足鹿覚 衆議院議員
29期国会発言一覧

足鹿覚[衆]在籍期 : 24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期
足鹿覚[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは足鹿覚衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院29期)

足鹿覚[衆]本会議発言(全期間)
24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第52号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○足鹿覺君 ただいま上程されました農林大臣周東英雄君不信任案につき、私は、日本社会党を代表して、その趣旨の説明をいたさんとするものであります。(拍手)  まず、決議案文を朗読いたします。   本院は、農林大臣周東英雄君を信任せず。   右決議する。  周東農林大臣不信任のおもな理由を要約すると、次の諸点であります。  第一、周東農林大臣は、誤れる農業基本法の制定、貿易の自由化により、日本農業の百年の大計を誤る重大なあやまちを犯したこと。(拍手)第二、農業基本法政府案を、公正にして、十分な審議を尽くさず、農民世論にそむき、自民党と結託して、一党独裁による強行通過をはかったその連帯責任を痛感し、辞……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第10号(1962/02/09、29期、日本社会党)

○足鹿覺君 私は、日本社会党を代表して、ただいま農林大臣から説明のありました、農業基本法第六条に基づく農業の動向に関する年次報告(以下報告といいます)及び同法第七条に基づく昭和三十七年度において講じようとする施策(以下施策といいます)いわゆるグリーン・レポート、グリーン・プランを中心に、農政のあり方とその具体策について、総理大臣並びに関係閣僚に、若干の質問を行なわんとするものであります。  まず第一に、農業と他産業の所得均衡問題についてお尋ねいたしたいのであります。  報告は、第一部において、農業と他産業との生産性の開差はかえって拡大し、農業従事者と他産業従事者との生活水準の開きもなお縮小する……

足鹿覚[衆]本会議発言(全期間)
24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院29期)

足鹿覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期
第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○足鹿委員 簡単に政府当局に、この際、二、三お尋ねを申し上げておきたいと思います。  この両法案とも三党の共同提案でありまして、その趣旨については何ら異存を持つものではございませんが、近くこれが成立、実施の暁は、その運営は審議会等の審議結果にもよることではございますが、政府の責任において、法律の施行、運営が行なわれまするのでこの際、これに関連をしてお尋ねを申し上げたいと思います。  この種の立法のうち、北海道、東北の場合は、いわゆる開発三法といわれておりますように、促進法、公庫法、会社法、この三つによって運営されておるのでありますが、九州地方の開発法以来、四国、また今回成立せんとしております両……

第37回国会 大蔵委員会 第5号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○足鹿委員 葉たばこの収納価格の問題について大蔵大臣に二、三お尋ねいたしますが、御存じのように、去る十二月十五日にたばこ耕作審議会が開かれて答申が行なわれておることは、大蔵大臣も御承知だと思います。十一名の委員のうち、会長が議長席に着いて、十名の委員のうち五人の生産者代表がこぞって反対をいたした事実は、議事録によっても明らかであろうと思いますが、このような会合の性質上、数でもって答申案をきめるなどということは、かつて例を見ないことでありまして、不当な運営であると私は思うのであります。しかも、専売公社の諮問案に対して若干の異なった答申を学識経験者のみで起草をいたし、これを会長の採決によって答申を……


■ページ上部へ

第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 内閣委員会 第9号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○足鹿委員 防衛庁長官並びに関係方面に若干お尋ねを申し上げたいと存じます。実は昨日の予算分科会におきまして、長官の御出席を要求したのでありますが、ありませんので、本日発言の機会をお与え願ったわけであります。できる限り昨日の質問と重複を避けたいと思っておりますが、若干重複する点はお許しをいただきたいと存じます。  三十六年度の防衛庁関係の予算は相当増額計上されておるようでありますが、これは単に防衛庁のみならず、各省にも共通した事柄ではございますが、なかんずく防衛庁関係の自衛隊の施設整備費等につきましては、四つのファクターと申しますか、それによって相当弾力性のある予算が組まれておるように思います。……

第38回国会 農林水産委員会 第13号(1961/03/14、29期、日本社会党)

○足鹿委員 果樹振興法につきまして具体的な問題を二、三お尋ねいたしたいと思います。同僚議員から法の全体については総括質問が済んだだろうと思いますので、私は、条文中問題のある条項に限定をしましてお尋ねをいたしたいと思います。  第二条あるいは第三条その他全条にわたって植栽という字句が随所に見られるようでありますが、植栽ということの意義、その解釈について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 播種から園地の整理ということでありますが、果樹で播種する果樹がありますか。
【次の発言】 そうしますと、播種から育苗して植栽適期に至るまでの間は、この植栽ということには含ましておりませんか。苗圃対策、苗木……

第38回国会 農林水産委員会 第16号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○足鹿議員 綱島さんのただいまの御質問の中心であります共同化の問題について、いろいろ御意見を承ったわけでありますが、私どもの考え方の基本を申し上げたいと思います。  先ほど全般的に、生産面のみに共同化がかりに促進されてもそれのみによっては解決されないという理由は北山委員から詳細述べましたので、私は、この両者の基本法が指向しておる一つの共通のテーマといいますか、その点に触れて申し上げたいと思います。  それは、日本農業の近代化ということにおきましては、その言葉の限りにおいては両者一致しておると思うのです。あなた方の法案を拝見しましても、近代化という言葉が随所に出ており、それを達成するための資本の……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○足鹿委員 関連して……。  大臣がどこかへ行かれるそうですから、一つ承っておきたい。  先ほども、中澤君の質問に対して、解散の基準を設定して今後処理をしたい、こういうことでありますが、この前、制度改正協議会の際にも、去年の四月以来、たびたび、前大臣の福田さんからも、また坂村経済局長からも、解散基準を設けて今後やるのだということは公式にも非公式にも何回も聞いておる。ところが、一向にこれは実現されておらない。初めは、この制度改正とは別個に、青森県の平賀町の実情等で私が協議会で追及いたしました際にも、解散問題については今後基準を設けて処理するのだがということで、私どももその成り行きを見ながら今日に……

第38回国会 農林水産委員会 第34号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○足鹿委員 農業基本法の全般的な根本問題について、総理を中心に若干お尋ねを申し上げたいのでありますが、農業基本法の精神的な支柱とでも申しますか、その考え方を貫いておる立法精神について池田総理の農村観を一つ初めに伺っておきたいのであります。  今日までの審議の過程におきまして、総理は、しばしば、農業は民族の苗しろであるとか、あるいは、工業・商業と農業を比べてみて、農業が足弱でかわいそうであるから、これを何とかして伸ばさなければならぬとか、きわめて前近代的な重農主義的な発言をしばしばなされておるのであります。ところが、一面、この基本法には直接ございませんが、水戸の演説会等におきましても、企業として……

第38回国会 農林水産委員会 第39号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○足鹿委員 若干のお尋ねを農林大臣にいたしたいと思いますが、まず第一に、ただいま議題となっております四つの特殊立法は、積寒法とともに昭和二十六年、二十七年、二十八年と順を追って議員立法として決定をされ、今日に至ったものであります。自来、その法実施の実績について調べてみますと、その成績は遅々としてあがっておりません。積寒法におきましても制定以来十一年を経た今日約五九・二%、急傾斜が十年を経た今日三六・八%、湿田単作が五三・七%、砂地が三四・六%、畑地振興が三九・二%という程度でありまして、かつて食糧増産政策の重要な一環として低位生産地帯あるいは後進地域に対する民意を織り込んだこの法律の成果が、こ……

第38回国会 農林水産委員会 第44号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○足鹿委員 荷見さんには御病気中だそうでありますので、ごく簡単にお尋ねを申し上げます。  先ほどのお話の中にもありましたように、農林当局あるいは大蔵当局もまじえて外国の農林金融制度の調査を先年なさると同時に、農協の大会等の決議において今後の農林金融対策のあり方について御検討になる機関を設けておるというお話でございました。その機関の作業の現在の状況、また、その設置され検討されておる構想の概要、そして、今後どの程度の時間があれば結論としてこれを御公表になるのでありますか、それらの点についてこの際明らかにしていただきたいと思うのであります。と申しますのは、今回のこの農林金融関係の四法案は、問題の端緒……

第38回国会 農林水産委員会 第45号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○足鹿委員 昨日の参考人の意見聴取の際にも、私見をまじえて質疑をいたしましたあの各委員の御意見は、大部分参考人に対する意見ないし質疑でありますが、事実はまた同時に政府に対する質問の意味も私は多分にあったと思う。でありますが、本日は、あらためて、若干重複するかもしれませんが、政府にお尋ねをいたしたい。最初に一般的な事項についてお尋ねを申し上げ、後段において具体的な疑問を若干提出してみたいと思っております。  昨日も申し上げたことでありますが、この近代化資金法並びにこれに関連する二、三の法案についてでありますが、これは新しい農林金融の方向に一応手をつけたという程度にすぎないではないかと思うのであり……

第38回国会 農林水産委員会 第46号(1961/06/02、29期、日本社会党)

○足鹿委員 三案に対する修正案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。  農業近代化資金助成法案に対する修正案  農業近代化資金助成法案の一部を次のように修正する。  第二条第三項第二号中「十年(第一項第二号から第四号までに掲げる者に貸し付ける場合にあつては、十五年)」を「十五年」に改める。     …………………………………    農業信用基金協会法案に対する    修正案  農業信用基金協会法案の一部を次のように修正する。  第十七条第一項を次のように改める。  会員は、各一個及び出資一口につき一個の議決権を有する。     …………………………………    農林中央金庫法の一部……

第38回国会 農林水産委員会 第48号(1961/06/05、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私はただいま上程されました案件そのものには直接この際質疑をすることを差し控えたいと思いますが、今までの経過から見まして、この際農業災害補償制度の抜本改正の法案が今国会にも提案をされておりますが、われわれが期待しておりました協議会の答申が無視じゅうりんされておりますと同時に、本国会の会期末でもありますし、十分審議が尽くされないままにこの一部改正が当面の料率改訂の必要によって提案されておりますので、抜本改正の問題とはこれを切り離しまして、当面する若干の問題についてお尋ねをいたし、農林大臣、関係当局から納得のいく御答弁があれば、本案に対しては若干の修正意見等も持っておりますので、あとでお……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 内閣委員会 第13号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○足鹿委員 鳥取県米子市並びに境港市両市にまたがります現在の自衛隊美保基地の問題につきまして、若干お尋ねを申し上げたいと思います。このことにつきましては、最近の間に防衛庁の長官がたびたびおかわりになっておりますので、若干重複はいたしますが、新しく長官に就任されました藤枝大臣に最初にお尋ねを申し上げたいと思います。  この基地は御承知でもございましょうが、大東亜戦争中に海軍の基地としてできました。その当時は一反当たり三百六十円という、今から見ますとまことにお話にならない金でもって百数十町歩を農民が供出し、勝つためにというので、自分たちが労力奉仕をして作った因縁のある飛行場であります。それが後アメ……

第39回国会 農林水産委員会 第7号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○足鹿委員 農林大臣に二、三お尋ねを申し上げたいのですが、畜産政策全般につきましては本日のところは差し控えまして、ただいま審議中の家畜改良増殖法に関連いたしまして主として飼いたいのであります。  大臣も御存じのように、最近の消費の状況、また一方農業情勢の推移、また今後の発展の見通し等を見ました場合において、畜産の占める地位というものは非常に大きくなっておると思います。が、その大きさにもまた内容を検討してみますといろいろな面が出てくると思うのであります。たとえば、農業情勢の面から見た場合に、最近急速な農業機械化が進みまして、大型、中型、小型の動力農具が著しく農村に普及導入されて、今後はますます拡……

第39回国会 農林水産委員会 第12号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○足鹿委員 ただいまの石田君の御質問でわれわれの言わんとするところも相当言い尽くされた感がありますが、少し角度を変えまして、この際大臣にお尋ねをしておきたいと思います。  先ほども話が出ておりました、流通機構の一環として、生鮮食料品の問題は今後非常に大きな問題になると思うのです。そういう立場から、現行の中央卸売市場法に手を入れられたということ自体については、私ども決して何ら異論を持つものではありませんが、少なくとも、今度の改正は、大臣が先ほど述べられたような流通機構をどうあらしめるかという点については根幹に触れておらない感があるのであります。ですから、当然この点についても抜本的な構想があろうと……

第39回国会 農林水産委員会 第13号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○足鹿委員 この問題に限定をしましてお尋ねを申し上げたいのでありますが、今年産の水稲はすでに収穫を終わり、あるいは収穫中の現在において、本法案を当局としては非常に成立を急いでおられるようでありますが、実際はもう終わってしまったあとの祭りでありまして、今さらこのような法案を御提案になる趣旨は了解に苦しむものでありますが、その点いかがですか。
【次の発言】 どういうふうにその行政措置を具体的におとりになったか。すでに行政措置でおやりになって実施しておられれば、追認といいますか、その行政措置を事後承認するという趣旨になるようでありますが、どういう措置をとられたのですか、具体的にお示し願いたい。

第39回国会 農林水産委員会 第14号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○足鹿委員 主として瀬尾さんと寺村さん、または渡辺さんにお尋ねをいたしますが、あるいはぶしつけな御質問を申し上げることになるかもしれません。失礼に当たる点があるかもしれませんが、畜産の現状と今後を憂える立場において、御了解を願いたいと思います。  そこで、最初に寺村さんなり渡辺さんに伺いたいのですが、農協の畜産物に対する共販体制に対するお考えは、われわれも一応存じておりますが、これを強化拡大していく方針ありやいなや、また、その対策はどういうふうにお考えになっておりますか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 牛乳ですね。あなたのところでは牛乳はやっておらぬ。しかし、中間の都道府県段階で……

第39回国会 農林水産委員会 第19号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○足鹿委員 琉球のパイナップルの問題について政府に伺いたいのでありますが、現在、沖繩は、主権は確かにわが日本にあるわけでありますが、施政権については御存じのようにアメリカによって握られておるのであります。このような状態の中にあって現在、沖繩の島民諸君は、非常に苦しい生活の中に、また膨大な軍事施設の重圧下にあって、しかも常々として産業の発展に努力をしておるのであります。なかんずく、農業生産の面において、またその加工の面において、最近沖繩におけるパイン産業は沖繩立法院等の努力によって計画的な育成政策がとられ、わが日本も内地農業並みにその価格面においても特恵措置等を講じて今日に至った。その結果、パイ……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○足鹿委員 ドミニカ移民問題につきましては、決算委員会また当委員会におきましてしばしば御検討になっております。農林委員会におきましても、対象が内地の農民を対象とし、国はかわっても農業移民としてはやはり送出先で農業経営を営む、そういう立場から重大な関心を持っておるわけであります。  先日参考人を招致いたしまして、つぶさに長時間にわたって検討いたしました。残念なことに外務大臣がおいでになりませんでしたので、きょうは主として外務大臣にお尋ねを申し上げたいと思います。  時間もありませんし、要約してお尋ねをいたしますが、先般の農林委員会におきまして、高木移住局長は、その責任が那辺にあるかはこれはまた別……

第40回国会 農林水産委員会 第7号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○足鹿委員 先ほどの東海林委員の土地改良区の問題についての御質問に関連して、資料の要求をいたしたいと思います。  一つは、先年関係団体に調査費を交付して調査になりました土地改良区の経営診断とでもいいますか、その資料があると思いますので、一つこの際当委員会にそれを公開していただきたい。それから土地改良に関連しまして、農地の集団化の年次別の進捗率、現在の実績、将来の計画、そういうような点につきまして、御調査の上資料として御提示を願いたい。いただけるでしょうか。

第40回国会 農林水産委員会 第9号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○足鹿委員 いろいろお尋ねを申し上げたいことがあるのでありますが、先般来本院の決算委員会で各方面の参考人をお呼びになり、いろいろとその意見を聞き、質疑が行なわれております。まだその速記録等もわれわれの手元には配付されておりませんので、それを見た上でお尋ねするのが審議の進行上好都合かと存じますが、われわれは、移住をされた人々が内地で農業を営んでおった人であり、また移住後も農業をもってやっていこう、こういう自営農業の夢のもとに向こうへ行かれた人人でありますので、当然農業政策の一環という立場から、この問題を少し掘り下げて検討したい、そういう意味からお尋ね申し上げたいと思うのであります。  そこで、先……

第40回国会 農林水産委員会 第12号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○足鹿委員 資料の要求をいたしたいと思います。それは森林法の一部改正の審議に参考にいたしたいと思いますので、伐調資金制度制定以来今日までの年度別、都道府県別資金ワク及び利用実績等その他参考となるべき事項を一つ、これは少し無理かもしれませんが、明日の開会の際には私どもが見ることができるように御準備をいただきたいと思います。

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○足鹿委員 この際、資料の要求なり議事の進行についてお尋ねを申し上げたい。  当委員会は農林水産委員会と名の示すごとく三つの分野を担当しております。その一つが今度の森林法の問題でありまして、他に林政一般について何らの法案がないのであります。そういう立場から、勢い質疑は――最近政府においても調査会を設け、あるいは中央森林審議会等でいろいろと論議、検討されたものの答申が行なわれておるというふうな段階において、たまたま森林法の一部改正の審議を今われわれは行なっておるわけであります。従って、論議が法案そのものを背景として林政一般についての質疑の出ることは当然だと思う。委員長においてもそういう認識の上に……

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○足鹿委員 三党を代表いたしまして森林法の一部を改正する法律案に対する附帯決議を付するの動議を提出いたします。  案文を朗読いたします。   政府は、速かに、林業基本政策に根本的な検討を加え、当面左記事項について適切なる措置を講ずべきである。      記  一、生産対策としては、造林事業の積極的実施及び林道事業の拡充整備に努め、補助制度並びに融資制度を改善するとともに、林業に関する試験研究、指導普及事業の拡充を図ること。  二、林業経営改善対策としては、民有林、国有林野の利用の合理化、土地利用区分の明確化及び林業の機械化対策等につき施策の確立を図るとともに、林業経営の協業化について検討するこ……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、三つばかりの問題について、当面する緊急問題をお尋ねいたしたいと思うのですが、一つは大豆の輸入自由化に伴う国産大豆、菜種の保護対策であります。第二の問題は、ビールの需要増加に伴う国産ビール麦の増産対策と、業界が最近要請していると伝えられる麦芽の輸入問題であります。第三は、本年度予算に計上されております三十億の麦転換奨励金をめぐる問題であります。これに関連いたしまして国内産の麦についてお尋ねいたすつもりでありますが、時間の都合もあるようでありますから、最初に麦芽の輸入問題に関連をいたしまして、経済局長並びに関係当局にお尋ねをいたします。  最近ビールの需要が著しく増大をいたし、国……

第40回国会 農林水産委員会 第22号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○足鹿委員 一昨日来、畜安法による肉豚の価格の問題を中心にいろいろと御質疑があったわけでありますが、基本的な問題につきましては、大臣がおいでになりましてから若干お伺いをいたしたいと考えておりますので、初めに事務当局に、先般の質問となるべく重複しないように伺ってみたいと思います。  いろいろと先日来の御答弁を静かに聞いて参りましたが、どうも私どもの納得のいかないのは、法第三条による安定価格はその再生産を確保することを旨とするということが、三十六年度の豚肉安定基準価格にどういうふうに取り入れられたかということが明確でありません。多言を要するまでもなく、この点を来たるべき基準価格の決定に際しては十分……

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○足鹿委員 今の問題に関連してお三人の御意見を伺いたいのです。  日本の農地の実情は中、大型トラクターの入る余地はある程度実情が不可能ならしめておる、従って小型耕耘機が今後もまた伸びるであろう、これは業界の御意向としてはあるいはそういうことにお考えになっておるかもしれませんが、私どもが今この法案に重大関心を持っておりますのは、この研究所を通じて播種から収穫に至るまでの一貫した体系的な機械化をどう具体的に研究し、可能ならしめるかというところに重大関心を持って当たっておるのであります。また、そういう意味で井関さん等も先ほどから御出資のことについては非常に熱意を持って受け入れ態勢を整備しておるという……

第40回国会 農林水産委員会 第28号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○足鹿委員 関連して、大臣だけに一、二お尋ねをしておきたいと思うのですが、農業機械化審議会の構成と運営についてであります。現在の構成と運営を見ますと、審議会の会長が河野一郎農林大臣であり、その会長が農林大臣に答申をする、こういう格好になっておるのですが、他にも類例のないことではないと存じますけれども、少なくともこういう形は、大臣がいかように御努力になりましてもおのおの限界もあるし、特に農業機械化等は、今後日本農業の近代化への脱皮の途上においてきわめて重要な問題を審議するわけでありますので、これとあわせて御考慮願いたい点は、いろいろな委員が名を連ねておられますが、公務員の数があまりにも多過ぎはし……

第40回国会 農林水産委員会 第30号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○足鹿委員 農地開発機械公団法の問題については、楢崎委員が中心で、また角屋委員等から詳細な質疑がありましたので、それらと重複しない事務上の質問もありますが、それはあとに回しまして、私は主として大臣に伺いたい二、三の点を申し上げたいと思います。  この公団法が成立をいたし実施になりましたのは昭和三十年でございます。当時の農業情勢なり農政の方向と今日とは、農基法制定以後においてはよほど異なった様相を示しておることは、大臣もお認めになろうかと思うのですが、当時私どもが愛知用水公団なりまた開発機械公団という新しい公団設置に対しての検討をいたしました際に、これは公団でいくべきか、特別会計による公営でいく……

第40回国会 農林水産委員会 第31号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○足鹿委員 昨日に引き続いて、まず最初に農林当局に質疑をいたしますが、この問題については大臣にも出席を願っておって、随時大臣の所信等も承りたいし、なお大蔵大臣並びに主計局長、北海道開発庁長官並びに木村監理官等の出席の要求をあらかじめいたしておりますので、なるべくすみやかに御出席を願いたいと思います。  昨日、私がお示しをいたしました公団発足当時における経営収支と決算との対比については、昨夜相当おそくなって農林当局から数字を記入してお持ちになりました。しかしその中で、特にこの際あらかじめ申し上げておきますが、公団が受託開墾をいたしました特に篠津、上北、根室・釧路、三地区の年度別の一般会計及び決算……

第40回国会 農林水産委員会 第36号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○足鹿委員 ただいま審議が始まりました農業共済関係二法について、とりあえず次の資料を御提示願いたいと思いますので、委員長においてもお取り計らいを願いたいと思います。休憩中に事務当局には、いきなり申し上げてもお困りであろうと思いまして、ざっとお打ち合わせはしておりますが、その後若干私の気持を訂正したところや追加したところがありますから、あらためて申し上げます。  第一、伊勢湾台風による災害につきまして、共済基金より建物共済等の支払い不足金処理のために特別融資が行なわれました。特にこれは本委員会の特別な配慮によって、特別措置法を作って基金を取りくずしたという異例の措置を講じたものでありますが、その……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○足鹿委員 二、三、清井参考人並びに山内参考人にお伺いをいたしたいと思います。  最初に清井参考人に伺いたいのでありますが、先ほど、協議会の議長として、昨年二月十三日答申をされるまで非常に御努力になられたこと、また苦心の数々についてお話がございました。私ども当時を振り返って考えてみまして、まことに感慨深いものを覚えたわけであります。そこで、先ほど清井さんは、協議会の答申が十分尊重されておらない点があるという点を二、三御指摘になりました。たとえば事業団の点について、これを中央のみにしたということについては、むしろ三段階か四段階にもなるという複雑な機構になりかねない。こういう点も指摘され、また事実……

第40回国会 農林水産委員会 第41号(1962/05/08、29期、日本社会党)

○足鹿委員 それに関連して。中馬さん、数字を僕らは求めておるわけじゃない。どういう構想で果樹共済を進めようとしておられるか。たとえば価格変動に対する共済の行き方というものが一つある、自然災害に対する共済、こういう行き方もある。そこでその後者の場合を一例にとって考えた場合、従来この問題が五、六年前から大きな問題になって、農林省が検討を始めてからでも相当の年月がたって、一番問題になるのは、各都道府県なら都道府県単位に共済事業をやる。ところがどうしてもこれを全国的な再保険をしなければ危険分散がうまくいかない。その問題をどう解決していくかということを、あなた方がどういうふうに検討され、具体的にはどうい……

第40回国会 農林水産委員会 第43号(1962/06/02、29期、日本社会党)

○足鹿委員 先般の四十国会開会中の委員会におきまして、私は麦問題についてお尋ねをいたしました。政府は、ついに、転換奨励金反当二千五百円を予算に計上しておきながら、農民の期待を裏切って、これが交付を取りやめましたことは、私どもまことに遺憾千万に思うものであります。これは今回の参議院選挙を通じまして、農民にその真相を伝え、政府の麦転換対策に対して農民が協力したことに対して政府が熱意を持って代作の対策も立てず、かつ転換奨励金をも交付を打ち切ったことに対して、十分その真相を伝えて世論によって政府の責任を追及していきたいと考えておりますが、その際関連をいたしまして、同じ麦問題であります。ビール麦の問題に……

第40回国会 農林水産委員会 第45号(1962/07/06、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私はこの際、本委員会の運営につきまして若干委員長の所見をただすとともに、われわれの今日までとった経過を申し上げ、さらに委員長において最善を努力してもらいたいと思うものであります。  そもそも今回の委員会が招集されるに至りました経緯については、昨日の委員会においても同僚委員から発言のあった通りであります。要は、本年産生産者米価の決定にあたって、従来の慣行を政府が一方的に破り、米審を非公開といたしたことに対し、わが党議員の栗林三郎君より、六月一日の本委員会において、河野農林大臣に所信をただした際、河野農林大臣は、みずから進んで、国会において十分御論議をしていただき、これを十分尊重する用……


■ページ上部へ

第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 大蔵委員会 第8号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○足鹿委員 この際、農林大臣に、お急ぎのようでありますから、重要な点をお尋ね申し上げて、あわせて大蔵大臣にもお伺いをいたしたいと思います。今議題になっております国民金融公庫法の一部改正、また議員提案の別なものと直接関係のある点もありましょうし、またその背景をなしておる農地被買収問題との関連において私は主としてお尋ねをいたすのでありますから、その点はあらかじめ両大臣なり委員長においても御了解を願っておきたいと思います。  そこで最初に重政農林大臣にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、大臣は御就任と同時に、自分の農政の基調は、河野前農林大臣の農政を引き継ぎ、これを実現することであるということを……

第41回国会 内閣委員会 第12号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、主として鳥取、島根両県に重大な関係を持っております美保基地問題について、新防衛庁長官に若干お尋ねを申し上げたいのであります。  防衛庁長官は、御就任以来きわめて意欲的な態度をもちまして、防衛庁関係の仕事と取り組まれ、さきには自衛隊の農村派遣の構想なども発表され、また、従来の経過から見ましても、小中学校生の、基地の泊まり込み視察、あるいは陸海空施設の搭乗の無料サービス等、自衛隊はこのところやっきになって、災害出動その他も含めて住民感情を緩和をして、そして、でき得れば基地整備を間接的に促進したい、そういう意図のように思われるのでありまして、自衛隊の農村派遣等、そのこと自体に私は疑……

第41回国会 農林水産委員会 第6号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○足鹿委員 関連。いろいろ今まで各委員の御質疑で政府のお考えもややわかってきたわけなんですが、特に毒性のある除草剤その他農薬類の毒性を除去する、あるいはゆるやかな、緩和したものを各農薬会社方面でも検討を進めておると聞いている。先ほどわが党から提案いたしました法案もその点に若干触れておるわけでありますが、たとえば現在はPCPは水田にのみ使われておるわけですが、ある会社においては畑地に広く適用していくものももうすでに発売寸前というところまできておる。それぞれのメーカーでそれぞれの考え、構想で進んでおるということになりますと、問題は農村労力が不足をし、一人前の者が減ってきた場合に、除草剤に依存する度……

第41回国会 農林水産委員会 第7号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○足鹿委員 有明海等におけるPCPによる漁業被害対策に関する件について決議を行ないたいと思います。この決議は午前中の理事会後、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党間で話し合いをいたしまして、昨日来の審議の経過等に基づいてその重点を取りまとめ、意見の一致を見たものであります。従って三党を代表して提案をいたすものでありますが、まず案文を朗読いたします。   有明海等におけるP・C・Pによる漁業被害対策に関する件  去る七月の豪雨に伴い、有明海、琵琶湖等に発生した水田除草剤P・C・P等による漁業被害は極めて甚大であって関係漁業者の窮状はまことに深刻なものがある。よって政府は、すみやかに左記の対策を……

第41回国会 農林水産委員会 第11号(1962/11/12、29期、日本社会党)

○足鹿委員 資料の要求があります。この資料は、でき得れば明日の参考人の意見聴取中に御配付を願いたいと思います。これはパイロット地区なり一般指定地域別でございますが、以上申し上げます。  第一が、実施を取りやめた地域名、いわゆる指定返上と言われておるものでございますが、それをお知らせ願いたい。それからただいま御説明になったパイロット地区から一般地域に切りかえたもの、その地区等をお知らせ願いたい。  それから第二が、指定を受けたけれども計画書が出ない、つまり現地ではなかなか難航しておると認められるべきもの、そういった地区名を県別にお知らせ願いたい。  第三は、計画を審査したところ不適当と認めた地区……

第41回国会 農林水産委員会 第12号(1962/11/13、29期、日本社会党)

○足鹿委員 桑原さんと田母神さんが早く帰りたいということでありますので、まず最初に御両氏から御答弁を願いたいのでありますが、まだ他の同僚委員からもいろいろ御質疑あろうと思いますので、私は一般的な問題について若干お尋ねをいたしたいと思います。  午前、午後にわたって多数の参考人各位からの御意見の陳述を承ったのでありますが、その中で、今度政府が計画をしておりますこの計画の年限が十カ年で三千百市町村を目途として実施する、別にパイロット地区を九十二地区設ける、こういうことについて、その年限ということに対する御見解がどの参考人からもなかったように思うのであります。いわばパイロットといい、あるいは一般地域……

第41回国会 農林水産委員会 第13号(1962/11/14、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、農林大臣並びに自治大臣に対しまして、日本社会党の立場から概括的な農業構造改善事業に対する質疑を行ないたいと思います。  まず質疑を行ないます私どもの立場について一言申し上げますならば、ある政党のごときは、構造改善事業は地獄行きのバスであるときめつけております。しかしながら、わが党は前近代的な農業の構造改善そのものは、日本農業にとってきわめて必要なことであり、従ってこれを正しく推進していく上においては何らやぶさかでないことを明らかにしておくのであります。問題はその対策の基調と具体的内容であることは申し上げるまでもございません。わが党はこのような立場から本問題を重視し、党独自の立……

第41回国会 農林水産委員会 第14号(1962/11/15、29期、日本社会党)

○足鹿委員 この際、農業構造改善事業促進対策に関する決議を本委員会において行ない、政府の善処を求めんとする次第であります。  決議案をまず朗読いたします。    農業構造改善事業促進対策に関する件   政府は、農業構造改善事業の本来の目的を達成するため、左記事項の実現を期し、その推進をはかるべきである。     記  一、現行の事業費の規模は実情に応じ、拡大をはかること。  二、補助事業については、地元負担の軽減を図るため、国の補助率の引上げを行なうほか、都道府県費による補助率の引上げが可能となるよう地方交付税の基準財政需要額算定へその財源を織込むこと。なお、この場合、後進地域ないし山村地域に……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 災害対策特別委員会 第7号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○足鹿委員 関連して。私はあとで農林省所管を中心にお尋ねをするように懇談会で打ち合わせをしておりますので、でき得れば一緒に聞いていただきたいのでありますが、総務長官がお急ぎのようでありますので、ちょっとやぶから棒のようになって、私も意を尽くしませんし、長官にもおのみ込みのできにくい点があるかと思いますが、その点は御容赦を願いたい。  一つは、開拓者の救済等の措置についてでありますが、これは開拓者のみではございません。国の債権の管理等に関する法律がございまして、その延長は一年ということになっているように承知しておるのであります。で、やはりこれは国の債権管理に関する基本的な立法でありますから、これ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、去る二月二十八日の本委員会で、農林省所管の今次豪雪等による被害対策について三時間余にわたる質問をいたし、政府の対策をただした次第でありますが、その後約一カ月経過いたし、本日その締めくくり的な農林水産桑に対する被害対策についてのお尋ねをいたすことになりました。私の個人的見解ではなく、委員会を代表する質疑でありますので、政府もその御所存で十分答弁を整理し、誠意をもってお答え願いたいと存じます。  先ほども申し上げましたように、今次農林水産業の被害につきましては、日がたつにつれまして、施設の倒壊あるいは破損等が、融雪期を迎えると同時に実態が明らかになって参りまして、各地で予想を大き……

第43回国会 災害対策特別委員会 第26号(1963/07/03、29期、日本社会党)

○足鹿委員 農林大臣も政務次官も都合が悪いようでありますので、大臣に対する質疑は他日に譲ることにいたしまして、他の委員との重複を避け、特に私はきょうは専売公社総裁並びに関係当局に対しまして、葉たばこの長雨等によります被害対策について、若干の質問をいたしたいと思うのであります。  まず最初に伺っておきたいのでありますが、今回の長雨、あるいはひょう害、あるいは霜害等の原因によります葉たばこの被害の実態を公社としてはいかにこれを把握し、またこれに対する対策を講ぜんとしておられますか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま総裁の御答弁を聞いたわけでありますが、それはいつ現在の作況であり……

第43回国会 災害対策特別委員会 第28号(1963/07/06、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、長雨等による農作物の災害対策に関しましてお尋ねを申し上げたいのでありますが、重要な点でまだ政府の態度のはっきりしておらない問題は、農林大臣の出席を待ちまして同僚議員とともにお尋ねをいたす所存であります。つきましては、先日来の当委員会の決議、この決議内容につきまして、昨日、私ども小委員会の懇談会におきまして、長時間にわたって政府関係当局と具体的な対策をお互いに研究、懇談をいたしたのであります。それに基づきまして順次お尋ねを申し上げたいと思います。大臣がおいでになりましてからお尋ねいたす点は、重複いたしますので、その点については省略いたしておきますが、事務当局において答えられる範……

第43回国会 農林水産委員会 第2号(1963/02/01、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、午前中から同僚委員によってなされました大臣を主とする質問について、総括的に若干の質疑を行ないたいと思います。  農基法の実施三年目を迎えまして、今国会に提案をされました農林省関係予算は二千三百五十四億円であります。当初の要求額は三千二百六十六億円であったと承知いたしておりますので、要求額に対して七二・一%という、総体予算に比べてかつて見ざる率の低い額といわなければならぬと思います。農基法に関連する法案も逐次整備されつつあるように見受けます。率直に言って、中身については追って検討いたしますが、三分五厘の長期低利構造改善資金制度の創設等は、大臣の労を多とするものであります。しかし……

第43回国会 農林水産委員会 第4号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○足鹿委員 参考人各位にお尋ねいたします前に、資料の提出を求めたいと思います。  乳価問題と深い関係を持つ意味において、去る二月一日の本委員会におきまして農業構造改善事業の現在における承認地域等に関する資料の提出を求めておりますが、これは非常に重要な問題でありますので、すみやかに、明日の委員会に間に合うように御提出を願いたい。構造改善事業のうち基盤整備を除きましては、基幹作物の中心は酪農であります。数年先にはこの中心になる基幹作物としての酪農が実際化してくるわけでありまして、非常に重大な関係がありますので、政府にその旨を特に善処を願っておきます。  そこで、乳価問題に関する資料の要求であります……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○足鹿委員 最初に、昨日要求をいたしました酪農関係の資料並びに去る一日農業構造改善に関する資料の要求をいたしておりますが、いまだに私どもはいただいておりません。これはどうしていただけますか。昨日も厳重にこのことは申し上げておいたはずであります。その資料要求も、口頭で言いっぱなしでなしに、わざわざメモも渡してある。また一日の構造改善に関する資料は農地局関係だったと思いますが、これも相当の日数を経ている。今もって提出しないということは怠慢ではないかと思いますが、いかがなっておりますか。
【次の発言】 委員長において、特に農地局関係のものについては、日時もたっているわけでありますので、すみやかに事務……

第43回国会 農林水産委員会 第9号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は先般来審議が続けられております農林金融二法について総括的な締めくくりの質問をいたしたいと存じます。主として大臣にお尋ねをいたす所存でありますが、最後まで御臨席を願い、誠意のある御答弁をわずらわしたいと思います。  最初に、審議の途中で一々申し上げることは繁雑でありますから、今考えております資料を要求いたします。最初に農地補償関係に関連する資料でありますが、国が買収した農地及び未墾地の旧所有者の階層別面積並びに員数。それから認定買収を受けた被買収者の内訳、その階層別人員、面積等参考となるべき事項をお願いしたいと思います。これはあとで質疑の際に申し上げますが、自民党においては最高二……

第43回国会 農林水産委員会 第12号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○足鹿委員 ただいま官房長から、今回の豪雪に対する農林省のとった措置、また被害の実情等についてお話を聞いたのであります。時間的な関係で最終的なものの出ないことはもちろん私ども承知をいたしますが、三月末でないと判明しないというようなことでは、現地の非常に切実な声にこたえたり、また対策を講ずることに手おくれになる心配もあるかと思います。従ってすでに判明したものは判明したものとしてそれを資料としてお願いいたしますとともに、今後の大体の推定の取り扱い等については慎重を期していかなければならぬと思いますが、もっと現地に対して統計資料等の収集を督促ないしは特別の手を打たれて、早急に実態を把握され、その上に……

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、29期、日本社会党)【議会役職】

○足鹿委員長代理 湯山勇君。
【次の発言】 私は、農林年金法の改正の問題につきまして、若干農林当局にお尋ねをいたしたいと思います。  最初に伺いますが、農林年金法が制定されましてからすでに四年になるわけであります。この間、国家公務員共済組合法が農林年金法の制定のすぐあとに改正されまして、この法に基づきまして、私立学校教職員共済組合法も改正をされ、また市町村の職員共済組合あるいは公立学校共済組合、警察共済組合等が統合されまして、去年の九月に制定されました地方公務員共済組合法も、全面的に国家公務員共済組合法に準じたものになってきております。他の共済組合が給付水準の一元化の方向に向かって改正されまし……

第43回国会 農林水産委員会 第18号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は他の同僚議員の質疑と重複を避けまして、本法の改正と直接関係は薄いかもしれませんが、適当な機会がありませんので、この機会に二、三お尋ねをいたしたいと思います。  最初にお尋ねいたしたいのは、今回、従来の狩猟法という法律名を変えて、鳥獣保護の立法の趣旨を明らかにされた、そのことはまことにけっこうだと思いますが、このような法案の改正内容をもってしては、はたして効果を上げ得るかどうか、いわゆる減少形態というものにだけ手を当てて、その背景なり基本問題との取り組みが足らないのではないかという印象を私持つものであります。そこで鳥獣の繁殖が著しく衰えてきた、積極的に狩猟法を強化して、その効果を……

第43回国会 農林水産委員会 第19号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、ただいま可決されました狩猟法の一部を改正する法律案に対する附帯決議を付するの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    狩猟法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   今次の「狩猟法の一部を改正する法律案」は「地方税法の一部を改正する法律案」と相俟って、鳥獣保護及び狩猟に関する行政の基本的態勢を前進させる効果は少くないと認められるが、政府は、さらに、教育文化、自然保護、国土保全等の総合的見地から本法の運営の万全を期するとともに、狩猟地域の特定等を含め、鳥獣保護および狩猟制度の抜本的改正についても検……

第43回国会 農林水産委員会 第20号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○足鹿委員 農林大臣、本委員会が二月七日全会一致をもって委員長提案による乳価安定対策の決議の実行についてお尋ねをいたします。  特に六項目にわたる重大な決議でございますが、なかんずくその中心になっております「乳製品の畜産振興事業団による買入れをすみやかに完了し、乳価値下げを中止する等事態の正常化を図るよう指導すること。」この一項の実行状況について伺うのでありますが、去る十三日参議院予算委員会において農林大臣は、乳製品市況はいまだ全面的に回復していない、そり帰趨もはっきりしないという乳業メーカー側の言葉を再三繰り返して述べているが、大臣はこのようなメーカーの言い分をそのまま是認しておられるのであ……

第43回国会 農林水産委員会 第23号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、他の同僚から法案直接の問題あるいは林野政策全般の問題については御質問がありましたので、きわめて局部的、部分的ではありますが、主として関連産業の問題について二、三お尋ねを申し上げておきたいと思います。  御存じのように、林業関係の関連産業、特に製材企業でありますが、その不振はだんだん深刻化してきておると思うのであります。それに対して、その一環として今回も基金の提案があったと思うのでありますが、これに対して林野庁は、どのような対策を現に講じ、今後この関連産業の不振に対する具体的な対策を考えておいでになるかをこの機会に明らかにしていただきたいと思います。

第43回国会 農林水産委員会 第24号(1963/03/28、29期、日本社会党)

○足鹿委員 ただいま農林大臣から畜産物価格審議会の問題についてお話がありました。まだ政府の態度を本委員会に報告するに至らないということでございますが、それはそれといたしまして、先日委員長からもお口添えがあり、私がお尋ねをいたしました、昨年十二月十一日一斉に通告をせられました乳価の値下げの問題について当委員会の決議をいかに実施されたかということに対する御答弁を、きょうまでにあなたは委員長にするんだということをお約束になったわけでありますから、その後とられた経過、そして結果があれば結果、さらに今後のあなたの確信のある見通し等があればこの際明らかにしていただきたい。

第43回国会 農林水産委員会 第26号(1963/05/09、29期、日本社会党)

○足鹿委員 この際、審議に資しますために資料の御提出を求めたいと思います。いままでいただいたものも相当たくさんございますが、その中に若干含まれておるものもありまして重複するかもしれませんが、一通り申し上げますので、よろしくお取り計らいをお願いいたします。  本法案を審議いたしますに関して、一般的な事項として第一に申し上げます。  その一つが、本制度運営上、従来発せられました政省令及び通達等で重要 なものを一括して御提出をお願いいたします。  二が、アメリカ及び主要国の共済制度について、あまりくどいものは必要ありませんから、御提出を願いたいと思います。よほど以前にいただいたものもありますが、その……

第43回国会 農林水産委員会 第27号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○足鹿委員 農業災害補償法の一部改正の案に対しまして、農林大臣に重要な基本事項について御所見をただしたいと思います。事務に関連するような問題は、先ほどの理事会で相談もまとまっておりますし、事務当局に対する質疑は別な機会に行ないますので、農林大臣の誠意ある、そしてかつ抽象的ではなくして、国務大臣としての率直な御答弁をお願いいたしたいと存じます。あらかじめお含みを願っておきたいと存じます。  そこで委員長に申し上げておきますが、私が五月九日、本委員会に提出を要求いたしました資料は、一部を除いて本日いただきました。膨大なものであり、これは新しい制度の現状及び問題点を整理してありまして、私どもまだいた……

第43回国会 農林水産委員会 第28号(1963/05/15、29期、日本社会党)

○足鹿委員 局長にも大臣にも一つだけ関連して伺っておきますが、大臣談話とあなた方がとられた措置というものは違うのですよ。先ほどから湯山さんが言っておられるように……。この四社間の協定を読んでみましても、これはあなた方は黙認をしておるのだと思うが、「奨励金の変動は取引条件の重大な変更であるから一ケ月前の予告が必要と思うが、生産者側が一ケ月前の予告を必要としないことを確認すること」とあるのですよ。最後に、「これはあくまで夏期奨励金であり、九月三十日迄であること」、これは大臣あっせんとは違うのじゃないですか。こういうことが大手四社の間で協定をされており、それをあなたたちは知らないはずはないですね。知……

第43回国会 農林水産委員会 第29号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○足鹿委員 五月十四日に質問をいたしました残余の質疑を本日はいたしたいと思います。  十四日の質疑の際に、農林大臣の御答弁にわれわれはきわめて不満でありまして、審議が停とんをいたしたことを残念に思いますが、本日はもっとよく御検討になった結果をまず御答弁願いたいのであります。  それは、改正案による組合別基準掛け金率の算定の問題をめぐる点でありますが、昨日の農経局長の説明を聞きますと、四百六十組合を抽出いたしまして、これによって組合別の増減を考えると大体半々という御説明でありました。三十七年を新しく計算に入れればなお下がるであろうということでありますから、われわれはそれを期待しておるのであります……

第43回国会 農林水産委員会 第31号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○足鹿委員 大へん貴重な御意見を各参考人からお聞きいたしまして、厚く感謝をいたしておる次第であります。  最初に東畑さんに伺っておきたいのでありますが、あなたは農業災害補償制度研究会の会長として、昭和三十五年三月十六日に「農業災害補償制度改正の考え方」というものを取りまとめられて、政府に御提出になっております。その内容は私ども当時拝見をいたしまして、非常に示唆に富んだ、また相当突っ込んだ御検討をなされ、それらが大きく参考とされて、制度改正協議会等においても議論されたことは、先ほど清井制度改正協議会長のお話の中にも伺えたと思います。にもかかわらず、先ほどは全くきわめて簡単に、今回の改正には賛成だ……

第43回国会 農林水産委員会 第33号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、修正案の趣旨を説明いたします。  お手元に修正案並びに修正案要綱をお配りいたしておりますので、ごらんをいただきたいと思いますが、最初に修正案要綱によりまして修正の要旨をまとめて申し上げておきたいと思います。あとの修正案は非常に広範にわたっておりますし、わかりにくい点がありますので、この際明らかにして、われわれの意思を記録にも明確にとどめておきたいと思うのであります。  第一は、共済事業の一部廃止についてであります。これは法律関係でいえば、共済事業の実施と共済関係の成立についての条項でありますが、その一点は、「農業共済組合又は市町村(以下「組合等」……

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○足鹿委員 関連して。先ほど桧垣官房長はビール麦の問題について山田委員の質問に御答弁になりましたが、御承知のように、ビール麦は見本検査を会社が農協その他の取り扱い団体との間に行なっておるわけです。したがって政府は直接その格づけには関与しておらないたてまえになっております。麦は麦でもそういう取り扱いになっておる。したがって政府がいまおっしゃったような考え方はいいといたしましても、それだけでは問題は解決しない。このビール麦対策は、本格的にあなた方も農林省として取り組んでおるわけでありますから、その格づけ等について、ビールの需要は激増し、国内産のビール麦で間に合わない、麦芽すらも膨大な麦芽の輸入を常……

第43回国会 農林水産委員会 第36号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、埼玉県、群馬県及び栃木県下における降ひょう及び突風による農作物等の被害について現地調査を行ないました委員を代表いたしまして、調査の概要を御報告申し上げます。  本調査に参加されました農林水産委員は、全コースに安井委員、東海林委員、高田委員、山田委員と私の五人で、埼玉県のみでありますが野原委員も参加されたのであります。  報告申し上げます。  まず、本災害発生の五月二十二日の気象状況を概観いたしますと、日本海上空にあった寒冷前線が南下を始め、埼玉県、群馬県及び栃木県の被害地を結ぶ線上にあった本土上の温暖前線が太平洋に去ったあとに発生した熱帯性低気圧により、この地帯に猛烈な上昇気……

第43回国会 農林水産委員会 第37号(1963/06/05、29期、日本社会党)

○足鹿委員 この際甘味資源特別措置法案の審議をするにあたりまして、資料の要求をいたしておきたいと存じます。  特に、私は府県ビート関係に重点を置いてお願いをいたしたいのでありますが、その第一は、昭和三十四年二月でありますか、政府策定の甘味資源自給力強化総合対策の実施状況、その実績と講ぜられましたおもな施策をお願いいたしたいと思います。これは生きておるのか死んでおるのかきっぱりしり切れトンボになっておりますが、とにかく重要な資料としてあらためて御提示を願いたい。  第二は、右に基づく昭和三十四年より本年度までの奨励予算の種目別金額内訳及び開発銀行等の融資高、融資条件を年度別に示してほしいのであり……

第43回国会 農林水産委員会 第38号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、昭和三十四年策定されました甘味資源自給力強化総合対策以降における国内産糖の育成対策及び国内糖業の育成対策、なかんずく府県ビート、糖業の育成対策につきまして、政府の責任をこの際ただしておきたいと思うのであります。と申しますのは、この総合対策が樹立いたされるまでもまた樹立後におきましても、当委員会は北海道に渡って数次の調査を行ない、また府県ビートの育成対策の現地につきましてつぶさに二回以上にわたって現地調査をいたしております。また政府においても三十六年には二回にわたってイタリアにおける砂糖政策、またビート生産対策等の各般にわたって大規模な調査団を派遣され、今日に至っておるのであり……

第43回国会 農林水産委員会 第44号(1963/06/25、29期、日本社会党)

○足鹿委員 大臣の時間がないようでありますから、要約して私からお尋ねをいたしますが、なたねの基準価格の告示が今月末に迫っておるわけであります。そこで当委員会は本日この問題を取り上げまして、農林省当局の考え方をただしておるわけであります。二時間以上の質疑がかわされましたが、何ら得るところがないというと語弊がありますが、質疑を通じて前進の形が見えないわけであります。そこで大臣の御出席をいただきまして、この問題にいかに対処されるかを、大臣の立場からひとつ伺いたい、こういう趣旨で御出席を願ったわけでありますが、現時点における事務当局は、まだ具体的な案がないと申しておりますが、しかし、農業団体、特に生産……

第43回国会 予算委員会 第13号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、農政問題と、これに関連いたします重要な問題につきまして、関係閣僚にお尋ねをいたします。他の同僚委員からも農政問題について前に触れておりますので、できるだけこれと重複を避けてお尋ねをしていきたいと思っておりますが、たまには重複する点もありましても、よろしくお願いをいたします。  さて、第一にお尋ねをいたしたいことは、特定産業の国際競争力の強化に関する臨時措置法、この問題と硫安工業対策、なかんずく政策融資の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります通産大臣と農林大臣、公正取引委員長に主として伺いますので、それぞれ御答弁をわずらわしたいと思います。  いわゆる国際競争力強化法……


足鹿覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院29期)

足鹿覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○足鹿委員 私は、主として水資源開発促進法案についてお尋ねを申し上げたい。  まず、第一条の関係でありますが、この一条の読み方からいたしますと、利水の割合が大きく変わってくる内容になろうかと思う。具体的に申し上げますならば、農業用水としての利水の割合が極端に圧縮される結果になると思うのです。すなわちこの一条において「水資源の総合的な開発及び利用の合理化の促進」と記されてあります。その意味がどういう意味かは、よく伺ってみなければわかりませんが、私が理解したところによりますというと、工業用水その他へ重点が移っていきまして、結局農業用水としての利水割合は著しく圧縮を受ける結果にならざるを得ない、こう……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1961/02/25、29期、日本社会党)

○足鹿分科員 昭和三十六年度農林省関係の予算は、一千八百七十二億円でありまして、比率の上からいきますと、前年より四二%の伸び、総予算に占める比率は前年度の八・四%から九・六%と若干伸びておる形になっておるのであります。この予算案を見ますと、政府は政策予算と自賛をしておられるのでありますが、その内容を検討してみますというと、政府が提案しております農業基本法案に基づいて推進せんとしておられるやに見えますが、根拠法によらない行政的な措置によって、無数の政策予算の芽が随所に見受けられるのでありまして、特に価格支持政策の点については比較的軽視されておるやに私どもは見ておるのでありますが、ともかくもこの予……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○足鹿分科員 二十五日には、時間が参りまして、農林大臣等に対する若干の質疑が残っておりますので、まずそれを二、三伺いまして、そのあとで防衛庁関係について伺い、時間が許せば経済企画庁関係についても重要な関連がありますので伺いたいと存じます。  これは、いずれ機会があろうかと思いますので、きょうはくどくは触れませんが、いまだに昭和三十五肥料価格が暫定のまま推移しております。政府は、二月末ないし三月の初めには肥料審議会を開催して政府の考えを諮問すると伝えられておりましたが、一向にその動きはありませんが、いつごろどういう諮問をされようとしておるか、その構想はどんなものでありますか、ごくその中心について……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○足鹿分科員 防衛庁長官に、若干防衛庁予算を中心に、基地問題について伺いたいのであります。  まず第一に伺いたいのは、基地周辺の開発投資計画があるといわれておりますが、その構想はどういうものであるか。あるならば、この際明らかにしていただきたいということであります。  このことにつきましては、昨年の七月ごろであったと思いますが、自民党の党内に基地対策特別委員会が設けられて検討が進められておるということを伝え聞いておるのであります。これは防衛庁の要請に基づいてできたものであるのか。もし要請によってこのようなものが設けられたとするならば、その目的はどこにあるのか。われわれの仄聞しておるところによりま……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○足鹿分科員 最初に経企庁長官に二、三伺いたいのでありますが、私は主として総合開発関係と地域開発との関連についていろいろと伺いたいのであります。  最近厚生省の発表しました生活調査によりますと、地域ブロック別の支出格差がだんだん拡大しつつある事実を発表いたしておりますが、南関東の場合は一戸当たりの月間の支出が三万九十七円、これに対するに南九州の場合は一万六千百三十円、山陰の場合はこれに次いで一万六千七百四十円というふうに、大きく開きが拡大していることを示しているのであります。産業間の格差あるいは階層間の格差等、ずいぶん論じられ、その格差の解消のためにいろいろな施策がそれぞれの立場から講ぜられて……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 商工委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○足鹿委員 輸出硫安売掛金経理臨時措置法案につきまして、若干の質疑を通産大臣を中心にいたしたいと存じます。  いわゆる繰り延べ償却の特例についての本法は、従来かつて例を見ない立法でありまして、法案そのものは一つの手続を規定したにすぎないのでありまして、問題はそれを取り巻く化学肥料工業と肥料政策との関係、あるいは売り掛け赤字の発生した経緯なり、あるいはその背景をなす状況等が問題となるのでありまして、したがいまして、私は、法案そのものの内容は、ことざらにただすことは重要な意義を持っておらないと思う。問題はその根本にさかのぼってお尋ねをいたしたいと考えるのであります。私の質疑をいたします立場と申しま……

第43回国会 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○足鹿委員 時間もよほどたっておりますので、単刀直入に荒木文部大臣に学校給食の基本方針について若干お尋ねをいたしたいと思います。  去る二月十三日の予算委員会におきまして私のこの問題に対する質問につきまして、大臣はある条件が整備されてくるならば、国内産の牛乳等の学校給食は最も好ましいことであるという明確な御所信を発表になりました。私も当日時間がありませんので、それだけで一応後日に質疑を留保したわけでありますが、幸い学校給食会法の一部改正が文部委員会において御検討になっておりますので、この際私ども農林委員の立場から若干お尋ねねをいたし、さらに先般の御答弁をもう少し掘り下げて検討し、御所信を伺いた……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○足鹿分科員 厚生大臣にお尋ねをいたしますが、御存じのように農業基本法が制定をされ、その重要な条項、すなわち選択的拡大条項によりまして、政府が成長農畜産物として果樹、酪農、その他食鶏等の畜産物を奨励して参りました。なかんずく酪農を中心に昨年来の増産は目ざましいものがございまして、牛乳におきましても想定の一三%を一五・五%と上回り、また最近政府が着手をいたしました三十七年度構造改善事業におきましても、パイロット及び一般地区を通じて、二百五十地区中四〇%以上が畜産であり、特に酪農が中心であります。また一方、一般農家も畜産の多頭飼育、大型化等によりまして、今後牛乳を食料としての増産をすべき体制はほぼ……



足鹿覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

足鹿覚[衆]在籍期 : 24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期
足鹿覚[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 29期在籍の他の議員はこちら→29期衆議院議員(五十音順) 29期衆議院議員(選挙区順) 29期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。