態を生ずることのないよう、慎重に処してまいる所存であります。何とぞ御了承賜わりますようお願い申し上げます。
【次の発言】 いま島本先生からいろいろ御注意をいただきまして、まことに御説ごもっともでございます。それで、御注意の点につきましては、われわれも大い……

第61回国会 社会労働委員会 第30号(1969/06/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 過般の当委員会のお呼び出しがございましたときには、参ることは参ったのですが、少し時間のズレができまして、私がこの三階の廊下へ赤坂のほうからかけつけてきまして、この入口から五十メーターのところまで来たときには、もうすでに大きな声で、もう散会したときで、ようやく間に合うかと思って来ましたところが、間に合いませんでした。まことに申しわけなかったと思っております。どうぞあしからず。
【次の発言】 この零細企業の労働者に対する社会保険の充実、強化につきましては、労働省としても大いに意を用いておるところでございます。それで、失業保険とか労災保険の改正法案も、本国会に提出いたしておるような次第……

第61回国会 社会労働委員会 第32号(1969/07/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 さいぜんから先生と局長との話をずっと聞いておりますのですが、失業保険に関し、一般と失対の日雇いとの点についてどうも話がかみ合わない。これはなかなかこまかい技術的なことやいろいろあるのですが、御趣旨の点は私もよくわかるのですが、そういうふうにいけるのかいけないのか、私もいま直ちにどうという考えは出ませんが、前向きでひとつ一ぺん検討を命じて善処したい、こういう程度のお答えでございます。
【次の発言】 日雇いの方に扶養加算をつけるように、こういう御意見で、御趣旨には私どももそう反対することはございませんが、さいぜんから局長も申し上げておるように、これはやはり人手が、事務処理の職員が不足……

第61回国会 社会労働委員会 第33号(1969/07/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お話しのごとく、先般自由民主党医療基本問題調査会から医療の抜本改正についての提案がなされたことは、御承知のとおりでございます。しかしながら、そのうち業務上の傷病に対しては、業務上の事由による傷病に関する保険を勤労者保険制度に取り入れることは適当でないとの反対意見が示され、政府がこの点を十分考慮するようにされたいとのことでございます。そこで、ただいま労働省労働基準局長、厚生省保険局長との間で、この点について話し合いをさせて、進めさせている最中でございます。両局長はすでに数回折衝を行なっていると聞いておりますが、今日までその結果についての報告はまだ受けておりません。この問題については……

第61回国会 社会労働委員会 第38号(1969/08/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ただいま議題となりました家内労働法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在わが国では、問屋や製造業者から委託を受けて、物品の製造、加工等に従事しているいわゆる家内労働者が多数存在しており、その数は、把握し得たものだけでもおよそ百万人に達しておる次第であります。  これらの家内労働者は、作業場所こそ一般に自宅でありますが、委託者から原材料等の提供を受けて、一人で、または家族とともに物品の製造、加工等に従事し、その労働に対して工賃を支払われておるものでありまして、その大部分は、実質的には、雇用労働者に近い性格を持っているものであります。  ところで、これら……

第61回国会 社会労働委員会 第40号(1969/09/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 労使関係が正常化されていくことは、まことに望むところでございますし、お説のごとく、労使関係が信頼感の上に立って進んでいくべきものであることも、言うまでもございません。それで、そういう線に沿うて話し合いをよくし、双方納得してその関係をスムーズに進めていかれるよう私どもは期待いたしておるところでございます。
【次の発言】 お説のごとく、労働協約は相互信頼の上に成立し、その労働協約をすなおに労使とも実行していく、こういうのが正常な姿であろうと存じております。
【次の発言】 実情をよく調査し把握して、必要があれば指導してもよろしいと思っております。

第61回国会 社会労働委員会 第41号(1969/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  そういういろいろ離職になるような――ことに山田の場合においては婦人の中高年者が多い。非常に遺憾なことでございます。いま施設庁長官からお話がありましたように、まだ交渉中で、一応のそういう申し出がありましたが、さらに再考を促しておるというようなことでございますから、十分施設庁長官のほうからわが国のほうの当局の意向も伝えていただいて、折衝していただきたいと思います。  そしてまた、どうしても離職するような羽目になってまいりますと、中高年の婦人でございますので、十分私どもとしましても再就職あるいは転職等について、万遺漏なきを期していきたい。またこれから施設庁とも密……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ずばり申し上げたいのですが、ずばりやると非常に誤解を招くと困りますので……。  三公社五現業、この賃金は労使が自主的にやっていただく、これはもう御存じのとおりでございます。実際は毎年公労委の調停、仲裁によって解決を見ておりますが、一昨年と昨年は調停でまとまって仲裁もそのようになった。こういう調停での決着がついておる。そこで、ことしの場合でございますが、いよいよ三公社五現業の今次の春闘での賃金要求については、現在すでに大部分の組合が公労委の調停にかかっております。それで政府としてもとやかくあまり申し上げることはできないのでございますが、現行法では、三公社五現業の職員の給与とか生活費……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1969/01/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 閉山した場合退職金等をどういうふうにするかという御質問でございまして、七五%ぐらいまでは政府のほうその他でこれをやりますが、全額これを保障するかということでござます。御承知のように一般産業には全然そういうことはございませんが、特に石炭工業について、その特種性に基づいて国の交付金でもって賃金等の負債を弁済する制度を特別に設けているわけでございますが、この交付金による弁済制度については、今回の答申において石炭政策全般から七五%、十分ではございませんが、なるべくもう少し上がるかどうか、いまその他予算折衝もありますし、十分誠意を持って尽力することを申し上げます。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1969/02/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 石炭鉱業に関する当面の労働諸問題について一言所信を申し述べ、各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  今後の石炭対策のあり方につきましては、昨年十二月に石炭鉱業審議会の答申と産炭地域振興審議会の建議を得て、さる一月十日に閣議決定を見たところであります。労働省といたしましては、今回の答申の趣旨に沿って、石炭産業労働者の労働条件と福祉の向上を促進し、雇用の安定をはかってまいります。再建の過程でやむを得ず発生する離職者に対しましては、従来の経験を十分に生かして、援護対策を推進してまいりたいと思います。このため、今国会に炭鉱離職者臨時措置法の有効期間を延長する等の改正法案の提出を予定い……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1969/04/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 雄別炭鉱茂尻鉱業所におけるこのたびの災害に対し、多数の犠牲者が出ましたことはまことに遺憾千万に存ずるところでございまして、犠牲者の方々に対しては衷心御冥福を祈りたいと思います。またこの機会に災いを転じて福となすと申しますか、労働災害の起こらないように、ことに炭鉱におきましては非常に大きな災害が起きますので、この防止については今後一そう尽力をしていきたい。またいわゆる災害の補償につきましても、請求があり次第直ちにこれの万全を期したい。さらにきのうから労働省で検討したのでございますが、このような事故の発生に伴い、労災保険の給付等についても、その内容をもう少し改善されるべきものであろう……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1969/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お説のとおりでございまして、元来労働災害を担当すべき役所は労働省でございます。ただ異例として鉱山、炭鉱の保安関係が通産省に、これはどういういきさつであったか知りませんが、多年そういうことになっております。それで、本質的にはそうでございますが、多年の慣例で通産省にそれがなって今日に至っておる、こういう次第でございます。
【次の発言】 いま先生のおっしゃったような議論は、私は労働大臣になってから初めて聞くんで、ほかの各委員、ことごとくそうおっしゃるものだから、どうもそういう意見が多いんだなと思って、それほど御希望があるのなら一ぺんひとつ相談してみましょうというだけで、それをどうするか……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1969/04/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 多賀谷先生の御質問にお答え申し上げます。  御指摘をいただきました昭和四十四年一月一日以降、炭鉱に就職した者に対する取り扱いにつきましては、今後一年間の推移を見て、善処いたしたいと思っております。
【次の発言】 炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、ただいま可決いただきまして、まことにありがたく存ずる次第でございます。  今後新石炭政策の実施に伴い、多数の炭鉱離職者の発生が予想されますが、労働省といたしましては、従来の経験に照らし、さらにきめこまかい対策を講じつつ、全力をあげてその再就職に努力する決意でございます。  また、ただいまの附帯決議につきましては、その……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1969/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  いまおっしゃいました四十年に改正する前に百二十一号条約がきまったのに、それによらなかったのはどうかということですが、いま労働省で調べますと、この補償の審議会がありまして、それが、三十六年に審議会が発足して、ずっと三十六年から引き続きやっておりましたので、結局その当時には百二号条約であったから、三十六年当時からずっと引き続いて百二号条約で審議会の答申が出てきた、こういうわけです。今度は、新たにこの問題をこの次に審議会でやる場合においては、もちろん百二十一号条約によって審議会に御答申を願って、それに準拠してやる、こういう二段がまえになっておることを御了承願いた……

第61回国会 予算委員会 第2号(1969/02/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  労働省の予算でございますが、逐次ふえておりまして、本年度どのくらいありますか調べてみましたら、一般会計のほかに、労働者災害補償保険特別会計、失業保険特別会計及び石炭対策――これは一部でございますが、四十四年度のこれらの総予算を合計いたしますと五千四百億二千万円でございます。これを前年度に比較いたしてみますと六百八十八億五千七百万円の増加となって、その伸び率はおよそ一四・六%となっております。  それで、どういうことをやっておるかというお尋ねでございますが、労働省といたしましては、これらの予算を効率的に使いたいと思いまして、人手不足のおりでございますから、中……

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 角屋さんにお答え申し上げます。  これは製造業について、毎月勤労統計調査によったものでございます。それはおおむね次のとおり賃金がなっております。まず戦後のインフレ期には異常な伸びも見られましたが、昭和三十年代に入りますと、三十年から三十五年にかけましては、年率としては六・一%増と次第に落ちついてまいりました。その後労働力需給の逼迫などを背景としまして賃金の上昇は強まってまいりまして、昭和三十五年から四十年にかけましては年率にして一〇・一%増になっております。また昨年、昭和四十三年におきましては、前年に比して一五・七%の増となっております。

第61回国会 予算委員会 第5号(1969/02/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 簡単にお答え申します。  中小企業に労働者を定着さすことは、何といたしましても賃金と住宅等の福祉、福利面の両方だと思っております。それで、こういう方面の弱年層の労働者の賃金が上昇したとは申しましても、賃金の格差は従来と比べて縮小いたしておりますが、依然として格差がございます。しかしながら、だんだん賃金は上昇の過程にあります。住宅などの福祉方面でも、中小企業についてはかなりの立ちおくれが認められますので、こんなことが中小企業における労働者の定着を困難にしております。そのため労働省としては、中小企業についてまず福祉面の充実をはかるため、いろいろな施策をいたしております。また、賃金面で……

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/02/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  いままでの経過等については、外務大臣、それから総務長官等のお答えしたとおりでございますが、個々の条項その他問題になる点は、いま申し述べたとおりでございますが、全体についていかにするか、いま三者の間で、三役所の間で鋭意検討を進めております。また、琉球政府、それから沖繩県各種団体等の意見も参酌して、それらと連絡をとりながら、早急に政府の見解をまとめて、三月一日まで、さらに先方に対し、交渉、折衝いたしたいと思っておりますので、よろしく御了承願います。
【次の発言】 お説のとおり、問題がある点は逐次申し入れをする考えで、政府の見解をまとめて交渉いたします。

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/02/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ただいま塚本先生の御主張されましたように、中小企業の振興が叫ばれてからずいぶん久しいのでございますが、どうもいまだ解決に至っていないことは遺憾千万であります。その上に、最近は人手不足という新たなる悪条件が加わりまして、中小企業が危機に瀕しており、重大化してまいりました。それで、労働省といたしましても、この中小企業人手不足対策を重点施策の一つとして、大いに力を入れておるところでございます。それで、塚本先生お説のごとく、中小企業の振興こそが日本の経済発展につながるものであると、私どもも信じております。お説のごとく、弱肉強食にならないように、政府としても万般の力を入れたい、こう思ってお……

第61回国会 予算委員会 第14号(1969/02/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ことしの春闘相場――総評、同盟といろいろいま情報を集めておる最中でございまして、どの程度になるか、いまここに明言する域に至っておりませんのは、はなはだ残念でございます。(堀委員「昨年のやつ」と呼ぶ)昨年のは政府委員から答弁させます。――いま資料の持ち合わせがございませんから、いずれあらためまして提出いたします。


32期(1969/12/27〜)

第66回国会 社会労働委員会 第1号(1971/07/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたび、再び労働省を担当することになりましたので、皆さん方によろしくお願い申し上げたいと存じます。  私の労働大臣としての所信は、この次にひとつさせていただきたいと思いますから、本日のところはお許しを願います。  労働問題がますます重要性を加えてきたことは、私の申すまでもございません。そこで、誠心誠意労働行政に取り組んでやっていきたいと思っております。  私は、就任以来、世界的視野に立って労働行政なり労働問題なりを再検討すべきときに来ておるということを考えております。それで、そういう視野に立って労働行政を再検討し、来年度予算編成、通常国会までに間に合わせたいと思っておるところで……

第66回国会 社会労働委員会 第3号(1971/07/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いま後藤先生から三点について要望なり御質問がございましたが、いずれもその御趣旨は賛成でございまして、その方向に向かって前向きに努力いたしたいと思います。いま局長からも話がありましたが、大蔵省とも至急折衝を重ねまして、御期待に沿うように善処する考えでございます。
【次の発言】 さいぜんから後藤先生と国鉄当局とのお話を聞かしていただきましたが、これはたびたび申されたように、ストライキがいままでになく大きかった、大きいから処分も大きくなった、こういう結論が出ておるわけでございますが、これは大きい小さいというよりも、こういう毎年春闘等を控えて労使関係が悪く、ストライキを繰り返してしまう、……

第66回国会 社会労働委員会 第5号(1971/09/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 田畑さんにお答え申し上げます。  いま現在、国鉄において職員間に暴力事件が生じておるということを私は承知いたしております。それで、そのことははなはだ遺憾千万であると存じます。私としては、国鉄の職員諸君がもっと民主的に、かつ組合活動のあり方を十分認識して、そして国鉄の使命を自覚してやっていただきたい、そうしてそういう行動をとられることを非常に期待するものであります。組合には民主的組合活動を期待するし、国鉄当局に対しましては、こういう暴力行為が発生しないように今後十分配慮されることを期待し、できたら、お説にもありましたように助言もし、注意も喚起いたしたいと思っております。そうして再び……

第66回国会 社会労働委員会 第6号(1971/10/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 有馬委員にお答え申し上げます。  このたび、私が国鉄労使関係に関連して仲介に乗り出しておる最中であります。なぜ仲介に乗り出したかと申しますと、一つは、国鉄当局と労働組合との間に非常な不信感が高まっておる。しかも、言うならば感情的に先鋭化しておる。労使の関係がこういう常軌を逸してしまうということは、国鉄再建のためにも憂うべきことでもあるし、いま有馬君が質問された中にも不測の事態が起こることも心配されるということもありましたが、そういうことも考えまして、私としては、これはもうすでに労使の、いわゆる労働問題に変わってきておる、であるから、労働大臣としてこれを放置することはできないし、労……

第66回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1971/07/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたびはからずも労働省を担当することになりました。今後ともよろしく御指導をお願い申し上げたいと存じます。  石炭鉱業に関する当面の労働諸問題について一言所信を申し述べ 各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  去る七月十七日発生しました住友石炭株式会社歌志内礦の災害につきましては、まことに遺憾であり、なくなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。  労働省といたしましては、係官を現地に派遣して、緊急医療措置を講じてまいりましたが、さらに、労災補償の早期支給と遺家族の援護に万遺漏なきを期してまいります。また、今回の災害の原因の究明と相まって、かかる災害の防止に万全の対策を……

第66回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1971/08/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 過般、歌志内礦におきまして不測の不幸が突発しましたことは、まことに私どもとしても遺憾千万に思っておるところであります。なくなった方々に対して深く弔意を表する次第でございます。遺家族に対しても御弔問申し上げたいと思います。  お説のように、毎回こういうことのなきよう通産省とも連絡して、労働省からもしばしば警告も発し――御承知でしょうが、これが監督は通産省がやっておりますので、私どものほうでは通産省に対して警告を発し、もう少し厳重に積極的に取り締まりをやり、対策を講ずべきであるということをたびたびやっておるところでございますが、今後とも通産省とも連絡して万遺漏なきを期してまいりたい、……

第66回国会 予算委員会 第1号(1971/07/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 細谷委員にお答え申し上げます。  大体質問は二つございまして、第一は、今日の労働基準法によりましては安全は維持されないであろう、公害も起こるであろう、こういう御趣旨でございますが、今日公害が国の最大の問題となっておりますので、労働省といたしましても、昨年九月そういう総点検を行ないまして、不十分であるという結論が出ましたので、本年五月新たなる規定を制定いたしました。その規定は特定化学物質等障害予防規則というのを新たにつくりまして、五月から実施いたしております。八章四十二条にわたる膨大なもので、これを新たに制定いたしまして万全を期していきたい、まずこの規制によって監督指導を十分いたし……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1971/12/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ただいま総理大臣からお答えもありましたように、われわれとしては、沖繩振興開発法によって、できるだけ離職者が出ないように万般の手配をいま進めておるところであります。かし、基地の縮小その他法制上の変化等によりまして、若干の離職者がやむを得ず一時的に出るのではないかと思っております。それで、いろいろ見方もございますし、軍関係及びその他において離職者が何人出るかということをいま労働省で調べておりますが、なかなか的確に、どんぴしゃりの数字を出すところまでいっておりません。ただ、出ないようにやる、もし万一出たときには、職業紹介あるいは職業訓練その他において決して御迷惑を及ぼさないように万般の……

第67回国会 社会労働委員会 第3号(1971/11/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 もしそういうことが行なわれておるとしますと、はなはだよろしくないことだと思っております。
【次の発言】 お答え申し上げます。  これは最高裁判所の判決が出れば、もうこれでずばりであります。しかし下級裁判所の判決が出た場合に、郵政省が不服であるという場合においては、労働省としては、それはおまえ不服を言うのではないぞというようなことはちょっと指示できませんので、残念に存じております。そういうところでございます。
【次の発言】 いま郵政大臣がおっしゃったように、こういう職場において、しかも郵政の職場において暴力行為がなお行なわれておるということを知りまして、まことに遺憾千万であると思い……

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お尋ねのように、出かせぎ労働者の労働力は非常に貴重なものでございまして、本人もあえて出かせぎをことさらにしようというのでなくて、やはり経済的理由によって出かせぎに出られておるのであると思いますが、その労働力は非常に貴重なものであるし、労働省としても、出かせぎなるがゆえに劣悪な労働条件になったり劣悪な労働賃金にならないように、一般の労働者と同様なる労働条件で働かれるように希望し、そのために監督もするし、その他労災保険等々万般にわたって十分留意して、一般労働者との差のないようにいたしていきたい、こういう根本方針のもとに丁重に扱っている次第であります。

第67回国会 社会労働委員会 第6号(1971/12/14、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お説のとおり、私就任以来、国際的視野に立って労働問題を再検討すべきときに到達しておる、こういうことを申し上げました。で、国際的視野に立ってまず労働時間だけ見ましても、御承知のように、日本ではほとんど九割が週休一日であります。ヨーロッパ及びアメリカ、ソ連などでは週休二日であります。国際的視野に立って考えるときに、日本では働く時間が非常に長過ぎるということを痛感いたしております。  それで、どういうふうに進めておるかというと、私はそういう見解で、週休二日でよろしいと思っております、国際的視野に立っても、世界の大勢としても。しかし私一人で突っ走っても皆がついてこない場合は困りますので、……

第67回国会 社会労働委員会 第8号(1971/12/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 通勤途上災害の調査会にそれを諮問いたしておりますので、その答申が近く出るであろうと思いますから、それが出ましたときには善処いたしたいと思っております。

第67回国会 内閣委員会 第6号(1971/11/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いま政府委員からお答え申し上げましたように、実は簡素化をやるということは政府の非常な方針でもあるし、それに従って労働基準監督官分限審議会というのを廃止いたしたい。そうして、それを廃止いたしまして非常に支障を来たすというのであれば、これはどこがどう言おうとがんばるのでございますが、これにかわるべきものとして中央労働基準審議会というのがございまして、ほとんど委員も似たり寄ったり、機能も似たり寄ったりなものですから、この機会に分限審議会を廃止して中央労働基準審議会においてその仕事をやってもらう。それで決して不自由をしないし、決して、労働基準監督官をおろそかにしたり、労働基準監督をゆるが……

第67回国会 内閣委員会 第7号(1971/11/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 この労働基準監督官分限審議会、これを廃止しまして中央労働基準審議会で肩がわりをさす、こういうことで、いままで労働基準監督官分限審議会というのでやっておった仕事を今度は中央労働基準審議会でやってもらう、人員の構成その他やり方もほとんど同じものでございまして、決して、基準監督官の罷免等について支障を来たしたり、あるいは不公平になったり、身分を阻害したり、そういうことがないように十分気をつけてやる考えでいま進めておるわけでございます。
【次の発言】 御説ごもっともで、私どもとしては、労働基準監督官の強化、増員等々、私も前からこれを強く主張してまいって、現に、労働基準監督官をもっとふやす……

第67回国会 内閣委員会 第9号(1971/12/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いまいろいろその経緯を知ることができました。それで、私といたしましても、この世の中の労使関係の進むにつれて、在籍専従を三年から五年に延ばした、筋論としてここまで到達してまことにけっこうなことであると思っております。しかも今度は、本年十月十一日に日本の公務員制度審議会が公労使三者一致の意見を述べられることになりました。そしてここに到達した。まことにけっこうなことだと存じております。
【次の発言】 この条約も勧告のほうも一通り見まして、いま御説明になりました点は非常に重要な点で、しかもこれはことしの七月に出たばかりで、非常に新しい条約であったり勧告であったりするので、大いに傾聴すべき……

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/10/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 谷口さんにお答え申し上げます。  現地の大阪及び名古屋から労働基準監督官をさっそく派遣しまして、運転士の労働時間、労働条件等々をいま調査をいたさせている最中でございます。

第68回国会 社会労働委員会 第1号(1972/01/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 去る一月十五日、成人の日に淡路島の成人式で行ないました老人施設についての私の発言は、私の本意ではなく、全く失言でございます。それゆえ、全面的に取り消させていただきます。これは全く私の不徳のいたすところであり、まことに申しわけなく、心から陳謝申し上げます。  特に、老人施設の皆さまにたいへん失礼な言辞を述べ、御迷惑をおかけ申したことについては、まことに申しわけなく、私の発言を全面的に取り消すとともに、つつしんでおわび申し上げる次第でございます。  今後は、私自身自粛、自戒、心を新たにして、老人福祉や社会福祉につき、いままで以上に尽力し、全力を傾ける決意であります。何とぞよろしく御了……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/12/25、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の職を行うことになりました。まことに光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感いたしておる次第でございます。  委員各位も御承知のとおり、ロッキード問題は、わが国民主政治の根幹に触れるきわめて重大な問題であります。  その真相究明のため第七十七回国会以来努めてまいりましたが、今後ともさらに真相を究明し、政治的道義的責任を明らかにして、かかる事件の再発防止に努めることこそ国民の期待にこたえるゆえんであり、本委員会に課せられた重大な任務であると信じております。  私は、まことに微……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/12/30、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、再び委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄の至りに存じます。  皆様方の御協力をいただきましてこの職責を全ういたしたいと存じております。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)本日は、これにて散会いたします。    午前十一時十六分散会

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/02/07、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの野田毅君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、委員長は       内海 英男君    鯨岡 兵輔君       増田甲子七君    箕輪  登君       小林  進君    横路 孝弘君       坂井 弘一君    大内 啓伍君 以上八名を理事に指名いたします。  次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時七分散会

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/02/24、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件につき調査を進めます。  この際、ロッキード事件の捜査処理に関する法務大臣の報告を求めます。福田法務大臣。
【次の発言】 ただいまの報告に対して質疑の申し出があります。順次これを許します。鯨岡兵輔君。
【次の発言】 これは後刻理事会を開きまして御相談に応じます。
【次の発言】 午前中の質議はこれをもって終了して、直ちに理事会を開催いたします。  午後は本会議終了後開会することとし、この際、暫時休憩いたします。     午前十一時五十二分休憩

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1977/03/16、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件につき調査を進めます。  去る二月二十四日の委員会における鯨岡委員の質疑に対する法務大臣の答弁に関し、この際、委員長から法務大臣に申し上げます。  ロッキード問題に関する調査特別委員会の経緯にかんがみ、国会の国政調査権に対し協力してもらいたいと存じますので、これに対する法務大臣の所信を求めます。福田法務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂本恭一君。
【次の発言】 次は、横路孝弘君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時一分散会

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1977/04/07、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際、証人出頭要求に関する件につきお諮りいたします。  ロッキード問題に関する件について調査を行うため、来る四月十三日午前十時三十分に、中曽根康弘君を証人として本委員会に出頭を求めたいと存じますが、これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることといたします。
【次の発言】 次に、ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鳥居一雄君。

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1977/04/13、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件につき、中曽根康弘君より証言を求めることといたします。  証言を求める前に証人に一言申し上げます。  昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律により、証人に証言を求める場合には、その前に宣誓をさせなければならないことになっております。  宣誓または証言を拒むことのできるのは、まず、証言が、証人または証人の配偶者、四親等内の血族もしくは三親等内の姻族または証人とこれらの親戚関係のあった者及び証人の後見人または証人の後見を受ける者の刑事上の訴追または処罰を招くおそれのある事項に関するとき、またはこれ……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1977/04/21、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際、証人出頭要求に関する件につきお諮りいたします。  ロッキード問題に関する件について調査を行うため、来る四月二十七日水曜日午前十時三十分に、児玉譽士夫君を証人として本委員会に出頭を求めたいと存じますが、これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることといたします。  次回は、来る四月二十七日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時五十七分散会

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1977/04/27、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本日出頭を求めておりました証人児玉譽士夫君から、昨二十六日、保利議長あてに、医師の診断書を添え、書面をもって病気のため出頭できない旨の申し出があり、議長より委員長に通知がありました。  この際、診断書を朗読いたします。     診 断 書               児玉誉士夫殿           明治四四年二月一八日生  一、病名 脳梗塞後遺症     附記    ロッキード問題に関する調査特別委員会への出頭は避けるべきである。   右の通り診断致します。    昭和五二年四月二三日      東京都新宿区市谷河田町十番……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号(1977/05/11、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について東郷民安君より証言を求めることといたします。
【次の発言】 なお、本日出頭を求めておりました証人小佐野賢治君から、昨十日、保利議長あてに、医師の診断書を添え、書面をもって病気のため出頭できない旨の申し出があり、議長より委員長に通知がありました。  この際、診断書を朗読いたします。     診 断 書       住所 東京都世田ケ谷区野毛三の九          の一        氏名 小佐野賢治               大正六年二月五日生  病名 高血圧症兼重症狭心症   上記疾病にて安静加療中なるも現在未だ狭心 ……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第10号(1977/05/12、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際御報告いたします。  本日出頭を求めておりました証人児玉譽士夫君から、昨十一日、保利議長あてに、前回提出された診断書の写しを添え、書面をもって病気のため出頭できない旨の申し出があり、議長より委員長に通知がございました。  診断書は、前回の写しでありますので、朗読を省略いたします。
【次の発言】 次に、児玉譽士夫君不出頭の件については、理事会で協議いたしました結果、その出頭日時を再度変更して、改めて来る十八日午前十時三十分に、本委員会に証人として出頭を求めることにいたしたいと存じますが、これに御異議はございませんか。

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第11号(1977/05/18、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本日出頭を求めておりました証人児玉譽士夫君から、昨十七日、保利議長あてに、書面をもって、本年四月二十三日付診断書の作成者医師喜多村孝一に尋問方法等を伝達して再度所見を照会したところ、この尋問方法によるとしても、国会に証人として出頭する場合、脳梗塞後遺症の特性から見て容態の急変がきわめて懸念されるので、「ロッキード問題に関する調査特別委員会への出頭は避けるべきである。」との主文は変更できないとの所見であるから、出頭できない。また、児玉証人は所得税法違反等の刑事被告人であり、今回の尋問事項はいずれも同被告事件の公訴事実もしくは同……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第12号(1977/05/25、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  去る五月十八日に出頭しなかった証人児玉譽士夫君につきましては、正当の理由がないものと認め、同日告発の議決を行い、告発状の作成その他告発の手続は委員長に一任されておりましたが、去る五月二十日、告発いたしましたので、御報告いたします。  なお、告発状は本日の会議録に掲載いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件につき、お諮りいたします。  ロッキード問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議はございませんか。

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第13号(1977/06/08、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  本日の請願日程全部を一括して議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  各請願の内容につきましては、文書表によって御承知のことと存じますし、本日の理事会で御検討をお願いいたしましたので、この際、各請願について紹介議員からの説明の聴取等は省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより採決いたします。  本日の請願日程中、第三の請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議はございませんか。

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/07/27、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、再び委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄の至りに存じます。  皆様方の御協力をいただきましてその職責を全ういたしたいと存じます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの箕輪登君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、委員長は       内海 英男君    鯨岡 兵輔君       増田甲子七君    箕輪  登君       小林  進君  ……

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/08/02、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  ロッキード問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時十二分散会

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/09/12、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 理事会で相談して善処します。
【次の発言】 それでは次に、鍛冶清君。
【次の発言】 一遍よく理事会で相談して善処いたします。  中野寛成君。
【次の発言】 次に、正森成二君。
【次の発言】 いずれ理事会で相談して善処いたします。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。     午後三時三十六分散会

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/09/29、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、再び委員長の重席を担うことになりました。まことに光栄の至りに存じます。  皆さん方の御協力をいただいてこの職責を全ういたしたいと存じております。  どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの箕輪登君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、委員長は       内海 英男君    鯨岡 兵輔君       増田甲子七君    箕輪  登君       小林  進君……

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/11/09、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  この際、第八十回国会において証人として出頭要求をし、その出頭を得られなかった児玉智士夫君及び小佐野賢治君の現在の病状等につき、政府から説明を求めます。瀬戸山法務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出があります。これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。     午後零時三十五分休憩

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/11/25、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 これより会議を開きます。  この際、申し上げます。  今会期中、本委員会に付託になりました請願は二件であります。  先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  ロッキード問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、本日の理事会におきまして、ロッキード事件の真相解明のため、訪米議員団を送ることを……

第83回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/12/07、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再び委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄の至りに存じます。  皆さん方の御協力をいただきまして、その職責を全ういたしたいと存じます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの内海英男君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、委員長は       内海 英男君    鯨岡 兵輔君       増田甲子七君    箕輪  登君       小林  進君……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/12/19、34期、自由民主党)【議会役職】

○原委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、再び委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄の至りに存じます。  皆さん方の御協力をいただきまして、その職責を全ういたしたいと存じます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの塩崎潤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、委員長は      塩崎  潤君    増田甲子七君      箕輪  登君    武藤 嘉文君      小林  進君    ……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 災害対策特別委員会 第1号(1979/12/21、35期、自由民主党・自由国民会議)

○原委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私がその職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 高鳥修君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、藤田高敏君が委員長に当選いたしました。  委員長藤田高敏君に本席をお譲りいたします。


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 建設委員会 第1号(1980/07/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたび、新内閣の発足に伴いまして、国土庁長官を拝命いたしました原健三郎でございます。よろしく御指導を願い上げます。  御承知のごとく、第三次全国総合開発計画の柱である定住構想の積極的推進、また総合的な土地対策の展開、水資源対策の促進、大都市地域の整備と地方の振興等々、国土行政の当面する課題はいずれもきわめて重要なものであります。  私は、これらの課題に積極的に取り組み、豊かで住みよい国づくり、地域づくりを進めてまいる所存でございます。  つきましては、委員長を初め委員各位の格別なる御指導、御協力を切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)

第92回国会 災害対策特別委員会 第2号(1980/07/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたび、新内閣の発足に伴いまして、国土庁長官を拝命いたしました原健三郎でございます。  災害から国民の生命、身体、財産を守ることは国政の基本であり、私は、大規模地震を初め、台風、豪雨、火山噴火等、各般の災害に関する施策の推進に積極的に取り組んでまいる所存でございます。  つきましては、委員長を初め、委員各位の格別なる御指導、御協力を切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)

第92回国会 内閣委員会 第1号(1980/07/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 このたび、北海道開発庁長官に任命されました原健三郎でございます。  委員長並びに委員各位には、日ごろ北海道開発のために御尽瘁されまして、その必要性を私がるる申し上げる必要もございません。その御努力に対し深く敬意を表するところでございます。私も長官に任命されました以上、全力を傾けて北海道開発に尽くしたいと思っております。よろしく御指導、御鞭撻のほどを切にお願い申し上げまして、ごあいさつにかえます。ありがとうございました。(拍手)

第93回国会 建設委員会 第1号(1980/10/15、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 国土行政を進めるに当たって、その基本的な考えを申し上げたいと存じます。  狭い国土、乏しい資源の中で、二十一世紀初頭には約一億三千万人を超えると見込まれる国民が健康で文化的な生活を享受していくためには、国土の均衡ある発展を図り、住みよい国づくり、地域づくりを進めていくことが不可欠でございます。このため国土行政の役割りはますます重要となってきております。国土庁はこの国土行政の総合調整官庁としての役割りを担っております。  私といたしましては、第一に、第三次全国総合開発計画の柱である定住構想の積極的推進を図ります。第二には、適正な土地利用を促進し、地価の安定を図るための総合的土地対策……

第93回国会 建設委員会 第2号(1980/10/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 小野先生にお答え申し上げます。  最近の地価の動向は、これは見る人によっていろいろ見解もございますが、われわれの見るところでは、上昇率はやや鈍化の傾向にある。しかしながら、大都市圏の住宅地については上昇が目立っておって警戒も必要であると思っております。  地価上昇の原因といたしましては、これは、効用増によるものもあるが、根強い住宅地の需要に対して供給が不足しておる、需要が多くて供給が足らない、こういうのが根本の原因であります。しかし、昭和四十七年や四十八年には、いわゆるあの投機的なもので二割も三割も地価が上昇いたしましたが、現在はそういうのに比較するとやや安定しつつある、値上がり……

第93回国会 建設委員会 第3号(1980/10/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 三大都市圏といいましても、三大都市及びその周辺でございますので、かなり広範囲であるし、全体に網を張るよりも、一番問題になっておる点から解決していく方が効果的であろう、こういう考えでこういうふうにしたような次第でございます。
【次の発言】 お答えします。  それは、張って悪いというよりも、現時点においてはこういう一番宅地の不足しておるところにこういうふうに網を張って対策を考えていったら、その方がより効果的である、全国的にばっとやるよりもこの方か効果的であると考えております。
【次の発言】 あえて全国的にやっちゃいかぬという意味ではございません。それはやったっていいことですから、全国……

第93回国会 建設委員会 第4号(1980/10/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  土地造成をしたところを早く住宅地になるように対策をやれということ、御趣旨は賛成でございます。これは管轄は建設大臣でございますので、御趣旨の点は建設大臣にもよく伝えて善処していただくことにいたします。
【次の発言】 先生の御趣旨には同感でございます。いろいろそれを研究しておるのですか、なかなか名案がないんで、過般も、もう一カ月ほど前ですが、経済企画庁長官と私の間で合意に達して、何とかこの地価に対する対策を研究するように、現行法を洗い直すのもいいし新たなる法律をつくるのもいいし、事務的にその他の役所を加えてもいいから、急いで答申を出してくれということを指示いた……

第93回国会 建設委員会 第5号(1980/10/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 本委員会におかれましては、本法案につきまして熱心な御審議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げる次第でございます。  審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その趣旨を生かすよう努めるとともに、ただいま議決になりました附帯決議につきましても、その趣旨を十分体して努力いたしていく所存でございます。  ここに本法案の審議を終わるに際し、委員長を初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。  どうもありがとうございました。(拍手)

第93回国会 建設委員会 第7号(1980/11/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 薮仲先生にお答え申し上げます。  水の重要なことはいまさら申し上げるまでもございません。それで、対策として、長期的な水の需給の見通しと、さしあたり今後の見通しと二つに分けて考えるのですが、最近予想以上に水の需要が増大いたしております。一般国民の生活が上がったとか、あるいは産業の発展が著しい、農業の近代化等によって予想以上に上回ってまいりました。それで、最前もお話がありましたが、昭和五十年に八百七十六億立方メートルが必要とされておったのが、昭和六十五年には約一千二百億立方メートル、この十五年間に需要増が約三百三十億立方メートルと予想される。でありますから、予想以上にふえてきて、十年……

第93回国会 災害対策特別委員会 第2号(1980/10/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 天野先生の熱烈なる御要望、よく拝聴いたしまして、その御趣旨の点もよくわかりました。  それで、事業実施の仕組みなどについて工夫が必要であるとも思われますので、関係省に対してさらに御趣旨の点を踏まえて検討するよう要請いたして、相談いたしたいと存じております。
【次の発言】 御説の点はまことにそのとおりでございまして、私も賛成でございます。国土の保全はまことに防災の基本でありまして、それに向かって全力を挙げて御期待に沿いたいと思っております。

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 柿澤先生にお答えを申し上げます。  そういう悲劇が方々に起こっておることは私どもよく存じております。何とかしてこの、主として地価の暴騰を防ぎたいと思ってやっておりますが、最近の地価の動向から申しますと、それほど急騰というほどではございませんが、やはりじわじわ上がっております。鈍化はしておりますが上がっております。それから住宅地の需要が根強い三大圏を中心とする今後の地価動向は、なお警戒を要しております。地価がこれほど上昇する原因は効用増によるものがあるが、また宅地の需要供給の不均衡にあります。今後としてはどうしてもこの過密過疎を解消していくという大問題が解決しなければならぬと思って……

第94回国会 決算委員会 第3号(1981/03/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 昭和五十二年度における北海道開発庁の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  北海道開発庁は、北海道総合開発計画について調査、立案し、及びこれに基づく事業の実施に関する事務の調整、推進を主たる任務としております。当庁に計上されている経費は、北海道開発事業費、北海道開発計画費、一般行政費等でありますが、このうち開発事業費につきましては、総合開発の効果的な推進を期するため一括計上されているものでありまして、治山治水対策、道路整備、港湾漁港空港整備、農業基盤整備等の事業費であります。  これら開発事業の執行に当たりましては、関係各省所管の一般会計への移しかえまたは特別会計への……

第94回国会 決算委員会 第4号(1981/03/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  こういう非常に大きなプロジェクトでございますから、当然周辺整備のことを積極的にやらなければならぬことを痛感いたしております。幸いに国土庁としてはいままで近畿圏整備を推進してきておりますので、さらにそれをもう少し積極的に空港に合わせて整備を進めていきたい、こう思っております。
【次の発言】 これは周辺整備のいろんなプラン等々を考慮しておりますが、まだ発表する域まで至っておりませんので、いわゆるこれは本省だけでやるべき問題でなく、地元の意見も聞く等々、それからさらに進んで国際新空港の進行状態にもあわせてやる考えで、現在のところまだ発表するまでに至っておりません……

第94回国会 建設委員会 第1号(1981/02/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 国土行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べます。  わが国の経済、社会は、八〇年代においても解決すべき多くの課題を抱えており、また、国民一人一人の価値観や要求も多様化してきております。  このような状況のもとで、国民生活の安定を図り、豊かで潤いのある国づくり、地域づくりを進めていくことに対する国民の期待はとみに高まってきております。  国民のこの期待にこたえ、健康で文化的な生活環境を確保し、国土の均衡ある発展を図り、豊かで住みよい地域社会の形成に努めていくことが、国土行政に課せられた重要な責務であると考えております。  私は、このような見地から、以下に述べる施……

第94回国会 建設委員会 第2号(1981/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 鴨田先生にお答えします。  御承知のように、地価の動向については、これはもう難事中の難事でございます。御承知のように、いわゆる土地の需要は限りなくあるし、経済が発展してくるし、だからいよいよ需要はふえるが、御承知のように土地はもうほとんど供給は不可能である。でありますから、その需要供給のバランスが破れていよいよ土地の値が高くなってくるという現象であります。だから難事中の難事であるのでございますが、ほっておくわけではございません。しかしながら、日本の現状を見ましたら、やや地価が上がりつつありますけれども、三大圏が一番よく上がりつつあるし、それでその傾向はどちらかというと狂乱物価のと……

第94回国会 建設委員会 第3号(1981/02/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 それは景気の落ち込みは予想されるし、経済企画庁長官のおっしゃるように、上半期に公共事業を集中してやるという趣旨には賛成であります。ただし、七五%ができるかできぬか、そういう細かいところは私にはわかりかねますが、上半期に集中して公共事業をやることが景気回復の一助になると考えております。
【次の発言】 先生の非常な御指摘、大いにごもっともな点が多いので、今後大いに勉強さしてもらって善処いたしたいと思います。
【次の発言】 御承知のように、田園都市構想は大平内閣においてその哲学なり理念なりを打ち出されまして、具体的なことをお聞きする前に急逝されました。それで、われわれ国土庁としてもそれ……

第94回国会 建設委員会 第4号(1981/02/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ヘリコプターからも見せていただきましたし、豪雪のときには現地にも行って琵琶湖の方もよく見せていただきました。国土保全上琵琶湖のいろいろな、いまいわゆる大変な総合開発をやっておりますが、まだ必ずしも十分でないし、今後総合開発を十分進めていかねばならぬ、そういうことを痛感したような次第でございます。
【次の発言】 まだ、初め計画したほど琵琶湖の水質を保全し、十分目的を達していないような気がいたしました。
【次の発言】 お答え申し上げます。  結論的に先生がおっしゃったことは賛成でございまして、水質保全、水質の回復等を決して無視してやる考えはございません。十分考慮してやる考えてあります……

第94回国会 災害対策特別委員会 第3号(1981/01/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 私も、現地を視察いたしまして、まことにいま渡辺委員からおっしゃったとおり、単なる豪雪というだけにとどまらず、実に驚くべき災害も発生しているし、多くの方々がそのために苦しんでおる事実も目の当たりに見てまいりまして、まことに御同情にたえないところでありまして、痛切にその災害の事実を視察してきたような次第でございます。
【次の発言】 いまの御質問、災害が非常に深刻であるし、手厚い対策をやる、総理大臣は、そういう除雪についても十分対策をやると言明されておりますので、私どももそういう考えでおります。  それで、今冬の異常豪雪にかんがみ、昭和五十一年度の豪雪の際の例もありますので、問題は市町……

第94回国会 災害対策特別委員会 第4号(1981/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 昭和五十六年度における防災計画及び災害復旧計画等の概要について御説明申し上げます。  わが国は、その自然的条件から台風、豪雪、地震等による災害を受けやすく、また、社会経済の発展に伴いまして災害の態様も複雑、多様化してきており、これらの変化に即応して強力な施策を推進する必要があります。  政府といたしましては、防災基本計画に基づき、防災に関する科学技術の研究の推進、災害予防の強化、国土保全の推進、災害復旧の迅速適切化等に重点を置き、その推進を図っているところであります。特に大規模地震対策につきましては、昨年は地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別惜置……

第94回国会 災害対策特別委員会 第5号(1981/03/31、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 本法律案の提出に際しまして、議員各位の御努力と御熱意に対しまして深く敬意を表するものでございます。  政府といたしましては、本法律案につきましては、やむを得ないものと考えております。御可決いただきました暁には、その御趣旨を体し、適切な運用に努め、災害対策の一層の推進を図ってまいる所存でございます。  以上であります。

第94回国会 災害対策特別委員会 第6号(1981/04/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 御説明には全く同感でございまして、私も豪雪地帯を実地に視察させてもらいまして、その被害の甚大なるを感じております。  ただ、被害が起きたから毎年それの対策を講じるというのでは、はなはだ策のない話で、今後は、富山県の知事が提唱しておりますように、豪雪無被害都市の建設というんですか、そういうことを積極的に進めたいということを、これはもう私と何回も話し合いました。そうすれば、雪が降って直ちにその対策をやるよりも、ふだんからその準備をしておいたらいいというので、同感の意を表しました。  どんなことをやるかと言えば、金はかかりますが、対策としては融雪装置をやる、あるいはその他、雪排除等のい……

第94回国会 災害対策特別委員会 第7号(1981/04/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 佐藤先生にお答え申し上げます。  後段の、そういう対策についてのいろいろの心構え、全く同感でございます。  それから前段の点、いろいろお話がございましたが、融雪災害に際し起こってくる生々しいいろいろな現象について、御高説十分に拝聴いたしました。それで、いわゆるこういうことについて、去る二月の四日に、出水期を迎えるに当たって人命の保護を第一義とし、河川のはんらん、山やがけ崩れ、地すべり等による災害を未然に防止するよう、豪雪対策本部長名で、関係県知事あてに通達は一応出したところであります。また、農林水産省及び運輸省、建設省からも同様の趣旨の通達を出されております。しかし、いま佐藤先生……

第94回国会 災害対策特別委員会 第10号(1981/08/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 新聞やテレビで報道されて一応は承知いたしておりましたが、現地を視察して、その広大な地域にわたる非常に深刻な被害を目の当たりに見せてもらいました。また、私は自衛隊のヘリコプターをお借りして空から見せてもらいまして、ヘリコプターには好意的に現地の水の出ておるところを低空飛行していただいて、石狩川流域をずっと一面に見せていただきました。それで、要所要所において現地の市長等からいろいろ細かい事情もお聞きいたしました。  そして現地の方々に、非常に御心配もしておるし、大変な被害であるし、この機会をかりて慎んでお見舞いを申し上げる次第であります、なるべく一日も早くその復旧に努力いたしたい、そ……

第94回国会 災害対策特別委員会 第11号(1981/09/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 大変北海道災害について御心配、御心痛、また多くの被災者に対して心からお見舞い申し上げます。  それで、これは国土庁を中心として政府の方でいろいろ調査を進めてまいりまして、大体北海道各地からの状況報告も集まってまいりました。近くこれを激甚災の指定にいたしたい、こう思っております。それは大体いつごろかと申しますと、二十日過ぎにやりたい、それは閣議を通して政令で公布いたしたい、こう思っております。
【次の発言】 有珠山に大変な被害がありますこと、よく存じております。すでに二百五十億ぐらいの国費を投じて対策をやってきました。対策をやったところがやはり、それは非常に減っておりますが、また大……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 小宮山先生にお答え申し上げます。  最前いろいろ六点にわたって質疑がございましたが、政府としては一月の九日に私を本部長とする豪雪対策本部を設置し、各省庁の連絡をいたしております。三次にわたってわれわれは政府調査団を現地に派遣して、被害地の情勢をつかんでおります。その後、調査結果を踏まえて本部会議を開催し、いまおっしゃられましたような除雪の推進、道路、鉄道の確保その他等々をいたしております。これまで災害救助法の適用、孤立集落の解消等、生鮮食料品の流通確保、納税の猶予等税務執行上の措置等々をいたしてまいっておるところであります。  さらに、その他の対策につきましても、当面、明後四日、……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 ただいま不破委員から非常に切実なお話を拝聴いたしました。まことに切実に緊迫している事情がよくわかりまして、のんきなことをしておられないということを痛感いたしました。  第一に、地震について、東京のような直下型地震の来るところに対してこの予知体制が少ない。御意見のとおりであります。これは地下だから、案外東海の方が激しくて東京の方がその次だというような考えもあるのですが、これほどの大人口を擁しているところは、御説のとおりぜひこの体制、予知施設をつくりたい、こう考えております。  第二は、防災化、この防災都市化のためにもっと財政的資金を投じて積極的に対策をやるべし、これもわれわれも考え……

第94回国会 予算委員会 第7号(1981/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 中馬先生にお答えします。  最初に、総理に御質問になりました中で、国土庁としては三全総の見直しをどう考えておるかということでございますが、これは常日ごろ、流動的な情勢の変化をわれわれも注意深く見守っておるところであります。そしてどうするかいろいろ考えまして、現時点においては三全総を変更する意思はございません。  それから第二に、地価安定については、いろいろ狂乱的に地価が上がっておるという説もありますが、われわれの調査によりますと、地価は上昇しつつありますが、その上昇率は鈍化の傾向を全国的に見せております。最近数年間、ことにその傾向がございます。ただし、三大圏域においては地価の動向……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/02/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いまのお尋ねでございますが、これは総理から私の方に指示がございまして、昨年の十二月に、関係省庁で構成する連絡会議を設置いたしました。その問題について前向きに取り組んで、いろいろ体制の整備を図っておるところであります。  それで、いまお尋ねの、当庁が所管する開発予算についてどういうことをやったかということですが、予算編成の段階においては、第一は、この地域の開発道路の新規採択をいたしております。たとえば落石−初田牛線の道路の新規採択をいたしております。第二は、中標津空港の整備が予算の中に入っております。第三は、この地域の漁業の振興対策などについて、今後予算の執行段階で十分配慮いたした……

第94回国会 予算委員会 第11号(1981/02/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 小渕先生のいまの御質問ですが、われわれ国土庁で扱っておるのは災害対策基本法によるものであります。もちろん、いまおっしゃったように豪雪、豪雨、地震などのような自然現象が一つ。それからいまおっしゃいましたように、政令によって、大規模の火事、それから爆発、放射性物質の大量の放出等の人為的な大規模事故等を扱っておるものであります。  それで、いまお尋ねのありました放射性物質の大量の放出とは、事故または災害により被災した原子力施設等からの放射性物質の大量放出が考えられておりますが、戦争時における核攻撃に対処することは、この法律ではもちろん想定いたしておりません。平時のことでございます。それ……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 土地の重大性につきましていまお話がございましたが、私もまことに同感でございます。きわめて重大であるが、また、きわめて難問題でもあることは御承知のとおりであります。ぜひひとつ、いろいろ英知をお聞きして善処いたしたい、これが私の前提でございます。  それで、土地に対しては、基本的理念は国土利用計画法の中に書いてありまして、それによりますと、国土が国民のための限られた資源であり、生活及び生産の基盤となるものであることから、その利用については公共の福祉を優先すべし、それから、健康で文化的な生活環境の確保に努むべし、こういうようなことになっており、私どももそういう理念でいまやっておるところ……

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/02/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いま平石先生の御意見、ローカル線を廃止するという法律ができてきておるのですが、御案内のように政令はだんだん、十二月になり一月になり、いま二月に入り込んできております。現在、運輸省とわれわれの方とも折衝をいたしておる最中であります。  それで、それはたびたび、ことに高知県の皆さん方からはしばしば御陳情いただきました。私の関係で、地方から言いますと北海道と高知県が一番熱心で、何回となく、本当に何回来たか勘定してみないとわからぬほどで、その熱意、情熱には私ども大いに感動させられておるところでございます。でありますから、いろいろ国土庁としても地域の整備に合うように、地域の実情に応じて合理……

第95回国会 建設委員会 第2号(1981/11/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 御趣旨の点はわかるのですが、十年前と現在とは非常に変わっておるという意向でございますが、緑の必要なことは十年前も必要だし、いまも必要でございます。宅地をもっと供給してもらいたいというのは十年前もそうであったが、現在においてもなお宅地は不足しておる。だからこの需要も非常に多いのでありまして、練馬区の世論調査におきますと、現在もう家を持っておるし土地を持っておる人なら、このまま要らぬ人が入ってこぬ方がいいというようなもので、そういう考えの世論調査になると思いますが、国の立場から言うと、税制その他も考えまして、非常に誤解を受けますのは、農業を現にやっておる人、将来も引き続きやろうという……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/10/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答えします。  そういう学校等に避難場所を設定しておる市町村がたくさんございます。それは、そういう空間も多いし、避難場所としては適当な場所である、こう思っております。

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第8号(1981/10/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  国土利用計画法施行以来、土地取引の届け出制の趣旨の徹底に努めてきたところでありますが、いまお話のありました北九州市の取得した公用地に関して、お話のような無届の取引があったことは事実でございまして、まことに遺憾に存じております。  それからまた、先般これを知りましたので、国土庁では直ちに市当局に対し報告を求め、措置をさせたところでございます。またさらに、市の各部門においても連絡が非常に悪いので、市の各部の間の連絡も密にして、以後かかることの絶対にないように指導いたしたところでございます。
【次の発言】 過般の自民党の都市農政確立議員連盟のお尋ねでございますが……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○原(健)委員 ちよつと原さんに御質問申し上げたいのですが、價格調整費というのは、將來なくなつた方がいいというようなお話であります。それは將來としてはまことに賛成でありますが、現段階において、橿格調整費に五百十億という莫大な費用を出しておるが、これは妥当なものかどうか。もしこういう金を出さなくてもいい――私の考えによると、こういうものは大体燒石に水のような感なきにしもあらずでありますが、もつと減らしたらその結果はどうか。殖やすことは私には賛成できないが、もしこの額をもつと減らしたらどういうことになるか、その見透しを伺いたいと思います。

第3回国会 内閣委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1948/11/24、23期、民主自由党)

○原(健)委員 二、三の点をお伺いいたしたい。なるべく簡單にお伺いいたします。第一にお尋ねいたしたいことは、しばしばこういう委員会においてわれわれ質問し、政府からも答弁があつたのですが、官業はどうも能率が上らない、これはもう定評がありまして、いくら議論しても上らないことは事実であります。しかし官業に対して何とかこの際手を打たなければ、これほど能率が低下して、しかも必要以上に賃金を高く要求しており、独立採算制をとなえておりながら、國民の租税のやつかいにならなければ、それを運営できないというようなことは、はなはだ醜態の限りである。そこで新逓信大臣に、逓信事業全般にわたつて、どうしたらもつと能率が上……


24期(1949/01/23〜)

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 ただいまから日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を申し上げます。  現行日本国有鉄道法第五條は、日本国有鉄道設置の際における資本金について定め、これが増加に関する規定を設けておりませんので、資本金増加の場合を考え、日本国有鉄道の資本金を政府の出資により増加し得る道を開いた次第であります。この法律案は昭和二十五年四月一日から施行いたしたいと存じますので、愼重御審議の上、すみやかに可決あらんことをお願い申し上げる次第であります。
【次の発言】 ただいま四十億の使途についてお尋ねがございましたが、そのうち現在もうほとんど確定しておるものが、二十三億が信濃川の山辺発……

第7回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)【政府役職】

○原(健)政府委員 それでは私から昭和二十五年度運輸省所管、一般会計予算の大綱につきまして、御説明申し上げます。  まず第一に歳入予算でありますが、本年度歳入予算額は十七億四千五百四十余万円でありまして、これを前年度歳入予算額二億三千百十万円余に比較いたしますと、十五億千四百三十余万円を増加する計算になりますが、これは船舶公団よりの納付金が、前年度より十五億八千五十余万円増加する見込みのためであります。  次に、歳出予算について申上げます。歳出予算額は百二十五億七千余万円でありまして、これを前年度歳出予算額二百一億六千二百三十余万円に比較いたしますと、七十六億六千百五十余万円の減少となりますが……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1953/02/25、25期、自由党)

○原(健)委員 関連して……。こういうのはどうでしよう。いなかの僻村地になりますと、定員定額制でやると、そこの先生が定員定額よりよけい使つており、先生の数が多い。そうすると二十八年度だけは臨時的に、定員定額で国庫から予算をまわす、県を通してやる、こういうふうになります場合に、県当局はこれに非常に反対がある。それで私の兵庫県のごときは、もし国庫から来た費用で先生の数がはみ出して、それが給料を与えるに十分足らぬ場合において、そんなものには応じないという強硬な意見も出ておるというような実情にあるが、そういう場合にはどうされますか。
【次の発言】 今のお答えは文部省の御意見で、文部省はそういうふうにお……

第15回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/02/26、25期、自由党)

○原(健)委員 時間がありませんから、一言だけお聞きいたしたいと思います。この中に報償費というのがあつて、三億円計上されておるのでありますが、報償費の内容はどういうものであるか。少し詳しくお聞きいたしたい。しかも去年が三千万円であつて、ことしは三億円で、急激にふえておるのでありますが、その内容をどういうふうに使われるものか。
【次の発言】 それでは、油とおつしやられると、機密費と了解してよろしいのでございましようか。
【次の発言】 それではそういう在外公館に使わすとおつしやられるものが三億円、さらにまた交際費として三億四千三百四十七万二千円要求している。これは一体どういう区別があるのであるか。……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1953/07/11、26期、自由党)

○原(健)委員 時間が参りましたから二、三分で終るように簡単に申し上げます。  今中小企業のお話が出ましたが、大蔵省の話を聞くと、どうしても大蔵省のやり方は金融資本家を擁護する、通産省の話を聞くと、どうしても通産省としては大資本家、大企業家保護の政策がきわめて多いのであります。中小企業は、言うまでもなく業者の数からいつても、生産量からいつても、七割も八割も占めております。それに今一番困つておるのは金融である。それならその対策ができておるか。ここ数年の間に商工中金ができて、遅ればせながら中小企業金融公庫ができて、今度の予算で八十億やつておるということですが、窓口が狭いし、または商工中金は組合員だ……

第16回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党)【議会役職】

○原(健)主査代理 次は和田博雄君。
【次の発言】 小平君に申し上げますが、あとに外務省、通産省の所管に対する質問が九人から十人ありますので、ごく簡単に。
【次の発言】 外務政府委員が来られましたので、質疑は簡単明瞭にお願いいたします。
【次の発言】 河野一郎君。
【次の発言】 この際動議を提出いたします。本分科会所管の予算三案に対する討論採決は、予算委員会に譲られんことを望みます。

第19回国会 予算委員会公聴会 第1号(1954/02/12、26期、自由党)

○原(健)委員 恩給の廃止といいますが、最近軍人恩給をのこのこ復活しておるという状態ですが、あなたのおつしやるのは軍人、文官も全部廃止してしまえ、こういう御意向ですか。

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/02/25、26期、自由党)

○原(健)委員 厚生大臣にお尋ねいたしたいのであります。人口問題についてでありますが、日本の人口はここ数年で九千万になり、そのうち一億にもなる。これは日本のきわめて重大な問題であつて、世界において日本ほど人口問題の緊要性を認めておるところはないのであります。その一番緊要な人口問題を怠つておるのは、日本が世界第一であります。その予算額を見ると、人口問題研究所はわずかに千八百五十六万三千円、こんな金である。それから人口問題審議会の費用が五十一万五千円。両方合せたところで千九百万くらいのものであります。こういう予算の組み方をやつているのであります。これではもちろん足らぬと思いますが、足らぬにも事欠い……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1954/02/27、26期、自由党)

○原(健)委員 この際動議を提出いたします。すなわち本分科会所管の予算各案に対する討論採決は予算委員会に譲られんことを望みます。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第2号(1955/06/14、27期、自由党)

○原健三郎君 この内閣観光事業審議会に政府が答申案を求めたりしたのが一件ありますが、そういう場合に運輸省の観光部を局にするとか、あるいは観光庁にするとかいうような答申をしたことがあるか、議論が出たことがあるか、そういう点はいかがでしょう。
【次の発言】 その昭和二十八年に答申したのは、内容はどういうことですか、ちょっと読み上げて下さい。
【次の発言】 結局その答申案は、まだ政府で採用しないでそのままになっておるわけですね。
【次の発言】 ただその場合に内閣観光事業審議会が開かれたときに、オブザーバーとして運輸委員を呼ぶことも意味がない。木村さんの言うのはそういうことではないので、ほかの行政委員……


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1969/02/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 昭和四十四年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省所管の一般会計の歳出予算額は一千百四十三億二千八百六十二万三千円で、これを前年度予算額一千九十八億二百八十九万円に比較しますと、四十五億二千五百七十三万三千円の増加となっています。  労働者災害補償保険特別会計予算は、歳入及び歳出予算額ともに一千八百七十一億六千七百四十三万四千円で、これを前年度予算額一千四百九十四億五千二百万円に比較しますと、三百七十七億一千五百四十三万四千円の増加となっています。  失業保険特別会計予算は、歳入及び歳出予算ともに二千三百八億八千六百五十万一……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 労働行政についていま八木先生から、非常に御理解のある、また激励のことばをいただき、まことにありがたく存ずる次第であります。  大蔵省から二五%というような指示があったというお話でございますが、私どもといたしましては、これは一律一体に二五%以下というようなことはあまり好ましくないので、たとえば社会保障とか、労働行政でも社会保障的な色彩を持ったものというものに、もうちょっと弾力性を持たしてもらったほうが好ましいと私は思います。ものによりけりでありまして、大いに縮減していいものは縮減する。必要なものは伸ばしてもらう。どれが必要か、どれが必要でないか、こういうことは判断はむずかしいのです……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1981/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 いろいろ御説、拝聴いたしました。  さしあたり廃止するというのを、初めは千キロと言っておった。その中で、北海道で国鉄を廃止するのは六百二十二キロを廃止すると言っておりました、運輸省は。それをわれわれは、北海道の特殊事情を言い、ぜひそれを内地並みに同じようにぶった切ることは承知できないということで大いにがんばって、最終的には八線の本当に短い線、ひげ線と言っておりますが、ひげのような約二百十四キロに減らした。初めに言ったのに比べれば三分の一に減っております。そういうふうにして、われわれはやるだけのことはやるし、がんばるだけはがんばりまして、ようやくここに落ちつきました。  また一方か……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1981/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 総理府所管のうち国土庁の昭和五十六年度一般会計歳出予算について、その概要を御説明申し上げます。  国土庁の一般会計歳出予算は、二千三百八十八億五百余万円を予定しておりまして、前年度予算に比べ二十六億二千百余万円の増加となっております。  その主要な内容は、第一に、第三次全国総合開発計画の定住構想の促進を図るための国土計画の推進。第二に、地価の安定、適正な土地利用の促進等の総合的土地対策の推進。第三に、水資源の開発、水源地域対策の充実、水資源有効利用の促進等の総合的な水資源対策の推進。第四に、良好、安全な都市環境の整備を図るための大都市圏整備の推進。第五に、人口の地方定住を促進し、……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1981/10/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  いま自治大臣から答弁のあったのと同様でございまして、われわれ国土庁としては、そういう地域特例、そして国土全体のバランスをとって開発をいたしたい、こういう方針でありまして、離島その他、地方においてはいまだ十分バランスがとれておるとは思いません。だが、いま御承知のように臨調の答申もございまして等々、諸般の情勢も考慮して、なるべく将来とも地方振興に支障を来さないように万全の策を講じて、御期待に沿いたいと思っております。
【次の発言】 お答え申し上げます。  いまおっしゃいましたように、たとえば鹿児島なんかにおきましては特例の法律がいろいろ適用されることになります……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1981/10/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○原国務大臣 お答え申し上げます。  いまおっしゃいましたいわゆるモデル定住圏構想でございますが、これは御承知のように国土庁としても目玉商品のようなもので、非常に地方振興、いわゆる大都市と地方とのバランスをとって、均衡ある発展を図るという手段でございます。  これについては、いろいろありますが、三全総の中においてもこれを決して否定しておりませんし、現時点におきましても、そのいわゆるモデル定住圏計画が進捗いたしておるところであります。  それで、いろいろありますが、第一に申し上げたい点は、市町村がその対象から外れておること、また事業の執行に支障を生ずることのないよう財政、金融上の措置が考えられて……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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